JPH05207254A - 画像通信方法 - Google Patents

画像通信方法

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JPH05207254A
JPH05207254A JP4014522A JP1452292A JPH05207254A JP H05207254 A JPH05207254 A JP H05207254A JP 4014522 A JP4014522 A JP 4014522A JP 1452292 A JP1452292 A JP 1452292A JP H05207254 A JPH05207254 A JP H05207254A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ECM方式による画像通信において、エラー
の原因がモデムの収束にあると判断された場合のみ、ダ
ミーデータを送出する画像通信方法を実現することを目
的とする。 【構成】 エラーデータの再送を行う際、エラーの訂正
結果及びエラーの分布状況から、エラーの原因がモデム
の収束の遅れにあり、何度再送してもエラーは訂正され
ないと判断された場合のみ、ダミーデータを送出し、エ
ラーデータの再送を行う。また、ダミーデータの送出時
間を、先頭フレームと連続したエラーフレームの長さ分
送出するよう可変制御する。これにより、全体としての
通信時間を削減し、エラーフレームを確実に再送するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画情報をある定められ
た伝送単位に分割し、その伝送単位を複数まとめて送信
する画像通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】G3ファクシミリ通信において、画情報
の伝送エラーが生じた場合のエラー訂正方式としてEC
M(Error Correction Mode)方
式がある。
【0003】このECM方式とは、送信側が伝送データ
である画情報をフレームという伝送単位に分割し、その
フレームを複数まとめて送出し、伝送路上で回線品質の
影響でエラーが生じた場合、受信側でエラーフレームを
選択的に破棄し、そのエラーフレームの再送を送信側に
要求するものである。
【0004】しかし、このECM方式によるデータ伝送
においても、データの伝送エラーが発生するという問題
がある。
【0005】以下、図面を参照にしながらECM方式に
おけるデータの伝送エラーについて説明する。図5はE
CM方式の流れを示すシーケンス図であり、図6は伝送
フレームとモデムの収束との関係の一例を示したイメー
ジ図である。
【0006】まず、発呼側から16Hzの起動信号を送出
し、被呼側でこれを検知する(ステップ1)。回線が接
続されると、発呼側は発呼側が非音声端末であることを
示すCNG信号を送出する(ステップ2)。被呼側は被
呼応答信号(CED)を返送し、被呼側が有する全機能
を発呼側に知らせるディジタル識別信号(DIS)を送
出する(ステップ3)。DIS信号を発呼側が受ける
と、DIS信号の中から設定される機能を選択してディ
ジタル命令信号(DCS)により被呼側に指定する(ス
テップ4)。これにより、発呼側が送信、被呼側が受信
であることが確定する。
【0007】送信側は、DCS信号送出後トレーニング
信号を送出する。これは、高速でデータ伝送できるモデ
ムを用いた場合、送信側のモデムと受信側のモデムとの
相互間の利得調整や同期設定などの調整を行うための信
号である。送信側はトレーニングチェック信号(TC
F)を送出することにより、受信側のモデムのトレーニ
ングを確かめ、高速でのデータ伝送が可能か否か確認す
る(ステップ5)。受信側のモデムのトレーニングに失
敗した場合は、回線品質が悪く、データのエラー発生率
が高いということであるので、モデムのデータ伝送速度
を減速させる(フォールバック)ことによって、データ
エラーの発生率が低くなるようにする。例えば、CCI
TTのV.29勧告によるモデムでは、9600bpsの
データ伝送が可能であるが、モデムのトレーニングが不
調の場合9600bpsの速度でデータの伝送を行うと回
線品質の影響により伝送エラーの発生率が高くなり、受
信した記録紙が読みづらくなったり、データの損傷が生
じたりするので、7200bpsにデータの伝送速度を減
速し伝送エラーの発生率が低くなるようにしている。
【0008】しかし、このトレーニングの良好か否か
