JPH0225586Y2 - - Google Patents

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JPH0225586Y2
JPH0225586Y2 JP1983201367U JP20136783U JPH0225586Y2 JP H0225586 Y2 JPH0225586 Y2 JP H0225586Y2 JP 1983201367 U JP1983201367 U JP 1983201367U JP 20136783 U JP20136783 U JP 20136783U JP H0225586 Y2 JPH0225586 Y2 JP H0225586Y2
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JP
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welding
welded
lift
workpiece
spot
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JP1983201367U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスポツト溶接装置に関し、詳しくは被
溶接物を搬送する搬送路の側部に設けた溶接ロボ
ツトにより被溶接物(以下ワークという)をスポ
ツト溶接するようにしたものの改良に関する。
(従来の技術) 従来より、この種のスポツト溶接装置の一つと
して、自動車のホワイトボデーを溶接ロボツトに
よりスポツト溶接するようにしたものは知られて
いる(特開昭57−100879号公報参照)。すなわち、
搬送路の途中に溶接ステーシヨンを設け、搬送装
置により上記溶接ステーシヨンに搬送されたホワ
イトボデー(ワーク)をリフトにより溶接位置に
持上げ、該ワークの溶接部を溶接ステーシヨン側
部に配設された溶接ロボツトの可動アーム先端に
設けた溶接ガンによりスポツト溶接するようにし
たものである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このようなスポツト溶接装置では、
溶接ロボツトはその可動アームの旋回運動および
上下運動等によつて溶接ガンの移動できる範囲つ
まり溶接ロボツトの作業範囲が限られている。そ
のため、搬送路に沿つて長いワークをスポツト溶
接する場合、溶接ロボツトの作業範囲内にある部
分(溶接可能範囲)はスポツト溶接できるが、作
業範囲から前後にはみ出た部分は同一ロボツトで
はスポツト溶接できない。
このため、従来、上記のような全長の長いワー
クをスポツト溶接する場合には、ワークを溶接ロ
ボツトの作業範囲に収まる複数の溶接可能範囲に
区画するとともに、溶接ステーシヨン側部に搬送
路に沿つて複数の溶接ロボツトを配設し、各溶接
ロボツトによりその作業範囲に対応するワークの
溶接部をスポツト溶接することが行われている。
しかし、このようにワークを複数の溶接可能範
囲に区画してスポツト溶接すると溶接ステーシヨ
ンに複数の溶接ロボツトが必要となるので、溶接
ロボツト数が増加して設備費用が高くつくという
問題がある。
本考案の目的は、単一のワークと溶接ロボツト
との位置関係において、リフトにより溶接位置に
持上げられたワークを、溶接ロボツトによるワー
ク溶接可能範囲を変えるようスライドさせて、1
台の溶接ロボツトによりスポツト溶接できる範囲
を拡げることにより、全長の長いワークを最小数
の溶接ロボツトでスポツト溶接することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段
は、被溶接物を搬送する搬送路の側部に設けた溶
接ロボツトにより被溶接物をスポツト溶接するス
ポツト溶接装置を前提とする。そして、被溶接物
を所定ピツチ間隔で搬送する搬送装置と、搬送さ
れた被溶接物を溶接位置に持上げるリフトと、上
記搬送装置の側部に設けられ、定位置の被溶接物
に対してその溶接部のうち一部の範囲を溶接可能
な溶接ロボツトと、上記被溶接物の溶接部の残り
の範囲のうちその少なくとも一部の範囲を上記溶
接ロボツトにより溶接可能なように上記リフトを
その上昇位置で搬送方向にスライドさせるリフト
スライド装置とを備えてなるものである。
(作用) このことにより、搬送装置で搬送されたワーク
をリフトで溶接位置に持上げ、溶接ロボツトによ
りワークの溶接部のうち該ロボツトの作業範囲内
にある一部の範囲をスポツト溶接する。そのの
ち、リフトスライド装置により、リフトと共にワ
ークを搬送方向にスライドさせて、ワーク溶接部
の残りの範囲のうちスライド後のロボツトの作業
範囲内にある残りの少なくとも一部の範囲を該ロ
ボツトによりスポツト溶接するようにしたもので
ある。
(考案の効果) したがつて、本考案によれば、溶接位置にある
単一のワークに対し溶接ロボツトにより該ワーク
の溶接部のうち一部の範囲をスポツト溶接したの
ち、リフトスライド装置により上記ワークを搬送
方向にスライドさせて、上記溶接ロボツトにより
上記ワークの溶接部の残りの範囲のうちその少な
くとも一部の範囲をスポツト溶接するようにした
ので、1台の溶接ロボツトによりスポツト溶接で
きる単一のワークの溶接部の範囲が拡げられ、搬
送路に沿つて全長の長いワークのスポツト溶接を
