JPH0343657B2 - - Google Patents

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JPH0343657B2
JPH0343657B2 JP60242675A JP24267585A JPH0343657B2 JP H0343657 B2 JPH0343657 B2 JP H0343657B2 JP 60242675 A JP60242675 A JP 60242675A JP 24267585 A JP24267585 A JP 24267585A JP H0343657 B2 JPH0343657 B2 JP H0343657B2
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data
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ram
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reception
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JP60242675A
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Kazumasa Nakamura
Toshio Kurihara
Naoyuki Nomura
Kumoo Matsumoto
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) たとえば通信回線からデータを受信し処理を行
う制御装置と、この制御装置から送られるデータ
によつて表示制御を行う表示装置間のように、比
較的近距離で高速に表示データ等を転送する場合
に、データ転送の制御が相互のCPUの重負荷と
なつて他の処理が間に合わなくなつたり、遅れた
りすることがある。本発明はこのような不都合を
防止するための制御方法を用いた伝送回路に関す
るものである。なお制御装置を混乱がなければ以
下単に装置と表現する。
(従来の技術) 従来は制御装置間でデータ転送するときはデー
タの入出力制御を行う通信用LSIを使用し、CPU
がこのLSIの制御を行いデータの送、受信を行つ
ていた。第1図はこの場合の制御回路の構成例図
である。図示のようにAとBの制御装置があり、
AからBへデータ転送を行うものとする。装置A
ではCPU1が通信用LS12に対して送信制御を行
う、LSI2はクロツク発振器3のタイミングでド
ライバ4を通じて装置Bへ送信データを送出し、
またレシーバ6を通じて装置Bからの応答を受取
る。さらに同期クロツク信号は送、受信の同期を
とるためドライバ5を通じて装置Bへ送出され
る。AとBの間はデータ伝送線路12、応答伝送
線路13、同期クロツク伝送線路14で接続され
ている。
装置BではCPU11が通信用LSI10に対して
受信制御を行う。LSI10にはレシーバ8から同
期クロツクが入力し装置AとB間の送、受信の同
期をとつている。またレシーバ7からはシリアル
データが入力されるからデータを受信し受信制御
を行うと共に、このときの応答をCPU11の命
令によりドライバ9を通じてBからAへ、送る。
第2図は上記第1図の制御のフロー図で、Aは
装置1すなわち送信側の制御フロー図である。A
図中の101で送信データがあるかどうかを確認
し、あれば102で通信要求をBに送信する。1
03で通信要求に対する可能応答が確認できたら
104で1ブロツクのデータを送信し、105で
Bからの応答を確認し、106でデータの再送信
要求かどうかを確認し、再送要求でなければ終了
し、再送要求があれば104に戻る。
第2図Bは103と105の応答確認のサブル
ーチンフロー図である。装置Bに対して送信を行
つた後110でタイマをスタートし、111で応
答の確認をし、応答があれば112でタイマをス
トツプし次の処理に戻る。応答がなければタイム
アウト(終了)したかどうかを113で確認し、
タイムアウトなら114でタイマを停止し115
で再応答を装置Bに要求する。
第2図Cは装置Bの受信側制御フロー図であ
る。装置Bは121で通信要求を受けると、12
2で受信可能のを応答する。123で再応答要求
が無いことを確認すればデータ受信を持つ。12
4で1ブロツクのデータを受信し、125ではデ
ータの誤りをCRC(Cyclic Redundancy Check)
コードまたはBCC(Block Ckeck Cade)によつ
てチエツクし、126でデータ誤りの有無を判定
する。誤りがなければ127で正常と応答し、1
28での再応答要求がなければ終了する。もし1
26でデータ誤りがあれば129で1ブロツクの
データの再送要求を出し、130で再応答要求が
なければ124に戻りデータ受信を行う。
以上の説明のように、A,B両装置はいずれも
相互の確認に複雑な処理が必要で、特に誤り発生
時の処理が複雑であつて誤りの回復時間が長い。
また通信処理はタイムアウトとならないために最
優先の処理事項となり、他の処理の実行速度を遅
くしてしまう。送信側が1つで受信側が複数の場
合には、データ中に宛先コードを入れておきこれ
を参照しながら送、受信するので、前記の処理が
さらに複雑になるなどの問題があつた。
(発明の具体的な目的) 本発明は回線処理装置と表示装置間で表示デー
タを転送する場合のように、高速で大量のデータ
を転送することが要求されるとき、転送処理に相
互のCPUが処理時間の大部分を取られないよう
に、以下に説明する如くバツフアRAMをアドレ
ス発生用のカウンタで同期させ、データを送信側
は読み取り、受信側は書込むことを繰返すことに
より、転送処理や誤り処理を減らすようにするこ
とが目的である。
(発明の構成) 第3図は本発明の概要説明図で、Cは送信側制
御装置、Dは受信側制御装置とする。装置Cは通
信回線203からの受信処理を行い装置Dに対し
てそのデータを転送する。装置Dはそのデータに
より表示制御などを行う場合を例にとる。201
と202はそれぞれ送信側RAMメモリと受信側
RAMメモリで、RAM201には装置Dに送る
べきデータを書込むが、データが送信済かどうか
に関係なくアドレスを送信スキヤン回路206で
順次スキヤン(走査)して転送データを読み出
し、データ伝送線路204を通じて装置Dに転送
する動作をくり返す。RAM202は同期信号伝
送線路205にて送られた同期信号によつて
RAM201と同期してアドレスを順次スキヤン
し、装置Cからの転送データを順に書込む動作を
くり返す。この動作により2つのRAM201と
202のデータは201の内容が書き変わつても
すぐ同一になる。なお209は受信スキヤン回
路、207,208はドライバ(送信器)、21
0,211はレシーバ(受信器)である。またデ
ータは送信ドライバ207から204を経て21
0で受信され、同期信号はドライバ208から2
05を経て受信レシーバ211で受信される。
この形態でRAM201と202のアドレスを
任意の固定長で区分しこれを1電文とする。第4
図はRAMのアドレスマツプの一例を示したもの
で、1電文中にはデータと共にRAM201に新
しく書込んだことを示す書込み回数のカウント値
と、データの転送誤りをチエツクする誤り検出コ
ードが含まれている。これらは装置CのCPU(図
示省略)が送信処理に応じてRAM201に書込
む、装置Cが電文を転送する際にはRAM201
に転送データを書き込み、書き込み回数カウント
を増すように書換え誤り検出コードを書換える。
装置Cから装置Dへはデータが前記のように自動
的に転送されている。装置Dでは各電文中の書込
み回数カウント値のアドレスを各電文毎に監視
し、カウント値が前回の監視値より増加していれ
ば、その電文のデータは新データであるから誤り
検出コードをチエツクする。このチエツクで誤り
がなければその電文中のデータを新データとして
処理する。誤り検出コードでチエチクして誤りと
なればその電文は読み捨てるか、くり返しCから
Dへデータは転送されていて回線誤りも頻発する
ものではないため、次に書き込み回数カウント値
を監視したときには自動訂正され、正しいデータ
を取り込める。
このように伝送誤り時も自動的に復元し、相互
の複雑な応答は必要でないため、データを高速伝
送するとき転送処理にCPUの処理時間の大部分
を使われたり、誤り時の再転送要求による相互応
答だけに通常の数倍の転送時間が必要となるなど
の問題を防止できる。
また本発明装置はRAMによる構成であるため
第5図(第5図は本発明を拡張して受信側を複数
とした場合の通信制御装置の構成例図)に示すよ
うに、送信側装置Eの送信RAM221と受信側
装置F,G,Hの各受信RAM222,223,
224をアドレスでそれぞれ対応するように分割
し、Eの送信スキヤン回路225とF,G,Hの
各受信スキヤン回路226,227,228の同
期をとるようにすれば、送信1対受信3の送信が
できる。このときのデータおよび同期信号は送信
ドライバ229から送出され、データ、同期信号
伝送線路233を通じてF,G,Hの各受信レシ
ーバ230,231,232で受信される。
同様に第6図(第6図は本発明を拡張して送信
側を複数とした場合の装置の構成例図)のよう
に、送信側装置IとJの送信RAM241,24
2と受信側装置Kの受信RAM243をアドレス
でそれぞれ対応するように分割すれば、送信2
(またはn)対受信1の送信ができる。なおタイ
ミングについてはIでタイミングクロツクを発生
し、IとJの送信データの衝突を防いだり、Kの
受信タイミングを制御する。
第5図および第6図は一例であつて、相互の送
信RAM、受信RAMの分割数はRAMであるため
任意に分割できて、送信1対受信nに、送信n対
受信1も可能である。また上記の1対n,n対1
を組合わせれば送信n対受信nの構成も可能であ
る。
第7図は1対1で送信、受信を行う場合(第3
図)の本発明を実施した制御装置の基本的な構成
を示すブロツク図で、Lはデータを送信する制御
装置、Mはデータを受信する制御装置とする。送
信側の301はCPUで送信処理をする、302
はCPUのデータ書き込み、データ送信時のデー
タバス、303はCPUが書き込んだデータを保
持し、カウンタ308からの送信アドレスに従つ
てデータを読み出し送信する送信RAM、304
は303へのアドレスバス、305はアドレスセ
レクタで、CPU301からのCPUライトアドレ
ス306と送信アドレスカウンタ308からのカ
ウント値による送信アドレス307が衝突しない
ように時分割で切替えRAM303に入力させ
る。
送信アドレスカウンタ308は、アドレスバス
304の送信データをインクリメントし、繰返し
読み出し送信するための送信アドレスを発生す
る。また受信側と同期をとるための同期信号も出
力する。309はクロツク信号でカウンタ308
を動かす。310もクロツク信号で、1データ毎
に1パルスを送信し、受信側のアドレスカウンタ
358を送信側のアドレスカウンタ308と同時
に動かす。311はクロツク発生器である。31
2は同期信号で、308と358のカウント値を
同期させるため1電文毎または全アドレスの一巡
毎に1つの同期パルスを挿出する。313〜31
5は送出回路で、313は送信データ、314は
同期信号、315はクロツク信号をそれぞれ送出
する。313〜333は送信側と受信側を結ぶ線
路で、331はデータ伝送用、332は同期信号
用、333はクロツク用である。
次に受信側に移つて351はCPUで受信処理
をする。352はCPUのデータ読み出し、デー
タ受信用のデータバス、353は受信RAMで、
送信側からのデータがカウンタ358の受信アド
レスで自動的に書き込まれ、このデータでCPU
が受信処理をする。354はRAM353へのア
ドレスバス、355はアドレスセレクタでCPU
からのリードアドレスとカウンタ358からの受
信アドレスがぶつからないよう時分割で切替え
RAM353に入力させる、356はCPUのリー
ド時のリードアドレスバス、357は受信アドレ
スバスでカウンタ358のカウントによる受信ア
ドレスを出力する。358は受信アドレスカウン
タで、送信側よりの308と358を同時に動か
すためクロツク359と同期信号360により動
作し送られてくるデータをRAM353に書き込
むための受信アドレス357を発生する。361
〜363は受信回路で、361は受信データ用、
362は同期信号用、363はクロツク用であ
る。
第8図は第5図と同じく送信側装置が1で受信
側装置がn個のときの本発明による回路構成例図
である。この図において第5図および第7図と同
一記号は同一の機能を有するものとする。Lはデ
ータを送信する制御装置で、第7図のLと同一構
成でよく、RAM303のアドレスをCPU301
が受信側の数nに対応するようにn分割して処理
すればよい。N1,N2はLからのデータを受信
する制御装置の例で、N2はN1と同一構成であ
るが、送られてくるデータが受信装置毎にアドレ
スでエリアを分割しているため、アドレスデコー
ダADE2が装置N1のエリアと異なる装置N2
のエリヤのデータをRAM353へ自動書込むよ
うに制御している。ADE1,ADE2はアドレス
デコーダで、受信時あらかじめ受信するエリヤと
して設定されたアドレスエリヤのデータのみを
RAM353に書込むようにセレクト信号S1,
S2を出力する。334〜336はN1とN2を
結ぶ伝送線で、334はデータ用、335は同期
信号用、336はクロツク信号用である。
第9図は第6図と同じく送信側装置がn個で受
信側装置が1つのときの本発明による回路構成の
一例を示す。第7図と記号が共通なL1,L2は
データを送信する制御装置の例で、L2はL1と
同一構成であるが、その送信アドレスカウンタ3
08の入力クロツクが内部のクロツク発生器31
1よりの信号309ではなく、L1からの信号3
19に切替器320において切替り、L1のクロ
ツク信号および同期信号によりL1の308とL
2の308から出力される送信アドレス307が
同時に動くようになつている。受信側装置Mは第
7図のMと同一構成であるが、送信装置の数に対
応するようにCPU351がRAM353のアドレ
スを分割し受信データを処理する。301〜31
5は第7図と共通である。
316はアドレスデコーダで、送信時あらかじ
め送信するエリアとして設定されたアドレスエリ
アのデータのみを送信し、L1,L2の出力同志
が衝突しないように各RAM303と各送出回路
313のイネーブル/デイスエーブルで制御す
る。317はデコード出力である。318は内部
クロツクを出力している他の送信装置からのクロ
ツク信号受信回路、319は318よりの外部ク
ロツク信号、320は送信アドレスカウンタ30
8への外部クロツク319と内部クロツク309
の切替器、第9図の例では送信装置の1つL1の
みが内部クロツク側に接続されている。321は
外部からの同期信号の受信回路で、内部クロツク
を使用している送信装置この図ではL1からの同
期信号を受信する。322はその外部よりの同期
信号である。331〜333は第7図同様送、受
を結ぶ線路、334〜336は第8図と同じく送
信側装置を結ぶ線路である。
(発明の動作) (1) 第7図の回路の動作 制御装置LにおいてCPU301がRAM30
3に電文を書き込む、RAMにはアドレスセレ
クタ305を通じてアドレスが加えられる。ア
ドレスセレクタ305は送信のため順次アドレ
スをインクメントし、RAM303のデータを
読み出す送信アドレス307とCPUからのデ
ータのCPU書き込みアドレスがぶつからない
ように、アドレスセレクタの時分割ダイヤグラ
ムである第10図のように時分割して切替え
RAM303のアドレスに加える。
第10図においてaはCPU301の書き込
みアドレス(WA)で信号306、bは送信ア
ドレスカウンタ308の送信アドレスをRA、
RA+1、RA+2で常時転送のためインクリ
メントしている。cはアドレスセレクタ305
のセレクタ信号で、Lowのときaの信号、
Highのときbの信号を選ぶ、dはRAM303
に加えられるアドレス信号で、cの信号により
aとbの信号を時分割し切替えている。
この方法は装置Mにおいても、CPU351
のCPU読み出しアドレス356と受信アドレ
スカウンタ358の受信アドレス357を時分
割し切替えるアドレスセレクタ355にても同
様に用いられている。なおこの方法は従来から
用いられている時分割の方法であつて、周知の
手段であるからこれ以上の説明は省略する。
さて送信アドレスカウンタ308ではクロツ
ク発生器311のクロツクによつて送信アドレ
スをカウントアツプし、これによつてRAM3
03のデータをすべて読み出させ装置Mに転送
する。そして最終アドレスに達するとまた最初
に戻つて、順次繰返すことによりRAM303
のデータの変化に関係なく常に新しいデータを
転送し続ける。カウンタ308は装置M側の受
信アドレスカウンタ358の受信アドレスを同
期させるための同期信号を出力する。クロツク
発生器311はカウンタ308と358のアド
レスを同時に動かすため同じクロツク信号を送
出する。またLとMの両装置間はデータ、同期
信号、クロツクの3つの信号で結ばれているこ
とは図示の通りである。
次に装置Mにおいては、装置Lから送られる
同期信号とクロツク信号によつて送信アドレス
カウンタ308と同期がとれた1対1に対応す
る受信アドレスを受信アドレスカウンタ358
で発生し、受信したデータを順次RAM353
に自動的に書込む。CPU351はRAM353
に入つたデータをアドレスセレクタ355を通
したアドレスで読出し受信処理を行う。この3
55の動作は第7図の構成で説明した通りであ
る。
転送する電文は1対1に対応するRAM30
3と353のアドレスを任意の必要な固定アド
レス長でソフトウエアで区切つて1電文とす
る。1電文は転送するデータと、データが変化
したことを示すための書き込み回数カウント値
と、データ誤りをチエツクする誤り検出の
CRCコードまたはBCCコードによつて構成さ
れている。
第11図Aは送信側装置Lの処理のフローチ
ヤートである。CPU301はRAM303のア
ドレスで区切つた1電文中にこの図の151で
データを書き込み、152で書き込み回数カウ
ント値をカウントアツプするように書換える。
最後に153でBCCまたはCRCコードを書き
込む。この処理中も装置Lは自動的にハードウ
エアがデータを転送し続ける。
第11Bは受信側装置Mの処理のフローチヤ
ートである。図の161ではCPU351が
RAM353内の複数電文の書き込み回数カウ
ント値のアドレスを次々とスキヤンして値を読
み出し前回スキヤンした値と比較を行う。図の
162では比較値が同一なら次の電文の書込み
回数カウント値のアドレスの値を読みに行く
が、変化していればその電文のBCCまたは
CRCのチエツクを163で行い、電文自体が
データエラーを起こしていないかどうかを確か
める。もしデータ誤りがなければそのデータを
使用し、データ誤りがあれば該当データはキヤ
ンセルし、次の電文の書き込みカウンタを監視
して行くが、電文は繰返し転送されているため
次に書き込み回数カウントを監視してまた来た
データを正規のデータとして取込むことができ
る。
(2) 第8図の回路の動作 本回路は送信装置が1つで受信装置が複数の
場合である。送信装置Lは第7図の装置Lと同
じ構成で、制御の基本は変わらないが送信先を
送信RAMのアドレスで決めており、電文の送
付先によつて送信RAMに書き込むアドレスを
制御する必要がある。装置Lは第7図のLと同
様にアドレスをすべてスキヤンしすべてのデー
タを常時転送し続ける。受信装置のN1とN2
はこのデータを第7図の装置Mと同じように受
信RAM353に書き込むようにそれぞれの受
信アドレスカウンタ358が送信側と同期しな
がら受信アドレスをインクリメントするが送ら
れてくるすべての電文から各受信装置に対応す
る電文のアドレスのものだけ選んで自動的に書
き込むようにアドレスデコーダADEが選別す
る。各CPU351の受信制御は同一でよい。
(3) 第9図の回路の動作 本回路は送信側が複数で受信装置が1つの場
合で、受信制御装置Mは第7図のMと同じ構成
である。また制御方式の基本は第7図と変わら
ないが、送信側装置L1,L2はアドレスによ
りアドレスデコーダ316においてデータを送
付する装置のRAM303および送信回路31
3を選択し、送信が重ならないように制御す
る。また各装置の送信アドレスカウンタ308
の同期をとるための同期信号とクロツク信号は
送信側装置の1つ(図ではL1)のみから出力
させる。このため装置L1では同期信号はアド
レスカウンタ308より、クロツクはクロツク
ドライバ315からそれぞれ出力しているが、
装置L2ではそれぞれ同期信号レシーバ321
クロツクレシーバ318で受信した信号によつ
て動作する。各送信RAM303はそれぞれの
送信アドレス307によつてその制御装置が送
信するエリヤが決まつているため各CPU30
1がそのRAM303の送信データを書き込む
エリヤを認識し該当するアドレスに送信データ
を書き込む。
受信側装置MはL1,L2のどらからの受信
データかをその受信RAMのアドレスによつて
識別し受信処理を行う。この他の処理は第7図
の送、受1対1の場合と同様でよい。
(発明の効果) 制御装置間で高速にデータ転送をするとき送、
受信処理を単純にすることによりCPUの他の処
理能力を高めることができる。本発明の効果はこ
の点にあるがさらに具体的に説明するとデータ誤
りが発生した時も受信側は特別な処理をする必要
はないこと、送信処理、受信処理は共にRAMへ
の書き込み、読み出しでよいため最優先で処理し
なくてもデータは正規に転送されること、受信側
の電源が途中で断となり再度投入されても送信側
は繰返して送信しているためデータは自動的に復
元できること、送信側も受信側もRAMで構成さ
れているためメモリマツプで受信側を分割すれば
受信側装置が複数でも送信、受信とも同じ処理で
行うことができること、送信側装置が複数の場合
もドライバのイネーブル端子を制御すれば同様に
できること、また受信側が途中で電源を切られて
も送、受信側相互で応答せずにデータ転送が可能
となること等である。
ここで本発明のデータ転送速度についての優位
性について説明する。従来の装置と比べて本発明
による装置ではカウンタによるハードウエアの自
動転送を用いているためデータ転送速度はハード
ウエアによる制限まで速くすることができるが転
送速度を同一とした場合についてここでは述べ
る。第12図は本発明装置と従来の装置のデータ
処理速度比較図である。この図中Aはデータ誤り
(エラー)の無いときの受信側処理のタイムチヤ
ートであるが、データチエツク時間を同じとする
と受信処理の時間には変わりはない。しかし図B
のようにデータ誤りが発生した場合には従来の装
置ではデータをチエツクしデータの再送要求を行
うことが必要であるのに対して本発明装置では再
送要求は行わず、データは繰返し送られているた
めチエツク後の再送要求の分だけ受信処理時間は
早くなる。さらに転送速度が速くなる程データチ
エツクおよび再送要求の時間はデータ転送時間に
対し相対的に大きくなるため本発明の有効性は大
きくなる。なお送信側はRAMに書き込むだけで
自動的に転送され、特別なエラー処理および再送
処理は必要としないため処理は簡単になることも
著しい効果である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の通信制御回路の構成例図、第2
図は第1図の制御のフローチヤート、第3図は本
発明の概要説明図、第4図は本発明による制御装
置に使用されるRAM(メモリ)のアドレスマツ
プの一例図、第5図および第6図は本発明を実施
