JPH07267161A - 車体の組立方法およびその装置 - Google Patents

車体の組立方法およびその装置

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JPH07267161A
JPH07267161A JP6061458A JP6145894A JPH07267161A JP H07267161 A JPH07267161 A JP H07267161A JP 6061458 A JP6061458 A JP 6061458A JP 6145894 A JP6145894 A JP 6145894A JP H07267161 A JPH07267161 A JP H07267161A
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Yukihiro Aihara
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立ライン全体の左右方向の幅を小さくする
ことができる車体の組立方法およびその装置を提供す
る。 【構成】 左サイドフレーム用の治具台車2lと右サイ
ドフレーム用の治具台車2rとを交互に移送しながら左
右のサイドフレームSl,Srをサブアッセンブリするサ
イドフレームラインLsを、アンダボディBを搬送する
アンダボディラインLbの左右いずれか一方のみに設け
るとともに、サブアッセンブリされた左右のサイドフレ
ームをアンダボディラインのサイドフレーム組付ステー
ションNbsに搬送する搬送電車26を備えたサイドフレ
ーム供給ラインLcを、組付ステーションの前側で左右
に分岐するとともに組付ステーションの後側で再び合流
するように設け、サブアッセンブリされた左右のサイド
フレームを交互に上記搬送電車に移載するようにしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の車体のアン
ダボディと左右のサイドフレームとを組み立てる組立方
法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自動車の車体の組立工程
において、車体側板を構成する左右のサイドフレームと
車体底板を構成するアンダボディとを組み立てる場合、
これらサイドフレーム及びアンダボディをそれぞれサブ
アッセンブリした後に両者の組立が行なわれる。つま
り、サイドフレームは、アウタパネルとインナパネルと
の接合および補強部材や付属部材等の取付などのサブア
ッセンブリを行った上でアンダボディに組み付けられ
る。
【0003】この場合、例えば特開昭60−13137
9号公報に示されるように、アンダボディを搬送するア
ンダボディラインの左右両側に、左右の各サイドフレー
ムをサブアッセンブリするサイドフレームラインをそれ
ぞれ設け、これら左右のサイドフレームラインから、ア
ンダボディラインに設けた組立ステーションに、サブア
ッセンブリされた左右の各サイドフレームを供給して組
み立てるのが、従来、一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】組立ラインを上記従来
のように構成した場合、アンダボディラインの左右両側
にサイドフレームラインがそれぞれ設けられる関係上、
組立ライン全体の左右幅は不可避的にかなり広いものと
なる。ところが、例えば工場の敷地形状やレイアウトに
よっては幅方向に十分なスペースが確保できない場合が
あり、このような場合には、組立ラインはその幅方向の
レイアウトに大きな制約を受けることとなり、ライン構
成に支障を来す場合が生じ得る。
【0005】そこで、この発明は、組立ライン全体の左
右方向の幅を小さくすることができる車体の組立方法お
よびその装置を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1に係る発明(以下、第1の発明方法という)は、自動車
の車体のアンダボディと左右のサイドフレームとを組み
立てる組立方法であって、左サイドフレーム用の治具搬
送手段と右サイドフレーム用の治具搬送手段とを交互に
移送しながら左右のサイドフレームをサブアッセンブリ
するサイドフレームラインを、上記アンダボディを搬送
するアンダボディラインの左右いずれか一方のみに設け
るとともに、サブアッセンブリされた左右のサイドフレ
ームを上記アンダボディラインに設けられたサイドフレ
ームの組付ステーションに搬送するサイドフレーム搬送
手段を備えたサイドフレーム供給ラインを、上記組付ス
テーションの前後いずれか一方側で左右に分岐するとと
もに上記組付ステーションの前後いずれか他方側で再び
合流するように設け、上記サブアッセンブリされた左右
のサイドフレームを交互に上記サイドフレーム搬送手段
に移載するようにしたものである。
