JPH01295564A - ファクシミリ装置の伝送方式 - Google Patents

ファクシミリ装置の伝送方式

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JPH01295564A
JPH01295564A JP63226434A JP22643488A JPH01295564A JP H01295564 A JPH01295564 A JP H01295564A JP 63226434 A JP63226434 A JP 63226434A JP 22643488 A JP22643488 A JP 22643488A JP H01295564 A JPH01295564 A JP H01295564A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] ファクシミリ通信において、画情報の伝送エラーが発生
した場合に、画情報の再送信を行なうCCITT勧告の
エラーコレクションモード(以下、ECMという、)が
知られている。
第9図は、このECMで画情報を伝送する部分の伝送制
御手順の一例を示したものである。すなわち、送信側は
、受信側でのモデムトレーニングが成功してCFR信号
を受信すると、1ブロックの画情報を送信する。この1
ブロックの画情報は、最大256フレームの画情報フレ
ームに同期用のフラグおよびRCP信号が付加されて構
成されている。
そして、コノ後、PP5−N[ILL、PPS−EOM
など)PPS信号により、送出した画情報フレーム数を
受信側に通知する。
受信側は、送信された上記データフレームとPPS信号
とを受信し、その画情報に伝送エラーがあった場合、P
PR信号により、エラーフレームの位置を送信側に通知
する。
次いで、送信側は、そのエラーフレームの画情報により
1ブロックの画情報を構成して、同様に再送信する。
この再送信において、伝送エラーがあると、同様に再送
を繰り返すが、通常、PPR信号を4回受信すると、C
TC信号によりモデムのデータ伝送速度のシフトダウン
を通知し、受信側からCTR信号を受信すると、シフト
ダウンしたデータ伝送速度でさらに画情報を再送する。
ここで、受信側が伝送エラーなく画情報を受信すると、
MCF信号を送出し、送信側は次のブロックの送信など
に移行する。
ところで、回線品質が悪い場合、上記のように3回再送
信を実行しても送信が不成功で、データ伝送速度をシフ
トダウンして始めて送信が成功するという場合が考えら
れる。
ここで、例えば、データ伝送速度が9600bpsにセ
ットされ、このとき回線状態が悪く、送信した画情報フ
レームの内の2/3がエラーになる状態で、画情報をN
フレーム送信する場合を考える。
この場合、9600bpsにおいて、1回°目にNフレ
ーム送出されて、その後、それぞれ送出したフレームの
273づつが3回再送されるので、9600bpsにお
いて、再送するフレーム数の合計Ntは。
Nt=N (2/3+4/9+8/27)=1.4N 
 ・・・(1)となる、ここで、1フレーム内のデータ
量をXビットとすると、伝送時間Tユは、 T□=(1,4N−X)/9600=O,0O0145
8−N−X  ・(2)となる0次に、7200bps
にシフトダウンして再送するときのフレーム数は16N
/81であるから、その伝送時間T2は。
T、=(16N−X/81)/7200=0.0000
274N−X  −(3)となる、ここで、伝送エラー
なく送信が成功したとすると、伝送時間の合計Ttは、 Tt=T1+T、=0.0OO1732N−X  −(
4)となる、いま、例えば、フレーム数NがN=lOO
、データ量XがX=2048とすると、伝送時間の合計
Ttは。
Tt=35.47(秒)となる。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来は1回線状態が悪く、伝送エラーが発
生しやすい場合、無駄な再送信処理を3回実行するので
、その分通信時間が長くなっていた。
ところで、データ伝送速度をシフトダウンする場合、受
信側が、PPR信号送出した後、CTC信号を受信して
、CTR信号の送出完了まで、通常、約3秒間かかる。
また、受信側は、 PPR信号送出後、送信側から、C
TC信号を受信する場合と、画情報を受信する場合とが
あるが、受信側のモデムに、両者を同時に受信する機能
