JP2619046B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2619046B2
JP2619046B2 JP1031155A JP3115589A JP2619046B2 JP 2619046 B2 JP2619046 B2 JP 2619046B2 JP 1031155 A JP1031155 A JP 1031155A JP 3115589 A JP3115589 A JP 3115589A JP 2619046 B2 JP2619046 B2 JP 2619046B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、受信時には伝送路で発生したデータ誤り
を検出し、相手装置に対して再送要求するとともに、送
信時には相手装置からの再送要求に応じてデータ誤り部
分を再送してデータ誤り部分を訂正する誤り訂正機能を
有するファクシミリ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は従来の誤り訂正機能を有するファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。図において、1はフ
ァクシミリ装置の送信機、2は書画データを読み取って
画信号データとする書画入力部、3は書画入力部の動作
を制御する入力制御部、4aは書画入力部2で作成した画
信号データを記憶する書画データ記憶部、5aは送信機1
の通信制御を行う送信機通信制御部、6aは画信号データ
をフレームに組立てるフレーム化を行うフレーム組立て
・分解部、7aはフレーム化された画信号データを変調す
る真送信機変復調部、8aは電話回線に接続するための送
信機ネットワーク制御ユニット(送信機NCU)である。
また、9はファクシミリ装置の受信機、4bは受信した画
信号データを記憶する書画データ記憶部、5bは受信機9
の通信制御を行う受信機通信制御部、6bはフレーム化さ
れた画信号データからフレーム番号、画信号およびフレ
ームチェックシーケンス(FCS)を取り出す分解を行う
フレーム組立て・分解部、7bは変調された信号をディジ
タル信号に復調する受信機変復調部、8bは受信機NCU、1
0は画信号データを書画データに復元して記録紙に記録
する書画データ出力部、11は書画データ出力部10の動作
を制御する出力制御部、15は電話回線である。図におい
て、実線の矢印は画信号データの、また、破線の矢印は
制御信号の経路を示している。
なお、従来の誤りを訂正する機能を有するファクシミ
リ装置における通信手順は、電信電話技術委員会(TT
C)による標準JT−T4およびJT−T30で標準化されてい
る。
次に動作について説明する。まず、誤りを訂正する必
要がない場合、つまり全ての画信号データが正常に伝送
された場合について説明する。送信機1において、書画
画像は書画入力部2で入力制御部3の制御もとに書画デ
ータとして読み取られ、さらにデータ量を圧縮するため
に符号化された画信号データとして書画データ記憶部4a
に蓄えられる。次に、送信機通信制御部は、書画データ
記憶部4aからフレーム組立て・分解部6aに対して、画信
号データを順次送出させる。フレーム組立て・分解部6a
でHDLCフレーム構成にフレーム化された画信号データ
は、送信機変復調部7aで電話回線15を伝達できる周波数
帯域内の信号に変調された後、送信機NCU8aから電話回
線15に送出される。
一方、フレーム化された画信号データの変調信号を受
信する受信機9において、まず、電話回線15から送られ
てきた変調信号は受信機NCU8bを介して受信機変復調部7
bで受信される。変調信号は受信機変復調部7bでディジ
タル信号に復調され、、このディジタル信号はフレーム
化された画信号データであるから、フレーム組立て・分
解部6bで画信号データとその他のデータとに分解され
る。分解されて得られた画信号データは書画データ記憶
部4bに蓄えられる。同時に、受信機通信制御部5bは、順
次画信号データを書画データ記憶部4bから書画データ出
力部10に送出させる。そして、書画データ出力部10は出
力制御部11の制御のもとに、画信号データを書画データ
に復号化し、書画データを記録紙に記録して書画画像を
出力する。
第7図は従来の誤り訂正機能を有するファクシミリ装
置において、誤り訂正が必要な場合の信号交信の一例を
示す信号交信図である。以下、第7図を参照して誤り訂
正を行なう場合のファクシミリ装置の動作について説明
