JP2833610B2 - 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ - Google Patents

絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ

Info

Publication number
JP2833610B2
JP2833610B2 JP3253948A JP25394891A JP2833610B2 JP 2833610 B2 JP2833610 B2 JP 2833610B2 JP 3253948 A JP3253948 A JP 3253948A JP 25394891 A JP25394891 A JP 25394891A JP 2833610 B2 JP2833610 B2 JP 2833610B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor layer
layer
electrode
source electrode
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3253948A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0595118A (ja
Inventor
直人 岡部
規仁 戸倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP3253948A priority Critical patent/JP2833610B2/ja
Priority to EP92920363A priority patent/EP0559910B1/en
Priority to DE69233306T priority patent/DE69233306T2/de
Priority to PCT/JP1992/001239 priority patent/WO1993007645A1/ja
Priority to US08/070,362 priority patent/US5448092A/en
Publication of JPH0595118A publication Critical patent/JPH0595118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2833610B2 publication Critical patent/JP2833610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
    • H01L29/739Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
    • H01L29/7393Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
    • H01L29/7395Vertical transistors, e.g. vertical IGBT
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/06Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions
    • H01L29/10Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions with semiconductor regions connected to an electrode not carrying current to be rectified, amplified or switched and such electrode being part of a semiconductor device which comprises three or more electrodes
    • H01L29/1095Body region, i.e. base region, of DMOS transistors or IGBTs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来技術】パワースイッチング素子を組み込んだシス
テムにおいて、過電流によるスイッチング素子の破壊を
防止したり、パワー素子以外の回路部が許容電流値を越
えることにより破壊する事を防止するためには、パワー
スイッチング素子に流れる電流値をモニターし、電流を
制限する機能が必要である。
【0002】この電流検出機能を絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタ(IGBT)素子に内蔵する手段とし
て、例えば特開昭60−94772号公報や特開平2−
138773号公報に提案されるものがある。しかし、
前者は電流検出信号を得るための抵抗を外部に組み付け
る必要があり、組み付けコストがアップし、アッシーの
体格が大きくなるという問題がある。また、素子電流の
一部を分流するため電流の一部が犠牲となってしまう。
一方、後者では外部に抵抗を組み付ける必要のない構造
を提案してはいるが、セル領域のチャネル部付近に信号
検出用電極を設けるため、このコンタクト領域の確保の
ためにpベース領域の横方向の長さを通常より大きくす
る必要があり、その結果pベース領域の横方向抵抗の増
加,pベース領域に流れ込む正孔量の増加によりラッチ
アップ耐量が低下するという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記種々の問
題を鑑みてなされたもので、外部に信号検出用抵抗を必
要とせず、さらにラッチアップ耐量の低下を起こさない
