JP2527127Y2 - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
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- JP2527127Y2 JP2527127Y2 JP2728391U JP2728391U JP2527127Y2 JP 2527127 Y2 JP2527127 Y2 JP 2527127Y2 JP 2728391 U JP2728391 U JP 2728391U JP 2728391 U JP2728391 U JP 2728391U JP 2527127 Y2 JP2527127 Y2 JP 2527127Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、複写機等の画像処理
装置の画像入力部に用いられるシート搬送装置に関する
ものである。
装置の画像入力部に用いられるシート搬送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、ファクシミリ、複写機、
イメージリーダ等の画像処理装置の画像入力部に原稿
(シート)を搬送するシート搬送装置として、例えば、
特開昭62−179271号公報に開示されたものがあ
る。
イメージリーダ等の画像処理装置の画像入力部に原稿
(シート)を搬送するシート搬送装置として、例えば、
特開昭62−179271号公報に開示されたものがあ
る。
【0003】この公報に開示されたシート搬送装置は、
給紙トレーと排紙トレーとを上下に配設し、給紙トレー
に載置された原稿を分離ローラで1枚ずつ搬送路に分離
給送し、この搬送路を介して画像読み取り部に搬送し、
画像読み取りの終えた原稿は排紙トレーに排出するよう
に構成されている。
給紙トレーと排紙トレーとを上下に配設し、給紙トレー
に載置された原稿を分離ローラで1枚ずつ搬送路に分離
給送し、この搬送路を介して画像読み取り部に搬送し、
画像読み取りの終えた原稿は排紙トレーに排出するよう
に構成されている。
【0004】そして、このような原稿の搬送を行うため
に、給紙トレーに原稿が載置されていることを検出する
センサS1と、原稿の先端が画像読み取り部の直前に到
達したことを検出するセンサS2と、原稿の後端が画像
読み取り部を通過したことを検出するセンサS3とが設
けられている。
に、給紙トレーに原稿が載置されていることを検出する
センサS1と、原稿の先端が画像読み取り部の直前に到
達したことを検出するセンサS2と、原稿の後端が画像
読み取り部を通過したことを検出するセンサS3とが設
けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されたシート搬送装置では、装置の小型化を図
るために上下関係に配設されている給紙トレーと排紙ト
レーとを接近させようとすると、3つのセンサのうちセ
ンサS1,S3とを設けるスペースを確保するのが非常
に困難になるという問題がある。
報に記載されたシート搬送装置では、装置の小型化を図
るために上下関係に配設されている給紙トレーと排紙ト
レーとを接近させようとすると、3つのセンサのうちセ
ンサS1,S3とを設けるスペースを確保するのが非常
に困難になるという問題がある。
【0006】この考案の目的は、給紙トレーと排紙トレ
ーとをさらに接近させ、装置の小型化を図ることができ
るシート搬送装置を提供することにある。
ーとをさらに接近させ、装置の小型化を図ることができ
るシート搬送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの考案のシート搬送装置は、シートを送り出す給送
部と、この給送部から送り出されたシートを排出する排
出部とが上下の関係に配置されたシート搬送装置におい
て、前記給送部と前記排出部との間に設けられたセンサ
と、前記給送部に設けられ、この給送部に載置されたシ
ートによって前記センサから退避し、シート無しの状態
で前記センサに作用する第1の作動部材と、前記排出部
に設けられ、この排出部をシートが通過している状態で
前記センサに作用し、シートが通過していない状態で前
記センサから退避する第2の作動部材とを設けると共
に、前記給送部から前記排出部までのシート搬送経路の
長さを最小シートの長さよりも短くしたことを特徴とす
る。
にこの考案のシート搬送装置は、シートを送り出す給送
部と、この給送部から送り出されたシートを排出する排
出部とが上下の関係に配置されたシート搬送装置におい