【0007】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明方法という)は、上記第1の発明において、
上記サイドフレーム搬送手段は、上記サイドフレーム供
給ラインの上記左右への分岐部分を通って左右いずれか
一方のサブアッセンブリされたサイドフレームを搬送
し、該サイドフレームを上記組付ステーションの左右い
ずれか一側に供給した後、上記サイドフレーム供給ライ
ンの合流部分を通って他のサブアッセンブリされたサイ
ドフレームを受け取りに行くことを特徴としたものであ
る。
【0008】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、自動車の車体のアンダボディと
左右のサイドフレームとを組み立てる組立装置であっ
て、上記アンダボディを搬送するアンダボディラインの
左右いずれか一方のみに設けられ、左サイドフレーム用
の治具搬送手段と右サイドフレーム用の治具搬送手段と
を交互に移送しながら左右のサイドフレームをサブアッ
センブリするサイドフレームラインと、サブアッセンブ
リされた左右のサイドフレームを上記アンダボディライ
ンに設けられたサイドフレームの組付ステーションに搬
送するサイドフレーム搬送手段を備えたサイドフレーム
供給ラインと、上記サブアッセンブリされた左右のサイ
ドフレームを交互に上記サイドフレーム搬送手段に移載
する移載手段とを備え、上記サイドフレーム搬送ライン
は、上記組付ステーションの前後いずれか一方側で左右
に分岐するとともに、上記組付ステーションの前後いず
れか他方側で再び合流するように構成されているように
したものである。
【0009】また、更に、本願の請求項4に係る発明
(以下、第4の発明という)は、上記第3の発明におい
て、上記サイドフレーム搬送手段は、自走式の搬送電車
で構成され、上記サイドフレーム供給ラインの上記左右
への分岐部分を通って左右いずれか一方のサブアッセン
ブリされたサイドフレームを搬送し、該サイドフレーム
を上記組付ステーションの左右いずれか一側に供給した
後、上記サイドフレーム供給ラインの合流部分を通って
他のサブアッセンブリされたサイドフレームを受け取り
に行くことを特徴としたものである。
【0010】また、更に、本願の請求項5に係る発明
(以下、第5の発明という)は、上記第3の発明または第
4の発明において、上記サイドフレーム供給ラインは上
記サイドフレームラインよりも上方に設けられており、
上記移載手段は、サブアッセンブリされたサイドフレー
ムを、上記サイドフレームラインの治具搬送手段上から
上記サイドフレーム供給ライン側まで持ち上げるリフタ
装置で構成されていることを特徴としたものである。
【0011】また、更に、本願の請求項6に係る発明
(以下、第6の発明という)は、上記第3〜第5の発明の
いずれか一の発明において、上記サイドフレーム供給ラ
インは上記サイドフレーム搬送手段を走行させるレール
を備えて構成され、該レールの上記分岐部分および合流
部分には、上記レールを上記サイドフレーム搬送手段の
走行方向に対して側方にスライドさせるスライド装置が
設けられていることを特徴としたものである。
【0012】
【発明の効果】本願の第1の発明方法によれば、上記サ
イドフレームラインを設けたので、このライン一つで左
右のサイドフレームをサブアッセンブリすることができ
る。また、上記サイドフレーム供給ラインを設け、この
搬送ラインに備えられたサイドフレーム搬送手段にサブ
アッセンブリされた左右のサイドフレームを交互に移載
するようにしたので、上記サイドフレームラインからサ
ブアッセンブリされた左右のサイドフレームを上記組付
ステーションの左右各側にそれぞれ供給することができ
る。従って、従来のように、左右各側用のサイドフレー
ムラインを別設する必要がなくなり、アンダボディライ
ンの左右いずれか一側のみに上記サイドフレームライン
を設けることにより、上記組付ステーションでアンダボ
デイにサブアッセンブリ済みの左右の各サイドフレーム
を組み付けることができる。すなわち、従来、上記アン
ダボディラインの左右各側に左右それぞれのサイドフレ
ームラインを各々設けるようにしていた場合に比べて、
組立ライン全体の左右幅を著しく小さくすることができ
る。この結果、例えば、工場の敷地形状やレイアウトの
関係で、幅方向スペースが比較的狭い場合でも、支障な
く組立ラインを構成することができるようになる。更
に、サイドフレーム供給ラインを上記組付ステーション
の前後で分岐および再び合流するように構成したので、
この分岐部と合流部との間を除いては、サイドフレーム
供給ラインを1本化することができ、従来、左右それぞ
れの供給ラインを設けていた場合に比べて、このサイド
フレーム供給ラインをコンパクト化することができ、こ
の点においても、組立ラインのより一層の省スペース化
を図ることができる。
【0013】また、本願の第2の発明方法によれば、基
本的には、上記第1の発明方法と同様の効果を奏するこ
