JP2835137B2 - 無線同報通信システムにおける応答方式 - Google Patents

無線同報通信システムにおける応答方式

Info

Publication number
JP2835137B2
JP2835137B2 JP2115808A JP11580890A JP2835137B2 JP 2835137 B2 JP2835137 B2 JP 2835137B2 JP 2115808 A JP2115808 A JP 2115808A JP 11580890 A JP11580890 A JP 11580890A JP 2835137 B2 JP2835137 B2 JP 2835137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
response
station
group
slave
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2115808A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0413318A (ja
Inventor
武司 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2115808A priority Critical patent/JP2835137B2/ja
Publication of JPH0413318A publication Critical patent/JPH0413318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2835137B2 publication Critical patent/JP2835137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は無線同報通信システムにおける応答方式に関
し、詳しくは、親局から無線回線を通じて受信した同報
情報に対して子局より送信する応答フレームの作成処理
の改良に関する。
(従来の技術) 親局から無線回線を通じて複数の子局に同報情報を配
信する無線同報通信システムにおいては、上記配信を確
実ならしめるべく子局側の受信状況を常に把握する必要
がある。
係る要望に対し、子局側では、上記同報情報の配信を
受けた際、その受信状況を示す応答フレームを親局に送
信するようにしている。
この種の無線同報通信システムにおける応答方式の代
表的なものとしては、逐次応答方式、一斉応答方式、輪
番制応答方式等がある。
このうち、逐次応答方式は各子局から順次応答フレー
ムを送信する応答方式であり、地上同報にも多用されて
いる。
また、一斉応答方式は親局から送信された同報情報に
対して子局が一斉に応答フレームを返す応答方式であ
る。
これら両応答方式にはそれぞれ課題も残されており、
例えば、逐次応答方式では子局の数に比例して伝送時間
が長くなり、一斉応答方式では親局で応答フレームを処
理する時間が長くなる。
このことから、これら各応答方式は同報通信先である
子局が比較的小数のシステムに適した方式であることが
分かる。
これに対し、輪番制応答方式は比較的多くの子局を有
するシステムに適したものである。
この輪番制応答方式について、第5図に示す衛星同報
通信システムを参照して簡単に説明する。
第5図において、親局10の送信した同報情報は衛星20
を通じて複数の子局31A〜31C、41a〜45a、41b〜43b、41
c〜44cに配信される。
これらの子局は地域毎にグループA、B、Cに分割さ
れ、各グループ毎に親局10に対して応答フレームを送信
する権利を持つ代表子局31A、31B、31Cが定められてい
る。
これら代表子局31A、31B、31Cは、親局10から配信さ
れる同報情報に対して自局の受信状況を示す応答フレー
ムを作成し、これを自局に定められている順番に従って
親局10へ送信する。
この輪番制応答方式ではグループ内の代表子局のみが
応答フレームを送出するため、子局が多数に及ぶ場合に
も応答フレーム数を削減できるというメリットがある。
しかしながら、この種の従来の輪番制応答方式では、
応答情報に含まれるのはグループ内の代表子局の受信状
況のみであって、他の従子局の受信状況は一切反映され
ていなかった。
このため、親局では、受信した応答フレームからグル
ープ内の他の従子局が受信を正常に行えたかどうかを知
ることができず、同報通信条件を改善する必要がある場
合にも現状のままの同報通信を継続せざるを得なかっ
た。
(発明が解決しようとする課題) このように上記従来の無線同報通信システムにおける
応答方式では、親装置から送信された同報情報に対して
各グループ内の代表子局が自局の受信状況のみを示す応
答フレームを返送するようにしていたため、親局ではそ
の応答フレームから他の従子局の受信状況を知ることが
できず、同報通信の信頼性が低下するという問題点があ
った。
本発明はこの問題点を除去し、グループ内の代表子局
のみならず他の従子局の受信状況も反映した信頼性の高
い応答フレームを収集でき、引いては同報通信の信頼性
向上にも寄与できる無線同報通信システムにおける応答
方式を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の無線同報通信システムにおける応答方式は、
同報情報を送信する親局と、前記同報情報を受信する複
数の子局によって成る無線同報通信システムにおいて、
グループ化された複数の子局の中に前記同報情報に対す
るグループ別の受信状況をグループ別応答情報として前
記親局に送信する権利を持つ代表子局とその他の従子局
を定めるとともに、前記代表子局は自局の応答情報と同
一グループ内の従子局の応答情報とにもとづき前記グル
ープ別応答情報を作成して前記親局に送信するようにし
たことを特徴としている。
(作用) 本発明では、地域毎にグループ化された複数の子局の
中に代表子局を定め、この代表子局と他の複数の従子局
との間に、例えば、スター型の有線回線を形成する。
親装置からの同報情報の配信に際し、グループ内の子
局はその受信状況を示す応答情報を作成する。
更に、代表子局は各従子局の応答情報を上記有線回線
を通じて収集し、自局の応答情報を加味してグループ単
位の応答フレームを作成する。
その後、代表子局はこの応答フレームを各グループ毎
に定められた順番で親局に送信する。
上述した如くこの応答フレーム中にはグループ内の代
表子局のみならず他の従子局の応答状況も含まれてい
る。