て、前記給送部と前記排出部との間に設けられたセンサ
と、前記給送部に設けられ、この給送部に載置されたシ
ートによって前記センサから退避し、シート無しの状態
で前記センサに作用する第1の作動部材と、前記排出部
に設けられ、この排出部をシートが通過している状態で
前記センサに作用し、シートが通過していない状態で前
記センサから退避する第2の作動部材とを設けると共
に、前記給送部から前記排出部までのシート搬送経路の
長さを最小シートの長さよりも短くしたことを特徴とす
る。
【0008】また、給送部に設けられ、この給送部に載
置されたシートによって前記センサから退避し、シート
無しの状態で前記センサに検出される第1の検出部を有
する第1の作動部材と、排出部に設けられ、この排出部
をシートが通過していない状態で前記センサから退避
し、シートが通過している状態で前記センサに検出され
る、前記第1の検出部とは前記センサによる検出結果が
異なる第2の検出部を有する第2の作動部材とを備えた
ことも特徴とする。
置されたシートによって前記センサから退避し、シート
無しの状態で前記センサに検出される第1の検出部を有
する第1の作動部材と、排出部に設けられ、この排出部
をシートが通過していない状態で前記センサから退避
し、シートが通過している状態で前記センサに検出され
る、前記第1の検出部とは前記センサによる検出結果が
異なる第2の検出部を有する第2の作動部材とを備えた
ことも特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、センサを2つの作動部材で
共用し、給送部に載置されたシートの有無と、排出部に
排出されるシートを検出しているので、センサが1個減
少する。したがって、給送部と排出部とを接近させて
も、シート搬送のためのセンサの取り付け場所を容易に
選定し、装置の小型化を図ることができる。
共用し、給送部に載置されたシートの有無と、排出部に
排出されるシートを検出しているので、センサが1個減
少する。したがって、給送部と排出部とを接近させて
も、シート搬送のためのセンサの取り付け場所を容易に
選定し、装置の小型化を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図を参照して説
明する。 <構成> 図1はこの考案に係るシート搬送装置を一体化した画像
読み取り装置の全体構成を示す縦断面図であり、シート
搬送装置Aは画像読み取り部Bの上にヒンジ1を介して
載置されており、ガラス2の上にセットした原稿を取り
除く際に、シート搬送装置Aを時計回りに回動してガラ
ス2の上面を開放できるようになっている。
明する。 <構成> 図1はこの考案に係るシート搬送装置を一体化した画像
読み取り装置の全体構成を示す縦断面図であり、シート
搬送装置Aは画像読み取り部Bの上にヒンジ1を介して
載置されており、ガラス2の上にセットした原稿を取り
除く際に、シート搬送装置Aを時計回りに回動してガラ
ス2の上面を開放できるようになっている。
【0011】シート搬送装置Aは、読み取らせるシート
例えば原稿を積載する給紙トレー3を有する給送部C
と、読み取りの終えた原稿を積載する排紙トレー4を有
する排出部Dとが上下関係に設けられており、給紙トレ
ー3の下流側には、この給紙トレー3に原稿が載置され
たときに、その載置原稿によって反時計回りに回動し、
後述のセンサ19から退避するレバーなどの第1の作動
部材5が設けられている。また、給紙トレー3の原稿先
端が位置する上方には、原稿を送り出すピックアップロ
ーラ6が配設されている。このピックアップローラ6は
アーム7に支持され、このアーム7を通じて回転力が伝
達されるようになっている。
例えば原稿を積載する給紙トレー3を有する給送部C
と、読み取りの終えた原稿を積載する排紙トレー4を有
する排出部Dとが上下関係に設けられており、給紙トレ
ー3の下流側には、この給紙トレー3に原稿が載置され
たときに、その載置原稿によって反時計回りに回動し、
後述のセンサ19から退避するレバーなどの第1の作動
部材5が設けられている。また、給紙トレー3の原稿先
端が位置する上方には、原稿を送り出すピックアップロ
ーラ6が配設されている。このピックアップローラ6は
アーム7に支持され、このアーム7を通じて回転力が伝
達されるようになっている。
【0012】ピックアップローラ6の下流側には、原稿
を1枚ずつ分離して送り出す分離正転ローラ8が設けら
れ、この分離正転ローラ8に圧接し、図示のように互い
に逆方向に回転する分離逆転ローラ9とにより、原稿を
分離して下流側に搬送するようになっている。そして、