する。まず、送信機1において、送信機通信制御部5aは
送信機変復調部7aを起動して、受信機9の受信機変復調
部7bの安心安定化のための信号となるトレーニング信号
を送出させる。続いて、送信機変復調部7aは、フレーム
組立て・分解部6aでフレーム化された画信号データを変
調して電話回線15に送出する。そして、ブロックと呼ば
れる一定量の画信号データを送出後、送信機通信制御部
5aは、PPS・NULL信号という1ブロックのデータ伝送が
終了したことを示す制御信号を作成し、送信機変復調部
7aおよび送信機NCU8aを介して電話回線15に送出する。
ここで、画信号データのフレーム形式はHDLC手順のフ
レーム構成に従い、受信機通信制御部5bは受信したフレ
ームのフレームチェックシーケンス(FCS)を演算し、
そのフレーム中に伝送誤りがあったか否かをチェックす
る。第7図に示した例では、図中の×で伝送誤りを示し
ている。つまり、第2フレームで伝送誤りが発生したと
する。1ブロックの受信完了後、PPS・NULL信号を受信
したら、受信機通信制御部5bは、受信完了したブロック
内の誤りフレームの信号を伴なった再送要求信号である
PPR信号を作成して、受信機変復調部7bおよび受信機NCU
8bを介して電話回線15に送出する。すると、送信機1に
おいて、送信機通信制御部5aはPPR信号を受信して、送
信機変復調部7aにトレーニング信号を送出させ、続いて
PPR信号で指定されたフレームのみを書画データ記憶部4
aおよびフレーム組立て・分解部6aに作成させ、作成さ
れたフレームを送信機変復調部7aおよび送信機NCU8aを
介して電話回線15に送出する。以上のようにして、再送
要求があったフレームのみを送出することができる。
第8図は伝送誤りを検出した場合に、直ちに再送要求
信号を送出するファクシミリ装置(以後、逐次再送ファ
クシミリ装置という)の構成を示すブロック図である。
図において、1〜11および15は第6図に同一符号を付し
て示したものと同一である。12は特定の周波数のトーン
信号を発生するトーン発生器で、通常、特定の周波数は
電話回線15の通過周波数帯域内で、画信号データを変調
した変調信号に含まれる周波数成分とは異なる周波数、
もしくは変調信号に含まれる周波数とは重複するが、変
調信号に悪影響を与えない周波数が選定される。13は前
記トーン信号の周波数を選別するフィルタ、14はトーン
信号を検出するトーン検出器で、フィルタ13およびトー
ン検出器はトーン検出手段を構成する。
次に、逐次再送ファクシミリの動作について、第9図
に示す信号交信図を参照して説明する。第9図におい
て、×は伝送誤りの発生を示している。受信機9におい
て、受信機通信制御部5bはフレーム組立て・分解部6bか
ら受け取ったFCSによって、フレーム中の伝送誤りを検
出すると(第9図に示した例では第mフレームに伝送誤
りがあった。)、直ちにトーン発生器12にトーン信号の
送出を要求する。そこで、トーン発生器12は、再送要求
信号であるトーン信号を受信機NCU8bを介して電話回線1
5に送出する。
次に電話回線15に変調信号がなくなったら、受信機通
信制御部5bは受信機変復調部7bを起動してトレーニング
信号を送出させ、続いて、伝送誤りが発生したフレーム
の番号を含む再送要求信号を送出させる。
一方、送信機1において、フィルタ13およびトーン検
出器14でトーン信号を検出した場合に、送信機通信制御
部5aはフレームの送出を中断させ、再送要求信号の受信
の準備をする。続いて、送信機変復調部7aが受信してデ
ィジタル信号に復調した再送要求信号を受け取り、この
再送要求信号に含まれているフレーム番号を検知する。
送信機通信制御部5aは、このフレーム番号に対応するフ
レームから(この場合は第mフレームから)、順次画信
号データをフレーム化して送出するように書画データ記
憶部4aおよびフレーム組立て・分解部6aに指示を与える
とともに、送信機変復調部7aを起動する。このようにし
て、再び送信状態に入いり、トレーニング信号に続いて
再送を要求された画信号データのフレームから送信を再
開する。
受信機9は再送要求信号を送出した後、再度画信号デ
ータのフレームを受信できる状態にもどっているので、
送信されてきた画信号データの受信を再開することがで
きる。第10図は以上に述べた再送の動作を説明するタイ
ミング図である。図において、Aは送信機1から送信さ
れる信号、Bは受信機から送出される信号を示してい
る。