全長の短いワークの場合と同数の溶接ロボツトで
行うことが可能であり、よつて溶接ロボツトの数
を低減できて設備費用の大巾な削減を図ることが
できるものである。
(実施例) 以下、本考案の技術的手段の具体例としての実
施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図はバンタイプの自動車のホ
ワイトボデーをスポツト溶接するスポツト溶接装
置に本考案を適用した場合の実施例を示し、Lは
前後方向(第1図の左右方向)に延びホワイトボ
デー(ワークW)を搬送する搬送路であつて、該
搬送路Lの途中には所定ピツチ間隔lでワークW
をスポツト溶接する溶接ステーシヨンS…が設け
られている。尚、該溶接ステーシヨンSとしては
ワークWの左側面の溶接部p…をスポツト溶接す
る例を示している。
また、1はワークWを搬送する搬送装置であつ
て、該搬送装置1は、前後方向に延びる固定レー
ル2と、該固定レール2上に摺動可能に設けられ
たシヤトルレバー3と、上記固定レール2内に配
設されラツクピニオン機構を介して上記シヤトル
バー3をストロークlでもつて前後に往復駆動す
るエアモータ4とを備えてなる。そして、各溶接
ステーシヨンSに配設された後述のリフト5が下
降位置dにある時にはシヤトルバー3を1ストロ
ーク前方に駆動して該シヤトルバー3上に載置さ
れたワークWを前方の各溶接ステーシヨンSに搬
送し、リフト5が上昇位置uにあつて該リフト5
上にワークWがある時にはシヤトルバー3を1ス
トローク後方に駆動して元の位置に戻すように構
成されている。
さらに、上記溶接ステーシヨンSにはワークW
を昇降するリフト5が配設されている。該リフト
5は、搬送装置1の左右側に配設された載置台6
と、該載置台6の前後端部から下方に延び、搬送
装置1下方に配設した基台7に上下に摺動自在に
支持された支柱8,8,…と、該各支柱8の後面
に形成されたラツク10と、左右の両軸端部およ
び途中部にそれぞれピニオン9,9およびピニオ
ン12を有し、該左右軸端部のピニオン9,9が
上記左右の支柱8,8のラツク10,10に噛合
するように基台7上に支持された駆動軸11と、
該駆動軸11の途中部のピニオン12に噛合する
ように基台7上に支持されたラツク13と、基台
7上に配設され、油圧により上記ラツク13を前
後方向に駆動するリフトシリンダ14と、該リフ
トシリンダ14に油圧を供給する油圧装置(図示
せず)とを備える。そして、上記搬送装置1によ
りワークWが上記溶接ステーシヨンSに搬送され
た際、油圧装置により作動するリフトシリンダ1
4によりラツク13を前方に駆動しピニオン1
2,9およびラツク10を介して載置台6を上昇
させてリフト5を上昇位置uに位置づけ、シヤト
ルバー3上のワークWを第1溶接位置(第1図の
実線位置)に持上げる一方、溶接完了後にはラツ
ク13を後方に駆動し載置台6を下降させてリフ
ト5を下降位置dに位置づけ、ワークWを再びシ
ヤトルバー3上に載置するように構成されてい
る。
また、上記溶接ステーシヨンSの搬送装置1左
側部には溶接ロボツト15が配設されている。該
溶接ロボツト15は、第2図に示すように、固定
スタンド16と、該スタンド16上に設けられた
可動アーム17と、該可動アーム17先端に設け
られた溶接ガン18とからなり、可動アーム17
の旋回運動および上下運動により溶接ガン18を
第1図に破線で示す一定の作業範囲R内に移動で
きるように設けられている。そして、リフト載置
台6の上昇により第1溶接位置に持上げられたワ
ークWの左側面のうちフエンダー部からセンター
ピラー部にかけての前半部W1を溶接可能範囲つ
まり溶接ロボツト15の作業範囲R内として、該
ワーク前半部W1の各溶接部p…を溶接ガン18
でスポツト溶接するように構成されている。
そして、上記ステーシヨンSにはリフト5をス
ライドさせるリフトスライド装置19が配設され
ている。該リフトスライド装置19は、上記リフ
ト5を支持する基台7の下側に搬送装置1に並行
して配置され、基台7を前後方向に摺動可能に支
持するガイドレール20,20と、該ガイドレー
ル20の外側に配設され、油圧により上記基台7
を前後方向に駆動するリフトスライドシリンダ2
1と、該リフトスライドシリンダ21に油圧を供
給する油圧装置(図示せず)とを備える。そし
て、上記リフト5が上昇位置uに位置する際に油
圧装置でリフトスライドシリンダ21を作動させ
ることにより、リフト5を基台7と共に搬送方向
前方にスライドさせて、ワークWを第1溶接位置
から前方の第2溶接位置(第1図の仮想線位置)
に位置づけるように構成されている。
尚、22は基台7のスライド範囲を制限するス
トツパである。
而して、リフト5が下降位置dにある時に搬送
装置1により溶接ステーシヨンSに搬送されたワ
ークWは、リフト5の載置台6の上昇により第1
溶接位置に持上げられ、該ワークWの前半部W1
が溶接ロボツト15によりスポツト溶接される。
次いで、リフトスライド装置19によりワークW
が第1溶接位置から第2溶接位置に位置づけられ
ることにより、ワークWの左側面のうちセンター
ピラー部からリヤクオータピラー部にかけての後
半部W2が新たに溶接可能範囲として溶接ロボツ
ト15の作業範囲R内に捕えられて、溶接ガン1
8でスポツト溶接される。その後、リフトスライ
ド装置19によりワークWは、上昇位置uにある
リフト5と共に搬送方向後方にスライドし、リフ
