JP2823890B2 - 自動車車体の組立ライン - Google Patents
自動車車体の組立ラインInfo
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Description
り、詳しくは仮付けステーションを、車体構成部材に対
して仮付け作業の前半部分を実行する第1の仮付けステ
ーションと、前記仮付け作業の後半部分を実行する第2
の仮付けステーションから構成した自動車車体の組立ラ
インに関するものである。
方式の車体組立ラインが提案されている。
79号公報、特開昭62−6880号公報、特開昭62−6881号公
報、特開昭62−6882号公報、特開昭62−130483号公報、
特開昭62−110581号公報、特開昭62−110582号公報、特
開昭63−130483号公報等に多車種混流方式に適用可能な
単一の仮付けステーションを具えた車体組立ラインを提
案している。
ダーボディアセンブリを積載して仮付けステーションに
導入し、この仮付けステーションに付設された車体構成
部材の供給装置から、ロアーバックパネル、ボディサイ
ドアセンブリ、カウルトップ、パッケージトレイアセン
ブリ、ロッカー、フロアパン、パッケージトレイ、クォ
ーターパネルアセンブリ等の車体構成部材を順次仮付け
ステーション内に供給し、位置決め固定下の熔接によっ
て車体の仮付け作業を実行していた。
は、アンダーボディアセンブリやボディサイドアセンブ
リを始めとする車体構成部材の総てを単一の仮付けステ
ーションに於いて位置決め固定下に熔接することによっ
て車体の組立作業を実行している。このため、仮付けス
テーションには、車体構成部材別に多種多様な位置決め
固定用治具やその駆動装置を配設し、これらの装置や治
具を所定の順序に従って作動させる必要があり、仮付け
ステーションの構造複雑化に起因する故障停台や、位置
決め固定用治具と自動熔接ロボットの熔接アーム等の干
渉による仮付け精度の低下等の問題が発生する危険性が
増大していた。
組立ラインに仮付けステーションと増打ちステーション
を順次配設したものに於いて、前記仮付けステーション
を、車体構成部材に対して仮付け作業の前半段階を実行
する第1の仮付けステーションと、前記仮付け作業の後
半段階を実行する第2の仮付けステーションとに2分割
し、それぞれの仮付けステーションに所定個数の車体構
成部材の供給装置、位置決め固定用治具並びに自動熔接
ロボットを配設し、前記第1の仮付けステーションと第
2の仮付けステーションとの間にアンダーボディアセン
ブリ搬送用パレットの間欠循環駆動装置を配設すると共
に、該間欠循環駆動装置の始端側にアンダーボディアセ
ンブリの自動搬送ラインからアンダーボディアセンブリ
を前記アンダーボディアセンブリ搬送用パレットに移載
する機構を設置し、かつ、該間欠循環駆動装置の終端側
に第2の仮付けステーションで仮付けされた自動車の車
体を増打ちステーションに自動搬送する移載機構を設置
したことを特徴とする自動車車体の組立ラインを提供す
るものである。
半段階を実行する第1の仮付けステーションと、仮付け
作業の後半段階を実行する第2の仮付けステーションと
に2分割し、これに対応して車体構成部材の供給装置や
位置決め固定用治具、或いは自動熔接ロボット等を第1
の仮付けステーションと第2の仮付けステーションに分
散配置する。これによってそれぞれの仮付けステーショ
ンに於ける車体組立ラインの全体構造が簡易化され、装
置相互の干渉が大幅に減少する。
付けステーションまでの間にアンダーボディ搬送用パレ
ットの間欠循環駆動装置を配設することによって搬送用
治具台車の必要数を減少させ、各ステーションでの位置
ずれ防止機構の設置を不要化できる。
インの平面図、第2図はその概略側面図、第3図はその
正面図である。また第4図は自動車車体の概略側面図、
第5図はその概略上面図である。
イン(15)には、アンダーボディアセンブリ(1A)の供
給側から増打ちステーション(14)に向って車体構成部
材に対して仮付け作業の前半段階を実行する第1の仮付
けステーション(4)と、前記仮付け作業の後半段階を
実行する第2の仮付けステーション(9)が順次配設さ
れている。第1の仮付けステーション(4)と第2の仮
付けステーション(9)は、自動車車体の仮付け工程を
適当な割合に2分割するように、それぞれに所定個数の
車体構成部材の供給装置、位置決め固定用治具、並びに
自動熔接ロボットを配設されている。そして、第1の仮
付けステーション(4)と第2の仮付けステーション
(9)との間には、アンダーボディアセンブリ搬送用パ
レット(13)(13)…の間欠循環駆動装置(16)が配設
されている。
アセンブリ(1A)の自動搬送用リフトアンドキヤリーラ
イン、(2)はオーバーヘッドリフトアンドキヤリー、
(3A)はロアーバックパネル、(3)はロアーバックパ
ネルの供給位置決め固定装置、(5A)はボディサイドア
センブリ、(5)はボディサイドアセンブリの選択供給
装置、(6)はボディサイドアセンブリの位置決め固定
兼組付治具、(7A)はカウルトップ、(7B)はパッケー
ジトレイアセンブリ、(8)は第1の仮付けステーショ
ン(4)に配設された自動熔接ロボット、(10A)はル
ーフパネルアセンブリ、(10B)はスライドゲートアセ
ンブリ、(10)はローダアセンブリ、(11)は自動熔接
ロボット、(12)は第2の仮付けステーション(9)で
仮付けされた自動車の車体を増打ちラインの第1のステ
ーション(14)に自動搬送するための移載機構設置部を
示す。
序と関連させて説明する。
リフトアンドキヤリーライン(1)の終端まで送られて
くると、オーバーヘッドリフトアンドキヤリー(2)に
より、アンダーボディアセンブリ(1A)を捕捉し、アン
ダーボディアセンブリ搬送用パレット(13)上に移載す
る。
ーボディアセンブリ(1A)上の所定の位置にロアーバッ
クパネル(3A)が自動供給装置(3)で供給され、この
状態でロアーバックパネル(3A)が位置決め固定され
る。
けステーション(4)にロアーバックパネル(3A)及び
アンダーボディアセンブリ(1A)が搬入される。
イドアセンブリ(5A)(5A)が選択供給装置(5)で予
め選択され、かつ、位置決め固定兼組付治具(6)上に
セットされており、このセットされたボディサイドアセ
ンブリ(5A)(5A)が上記治具(6)により、アンダー
ボディアセンブリ(1A)への所定の組付け位置に向って