電流検出構造を備えたIGBTを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に、本発明に係わるIGBTは、素子の表面の単位セル
領域とは別領域に不純物拡散領域を構成し、その横方向
抵抗を流れるキャリアによる電圧降下を検出することに
より電流検出を行うことに着目して構成されたものであ
り、具体的には、ドレイン電極側から第1導電型の第1
半導体層、この上にキャリア注入により導電率変調を起
こす第2導電型の第2半導体層、この第2半導体層の表
面に選択的に形成された第1導電型の第3半導体層、こ
の第3半導体層の表面に選択的に形成された第2導電型
の第4半導体層、この第2半導体層と第4半導体層との
間の第3半導体層表面にゲース絶縁膜を介して形成され
たゲート電極、並びに、前記第3半導体層表面から第4
半導体層表面に渡って形成されたソース電極を具備する
単位セル領域を有するとともに、該単位セル領域に近接
して、前記第2半導体層の表面に前記第3半導体層とは
独立して形成された第1導電型の第5半導体層と、この
第5半導体層において所定の距離だけ離間する2つのコ
ンタクト領域とを有し、この2つあるコンタクト領域の
うち一方のコンタクト領域を介して前記第5半導体層を
前記ソース電極と接触させると共に、他方のコンタクト
領域を介して前記第5半導体層を前記ソース電極あるい
は前記ゲート電極とは独立した信号検出電極と接触させ
た電流信号検出領域とを有していることを特徴としてい
る。
【0005】
【作用】上記構成において、前記ゲース電極に印加され
た電位により、前記第2半導体層と第4半導体層の間の
第3半導体層表面が反転すると、前記第2半導体層へ第
4半導体層を介してソース電極より多数キャリアが流れ
込む。
【0006】この多数キャリアの流入により前記第1半
導体層と前記第2半導体層の間の接合が順バイアスとな
り、ドレイン電極から第2半導体層に少数キャリアが注
入され前記第2半導体層が導電率変調を受け、単位セル
領域においてIGBT素子はバイポーラ動作を行う。
【0007】ここで、ソース電極から流れ込む多数キャ
リアは、単位セル領域近傍に設定される第5半導体層下
の第2半導体層にも流入し、そこで前記接合を順バイア
スする。それにより、第5半導体層下の第2半導体層に
もドレイン電極より少数キャリアが注入し、この注入さ
れた少数キャリアは第5半導体層内を横方向に通ってそ
の一方のコンタクト領域よりソース電極へと流出するこ
とになる。この時、第5半導体層内を通るキャリアによ
るソース電極に対する電圧降下分が他方のコンタクト領
域に接触する信号検出電極に電圧信号としてあらわれる
ことになる。この電圧信号はIGBT素子に流れる電流
に応じて変化するものであり、この電圧信号を検出する
ことによって電流検出が実現される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。なお、実施例においては、第1導電型としてp
型,第2導電型としてn型を用いたnチャネルIGBT
を例にとって説明する。
【0009】図1,2は、本発明第1実施例を適用した
IGBTの要部構成を示す図である。本実施例はIGB
T素子の電流信号検出部(以下単に検出部という)10
1をソース電極パッド(以下単にソースパッドという)
部103近傍に設けた例を示し、図1には検出部10
1,セル領域100,電流信号検出電極パッド(以下単
に検出パッドという)部102及びソースパッド部10
3の概略的な表面パターンを示す平面図、図2にはその
A−A断面図を示す。以下、本実施例の構成をその製造
工程に従って説明する。
【0010】まず、半導体基板であるp+ 層2(第1半
導体層)を用意し、この上に気相成長法により高抵抗の
- 層3(第2半導体層)を形成する。なお、このn-
層3はその不純物濃度と厚さが、IGBT素子が所定の
耐圧を獲得するように所定の値に設定されている。
【0011】次に、3〜6μmの拡散深さで、セル領域
100に深いp層4a,検出部101に検出用p層6
(第5半導体層)を選択拡散法により同時に形成する。
ここで、p層6は電流信号検出用の抵抗24を形成する
ための拡散領域であり、その抵抗値RPLはp層の形状
(図1において幅W,長さL)にて与えることができ
る。なお、図1,2に示すように、この検出用p層6は
ソースパッド部103下部に形成するシールド用p層6
S と同時にその拡散パターンに応じてシールド用p層6
S と連続形成されるもので、一端においてシールド用p
層6S と連続して該シールド用p層6S から突出するパ
ターン形状とされている。また、これら深いp層4a,
検出用p層6,シールド用p層6S と同時に図1,2に
おいて検出パッド102下にもシールド用p層6dを形
成することができる。
【0012】更に、この深いp層4a内に選択拡散法に
よりn+ ソース層5(第4半導体層)を形成する。な
お、以上の製造工程においてセル領域100のn-
(ドレイン)3の表面を酸化してゲート酸化膜7とな
し、その上に形成,パターニングされたpoly Si
よりなるゲート電極8をマスクとして所謂DSA(Di
ffusion Self Alignment)によ
り浅いp層4bと上述のn+ ソース層5が自己整合的に
形成され、これによりn- 層3とn+ 層5の間のp層4
b表面にチャネルが形成される。また、p層4a,4b
によりpベース層4(第3半導体層)が構成される。
【0013】その後、PSG,BPSG等の層間絶縁膜
9を形成し、続いて、セル領域100においてpベース
層4とn+ ソース層5とにオーミック接触を形成するた
めのコンタクトホール16を、また、検出部101にお
いて検出用p層6の両端にオーミック接触を形成するた
めのコンタクトホール14,15を、更には、ソースパ