なお、以上の説明において、書画データ記憶部4a,4
b、送信機通信制御部5a、受信機通信制御部5b等は、送
信機用と受信機用とに分けたものとしたが、1つの書画
データ記憶部、通信制御部等の送信機と受信機とに共通
に使用されるものとなっている場合もある。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来のファクシミリ装置は以上のように構成されてい
るので、下記のような課題があった。まず、誤りを訂正
する機能を有するファクシミリ装置は、伝送誤りが発生
した場合には、受信機9は1ブロック中の全てのフレー
ムを受信終了した後に、伝送誤りがあったフレームの再
送を受け、伝送誤りがないブロックが書画データ記憶部
4bにそろってから書画データ出力部10に出力しなければ
ならず、特にブロックの最初の方のフレームで伝送誤り
が発生した場合には、書画データの出力時間が余分にか
かる課題があった。
また逐次再送ファクシミリ装置は、書画データ記憶部
4a,4bの記憶容量が少なくてすみ、受信機9で伝送誤り
のないフレームを受信したら、直ちに画信号データを書
画データ出力部10に出力できるが、伝送路の誤り率が高
い場合には頻繁に再送が行われ、トーン信号の検出まで
に要する時間と送信/受信の切り替えに要する時間とが
数多く発生するので、全体の伝送時間が非常に長くなっ
てしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、あらかじめ設定した、最初の誤りを検出した
時点からの時間が経過したら再送要求信号を送出できる
ようにして従来の誤り訂正機能を有するファクシミリ装
置に比べて、より早く誤り訂正ができるとともに、再送
要求信号の送出回数を減らして、全体としてトーン信号
の検出および送信/受信の切り替えに要する時間を減少
させ、全体の伝送時間を短縮できるファクシミリ装置を
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るファクシミリ装置は、最初に誤りを検
出した時点から計時を開始し、所定の時間が経過したら
設定時間経過信号を発生するタイマと設定時間経過信号
が発生した場合にトーン信号を発生させ、続いて誤りフ
レームの番号を伴なった再送要求信号を送出させるとと
もに、再送要求信号に含まれている誤りフレームの番号
に対応したフレームのみ送出させる通信制御部とを備え
たものである。
〔作 用〕
この発明による通信制御部は、誤りフレームを検出し
ても、それだけでは再送要求信号を送出させず、タイマ
から設定時間経過信号が発生した場合に再送要求信号を
送出させる。
〔実施例〕
以下、この発明の第1の実施例を図について説明す
る。第1図において、16は誤りフレームの番号を記憶す
る誤りフレーム番号記憶部、17は所定の時間を計時する
タイマである。その他のものは同一符号を付して第8図
に示したものと同様のものである。
次に動作について説明する。この発明において、画信
号データを送信する送信機1の動作は、上述した逐次再
送ファクシミリ装置の送信機1の動作と同一である。受
信機9においては、受信機通信制御部5bはフレーム組立
て・分解部6bから受け取ったFCSをチェックしてフレー
ムの中に伝送誤りがあることを検出すると、その誤りフ
レームのフレーム番号を誤りフレーム番号記憶部16に記
憶させる。同時にタイマ17の計時を開始させる。その
後、受信したフレームに誤りがあった場合には、その誤
りフレームのフレーム番号も誤りフレーム番号記憶部16
に記憶させる。タイマ17の計時値があらかじめ定められ
た値つまり設定時間に達すると、タイマ17は受信機通信
制御部5bに設定時間経過信号を出力する。この信号を受
け取った受信機通信制御部5bはトーン発生器12にトーン
信号を発生させ、電話回線15に変調信号がなくなった
ら、誤りフレーム番号を誤りフレーム番号記憶部から受
け取って、誤りフレーム番号を伴なった再送要求信号を
受信機変復調部7bに送出させる。
一方、送信機1において、受信機9から送出されたト
ーン信号はフィルタ13およびトーン検出器14により検出
され、送信機通信制御部5aに伝えられる。トーン信号を
検出すると送信機通信制御部5aは画信号データのフレー
ムの送信を中断させ、受信機9から送られてくる再送要
求信号の受信の準備を行う。再送要求信号は送信機変復
調部7aでディジタル信号に復調された後に、送信機通信
制御部5aに伝えられる。送信機通信制御部5aは、再送要
