JP2830224B2 - プログラマブルコントローラの通信手順 - Google Patents

プログラマブルコントローラの通信手順

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JP2830224B2 JP31454689A JP31454689A JP2830224B2 JP 2830224 B2 JP2830224 B2 JP 2830224B2 JP 31454689 A JP31454689 A JP 31454689A JP 31454689 A JP31454689 A JP 31454689A JP 2830224 B2 JP2830224 B2 JP 2830224B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プログラマブルコントローラ(以下「PC」
と略称する。)の通信手順に関する。
〔従来の技術〕
PCとプログラミングパネル(以下「PP」と略称す
る。)との間の1対1の通信方式としては特開昭62−25
6152号公報に記載されたものがあり、これによりPPとPC
の間のデータを直接転送可能としている。
この方式を展開すると、単一のPPと複数のPC間の通信
も可能である。その例を第6図に示す。
この方式では、マスタであるPPは、モデムを介して、
スレーブであるPC1,PC2,・・・PCnと1:N通信を行うこと
ができる。
その通信方法について説明すると、マスタであるPP
は、送信データであるコマンドにデスティネーションア
ドレスを載せることによりスレーブPCの番号を選択す
る。スレーブであるPCは、受信データであるコマンドの
デスティネーションアドレスと自分のデバイスアドレス
を比較して、同一の番号であればそのデータを受け取
り、コマンド処理を行い、レスポンスを作成してPPにレ
スポンスを送信する。
PCは、コマンドのデスティネーションアドレスと自分
のデバイスアドレスが異なっていればそのコマンドを無
視する。
PPは、戻って来たレスポンスを受け取り、レスポンス
処理を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述した従来の通信方法では、次のような
問題があった。
データに自局のアドレス(ソースアドレス)がな
く、マスタであるPPは自分のアドレスを持っていないの
で、コマンドに付加した相手局のアドレス(デスティネ
ーションアドレス)と同じアドレスがレスポンスデータ
に入っていることをチェックしなければならない。
モデムを使用しているためにマスタと複数のスレー
ブ間の配線が全てつながっており、そのため、マスタが
複数になれば各マスタの出す通信用の制御信号がぶつか
ってしまう。
以上の,の理由により、PPとPCとは1:Nの通信
しかできず、大規模な設備の監視、変更等の通信におい
て要求される複数マスタ、複数スレーブのN:N通信に対
応できなかった。
通信にモデムを使用しなければならないため、配
線、設置位置等に設備的制約があった。
そこで本発明は、モデムを使用せずに複数マスタ、複
数スレーブ間の通信を可能にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明のプログラマブルコ
ントローラの通信手順は、複数のプログラミングパネル
と複数のプログラマブルコントローラとの通信手順にお
いて、前記プログラミングパネルに接続されているか又
は接続されていない前記複数のプログラマブルコントロ
ーラ同士をプログラマブルコントローラ間リンクで接続
し、あるプログラミングパネルからある特定のプログラ
マブルコントローラにデータを通信する際に、前記プロ
グラミングパネルからは、送信データに送信相手先のア
ドレスであるデスティネーションアドレスを付加して当
該プログラミングパネルに接続されているプログラマブ
ルコントローラに送信し、当該プログラマブルコントロ
ーラでは前記アドレスが自局ではないときに自局のアド
レスであるソースアドレスを付して前記データを前記プ
ログラマブルコントローラ間リンクに送信し、各プログ
ラマブルコントローラの通信コントローラでは、前記デ
スティネーションアドレスが自局であるときにデータを
受信するとともに要求された処理を行い、前記ソースア
ドレスをデスティネーションアドレスに、かつ前記デス
ティネーションアドレスをソースアドレスにそれぞれ変
換して処理データとともに前記プログラマブルコントロ
ーラ間リンクに送信し、前記のプログラミングパネルに
レスポンスデータを送信することを特徴とする。
〔作用〕
本発明のプログラマブルコントローラは、第1図に示
すようにPC間リンク機能を持っている。そして、PC間で
送受信されるデータに、PPからのコマンドを載せること
により、PPから来たコマンドをそのコマンド内のデステ
ィネーションアドレスと同一のデバイスアドレスを持つ