ッド103近傍においてシールド用p層6S とオーミッ
ク接触を形成するためのコンタクトホール17S を、各
々ゲート酸化膜7と層間絶縁膜9に開口し、アルミニウ
ム膜を数μm蒸着する。そして、選択エッチングによる
パターニングでアルミニウム膜をパターニングし、ソー
ス電極(及びソースパッド)10,図示しないゲード電
極パッド及び電流信号検出電極(及び検出パッド)11
を形成する。そして、p+ 層2の裏面側に金属膜を蒸着
してドレイン電極1となし、図1,2に示すIGBT素
子を得る。
【0014】ここで、ソース電極10を接地電位とし、
ゲート電極8に闘電圧を越える正の電圧を印加し、ドレ
イン電極1に基板pn接合13の順方向立ち上がり電圧
(0.7V以上)を越える正の電圧を印加し、さらに検
出パッド(電流信号検出電極)11の外部をハイインピ
ーダンスにする場合、表面のソース電極10からn+
ース層5,チャネルを介して電子が基板pn接合12に
向かって流れ(矢印20)、それに伴い基板pn接合1
2が順バイアス状態になり基板p+ 層2からn - 層3に
正孔が注入される。この時、電子はセル領域100下部
だけでなくセル領域と隣接して形成されている検出部1
01のp層6下部にも流れ込む(矢印21)。その結
果、p層6の下部の基板pn接合も順バイアスされ、検
出部101においても正孔の注入が起こる。
【0015】基板pn接合12を介してn- 層3に注入
された正孔は、n- 層3中を表面に向かって流れて行
き、素子表面のpベース層4及びp層6,6S に流れ込
む。pベース層4に流れ込んだ正孔は、それと接触する
ソース電極10に流れ出す(矢印22)。また、シール
ド用p層6S に流れ込んだ正孔はコンタクトホール17
S を介してソース電極10へ抜き取られる。一方、検出
用p層6に流れ込んだ正孔は、領域13においてはp層
6はソース電極6に流れ込んだ正孔は、領域13におい
てはp層6はソース電極10と接触しておらず、さらに
コンタクトホール15を介して接触される電流信号検出
電極11の外部はそのパッドを介してハイインピーダン
スとされているため、素子外部に流れ出すことができな
い。従って、p層6内を横方向に流れp層6端に設けら
れたソース電極10との接触部14から素子外部に流れ
出すことになる(矢印23)。この時、p層6を横方向
に流れる正孔電流IHSとp層6の横方向抵抗24(抵抗
値RPL)に起因する電圧降下VS が発生し、接地電位に
固定されているソース電極10に対して電流信号検出電
極(及び検出パッド)11には正の電圧VS が現れる。
【0016】このVS を検出して換算することにより素
子を流れる全電流IT を知ることができる。以下にその
検出原理を説明する。なお、VS ,RPL及びIHSの関係
は数1で表すことができる。
【0017】
【数1】VS =RPL×IHS また、素子を流れる全電流値IT は素子表面に形成され
たソース電極10を流れる正孔電流IH と電子電流IE
の和となり次式で示す関係がある。
【0018】
【数2】IT =IH +IE ここで、IH とIE は素子に内在するpnpトランジス
タのエミッタ接地電流増幅率hFEを用い次式で表され
る。
【0019】
【数3】IE =IH /hFE 更に、検出部101のp層6を横方向に流れる正孔電流
値IHSは素子を流れる全正孔電流値IH と比例関係にあ
るから比例係数kを用いて次式となる。
【0020】
【数4】IH =k×IHS ここで、数2に数3を代入して、
【0021】
【数5】IT =(IH /hFE)+IH となり、さらに数4を代入すると、
【0022】
【数6】IT =k・IHS・(1+1/hFE) を得る。さらに数6に数1を代入すると次式が得られ
る。
【0023】
【数7】IT =(k/RPL)・(1+1/hFE)・VS 数7においてk,RPL及びhFEは定数であるので、VS
を検出することにより素子を流れる全電流IT を求める
ことができる。
【0024】なお、検出する電圧降下分VS は数1より
検出用p層6のシート抵抗、表面パターンの幅W,長さ
Lを選び、また表面パターンを工夫してその抵抗値RPL
を制御することにより調整でき、例えばRPLを大として
高感度化を図ることも可能である。
【0025】また、素子表面の電極パッド近傍に形成し
た不純物拡散領域の横方向抵抗を利用して電流信号検出
が行え、特別に外部に検出抵抗を必要としない。また、
セル領域100に流れる電流を分流するものでなく、パ
ッド領域付近に注入される余剰な正孔を利用して電流信
号を検出するようにしているため、素子に流れる電流を
分流して使うことによる電流の犠牲なしで電流検出機能
を内蔵化できる。
【0026】さらに、セル構造を利用せず、パッド領域
の表面パターンを一部変更するのみであるため、電流検
出部の構造に起因したラッチアップ耐量の低下はない。
また、電流検出部自体の構成により、検出部101下に
注入された正孔は検出用p層6により素早くソース電極
10へ抜き取られることになり、検出部101近傍のセ
ル領域100における単位セルでのラッチアップの発生
はなく、また、ターンオフ時間の短縮も実現できる。
【0027】また、上記構成は、検出用p層6を形成す
ることに関連するパターンの変更のみでIGBT素子に
内蔵化することができ、本構造によるマスク工程数の増
加はない。
【0028】上記第1実施例はソースパッド103近傍
に検出部101を構成した例を示したが、ゲート電極パ
ッド部104近傍に構成することもできる。本発明をゲ
ート電極パッド部104の構造を一部利用して実現した
第2実施例について図3,4を用いて説明する。なお、
図3は検出部101,セル領域100,検出パッド部1
02及びゲートパッド部104の概略的な表面パターン
を示す平面図であり、図4はそのA−A断面図である。