求信号に含まれている誤りフレーム番号に対応したフレ
ームを、書画データ記憶部4aおよびフレーム組立て・分
解部6aに作成させ、送信機変復調部7aはこれらのフレー
ムを変調して送信する。以上のようにして、誤りフレー
ムを再送した後は、通常の送信あるいは受信状態にもど
る。通常の受信状態にもどった時点でタイマ17はリセッ
トされ、誤りフレーム番号記憶部16の内容はクリアされ
る。なお、送信機1が受信機9に対してページの終了を
示す送信終了の信号を送ってきた場合には、タイマ17の
計時値が設定時間に達していなくても、誤りフレーム番
号記憶部16にフレーム番号が存在すれば誤り訂正を行
う。
第2図はこの発明において誤り訂正が必要な場合の信
号交信の一例を示す信号交信図である。この例ではタイ
マ17の設定時間はtRQとなっていて、第nフレーム受信
中にタイマ17の計時値tKがtRQに達したとしている。第
nフレーム受信中に、タイマ17は設定時間経過信号を発
生するので、受信機9からトーン信号が送出される。続
いて、トレーニング信号と誤りフレーム番号を伴なった
再送要求信号とが送出され、これに応じて送信機1から
誤ったフレームが再送された後、第n+1フレーム以降
のフレームの送信が行われる。
第3図はこの発明に係るファクシミリ装置が第mフレ
ーム受信中に設定時間経過信号を発生した場合のタイミ
ング図である。ここで、第mフレームはk個目の誤りフ
レームFkである。図において、Aは送信機1から送信さ
れる信号、Bは受信機9から送信される信号を示してい
る。Bに示す信号は上述したトーン信号、トレーニング
信号および再送要求信号から成っていて、再送要求信号
は誤りフレーム番号であることを示すコード(フレーム
番号指定)とk個の誤りフレーム番号が順に並べられた
データとを含んでいる。
第4図はこの発明の他の実施例によるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。図において、18は誤
りフレーム数を計数するカウンタであり、他のものは第
1図に示したものと同様のものである。
次に動作について説明する。受信機通信制御部5bは誤
りがあるフレームを検出するとそのフレーム番号を誤り
フレーム番号記憶部16に記憶させ、タイマ17の計時を開
始させるとともに、カウンタ18の計数値を1増加させ
る。その後は、誤りフレームを検出するとそのフレーム
番号を誤りフレーム番号記憶部16に記憶させた後、タイ
マ17に対しては何もせず、カウンタ18の計数値のインク
リメントのみ行わせる。ここで、カウンタ18はその計数
値が所定の値に達すると、設定値到達信号を受信機通信
制御部5bに出力するように構成されている。また、受信
機通信制御部5bはタイマ17から設定時間経過信号を、ま
たはカウンタ18から設定値到達信号を受けると、トーン
発生器12にトーン信号を送出させる。トーン信号送出後
の動作は第1の実施例の場合と同様である。また、誤り
フレームの再送が完了して通常の受信状態にもどった時
点で、タイマ17はリセットされ、また、カウンタ18の内
容はクリアされる。
第5図はタイマ17の計時値tKが設定時間tRQに達する
前に、カウンタ18の計数値が設定値に達した場合の信号
交信の一例を示す信号交信図である。この例では、カウ
ンタ18の設定値をkとしている。そして、最初のフレー
ム誤りを検出してから計時を開始したタイマ17の計時値
tKが設定時間tRQより小さいが、第mフレームを受信し
た時に、k番目のフレーム誤りが検出された場合の例で
ある。k番目の誤ったフレームを検出した時点で、カウ
ンタ18から設定値到達信号が出力されるので、受信側か
ら再送要求信号であるトーン信号が送出される。その後
の受信側から誤りフレームの番号を伴なった再送要求信
号を送出して誤りを回復させる動作については、第2図
に示した例の場合と同じである。
このようにタイマ17およびカウンタ18を設けた場合に
は、伝送路の誤り率が高い場合に、早目に誤り訂正制御
を行うことができるので、その場合に書画データ出力部
10への画信号データの出力の遅れをさらに抑えることが
できるとともに、書画データ記憶部4bの容量を小さくす
ることができる効果もある。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればファクシミリ装置
を、最初に誤りを検出した時点から計時を開始し、所定
の時間が経過したら、設定時間経過信号を発生するタイ
マを有し、設定時間経過信号の発生を契機として再送制