この分離正転ローラ8の下流には、原稿をループ状に撓
ませるための空間10が設けられ、さらにその下流に
は、分離正転ローラ8から搬送されて来た原稿を当接さ
せ、原稿をループ状に撓ませるためのレジストローラ1
1と、これに圧接するプレスローラ12とが設けられ、
原稿をループ状に撓ませることによって原稿の斜行を補
正し、下流側に送り出すように構成されている。
を1枚ずつ分離して送り出す分離正転ローラ8が設けら
れ、この分離正転ローラ8に圧接し、図示のように互い
に逆方向に回転する分離逆転ローラ9とにより、原稿を
分離して下流側に搬送するようになっている。そして、
この分離正転ローラ8の下流には、原稿をループ状に撓
ませるための空間10が設けられ、さらにその下流に
は、分離正転ローラ8から搬送されて来た原稿を当接さ
せ、原稿をループ状に撓ませるためのレジストローラ1
1と、これに圧接するプレスローラ12とが設けられ、
原稿をループ状に撓ませることによって原稿の斜行を補
正し、下流側に送り出すように構成されている。
【0013】また、レジストローラ11の上流側の空間
10には、この空間10に送り込まれて来た原稿を検出
するレジストレバー13の先端が突出し、空間10に原
稿が送り込まれて来ると、このレジストレバ−13が時
計回りに回動し、レジストセンサ14をオンさせるよう
になっている。
10には、この空間10に送り込まれて来た原稿を検出
するレジストレバー13の先端が突出し、空間10に原
稿が送り込まれて来ると、このレジストレバ−13が時
計回りに回動し、レジストセンサ14をオンさせるよう
になっている。
【0014】レジストローラ11にはプレスローラ21
が圧接され、レジストローラ11とプレスローラ21に
より送り出された原稿は画像読み取り部Bの読み取りガ
ラス15の上に送り込まれ、このガラス15の上を通過
している間に、このガラス15の下方に配置された光学
ユニット(図示せず)によって画像が連続的に読み取ら
れる。
が圧接され、レジストローラ11とプレスローラ21に
より送り出された原稿は画像読み取り部Bの読み取りガ
ラス15の上に送り込まれ、このガラス15の上を通過
している間に、このガラス15の下方に配置された光学
ユニット(図示せず)によって画像が連続的に読み取ら
れる。
【0015】なお、光学ユニットは原稿を原稿搬送装置
Aから給送するモードにおいては、読み取りガラス15
の下方に停止しているが、原稿搬送装置Aを時計回りに
回動してガラス2の上に原稿を1枚ずつセットするモー
ドにおいては、読み取り開始位置から終了位置までの間
を所定速度で移動することにより、原稿の画像を読み取
るようになっている。
Aから給送するモードにおいては、読み取りガラス15
の下方に停止しているが、原稿搬送装置Aを時計回りに
回動してガラス2の上に原稿を1枚ずつセットするモー
ドにおいては、読み取り開始位置から終了位置までの間
を所定速度で移動することにより、原稿の画像を読み取
るようになっている。
【0016】原稿を原稿搬送装置Aから給送するモード
において、画像の読み取りを終えた原稿は、排紙トレー
4の方向に導かれ、排紙ローラ16とこれに従動するプ
レスローラ17によって排紙トレー4に排出される。こ
の排紙ローラ16の上流側には、第1の作動部材5と上
下方向に所定の位置関係を有する部位に、原稿が排出中
であることを検出するためのレバーなどの第2の作動部
材18の先端が突出しており、排紙ローラ方向に搬送さ
れて来た原稿の先端が当たってから後端が通過するまで
の間、時計回りに回動した状態を維持し、後述のセンサ
19をオフさせるようになっている。
において、画像の読み取りを終えた原稿は、排紙トレー
4の方向に導かれ、排紙ローラ16とこれに従動するプ
レスローラ17によって排紙トレー4に排出される。こ
の排紙ローラ16の上流側には、第1の作動部材5と上
下方向に所定の位置関係を有する部位に、原稿が排出中
であることを検出するためのレバーなどの第2の作動部
材18の先端が突出しており、排紙ローラ方向に搬送さ
れて来た原稿の先端が当たってから後端が通過するまで
の間、時計回りに回動した状態を維持し、後述のセンサ
19をオフさせるようになっている。
【0017】センサ19は、第1、第2の作動部材5,
18とで共用される透過型の光センサで構成され、原稿
が給紙トレー3に載置されたこと、排紙トレー4に排出
中であることを2つの作動部材5,18の作用状態によ
って検出する。
18とで共用される透過型の光センサで構成され、原稿
が給紙トレー3に載置されたこと、排紙トレー4に排出