図中、図1,2と同一構成、あるいは同一の作用を有す
る構成には同一符号が付してある。
【0029】上述した第1実施例の製造方法において、
セル領域100の深いp層4a,ソースパッド下のシー
ルド用p層6S ,検出パッド下のシールド用p層6dを
形成した工程において、ゲートパッド18下に構成する
シールド用p層6gの形状を一部パターン変更し、検出
部101の設定に応じて検出用p層6を形成する。な
お、図3に示すよう、検出用p層6はシールド用p層6
gより延在する構成となっており、上記第1実施例同
様、シールド用p層6gからの延在基部において電流信
号検出電極11とコンタクトホール15を介して接触
し、他端においてソース電極10とコンタクトホール1
4を介して接触する。なお、図において、17gはシー
ルド用p層6gとソース電極10とを接触させるコンタ
クトホールで、ゲート電極パッド部104下に注入され
た余剰な正孔をシールド用p層6gを介してソース電極
10へ抜き取る流通通路を形成する。
【0030】本第2実施例構造においても、チャネルを
介して流れる電子は、セル領域100下部だけでなくセ
ル領域100と隣接して形成されている検出部101並
びにゲートパッド部104下部にも流れ込んで行く(矢
印21)。その結果、p層6,6gの下部の基板pn接
合も順バイアスされ正孔の注入が起こる。
【0031】この正孔は、n- 層3中を表面に向かって
流れて行き素子表面の検出用p層6あるいはシールド用
p層6gに流れ込み、各々p型層内を横方向に流れ、各
々コンタクトホール14,17gよりソース電極10へ
流出する。
【0032】ここで、検出用p層6において、流れ込ん
だ正孔の横方向正孔電流IHSとp層6の横方向抵抗24
(抵抗RPL)により電圧降下VS が発生し、接地電位に
固定されているソース電極10に対して電流信号検出電
極11には正の電圧VS が現れる。IGBT素子に流れ
る電流値が増加すると、それに応じてIHSも増加し、更
にVS も増加する。従ってこのVS を検出することによ
り、前述の数7で示された原理により、素子を流れる全
電流IT を知ることができる。
【0033】また、本発明は検出パッド部102の構造
を利用して実現することもできる。その例を第3実施例
として、図5,6を用いて説明する。図5,6は各々検
出パッド102及びその近傍の構造の平面図とそのA−
A断面図である。なお、図1乃至図4と対応する部分に
は同一符号が付してある。
【0034】上述した製造方法において、セル領域10
0の深いp層4a,各パッド下のシールド用p層6s,
g,dを形成する工程で、検出パッド部102の検出部
101形成に応じた平面パターンの変更により、検出パ
ッド部102のシールド用p層6dと検出部101の検
出用p層6を同時に連続させた形状にて形成する。これ
により、図5,6に示すように、検出用p層6はシール
ド用p層6dより延在する構成となり、コンタクトホー
ル14,15を介して各々ソース電極10と電流信号検
出電極11と接触する。なお、図において、17dはシ
ールド用p層6dとソース電極10とを接触させるコン
タクトホールであり、検出パッド領域102下に注入さ
れた余剰な正孔をシールド用p層6dを介してソース電
極10へ抜き取る通路を形成する。
【0035】本実施例においても、チャネルを介してソ
ース電極10より流れ込んだ電子は、セル領域100下
部だけでなくセル領域100と隣接して形成されている
検出部101並びに検出パッド部102下部にも流れ込
んで行く(矢印21)。その結果、p層6,6dの下部
の基板pn接合も順バイアスされ正孔の注入が起こる。
【0036】この正孔は、n- 層3中を表面に向かって
流れて行き素子表面の検出用p層6あるいはシールド用
p層6dに流れ込み、各々p型層内を横方向に流れ、各
々コンタクトホール14,17dよりソース電極10へ
流出する。ここで、検出用p層6において、流れ込んだ
正孔の横方向正孔電流IHSとp層6の横方向抵抗24
(抵抗値RPL)において電圧降下VS が発生し、接地電
位に固定されているソース電極10に対して電流信号検
出電極11には正の電圧VS が現れる。IGBT素子に
流れる電流値が増加するとそれに応じてIHSも増加し、
更にVS も増加する。従って、このVS を検出するとに
より前述の数7で示された原理により、素子を流れる全
電流IT を知ることができる。
【0037】上述した種々の実施例においては、検出用
p層6内に流入した正孔は、該p層6の表面に沿って流
れ、そのシート抵抗、表面パターンの幅W,長さL選び
ことにより、検出電圧VS の大きさを調整するようにす
るものであったが、以下に示す第4〜6実施例を採用す
ることにより、同じ面積(パターン形状)において容易
にその横方向抵抗値RPLを大きくでき、検出感度を大き
くすることができる。
【0038】本発明第4実施例を図7,8に示す。本実
施例は上述した図1,2に示す第1実施例において、検
出部101の検出用p層6の表面にn型層19を形成し
たものである。なお、このn型層19はn+ ソース層5
と同時に形成可能である。
【0039】本構造では、n型層19の形成により検出
部101の検出用p層6のシート抵抗は上記第1実施例
に比べ大きくなり(ピンチ抵抗)、それに伴い横方向抵
抗24を大きく設定でき検出感度を大きくすることがで
きる。なお、n型層19には金属電極は接触していない
ので、ラッチアップは発生しない。
【0040】同様に、図9,10に示す第5実施例は、
上述した図3,4に示す第2実施例において検出部10
1の検出用p層6の表面にn型層19を形成したもので
あり、また、図11,12に示す第6実施例は、上述し
た図5,6に示す第3実施例において検出部101の検
出用p層6の表面にn型層19を形成したものであり、