は、伝送効率との関係で判断されるので、全体としてト
レーニングが良好であれば、モデムの調整が一部不十分
であっても、モデムのデータ送信速度をフォールバック
することは行わない。すなわち、モデムの回線特性に対
する振幅補正や群遅延補正などが充分に行われていない
場合などの、モデムの収束が遅れている場合であって
も、全体としてトレーニングが良好であれば、フォール
バックすると伝送効率が低下するのでフォールバックは
行わないこととなる。
【0009】トレーニング信号によるモデムの調整が完
了すると、受信側は受信準備確認信号(CFR)を送信
側に送出し、データの伝送を促す(ステップ6)。
【0010】送信側は伝送データをフレームに分割し、
2560フレームにより1ブロックを構成し、受信側に
送信する(ステップ7)。送信側は1ブロックの送信後
にPPS−EOP(1ページ分ブロック終了)を送出
し、受信側のレスポンスを待つ(ステップ8)。なお、
PPS−EOPは、1ページ分のデータ送信が終了した
ことを示している。受信側に1ブロックを受信すると、
各フレーム毎にエラーの有無を判断し、エラーがある場
合にはエラーフレームの再送を要求するためにPPR
(再送要求)を送信側に送出する(ステップ9)。PP
RのFIF(ファクシミリ.インフォメーション.フィ
ールド)には、どのフレームがエラーであるかの情報が
はいっている。例えば、エラーフレームがフレーム0と
フレーム1である場合、PPRのFIFの中には、フレ
ーム0とフレーム1には1が書き込まれて、他のフレー
ム2からフレーム255までは0が書き込まれる。1は
エラーフレームであることを示している。
【0011】送信側は、PPRのFIFに基づきエラー
フレームだけをまとめて再送ブロックとして再送し(ス
テップ10)、PPS−EOPを送出し再び受信側から
のレスポンスを待つ(ステップ11)。
【0012】しかし、この際前述したように、モデムの
収束が遅れていても全体としてトレーニングが良好であ
れば、データの送受信は開始されるので、モデムの収束
が遅いことにより、フレーム0やフレーム1などの先頭
フレームにおいてエラーが発生する場合がある。この場
合、図6に示すように、回線特性及びモデムの収束性能
が変わらないので、モデムの収束時間もほぼ変わらず、
そのため、1回目のデータ伝送でのエラーフレーム(E
RROR FRAMEA)を再送しても、フレーム0や
フレーム1などの先頭フレームは再びエラーフレーム
(ERROR−FRAMEB)となってしまう。したが
って、受信側は再びフレーム0とフレーム1の再送要求
をするためにPPRを送信側に送出することになる(ス
テップ12)。なお、図6におけるフラグシーケンスと
は、先頭フレームでのデータエラーを避けるためのダミ
ーデータであり、CCITT勧告では200ms送信する
ことになっている。
【0013】送信側は、PPRのIFIに基づきエラー
フレームであるフレーム0とフレーム1を再送し(ステ
ップ13)、PPS−EOPを送出することによって、
受信側のレスポンスを待つ(ステップ14)。
【0014】フレーム0とフレーム1はやはりエラーと
なるので、受信側は3度目のPPRを送出する(ステッ
プ15)。送出側はPPRに対してエラーフレームであ
るフレーム0とフレーム1を再送し(ステップ10)、
PPS−EOPの送出により受信側のレスポンスを待つ
(ステップ17)。
【0015】このように、ECM方式によるデータ伝送
においてもフレーム0やフレーム1などの先頭フレーム
でエラーが生じた場合、何度再送してもエラーが訂正さ
れないという問題が発生する。
【0016】この問題を解決する方法として特開平2−
185163号公報記載の技術が提案されている。この
技術は、モデムのトレーニング直後における、伝送フレ
ーム前のフラグシーケンスの送出時間と再送フレーム前
のフラグシーケンスの送出時間とを切り替えているもの
である。
【0017】以下、この従来例の概略を図面を参照にし
ながら説明する。図7(a),(b),(c)は、従来
例における伝送フレームとモデムの収束との関係の一例
を示したイメージ図である。
【0018】図7(a)に示すように、モデムのトレー
ニング直後に、CCITT勧告の200msフラグシーケ
ンスを送出し、その後フレーム化したデータを伝送す
る。この際、モデムの収束が遅れていると、先頭フレー
ム0がエラーとなり、何度再送してもフレーム0のエラ
ーは訂正されない。
【0019】したがって、CCITT勧告よりもフラグ
シーケンスの送出時間を一定時間長く切り替えて再送フ