中であることを2つの作動部材5,18の作用状態によ
って検出する。
【0018】ここで、原稿の搬送開始位置から搬送終了
位置までのシート搬送経路の長さは、最小シートの長さ
よりも短く設定されている。すなわち、原稿後端が第1
の作動部材5との接触状態から外れる前に原稿先端が第
2のレバ−部材18に接触するような長さに設定されて
いる。例えば、最小シートサイズがA4判サイズの横送
りであったとすると、210mm以下の長さに設定され
ている。
位置までのシート搬送経路の長さは、最小シートの長さ
よりも短く設定されている。すなわち、原稿後端が第1
の作動部材5との接触状態から外れる前に原稿先端が第
2のレバ−部材18に接触するような長さに設定されて
いる。例えば、最小シートサイズがA4判サイズの横送
りであったとすると、210mm以下の長さに設定され
ている。
【0019】なお、原稿搬送装置Aの上部は、紙詰まり
を起こした原稿を取り出すために、回動軸20により開
閉可能に構成されている。
を起こした原稿を取り出すために、回動軸20により開
閉可能に構成されている。
【0020】<動作> 次に、以上のように構成された画像読み取り装置の動作
について、図2、図3を参照して説明する。まず、原稿
を給紙トレー3に載置する前は、第1の作動部材5は図
1の状態でその先端がセンサ19に作用し、センサ19
をオフにさせている。しかし、原稿を給紙トレー3に載
置すると、図2のように、載置された原稿21によって
第1の作動部材5が反時計回りに回動し、その先端がセ
ンサ19から退避する。これによって、センサ19がオ
ンとなり、原稿が給紙トレー3に載置されたことが検出
される。この状態で、原稿自動送り開始ボタン(ADF
スタートボタン)を操作すると、モータMが正転し始め
アーム7が下降し、その先端に取り付けたピックアップ
ローラ6が図示矢印方向に回転することにより、上位の
原稿数枚が分離正転ローラ8の方向へ送り出される。そ
して、分離正転ローラ8により最上位の原稿のみが分離
され、レジストローラ11方向に送り出される。
について、図2、図3を参照して説明する。まず、原稿
を給紙トレー3に載置する前は、第1の作動部材5は図
1の状態でその先端がセンサ19に作用し、センサ19
をオフにさせている。しかし、原稿を給紙トレー3に載
置すると、図2のように、載置された原稿21によって
第1の作動部材5が反時計回りに回動し、その先端がセ
ンサ19から退避する。これによって、センサ19がオ
ンとなり、原稿が給紙トレー3に載置されたことが検出
される。この状態で、原稿自動送り開始ボタン(ADF
スタートボタン)を操作すると、モータMが正転し始め
アーム7が下降し、その先端に取り付けたピックアップ
ローラ6が図示矢印方向に回転することにより、上位の
原稿数枚が分離正転ローラ8の方向へ送り出される。そ
して、分離正転ローラ8により最上位の原稿のみが分離
され、レジストローラ11方向に送り出される。
【0021】レジストローラ11方向へ送り出された原
稿は、レジストローラ11に当接する前に先端がレジス
トレバー13に当たり、このレジストレバー13を時計
回りに回動させる。これにより、レジストセンサ14が
オンする。その後、原稿はレジストローラ11に当接す
るが、図示しない制御部はレジストセンサ14がオンし
てから一定パルス数相当の搬送量だけモータMを正転さ
せ、空間10の中で原稿を撓ませ、原稿の斜行が起こら
ないように原稿の姿勢を補正する。そして、原稿の姿勢
が補正された時期を見計らってモータMを逆転状態に切
り替え、レジストローラ11を図示矢印の方向に回転さ
せる。これにより、原稿は読み取りガラス15に向けて
搬送される。
稿は、レジストローラ11に当接する前に先端がレジス
トレバー13に当たり、このレジストレバー13を時計
回りに回動させる。これにより、レジストセンサ14が
オンする。その後、原稿はレジストローラ11に当接す
るが、図示しない制御部はレジストセンサ14がオンし
てから一定パルス数相当の搬送量だけモータMを正転さ
せ、空間10の中で原稿を撓ませ、原稿の斜行が起こら
ないように原稿の姿勢を補正する。そして、原稿の姿勢
が補正された時期を見計らってモータMを逆転状態に切
り替え、レジストローラ11を図示矢印の方向に回転さ
せる。これにより、原稿は読み取りガラス15に向けて
搬送される。
【0022】読み取りガラス15の下方に位置決めされ
た光学ユニットは、レジストローラ11の逆転開始後、
一定パルス数相当の搬送距離だけ原稿が搬送されたタイ
ミングで原稿画像の読み取りを開始する。このようにし
て原稿に記載された画像がレジストローラ11の搬送速
