JPH09252394A - 誤り再送通信方法 - Google Patents

誤り再送通信方法

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JPH09252394A
JPH09252394A JP8353461A JP35346196A JPH09252394A JP H09252394 A JPH09252394 A JP H09252394A JP 8353461 A JP8353461 A JP 8353461A JP 35346196 A JP35346196 A JP 35346196A JP H09252394 A JPH09252394 A JP H09252394A
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JP
Japan
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signal
flow control
transmitter
receiver
error
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JP8353461A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全二重通信中に受信側がECMのフロー制御
を要求した場合、回線上の信号が断となる時間が生じる
ことに起因してエコーサプレッサが働いてしまい、その
後、全二重の通信を行うことができなくなることを防止
する。 【解決手段】 受信側からフロー制御を要求する信号を
受信したことに応じてフラグを送信しながらフロー制御
を行い、フロー制御解除信号を受信するまでは、送信側
から送信する信号が断しないようにフラグを送信するの
で、全二重通信中に受信側がECMのフロー制御を要求
した場合でも、回線上の信号が断となる時間を発生させ
ずにフロー制御ができる。したがって、通信回線のエコ
ーサプレッサが働いてしまうことにより全二重の通信を
行うことができなくなることを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誤り再送通信方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、誤り再送通信方法において、CC
ITT勧告のECMがある。このECMは、半二重通信
の誤り再送方法である。一般に、全二重通信は、半二重
通信に比べて通信時間が短い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで例えば、このE
CM通信を全二重で行うことを考える。このとき、回線
上のエコーサプレッサを停止して全二重通信を行うが、
受信側がECMのフロー制御を要求した場合、回線上の
信号が断となる時間ができるので、通信回線のエコーサ
プレッサが働いてしまい、その後、全二重の通信を行う
ことができなくなる。
【0004】よって、本発明の目的は、全二重通信中に
受信側がECMのフロー制御を要求した場合、回線上の
信号が断となる時間が生じることに起因してエコーサプ
レッサが働いてしまい、その後、全二重の通信を行うこ
とができなくなることを防止する誤り再送通信方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、CCITT勧告のECMで規定された
制御信号を用いた誤り再送通信方法において、受信側か
らフロー制御を要求する信号を受信したことに応じてフ
ラグを送信しながらフロー制御を行い、フロー制御解除
信号を受信するまでは、送信側から送信する信号が断し
ないようにフラグを送信するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の各
実施の形態を詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明に係る画像通信方法の概略
説明図である。本方法は、全二重通信可能な画像通信方
法において、受信側では、画情報の受信時に生じた受信
エラーフレームを特定する情報をバックワードチャンネ
ルを介して送信側に伝送し、送信側では、現在の画情報
伝送を中断することなく、エラーしたフレームの再送を
行うものである。
【0008】実施の形態1 図2は、本発明を適用したファクシミリ装置を示すブロ
ック図である。
【0009】図2において、2は電話網をデータ通信等
に使用するため、その回線の端末に接続して電話交換網
の接続制御を行ったり、データ通信路への切替えを行っ
たり、ループの保持を行う網制御装置NCU(Network Cont
