JPH06112922A - 自動再送要求を用いたデータ伝送方式 - Google Patents

自動再送要求を用いたデータ伝送方式

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JPH06112922A
JPH06112922A JP4256970A JP25697092A JPH06112922A JP H06112922 A JPH06112922 A JP H06112922A JP 4256970 A JP4256970 A JP 4256970A JP 25697092 A JP25697092 A JP 25697092A JP H06112922 A JPH06112922 A JP H06112922A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】符号誤りをある程度許容して伝送路のスループ
ットのアンバランスを解消し、所定の時間内にデータ伝
送を終了できる自動再送要求(ARQ)を用いたデータ
伝送方式を提供する。 【構成】送信側(例えば移動局1)から受信側(例えば
基地局2)へファクシミリ画信号などのデータを伝送
し、受信側でデータの誤りが検出された場合に再送要求
を行い、送信側から同じデータを受信側へ再送する動作
を繰り返して通信を行うデータ伝送方式において、通信
の途中で再送回数の上限(N)を変更する。具体的に
は、送信側において送信すべきデータ量と予め決められ
た通信終了時刻までの時間からNを決定して時間経過に
伴いNを変更するか、または現時点での有線区間および
無線区間の伝送路のスループットから現時点でのNを決
定し、該スループットの変化に伴いNを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動再送要求(AR
Q:Automatic Repeat Request、以下ARQと略記す
る)を用いたデータ伝送方式に係り、特にディジタル移
動通信のように通信回線の一部に無線回線が含まれ、伝
送品質が時間と共に著しく変化する環境において所定の
時間内にデータ伝送を終了する必要がある場合や、固定
網のスループットが決まっていて移動通信網の平均スル
ープットを固定網のスループット以上に保つ必要がある
場合に適したデータ伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データ伝送システムにおいて、受信側で
データの誤りが検出された場合に、その旨の応答を送信
側に返すことで再送要求を行い、送信側からデータを再
送する方式をARQと呼ぶ。送信側からデータを再送し
た結果、再び受信側で誤りが検出されれば同じデータが
繰り返し再送される。この再送を繰り返す回数を再送回
数という。
【0003】ここで、従来のARQを用いたデータ伝送
方式では、再送回数の上限を予め定められた値に固定す
るか、または再送回数の上限を特に定めず、データが誤
り無く伝送できるまで無限回の再送を許容する方式をと
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なARQにおける再送回数の上限を固定する方式や、無
限回の再送を許容する方式では、伝送路での誤りの発生
状況に応じてスループット、すなわち単位時間当たりの
伝送可能なデータ量が変化し、通信終了時刻を確定でき
ない。これは特に移動通信において大きな問題となる。
【0005】例えばディジタル移動通信では、通信回線
の一部に無線回線が含まれており、無線区間の伝送路の
状況(伝送品質)が時間と共に著しく変化する。このた
め、有線区間のスループットと無線区間のスループット
の差が大きくなるという問題がある。また、無線区間の
伝送路の状態が通信の途中で極端に悪くなると、有線区
間ではデータ伝送が終了しているにも関わらず、無線区
間でのデータ伝送に時間がかかる結果、通信回線が強制
的に切断されてデータが欠落してしまい、所定の時間内
にデータ伝送を終了できなくなる場合もある。
【0006】本発明は、このような従来のARQの問題
を解決すべくなされたもので、ある程度の符号誤りを許
容して伝送路のスループットのアンバランスを解消し、
所定の時間内にデータ伝送を終了することを可能とした
ARQを用いたデータ伝送方式を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるARQを用いたデータ伝送方式は、通
信の途中で再送回数の上限を変更することを基本的な特
徴とする。
【0008】より具体的には、例えば通信を終了する時
刻(通信終了時刻)が予め決められているデータ伝送シ
ステムにARQを適用する場合は、送信側において送信
すべきデータ量と通信終了時刻までの時間から再送回数
の上限を決定し、時間経過に伴い再送回数の上限を変更
する。
【0009】また、送信側において第1の伝送路を経て
入力されたデータを第2の伝送路へ経て受信側へ伝送す
るデータ伝送システムにARQを適用する場合は、現時
点での第1および第2の伝送路のスループットから現時
点での再送回数の上限を決定し、スループットの変化に