とができる。特に、上記サイドフレーム搬送手段は、左
右いずれか一方のサブアッセンブリ済みのサイドフレー
ムを上記組付ステーションの左右いずれか一側に供給し
た後、他のサブアッセンブリ済みのサイドフレームを受
け取りに行くように構成されているので、上記サイドフ
レーム搬送手段により、組付ステーションの左右各側に
サブアッセンブリ済みの左右のサイドフレームをそれぞ
れ供給することができる。
【0014】更に、本願の第3の発明によれば、上記サ
イドフレームラインを設けたので、このライン一つで左
右のサイドフレームをサブアッセンブリすることができ
る。また、上記サイドフレーム供給ラインを設け、この
供給ラインに備えられたサイドフレーム搬送手段にサブ
アッセンブリされた左右のサイドフレームを交互に移載
するようにしたので、上記サイドフレームラインからサ
ブアッセンブリされた左右のサイドフレームを上記組付
ステーションの左右各側にそれぞれ供給することができ
る。従って、従来のように、左右各側用のサイドフレー
ムラインを別設する必要がなくなり、アンダボディライ
ンの左右いずれか一側のみに上記サイドフレームライン
を設けることにより、上記組付ステーションでアンダボ
デイにサブアッセンブリ済みの左右の各サイドフレーム
を組み付けることができる。すなわち、従来、上記アン
ダボディラインの左右各側に左右それぞれのサイドフレ
ームラインを各々設けるようにしていた場合に比べて、
組立ライン全体の左右幅を著しく小さくすることができ
る。この結果、例えば、工場の敷地形状やレイアウトの
関係で、幅方向スペースが比較的狭い場合でも、支障な
く組立ラインを構成することができるようになる。更
に、サイドフレーム供給ラインを上記組付ステーション
の前後で分岐および再び合流するように構成したので、
この分岐部と合流部との間を除いては、サイドフレーム
供給ラインを1本化することができ、従来、左右それぞ
れの供給ラインを設けていた場合に比べて、このサイド
フレーム供給ラインをコンパクト化することができ、こ
の点においても、組立ラインのより一層の省スペース化
を図ることができる。
【0015】また、更に、本願の第4の発明によれば、
基本的には、上記第3の発明と同様の効果を奏すること
ができる。特に、上記サイドフレーム搬送手段は、自走
式の搬送電車で構成され、左右いずれか一方のサブアッ
センブリ済みのサイドフレームを上記組付ステーション
の左右いずれか一側に供給した後、他のサブアッセンブ
リ済みのサイドフレームを受け取りに行くように構成さ
れているので、上記サイドフレーム搬送手段により、組
付ステーションの左右各側にサブアッセンブリ済みの左
右のサイドフレームをそれぞれ供給することができる。
【0016】また、更に、本願の第5の発明によれば、
基本的には、上記第3の発明または第4の発明と同様の
効果を奏することができる。特に、上記サイドフレーム
供給ラインは上記サイドフレームラインよりも上方に設
けられているので、該サイドフレームラインと上記アン
ダボディラインとの左右方向の間隔を極力短くすること
ができ、組立ライン全体の左右幅をより一層短くするこ
とができる。この場合において、上記移載手段を上記リ
フタ装置で構成したので、サブアッセンブリされたサイ
ドフレームを、上記サイドフレームラインの治具搬送手
段上から上記サイドフレーム供給ライン側まで持ち上げ
て、確実に移載することができる。
【0017】また、更に、本願の第6の発明によれば、
基本的には、上記第3〜第5の発明のいずれか一の発明
と同様の効果を奏することができる。特に、上記レール
の上記分岐部分および合流部分に上記スライド装置を設
けたので、該スライド装置で上記各部分のレールを上記
サイドフレーム搬送手段の走行方向に対して側方にスラ
イドさせることにより、当該サイドフレーム搬送手段に
上記組付ステーションの左右いずれの側を走行させるか
を確実に制御することができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を、添付図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本実施例に係る自動車の
車体、特に、自動車の車体のアンダボディと左右のサイ
ドフレームとを組み立てる車体組立装置の全体構成を表
す平面説明図である。この図に示すように、上記車体組
立装置は、上記自動車の車体底板を構成するアンダボデ
ィBに補強部材や付属部材等を取り付けてサブアッセン
ブリしながらアンダボディBを所定方向へ搬送するアン
ダボディラインLbと、車体側板を構成する左右のサイ
ドフレームSl,Srに補強部材や付属部材等を取り付け
てサブアッセンブリする組立ラインとして、後述するよ
うに、左サイドフレーム用の治具台車2lと右サイドフ
レーム用の治具台車2rとを交互に移送しながら左右の
サイドフレームSl,Srをサブアッセンブリするサイド
フレームラインLsとを備えている。尚、上記治具台車