rol Unit) である。信号線2aは電話回線である。NCU 2
は信号線40a の信号を入力し、その信号レベルが「0」
であれば、電話回線2aを電話機側、すなわち、信号線2a
を信号線2bに接続する。また、NCU2は信号線40a の信号
を入力し、その信号レベルが「1」であれば、電話回線
2aをファクシミリ装置側、すなわち信号線2aを信号線2c
に接続する。通常の状態では、電話回線2aは、電話機4
側に接続されている。
【0010】4は電話機である。
【0011】6は、送信系の信号と受信系の信号を分離
するハイブリッド回路である。すなわち、信号線22a の
送信信号は、信号線2cを通り、NCU 2を介して、電話回
線に送出される。また、通信相手側から送られてきた信
号は、NCU 2を介した後、信号線2cを通り、信号線6a
に出力される。
【0012】8は読取回路であり、送信原稿より主走査
方向1ライン分の画信号を順次読み取り、白,黒の2値
を表わす信号列を作成する。この読み取り回路8は、CC
D(電荷結合素子)等の撮像素子と光学系で構成される。
そして白,黒の2値化された信号列は、信号線8aに出力
される。
【0013】10は符号化回路であり、信号線8aに出力さ
れているデータを入力し、符号化(MH(モディファイド
ハフマン) 符号化あるいは、MR(モデファイド リー
ド)符号化) したデータを信号線10a に出力する。
【0014】12は、信号線10a に出力されたデータを記
憶するメモリ回路である。本ファクシミリ装置は、1つ
のブロックを伝送しているときに、エラーのあったフレ
ームの再生を行うので、最低1ブロック分のメモリを有
する必要がある。メモリ回路12は、信号線40c に送信す
べきフレーム番号が出力されている時、そのフレームの
情報を信号線12a に出力する。
【0015】14は、フレーミング回路であり、信号線12
a に出力されている符号化データの前に、アドレスフィ
ールド,コントロールフィールド,FCF フィールド,FI
F フィールド(今、伝送しているフレーム番号が格納さ
れる)を追加し、その情報をHDLCフォーマット化した情
報を信号線14a に出力する。このHDLCのフレーミング回
路14は、また、信号線40d に信号レベル「1」の信号が
出力されている時には、送信機からフラグを信号線14a
に送出し、フロー制御を行う。
【0016】16は、公知のCCITT 勧告V27ter(差動位相
変調)あるいはV29(直交変調)に基づいた変調を行う変
調器である。この変調器16は信号線14a の信号を入力し
て変調を行い、変調データを信号線16a に出力する。
【0017】18は、公知のCCITT 勧告V21 に基づいた変
調を行う変調器である。変調器18は、信号線40b の手順
信号を入力し、変調を行い、変調データを信号線18a に
出力する。
【0018】20は、バックワードチャネルに使用するFS
K 信号を送出する回路である。このバックワードFSK 変
調器20は、信号線40e の手順信号を入力し、変調を行
い、変調データを信号線20a に出力する。
【0019】22は加算回路であり、信号線16a ,信号線
18a ,信号線20a の信号を入力し、加算した結果を信号
線22a に出力する。
【0020】24は、バックワードチャネルに使用するFS
K 信号を復調する回路である。このバックワードFSK 復
調器24は、信号線6aの信号線6aの信号を入力し、FSK 復
調を行い、復調データを信号線24a に出力する。
【0021】26は、公知のCCITT 勧告V21 に基づいた復
調を行う復調器である。この復調器26は、信号線6aの信
号を入力し、V21 復調を行い、復調データを信号線26a
に出力する。
【0022】28は、公知のCCITT 勧告V27ter(差動位相
変調)あるいはV29(直交変調)に基づいた復調を行う復
調器である。この復調器28は信号線6aの信号を入力して
復調を行い、復調データを信号線28a に出力する。
【0023】30はHDLCのデフレーミング回路であり、信
号線28a に出力された復調データを入力し、HDLC化され
たデータの零デリートを行い、HDLCフォーマット化され
る前のデータを信号線30a に出力する。
【0024】32は、信号線30a に出力される符号化され
た画情報をフレーム単位で一時的に記憶するランポラリ
メモリ回路である。そして、フレーム単位で正しく受信
されたデータは、信号線32a に出力される。また、正し
く受信されたフレーム番号は、信号線32b に出力され
る。
【0025】34は、信号線30a に出力されたフレームデ