度に追従して連続的に読み取られる。
た光学ユニットは、レジストローラ11の逆転開始後、
一定パルス数相当の搬送距離だけ原稿が搬送されたタイ
ミングで原稿画像の読み取りを開始する。このようにし
て原稿に記載された画像がレジストローラ11の搬送速
度に追従して連続的に読み取られる。
【0023】その後、原稿は排紙ローラ16の方向へ導
かれ、レジストセンサ13がオンしてから一定パルス数
相当距離だけレジストローラ11および排紙ローラ16
を回転させることによって排紙トレー4に排出される。
この排紙トレー4に至る間に原稿先端が第2の作動部材
18に当たり、この第2の作動部材18を時計回りに回
動させる。これにより、作動部材18の後端がセンサ1
9に作用し、センサ19をオフにする。
かれ、レジストセンサ13がオンしてから一定パルス数
相当距離だけレジストローラ11および排紙ローラ16
を回転させることによって排紙トレー4に排出される。
この排紙トレー4に至る間に原稿先端が第2の作動部材
18に当たり、この第2の作動部材18を時計回りに回
動させる。これにより、作動部材18の後端がセンサ1
9に作用し、センサ19をオフにする。
【0024】ここで、給紙トレー3に原稿が残っている
間は第1の作動部材5は反時計回りに回動したままに維
持されているので、読み取りを終えた原稿が排紙トレー
4に送り出される度に第2の作動部材18がセンサ19
をオン、オフさせる。すなわち、センサ19は原稿が第
2の作動部材18に接触している排出途中であればオフ
状態になり、原稿後端が第2の作動部材18から外れる
と、オン状態になる。このように、給紙トレー3に原稿
が残っている間はセンサ19は原稿の排紙状態を確認す
るための排紙センサとして働く。
間は第1の作動部材5は反時計回りに回動したままに維
持されているので、読み取りを終えた原稿が排紙トレー
4に送り出される度に第2の作動部材18がセンサ19
をオン、オフさせる。すなわち、センサ19は原稿が第
2の作動部材18に接触している排出途中であればオフ
状態になり、原稿後端が第2の作動部材18から外れる
と、オン状態になる。このように、給紙トレー3に原稿
が残っている間はセンサ19は原稿の排紙状態を確認す
るための排紙センサとして働く。
【0025】ここで、最終の読み取り原稿に着目する
と、この最終原稿の後端が第1の作動部材5から外れた
後で、最終原稿先端が第2の作動部材18に接触したの
ではセンサ19を排紙センサとして使用できなくなる。
そこで、この考案では、上記のように、原稿の搬送開始
位置から搬送終了位置までのシート搬送経路の長さは、
最小シートの長さよりも短く設定されている。すなわ
ち、原稿後端が第1の作動部材5との接触状態から外れ
る前に原稿後端が第2のレバ−部材18に接触するよう
な長さに設定されている。このため、最終原稿について
は、この最終原稿の先端が第2の作動部材18を回動さ
せた後、最終原稿の後端が第1の作動部材5から外れ
る。これによって、センサ19が最終原稿の排出途中は
オフ状態になり、最終原稿がさらに搬送されてその後端
が第2の作動部材18から外れても、第1の作動部材5
がセンサ19に作用するようになるので、センサ19は
オフ状態に維持され、図1の初期状態に戻る。
と、この最終原稿の後端が第1の作動部材5から外れた
後で、最終原稿先端が第2の作動部材18に接触したの
ではセンサ19を排紙センサとして使用できなくなる。
そこで、この考案では、上記のように、原稿の搬送開始
位置から搬送終了位置までのシート搬送経路の長さは、
最小シートの長さよりも短く設定されている。すなわ
ち、原稿後端が第1の作動部材5との接触状態から外れ
る前に原稿後端が第2のレバ−部材18に接触するよう
な長さに設定されている。このため、最終原稿について
は、この最終原稿の先端が第2の作動部材18を回動さ
せた後、最終原稿の後端が第1の作動部材5から外れ
る。これによって、センサ19が最終原稿の排出途中は
オフ状態になり、最終原稿がさらに搬送されてその後端
が第2の作動部材18から外れても、第1の作動部材5
がセンサ19に作用するようになるので、センサ19は
オフ状態に維持され、図1の初期状態に戻る。
【0026】なお、レジストレバー13を原稿後端が通
過してから原稿を一定パルス数相当距離搬送してもセン
サ19がオンにならない時は、排紙ローラ16までの搬
送路途中で紙詰まり(ジャム)が生じているか、次の原
稿が給紙トレー3に無いことを意味するので、原稿の搬
送動作を停止する。この場合、最終原稿に紙詰まりが生
じて原稿搬送動作を停止させたとしても、第2の作動部