2l,2rが、本願の請求項における治具搬送手段に相当
している。
【0019】上記サイドフレームラインLsは、例えば
図2にも詳しく示すように、左サイドフレーム用の治具
台車2lと右サイドフレーム用の治具台車2rとを直列状
でかつ交互に移送しながら、サイドフレームラインLs
の側方近傍に配設された部品供給ロボット3,…,3やス
ポット溶接用の溶接ロボット4,…,4などにより、左右
のサイドフレームSl,Srをサブアッセンブリするもの
であり、このラインLs一つで左右両方のサイドフレー
ムSl,Srをサブアッセンブリすることができる。従っ
て、上記サイドフレームラインLsは上記アンダボディ
ラインLbの片側(本実施例では右側)のみに設けられて
いる。尚、より好ましくは、サイドフレームSl,Srの
本体部を構成するアウタパネルとインナパネルの接合
も、このサイドフレームラインLsで行なわれる。ま
た、該アンダボディラインLbの途中部には、サブッセ
ンブリが完了したアンダボディBの左右両側に、上記サ
イドフレームラインLsでサブアッセンブリされた左右
のサイドフレームSl,Srを組み付ける組付ステーショ
ンNbsが設けられ、該組付ステーションNbsと上記サイ
ドフレームラインLsの間には、サブアッセンブリ済み
のサイドフレームSl,Srを上記組付ステーションNbs
に供給するためのサイドフレーム供給ラインLcが設け
られている。
【0020】上記サイドフレームラインLsは、図3か
ら良く分かるように、例えば、1本の長いロッド部材で
なる所謂シャトルバー11を備えて構成され、該シャト
ルバー11は、その長手方向についてスライド自在に設
けられており、所定の作業(サイドフレームSl,Srのサ
ブアッセンブリ作業)を行う各ステーション間の間隔に
等しいピッチで往復動を行う。すなわち、上記シャトル
バー11の上面には所定間隔毎にフック12が取り付け
られる一方、治具台車2l,2rの下面側には係合突起6
が設けられており、該治具台車2l,2rが各ステーショ
ンに静止した状態では、この係合突起6が上記フック1
2にはまり込んで係合し、治具台車2l,2rが位置決め
されている。一方、上記シャトルバー11の下側にはシ
ャトルバー駆動用のピニオン14が配置されるととも
に、シャトルバー11の下面側には上記ピニオン14と
噛み合うラック15が固定されている。
【0021】そして、各治具台車2l,2rをラインLsの
進行方向へ移送する際には、上記係合突起6とフック1
2とが係合した状態で、上記ピニオン14を回転駆動す
ると、これに噛合するラック15がスライドさせられ、
これによりシャトルバー11と各治具台車2l,2rとが
シャトルバー11の長手方向に沿ってスライドする。そ
して、各ステーション間の間隔に等しい所定距離だけス
ライドすると、上記ピニオン15の駆動が停止される。
その後、図4から良く分かるように、各ステーションに
おいて前後左右4箇所に設けられた昇降シリンダ13,
…,13が上方へ伸長し、治具台車2(2l,2r)を上方へ
持ち上げて上記係合突起6とフック12との係合が解除
される。尚、各ステーションでのサブアッセンブリ作業
はこの状態で行なわれる。そして、この状態で、上記ピ
ニオン14が行きと同じ量だけ逆方向に回転駆動され、
これに伴ってシャトルバー11が行きと同じ距離だけ逆
方向へ戻るようになっている。
【0022】所定時間が経過して各ステーションでのサ
ブアッセンブリ作業が終了すると、上記各昇降シリンダ
13が収縮して治具台車2(2l,2r)が下降させられ、
上記係合突起6とフック12とが再び係合する。そし
て、上記と同様の動作を繰り返して、シャトルバー11
が各ステーション間の間隔に等しいピッチで往復動を行
い、これに伴って、各治具台車2(2l,2r)がこのピッ
チずつラインLsの進行方向に移送されるようになって
いる。
【0023】尚、上記治具台車2(2l,2r)にはその前
後左右に車輪7が取り付けられており、該車輪7,…,7
は、ラインLsに沿って左右一対に延設されたガイドレ
ール16上をガイドされながら転動することにより、治
具台車2(2l,2r)の左右の振れを抑制し、スムースな
進行を図るようになっている。上記ガイドレール16
は、図3においては、その一部を破砕した状態で図示し
たが、実際にはその長手方向に破砕することなく延設さ
れている。また、上記各治具台車2(2l,2r)の上面に
は治具パレット1が一体的に取り付けられ、この治具パ
レット1上には多数のクランプ装置8が配設されてお
り、この各クランプ装置8によって各サイドフレームS
(Sl,Sr)が治具パレット1上(つまり治具台車2l,2r
上)に拘束されている。
【0024】図5は、上記サイドフレームラインLs上
の作業ステーションの一例を示す正面説明図である。こ
の図に示すように、サイドフレームラインLsは、例え
ば鋼材を組み合わせて形成した架台17上に設けられて
おり、この架台17の下側には、サイドフレームS(S