従って、親局がその応答フレームにもとづいて同報通
信条件を制御すればグループ内の子局について受信状況
が改善されることになり、結果として、信頼性の高い同
報通信を実現できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて詳細に
説明する。
第1図は本発明に係る衛星同報通信システムの一実施
例を示すシステム構成図であり、第5図に示した従来シ
ステムの各部と同様の機能を果たすものには同一の符号
を付している。
第1図において、グループAには1つの代表子局31A
と複数の従子局41a〜45aとが配置されている。
ここで、代表子局31Aは親局10に対して自局が属する
グループAの応答フレームを送出する権利を有する子局
である。
このグループAにおける従来と異なる構成として、代
表子局31Aに対して各従子局41a〜45aが地上回線61a〜65
aにより接続されている。
同様に、グループBには代表子局31Bと他の複数の従
子局41b〜43bがあり、代表子局31Bと各従子局41b〜43b
とが地上回線61b〜63bにより接続されている。
更に、グループCには代表子局31Cと他の複数の従子
局41c〜44cがあり、代表子局31Cと各従子局41c〜44cと
が地上回線61c〜64cにより接続されている。
以上のことから、本発明システムにおける各グループ
の一般的構成は、第2図に示す如く代表子局31と従子局
41〜44がスター型の地上回線61〜64により接続されたも
のということができる。
以下、本発明システムにおける主要な動作を第1図及
び第2図を参照して説明する。
第1図において、親局10は衛星20を通じてグループ
A、B、C内の全子局に対して同報情報を送出する。
その後の応答動作は各グループA、B、Cとも同じで
あることから、これを第2図のグループ構成図を参照し
て詳述する。
すなわち、上述した親局10からの同報情報の配信に際
し、各グループ内の全子局31,41〜44は上記同報情報の
受信状況を示す応答情報を個々に作成する。
第3図(a)はその際に各子局31,41〜44で作成され
る応答情報A1〜A5の一例を示すものであって、データ1
は親局10からの同報情報が正常に到達したことを意味
し、データ0は同報情報が未到達であったことを意味し
ている。
その後、各グループの代表子局31は対応する従子局41
〜44の各応答情報A2〜A5を各々地上回線61〜64を通じて
収集する。
ここで、代表子局31は収集した各従子局41〜44の応答
情報A2〜A5と自局の応答情報A1とを論理積演算し、自局
が所属するグループ全体として1つの応答情報A6を作成
する。
第3図(b)は代表子局31により作成されたグループ
単位の応答情報A6の一例を示したものである。
一方、A,B,Cの各グループ毎に親局10に対して応答フ
レームを送出するタイミングは第4図に示す如く周期的
に巡ってくる。
各グループの代表子局31は上述の如く収集加工したグ
ループ単位の応答情報A6を、自局の所属グループに与え
られたタイミングで親局10に送出する。
第1図における50A、50B、50Cは各グループA、B、
Cから親局10に送出されるこの種の応答フレームの流れ
を点線により示したものである。
その後、親局10では各グループ内の代表子局31から収
集した応答情報A6にもとづいて全てのグループで応答情
報の到達が確認されるように同報通信条件を制御する。
この制御に際し、各グループ内の代表子局31から親局
10に収集された応答情報A6は、第3図に示す処理からも
分かるように、グループ内の代表子局31の受信状況のみ
ならず従子局41〜44の受信状況も含んだものである。
従って、係る内容の応答情報A6にもとづいて未到達が
生じないように同報通信条件を制御した場合、その制御
対象は当然ながらグループ内の従子局41〜44まで及ぶこ
とになる。
従来は、各グループの代表子局の受信状況を主体とす
る応答情報にもとづき同報通信条件を制御していたた
め、代表子局以外の従子局の受信状況まで改善するには
到らなかった。
この点、本発明では従子局41〜44の受信状況が反映さ
れた信頼性の高い応答情報にもとづき同報通信条件を制
御するようにしたため、代表子局31は勿論、従子局41〜
44の受信状況までも改善でき、より信頼性の高い同報通
信を実現できる。
本実施例の場合、応答情報の加工(グループ毎の全子
局の応答情報の論理積演算)の関係からグループ内の全
子局が受信できたかどうかは認識できるものの、グルー
プ内のどの子局が受信できなかったまでは認識すること
ができない。
しかしながら、この点に関しては応答情報の形式や加
工の方法を変えることによって対処でき、その他、同方
法によって同報通信の信頼性を高めるための種々の情報
を親局10に送出することが可能となる。
尚、上記実施例は衛星同報通信システムを対象とした
ものであるが、地上マイクロ波無線同報通信システム等
にも本発明を同様に適用できることはいうまでもない。
更に、代表子局とその同一グループの従子局との接続
は有線回線に限られず、応答情報等のデータを送受でき
る手段であれば良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の無線同報通信システムに
おける応答方式によれば、代表子局がグループ内の従子
局の応答情報を収集し、自局の応答情報を加味して作成
したグループ別応答情報を親局に送信するようにしたた
め、親局ではその応答情報にもとづいて代表子局のみな
らず従子局の受信状況をもある程度まで認識でき、その
認識結果にもとづきより信頼性の高い同報通信を実施で
きるという優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る衛星同報通信システム
の構成図、第2図は第1図に示したシステムにおけるグ
ループ構成の一般例を示す概念図、第3図は本発明に係
る応答情報の一例を示す図、第4図は本発明に係る応答
情報の送出に関するタイミングチャート、第5図はこの
種の従来の衛星同報通信システムの構成図である。 10…親局、20…衛星、31,31A,31B,31C…代表子局、41〜
44,41a〜45a,41b〜43b,41c〜44c…従子局、61〜64,61a
〜65a,61b〜63b,61c〜64c…地上回線、50A〜50C…応答
情報の流れ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同報情報を送信する親局と、前記同報情報
    を受信する複数の子局によって成る無線同報通信システ