レームを送出すれば、図7(b)に示すように切り替え
たフラグシーケンス送出時間中にモデムが収束した場合
には再送フレームのエラーを防ぐことができる。一方、
図7(c)に示すように切り替えたフラグシーケンス送
出時間中にモデムが収束しなかった場合には再送フレー
ムが救われず、再びエラーとなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術の方法では、再送フレームを送出するすべての場
合において、フラグシーケンスの送出時間を長くしてい
る。したがって、本来フラグシーケンスの送出時間を長
くする必要のない場合であっても、再送のフラグシーケ
ンスの送出時間は長いままであり、通信時間が不必要に
長くなってしまう。すなわち、インパルスノイズ等の偶
発的エラーに対しては、フラグシーケンスの送出時間を
切り替えても無意味であり、通信時間が不必要に長くな
るという問題があった。
【0021】また、再送におけるフラグシーケンスの送
出時間を一定時間長くしたとしても、図7(c)に示す
ように、エラーの発生から再送フレームを救うことは必
ずしもできないという問題があった。
【0022】本発明は上記課題を解決するもので、必要
がある場合のみ、すなわち、エラーの原因がモデムの収
束の遅れにある場合のみ、再送フレームを送出する際に
おけるフラグシーケンスの送出時間を長くし、かつ、そ
のフラグシーケンスの送出時間の長さを可変制御するこ
とにより、ECM方式におけるエラーフレームの再送を
確実にし、全体としての通信時間を削減することができ
る画像通信方法を提案することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、画情報の再送を行う際、伝送エラーの訂正
結果及び伝送エラーの分布状況から、伝送エラーの原因
がモデムの収束の遅れにあるか否かを判断し、その結果
に基づいてダミーデータの送出時間を長くして再送を行
い、かつ、ダミーデータの送出時間を可変制御するもの
である。
【0024】
【作用】本発明は上述の方法により、エラーである画情
報の再送を行う際、受信側からの再送要求により、伝送
エラーがどの程度訂正されたかを分析し、また、伝送エ
ラーが先頭伝送単位に集中して存在しているか否かを判
断することによって、伝送エラーの原因がモデムの収束
の遅れにあり、何度再送しても訂正されないことを確認
し、必要がある場合のみダミーデータの送出時間を長く
しているので、全体としての通信時間を削減することが
できる。また、ダミーデータの送出時間を、エラーであ
る画情報の伝送単位分の長さ送出するように可変制御し
ているので、エラーである画情報の再送を確実に行うこ
とができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
にしながら説明する。図1乃至図3は、本発明の一実施
例である画像通信方法の流れを示したフローチャートで
ある。
【0026】まず、従来例と同様に回線が接続され(ス
テップ1)、送信側および受信側の状態確認また端末制
御など通信準備のための制御信号の送受を行う(ステッ
プ2)。
【0027】データ送信の準備が完了すると、送信側は
伝送データを256個のフレームに分割し、それを1ブ
ロックにまとめて送出する(ステップ3)。PPS−E
OSを送出し、受信側のレスポンスを待つ(ステップ
4)。受信側からレスポンスを受信し(ステップ5)、
レスポンスがMCF(メッセージ確認信号)であれば
(ステップ6)、そのブロックの送信処理は終了し、次
のブロックの送信に移行する(ステップ7)。また、受
信側からのレスポンスがPPRであれば(ステップ
6)、送信側はPPRのFIFの中の情報をPPR1と
して記憶する(ステップ8)とともに、その情報からエ
ラーフレームを解析する。送信側は、所定長のフラグシ
ーケンス、すなわちCCITT勧告の200msフラグシ
ーケンスをつけて(ステップ9)、エラーフレームをま
とめて再送ブロックとして再送(ステップ10)、再送
ブロックの終わりにPPS−EOPを送出し、受信側の
レスポンスを待つ(ステップ11)。
【0028】受信側からレスポンスを受け(ステップ1
2)、レスポンスがMCFであれば(ステップ13)、
再送ブロックの送信処理は終了し、次のブロックの送信
に移行する。また、受信側からのレスポンスがPPRで
あった場合(ステップ13)、このPPRが何回目であ
るかをかぞえる。PPRが所定回数、例えば4回であれ
ば(ステップ15)、CTC(フォールバック指令)を