l,Sr)をアンダボディラインLbの組付ステーションNb
sに供給した後、空になった治具台車2(2l,2r)をサイ
ドフレームラインLsの上流側に向かって返送する例え
ばローラ式の返送装置18が配設されている。また、こ
の作業ステーションでは、サイドフレームラインLsの
左右両側には、溶接ガン19を備えた多軸ロボットでな
る溶接ロボット4が配置されている。
【0025】以上のようにして、シャトルバー11で治
具台車2l,2rを所定のピッチでサイドフレームライン
Lsに沿って搬送することにより、各作業ステーション
で所定のサブアッセンブリが行なわれ、所定の補強部材
や付属部材の取り付けが行なわれたサイドフレームSl,
Srは、このサブアッセンブリが全て終了すると、サイ
ドフレームラインLs上の供給ステーションNcまで搬送
されて来る。この供給ステーションNcには、上記サイ
ドフレーム供給ラインLcが接続されるとともに、図6
に示すように、サブアッセンブリ済みのサイドフレーム
Sl,Srを、供給ステーションNc上の治具台車2l,2r
からサイドフレーム供給ラインLc側に移載する移載手
段として、上下方向に昇降する所謂ドロップリフタ21
が配置されている。このドロップリフタ21は、従来か
ら良く知られているものと同じもので、ワークを把持す
るリフトアーム23が上下方向に立設されたコラム22
に沿って昇降可能に設けられている。
【0026】上記サイドフレーム供給ラインLcは、図
7に示すように、所定高さに配設されたレール25と、
このレール25に沿って走行する例えば自走式の搬送電
車26とを備えて構成されている。このレール25の上
記供給ステーションNc上に位置する部分は、上記ドロ
ップリフタ21による搬送電車26の昇降動作に伴って
部分的に昇降し得るようになっている。そして、サブア
ッセンブリ済みのサイドフレームSl,Srを治具台車2
l,2rからサイドフレーム供給ラインLc側に移載する際
には、上記搬送電車26がドロップリフタ21によって
降下させられ、サイドフレームSl,Srを積み込んだ
後、サイドフレーム供給ラインLcにおける走行高さま
で持ち上げられるようになっている。
【0027】このように、上記サイドフレーム供給ライ
ンLcをサイドフレームラインLsよりも上方に設けるこ
とにより、該サイドフレームラインLsと上記アンダボ
ディラインLbとの左右方向の間隔を極力短くすること
ができ、組立ライン全体の左右幅をより一層短くするこ
とができる。この場合において、サイドフレームライン
Ls側からサイドフレーム供給ラインLc側にサブアッセ
ンブリ済みのサイドフレームSl,Srを移載する移載手
段を上記ドロップリフタ21で構成したので、サブアッ
センブリされたサイドフレーム2l,2rを、上記サイド
フレームラインLsの治具台車2l,2r上から上記サイド
フレーム供給ラインLcまで持ち上げて確実に移載する
ことができる。尚、上述のようなドロップリフタ21を
設ける代わりに、サイドフレーム供給ラインLcの搬送
電車26自体に昇降機構を設けても良い。
【0028】上記搬送電車26は、図7〜図9に示すよ
うに、例えば鋼材を組み合わせてフレーム状に形成さ
れ、その上側には、左サイドフレーム用の複数(本実施
例では5つ)のクランプ装置27A,27B,27C,27
D,27Eおよび右サイドフレーム用の複数のクランプ
装置28A,28B,28C,28D,28Eがそれぞれ取
り付けられている。これらクランプ装置27A,27B,
27C,27D,27E,28A,28B,28C,28D,
28Eは、各々に付設された例えばエア駆動のシリンダ
29A,29B,29C,29D,29E,30A,30B,
30C,30D,30Eの伸縮動作に伴って、左右のサイ
ドフレームSl,Srの前側,中間,後側をそれぞれクラン
プおよびクランプ解除するものである。
【0029】そして、左サイドフレームSlをクランプ
して搬送する際には、左サイドフレーム用のクランプ装
置27A,27B,27C,27D,27Eのみを用い、右
サイドフレームSrをクランプして搬送する際には右サ
イドフレームSr用の28A,28B,28C,28D,2
8Eのみを用いる。このとき、使用されない側のクラン
プ装置は、そのクランプ解除状態として跳ね上げ位置に
保持されるようになっている。このようにクランプ装置
を使い分けることにより、一つの搬送電車26で左右の
サイドフレームSl,Srを交互にクランプして搬送する
ことができる。
【0030】上記各シリンダ29A,29B,29C,2
9D,29E,30A,30B,30C,30D,30Eは、
例えば、エアの供給が遮断されるとその位置で停止する
ブレーキ付きシリンダで構成されており、搬送電車26
の角隅部の一つには、外部からのエアの供給を受けるた
めのエア供給ユニット31が設けられている。また、上
記搬送電車26の上側には、レール25上を転動する前
後2個の車輪32,32が配置され、このうちいずれか