いずれも図7,8に示す第4実施例同様、n型層19の
ピンチ抵抗により、信号検出感度を大きくすることがで
きる。
【0041】次に、上記した種々の実施例において、さ
らに検出信号VS の温度依存性を補償する温度補償構造
について説明する。図13,14を用いて、上記第3実
施例において温度補償構造を付加した場合を例にとって
説明する。図13は検出部と温度補償抵抗部の平面パタ
ーンを示す平面図、図14は図13におけるA−A断面
とB−B断面を用いた検出電圧VS の温度補償の原理の
説明に供する図である。
【0042】温度変化があった場合、検出部の検出用p
層6の抵抗RPLが変化し、同一電流値に対して検出電圧
値VS が変化することになる。この検出電圧VS の温度
依存性の補償原理について、以下図13,14に示す第
7実施例に従って説明する。
【0043】上述した製造工程において、検出用p層6
を形成した同一工程で該p層6と同一の形状寸法(幅
W,長さL)の補償用p層30を形成し、層間絶縁膜9
へのコンタクトホール開口時に、該補償用p層30に接
触をとるためのコンタクトホール40,41を形成す
る。しかる後のアルミニウム膜のパターニング時に、検
出パッド11,ソース電極10,図示しないゲートパッ
ド及び温度補償用電極パッド31を形成する。これによ
り補償用p層30は、コンタクトホール40を介してソ
ース電極10と接続し、コンタクトホール41を介して
補償用パッド31と接続される。ここで、検出部の検出
抵抗24(抵抗値RPL)と温度補償抵抗部の補償用抵抗
38(抵抗値RCOM )は同一形状で同時に形成されるこ
とから、その抵抗値は同一値に設定されることになる。
【0044】さらに、検出パッド11及び補償用パッド
31を介して、図14に示すように外部回路を構成し、
検出部の検出電圧VS と温度補償抵抗部の電圧信号V
COM を差動増幅器33に入力する。なお、外部回路は差
動増幅器33を用いて電圧ホロワ回路を構成しており、
S とVCOM が常に等しくなるように、電源36,外部
抵抗35,トランジスタ34を介して補償用抵抗38に
流れる電流ICOM 37を制御するものである。
【0045】以下、本第7実施例の作用について説明す
る。IGBT素子動作時に正孔の流れ23により検出抵
抗24に正孔電流IHSが検出用p層6を流れ、検出パッ
ド11には数1で与えられる検出電圧VS が発生する。
そして、この検出電圧VS と温度補償抵抗部の補償用パ
ッド31のソース電位に対する電位VCOM が等しくなる
ように、差動増幅器33はトランジスタ34のベース電
位を制御し、電源36→外部抵抗35→トランジスタ3
4→補償用パッド31→補償用p層30(補償用抵抗3
8)→ソース電極10の経路で流れる電流ICOM 37を
制御する。
【0046】ここで,補償用パッド31に現れる電位V
COM は、
【0047】
【数8】VCOM =RCOM ×ICOM で与えられ、VS とVCOM が常に等しくなるように制御
されることから、数1と数8より、
【0048】
【数9】IHS=(RCOM /RPL)×ICOM が成立する。
【0049】そして、上述のように、本実施例において
は、検出部の検出抵抗24を構成する検出用p層6と、
温度補償用抵抗部の補償用抵抗38を構成する補償用p
層30は、同一形状でかつ同一プロセス条件において同
時に形成しているため、両者の抵抗値及びその温度依存
性は等しい。従って、
【0050】
【数10】RPL(T)=RCOM (T) が成立ち、数9より、温度に無関係に次式が成立するこ
とになる。
【0051】
【数11】IHS=ICOM 即ち、ICOM の値をモニターすることにより、検出部に
流れる電流IHSを知ることができる。数6を数11を用
いて書き換えると、
【0052】
【数12】IT =k・ICOM ・(1+1/hFE) となり、さらにICOM は外部回路に組み込まれた外部抵
抗35での電圧降下V OUT を計測することにより得るこ
とができ、
【0053】
【数13】 IT =(k/RL )・(1+1/hFE)・VOUT により、素子を流れる全電流IT を温度依存性を補償し
て得ることができる。なお、数13において、RL は外
部抵抗35の抵抗値である。
【0054】なお、本第7実施例において、基板p層2
から流れ込む正孔による電流が温度補償部に流入する
と、その正孔電流に起因した補償用抵抗38での電圧降
下を発生させ、IHSとICOM が等しくなくなり検出精度
が悪くなる。このため、温度補償抵抗部において基板p
層2からの正孔の注入を防止するため、図13,14に
示すように、温度補償抵抗部は電子電流(矢印21)が
流れるセル領域から十分離れた位置に形成され、さらに
温度補償抵抗部下部の基板pn接合近傍には高濃度のn
+ 型領域32を形成し、正孔注入の防止を実現してい
る。
【0055】また図13において、6cは、補償用パッ
ド31下に設定され、補償用p層30,検出用p層6及
び検出パッド11下のシールド用p層6dと同一工程に
て形成されたシールド用p層であり、検出用p層6とシ
ールド用p層6dと連続形成されている。また、補償用
パッド31下に注入された正孔をこのシールド用p層6
cを介してソース電極10へ流出するべく、コンタクト
ホール17cが形成されている。更に、素子外周には、
ガードリング39が形成されている。
【0056】本第7実施例によれば、上述したように温
度変化に無関係にIGBT素子を流れる電流値をモニタ
ーすることができる。なお、本第7実施例においては、
検出用p層6と補償用p層30を同一形状として、各々
の抵抗値RPLとRCOM が等しくなるように構成していた
が、各々の抵抗値が必ずしも同一でなくても検出用p層
6と補償用p層30の抵抗温度係数が同一であればよ
く、同一プロセス条件で構成すれば各々の抵抗温度係数