ト5の載置台6の下降により再び搬送装置1のシ
ヤトルバー3上に載置され、該搬送装置1により
前方のステーシヨンSに搬送される。
したがつて、上記実施例においては、溶接ステ
ーシヨンSにおいて、リフトスライド装置19に
よりワークWを第1溶接位置から第2溶接位置に
位置づけることによりワークWの溶接可能範囲を
ワーク前半部W1からワーク後半部W2に変えるこ
とができるので、1台の溶接ロボツト15により
全長の長いバンタイプ自動車のホワイトボデー左
側面の全溶接部p…をスポツト溶接することがで
き、全長の短い自動車のホワイトボデーをスポツ
ト溶接する場合と同数の溶接ロボツトで済み、そ
の分溶接ロボツトの数が低減できて設備費用の大
巾な削減を図ることができる。
尚、上記実施例では、リフトスライド装置19
によりワークWを第1溶接位置と第2溶接位置と
に位置づけるようにしたが、場合によつては前,
中,後など3つ以上の溶接位置に位置づけるよう
にしてもよい。
また、上記実施例では、自動車のホワイトボデ
ーをスポツト溶接する場合について説明したが、
その他各種被溶接物をスポツト溶接する場合につ
いても同様に適用でき、特に搬送路に沿つて長い
被溶接物に対して有用である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は左側面
図、第2図は第1図の−線拡大断面図であ
る。 L……搬送路、W……ワーク、1……搬送装
置、5……リフト、15……溶接ロボツト、R…
…作業範囲、19……リフトスライド装置、W1
……前半部、W2……後半部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被溶接物を搬送する搬送路の側部に設けた溶接
    ロボツトにより被溶接物をスポツト溶接するスポ
    ツト溶接装置であつて、被溶接物を所定ピツチ間
    隔で搬送する搬送装置と、搬送された被溶接物を
    溶接位置に持上げるリフトと、上記搬送装置の側
    部に設けられ、定位置の被溶接物に対してその溶
    接部のうち一部の範囲を溶接可能な溶接ロボツト
    と、上記被溶接物の溶接部の残りの範囲のうちそ
    の少なくとも一部の範囲を上記溶接ロボツトによ
    り溶接可能なように上記リフトをその上昇位置で
    搬送方向にスライドさせるリフトスライド装置と
    を備えたことを特徴とするスポツト溶接装置。
JP20136783U 1983-12-24 1983-12-24 スポツト溶接装置 Granted JPS60108485U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20136783U JPS60108485U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 スポツト溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20136783U JPS60108485U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 スポツト溶接装置

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Publication Number Publication Date
JPS60108485U JPS60108485U (ja) 1985-07-23
JPH0225586Y2 true JPH0225586Y2 (ja) 1990-07-13

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ID=30763090

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JP (1) JPS60108485U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991019846A1 (en) * 1990-06-18 1991-12-26 Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha Embroidery sewing machine

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242410A (en) * 1976-07-24 1977-04-02 Sumitomo Metal Ind Ltd Process for refining aluminium core killed steel in converter with inc reased nitrogen

Patent Citations (1)

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WO1991019846A1 (en) * 1990-06-18 1991-12-26 Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha Embroidery sewing machine

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