伴い再送回数の上限を変更する。
【0010】
【作用】このように通信の途中で、送信すべきデータ量
と通信終了時刻までの時間や、伝送路のスループット等
に応じて再送回数の上限を変更すると、等価的にスルー
プットを制御することができ。これにより、再送回数の
上限を小さくした場合は符号誤りが増加するが、異なっ
た伝送路上でのスループットのアンバランスが解消され
る。
【0011】従って、例えばある伝送路での伝送品質が
劣化して誤り発生状況が極度に悪くなったような場合で
も、通信が途中で切断されてデータが欠落するといった
事態が回避され、ある程度の誤りを許容しつつ所定の時
間内に全てのデータ伝送を行うことが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明をディジタル移動通信におけるファクシミリ通信
システムに適用した一実施例を示すブロック図である。
【0013】図1に示すファクシミリ通信システムは移
動局1、基地局2および公衆網3からなる。移動局1
は、ファクシミリ装置11(以下、移動局のファクシミ
リ装置という)、移動局ファクシミリ信号伝送装置12
および移動局送受信機13から構成される。基地局2
は、基地局送受信機21、基地局ファクシミリ信号伝送
装置22および交換機23から構成される。
【0014】ファクシミリ信号伝送装置12,23は、
通信回線中の有線区間であるファクシミリ装置11,3
1の入出力伝送路上のモデム信号の信号フォーマット
と、無線区間で使用するディジタル信号の信号フォーマ
ット(移動局ファクシミリ信号伝送装置12と基地局フ
ァクシミリ信号伝送装置22の間で使用するディジタル
信号のフォーマット)の間の信号変換を行う。ここで、
無線区間でのデータ伝送にARQ方式を用いる。基地局
2の交換機23は、公衆網3を介してファクシミリ装置
31(以下、基地局のファクシミリ装置という)が接続
されている。
【0015】以上の構成において、移動局のファクシミ
リ装置11から基地局のファクシミリ装置31へ画信号
を伝送する場合の動作を図2〜図4に示す画信号の伝送
フローを参照して説明する。
【0016】まず、移動局のファクシミリ装置11は原
画を読み取って得られた画信号をディジタル符号化し、
第1のモデム信号に変調して出力する。移動局ファクシ
ミリ装置信号伝送装置12はファクシミリ装置11から
第1のモデム信号を受信し、無線区間の信号フォーマッ
トに変換して移動局送受信機13へ出力する。無線区間
の信号フォーマットに変換された画信号は、移動局送受
信機13によりアンテナを経て基地局2へ向けて送信さ
れる。
【0017】移動局送受信器13より送信された無線区
間の信号フォーマットに変換された画信号は、基地局2
において基地局送受信機21により受信され、基地局フ
ァクシミリ信号伝送装置23へ送られる。基地局ファク
シミリ信号伝送装置22は、無線区間の信号フォーマッ
トに変換された画信号をファクシミリ装置が使用する第
2のモデム信号に変換して出力する。この第2のモデム
信号は、交換機23から公衆網3を経由して基地局のフ
ァクシミリ装置31へ送られる。基地局のファクシミリ
装置31は、第2のモデム信号から画信号を再生して原
画をプリンタ等で出力する。ARQは、無線区間である
移動局ファクシミリ信号伝送装置12と基地局ファクシ
ミリ信号伝送装置22の間で行われる。
【0018】ここで、移動局のファクシミリ装置11お
よび基地局のファクシミリ装置31におけるモデム信号
(第1、第2のモデム信号)の伝送速度をu[bps] 、無
線区間の伝送速度をv[bps] (v≧u)、画信号のデー
タ量をk[bit] とする。移動局のファクシミリ装置11
は画信号を伝送し終わった後、T[sec] 以内に回線を切
断するものとする。また、画信号の再送は無線区間にお
いてa[bit] の信号ブロック単位で行われるものとす
る。
【0019】無線区間の伝送品質がよく、ほとんど再送
が行われない場合には、画信号はu[bps] の速度で伝送
でき、k/u[sec] 後に移動局のファクシミリ装置11
が全ての画信号を送信し終わるのとほぼ同時に、基地局
のファクシミリ装置31は画信号を受信し終わる。この
様子を図2に示す。
【0020】この場合の具体的な数値例を以下に示す。
【0021】<数値例1>例えばu=4,800[bps]、v=
9,600[bps]、k=24,000[bit] 、T=15[sec] 、a=19
2[bit]とすれば、画信号の送信に要する時間Uは、 U=k/u=30[sec] である。
【0022】一方、無線区間の伝送品質が悪い場合は画
信号の再送が頻繁に行われ、無線区間での実質的な伝送
速度が低下する。本実施例では、このような場合に以下
のように再送回数の上限を通信途中で変化させることに
より、無線区間における実質的な伝送速度の低下を防止
する。
【0023】再送回数の上限を通信途中で変更する方法
としては、前述したように送信すべきデータの量と通信
終了時刻までの時間から再送回数の上限を決定し、時間
の経過に伴い上限を変更する方法(a)と、伝送路のス
ループットから現時点での再送回数の上限を決定し、ス