    ムにおいて、 グループ化された複数の子局の中に前記同報情報に対す
    るグループ別の受信状況をグループ別応答情報として前
    記親局に送信する権利を持つ代表子局とその他の従子局
    を定めるとともに、前記代表子局は自局の応答情報と同
    一グループ内の従子局の応答情報とにもとづき前記グル
    ープ別応答情報を作成して前記親局に送信するようにし
    たことを特徴とする無線同報通信システムにおける応答
    方式。
  2. 【請求項2】グループ別応答情報は当該グループの代表
    子局の応答情報とその他の従子局の個々の応答情報との
    論理積演算により作成されることを特徴とする請求項
    (1)記載の無線同報通信システムにおける応答方式。
JP2115808A 1990-05-07 1990-05-07 無線同報通信システムにおける応答方式 Expired - Fee Related JP2835137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2115808A JP2835137B2 (ja) 1990-05-07 1990-05-07 無線同報通信システムにおける応答方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2115808A JP2835137B2 (ja) 1990-05-07 1990-05-07 無線同報通信システムにおける応答方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0413318A JPH0413318A (ja) 1992-01-17
JP2835137B2 true JP2835137B2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=14671604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2115808A Expired - Fee Related JP2835137B2 (ja) 1990-05-07 1990-05-07 無線同報通信システムにおける応答方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2835137B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1198137A (ja) * 1997-09-17 1999-04-09 Toshiba Corp 通信ネットワークの構築方法
JP4008843B2 (ja) 2002-09-19 2007-11-14 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システム、移動局、基地局及び無線制御装置
JP2005190067A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Nec Corp 情報処理システム
WO2005076546A1 (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Fujitsu Limited 配信システム,無線基地局,無線端末および配信方法
JP2009055083A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Toshiba Corp 無線通信システム及びノードのグルーピング方法
JP2010213096A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Mitsubishi Electric Corp 分散システム
JP5330039B2 (ja) 2009-03-16 2013-10-30 シャープ株式会社 無線伝送システム、中継機器、無線シンク機器、及び無線ソース機器
JP5183694B2 (ja) * 2010-08-19 2013-04-17 シャープ株式会社 無線伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0413318A (ja) 1992-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5175732A (en) Method and apparatus for controlling data communication operations within stations of a local-area network
US5396490A (en) Packet reassembly method and apparatus
EP0552794B1 (en) Efficient and reliable large-amount data transmission method and system
JP2835137B2 (ja) 無線同報通信システムにおける応答方式
JP3075649B2 (ja) 時分割多重通信方式
JPS61210740A (ja) ト−クンバス型ロ−カルネツトワ−クシステムにおける緊急通信制御方式
JPS62159549A (ja) デ−タ転送方式
JPS635645A (ja) フレ−ム伝送方法
JPH02222240A (ja) 階層型システムの伝送方法
JP2001016233A (ja) データ通信方法
JPS62299139A (ja) 同報通信方式
JPS63263940A (ja) ネツトワ−ク管理方式
JPH01223850A (ja) 通信制御装置
JPS6395750A (ja) デ−タ伝送制御方式
CN111586182A (zh) 一种数据发送方法及装置
JPH0343657B2 (ja)
JPH0547143B2 (ja)
JPH07118828B2 (ja) 伝送装置制御信号伝送方式
JPH08321816A (ja) 自動番組制御システム
JPH0793751B2 (ja) データ処理制御方式
JPH01276935A (ja) 移動通信システムのデータ伝送方式
JPH1185658A (ja) 通信方式
JPH05130115A (ja) 通信回線制御方式
JPH11239164A (ja) ネットワーク監視システム
JPH03282627A (ja) プログラム間のデータ転送制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees