JP3337907B2 - 多重伝送システム - Google Patents

多重伝送システム

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JP3337907B2 JP12888096A JP12888096A JP3337907B2 JP 3337907 B2 JP3337907 B2 JP 3337907B2 JP 12888096 A JP12888096 A JP 12888096A JP 12888096 A JP12888096 A JP 12888096A JP 3337907 B2 JP3337907 B2 JP 3337907B2
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  • Communication Control (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重伝送路に接続
され、互いにメッセージの送受信を行う多重伝送システ
ムに関し、特にメッセージ内に同期ビットを挿入した調
歩同期方式を用いてメッセージを送受信する多重伝送シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多重伝送路に接続され、互いにメッセー
ジの送受信を行う多重伝送システムの一つにCSMA/CD(Ca
rrier Sence Multiple Access/Colision Detection) と
NDA(Non Destructive Arbitration)を組み合わせた多重
伝送システムがある。この多重伝送システムでは、例え
ば図3(a)に示すように、SOF(StartOf Frame)、
メッセージの優先度を表すPRI(PRIority)、メッ
セージの種類を表すTYPE、データの内容を表すI
D、DATA、エラーチェック符号CRC、肯定応答A
NC(Acknowledgement for Network Control )および
EOF(End Of Frame) から構成されたメッセージの送
受信が行なわれる。このメッセージ内に同期ビットを挿
入した調歩同期方式を用いている。
【0003】また、送信されたメッセージは多重伝送路
に接続された全ての多重伝送装置が受信し、受信したこ
とをメッセージを送信した前記多重伝送装置に応答する
肯定応答を行うことで多重通信システムの信頼性を高め
ている。上記の多重伝送システムにおいて、少なくとも
2台の多重伝送装置が同時にメッセージを送信した場合
にメッセージの衝突が発生する。このメッセージの衝突
が発生した場合、プライオリティ領域で定められている
優先度によって、優先度の低いメッセージを送信した多
重伝送装置は、メッセージの送信を中断して、優先度の
高いメッセージの送信終了後に再度送信を行うことで、
メッセージの衝突が発生した場合でも通信を可能にして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の多重
伝送システムにおいて、メッセージの衝突が生じた少な
くとも2台の多重伝送装置は、例えばこれらを動作させ
る発振装置の発信周波数にズレがある場合、認識する1
ビットの間隔に相違が生じる。つまり、発信周波数が高
い多重伝送装置の方が、発信周波数の低い多重伝送装置
より1ビットの間隔を小さく認識する。このように、発
信周波数のズレた多重伝送装置間で、例えば図7に示す
ようにメッセージA、Bの衝突が発生した場合、メッセ
ージ及びビットを認識するサンプリングポイントSPに
ズレが生じる。発信周波数の高い多重伝送装置が送信し
たメッセージAのプライオリティは、例えば”111
0”、発信周波数の低い多重伝送装置が送信したメッセ
ージBのプライオリティは、例えば”1100”であ
る。
【0005】これらのプライオリティ領域の3ビット目
で発信周波数の低い多重伝送装置は、後述する表1の優
先度に従って競合負けと認識してメッセージBの送信を
停止し、同期ビットで再同期を行おうとする。しかしな
がら、発振周波数の低い多重伝送装置は、自装置が送信
しているメッセージBの一番目の同期ビットのロウレベ
ルCが、発振周波数の高い多重伝送装置が送信したメッ
セージAの一番目の同期ビットのハイレベルDと重な
る。
【0006】ここで、発信周波数の低い多重伝送装置は
フォーマットエラーが生じ、発信周波数の高い多重伝送
装置から送信されたメッセージAの受信を停止してしま
う。このため、発信周波数の低い多重伝送装置は、発振
周波数の高い多重伝送装置から送信されたメッセージA
に対する肯定応答を行うことができないので、発信周波
数の高い多重伝送装置は、メッセージAの再送信を行う
結果、ネットワークのトラフィック量の増加、応答性の
低下が生じるという問題がある。
【0007】本発明は上記の課題を解決し、少なくとも
2台の多重伝送装置が同時にメッセージを送信し、メッ
セージの衝突が発生した際に、例えば多重伝送装置の発
信周波数がズレていてもネットワークのトラフィック量
の増加、応答性の低下を招くことなくメッセージのプラ
イオリティ制御が可能な多重伝送システムを提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。本発明の
多重伝送システムは、多重伝送路に接続され、お互いに
メッセージを送受信する複数の多重伝送装置を備えた多
重伝送システムにおいて、前記多重伝送装置は、通信制
御装置、前記通信制御装置を制御するCPUおよび前記
多重伝送路と通信制御装置を接続させるバスインターフ
ェース装置を有し、前記複数の多重伝送装置が送信した
メッセージが同時に送信されて衝突した際に、メッセー
ジの優先度に従って競合負けにより、メッセージの送信
を停止した多重伝送装置は、メッセージの送信を停止し
た後に、プライオリティ領域でプライオリティビットの
エッジを検出し、このエッジを基準として再同期を行う
ことを特徴とする。
【0009】本発明の多重伝送システムによれば、少な
くとも2台の多重伝送装置が送信したメッセージが同時
に送信されて衝突した際に、メッセージの優先度に従っ
て競合負けにより、優先度の低いメッセージの送信を停
止した多重伝送装置は、メッセージの送信を停止した後
に、プライオリティ領域でプライオリティビットのエッ
ジを検出し、このエッジを基準として再同期を行うの
で、例えば前記少なくとも2台の多重伝送装置の発信周
波数がズレていても発信周波数の低い多重伝送装置はフ
ォーマットエラーが生じることがなくなり、発信周波数
の高い多重伝送装置から送信されたメッセージの受信を
停止することがない。その結果、発信周波数の低い多重
伝送装置は、発振周波数の高い多重伝送装置から送信さ
れたメッセージに対する肯定応答を行いメッセージの送
信終了後に再度送信を行うので、ネットワークのトラフ
ィック量の増加、応答性の低下を招くことなくメッセー
ジのプライオリティ制御が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る多重伝送シス
テムの実施の形態を図1ないし図6を参照してより詳細
に説明する。
【0011】(実施の形態1)図1において、符号1
0、20、・・・、n0は多重伝送装置で、各多重伝送
装置10、20、・・・、n0は、多重伝送路100に
接続されている。多重伝送装置10は、通信制御回路1
1、通信制御回路11を制御するCPU12、前記多重
伝送路100と通信制御回路11を接続させるバスイン
ターフェース回路13、前記通信制御回路11とCPU
12を動作させる発振装置14を有している。他の各多
重伝送装置20、・・・、n0も多重伝送装置10と同
様に構成されていて、図示の関係で省略されているが同
様の部分には同様の符号を使用して説明する。多重伝送
装置10は、発振装置14により生成したクロック(以
下外部クロックC0という)をCPU12および通信制
御回路11に入力し、CPU12および通信制御回路1
1内で図2に示すタイミングで内部クロックC1、C2
を生成してCPU12および通信制御装置11を動作さ
せている。
【0012】各多重伝送装置10、20、・・・、n0
は、図3(a)に示すメッセージM10、M20、・・
・、Mn0を送受信しており、このメッセージMn0は
メッセージの開始を示すメッセージ開始符号SOF(St
art Of Frame)と、メッセージMn0の優先度を示すプ
ライオリティPRI(Message PRIority)と、当該メッ
セージMn0のフレームのタイプを示す識別コードTY
PEと、データの内容(機能)を示す識別コードID
と、4バイトのデータからなるデータ領域DF(Data F
ield)と、エラーチェック符号CRCと、肯定応答AN
C(Acknowledgement for Net-work Control)領域およ
びメッセージの終了を示すメッセージ終了符号EOF
(EndOf Frame )とを有している。
【0013】ここで、プライオリティPRI〜肯定応答
ANCの領域は、図3(b)の形式、即ち、4ビット+
同期ビットBi+4ビット+同期ビットBi、という形
式で伝送される。この同期ビットBiは、各ノードの受
信の同期を合わせるためのビットである。プライオリテ
ィPRI領域では、メッセージMn0の優先度を示して
おり表1に示す優先度が決められている。
【0014】
【表1】プライオリティ・ビット
【0015】また、肯定応答ANC領域は、ネットワー
クに接続される全てのノードの受信応答信号領域であ
る。この肯定応答ANC領域は図3(c)に示すよう
に、複数のタイムスロット(各々1ビット)に分割さ
れ、且つ、上記各タイムスロットがネットワーク上の各
多重伝送装置10、20、・・・、n0にそれぞれ割り
当てられている。つまり、前記タイムスロットは順番に
物理アドレスが割り当てられており、同時に各々の多重
伝送装置10、20、・・・、n0は固有の物理アドレ
スを与えられており、この物理アドレスに対するタイム
スロットに1ビットのACK信号を送信する。従って、
例えば多重伝送装置10は、メッセージMn0を正常に
受信すると、当該メッセージMn0中の肯定応答ANC
領域の自局に割り当てられたタイムスロットの位置で、
1ビットのACK信号を多重伝送路100に送信する。
多重伝送装置10の1ビットのACK信号を受信したメ
ッセージMn0を送信した、例えば多重伝送装置20
は、自局が送信したメッセージM20がどのノードに正
常に受信されたのか、言い換えれば、メッセージM20
を正常に受信できなかった多重ノードがあるか否かを知
ることができる。
【0016】図3(d)にメッセージ開始符号SOFと
メッセージ終了符号EOFの形式を示す。ここで、メッ
セージ開始符号SOFはメッセージ内の他の領域ではあ
り得ない特有の形式をしている。このことにより、各多
重伝送装置10、20、・・・、n0は、メッセージ開
始符号SOFと同じパターンを受信した場合はすぐにメ
ッセージの開始であると認識することができる。例え
ば、本実施の形態では、図2に示すように発振回路14
で8MHzの外部クロックC0を生成し、通信制御回路
11内で4MHzの2層の内部クロックC1、C2を生
成している。前記多重伝送装置10が前記メッセージM
n0を受信する場合、多重伝送装置10では、図2に示
す内部クロックC2で前記メッセージの論理つまり、ハ
イレベルかロウレベルかを認識し、内部クロックC1で
通信制御回路11に取り込んでいる。
【0017】また、多重伝送装置10が受信したメッセ
ージMn0の1ビット長は、図2に示すように前記内部
クロックC1のタイミングで32クロック(8μs)と
し、ビットのサンプリングポイントSPを21.5クロ
ック目とし、前記受信メッセージMn0を取り込み、取
り込んだ受信メッセージMn0は、CPU12へ送ら
れ、図1に示すように各種負荷装置15の制御などを行
う。前記メッセージMn0を受信し始めたら、最初の立
ち上がりエッジ、つまり論理がロウレベルからハイレベ
ルに変化した時点から21.5クロック目の所にサンプ
リングポイントSPを合わせ、メッセージMn0の受信
を行う。また、メッセージMn0中の同期ビットの立ち
上がりエッジ(ロウレベルからハイレベルへの変化点)
で再同期、つまりエッジから21.5クロック目の所に
サンプリングポイントSPを強制的に移動し、メッセー
ジMn0の受信を行う。
【0018】上記のように構成された多重伝送システム
の動作について以下に説明する。 多重伝送装置10、20の発信装置14によって生成さ
れた外部クロックC0にズレがない場合:多重伝送装置
10、20が図4に示すメッセージM10、M20をそ
れぞれ同時に送信した場合、メッセージの衝突が発生す
る。衝突が発生すると、多重伝送装置10(20)は、
自装置10(20)から送信するメッセージM10(M
20)と同時に、前記他の装置20(10)が送信した
メッセージM20(M10)を同時に受信する。
【0019】多重伝送装置10(20)は、それぞれ相
手のメッセージM20(M10)を受信すると、内部ク
ロックC2でメッセージM20(M20)のタイミング
を取り、内部クロックC1のタイミングで通信制御回路
11に取り込む。サンプリングポイントSPは、受信し
たメッセージM10、M20の変化点、つまり、立ち上
がりエッジを検出した内部クロックC1から数えて2
1.5クロック目に合わせ、メッセージM10、M20
内のビットを認識し、前記サンプリングポイントSPに