送出し、フォールバックへ移行する処理がなされる(ス
テップ16)。PPRの所定回数とは、何回目まで同一
速度でデータ伝送を行うかの制限値であり、一般にEC
M方式ではPPRを4回受信するとフォールバックする
処理がなされている。
【0029】また、PPRが所定回数に達していなけれ
ば(ステップ15)、例えば本実施例では2回目におけ
るPPRのFIFの情報をPPR2として記憶し(ステ
ップ17)、どの程度、伝送エラーが訂正されたかを分
析する。
【0030】ここで、PPR1の情報をみて、エラーフ
レームに先頭フレーム、すなわちフレーム0があるか否
かを判断する(ステップ18)。フレーム0がエラーフ
レームでなければ、エラーの原因はモデムの収束が遅れ
ているためではないと判断し、再び所定長のフラグシー
ケンスをつけてエラーフレームの再送を行う(ステップ
9)。また、PPR1をみて、フレーム0がエラーフレ
ームであれば(ステップ18)、PPR2の情報をみ
る。PPR2においてもエラーフレームにフレーム0が
あるか否か判断する(ステップ18)。フレーム0がエ
ラーフレームでなければ、エラーの原因はモデムの収束
の遅れにないと判断し、再び所定長フラグシーケンスを
つけてエラーフレームの再送を行う(ステップ9)。ま
た、PPR2をみて、フレーム0がエラーフレームであ
れば(ステップ19)、PPR1,PPR2とともにフ
レーム0がエラーフレームであるので、エラーの原因は
モデムの収束が遅れているためである可能性が高いと判
断する。
【0031】さらに、PPR1についてフレームMより
大きい領域に、すなわちフレーム225などの後尾フレ
ームにかけて、フレーム0と非連続なエラーフレームが
存在するか否か判断する(ステップ20)。また、PP
R2についてもフレームMより大きい領域に、フレーム
0と非連続なエラーフレームがあるか否か判断する(ス
テップ21)。PPR1,PPR2とともにフレームM
より大きい領域にフレーム0と非連続なエラーフレーム
があれば、エラーの原因はモデムの収束の遅れにないと
判断し(ステップ21)、CTCを送出してフォールバ
ックに移行するか、あるいはエラーフレームの再送を行
う(ステップ22)。なお、Mはモデムの収束性能を各
種回線特性に基づいて評価して決めている。
【0032】PPR1,PPR2について、どちらか一
方でもフレームMより大きい領域に、フレーム0と非連
続なエラーフレームが存在していなければ(ステップ2
0,21)、エラーの原因はモデムの収束の遅れにある
と判断する。
【0033】次に、PPR2のエラーフレームがフレー
ム0からの連続したフレームであれば、その連続エラー
フレームの最終フレームNとフレームMとを比較する
(ステップ23)。フレーム0との連続エラーフレーム
の最終フレームNがフレームM以下であれば、すなわち
フレームNがフレームMよりもフレーム0側にあれば
(ステップ24)、エラーフレームの再送の際に所定長
フラグシーケンスのあとに、さらにダミーデータとして
連続したエラーフレーム分の長さのフラグシーケンスを
つけて再送を行う(ステップ25)。また、フレームN
がフレームM以上であれば(ステップ24)、フレーム
0からフレームMまでの連続フレーム分の長さのフラグ
シーケンスを所定長フラグシーケンスのあとにつけ加え
てデータの再送を行う(ステップ26)。
【0034】ステップ24乃至26について、図面を用
いて説明する。図4は、本発明におけるエラーフレーム
をモデムの収束との関係の一例を示したイメージ図であ
る。
【0035】ステップ24において、NがM以下だとす
る。図4に示すように、ここでは、フレーム0から連続
したエラーフレームの最終フレームNはフレーム3であ
り、フレームMはフレーム4としている。フレームN
(=3)はフレームM(=4)以下であるので、ステッ
プ25に進むことになる。ステップ25においてデータ
の再送を行う場合、フレーム0からフレーム3までのフ
レーム4個分の長さのフラグシーケンスを所定長の、す
なわちCCITT勧告の200msの、フラグシーケンス
につけ加えて、エラーフレームであるフレーム0からフ
レーム3を再送ブロックとしてまとめて再送する。
【0036】ステップ24において、図4に示すように
Nが5、Mが4である場合、フレームNはフレームM以
上である。この場合は、ステップ26に進むことにな
る。ステップ26においてデータの再送を行う場合、エ
ラーフレームであるフレーム0からフレーム5までのフ
レーム6個分のフラグシーケンスをつけ加えるのでな