一方の車輪32には、例えば電動モータ34を有する駆
動部33に連結されている。そして、上記電動モータ3
4を駆動することにより車輪32が回転駆動され、搬送
電車26がレール25上を自走するようになっている。
【0031】本実施例では、上記サイドフレーム供給ラ
インLcのレール25では、アンダボディラインLbの上
記組付ステーションNcの前後いずれか一方側(本実施例
では前側)に、組付ステーションNcの左右両側に分岐す
る分岐部Jが設けられるとともに、上記組付ステーショ
ンNcの前後いずれか他方側(後側)には、上記分岐部J
で分岐した左右のライン25L,25Rが再び合流する
合流部Kが設けられている。上記組付ステーションNc
では、その左右側方に、ワークを把持するリフトアーム
43が上下方向に立設されたコラム42に沿って昇降可
能に設けられた、従来から周知のリフタ装置41,41
が配設され、上記各レール25L,25Rに沿ってこの
組付ステーションNcまで搬送されて来たサブアッセン
ブリ済みのサイドフレームSl,Srを上記各リフタ装置
41,41で搬送電車26毎降下させ、組付ステーショ
ンNcに設けられたセッタ装置44上に供給する。尚、
具体的には図示しなかったが、上記アンダボディライン
Lbでは、例えば、サイドフレームラインLsの場合と同
様のシャトルバーによってアンダボディBの治具台車4
0が一定のピッチで移送され、各作業ステーションでア
ンダボディBのサブアッセンブリが行なわれるようにな
っている。
【0032】該セッタ装置44は、アンダボディライン
Lbの進行方向に直角な方向にスライド可能に設けら
れ、かつ、その受け治具45をアンダボディラインLb
側に向かって90度回動することができるように設けら
れており、搬送電車26から受け取ったサイドフレーム
Sl,Srを、組付ステーションNcにあるアンダボディB
の側面部に正確にセットできるようになっている。この
セッタ装置44は、従来から良く知られているものと同
じものであるので、その内部構造の詳細な説明および図
示は省略する。尚、レール25L,25Rの上記組付ス
テーションNbsの側方上側に位置する部分は、上記各リ
フタ装置41による搬送電車26の昇降動作に伴って部
分的に昇降し得るようになっている。
【0033】サイドフレーム供給ラインLcに設けられ
た上記分岐部Jと合流部Kとは、左右が対称になる点が
異なるだけで類似の構成を備えており、例えば合流部K
を例にとって説明すれば、図11〜図13に示すよう
に、上記合流部Kのレール25を搬送電車26の走行方
向に対して側方にスライドさせるスライド機構が設けら
れている。すなわち、上記合流部Kでは、所定距離に渡
って、組付ステーションNbsの左側レール25Lおよび
右側レール25Rと、合流部Kからサイドフレーム供給
ステーションNcまで戻るリターンレール25cとの間が
切り欠かれており、この切り欠かれた部分に、左側可動
レール25L'または右側可動レール25R'が接続され
るようになっている。
【0034】上記合流部Kのには、例えば鋼材を組み合
わせて構成されたフレーム体51が配設され、このフレ
ーム体51には、搬送電車26の走行方向に対して側方
に延びる一対のスライドレール52が取り付けられてい
る。また、上記フレーム体51の内側には、スライドレ
ール52上を転動するローラ56,…,56を備えた可動
フレーム55が配設されており、上記各可動レール25
L',25R'は、この可動フレーム55に固定されてい
る。上記フレーム体51には、可動フレーム55を搬送
電車26の走行方向に対して側方にスライドさせるシリ
ンダ装置53が取り付けられている。
【0035】そして、このシリンダ装置53のピストン
ロッド53aを伸縮作動させることにより、可動フレー
ム55がスライドレール52,52に沿ってスライドさ
せられ、レールの接続状態、つまり、リターンレール2
5cに、可動レール25L'を介して左側レール25Lが
接続されるか、あるいは可動レール25R'を介して右
側レール25Rが接続されるかが、適宜切り換えられる
ようになっている。尚、図14に詳しく示すように、上
記フレーム体51のシリンダ装置53が取り付けられた
側と反対側の端部には、可動フレーム55の最大ストロ
ーク位置を規制するリミットスイッチ54が取り付けら
れており、シリンダ装置53のピストンロッド53aが
伸長する場合には、可動フレーム55の端部に設けられ
た検出片57がリミットスイッチ54に接触・当接する
ことによって該リミットスイッチ54が作動し、ピスト
ンロッド53aのそれ以上の伸長動作が停止されるよう
になっている。
【0036】このように、サイドフレーム供給ラインL
cのレール25の分岐部分Jおよび合流部分Kに上記の
ようなスライド機構を設けたので、該スライド機構でこ
れら部分J,Kの可動レール25L',25R'を搬送電車
26の走行方向に対して側方にスライドさせることによ
