JP2837053B2 - 蛍光灯ユニットにおける蛍光ランプの取付構造 - Google Patents

蛍光灯ユニットにおける蛍光ランプの取付構造

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JP2837053B2 JP5007035A JP703593A JP2837053B2 JP 2837053 B2 JP2837053 B2 JP 2837053B2 JP 5007035 A JP5007035 A JP 5007035A JP 703593 A JP703593 A JP 703593A JP 2837053 B2 JP2837053 B2 JP 2837053B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトラック、バス、ワンボ
ックス等の車両に用いられる蛍光灯ユニットに係り、詳
しくはその蛍光ランプの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に用いられる蛍光灯ユニッ
トの蛍光ランプは走行中の振動、衝撃に耐えるように取
付けられている。例えば図7,図8に示すように、蛍光
灯ユニットの本体フレームに固定されたソケットと一体
である係合部材20内に、蛍光ランプ21の電極部カバ
ー22が嵌入されている。すなわち、蛍光ランプ21の
電極部カバー22の両側部(図7中片側のみ図示する)
に形成された突部23は、一側面が開口された箱状の係
合部材20の両側部に形成された案内溝20aに対して
係入される。それとともに、蛍光ランプ21の電極部カ
バー22は係合部材20内に挿入された状態で、蛍光ラ
ンプ21の電極部カバー22は係合部材20の上下に設
けられた振止め金具25により蛍光灯の振れ止めを抑え
ている。
【0003】また、図示しないが、上記の方法以外に別
部品からなる金属製または合成樹脂製のブラケットによ
り、蛍光ランプを本体フレームに固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のよう
に係合部材20が蛍光ランプ21の取付け具を兼用して
いるタイプのものでは、蛍光ランプ21の電極部を覆っ
ているため、係合部材20全体が大型化してしまい、蛍
光灯ユニットの大きさが制限される問題がある。
【0005】また、後者のブラケットにて蛍光ランプを
本体フレームに取付けるタイプのものでは、ブラケット
を組付けるための作業工数が増えるとともに、別部品で
あるために製造コストも増える問題がある。
【0006】さらに、両者いずれもタイプでも蛍光ラン
プはガタツキが生じ、そのガタツキによって蛍光ランプ
及びそれに接する他の機器支障をきたすため、蛍光ラン
プが振動するのに耐える耐振動性が要求される自動車部
品には適さない問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は蛍光ランプを本体
フレームに対し取付けるための係合部材を小型化するこ
とで、蛍光灯ユニットをコンパクトにできるとともに、
蛍光ランプが振動するのを確実に抑えることにより、蛍
光ランプの振動を吸収することができる蛍光灯ユニット
における蛍光ランプの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、蛍光ランプの電極部カバ
ーの両側に突設された突部に対し、着脱可能にするとと
もに、係合時の電極部カバーの高さよりも低い高さを有
する係合部材を本体フレームに形成し、前記突部と係合
部材とを係合して蛍光ランプを本体フレームに取着する
ことを要旨とするものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、蛍光ラン
プの電極部カバーの両側に突設された突部に対し、着脱
可能にするとともに、係合時の電極部カバーの高さより
も低い高さを有する係合部材を本体フレームに形成し、
前記突部と係合部材とを係合して蛍光ランプを本体フレ
ームに取着するとともに、本体フレームには蛍光ランプ
のランプ管を支持する支持部材を設けたことを要旨とす
るものである。
【0010】
【作用】このように構成された請求項1に記載の発明
は、蛍光ランプはその突部と係合部材とが係合されるこ
とにより、本体フレームに対し取着されるが、係合部材
は蛍光ランプの電極部カバーの高さよりも低位置に位置