がない場合がある。
そのような装置では、モデムを、まずCCITT勧告v
、29規格等に対応する画情報の受信状態に設定し、一
定時間画情報が受信されない場合1次に、 V、21規
格等に対応する手順信号受信状態に設定して、再送され
るCTC信号を受信するようにしている。この場合には
、上記3秒の上に、さらに約4.5秒かかっていた。
このように、従来のECMによるファクシミリ通信は、
画情報再送の繰り返しやデータ伝送速度のシフトダウン
制御に時間がかかり、通信時間が長くなるという不具合
があった。
本発明は、上記の不具合を改善し1通信時間が短縮され
るファクシミリ装置の伝送方式を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] このために本発明は、1つの方法として、送信側は、送
信した画情報のフレーム数と、再送要求された画情報の
フレーム数とに基づいて1回線品質の良否を判定する手
段を備え、受信側より再送要求を受けて、回線品質が悪
いと判定した場合、画情報を伝送するモデムのデータ伝
送速度をシフトダウンするまでは、画情報送出のための
所定のデータフレーム上には、画情報をセットしないで
送出すると共に、上記データ伝送速度をシフトダウンし
た後、上記データフレーム上に上記再送要求に従った所
定の画情報をセットして送出するようにしている。
また、他の方法として、データ伝送速度のシフトダウン
を行なう際に、送信側から受信側にシフトダウンを通知
するCTC信号、および受信側から送信側への応答であ
るCTR信号の伝送を行なわないようにしている。この
ために、シフトダウンを行なうか否かの判定を、送受信
側双方で行なうようにしたり、あるいは、受信側のみで
行なって。
シフトダウンするデータ伝送速度を、再送要求信号にセ
ットして送信側に通知するようにしたりしている。
[作用コ 回線状態が悪く再送処理を繰り返す場合には、データ伝
送速度をシフトダウンするまでは、データフレーム上に
画情報をセットしないで送出するので、データの伝送時
間が短縮されて全体の通信時間も短縮されるようになる
また、データ伝送速度のシフトダウンを行なう際に、シ
フトダウンを通知する手順信号およびその応答信号の伝
送を行なおないようにしたので、同様に通信時間が短縮
されるようになる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
ブロック構成図を示したものである。図において、スキ
ャナ1は原稿画像を読み取って画情報を取り出すもので
、プロッタ2は画情報を記録紙に記録するものである。
符号化復号化部3は、送信する画情報の符号化および受
信した画情報の復号化を行なうものである。画像メモリ
4は、送受信する画情報を一時記憶するものである。網
制御装置5は、回線の捕捉。
発信先電話番号である選択信号の送出9着信の検出など
により、所定の発呼動作および着信動作を行なうもので
ある。
モデム6は、画情報を変復調して伝送すると共に、伝送
制御手順における各種手順信号を伝送するものである1
通信制御部7は、これら網制御装置5とモデム6を制御
して、CCITT勧告の通常のG3規格およびECMに
よる所定の伝送制御手順により、ファクシミリ伝送を実
行するものである。
操作表示部8は、装置の動作状態を表示すると共に、こ
のファクシミリ装置に所定の送受信処理を実行させるた
めの各種操作を行なうものである。
システムメモリ9は、送受信処理において必要な各種情
報を記憶するものである。システム制御部10は、マイ
クロコンピュータシステムから構成され、上記各部を制
御してこのファクシミリ装置の所定の動作を実行するも
のである。
本実施例のファクシミリ装置は、以上の構成で、画像送
信のための所定の設定操作が行なわれると、設定された
宛先に発呼する。いま、相手先がECM機能を有してい
るものとすると、相手先が応答した後1両者の間で、E
CMによる所定の手順が実行される。
第2図は、受信側となる相手先ファクシミリ装置がモデ
ムトレーニングを終了し、CFR信号を送出する時点以
降の伝送制御手順の一例を示している。また、第3図は
、第2図に対応する画情報の送信手順を示したものであ
る。
すなわち、送信側となるこのファクシミリ装置は、CF
R信号を受信すると、同期用に構成されたフラグと画情
報フレームとRCP信号とで構成される所定の1ブロッ
クの画情報を送信する(処理21)。
