JP2827583B2 - 画像データの伝送処理方法 - Google Patents

画像データの伝送処理方法

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JP2827583B2
JP2827583B2 JP3149664A JP14966491A JP2827583B2 JP 2827583 B2 JP2827583 B2 JP 2827583B2 JP 3149664 A JP3149664 A JP 3149664A JP 14966491 A JP14966491 A JP 14966491A JP 2827583 B2 JP2827583 B2 JP 2827583B2
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transmission
mode
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synchronization
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三津雄 里見
英一 森本
睦明 高橋
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データの伝送処理
方法に係り、更に詳しくは、高速モデムモードによって
画像データの受信中に同期が外れても、正常な伝送シー
ケンスに復帰させて画像データの伝送を継続させるよう
にしたことに特徴を有したものに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、画像データを正確に受信側に伝送
させるためのエラーコレクションモード通信(以下、E
CM通信と記載)を備えたファクシミリ装置が開発され
使用されるようになってきた。ここにECM通信とは、
送信側から画像データを256フレームからなるブロッ
ク単位で受信側に伝送し、受信側では、各フレーム毎に
CRCコードを付して伝送されて来た1ブロックの画像
データのCRCエラーがなくなるまでフレーム単位で再
送要求を行い、1ブロックの画像データが正しく受信で
きた時点で記録紙に印字出力を行ってから、次の1ブロ
ックの受信に移る動作を繰り返して行なうもので、電話
回線の雑音レベルが高い場合でも、誤りのない画像デー
タ伝送を行なうことができるようになっている。
【0003】図3の(a),(b)は、このようなEC
M通信の伝送処理をタイムチャートをもって示したもの
で、図3の(a)に示したように、送信側では、各フレ
ーム毎に同期フラグを含ませて高速モデムモード(96
00BPS,7200BPSなどの通信速度による画像
データ伝送モード)によって1ブロック分の画像データ
の伝送を行い、1ブロック分の画像データの最後には、
受信側を高速モデムモードから制御信号を送受信するF
SKモードに移行させるためのRCP信号(制御復帰信
号)を付加するようになっている。一方の受信側では、
図3の(b)に示したように、伝送されて来た各フレー
ム毎の画像データを受信した後にRCP信号を受信する
と、高速モデムモードからFSKモードに切り換えを行
い、送信側から伝送されて来るポストメッセージ命令を
受けて、CRCエラーの生じているフレームがあればP
PR信号を返信してエラーフレームの再送要求を行える
ようになっているので、CRCエラーがなくなるまで繰
り返し再送を行なうことによって誤りのない画像データ
伝送を行なえるようになっている。
【0004】ところで、このようなECM通信では、図
4の(a)に示したように、送信側の画像データのフレ
ームの一部に雑音が混入するなどして、図4の(b)に
示したように、受信側で同期フラグが判別不能になる
と、所定時間T(数秒程度)だけ同期の回復を待機し、
この所定時間T内に同期が回復しない場合には強制的に
回線を遮断するようになっている。
【0005】しかし、一旦、同期が外れてしまうと同期
が回復することが殆ど不可能であるため、雑音の混入な
どによって同期が外れてしまうと、1ブロックの画像デ
ータの最終に付加されるRCP信号も識別できなくな
り、受信側ではFSKモードに切り換えることができな
いためにポストメッセージ命令を受けることもできなく
なって、結局、回線を遮断するしか手だてがないため、
画像データ伝送の信頼性を低下させる要因となってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、高速モデムモードによる画像デー
タの伝送途中に雑音の混入などによって同期が外れた場
合であっても、一旦、強制的にFSKモードに切り換え
ることによって画像データの伝送シーケンスを継続させ
るようにし、これによって、信頼性を向上させた画像デ
ータの伝送処理方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明は、複数フレームで成るブロック毎
の画像データを高速モデムモードによって受信している
途中に、フレームに含まれる同期フラグの受信不能によ
って同期が外れたときには、強制的にFSKモードに切
り換えて受信待機し、この後、送信側より1ブロックの
画像データの最後にFSKモードによって伝送される送
信確認要求信号を受信したときには、送信側に対して再
送要求信号を送出して正しく受信できなかったフレーム
の再送を要求するようにされている。
【0008】
【作用】本発明方法によれば、高速モデムモードによっ
てフレームで構成される1ブロック分の画像データの受
信途中に、雑音などの要因によってフレーム内の同期フ
ラグが受信できずに同期が外れたときには、受信側で
は、送信確認要求信号を受信するために、画像データの
受信中にかかわらず、強制的にFSKモードに切り換え
て受信待機する。そして、1ブロック分の画像データの
伝送が終了して送信側からFSKモードによって送信確
認要求信号が伝送されたときには、再送要求信号を送出
して正しく受信できなかったフレームのみの再送を要求
する。このため、同期が外れて画像データの受信が不能
になった場合でも、回線を遮断することなく、FSKモ
ードによって画像データの伝送シーケンスを継続させる