しているため、係合部材が大型化することはない。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、蛍光ラン
プはその突部と係合部材とが係合されることにより、本
体フレームに対し取着されるが、係合部材は蛍光ランプ
の電極部カバーの高さよりも低位置に位置しているた
め、係合部材が大型することはない。そして、蛍光ラン
プのランプ管は支持部材にて支持されることにより蛍光
ランプの振れ止めがなされる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をバスもしくはワンボックスカ
ー等の車内に取付けられる蛍光灯ユニットに具体化した
一実施例を図面に従って説明する。
【0013】図1,2に示すように、合成樹脂製からな
り下面が開口された四角箱状の本体フレーム1内には蛍
光ランプ3が収容され、その下端周縁には、その開口部
1aを覆うグローブ2が着脱可能に装着されている。本
体フレーム1の下面におけるグローブ2を除く部分には
蛍光ランプ3をオン、オフする切換スイッチ群4が設け
られている。
【0014】図1,図3及び図6に示すように、本体フ
レーム1の内頂面には蛍光ランプ3を取付け保持する一
対の係合部材としてのブラケット5が一体に形成されて
いる。ブラケット5は本体フレーム1の内頂面から下方
に伸びる一対の支持体6と、支持体6の下端に片持状に
一体形成された突片部7とから構成されている。支持体
6の一側面と本体フレーム1間には複数の補強リブ8が
形成されている。弾性を有する突片部7の先端には上方
に突出する突条部9が形成され、同突条部9は突片部7
の幅方向に亘って山形状に形成されている。
【0015】図4に示すように、前記蛍光ランプ3のラ
ンプ管3aは平面U字状(図2参照)に形成されてい
る。ランプ管3a端部には図示しない蛍光ランプ3の電
極部を覆う電極部カバー10が設けられている。合成樹
脂製からなる電極部カバー10の両側面には一対の突部
11が形成されている。各突部11の一側面はランプ管
3aの先端方向に細くなる傾斜面11aが切欠き形成さ
れている。そして、突部11が前記突片部7の弾性力に
抗して係合されることにより、蛍光ランプ3はブラケッ
ト5に対して本体フレーム1の内頂面に接着された金属
製のシャーシ12を介して装着される。この状態におい
て各突部11の他側面は支持体6の側面に当接され、突
部11の上面及び傾斜面11aは突片部7の上面に対し
て密接されている。なお、蛍光ランプ3の基端部には各
支持体6の間を介して、ソケット14が着脱可能に装着
されている。
【0016】一方、図1,図2に示すように、蛍光ラン
プ3のランプ管3a先端部に位置する本体フレーム1の
内頂面には、斜め下方に延びる支持部材としての支持片
13が一体に形成されている。すなわち、図5に示すよ
うに、支持片13は断面略L字状に形成され、その先端
部はランプ管3a下面の先端部を支持している。つま
り、蛍光ランプ3の上面は隙間のない状態で、前記シャ
ーシ12を介して本体フレーム1の内頂面に当接され、
支持片13により蛍光ランプ3の先端部の振れが防止さ
れる。
【0017】次に、このように構成された蛍光灯ユニッ
トにおいて、蛍光ランプ3を本体フレーム1に着脱する
作用を説明する。本体フレーム1からグローブ2を取り
外した状態で、支持片13を蛍光ランプ3のランプ管3
aの間に位置させ、蛍光ランプ3をブラケット5側へ押
圧する。すると、突部11の上面は突条部9の上面に対
し摺動されながら突片部7の弾性力に抗してブラケット
5に係合される。すなわち、突部11の他側面は支持体
6に当接され、突片部7の弾性力により、突部11の下
面は突片部7の上面に圧接され、突部11の傾斜面11
aは突条部9の側面に圧接される。従って、ガタツキが
なくブラケット5に対して固定される。このとき、蛍光
ランプ3のランプ管3a下面の先端部は支持片13によ
り支持され、蛍光ランプ3の上下方向の振れが抑えられ
る。その後、蛍光ランプ3の電極部に対してソケット1
4を装着する。
【0018】逆に、蛍光ランプ3を本体フレーム1から
取り外すには、蛍光ランプ3の電極部に対してソケット
14を取り外す。次に、電極部カバー10を上記取付け
るのとは反対側である反ブラケット5側へ押圧する。す
ると、突部11の傾斜面11a及び突部11の下面は、
突条部9の側面及び突片部7の上面に摺動されながら、
突片部7の弾性力に抗してブラケット5から係合解除さ
