JPH0631037B2 - 自動車の組立方法 - Google Patents

自動車の組立方法

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JPH0631037B2
JPH0631037B2 JP60248375A JP24837585A JPH0631037B2 JP H0631037 B2 JPH0631037 B2 JP H0631037B2 JP 60248375 A JP60248375 A JP 60248375A JP 24837585 A JP24837585 A JP 24837585A JP H0631037 B2 JPH0631037 B2 JP H0631037B2
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雅文 香西
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車の組立方法、とりわけ自動車の骨格
となるボデイメインを組み立てる方法に関する。
従来の技術 周知のように自動車のボデイメインの組み立ては、第7
図に示すようにフロアメインF,ボディサイドS,エア
ボツクス(カウルトツプパネル)A,リアパネルRe,ルー
フRおよびパーセルシエルフP等の各部品を対象として
行なわれる(ただし、ルーフレールLf,Lrは予めルーフ
Rに仮組みされている)。そして、これら全ての部品を
一度に組み付けることは困難であるから、例えば第6図
に示すボデイメインラインにおいて数工程に分けて行な
われる(「自動車工学全書第19巻自動車の製造法」(昭5
5,4,20)山海堂,P179〜181参照)。尚、類似構造が特
開昭50−89976号公報にも開示されている。
詳述すると、第6図のステージS1においてフロアメイン
Fがドロツプリフタ等によりラインに投入され、フロア
メインFはプレーンシヤトルコンベア等により順次、次
工程に搬送される。そして、ステージS2においてリアパ
ネルReが投入され、さらにステージS3においてボデイサ
イドSがドロツプリフタ等により投入されるとともに、
パーセルシエルフPおよびエアボツクスAがローダR1
R2により投入される。
ステージS3までに投入された前記の各部品は、ステージ
S3の組立治具により部品相互の位置精度出しが行なわれ
たのち溶接される。E1およびE2はエアボツクスAおよび
パーセルシエルフPのストレージエリアである。
さらに、アイドルもしくは増打ちのステージS4〜S6を経
たのち、ステージS7においてルーフストレージエリアE3
からローダR3によりルーフRが投入され、このルーフR
は次のステージS8で位置精度出しが行なわれたのち溶接
(仮溶接)される。
発明が解決しようとする問題点 前述したいくつかのステージのうち、とりわけステージ
S3については自動車の骨格の精度が決定する意味できわ
めて重要なステージであるが、多方向から複数の部品が
投入されることからドロツプリフタやローダ類が密集す
ることになる。このため、ボデイメイン構成部品の位置
決めを司るフイクスチヤや溶接装置等と相俟つてステー
ジ全体が錯綜化し、フイクスチヤや溶接装置の動作範囲
が著しく制約されるほか、ラインの汎用性が低下するこ
とになる。
また、上記のように錯綜した状況下ではルーフRまでも
ステージS3において投入することはとても不可能であ
り、したがつてルーフについては別のステージS7におい
て組み付けを行わざるを得なくなる。このため、ボデイ
メインの組立精度が決まる溶接工程がステージS3とS7
2工程に分かれてしまい、組立精度の大幅な向上が望め
ない。
問題点を解決するための手段 本発明は、ローダとして、複数の部品の相対位置関係を
保ちつつそれら複数の部品を一括して所定の組立治具内
に投入できるものを採用することによつて、上記の問題
点を解決しようとするものである。
具体的には、ステージS3の組立治具の上方に、該組立治
具と部品待機位置とを結ぶ周回軌道上を走行するトロリ
ーローダを配設し、前記組立治具内にボデイメイン構成
部品のうちのフロアメインおよびボデイサイドを予め投
入した上で、それら両部品が三次元方向で組立完了時と
同じ相対位置関係となるように相対位置決めを行う一
方、これらフロアメインおよびボデイサイドに組み付け
られるエアボックス,ルーフおよびパーセルシェルフの
3部品について、それら3部品が三次元方向で組立完了
時と同じ相対位置関係となるように部品待機位置で予め
3部品相互の相対位置決めを行った上で、その位置決め
状態を保ちつつ3部品をトロリーローダにより部品待機