ことができる。
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の画像データの伝送処理方法を
フローチャートをもって示したもので、図2の(A),
(B)に示した送信側および受信側のタイムチャートを
参照してその動作を説明する。 送信側および受信側が高速モデムモードに切り換えら
れ、ECM通信によって画像データの伝送が開始され
る。(図1ステップ100参照)。 受信側では、フレーム監視タイマーをスタートさせ、
1フレームの画像データを受信してからフレーム監視タ
イマーをリセットする動作を、RCP信号(制御復帰信
号)を受信するまで繰り返して行うことによって、1ブ
ロック分の画像データを受信する。しかし、雑音の混入
などの原因によって、フレーム監視タイマーがタイムア
ップするまでの時間T1(本実施例では、数秒に設定)
に正常に1フレームの画像データが受信できないときに
は、同期が外れたものと見なして伝送されて来る画像デ
ータの受信を中止する。(図1ステップ101〜10
5、図2の(a),(b)参照)。 受信側では、正常に1ブロック分の画像データを受信
した後にRCP信号を受信した後、あるいは、同期が外
れて画像データの受信を中止した後は、ポストメッセー
ジ監視タイマーをスタートさせ、FSKモードに切り換
えを行って、ポストメッセージ監視タイマーがタイムア
ップするまでの時間T2の間(本実施例では約3分に設
定)、送信側から送信確認要求信号であるポストメッセ
ージ命令が伝送されるか否かを監視する。(図1ステッ
プ106〜108,118、図2の(a),(b)参
照)。 ポストメッセージ監視タイマーがタイムアップするま
で(時間T2が経過するまで)に、送信側からポストメ
ッセージ命令が伝送されると、ポストメッセージ監視タ
イマーをリセットし、正しく受信できなかったエラーフ
レームがあるときには、PPR信号(エラー再送要求信
号)を送出してエラーフレームの再送を要求する。この
後、高速モデムモードに切り換えてエラーフレームを受
信してから上記の処理に戻る動作を、エラーフレーム
がなくなるまで繰り返して行なう。このようにして、1
ブロック分の画像データを正しく受信したときには、ポ
ストメッセージ命令に対してMCF信号(メッセージ確
認信号)を返信し、この後、印字処理を行い、次のブロ
ックの画像データがあるときには、上記の処理に戻る
動作を繰り返すことによって各ブロック毎の画像データ
を順次受信する。(図1ステップ108〜113,11
5〜117、図2の(a),(b)参照)。 しかし、ポストメッセージ監視タイマーがタイムアッ
プするまで(時間T2が経過するまで)に、送信側から
ポストメッセージ命令が伝送されないときには、送信側
で異常が生じたものと見なして、受信側で回線を遮断す
る。(図1ステップ108,118,114参照)。
【0010】尚、雑音などの混入が無く、1ブロック分
の画像データが正常に受信された場合の動作について
は、上記図3の(a),(b)のタイムチャートに示し
た場合と同一であるので動作の説明は省略する。
【0011】このように、本発明の画像データの伝送処
理方法によれば、雑音の混入などによって受信側で同期
が外れてしまったときには、FSKモードに切り換え
て、送信側から伝送されるポストメッセージ命令(送信
確認要求信号)の受信を待機し、ポストメッセージ命令
が伝送されて来たときには、正しく受信できなかったフ
レームの再送要求を行なうことによって画像データの伝
送シーケンスを継続させるようになっている。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の画像データの伝送処理方法によれば、雑音などの混
入によって受信側で同期が外れてしまった場合でも、強
制的にFSKモードに切り換えて受信待機し、送信側か
ら伝送された送信確認要求信号を受信することによって
正しく受信できなかった画像データのフレームを再送さ
せて正常な伝送シーケンスに復帰させることができるの
で、同期が外れたまま復旧することなく回線を遮断して
しまうようなことがなくなり、画像データ伝送の信頼性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を説明するフローチャートである。
【図2】(a),(b)は、本発明方法を説明するため
のタイムチャートである。
【図3】(a),(b)は、1ブロックの画像データが
正常に伝送された場合の動作を説明するタイムチャート
である。
【図4】(a),(b)は、従来における、1ブロック
の画像データの伝送中に、雑音の混入などによって同期
が外れた場合の動作を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
PPR信号 再送要求信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/32 H04L 29/00 - 29/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数フレームで成るブロック毎の画像デー
    タを高速モデムモードによって受信している途中に、フ
    レームに含まれる同期フラグの受信不能によって同期が
    外れたときには、強制的にFSKモードに切り換えて受
    信待機し、この後、送信側より1ブロックの画像データ
    の最後にFSKモードによって伝送される送信確認要求
    信号を受信したときには、送信側に対して再送要求信号
    を送出して正しく受信できなかったフレームの再送を要
    求することを特徴とする画像データの伝送処理方法。
JP3149664A 1991-05-23 1991-05-23 画像データの伝送処理方法 Expired - Lifetime JP2827583B2 (ja)

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JPH04345364A JPH04345364A (ja) 1992-12-01
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