ータを該当する画像メモリ空間に格納するための画像メ
モリ回路であり、最低1ブロック分のデータを格納する
ためのメモリ空間を有する。エラーが発生していないフ
レームまでのデータは、順次、信号線34a に出力され
る。
【0026】36は復号化回路であり、信号線34a に出力
されている復調データを入力し、復号化(MH(モディファ
イド ハフマン)復号化あるいは、MR( モデファイド
リード)復号化) したデータを信号線36a に出力する。
【0027】38は信号線36a に出力されている信号を入
力し、順次1ライン毎に記録を行う記録(画像形成)回
路である。
【0028】40は、図3〜図6に従って(後に後述す
る)本ファクシミリ装置全体の制御を行う制御回路であ
る。
【0029】図1に示したファクシミリ装置において
は、送受信機とも、CCITT 勧告V27ter及びV29 の伝送手
順を有しているG3のファクシミリ装置とする。また、
バックワードチャネルの信号としては、例えば300b/sの
FSK を想定する。これは、画伝送の帯域外に設けられ
た、例えば3300Hz±20Hzに設けられるものとする。
【0030】まず、受信機側においては、NSF 信号に本
発明特有の機能を有しているか否かの情報を割り当て、
送信機側へ知らせる。例えば、NSF(非標準装置)信号に
おけるFIF(ファクシミリ情報フィールド)の48ビット目
のその情報を割り当てる。そして、NSF 信号におけるFI
F の48ビット目が「0」の時には本発明特有の機能は有
しておらず、NSF 信号におけるFIF の48ビット目が
「1」の時には本発明特有の機能を有しているものとす
る。
【0031】送信機側においては、受信したNSF 信号の
FIF を解析することにより、受信機が本発明特有の機能
を有しているか否かを判断する。
【0032】受信機が本発明特有の機能を有していない
場合は、従来のECM モードによる通信を行う。この場
合、送信機はNSS(非標準装置設定) 信号におけるFIF の
48ビット目を「0」に設定した信号を送信し、本発明特
有の機能に基づいた通信は行なわないことを受信機に宣
言する。
【0033】一方、受信機が本発明特有の機能を有して
いる場合は、本発明特有の機能に基づいた通信を行う。
具体的には、送信機はNSS 信号におけるFIF の48ビット
目を「1」に設定した信号を送信し、本発明特有の機能
に基づいた通信を行うことを受信機に宣言する。
【0034】本実施例の形態においては送受信機とも
に、半二重の誤り再送機能、具体的にはECM モード、を
有しているものとする。また、オペレーションとして
は、誤り再送モードを選択するか否かの手段は設けてお
らず、常に誤り再送モードを選択するものとする。
【0035】次に、画情報をHDLCフォーマット化して伝
送する全二重通信可能な誤り再送について説明する。
【0036】前手順は、従来のCCITT 勧告T30 に基づい
たものと同じである。受信機がトレーニング/TCF(トレ
ーニングチェック)信号の受信に成功した時、CFR(受信
準備確認)信号を送信する。送信機はCFR 信号を受信す
ると、トレーニング/HDLCフォーマット化した画信号の
送信へ進む。ここで、受信機はトレーニング受信に失敗
した時に、その旨をバックワードチャネルを使用し送信
機に通知する。送信機は、該信号を受信した時、再びト
レーニング/HDLCフォーマット化した画信号の送信へ進
む。これにより、受信機がトレーニング/HDLCフォーマ
ット化した画信号のトレーニング信号に失敗した時、そ
の旨を送信機に直ちに連絡することが可能となる。
【0037】また、受信機がトレーニング/HDLCフォー
マット化した画信号の受信に成功すると、HDLCフォーマ
ット化したデータを順次受信し、CRC チェックにより正
しく受信できたか否かを判断する。そして、受信機は、
連続して正しく受信している場合は、順次、復号化して
記録(画像形成)を行っていく。そして、CRC エラーを
検出した時には、エラーしたフレーム番号をバックワー
ドチャネルを使用し、送信機に通知する。
【0038】送信機は、該信号をバックワードチャネル
から受信した時、現在、伝送しているフレーム情報の送
信終了後、連続してエラーフレームの再送を行う。そし
て、エラーフレームの送信終了後、いま、伝送していた
次のフレームの伝送を続行する。すなわち、送信機は1
ブロック、エラーのないブロックの伝送が完結するまで
画伝送を中断しない。すなわち、手順動作は行わない。
送信機が1ブロック、エラーのないブロック伝送が完結
したと判断する条件は、後述する。
【0039】そして、受信機はHDLCフォーマット化して
いるデータの受信中に、記録が間にあわないとか、メモ