は等しくすることができる。
【0057】なお、以上の実施例はnチャネル型IGB
Tの構造を用いて説明したが、本発明はpチャネル型I
GBTにおいても同様の効果を達成できる。
【0058】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係わる
IGBTは、素子表面の単位セル形成領域とは別領域に
形成した不純物拡散領域の横方向抵抗を使い、それを流
れるキャリアによる電圧降下を検出することで電流検出
を行うようにしているため、外部に検出用抵抗を設定し
て電流を分流して検出する必要はなく、また、検出部の
構成に起因したラッチアップ耐量の低下もないという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の要部構成を示す平面図であ
る。
【図2】図1に示すもののA−A断面図である。
【図3】本発明第2実施例の要部構成を示す平面図であ
る。
【図4】図3に示すもののA−A断面図である。
【図5】本発明第3実施例の要部構成を示す平面図であ
る。
【図6】図5に示すもののA−A断面図である。
【図7】本発明第4実施例の要部構成を示す平面図であ
る。
【図8】図7に示すもののA−A断面図である。
【図9】本発明第5実施例の要部構成を示す平面図であ
る。
【図10】図9に示すもののA−A断面図である。
【図11】本発明第6実施例の要部構成を示す平面図で
ある。
【図12】図11に示すもののA−A断面図である。
【図13】本発明第7実施例の要部構成を示す平面図で
ある。
【図14】第7実施例による温度補償の原理説明に供す
る図である。
【符号の説明】
1 ドレイン電極 2 p+ 層 3 n- 層 4 pベース層 5 n+ ソース層 6 検出用p層 6s,6g,6d,6c シールド用p層 7 ゲート絶縁膜 8 ゲート電極 9 層間絶縁膜 10 ソース電極(ソースパッド) 11 電流信号検出電極(検出パッド) 12 基板pn接合 14,15,16,17s,17g,17d,17c
コンタクトホール 18 ゲート電極パッド 19 n型層 30 補償用p層 31 補償用パッド 33 差動増幅器 34 トランジスタ 35 外部抵抗 36 電源 100 セル領域 101 検出部 102 検出パッド部 103 ソースパッド部 104 ゲートパッド部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1半導体層と、この第1
    半導体層上に配置された第2導電型の第2半導体層と
    有し、 この第2半導体層の表面に部分的に形成された第1導電
    型の第3半導体層と、この第3半導体層の表面に部分的
    に形成された第2導電型の第4半導体層と、前記第2半
    導体層と前記第4半導体層との間の前記第3半導体層
    対してゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記第3半導体層と前記第4半導体層との両方に電気的
    に接続するソース電極と、前記第1半導体層を介してド
    レイン電流を供給するドレイン電極とから構成される単
    位セルを複数有するセル領域を有するとともに、 前記第2半導体層の表面において、前記セル領域の境界
    部に近接すると共に、前記単位セルを構成する前記第3
    半導体層からは独立するように配置され、かつ前記ソー
    ス電極との接触部を有する第1導電型の第5半導体層
    と、 前記第5半導体層の前記ソース電極との接触部から所定
    の距離だけ離間した位置の前記第5半導体層に接触する
    と共に、前記ソース電極及びゲート電極からは独立して
    形成された信号検出電極とを備えたことを特徴とする絶
    縁ゲート型バイポーラトランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記第5半導体層表面には、その2つの
    接触部より離間するとともに、該両接触部の間には第2
    導電型の第6半導体層が形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の絶縁ゲート型バイポーラトランジス
    タ。
  3. 【請求項3】 前記第5半導体層は、前記ソース電極,
    前記ゲート電極,前記信号検出電極の何れかのパッド部
    近傍に配置されていることを特徴とする請求項1あるい
    は2に記載の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ。
  4. 【請求項4】 前記第5半導体層は、前記何れかのパッ
    ド部の下部の前記第2半導体層表面に形成された第1導
    電型のシールド層から延在するようにして形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の絶縁ゲート型バイポ
    ーラトランジスタ。
  5. 【請求項5】 前記第2半導体層内の前記第3半導体層
    から離間した位置において該第3半導体層からは独立し
    て形成されるとともに前記第5半導体層と同 等の抵抗特
    性を有して形成され、前記ソース電極との接触部を有す
    る第1導電型の第7半導体層と、 前記第7半導体層の前記ソース電極との接触部から所定
    の距離だけ離間した位置の前記第7半導体層に接触する
    とともに、前記ソース電極,ゲート電極及び信号検出電
    極からは独立して形成された補償信号検出電極と を備え
    たことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の絶
    縁ゲート型バイポーラトランジスタ。
  6. 【請求項6】 前記第7半導体層下部の前記第1,第2