このlブロックの画情報フレームは、最大256フレー
ムであり、この後、PP5−NULL、PP5−ROM
などのPPS信号により、送出した画情報フレーム数を
受信側に通知する(処理22)。
受信側は、上記データフレームとPPS信号とを受信し
、画情報の各フレームごとに、伝送エラーをチエツクす
る。そして、伝送エラーを検知すると、PPR信号によ
り、エラーフレームの位置を送信側に通知する。
ところで、いま1画情報のデータ伝送速度は、前記モデ
ムトレーニングにおいて一定値に設定されており、一定
条件でシフトダウンさせるようにしている。また、送信
側は、各データ伝送速度において、受信するPPR信号
の回数をカウントする機能を有している。
ここで、上記PPR信号を受信すると(処理23のV)
、その受信回数をチエツクする(処理24)。その受信
回数が同一データ伝送速度において、4回目以下である
と(処理24のN)、次に、そのPPR信号の前に画情
報を送出しているかどうか判定する(処理25)。
いま、前記処理21で1ブロックの画情報を送出してい
る。この場合(処理25のY)、送出した上記1ブロッ
クの画情報の総フレーム数Nと、上記PPR信号で再送
要求されたエラーフレーム数N′とにより、伝送データ
の誤り率EをE=N’ /Nとして算出する(処理26
)。
次いで、その誤り率Eと予め設定されている上限値Es
とを比較する(処理27)。この上限値Esは、回線品
質が非常に悪くデータ伝送速度のシフトダウンが必要と
考えられるときの伝送データの誤り率に設定されている
いま、このように回線品質が悪いものとすると。
上記誤り率Eが上限値Esを越える。この場合(処理2
7のY)、第2図に示すように、画情報フレームをセッ
トせず同期用フラグとRCP信号のみのデータフレーム
を再送出する(処理28)、そして、PPS信号により
、送出したフレーム数がゼロであることを通知する(処
理22へ)。
この場合、受信側は、要求した画情報が送出されないの
で、再びPPR信号を送出する。
送信側は、そのPPR信号を受信しても、画情報を送出
してない場合には(処理25のN)、前記と同様に、同
期用フラグとRCP信号のみ再送する(処理28)。
これにより、この後、再度PPR信号を受信し。
上記動作を繰り返すようになる。ここで、このPPR信
号を4回目に受信したとき(処理24のY)、第2図に
示すように、CTC信号を送出する一方、画情報のデー
タ伝送速度を1段階シフトダウンするようにんん6を制
御する。これにより、受信側のモデムも対応するデータ
伝送速度にシフトダウンされ、受信側からCTR信号が
送出される(処理29)。
ここで、送信側は、最初に受信したPPR信号により再
送要求された画情報フレームを前記フラグとRCP信号
と共に送出すると共に(処理30)、上記と同様にPP
S信号を送出する(処理22へ)。
これにより、画情報は、1段階低いデータ伝送速度で再
送出されるので、伝送データのエラーが減少、あるいは
なくなる。
いま、受信側は、伝送エラーなく画情報を受信しれたと
すると、MCF信号を送出する。送信側は、そのMCF
信号を受信すると(処理23のN)、続いて。
次のブロックの画情報の送信、あるいは通信終了のため
の所定の伝送制御手順を実行する。
一方、以上の動作は、回線品質が非常に悪い場合である
が、回線品質が良好なときには、前記誤り率Eが前記上
限値Es以下になる。この場合(処理27のN)、第9
図に示した従来例と同様に、要求された画情報を通常の
データフレームで再送出する(処理31)。そして、そ
の再送で伝送エラーなく送信されると、にCF倍信号返
送され(処理23のN)、上記と同様に、所定の次の動
作に移行する。
以上のように、本実施例では、画情報送出後、受信側よ
り再送要求を受けたとき、送出したフレーム数と再送要
求されたフレーム数とにより、伝送データの誤り率Eを
判定している。そして、その誤り率Eが上限値Esを越
えている場合、そのデータ伝送速度においては、フラグ
とRCP信号のみ送出して画情報の再送は行なわず、再
送手順のみ実行し、データ伝送速度のシフトダウン実行
後、通常どおり画情報を再送するようにしている。
ここで、前述と同様に、例えば、データ伝送速度が96
00bpsにセットされ、このとき回線状態が悪く、送
信した画情報フレームの内の2/3がエラーになる状態
で、画情報をNフレーム送信する場合を考える。