り、搬送電車26に上記組付ステーションNbcの左右い
ずれの側を走行させるかを確実に制御することができ
る。
【0037】以上の構成において、上記搬送電車26
は、サイドフレームラインLsの供給ステーションNcで
左右いずれか一方(例えば左側)のサブアッセンブリ済み
のサイドフレームSlを受け取った後、上記分岐部Jか
ら左側レール25Lを通って該サイドフレームSlを組
付ステーションNbcに供給し、上記合流部Kからリター
ンレール25cを通って再び供給ステーションNcへ行
き、ここで、今度は右側のサブアッセンブリ済みのサイ
ドフレームSrを受け取る。そして、上記分岐部Jから
今度は右側レール25Rを通って右側サイドフレームS
rを組付ステーションNbcに供給し、上記合流部Kから
リターンレール25cを通って、次の車体用の左側サイ
ドフレームSlを受け取るために再び供給ステーション
Ncへ向かうようになっている。
【0038】すなわち、1台の搬送電車26で、組付ス
テーションNbcの左右各側にサブアッセンブリ済みの左
右のサイドフレームSl,Srをそれぞれ供給することが
できるのである。また、サイドフレーム供給ラインLc
に上記分岐部Jと合流部Kとを設けたことにより、この
間のレール部分25L,25Rを除いては1本のレール
25で供給ラインLcを構成することができるので、従
来、左右それぞれ専用の供給ラインを設けていた場合に
比べて、このサイドフレーム供給ラインLcをコンパク
ト化することができ、この点においても、組立ラインの
省スペース化を図ることができる。
【0039】尚、上記実施例では、サイドフレーム供給
ラインLcに搬送電車26を1台だけ配置し、この1台
の搬送電車26で、組付ステーションNbcの左右各側に
サブアッセンブリ済みの左右のサイドフレームSl,Sr
をそれぞれ供給するようにしたものであったが、上記の
ような搬送電車26を、複数台、特に偶数台(例えば2
台)設け、左右のサイドフレームSl,Srについてそれぞ
れ専用の搬送電車を設定するようにしても良い。この場
合には、組付ステーションへのサイドフレームの供給の
ためのサイクルタイムを短くすることができ、また、各
搬送電車について左右両側のサイドフレーム用のクラン
プ装置を併設する必要がなくなり、搬送電車のクランプ
機構を簡略化することが可能になる。
【0040】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、左サイドフレームSl用の治具台車2lと右サイドフ
レームSr用の治具台車2rとを交互に移送しながら左右
のサイドフレームSl,Srをサブアッセンブリするサイ
ドフレームラインLsを設けたので、このラインLs一つ
で左右のサイドフレームSl,Srをサブアッセンブリす
ることができる。また、上記サイドフレーム供給ライン
Lcを設け、この供給ラインLcに備えられた搬送電車2
6にサブアッセンブリされた左右のサイドフレームSl,
Srを交互に移載するようにしたので、上記サイドフレ
ームラインLsからサブアッセンブリされた左右のサイ
ドフレームSl,Srを上記組付ステーションNbcの左右
各側にそれぞれ供給することができる。
【0041】従って、従来のように、左右各側用のサイ
ドフレームラインを別設する必要がなくなり、アンダボ
ディラインの左右いずれか一側のみに上記サイドフレー
ムラインを設けることにより、上記組付ステーションで
アンダボデイにサブアッセンブリ済みの左右の各サイド
フレームを組み付けることができるのである。すなわ
ち、従来、上記アンダボディラインの左右各側に左右そ
れぞれのサイドフレームラインを各々設けるようにして
いた場合に比べて、組立ライン全体の左右幅を著しく小
さくすることができる。この結果、例えば、工場の敷地
形状やレイアウトの関係で、幅方向スペースが比較的狭
い場合でも、支障なく組立ラインを構成することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る車体組立装置の全体構
成を表す平面説明図である。
【図2】 上記車体組立装置のサイドフレームラインの
治具台車を示す平面説明図である。
【図3】 上記サイドフレームラインの側面説明図であ
る。
【図4】 上記サイドフレームラインの正面説明図であ
る。
【図5】 上記サイドフレームライン上の作業ステーシ
ョンの一例を示す正面説明図である。
【図6】 上記サイドフレームライン上の供給ステーシ
ョンを示す正面説明図である。
【図7】 上記車体組立装置のサイドフレーム供給ライ
ンのレールと搬送電車とを示す側面説明図である。
【図8】 上記搬送電車の平面説明図である。
【図9】 上記搬送電車の正面説明図である。
【図10】 上記車体組立装置のアンダボディライン上
のサイドフレーム組付ステーションを示す正面説明図で
ある。
【図11】 上記サイドフレーム供給ラインの合流部の
平面説明図である。
【図12】 上記合流部の正面説明図である。