    半導体層の接合には前記第2半導体層より高濃度で第2
    導電型の第8半導体層が形成されていることを特徴とす
    る請求項5記載の絶縁ゲート型バイポーラトランジス
    タ。
JP3253948A 1991-10-01 1991-10-01 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ Expired - Lifetime JP2833610B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3253948A JP2833610B2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
EP92920363A EP0559910B1 (en) 1991-10-01 1992-09-28 Insulated-gate bipolar transistor
DE69233306T DE69233306T2 (de) 1991-10-01 1992-09-28 Bipolartransistor mit isoliertem gate
PCT/JP1992/001239 WO1993007645A1 (en) 1991-10-01 1992-09-28 Insulated-gate bipolar transistor
US08/070,362 US5448092A (en) 1991-10-01 1992-09-28 Insulated gate bipolar transistor with current detection function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3253948A JP2833610B2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0595118A JPH0595118A (ja) 1993-04-16
JP2833610B2 true JP2833610B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=17258213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3253948A Expired - Lifetime JP2833610B2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5448092A (ja)
EP (1) EP0559910B1 (ja)
JP (1) JP2833610B2 (ja)
DE (1) DE69233306T2 (ja)
WO (1) WO1993007645A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2286484A (en) * 1994-02-11 1995-08-16 Fuji Electric Co Ltd Conductivity modulated semiconductor device
JPH07235672A (ja) 1994-02-21 1995-09-05 Mitsubishi Electric Corp 絶縁ゲート型半導体装置およびその製造方法
JPH07240520A (ja) * 1994-03-01 1995-09-12 Fuji Electric Co Ltd 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
JP3156487B2 (ja) * 1994-03-04 2001-04-16 富士電機株式会社 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
EP0704889A3 (de) * 1994-09-29 1998-10-21 Siemens Aktiengesellschaft Leistungshalbleiterbauelement mit monolithisch integriertem Messwiderstand und Verfahren zu dessen Herstellung
US5665988A (en) * 1995-02-09 1997-09-09 Fuji Electric Co., Ltd. Conductivity-modulation semiconductor
CN1053527C (zh) * 1996-05-14 2000-06-14 电子科技大学 绝缘栅异质结双极晶体管
US5796148A (en) * 1996-05-31 1998-08-18 Analog Devices, Inc. Integrated circuits
JP3191747B2 (ja) * 1997-11-13 2001-07-23 富士電機株式会社 Mos型半導体素子
WO2006068082A1 (ja) * 2004-12-22 2006-06-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 半導体装置
CN102779840B (zh) * 2012-07-18 2014-10-15 电子科技大学 一种具有终端深能级杂质层的igbt
KR20150120209A (ko) * 2014-04-17 2015-10-27 삼성전자주식회사 전자 장치 및 전자 장치의 동작 방법

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4783690A (en) * 1983-09-06 1988-11-08 General Electric Company Power semiconductor device with main current section and emulation current section