御を開始するように構成したので、従来の誤り訂正機能
を有するファクシミリ装置が持つ欠点、すなわち1ブロ
ックの受信が終了して誤りフレームの再送を受け取るま
で記録出力ができなかったことを改善し、一方、逐次再
送ファクシミリ装置が持つ欠点、すなわちトーン信号の
検出と送信/受信の切り替えとを数多く行うことによる
伝送時間の最大を抑えることができるものが得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例によるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図、第2図は第1図に示したフ
ァクシミリ装置が誤り訂正を行う場合の信号交信の一例
を示す信号交信図、第3図は第1図に示したファクシミ
リ装置が誤り訂正を行う場合の信号タイミングを示すタ
イミング図、第4図はこの発明の第2の実施例によるフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図、第5図は第4
図に示したファクシミリ装置が誤り訂正を行う場合の信
号交信の一例を示す信号交信図、第6図は従来の誤り訂
正機能を有するファクシミリ装置の構成を示すブロック
図、第7図は第6図に示したファクシミリ装置が誤り訂
正を行う場合の信号交信の一例を示す信号交信図、第8
図は逐次再送ファクシミリ装置の構成を示すブロック
図、第9図は第8図に示したファクシミリ装置が誤り訂
正を行う場合の信号交信の一例を示す信号交信図、第10
図は第8図に示したファクシミリ装置が誤り訂正を行う
場合の信号タイミングを示すタイミング図である。 1は送信機、2は書画入力部、3は入力制御部、4a,4b
は書画データ記憶部、5aは送信機通信制御部、5bは受信
機通信制御部、6a,6bはフレーム組立て・分解部、7aは
送信機変復調部、7bは受信機変復調部、9は受信機、10
は書画データ出力部、11は出力制御部、12はトーン発生
器、13はフィルタ(トーン検出手段)、14はトーン検出
器(トーン検出手段)、15は電話回線(伝送路)、16は
誤りフレーム番号記憶部、17はタイマ、18はカウンタ。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画信号データを記憶する書画データ記憶部
    と、前記画信号データを送信単位となるフレームに組立
    てるフレーム化を行うとともに伝送路から受信したフレ
    ームを分解するフレーム組立て・分解部と、フレーム化
    された前記画信号データを所定の変調方式で変調した
    後、前記伝送路に送出するとともに、前記変調方式で変
    調された信号を前記伝送路から受信して復調する変復調
    部と、前記変調された信号の周波数帯域とは異なる周波
    数の周波数信号を発生するトーン発生器と、前記周波数
    信号を検出するトーン検出手段とを備えたファクシミリ
    装置において、前記伝送路でデータ誤りが発生したフレ
    ームの番号を誤りフレーム番号として記憶する誤りフレ
    ーム番号記憶部と、最初に誤りを検出した時点から所定
    の時間が経過すると設定時間経過信号を発生するタイマ
    と、前記フレーム組立て・分解部で受信したフレームを
    分解して得たフレームチェックシーケンスをもとに前記
    受信したフレームのデータ誤りを検知し、データ誤りが
    発生したフレーム番号を前記誤りフレーム番号記憶部に
    対して、および最初のデータ誤りが発生したことを前記
    タイマに対して通知し、前記設定時間経過信号の発生を
    契機として前記トーン発生器に前記周波数信号を伝送路
    に向けて出力させた後に、前記誤りフレーム番号記憶部
    に記憶した誤りフレーム番号を含む再送要求信号を作成
    して前記変復調部に引き渡すとともに、前記トーン検出
    手段で検出した前記周波数信号および前記変復調部で受
    信して復調した前記再送要求信号を受け取って、前記再
    送要求信号に含まれている誤りフレーム番号に対応した
    フレームを前記書画データ記憶部および前記フレーム組
    立て・分解部に作成させ、前記変復調部に出力させる通
    信制御部とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
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