この場合、 7200bpsにシフトダウンしてから実
際に画情報の再送を行なうので、2N/3フレームまと
めておこなうので、その伝送時間T3は、T3=(2−
N−X/3)/7200=0.00009259N−X
  −(5)となる。
いま、例えば、フレーム数NがN=100.データ量X
がX=2048とすると、伝送時間T3は、T3=18
.96となる。前述したように、上記と同一条件で、従
来の伝送時間の合計Ttは、Tt=35.47であった
ので、この場合、約17秒短縮されるようになる。
このように回線品質が悪い場合には、画情報の伝送時間
が短縮されるので、全体の通信時間も短縮されるように
なる。
一方、再送要求を受けたとき、回線品質が比較的良好な
場合、誤り率Eが上限値Es以下になり、この場合、従
来どおりの再送処理により、正しい画情報の伝送が行な
える。
また、本実施例での伝送制御は、CCITTの勧告のE
CMに準拠しているので、受信側には、従来のファクシ
ミリ装置をそのまま使用することできる。
なお、上述の実施例では、データの誤り率Eが制限値E
sを越えると、そのデータ伝送速度では、必ず画情報を
セットしないデータフレームを再送するようにしたが、
特定のデータ伝送速度のときのみ画情報をセットしない
ようにしたり、最低速度では通常どおり再送するなど、
任意に送信条件を設定することができる。
さて、上述の実施例では、データ伝送速度のシフトダウ
ンを行なう場合、送信側はCTC信号を送出して、受信
側はCTR信号により応答しているが、次に、CTC,
CTR信号を使用しないで、ファクシミリ通信を行なう
ようにした他の実施例を説明する。
第4図は、この場合の送信側における画情報の送信手順
、第5図は受信側における画情報の受信手順をそれぞれ
示したものである。なお、第4図において、第3図と同
一符号は同一処理を示している。
すなわち、送信側は、前記と同様に、まず、1ブロック
の画情報を送信しく処理21)、次いで、PPS信号に
よりフレーム数を通知する(処理22)、そして、PP
R信号を受信すると(処理23のY)、送信した総フレ
ーム数Nに対するエラーフレーム数N′の割合である誤
り率Eを算出する(処理26)。次に、その誤り率Eと
予め設定されている上限値Esとを比較する(処理27
)。
そして、誤り率Eが上限値Es以下の場合には(処理2
7のN)、いま設定されているデータ伝送速度のままで
、要求された画情報を再送出する(処理31)。
また、誤り率Eが上限値Esを越えた場合には(処理2
7のY)、画情報のデータ伝送速度を1段階シフトダウ
ンするようにんん6を制御した後(処理32)、所定の
画情報を再送出する(処理31)。
一方、受信側は、第4図に示すように、まず、前記送信
側からの1ブロックの画情報を受信する(処理40)、
そして、エラーフレームを検出した場合(処理41のY
)、 PPR信号を送出して再送要求する(処理42)
次に、1ブロックで受信した画情報フレームの総数Nに
対するエラーフレーム数N′の割合である誤り率Eを、
送信側と同様に算出する(処理43)。
従って、ここで算出される誤り率Eは、送信側で算出さ
れる誤り率Eと同一値になる。
次いで、その誤り率Eと予め設定されている上限値Es
とを比較する(処理44)、この上限値Esも送信側で
設定されているものと同一値が設定されている。
そして、誤り率Eが上限値Us以下の場合には(処理4
4のN)、いま、設定されているデータ転送速度で、再
送される画情報を受信する(処理45)。
また、誤り率Eが上限値Esを越えた場合には(処理4
4のY)、画情報のデータ伝送速度を1段階シフトダウ
ンするようにんん6を制御した後(処理32)、その画
情報を受信する(処理45)。
以上のように1本実施例では、送信側と受信側とで、同
一の計算を行なうことにより、シフトタウンするか否か
を決定するようにしている。
これにより、例えば、いま、第6図に示すように、96
00bpsのデータ伝送速度で、画情報を1ブロック再
送したとき、回線状態が悪くて伝送エラーが多発したと
する。この場合、送受信側双方で、んん6のシフトタウ
ン制御が同時に実行され、次の画情報の再送は、720
0bpsのデータ伝送速度で実行されるようになる。
従って、第2図あるいは第4図で説明した伝送制御手順
のように、 CTC信号やCTR信号を送受する必要が
なくなることにより、その信号の伝送に要する前述した