IE55753B1 (en) * 1983-09-06 1991-01-02 Gen Electric Power semiconductor device with main current section and emulation current section
JPS62165964A (ja) * 1986-01-17 1987-07-22 Rohm Co Ltd 半導体装置
US4962411A (en) * 1986-03-21 1990-10-09 Nippondenso Co., Ltd. Semiconductor device with current detecting function
JPH0834221B2 (ja) * 1986-03-21 1996-03-29 日本電装株式会社 電流検出機能付半導体装置
JPS63104480A (ja) * 1986-10-22 1988-05-09 Fuji Electric Co Ltd 伝導度変調型たて型mosfet
JPS63164473A (ja) * 1986-12-26 1988-07-07 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPS63213370A (ja) * 1987-02-28 1988-09-06 Nippon Denso Co Ltd 電力用トランジスタの保護回路
JP2722453B2 (ja) * 1987-06-08 1998-03-04 三菱電機株式会社 半導体装置
JP2786196B2 (ja) * 1987-07-21 1998-08-13 株式会社デンソー 絶縁ゲート型半導体装置
JP2698645B2 (ja) * 1988-05-25 1998-01-19 株式会社東芝 Mosfet
US4980740A (en) * 1989-03-27 1990-12-25 General Electric Company MOS-pilot structure for an insulated gate transistor
JP2858404B2 (ja) * 1990-06-08 1999-02-17 株式会社デンソー 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0559910A1 (en) 1993-09-15
DE69233306D1 (de) 2004-04-01
WO1993007645A1 (en) 1993-04-15
EP0559910B1 (en) 2004-02-25
JPH0595118A (ja) 1993-04-16
DE69233306T2 (de) 2004-11-25
US5448092A (en) 1995-09-05
EP0559910A4 (en) 2002-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2521783B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2833610B2 (ja) 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
US20240170481A1 (en) Semiconductor device and semiconductor module
JPWO2009096412A1 (ja) 半導体装置
JPH05102487A (ja) 縦型半導体装置
NL8100347A (nl) Halfgeleiderinrichting met een beveiligingsinrichting.
JPH0230588B2 (ja)
JP3117023B2 (ja) プレーナ型半導体装置及びその製造方法
EP0141538B1 (en) Static induction thyristor
JPH10132871A (ja) 半導体装置
JP3504085B2 (ja) 半導体装置
KR100253869B1 (ko) 반도체장치
JPH06188424A (ja) 半導体構成部品
US6815799B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
JPH0332216B2 (ja)
JP3624597B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US4949137A (en) Semiconductor device
JP2005026279A (ja) 半導体装置
JP6774529B2 (ja) 半導体装置および半導体モジュール
US3958268A (en) Thyristor highly proof against time rate of change of voltage
JP3515298B2 (ja) 半導体装置
JP2627330B2 (ja) 電圧降下制御ダイオード
JPH09162391A (ja) 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
JP3214242B2 (ja) 半導体装置
JP3193368B2 (ja) 集積回路の入力端保護回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980902

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111002

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term