材18がセンサ19に作用し、センサ19をオフにして
いるので、原稿搬送可能状態にはならない。このため、
使用者には紙詰まりが生じていることが分かり、この紙
詰まりを除去してから原稿搬送動作に移らせることがで
きる。
過してから原稿を一定パルス数相当距離搬送してもセン
サ19がオンにならない時は、排紙ローラ16までの搬
送路途中で紙詰まり(ジャム)が生じているか、次の原
稿が給紙トレー3に無いことを意味するので、原稿の搬
送動作を停止する。この場合、最終原稿に紙詰まりが生
じて原稿搬送動作を停止させたとしても、第2の作動部
材18がセンサ19に作用し、センサ19をオフにして
いるので、原稿搬送可能状態にはならない。このため、
使用者には紙詰まりが生じていることが分かり、この紙
詰まりを除去してから原稿搬送動作に移らせることがで
きる。
【0027】<実施例の効果> このように本実施例においては、センサ19を上下関係
に配設した2つの作動部材5,18で共用し、給紙トレ
ー3に載置された原稿の有無と、排紙トレー4に排出さ
れる原稿を検出しているので、従来装置に比べてセンサ
が1個減少する。したがって、給紙トレー3と排紙トレ
ー4とを接近させても、原稿搬送のためのセンサの取り
付け場所を容易に選定し、装置の小型化を図ることがで
きる。また、センサが1個減少するので、コストを削減
することができる。
に配設した2つの作動部材5,18で共用し、給紙トレ
ー3に載置された原稿の有無と、排紙トレー4に排出さ
れる原稿を検出しているので、従来装置に比べてセンサ
が1個減少する。したがって、給紙トレー3と排紙トレ
ー4とを接近させても、原稿搬送のためのセンサの取り
付け場所を容易に選定し、装置の小型化を図ることがで
きる。また、センサが1個減少するので、コストを削減
することができる。
【0028】<変形例> この考案は前記実施例に限定されるものではなく、例え
ば次のような変形が可能である。
ば次のような変形が可能である。
【0029】(1)センサ19は透過型の光センサを使
用したが、これに限らず、図4のようにレバー31を有
するリミットスイッチ32を使用することもできる。
用したが、これに限らず、図4のようにレバー31を有
するリミットスイッチ32を使用することもできる。
【0030】(2)前記実施例は給紙トレー3が上位に
位置し、排紙トレー4が下位に位置する構成を示した
が、図5の用に給紙トレー41の上に排紙トレー42が
配置される構造であっても全く同様に適用することがで
きる。
位置し、排紙トレー4が下位に位置する構成を示した
が、図5の用に給紙トレー41の上に排紙トレー42が
配置される構造であっても全く同様に適用することがで
きる。
【0031】なお、43は繰り出しローラ、44は給紙
ローラ、45は分離パット、46,47,48,49,
50,51は搬送ローラ、52,53は排紙ローラ、5
4はセンサ、55は第1の作動部材、56は第2の作動
部材を示している。
ローラ、45は分離パット、46,47,48,49,
50,51は搬送ローラ、52,53は排紙ローラ、5
4はセンサ、55は第1の作動部材、56は第2の作動
部材を示している。
【0032】(3)前記実施例ではセンサ19として第
1の作動部材5または第2の作動部材18が横切ること
により作動部材5,18を検出するフォトセンサを示し
たが、センサ19に濃度検出型のフォトセンサを使用
し、第1の作動部材5と第2の作動部材18のセンサ1
9を横切る部分(検出部)を半透明とし、それぞれの透
過率を変える。例えば第1の作動部材5は透過率30パ
ーセント、第2の作動部材18は透過率60パーセント
に設定する。このようにすればセンサ19によりそれぞ
れの作動部材を区別できるため、シートサイズに限定が
なくなり、かつ排紙口付近でのジャムとシートなしの区
別ができる。図4はこのようにしたときの動作説明図で
ある。なお、「灰1」は第1の作動部材5がセンサ19
を横切った時、「灰2」は第2の作動部材18がセンサ
19を横切った時、「黒」は第1,第2の作動部材5,
18の両方がセンサ19を横切った時、「ON」は第
1,第2の作動部材5,18の両方ともセンサ19を横
切っていない時を示している。
1の作動部材5または第2の作動部材18が横切ること
により作動部材5,18を検出するフォトセンサを示し
たが、センサ19に濃度検出型のフォトセンサを使用
し、第1の作動部材5と第2の作動部材18のセンサ1
9を横切る部分(検出部)を半透明とし、それぞれの透
過率を変える。例えば第1の作動部材5は透過率30パ
ーセント、第2の作動部材18は透過率60パーセント