より、メッセージ開始符号SOF(8ビット)を認識す
ると、通信制御回路11はフォーマットの正しいメッセ
ージM10、M20であると認識する。発信装置14に
よって生成された外部クロックC0が同じであるため、
メッセージM10、M20のビット幅にズレはなく、前
記多重伝送装置10、20のそれぞれのサンプリングポ
イントSPの位置は同じとなる。
【0020】プライオリティPRI領域でも同様にズレ
はない。ここで、図4に示すように多重伝送装置10が
送信するメッセージM10の方が、前記多重伝送装置2
0が送信するメッセージM20より表1に示すようにプ
ライオリティが1レベル高いため、前記多重伝送装置2
0はプライオリティPRI領域の3ビット目で、自装置
20がロウレベルを送信しているにも関わらず、ハイレ
ベルを受信したことになり、メッセージの衝突が発生し
たことと、プライオリティが低いことを認識し、送信を
停止する。同時に、前記プライオリティの高い多重伝送
装置10が送信したプライオリティの3ビット目の立ち
下がりエッジ、つまり、ハイレベルからロウレベルへの
変化点を内部クロックC2で検知したら、次の内部クロ
ックC1から21.5クロック目にサンプリングポイン
トSPを移動する再同期を実施して前記多重伝送装置1
0から送信されたメッセージM10を受信する。以後、
メッセージ中の同期ビットのロウレベルからハイレベル
への変化点で再同期を実施する。前記多重伝送装置20
は、前記多重伝送装置10の送信メッセージM10を受
信後、送信を途中で停止したメッセージM20を再度、
多重伝送路100に送信する。
【0021】多重伝送装置10、20の発信装置14に
よって生成された外部クロックC0にズレがある場合:
多重伝送装置10、20が図5に示すメッセージM1
0、M20をそれぞれ同時に送信した場合で、且つ、前
記多重伝送装置10内の発振装置14によって生成され
る外部クロックC0が、前記多重伝送装置20内の発振
装置14によって生成される外部クロックC0より早い
場合、図5に示すように前記多重伝送装置10、20が
送信したメッセージM10、M20はだんだんズレてい
く。
【0022】前記多重伝送装置20は、プライオリティ
PRI領域の3ビット目でロウレベルを送信しているに
も関わらず、多重伝送装置10が送信したハイレベルを
サンプリングポイントSPで認識する。同時に、多重伝
送装置20は、メッセージの衝突が発生したことを認識
し、競合負けのためメッセージM20の送信を停止す
る。多重伝送装置20は、メッセージM20の送信を停
止後、多重伝送装置10が送信したメッセージM10の
プライオリティPRI領域の3ビット目の立ち下がりエ
ッジを内部クロックC2で検知したら、次の内部クロッ
クC1から21.5クロック目にサンプリングポイント
SPを移動し、多重伝送装置10が送信したメッセージ
M10を受信する。以後、同様の再同期を同期ビットの
ロウレベルからハイレベルへの立ち上がりエッジにて再
同期を行うことで、発振装置14によって生成される外
部クロックC0にズレが発生してもメッセージの受信が
可能となり、再送などのトラフィック量の増加、応答性
の低下は発生しない。
【0023】(実施の形態2)なお、上記の実施の形態
では、同期ビットを使用したメッセージのフォーマット
について説明したが、ビットスタッフィングを使用して
いるメッセージのフォーマットでも同様に行うことがで
きる。図6は、ビットスタッフィングを用いた場合のメ
ッセージが衝突した場合を示すもので、各装置(回路)
の動作は前述の実施の形態1と同じであるので省略す
る。多重伝送装置10の発信装置14によって生成され
た外部クロックC0が、多重伝送装置20の発信装置1
4によって生成された外部クロックC0より高い場合
は、図6に示すようにだんだん周期がズレて行く。その
結果、多重伝送装置20は、プライオリティPRI領域
の4ビット目で、自装置20がロウレベルを送信してい
るにも関わらず、ハイレベルを受信し、メッセージの衝
突と競合負けを認識し、送信を停止する。
【0024】前記多重伝送装置20は、送信停止後、プ
ライオリティビットの立ち下がりエッジを認識すると、
すぐ後の内部クロックC1から21.5クロック目にサ
ンプリングポイントSPを移して再同期を行い、メッセ
ージM10の受信を行う。前記多重伝送装置10のメッ
セージM10を受信後、多重伝送装置20は、送信を停
止したメッセージM20を再度送信する。以上説明した
ように多重伝送装置の発振装置によって生成される外部