く、フレームM、すなわちフレーム4までのフレーム5
個分のフラグシーケンスを所定長フラグシーケンスにつ
け加えて、データの再送を行う。これにより、ダミーデ
ータとしてのフラグシーケンスの送出時間を長くするこ
とによって、通信時間が長くなりすぎることを防いでい
る。この場合、フレーム5個分のフラグシーケンスをつ
け加えてエラーフレームの再送を行うのでなく、CTC
を送出してフォールバックするようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
はダミーデータを送出する必要があるか否かを、伝送エ
ラーの訂正結果及び伝送エラーの分布状況から判断し、
伝送エラーの原因がモデムの収束の遅れにあり、何度再
送してもエラーは訂正されないと判断した場合のみダミ
ーデータを送出するため、不必要に通信時間を長くする
ことはない。また、ダミーデータの送出時間を、先頭伝
送単位と連続して存在する、エラーである画情報の伝送
単位分の長さ送出するよう可変制御しているので、エラ
ーである画情報を確実に再送し、全体としての通信時間
を削減することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像通信方法を示した
フローチャート
【図2】図1の続きのフローチャート
【図3】図2の続きのフローチャート
【図4】本発明におけるエラーフレームとモデムの収束
との関係の一例を示したイメージ図
【図5】ECM方式による画像通信の一例を示したフロ
ーチャート
【図6】ECM方式による画像通信におけるエラーフレ
ームとモデムの収束との関係の一例を示したイメージ図
【図7】従来例におけるエラーフレームとモデムの収束
との関係の一例を示したイメージ図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画情報をある定められた伝送単位に分割
    し、その伝送単位を複数まとめて送信し、伝送路上で画
    情報の伝送エラーが発生した場合、受信側でエラー画情
    報の伝送単位を選択的に破棄し、送信側にエラー画情報
    の伝送単位の再送信を要求する画像通信方法において、
    送信側がモデムのトレーニング直後の伝送画情報につい
    て再送要求を受ける第1のステップと、送信側がエラー
    である画情報を再送する第2のステップと、送信側が第
    2のステップにおいて再送した画情報について再送要求
    を受ける第3のステップと、画情報の伝送エラーの訂正
    結果を解析し、また、伝送エラーが先頭伝送単位に集中
    して存在しているか否かを判断する第4のステップと、
    この第4のステップの判断結果に基づき、画情報のエラ
    ーの原因がモデムの収束の遅れにあるか否かを判断する
    第5のステップと、この第5のステップにおいて画情報
    のエラーの原因がモデムの収束の遅れにあると判断され
    た場合、再送するエラー画情報の伝送単位分の長さのダ
    ミーデータを送出し、エラー画情報の再送を行う第6の
    ステップから成ることを特徴とする画像通信方法。
  2. 【請求項2】 第6のステップにおけるダミーデータの
    送出時間に制限を加えた請求項1記載の画像通信方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069798A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Kyocera Mita Corp ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法
WO2006073038A1 (ja) * 2005-01-05 2006-07-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線通信装置
JP2008227978A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Ricoh Co Ltd ネットワーク通信端末装置、ネットワーク通信方法、ネットワーク通信プログラム並びに記録媒体
JP2010141734A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Sharp Corp 画像送信装置及び通信システム

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