位置から組立治具内に一括して投入してフロアメインお
よびボデイサイドに組み付けるものである。
つまり、本発明はフロアメインおよびボデイサイドに対
してその上方から組み付けざるを得ないエアボツクス,
ルーフおよびパーセルシエルフの3部品について、それ
ら3部品が三次元方向で組立完了時と同じ相対位置関係
となるように予め相対位置決めを行った上で、そのまま
トロリーローダにより一括して組立治具内に投入する方
法である。
実施例 第4図は本発明方法を応用したボデイメインラインを模
式的に示したものであり、第6図と比較すると明らかな
ように、実質的に従来のステージS3とステージS7とを合
体させてステージS30を構成している。
第1図〜第3図はこのステージS30の詳細を示してお
り、第2図から明らかなようにステージS30には特開昭
57−147973号にもある様に組立治具としてのス
ライド可能な一対のスライドバツク1とその上方にドロ
ツプリフタDが配設されており、スライドバツク1には
ボデイメイン構成部品相互の位置決めを司るフイクスチ
ヤやスポツト溶接ガン等が取り付けられている。
2はリアパネルReを投入するためのローダである。この
ローダ2は、シリンダ3によるベース部4の昇降機能
と、他のシリンダ5によるベツド部6の旋回機能のほ
か、クランパー7によるリアパネルクランプ機能とを備
えており、後述するようにフロアメインFおよびボデイ
サイドSに対してリアパネルReを位置決めすることにな
る。ただし、リアパネルReは従来(第6図)と同様に前の
ステージS2においてセツトすることもでき、その場合に
はステージS30にローダ2を設ける必要はない。
スライドバツク1の側部には、エアボツクスAのストレ
ージエリア8と、ルーフRのストレージエリア9、およ
びパーセルシエルフPのストレージエリア10を設けてい
る。
ストレージエリア8は第3図に示すように、複数のエア
ボツクスAとストレージしておくためのストレージコン
ベア11と、ストレージコンベア11に隣接配置されたリフ
ター12とを備えている。そして、リフター12はストレー
ジコンベア11上のエアボツクスAを順次一個づつ受台13
上に受け取り、これを部品待機位置Q1まで上昇させる。
以上の構成はパーセルシエルフPのストレージエリア10
についても基本的に同様であるので、ストレージエリア
10についてもストレージエリア8を同符号を付してあ
る。
また、ルーフRのストレージエリア9についても図示外
のストレージコンベアと第3図のリフター14とを備えて
いる。そして、リフター14がストレージコンベア上のル
ーフRを順次一個づつ部品待機位置Q2である上昇限位置
まで上昇させる。
スライドバツク1および各ストレージエリア8,9,10
の上方には周回軌道としてのレール15が配設されてお
り、このレール15上をオーバーヘツドタイプのトロリー
ローダ16が走行するようになつている。トロリーローダ
16は第1図に示すように電動モータを主体とする自走機
構17を備えており、レール15に付設された給電トラツク
18から電気エネルギーの供給を受けて自走する。
トロリーローダ16のハンガー19には第1図および第3図
に示すように、複数のクランパー20,21,22が取り付け
られている。そして、クランパー20はエアボツクスA
を、クランパー22はパーセルシエルフPをそれぞれ把持
し、残るクランパー21はルーフRを把持することにな
る。ここで、第2図に示すように各クランパー20,21,
22がエアボツクスA,ルーフRおよびパーセルシエルフ
Pを把持した場合に、それら3部品の相対位置関係が組
立完了時の三次元方向での相対位置関係と一致するよう
に各クランパー20,21,22の配置が決定されている。
レール15の一部は第1図に示すようにスライドバツク1
の真上で可動レール15aとして分割されており、この可
動レール15aはリフトシリンダ23に連結されている。し
たがつて、可動レール15a上にトロリーローダ16を停止
させてリフトシリンダ23を作動させることにより、トロ
リーローダ16が可動レール15aとともに昇降することに
なる。
以上の装置をもとにして本発明方法の一実施例を順に追
つて説明すると次のようになる。
先ず第2図に示すように、フロアメインFは図示外のプ
レーンシヤトルコンベアにより前ステージS2からステー
ジS30に搬入され、第1図のリフター24に移載される。
フロアメインFが位置決めされると、ローダ2がフロア
メインFに対してリアパネルReをセツトする一方、ドロ
ツプリフタDからスライドバツク1にボデイサイドSが
受け渡され、さらにスライドバツク1が前進することで