れる。それととともに、蛍光ランプ3のランプ管3a下
面の先端部は支持片13から離脱される。
【0019】このように本実施例の蛍光灯ユニットにお
いては、蛍光ランプ3の電極部カバー10の両側に突設
された突部11に対し、着脱可能にするとともに、係合
時の電極部カバー10の高さよりも低い高さを有するブ
ラケット5を本体フレーム1に形成し、本体フレーム1
には蛍光ランプ3のランプ管3aを支持する支持片13
を設けた。よって、係合部材を小型化するとができ、本
体フレーム1全体の厚みを薄くすることができ、車内の
空間を広くすることができる。
【0020】また、従来と異なり、蛍光ランプ3は振動
したり、ガタついたりすることなく確実に本体フレーム
1に固定される。その結果、振れやガタツキによる衝撃
はなくなり、その衝撃がもとで蛍光ランプ3に悪影響を
及ぼすのをなくすことができる。
【0021】さらに、ブラケット5は本体フレーム1と
一体形成したため、従来と異なり、蛍光ランプ3を取付
けるための別部品をわざわざ取付ける作業工程を省略す
ることができ、コストダウンすることができる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うにしてもよい。 (1)上記実施例では本体フレーム1は合成樹脂製のも
のを使用したが、これ以外に金属製本体フレーム1にし
てもよい。
【0023】(2)上記実施例では、平面U字状のラン
プ管3aを使用したが、これ以外に円形状等任意の蛍光
ランプを使用してもよい。 (3)上記実施例では支持片13は側面逆L字状のもの
を使用したが、これ以外に、側面略U字状のものを使用
にする等、どのような形状に変更してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、蛍光ランプを本体フレームに対し取付ける
ための係合部材を小型化することで、蛍光灯ユニットを
コンパクトにできるという優れた効果を奏する。
【0025】また、請求項2に記載の発明によれば、蛍
光ランプを本体フレームに対し取付けるための係合部材
を小型化することで、蛍光灯ユニットをコンパクトにで
きるとともに、蛍光ランプの振動によるガタツキを確実
に防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における蛍光灯ユニットの一部切欠側
断面図である。
【図2】同じく、蛍光灯ユニットの一部切欠側平面図で
ある。
【図3】同じく、蛍光ランプを本体フレームに取付けた
状態を示す側面図である。
【図4】同じく、蛍光ランプを示す斜視図である。
【図5】同じく、図2におけるA−A断面図である。
【図6】同じく、蛍光灯ユニットにおける片側の係合部
材を示す斜視図である。
【図7】従来技術における蛍光ランプをソケットに取付
けた状態を示す斜視図である。
【図8】同じく、図7におけるB−B断面図である。
【符号の説明】
1…本体フレーム、3…蛍光ランプ、3a…ランプ管、
5…ブラケット(係合部材)、11…、13…支持片
(支持部材)、10…電極部カバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光ランプ(3)の電極部カバー(1
    0)の両側に突設された突部(11)に対し、着脱可能
    にするとともに、係合時の電極部カバー(10)の高さ
    よりも低い高さを有する係合部材(5)を本体フレーム
    (1)に形成し、前記突部(11)と係合部材(5)と
    を係合して蛍光ランプ(3)を本体フレーム(1)に取
    着することを特徴とする蛍光灯ユニットにおける蛍光ラ
    ンプの取付構造。
  2. 【請求項2】 蛍光ランプ(3)の電極部カバー(1
    0)の両側に突設された突部(11)に対し、着脱可能
    にするとともに、係合時の電極部カバー(10)の高さ
    よりも低い高さを有する係合部材(5)を本体フレーム
    (1)に形成し、前記突部(11)と係合部材(5)と
    を係合して蛍光ランプ(3)を本体フレーム(1)に取
    着するとともに、本体フレーム(1)には蛍光ランプ
    (3)のランプ管(3a)を支持する支持部材(13)
    を設けたことを特徴とする蛍光灯ユニットにおける蛍光
    ランプの取付構造。
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