ループットの変化に伴い上限を変更する方法(b)とが
考えられる。以下、これら二つの方法について説明す
る。
【0024】まず、送信すべきデータ量と通信終了時刻
までの時間を用いて再送回数の上限を決定し時間経過に
伴い変化する方法(a)について説明する。
【0025】移動局のファクシミリ装置11が画信号を
送信し終わった時点で、移動局ファクシミリ信号伝送装
置12にnビットの画信号情報が未送信のまま蓄積され
ているとすると、移動局ファクシミリ信号伝送装置12
は、この未送信であるs(=n/a)個の信号ブロック
を回線が切断される通信終了時刻までの時間T[sec]以
内に伝送しなければならない。そこで、この時点以降
は、移動局ファクシミリ信号伝送装置12において再送
回数の上限Nを例えば以下のように変更する。
【0026】 N=[α・M/s] (1) 但し、M=v・T/a [x]は、xを越えない最大の整数を意味する(以下、
同じ)。Mは通信終了までに送信できる信号ブロックの
数、αは比例係数である。α=1が安全であるが、M/
s>1のときはα>1とした方が伝送品質の向上が期待
できる。M/s≦1のときはα=1とする。αはM,s
の関数としてもよい。
【0027】再送回数の上限Nの変更は、移動局のファ
クシミリ装置11が画信号を送信し終わる毎に1回ずつ
行ってもよいが、1信号ブロック送信する毎に行った方
が品質は向上する。この場合の具体的な数値例を以下に
示す。
【0028】<数値例2>数値例1のシステム(v=9,
600[bps]、a=192[bit])において、移動局のファクシ
ミリ装置11が画信号を送信し終わった時点(この時点
での通信終了時刻までの時間はT=15[sec] )で、未送
信の画信号のデータ量がn=18,000[bit](s=18,000/
192=93.75 )の場合、α=1.2 とすると、式(1)よ
り再送回数の上限Nは9回となる。ここで、例えば移動
局1がトンネルに入るなどの原因で移動局1と基地局2
との通信が不能となり、例えば5秒後(この時点での通
信終了時刻までの時間はT=15−5 = 10 [sec] とな
る)にもn=18,000[bit] のままであれば、N=6回と
減少する。また、10秒後(T=15−10=5[sec])にn
=5,000[bit]であれば、N=11回と増加する。
【0029】このようにして再送回数の上限Nを変更す
ることにより、等価的に伝送速度を高めて、伝送路の品
質が悪い場合にも回線が切断される通信終了時刻前に、
画信号の全データを送信し終わるようにすることができ
る。但し、未送信の画信号が多い場合は再送回数の上限
Nを小さい値に設定するため、許容される再送回数内で
は誤りが無くならないことがあり得る。このような場
合、基地局ファクシミリ信号伝送装置22は誤りを含む
画信号を出力することになる。この様子を図3に示す。
【0030】再送回数の上限Nの変更は、例えば送信側
ファクシミリ信号伝送装置である移動局ファクシミリ信
号伝送装置12において行う。その際、受信側ファクシ
ミリ信号伝送装置である基地局ファクシミリ信号伝送装
置22が内部のバッファメモリに蓄積されている画信号
のデータ量を示す情報をバックワードチャネルで伝送す
ることにより、移動局ファクシミリ信号伝送装置12は
再送回数の上限Nの決定に、上記バッファメモリに蓄積
されている画信号のデータ量を反映させることができ
る。具体的には、例えば再送回数の上限Nを以下のよう
に設定する。
【0031】 N=[α・L(V−m/u)/s] (2) 但し、L=v/a Lは1秒間に送信できる画信号ブロックの数、Vは現時
点から回線が切断される間での時間[sec] 、mは基地局
ファクシミリ信号伝送装置22内のバッファメモリに蓄
積されている画信号のデータ量[bit] である。この場合
の具体的な数値例を以下に示す。
【0032】<数値例3>前記数値例2と同様の条件に
おいて、m=8,000[bit]とすれば、式(2)よりT=V
=15[sec] のときN=8回となる。このように基地局フ
ァクシミリ信号伝送装置22内のバッファメモリに蓄積
されているデータ量が多いため、Nは数値例2の場合
(N=9回)より小さくなる。
【0033】再送回数の上限Nの変更は、基地局ファク
シミリ信号伝送装置22において行うことも可能であ
る。この場合、移動局ファクシミリ信号伝送装置12は
未送信で内部のバッファメモリに蓄積している画信号の
データ量を示す情報を基地局ファクシミリ信号伝送装置
22へ通知する。このように再送回数の上限Nを基地局
ファクシミリ信号伝送装置22において決定する場合
は、基地局ファクシミリ信号伝送装置22は再送回数が
上限に達したとき、正常受信したか否かに関わらずAC
K(Acknowledgement) を移動局ファクシミリ信号伝送装
置12へ返送することにより、簡単にNの設定を行うこ
とができる。
【0034】次に、有線区間と無線区間のスループット
から再送回数の上限Nを決定し、このスループットの変
化に伴ってNを変更する方法(b)の実施例について説
明する。移動局ファクシミリ信号伝送装置12が過去W
[sec] の期間に送信できた信号ブロックの数がtブロッ