リが満杯になった等によりウエイトをかけたい場合、1
ブロックの伝送がエラーでない形態で終了した時に、バ
ックワードチャネル信号を使用し、フロー制御の指示を
行う。
【0040】送信機は、受信機から該フロー制御指示信
号を受信した時は、フロー制御解除信号を受信するま
で、フロー制御のためのフラグを送信する。そして、受
信機は、フロー制御の必要がなくなった時、送信機に対
しバックワードチャネルを使用し、フロー制御の解除の
指示信号、及び、ブロックの終端信号を検出した旨の信
号(後述)を送信する。送信機は、該フロー制御の解除
の指示信号を受信した時は、フロー制御を中断する。
【0041】そして、受信機は1ブロックの終端信号を
表わすHDLCフォーマット化した信号を受信し、すべてエ
ラーがなく、フロー制御の必要がない時には、ブロック
の終端信号を検知した旨の信号をバックワードチャネル
を使用し、送信機に通知する。送信機は、“該ブロック
の終端信号を検出した旨の信号”を検出した時には手順
動作へ進み、次ブロック以降の伝送を行う。
【0042】図3〜図6は、図2に示した制御回路40が
実行すべき制御手順を示す流れ図である。
【0043】ステップS50は始めを表わしている。
【0044】ステップS52においては、信号線40a に信
号レベル「0」を出力し、信号線2aを信号線2bに接続す
る。すなわちCML(Connect Modem to Line)をオフする。
【0045】ステップS54においては、ファクシミリ送
信が選択されたか否かが判断される。ファクシミリ送信
が選択されると、ステップS60に進み、選択されていな
いとステップS56に進む。
【0046】ステップS57においては、ファクシミリ受
信が選択されたか否かが判断される。ファクシミリ受信
が選択されるとステップS100 に進み、選択されていな
いとステップS58に進む。
【0047】ステップS58では、その他の処理を表わし
ている。
【0048】ステップS60においては、信号線40a に信
号レベル「1」の信号を出力し、信号線2aを信号線2cに
接続(CMLをオン) する。
【0049】ステップS62では前手順を行う。
【0050】ステップS64においては、NSF におけるFI
F の48ビット目は「1」か、すなわち、相手側の受信機
は本発明特有の機能を有しているか否かが判断される。
NSFにおけるFIF の48ビット目が「1」、すなわち相手
側の受信機が本発明特有の機能を有している場合には、
ステップS72に進む。NSF におけるFIF の48ビット目が
「0」、すなわち相手側の受信機が本発明特有の機能を
有していない場合には、ステップS66に進む。
【0051】ステップS66では、前手順を行う。
【0052】ステップS68では、半二重通信による誤り
再送送信を行う。
【0053】ステップS70では後手順を行う。
【0054】ステップS72では前手順を行う。ここで、
本発明特有の機能で動作することを受信機に宣言するた
めに、NSS のFIF における48ビット目に「1」をセット
する。
【0055】ステップS74においては、トレーニング信
号の送信を行う。
【0056】ステップS76においては、読取回路から読
み取り、メモリに格納した画信号の送信を行う。
【0057】ステップS78においては、受信機から送ら
れるバックワードチャネルの信号により、トレーニング
信号受信に失敗した旨の制御信号を受信したか否かが判
断される。バックワードチャネルの信号により、受信機
から、トレーニング信号受信に失敗した旨の制御信号を
受信した時には、ステップS74に進み、受信していない
時には、ステップS80に進む。
【0058】ステップS80においては、バックワードチ
ャネルの信号により、受信機から、フロー制御の指示の
制御信号を受信したか否かが判断される。バックワード
チャネルの信号により、受信機から、フロー制御の指示
の制御信号を受信した時には、ステップS82に進み、受
信していない時には、ステップS86に進む。
【0059】ステップS82においては、フラグの送信を
行う。
【0060】ステップS84においては、バックワードチ
ャネルの信号により、受信機から、フロー制御の解除指
示の制御信号を受信したか否かが判断される。バックワ
ードチャネルの信号により、受信機から、フロー制御の
解除指示の制御信号を受信した時には、ステップS90に
進み、受信していない時には、ステップS82に進む。
【0061】ステップS86においては、バックワードチ
ャネルの信号により、受信機から、エラーフレーム番号
を通知する制御信号を受信したか否かが判断される。バ
ックワードチャネルの信号により、受信機から、エラー