クロックC0にズレが発生してもメッセージの受信が可
能となり、再送などのトラフィック量の増加、応答性の
低下は発生しない。なお、本実施の形態ではサンプリン
グポイントSPの位置を21.5クロック目に設定して
いるが、サンプリングポイントSPの位置は21.5ク
ロック目に限るものではなく、20.5クロック目、2
2.5クロック目等適宜の位置に設定できることはいう
までもない。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の多重伝送シ
ステムによれば、少なくとも2台の多重伝送装置が送信
したメッセージが同時に送信されて衝突した際に、メッ
セージの優先度に従って競合負けにより、優先度の低い
メッセージの送信を停止した多重伝送装置は、メッセー
ジの送信を停止した後に、プライオリティ領域でプライ
オリティビットのエッジを検出し、このエッジを基準と
して再同期を行うので、例えば前記少なくとも2台の多
重伝送装置の発信周波数がズレていても発信周波数の低
い多重伝送装置はフォーマットエラーが生じることがな
くなり、発信周波数の高い多重伝送装置から送信された
メッセージの受信を停止することがない。その結果、発
信周波数の低い多重伝送装置は、発振周波数の高い多重
伝送装置から送信されたメッセージに対する肯定応答を
行いメッセージの送信終了後に再度送信を行うので、ネ
ットワークのトラフィック量の増加、応答性の低下を招
くことなくメッセージのプライオリティ制御が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重伝送システムの一実施の形態
を示す概要図である。
【図2】図1の多重伝送システムに使用される多重伝送
装置の内部動作の説明図である。
【図3】図1の多重伝送システムに使用される多重伝送
装置のメッセージのフォーマットの説明図である。
【図4】本発明に係る多重伝送システムに使用される2
台の多重伝送装置の送信したメッセージが衝突した場合
の説明図である。
【図5】本発明に係る多重伝送システムに使用される2
台の多重伝送装置の送信したメッセージが衝突した場合
の他の説明図である。
【図6】本発明に係る多重伝送システムの他の実施の形
態に使用される2台の多重伝送装置の送信したメッセー
ジが衝突した場合の説明図である。
【図7】従来の多重伝送システムに使用される2台の多
重伝送装置の送信したメッセージが衝突した場合の説明
図である。
【符号の説明】
10 多重伝送装置 11 通信制御回路 12 CPU 13 バスインターフェース回路 14 発振装置 15 負荷装置 20 多重伝送装置 n0 多重伝送装置 100 多重伝送路 Bi 同期ビット C0 外部クロック C1 内部クロック C2 内部クロック M10 メッセージ M20 メッセージ Mn0 メッセージ PRI プライオリティ SP サンプリングポイント
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−85038(JP,A) 特開 平6−319172(JP,A) 特開 平7−336342(JP,A) 特開 平5−308373(JP,A) 特開 平8−46633(JP,A) 特開 平1−68154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/40 - 12/417 H04L 12/44 - 12/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重伝送路に接続され、お互いにメッセ
    ージを送受信する複数の多重伝送装置を備えた多重伝送
    システムにおいて、前記多重伝送装置は、通信制御装
    置、前記通信制御装置を制御するCPUおよび前記多重
    伝送路と通信制御装置を接続させるバスインターフェー
    ス装置を有し、前記複数の多重伝送装置が送信したメッ
    セージが同時に送信されて衝突した際に、メッセージの
    優先度に従って競合負けにより、メッセージの送信を停
    止した多重伝送装置は、メッセージの送信を停止した後
    に、プライオリティ領域でプライオリティビットのエッ
    ジを検出し、このエッジを基準としてメッセージのサン
    プリングポイントの再同期を行うことを特徴とする多重
    伝送システム。
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