PCに送る。また、コマンド処理を終えたPCからのレスポ
ンスを同じ経路を通ってPPに送り返す。
上記動作をある一例を挙げて説明する。
第2図はPPとPC間、PCとPC間とのデータの送受信のシ
ーケンス図である。
PPはデバイスアドレス1のPCに接続されていて、デス
ティネーションアドレスに2を設定してコマンドを作成
するものとする。システムはPC1、PC2、PC3の3台で構
成されたリンクシステムとする。各PCのデバイスアドレ
スは各々の番号と同値とする。
動作シーケンスを以下に示す。
PPは、接続されているPC1に対してデスティネーショ
ンアドレス2のコマンドを送信する。
PC1はPPから受け取ったコマンドのデスティネーショ
ンアドレスと、自分のデバイスアドレスが異なっている
ので、ヘッダー1をコマンドに付けてリンクライン20に
送出する。
PC2は、リンクライン20から受け取ったコマンドのヘ
ッダーのデスティネーションアドレスが自分のデバイス
アドレスと同じなので、コマンド処理を行う。
PC3は、リンクライン20から受け取ったコマンドのヘ
ッダーのデスティネーションアドレスが自分のデバイス
アドレスと異なっているので、そのコマンドを無視す
る。
PC2は、コマンド処理が終わると、レスポンスを作成
してそのレスポンスにヘッダー2を付けてリンクライン
20に送出する。このときのデスティネーションアドレス
は1である。
PC3はリンクライン20から受け取ったレスポンスのヘ
ッダー2のデスティネーションアドレスが自分のデバイ
スアドレスと異なっているので、そのレスポンスを無視
する。
PC1はリンクライン20から受け取ったレスポンスのヘ
ッダー2のデスティネーションアドレスが自分のデバイ
スアドレスと同じであるので、そのレスポンスからヘッ
ダーを外してPPへ送信する。
PPはPC1からレスポンスを受信する。
以上のシーケンスにより、PPはPC1とリンクライン20
を介して、PC2と通信を行うことができる。
また、リンクライン20は、デスティネーションアドレ
スとデバイスアドレスの制御により、相互にデータ通信
が行えるので、リンクシステム内に複数のPPを接続する
ことができる。
したがって、PPとPC間の通信方法を変えることなく、
また、モデムを使用することなしにN:N通信が行なえ
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第3図は本発明の実施例を示すブロック図、第4図及
び第5図はそれぞれ実施例におけるデータ処理手順を示
すフローチャートである。
第3図において、PPとプログラマブルコントローラPC
1とはPS232C等の通信線10で接続されている。またプロ
グラマブルコントローラPC1とPC2間はリンクライン20
(同軸ケーブル)で接続されている。本例では2つのプ
ログラマブルコントローラしか図示していないが、複数
のPC間もリンクライン20で接続する。
PC1,PC2はそれぞれデータ処理部30,50及びリンクユニ
ット(通信制御部)40,60を備えている。データ処理部3
0,50は、データの処理を行うCPU31,51と、プログラムを
格納するROM32,52と、データを記憶するRAM33,53とを備
えている。リンクユニット40,60は、通信線10で接続さ
れたPPとの通信を制御する通信コントローラ41,61(但
し本実施例では通信コントローラ61にはPPは接続されて
いない。)と、データフォーマット変換部42,62と、こ
れらのデータを処理するCPU43,63と、リンクライン20に
対するデータの通信を制御する通信コントローラ44,64
とを備えている。
以下、第3図〜第5図を参照して本実施例の動作を説
明する。
まず、PPは第4図のステップ100で示すようにコマン
ドを送信する。このコマンドは通信線10によってPC1に
送信され、PC1のリンクユニット40ではこのコマンドを
受信し(ステップ110)、アドレスの解析を行う(ステ
ップ120)。このアドレスが自局(PC1)であればステッ
プ130においてデータフォーマット変換(デスティネー
ションアドレスを除去する)を行い、内部バスを介して
データ処理部30にコマンドを送信し、そのコマンドに基
づくデータ処理(ステップ140)を行い、レスポンスを
作成する(ステップ150)。
前記ステップ120において、コマンドに付加されてい
るアドレスが自局ではない場合には、ステップ160にお
いてデータフォーマット変換(ソースアドレス、デステ
ィネーションアドレス、データのタイプをヘッダーとし
て付加する)を行い、第3図の通信コントローラ44を介
してリンクライン20にコマンドを送信する(ステップ17
0)。
リンクライン20を介してPPからのコマンドを受け取っ
たPC2は(ステップ180)、そのコマンドのヘッダーのデ
スティネーションアドレスと自分のデバイスアドレスと