フレーム番号の通知のための制御信号を受信した時に
は、ステップS88に進み、エラーフレームの送信を行
い、また受信していない時には、ステップS90に進む。
【0062】ステップS90においては、1ブロックのデ
ータ送信が終了したか否かが判断される。1ブロックの
データ送信が終了している時には、ステップS92に進
み、終了していない時には、ステップS76に進む。
【0063】ステップS92においては、制御復帰信号の
送信を行う。ここで、制御復帰信号は、HDLCフォーマッ
ト化されたユニークのFCF を有し、FIF 情報としてMPS
(Multipage Signal), EOP(End of Procedure), EOM(End
of Message) の情報、すなわち次原稿の有無及びモー
ドチェンジの有無の情報、そして、今伝送していたブロ
ックのページ番号,ブロック番号,そのブロックに含ま
れているフレーム数がそれぞれ−1された後、その値が
格納される。そして、この制御復帰信号は、同一のHDLC
フォーマット化された信号を例えば3ヶ伝送する。受信
機は、上記のHDLCフォーマット化された信号を1つ検出
した時に、制御復帰信号を検出したものとする。
【0064】ステップS94においては、バックワードチ
ャネルの信号により、受信機から、ブロックの終端信号
を検出した旨の制御信号を受信したか否かが判断され
る。バックワードチャネルの信号により、受信機から、
受信機がブロックの終端を検出した旨の制御信号を受信
した時には、ステップS96に進み、受信していない時に
は、ステップS80に進む。
【0065】ステップS96においては、送信すべき、次
ブロックの情報があるか否かが判断される。送信すべき
ブロックがある場合には、ステップS98に進み、送信す
べきデータがない場合には、ステップS52に進む。
【0066】ステップS98においては、モードチェンジ
があるか否かが判断される。モードチェンジがある場合
には、ステップS62に進み、モードチェンジがない場合
には、ステップS74に進む。
【0067】ステップS100 においては、信号線40a に
信号レベル「1」の信号を出力し、CML をオンする。
【0068】ステップS102 では前手順を行う。ここ
で、本発明特有の機能を有していることから、NSF 信号
におけるFIF の48ビット目は「1」にセットする。
【0069】ステップS104 においては、NSS における
FIF の48ビット目は「1」か否か、すなわち、相手側の
送信機は、本発明特有の機能を有しているか否かが判断
される。NSS におけるFIF の48ビット目が「1」、すな
わち、相手側の送信機が本発明特有の機能を有している
場合には、ステップS112 に進む。NSS におけるFIFの4
8ビット目が「0」、すなわち、相手側の受信機が本発
明特有の機能を有していない場合には、ステップS106
に進む。
【0070】ステップS106 では、前手順を行う。
【0071】ステップS108 では、半二重通信による誤
り再送送信を行う。
【0072】ステップS110 では後手順を行う。
【0073】ステップS112 では残りの前手順を行う。
【0074】ステップS114 では、トレーニング信号の
受信を行う。
【0075】ステップS116 では、画信号の受信を行
う。
【0076】ステップS118 では、連続して正しく受信
したフレームまでの記録を行う。
【0077】ステップS120 においては、トレーニング
受号に成功したか否かを判断する。トレーニング信号受
信に成功した場合、すなわち、トレーニングに引き続い
て伝送される画情報を正しく受信できる場合には、ステ
ップS124 に進む。トレーニング受信に失敗した、すな
わち、トレーニングに引き続いて伝送される画情報を全
く受信できない場合には、ステップS122 に進む。
【0078】ステップS122 においては、バックワード
チャネルの信号により、送信機に、トレーニング受信に
失敗した事を表わす制御信号を送信する。
【0079】ステップS124 においては、制御復帰信号
を検出したか否かが判断される。制御復帰信号を検出し
た場合には、ステップS130 に進み、制御復帰信号を検
出していない場合には、ステップS126 に進む。
【0080】ステップS126 においては、受信したフレ
ームの連続性をチェックし、エラーフレームを検出した
か否かが判断される。エラーフレームを検出した場合に
は、ステップS128 に進み、エラーフレームを検出して
いない場合には、ステップS116 に進む。
【0081】ステップS128 においては、バックワード
チャネル信号により、送信機に、エラーしたフレーム番