に設定する。このようにすればセンサ19によりそれぞ
れの作動部材を区別できるため、シートサイズに限定が
なくなり、かつ排紙口付近でのジャムとシートなしの区
別ができる。図4はこのようにしたときの動作説明図で
ある。なお、「灰1」は第1の作動部材5がセンサ19
を横切った時、「灰2」は第2の作動部材18がセンサ
19を横切った時、「黒」は第1,第2の作動部材5,
18の両方がセンサ19を横切った時、「ON」は第
1,第2の作動部材5,18の両方ともセンサ19を横
切っていない時を示している。
【0033】なお、センサ19を磁気検出センサにし、
第1,第2の作動部材5,18のセンサ19による検出
部に磁束の異なる磁石を配置することにより、センサ1
9が検出した作動部材が第1の作動部材5であるのか第
2の作動部材18であるのかを区別できるようにしても
良い。
第1,第2の作動部材5,18のセンサ19による検出
部に磁束の異なる磁石を配置することにより、センサ1
9が検出した作動部材が第1の作動部材5であるのか第
2の作動部材18であるのかを区別できるようにしても
良い。
【0034】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案では、シー
トを送り出す給送部と、この給送部から送り出されたシ
ートを排出する排出部とが上下の関係に配置されたシー
ト搬送装置において、前記給送部と前記排出部との間に
設けられたセンサと、前記給送部に設けられ、この給送
部に載置されたシートによって前記センサから退避し、
シート無しの状態で前記センサに作用する第1の作動部
材と、前記排出部に設けられ、この排出部をシートが通
過している状態で前記センサに作用し、シートが通過し
ていない状態で前記センサから退避する第2の作動部材
とを設けると共に、前記給送部から前記排出部までのシ
ート搬送経路の長さを最小シートの長さよりも短くした
ので、シートの搬送を制御するためのセンサが1個減少
する。したがって、給送部と排出部とを接近させても、
シート搬送のためのセンサの取り付け場所を容易に選定
し、装置の小型化を図ることができる。また装置のコス
トを削減することができる。
トを送り出す給送部と、この給送部から送り出されたシ
ートを排出する排出部とが上下の関係に配置されたシー
ト搬送装置において、前記給送部と前記排出部との間に
設けられたセンサと、前記給送部に設けられ、この給送
部に載置されたシートによって前記センサから退避し、
シート無しの状態で前記センサに作用する第1の作動部
材と、前記排出部に設けられ、この排出部をシートが通
過している状態で前記センサに作用し、シートが通過し
ていない状態で前記センサから退避する第2の作動部材
とを設けると共に、前記給送部から前記排出部までのシ
ート搬送経路の長さを最小シートの長さよりも短くした
ので、シートの搬送を制御するためのセンサが1個減少
する。したがって、給送部と排出部とを接近させても、
シート搬送のためのセンサの取り付け場所を容易に選定
し、装置の小型化を図ることができる。また装置のコス
トを削減することができる。
【0035】また、シートを送り出す給送部と、この給
送部から送り出されたシートを排出する排出部とが上下
の関係に配置されたシート搬送装置において、前記給送
部と前記排出部との間に設けられたセンサと、前記給送
部に設けられ、この給送部に載置されたシートによって
前記センサから退避し、シート無しの状態で前記センサ
に検出される第1の検出部を有する第1の作動部材と、
前記排出部に設けられ、この排出部をシートが通過して
いない状態で前記センサから退避し、シートが通過して
いる状態で前記センサに検出される、前記第1の検出部
とは前記センサによる検出結果が異なる第2の検出部を
有する第2の作動部材とを備えることによっても、同様
の効果が得られると共に、センサが検出した作動部材が
第1の作動部材か第2の作動部材かを区別することもで
きる。
送部から送り出されたシートを排出する排出部とが上下
の関係に配置されたシート搬送装置において、前記給送
部と前記排出部との間に設けられたセンサと、前記給送
部に設けられ、この給送部に載置されたシートによって
前記センサから退避し、シート無しの状態で前記センサ
に検出される第1の検出部を有する第1の作動部材と、
前記排出部に設けられ、この排出部をシートが通過して
いない状態で前記センサから退避し、シートが通過して
いる状態で前記センサに検出される、前記第1の検出部
とは前記センサによる検出結果が異なる第2の検出部を
有する第2の作動部材とを備えることによっても、同様