を比較し(ステップ190)、自局でなければステップ200
に示すように処理を行わない。それが自局であれば、ス
テップ210においてデータのタイプを解析し、コマンド
タイプ以外であれば各タイプ毎の処理を行う(ステップ
220)。コマンドタイプであれば、ステップ230でデータ
フォーマット変換(ヘッダーを除去する)を行い、内部
バスを介してデータ処理部50にコマンドを送信し、その
コマンドに基づくデータ処理(ステップ240)を行い、
レスポンスを作成する(ステップ250)。
第5図は、PC2において作成されたレスポンスをPPに
返信する処理を示している。
ステップ300で作成されたレスポンスは内部バスを介
してリンクユニット60に送られ、ステップ310でデータ
フォーマット変換(ヘッダーを付加する)され、第3図
の通信コントローラ64を介してレスポンスを送信する
(ステップ320)。PC1では、そのレスポンスを受け取り
(ステップ330)、そのレスポンスに付加されたアドレ
スの解析を行う(ステップ340)。アドレスが自局でな
い場合は処理を行わない(ステップ350)。アドレスが
自局の場合は、ステップ360においてデータタイプを解
析する。データタイプがレスポンスタイプでない場合に
はステップ370において各タイプ毎の処理を行う。レス
ポンスタイプの場合は、ステップ380においてデータフ
ォーマット変換(ヘッダーを除去、デスティネーション
アドレスを付加)を行い、ステップ390でレスポンス送
信を行う。このレスポンスは通信線10を介してPPに送ら
れ、レスポンスを受信する(ステップ400)。
このようにして、PPはPC1とリンクライン20を介し
て、PC2と通信を行うことができる。
また、リンクライン20は、デスティネーションアドレ
スとデバイスアドレスの制御により、相互にデータ通信
が行えるので、リンクシステム内に複数のPPを接続する
ことができる。
以上により、PPとPC間の通信方法を変えることなく、
また、モデムを使用することなしにN:N通信が行なえ
る。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、PC間リンク
システムを構築することにより、PPとPC間の通信方法を
変えることなく、またモデムを使用することなしにN:N
通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成図、第2図はPPとPC間、
PCとPC間とのデータの送受信のシーケンス図、第3図は
本発明の実施例を示すブロック図、第4図及び第5図は
それぞれ実施例におけるデータ処理手順を示すフローチ
ャート、第6図は従来のPPとPCの1:N通信のシステム構
成図である。 PP:プログラミングパネル PC,PC1,2:プログラマブルコントローラ 10:通信線(RS232C) 20:リンクライン(同軸ケーブル) 30,50:データ処理部 31,51:CPU、32,52:ROM 33,53:RAM 40,60:リンクユニット 41,61:通信コントローラ 42,62:データフォーマット変換部 43,63:CPU 44,64:通信コントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプログラミングパネルと複数のプロ
    グラマブルコントローラとの通信手順において、前記プ
    ログラミングパネルに接続されているか又は接続されて
    いない前記複数のプログラマブルコントローラ同士をプ
    ログラマブルコントローラ間リンクで接続し、あるプロ
    グラミングパネルからある特定のプログラマブルコント
    ローラにデータを通信する際に、前記プログラミングパ
    ネルからは、送信データに送信相手先のアドレスである
    デスティネーションアドレスを付加して当該プログラミ
    ングパネルに接続されているプログラマブルコントロー
    ラに送信し、当該プログラマブルコントローラでは前記
    アドレスが自局ではないときに自局のアドレスであるソ
    ースアドレスを付して前記データを前記プログラマブル
    コントローラ間リンクに送信し、各プログラマブルコン
    トローラの通信コントローラでは、前記デスティネーシ
    ョンアドレスが自局であるときにデータを受信するとと
    もに要求された処理を行い、前記ソースアドレスをデス
    ティネーションアドレスに、かつ前記デスティネーショ
    ンアドレスをソースアドレスにそれぞれ変換して処理デ
    ータとともに前記プログラマブルコントローラ間リンク
    に送信し、前記のプログラミングパネルにレスポンスデ
    ータを送信することを特徴とするプログラマブルコント
    ローラの通信手順。
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