した送信または受信の一方側のみが複数の場合の
通信制御装置の各構成例図、第7図は本発明によ
る通信制御装置の基本的な構成図で1対1の送、
受を行う場合である。第8図は第5図と同じく1
つの送信側制御装置に対し受信側制御装置が複数
の場合の回路構成例図、第9図は第6図と同じく
送信側制御装置が複数で受信側制御装置が1つの
場合の回路構成例図、第10図はアドレスセレク
タの時分割ダイヤグラム、第11図A,Bはそれ
ぞれ第7図の送信側制御装置Lおよび受信側制御
装置Mの処理のフローチヤート、第12図は従来
の制御装置と本発明による制御装置のデータの処
理速度比較図である。 302……データバス、304……RAMアド
レス、305……アドレスセレクタ、306……
CPUアドレスバス、307……送信アドレス信
号、308……送信アドレスカウンタ、309,
310……内部クロツク信号、311……クロツ
ク発生器、312……内部同期信号、313……
データドライバ、314……同期信号ドライバ、
315……クロツクドライバ、318……外部ク
ロツクレシーバ、319……外部クロツク信号、
320……クロツク選択器、321……外部同期
信号レシーバ、322……外部同期信号、331
……データ線ケーブル、332……同期信号線ケ
ーブル、333……クロツク信号線ケーブル、
ADE……アドレスデコーダ、353……受信
RAM、354……RAMアドレス、355……
アドレスセレクタ、356……CPUアドレスバ
ス、357……受信アドレス信号、358……受
信アドレスカウンタ、359……クロツク信号、
360……同期信号、361……データレシー
バ、362……同期信号レシーバ、363……ク
ロツク信号レシーバ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信制御装置の送信用CPUから送信RAMに
    書込まれるデータを、受信用CPUを備えた受信
    制御装置の受信RAMに繰り返し連続転送するた
    めに、 前記送信制御装置には、 前記送信RAMに、それぞれデータを格納する
    エリアと該データを書込む毎に順にインクリメン
    トするカウント回数を格納するエリアと誤り検出
    コードを格納するエリアとからなるn個の電文エ
    リアが設けられ、 クロツクパルス発生器と、 該クロツクパルス発生器からのクロツクを計数
    した計数値を前記送信RAMの内容を繰り返し連
    続転送するための送信アドレスとして出力すると
    ともに、一定周期毎に前記受信制御装置に対する
    同期信号を出力する送信アドレスカウンタと、 該送信アドレスカウンタからの前記送信アドレ
    スと、前記送信用CPUから前記送信RAMにデー
    タを書込むための書込みアドレスとを時分割で交
    互に切替えて前記送信RAMに与える送信側アド
    レスセレクタと、 前記送信RAMの電文を送信するデータ信号と
    前記同期信号および前記クロツクパルス発生器か
    らのクロツク信号のそれぞれを受信側に送出する
    送出回路と伝送線路とを備えて、 前記送信用CPUから前記送信RAMへのデータ
    の書込みと該データを書込む毎にインクリメント
    する書込回数と誤り検出コードの書込みが行われ
    るとともに、該送信RAMから前記受信制御装置
    への読み出し転送とが繰り返し連続して行われ、 前記受信制御装置には、 前記受信RAMに、前記送信RAMに対応する
    電文エリアが設けられ、 送信側からの前記データ信号、同期信号、クロ
    ツク信号をそれぞれ受信する受信回路と、 受信した前記クロツク信号を前記同期信号に従
    つて計数した計数値を前記受信RAMに受信デー
    タを繰り返し連続して書込むための受信アドレス
    として出力する受信アドレスカウンタと、 該受信アドレスカウンタからの受信アドレス
    と、前記受信RAMの電文を読み出すための前記
    受信用CPUから与えられる読み出しアドレスと
    を時分割で交互に切替えて前記受信RAMに与え
    る受信側アドレスセレクタとを備えて、 前記送信制御装置から送られる電文の前記受信
    RAMへの書込みが繰り返し連続して行われると
    ともに、前記受信CPUによつて前記各電文の書
    込み回数がカウントアツプしたときのみ前記誤り
    検出コードをチエツクし、誤りがなければデータ
    を読み出し誤りがあつたときは繰り返される当該
    電文の誤り検出コードの誤りがなくなつたときデ
    ータを読み出す制御が行われるようにしたデータ
    通信の送、受信制御回路。
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