【図13】 上記合流部の側面説明図である。
【図14】 上記合流部におけるストッパ機構の説明図
である。
【符号の説明】
2,2l,2r…治具台車 21…ドロップリフタ 25L',25R'…可動レール 26…搬送電車 B…アンダボディ J…分岐部 K…合流部 Lb…アンダボディライン Lc…サイドフレーム供給ライン Ls…サイドフレームライン Nbc…組付ステーション Nc…供給ステーション S,Sl,Sr…サイドフレーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体のアンダボディと左右のサ
    イドフレームとを組み立てる組立方法であって、 左サイドフレーム用の治具搬送手段と右サイドフレーム
    用の治具搬送手段とを交互に移送しながら左右のサイド
    フレームをサブアッセンブリするサイドフレームライン
    を、上記アンダボディを搬送するアンダボディラインの
    左右いずれか一方のみに設けるとともに、サブアッセン
    ブリされた左右のサイドフレームを上記アンダボディラ
    インに設けられたサイドフレームの組付ステーションに
    搬送するサイドフレーム搬送手段を備えたサイドフレー
    ム供給ラインを、上記組付ステーションの前後いずれか
    一方側で左右に分岐するとともに上記組付ステーション
    の前後いずれか他方側で再び合流するように設け、上記
    サブアッセンブリされた左右のサイドフレームを交互に
    上記サイドフレーム搬送手段に移載するようにしたこと
    を特徴とする車体の組立方法。
  2. 【請求項2】 上記サイドフレーム搬送手段は、上記サ
    イドフレーム供給ラインの上記左右への分岐部分を通っ
    て左右いずれか一方のサブアッセンブリされたサイドフ
    レームを搬送し、該サイドフレームを上記組付ステーシ
    ョンの左右いずれか一側に供給した後、上記サイドフレ
    ーム供給ラインの合流部分を通って他のサブアッセンブ
    リされたサイドフレームを受け取りに行くことを特徴と
    する請求項1記載の車体の組立方法。
  3. 【請求項3】 自動車の車体のアンダボディと左右のサ
    イドフレームとを組み立てる組立装置であって、 上記アンダボディを搬送するアンダボディラインの左右
    いずれか一方のみに設けられ、左サイドフレーム用の治
    具搬送手段と右サイドフレーム用の治具搬送手段とを交
    互に移送しながら左右のサイドフレームをサブアッセン
    ブリするサイドフレームラインと、サブアッセンブリさ
    れた左右のサイドフレームを上記アンダボディラインに
    設けられたサイドフレームの組付ステーションに搬送す
    るサイドフレーム搬送手段を備えたサイドフレーム供給
    ラインと、上記サブアッセンブリされた左右のサイドフ
    レームを交互に上記サイドフレーム搬送手段に移載する
    移載手段とを備え、上記サイドフレーム搬送ラインは、
    上記組付ステーションの前後いずれか一方側で左右に分
    岐するとともに、上記組付ステーションの前後いずれか
    他方側で再び合流するように構成されていることを特徴
    とする車体の組立装置。
  4. 【請求項4】 上記サイドフレーム搬送手段は、自走式
    の搬送電車で構成され、上記サイドフレーム供給ライン
    の上記左右への分岐部分を通って左右いずれか一方のサ
    ブアッセンブリされたサイドフレームを搬送し、該サイ
    ドフレームを上記組付ステーションの左右いずれか一側
    に供給した後、上記サイドフレーム供給ラインの合流部
    分を通って他のサブアッセンブリされたサイドフレーム
    を受け取りに行くことを特徴とする請求項3記載の車体
    の組立装置。
  5. 【請求項5】 上記サイドフレーム供給ラインは上記サ
    イドフレームラインよりも上方に設けられており、上記
    移載手段は、サブアッセンブリされたサイドフレーム
    を、上記サイドフレームラインの治具搬送手段上から上
    記サイドフレーム供給ライン側まで持ち上げるリフタ装
    置で構成されていることを特徴とする請求項3または請
    求項4記載の車体の組立装置。
  6. 【請求項6】 上記サイドフレーム供給ラインは上記サ
    イドフレーム搬送手段を走行させるレールを備えて構成
    され、該レールの上記分岐部分および合流部分には、上
    記レールを上記サイドフレーム搬送手段の走行方向に対
    して側方にスライドさせるスライド装置が設けられてい
    ることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか一に
    記載の車体の組立装置。
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