ボデイサイドSがフロアメインFに対して位置決めされ
る。
他方、トロリーローダ16は第1図および第3図の部品待
機位置Q1,Q2においてエアボツクスA,ルーフRおよび
パーセルシエルフPをクランパー20,21,22でクランプ
し、各部品を把持した状態で待機位置Q3で待機してい
る。そして、前記のボデイサイドSの組み付けを待つ
て、スライドバツク1内に進入する。
続いて、トロリーローダ16が可動レール15a上で停止す
ると、第1図に示すようにトロリーローダ16が可動レー
ル15aとともに下降し、各クランパー20,21,22に指示
されているエアボツクスA,ルーフRおよびパーセルシ
エルフPをフロアメインFおよびボデイサイドSに対し
てそれぞれセツトする。そして、スライドバツク1のフ
イクスチヤ等が上記3部品を位置決めするとトロリーロ
ーダ16側のクランプ20,21,22がそれらの部品を開放
し、トロリーローダ16は可動レール15aとともに上昇
後、部品待機位置Q1,Q2まで自走する。
こののち、スライドバツク1に設けられた溶接装置や図
示外の溶接ロボツトとにより、ステージS30までに投入
されたボデイメイン構成部品が相互に溶接されて組み付
けられることになる。
ステージS30において組み立てられたボデイメインBは
図示外のプレーンシヤトルコンベアにより順次、次のス
テージS4に搬送されて増打ちが施されることになる。
第5図は本発明の他の実施例を示す図であり、スライド
バツク1を中心として周回軌道としてのレール15,15A
を2つ配置し、ポイント25によりスライドバツク1内に
進入するローダをトロリーローダ16とトロリーローダ16
Aとで選択的に切り換えるようにしたものである。本実
施例によれば、2車種のボデイメインの組み立てに対応
できる。
発明の効果 本発明によれば、エアボツクス,ルーフおよびパーセル
シエルフの3部品について、それらの部品同士が三次元
方向で組立完了時と同じ相対位置関係となるように予め
相対位置決めを行った上で、トロリーローダにより一括
して投入するようにしたことにより、ローダ数が大幅に
減少し、設備の錯綜化を回避できる。加えて、設備の構
成が簡素化する結果、フイクスチヤや溶接装置の動作範
囲を大きく確保でき、それらの装置の汎用性がよくな
る。
また、従来は別工程で行なつていたルーフの組み付けも
一工程内で行なわれるため、従来では二工程に分かれて
いた精度出し工程が一工程にまとまることにより、ボデ
イの組立精度の向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を用いた組立装置の図であつて第2
図のC方向矢視図、第2図は上記組立装置の全体の平面
図、第3図は第2図のD1方向矢視図、第4図は上記組立
装置を含むボデイメインラインの概略図、第5図は本発
明の他の実施例を示す概略説明図、第6図は従来のボデ
イメインラインの概略図、第7図はボデイメイン構成部
品の分解図である。 1……組立治具としてのスライドバツク、8,9,10…
…ストレージエリア、15……レール、16……トロリーロ
ーダ、20,21,22……クランパー、Q1,Q2……部品待機
位置、F……フロアメイン、S……ボデイサイド、A…
…エアボツクス、R……ルーフ、P……パーセルシエル
フ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組立治具内に複数のボデイメイン構成部品
    を投入して自動車の骨格となるボデイメインを組み立て
    る方法であって、 組立治具の上方に、該組立治具と部品待機位置とを結ぶ
    周回軌道上を走行するトロリーローダを配設し、 前記組立治具内にボデイメイン構成部品のうちのフロア
    メインおよびボデイサイドを予め投入した上で、それら
    両部品が三次元方向で組立完了時と同じ相対位置関係と
    なるように相対位置決めを行う一方、 これらフロアメインおよびボデイサイドに組み付けられ
    るエアボックス,ルーフおよびパーセルシェルフの3部
    品について、それら3部品が三次元方向で組立完了時と
    同じ相対位置関係となるように部品待機位置で予め3部
    品相互の相対位置決めを行った上で、その位置決め状態
    を保ちつつ3部品をトロリーローダにより部品待機位置
    から組立治具内に一括して投入してフロアメインおよび
    ボデイサイドに組み付けることを特徴とする自動車の組
    立方法。
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