3秒あるいは4.5秒という通信時間が短縮されるよう
になる。
さて、次に、シフトダウンの要否の判定を受信側のみで
行なうようにした本発明のさらに別の実施例を説明する
第7図は、この場合の受信側の画情報受信手順を示した
もので、図中、第4図と同一符号は同一処理を示してい
る。
この場合、画情報を1ブロック受信しく処理40)、エ
ラーフレームがあった場合(処理41のY)、誤り率E
を算出して(処理42)、その誤り率Eと制限値Esと
を比較する(処理44)。
ところで、第8図は、本実施例におけるPPR信号のフ
レーム構成を示したものである。このPPR信号の1フ
レームは、従来と同様に、2つのフラグシーケンスFの
間に、アドレスフィールドAF、コントロールフィール
ドCF、ファクシミリコントロールフィールドFCF、
ファクシミリインフォメーションフィールドPIF、フ
レームチエツクシーケンスFCFが配設されて形成され
ている。
そして、ファクシミリインフォメーションフィールドP
IFには、エラーフレーム情報がセットされる。このエ
ラーフレーム情報は、例えば、1ブロックが256フレ
ーム構成の場合、256ビツト分。
つまり32バイトで構成される。また、このほかに、本
実施例では、データ伝送速度を示す1バイトのデータが
セットされるようになっている。このデータは、例えば
、16進表記で”00”の場合が9600bpS、”O
f”が7200bps、′02”が4800bps、′
03”が2400というように、各データ伝送速度が示
される。
受信側では、前記誤り率Eと制限値Esとを比較して(
処理44)、誤り率Eが制限値Es以下であれば(処理
44のN)、その時点で設定されているデータ伝送速度
をPPR信号にセットして送出する(処理47)。
また、誤り率Eが制限値Esを越えている場合(処理4
4のY)、モデムを1段階低いデータ伝送速度に制御す
ると共に(処理46)、そのシフトダウンするデータ伝
送速度をPPR信号にセットして送出する(処理48)
一方、送信側は、本実施例では、このPPR信号を受信
して、セットされているデータ伝送速度を読み取り、モ
デムをそのデータ伝送速度に制御する。そして、そのデ
ータ伝送速度で画情報の再送を実行する。受信側は、再
送されるその画情報を受信する(処理45)。
以上のように、本実施例では、受信側のみでシフトダウ
ンの要否を判定すると共に、設定するデータ伝送速度を
、PPR信号により送信側に通知することにより、CT
C信号やCTR信号を送受を不要にしている。これによ
り、前述の実施例と同様に、通信時間が短縮されるよう
になる。
なお、以上の各実施例では、誤り率Eと一定の制限値E
sとを単純に比較することにより、再送情報に画情報を
セットするかどうか判定したり、データ伝送速度をシフ
トダウンするかどうか判定したりするようにしたが、こ
の場合、さらにそのときのデータ伝送速度や再送回数等
を考慮して他の演算方法により、上記判定を行なうよう
にしてもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、1つの方法として、送
信側は、受信側より再送要求を受けると、送信した画情
報のフレーム数と、再送要求された画情報のフレーム数
とに基づいて、回線品質の良否を判定し、回線品質が悪
いと判定した場合、画情報を伝送するモデムのデータ伝
送速度をシフトダウンするまでは、所定のデータフレー
ム上には画情報をセットしないで送出すると共に、上記
シフトダウンをした後、上記データフレーム上に上記再
送要求に従った所定の画情報をセットして送出するよう
にしたので1回線品質が悪い場合、データの伝送時間が
短縮され、全体の通信時間も短縮されるようになる。
また、他の方法として、データ伝送速度のシフトダウン
を行なう際に、シフトダウンを通知する手順信号および
その応答信号の伝送を行なわないようにしたので、同様
に、通信時間が短縮されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第2図は伝送制御手順の一例を示す説明
図、第3図は画情報の送信手順の動作フローチャート、
第4図は本発明の他の実施例における画情報の受信手順
の動作フローチャート、第5図はその実施例における画
情報の送信手順の動作フローチャート、第6図はその実
施例における伝送制御手順の一部を示す説明図、第7図
は本発明のさらに別の実施例における画情報の受信手順