の効果が得られると共に、センサが検出した作動部材が
第1の作動部材か第2の作動部材かを区別することもで
きる。
【図1】この考案に係るシート搬送装置を一体化した画
像読み取り装置の全体構成を示す断面図である。
像読み取り装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】この考案に係るシート搬送装置において給送部
にシートを載置した状態を示す断面図である。
にシートを載置した状態を示す断面図である。
【図3】この考案に係るシート搬送装置における各部の
動作状態の説明図である。
動作状態の説明図である。
【図4】この考案に係るセンサの他の実施例の説明図で
ある。
ある。
【図5】この考案に係るシート搬送装置の他の実施例の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図6】この考案に係るシート搬送装置の他の実施例の
動作状態の説明図である。
動作状態の説明図である。
A シート搬送装置 B 画像読み取り部 C 給送部 D 排出部 3 給紙トレー 4 排紙トレー 5 第1の作動部材 6 ピックアップローラ 8 分離正転ローラ 11 レジストローラ 14 レジストセンサ 15 読み取りガラス 16 排紙ローラ 18 第2の作動部材 19 センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 シートを送り出す給送部と、この給送部
から送り出されたシートを排出する排出部とが上下の関
係に配置されたシート搬送装置において、前記給送部と
前記排出部との間に設けられたセンサと、前記給送部に
設けられ、この給送部に載置されたシートによって前記
センサから退避し、シート無しの状態で前記センサに作
用する第1の作動部材と、前記排出部に設けられ、この
排出部をシートが通過している状態で前記センサに作用
し、シートが通過していない状態で前記センサから退避
する第2の作動部材とを設けると共に、前記給送部から
前記排出部までのシート搬送経路の長さを最小シートの
長さよりも短くしたことを特徴とするシート搬送装置。 - 【請求項2】 シートを送り出す給送部と、この給送部
から送り出されたシートを排出する排出部とが上下の関
係に配置されたシート搬送装置において、前記給送部と
前記排出部との間に設けられたセンサと、前記給送部に
設けられ、この給送部に載置されたシートによって前記
センサから退避し、シート無しの状態で前記センサに検
出される第1の検出部を有する第1の作動部材と、前記
排出部に設けられ、この排出部をシートが通過していな
い状態で前記センサから退避し、シートが通過している
状態で前記センサに検出される、前記第1の検出部とは
前記センサによる検出結果が異なる第2の検出部を有す
る第2の作動部材とを備えたことを特徴とするシート搬
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2728391U JP2527127Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2728391U JP2527127Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | シート搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115841U JPH04115841U (ja) | 1992-10-15 |
JP2527127Y2 true JP2527127Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31911601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2728391U Expired - Fee Related JP2527127Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527127Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP2728391U patent/JP2527127Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04115841U (ja) | 1992-10-15 |
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