回動せしめられ、仮付けされる。
ンブリ(7B)が自動搬送装置(7)で第1の仮付けステ
ーション(4)に自動搬送され、ボディサイドアセンブ
リ(5A)(5A)に対して所定位置に仮付けされる。
ーをフロアパンに、また、カウルトップ(7A)及びパッ
ケージトレイアセンブリ(7B)をクオーターパネルアセ
ンブリにそれぞれ仮付け熔接する。
段階の仮付け作業である。
し、パレット(13)毎第2の仮付けステーション(9)
へ移送する。ここで、スライドゲートアセンブリ(10
B)を所定位置から取出し、横向き位置に回転させる。
そして、ゲートを組立域から移動させ、第2のゲートに
向けてスライドさせて組付ける。
ネルアセンブリ(10A)をローダアセンブリ(10)によ
り、ボディアセンブリのフロント及びリアヘッダに対応
する位置に合致させて降下させ組付ける。
接し、別の熔接ロボットがルーフパネルアセンブリ(10
A)をボディサイドアセンブリ(5A)(5A)上の所定の
位置に熔接する。この後、ローダアセンブリ(10)が取
り外される。
(13)を介して第2の仮付けステーション(9)から移
載機構設置部(12)上に1ピッチ移動させる。続いて、
移載機構により、ボディアセンブリはパレット(13)か
ら増打ちステーション(14)に移載される。空となった
搬送用パレット(13)は昇降装置を具えた循環駆動装置
(16)への復帰を備えて降下する。
ション(14)で、補強用の増打ちを施こされる。
って本発明の権利範囲は限定的に解釈されるべきもので
はなく、自動車車体の構成部材の供給位置と仮付位置の
変化に応じて種々変形して実施することができる。
及び第2の仮付けステーションで実行されるため仮付け
ステーション1箇所当りの位置決め固定用治具及びその
駆動装置、または自動熔接ロボットの配設個数が減少す
る。このため仮付けステーションの全体構造が簡易化さ
れ装置相互間の干渉や作動不良が効果的に回避される。
また、アンダーボディアセンブリを循環駆動型の搬送用
パレット上に位置決め固定したまま2個の仮付けステー
ションで連続的に仮付け作業を実行するようにしたた
め、従来の車体組立ラインの搬送用治具台車の設置数を
減少させることができ、多車種混流方式に対して設備投
資の効率化を図る上に顕著な効果が発揮される。
ンの平面図、第2図はその概略側面図、第3図はその正
面図である。また第4図は自動車車体の概略側面図、第
5図はその概略上面図である。 (1A)……アンダーボディアセンブリ、 (4)(9)……仮付けステーション、 (13)……アンダーボディアセンブリ搬送用パレット、 (14)……増打ちステーション、 (15)……自動車車体の組立ライン、 (16)……間欠循環駆動装置。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車車体の組立ラインに仮付けステーシ
ョンと増打ちステーションを順次配設したものに於い
て、 前記仮付けステーションを、車体構成部材に対して仮付
け作業の前半段階を実行する第1の仮付けステーション
と、前記仮付け作業の後半段階を実行する第2の仮付け
ステーションとに2分割し、それぞれの仮付けステーシ
ョンに所定個数の車体構成部材の供給装置、位置決め固
定用治具並びに自動熔接ロボットを配設し、前記第1の
仮付けステーションと第2の仮付けステーションとの間
にアンダーボディアセンブリ搬送用パレットの間欠循環
駆動装置を配設すると共に、該間欠循環駆動装置の始端
側にアンダーボディアセンブリの自動搬送ラインからア
ンダーボディアセンブリを前記アンダーボディアセンブ
リ搬送用パレットに移載する機構を設置し、かつ、該間
欠循環駆動装置の終端側に第2の仮付けステーションで
仮付けされた自動車の車体を増打ちステーションに自動
搬送する移載機構を設置したことを特徴とする自動車車
体の組立ライン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206251A JP2823890B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車車体の組立ライン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206251A JP2823890B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車車体の組立ライン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0370689A JPH0370689A (ja) | 1991-03-26 |
JP2823890B2 true JP2823890B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=16520242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1206251A Expired - Lifetime JP2823890B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動車車体の組立ライン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2823890B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103587938B (zh) * | 2013-11-08 | 2015-10-21 | 捷星显示科技(福建)有限公司 | 显示器面板生产线 |
JP7212188B2 (ja) * | 2020-12-04 | 2023-01-24 | 株式会社大気社 | 製造装置および製造装置の制御方法 |
JP7068430B1 (ja) * | 2020-12-04 | 2022-05-16 | 株式会社大気社 | 製造装置および製造装置の制御方法 |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP1206251A patent/JP2823890B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0370689A (ja) | 1991-03-26 |
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