の動作フローチャート、第8図はその実施例におけるP
PS信号のフレーム構成図、第9図は従来の伝送制御手
順の一例を示す説明図である。 1・・・スキャナ、2・・・プロッタ、3・・・符号化
復号化部、4・・・画像メモリ、5・・・網制御装置、
6・・・モデム、7・・・通信制御部、8・・・操作表
示部、9・・・システムメ第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)CCITTのエラーコレクションモードに準拠し
    て画情報を伝送するファクシミリ装置の伝送方式におい
    て、送信側は、送信した画情報のフレーム数と、再送要
    求された画情報のフレーム数とに基づいて、回線品質の
    良否を判定する手段を備え、受信側より再送要求を受け
    て、回線品質が悪いと判定した場合、画情報を伝送する
    モデムのデータ伝送速度をシフトダウンするまでは、画
    情報を伝送するデータフレームに画情報をセットしない
    で送出する一方、上記データ伝送速度をシフトダウンし
    た後、上記データフレーム上に上記再送要求に従った画
    情報をセットして再送出することを特徴とするファクシ
    ミリ装置の伝送方式。
  2. (2)CCITTのエラーコレクションモードに準拠し
    て画情報を伝送するファクシミリ装置の伝送方式におい
    て、送信側および受信側には、画情報の再送および再受
    信動作を実行する前に、データ伝送速度のシフトダウン
    を行なうか否かを同一条件に基づいて判定するシフトダ
    ウン判定手段をそれぞれ備えると共に、送信側には、上
    記シフトダウンを行なう場合に、受信側に上記シフトダ
    ウンを通知する手順信号を送出しないで、上記シフトダ
    ウンしたデータ伝送速度で画情報を再送する画情報再送
    手段を備える一方、受信側には、上記手順信号を受信し
    た場合の応答信号を送出しないで、再送される上記画情
    報を受信する画情報受信手段を備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置の伝送方式。
  3. (3)CCITTのエラーコレクションモードに準拠し
    て画情報を伝送するファクシミリ装置の伝送方式におい
    て、受信側には、1ブロックの画情報を受信して伝送エ
    ラーを検知した場合、データ伝送速度のシフトダウンを
    行なうか否かを一定条件に基づいて判定するシフトダウ
    ン判定手段と、上記シフトダウンを行なう場合、送信側
    に再送要求を通知する手順信号に、次に設定するデータ
    伝送速度を示す情報をセットして送出する手順信号送出
    手段と、送信側から上記データ伝送速度で再送される画
    情報を受信する画像受信手段とを備える一方、送信側に
    は、上記手順信号にセットされた情報に従ったデータ伝
    送速度で画情報を再送する画情報再送手段を備えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置の伝送方式。
JP63226434A 1988-02-09 1988-09-12 ファクシミリ装置の伝送方式 Expired - Lifetime JP2789337B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09186679A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Fuji Xerox Co Ltd 通信装置
US5825508A (en) * 1995-08-21 1998-10-20 Nec Corporaiton Image data receiving method for receiving retransimitted image data frames

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JPH09186679A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Fuji Xerox Co Ltd 通信装置

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