クの場合、無線区間のスループットη[bps] は η=a・t/W (3) で表される。このとき再送回数の上限Nを例えば、 N=∞ (η>γ・u) (4) N=[β・T/s/η] (η≦γ・u) (5) とする。β,γは比例係数であり、これらはηの関数と
してもよい。γ・uは、有線区間である移動局のファク
シミリ装置11の入出力伝送路(第1の伝送路)のスル
ープットに相当する。
【0035】すなわち、無線区間(第2の伝送路)のス
ループットηが有線区間(第1の伝送路)のスループッ
トγ・uを越える場合には、再送回数の上限Nを特に定
めず無限回とし、またηがγ・u以下の場合には式
(5)に従って無線区間のスループットηを用いて再送
回数の上限Nを定め、ηの変化に伴ってNを変化させ
る。この場合の具体的な数値例を以下に示す。
【0036】<数値例4>例えばW=2[sec]、β=1.2
、γ=1.5 、u=4,800[bit]とし、t=80ブロック、
s=18,000[bit] とすると、η(=7,680 )>γ・u
(=7,200 )であり、式(4)よりN=∞となる。ま
た、t=70ブロックとすると、η(=6,720 )<γ・u
(=7,200 )であり、式(5)よりN=6回となる。
【0037】先に説明した送信すべきデータ量と通信終
了時刻までの時間Tを用いて再送回数の上限Nを決定
し、時間経過と共にNを変更する方法(a)では、移動
局のファクシミリ装置11が画信号を送信し終わってか
ら再送回数の制御を行うため、画信号データの前半は誤
りのないことが保証される反面、画信号データの後半に
誤りが集中する傾向がある。
【0038】これに対して、伝送路のスループットを用
いて再送回数の上限Nを決定し、このスループットの変
化と共にNを変更する方法(b)では、通信の最初から
再送回数の制御を行うことができるため、誤りが情報全
体に分散する傾向となり、誤りが多い場合でも原画の情
報内容を容易に認識できるという利点がある。この様子
を図4に示す。
【0039】なお、以上の実施例では移動通信網を用い
たファクシミリ通信システムを例にとり説明したが、本
発明はこれに限られずARQを用いたデータ伝送システ
ムについて適用が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ伝
送方式によれば、移動通信網のように伝送品質が大きく
変化する伝送路においてもスループットを維持し、所定
の時間内にデータ伝送を終了することができる。
【0041】例えば、移動通信網でファクシミリ通信を
行う場合、再送回数の上限を予め定めた値に固定するか
または上限を定めない従来のARQを適用すると、無線
区間の伝送品質が劣化した場合、画信号情報が欠落して
途中切断になるが、本発明によるARQを適用すれば、
ある程度の誤りを許容しつつ最後まで画信号を出力する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をディジタル移動通信におけるファクシ
ミリ通信システムに適用した一実施例を示すブロック図
【図2】同実施例における画信号の伝送フローを示す図
【図3】同実施例における画信号の伝送フローを示す図
【図4】同実施例における画信号の伝送フローを示す図
【符号の説明】
1…移動局 2…基地局 3…公衆網 11…移動局のファクシミリ装置 12…移動局ファクシミリ信号伝送装置 13…移動局送受信機 21…基地局送受信機 22…基地局ファクシミリ信号伝送装置 23…交換機 31…基地局のファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 正悟 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側から受信側へデータを伝送し、受信
    側で受信データの誤りが検出された場合に受信側から送
    信側へ再送要求を出すことにより、送信側から同じデー
    タを受信側へ再送する動作を複数の再送回数にわたり繰
    り返して通信を行うデータ伝送方式において、 前記通信の途中で前記再送回数の上限を変更することを
    特徴とする自動再送要求を用いたデータ伝送方式。
  2. 【請求項2】前記通信を終了する通信終了時刻が予め決
    められている場合に、前記送信側から送信すべきデータ
    量と前記通信終了時刻までの時間から前記再送回数の上
    限を決定し、時間経過に伴い該再送回数の上限を変更す
    ることを特徴とする請求項1記載の自動再送要求を用い
    たデータ伝送方式。
  3. 【請求項3】前記送信側において第1の伝送路を経て入
    力されたデータを第2の伝送路へ経て前記受信側へ伝送
    する場合に、現時点での該第1および第2の伝送路のス
    ループットから現時点での前記再送回数の上限を決定
    し、該スループットの変化に伴い該再送回数の上限を変
    更することを特徴とする請求項1記載の自動再送要求を
    用いたデータ伝送方式。
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