号を通知する制御信号を送信する。
【0082】ステップS130 においては、ページ番号,
ブロック番号,そのブロックに含まれるフレーム数をチ
ェックし、エラーフレームがあるか否かが判断される。
エラーフレームがある場合には、ステップS128 に進
み、エラーフレームがない場合には、ステップS132 に
進む。
【0083】ステップS132 においては、フロー制御が
必要であるか否かが判断される。フロー制御が必要であ
る場合には、ステップS134 に進み、フロー制御が必要
でない場合には、ステップS140 に進む。
【0084】ステップS134 においては、バックワード
チャネル信号により、送信機にフロー制御の指示信号を
送信する。
【0085】ステップS136 においては、例えば、画信
号の記録が終了し、フロー制御の必要性がなくなったか
否かが判断される。フロー制御の必要がなくなると、ス
テップS138 に進む。
【0086】ステップS138 においては、バックワード
チャネル信号により、送信機にフロー制御の解除信号を
送信する。
【0087】ステップS140 においては、バックワード
チャネル信号により、1ブロックの終端信号を検出した
旨の制御信号を送信機に送信する。
【0088】ステップS142 においては、次ブロックの
受信があるか否かが判断される。次ブロックの受信があ
る場合には、ステップS144 に進み、次ブロックの受信
がない場合には、ステップS52に進む。
【0089】ステップS144 においては、モードチェン
ジがあるか否かが判断される。モードチェンジがある場
合には、ステップS102 に進み、モードチェンジがない
場合には、ステップS114 に進む。
【0090】実施の形態2 上記実施の形態においては、送信機は、バックワードチ
ャネル信号により、受信機からエラーフレームの指示を
受けた時、現在伝送しているフレームデータを送信終了
後、直ちにエラーフレームの伝送を行い、再び今まで伝
送していた次のフレームデータを伝送するものであっ
た。
【0091】しかし、送信機はバックワードチャネル信
号により受信機からエラーフレームの指示を受けた時、
そのエラーフレームの番号を記憶しておき、現在伝送し
ているブロックのデータを伝送後、エラーフレームのみ
をまとめて伝送する構成としてもよい。
【0092】実施の形態3 上記実施の形態においては、一度送信機から受信機に伝
送が開始されると、1ブロックの伝送が再送を含め終了
するまで伝送が中断されなかった(すなわち、手順動作
は行われなかった)。しかし、これは1ブロックに限定
する必要はなく、一度送信機からの高速画伝送が始ま
り、受信機においてトレーニング受信に成功した時は、
高速画伝送を中断せずに、すなわち手順動作をいれず
に、すべての画情報を伝送してもよい。この場合、1ブ
ロック通信する毎に、エラーフレームを再送により無く
していく必要がある。またこの場合は、各ブロック毎
に、受信機からのフロー制御が必要となる。
【0093】実施の形態4 上記実施の形態においては、受信機側から送信機側への
フロー制御の指示及びフロー制御の解除は、1ブロック
の伝送が終了したタイミングに基づいて行われている。
しかし、任意のタイミングでもよい。例えば受信機は、
HDLCフォーマット化された画信号を受信している任意の
タイミングでバックワードチャネルを使用し、フロー制
御の指示を行うことも可能である。送信機は、受信機か
らのフロー制御の指示を検出した時には、今伝送してい
るフレームを送信終了後、フロー制御を開始する。具体
的には、送信機はフラグを送出する。そして、送信機は
受信機からのバックワードチャネル信号により、フロー
制御の解除の信号を受信すると、次のフレームの伝送へ
向かう。
【0094】実施の形態5 上記実施の形態においては、受信機からバックワードチ
ャネルを使用してフロー制御の指示を受けたとき、送信
機はフラグを送出しているが、その他の信号を送出する
ことも可能である。
【0095】実施の形態6 上記実施の形態においては、受信機がトレーニング信号
の受信に失敗した時には、図5に示したステップS122
において、バックワードチャネルにより、送信機にトレ
ーニング受信に失敗したことを通知する制御信号を伝送
し、送信機に対し、再びトレーニング信号を送信するこ
とを指示していた。これは受信機がトレーニング信号の
受信に失敗した時、データ受信中に等化器の調整をでき
ないモデムを考えたためである。もし、トレーニング信
号の受信に失敗した時、データ受信中に等化器の調整が
可能で、データを正しく受信できるモデムを搭載してい
る受信機は、トレーニング信号の受信に失敗しても、こ
の旨の信号を送信機に通知しなくてもよい。
【0096】以上説明したように、本発明の各実施の形
態によると、画情報をHDLCフォーマット化して伝送する
誤り再送機能を有する全二重通信可能なファクシミリ装
置において、受信機は、画情報を受信している時に、エ
ラーしたフレーム番号をバックワードチャネルを使用し
送信機に通知し、送信機は、現在伝送を中断することな
く、エラーしたフレームの再送を行い、少なくとも、1
ブロック以上のエラーのないブロック伝送が完結するま
で画伝送を中断しない(より具体的には、手順動作を行
わない)ようにすることが可能になる。
【0097】これにより、少なくとも1ブロックの伝送
が始まった時には、そのブロックの伝送が完結するまで
(エラーフレームがあった場合には、再送は当然に行わ
れる)手順は行われないので、エラーが発生した場合、
エラーをなくすまでに必要な時間は従来に比べ非常に短
くなる。
【0098】また、本発明の各実施の形態によると、送
信機は、バックワードチャネルを使用しエラーフレーム
があることを検出すると、現在伝送しているフレームデ
ータの送出終了後、エラーフレームの再送を行う。この
ため、連続してエラーのないフレームまで、即座に記録
していく受信機の場合、エラーフレームをバックワード
チャネルにより送信機に通知すれば、送信機はすぐにエ
ラーフレームを再送するので、受信機側からのフロー制
御は少なくなるという長所がある。
【0099】例えば、前述した半二重の通信方式による
誤り再送において、1ブロックの先頭のほうのフレーム
のみでエラーが発生すると、そのフレームが再送される
まで受信機は記録を行うことができず、また、そのフレ
ームの再送が終了した時には、もうすでに、1ブロック
のデータを受信しているので、記録すべきデータはたく
さんあることになる。この場合、装置の作り方によつて
はフロー制御が発生してしまうことになる。
【0100】さらに、本発明の各実施の形態によると、
全二重通信におけるフロー制御が可能となる。また、高
速信号の受信に失敗した時にも、直ちにバックワードチ
ャネル信号により、送信機に再び高速信号を送信する指
示を行うことも可能となる。また、ブロックの終端検出
により、エラー等の遅延があっても、完全に全二重通信
を行うことが可能になる。
【0101】
【発明の効果】以上述べたとおり本発明によれば、CC
ITT勧告のECMで規定された制御信号を用いた誤り
再送通信方法において、受信側からフロー制御を要求す
る信号を受信したことに応じてフラグを送信しながらフ
ロー制御を行い、フロー制御解除信号を受信するまで
は、送信側から送信する信号が断しないようにフラグを
送信するので、全二重通信中に受信側がECMのフロー
制御を要求した場合でも、回線上の信号が断となる時間
を発生させずにフロー制御ができる。したがって、通信
回線のエコーサプレッサが働いてしまうことにより全二
重の通信を行うことができなくなることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示す図である。
【図2】本発明を適用したファクシミリ装置の一実施の
形態を示すブロック図である。
【図3】図2に示した制御回路40が実行すべき制御手順
を示す流れ図である。
【図4】図2に示した制御回路40が実行すべき制御手順
を示す流れ図である。
【図5】図2に示した制御回路40が実行すべき制御手順
を示す流れ図である。
【図6】図2に示した制御回路40が実行すべき制御手順
を示す流れ図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 読取回路 10 符号化回路 12 メモリ回路 14 HDLCのフレーミング回路 16 V27terあるいはV29 変調器 18 V21 変調器 20 バックワードFSK変調器 22 加算回路 24 バックワードFSK復調器 26 V21 復調器 28 V27terあるいはV29 復調器 30 HDLCのデフレーミング回路 32 テンポラリメモリ回路 34 画像メモリ回路 36 復号化回路 38 記録回路 40 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCITT勧告のECMで規定された制
    御信号を用いた誤り再送通信方法において、 受信側からフロー制御を要求する信号を受信したことに
    応じてフラグを送信しながらフロー制御を行い、フロー
    制御解除信号を受信するまでは、送信側から送信する信
    号が断しないようにフラグを送信することを特徴とする
    誤り再送通信方法。
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