JP2822238B2 - ロータリスイッチおよびその製造方法 - Google Patents

ロータリスイッチおよびその製造方法

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JP2822238B2
JP2822238B2 JP1322897A JP32289789A JP2822238B2 JP 2822238 B2 JP2822238 B2 JP 2822238B2 JP 1322897 A JP1322897 A JP 1322897A JP 32289789 A JP32289789 A JP 32289789A JP 2822238 B2 JP2822238 B2 JP 2822238B2
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rotor
code plate
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啓介 坂井
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MEIOH PLASTICS MOLDING Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ロータリスイッチに係るもので、特に接点
パターンのコード板を用いてコード出力を得る型のロー
タリスイッチおよびその製造方法の改良に関するもので
ある。
[発明の概要] 本発明は、接点パターンのコード板にロータのクリッ
ク用ばねを一体に連続形成したものを用いることによ
り、クリック機構の機能改善とロータリスイッチ製造の
簡易化を図ったものである。
[従来の技術] 従来この種のロータリスイッチとして、コード板をイ
ンサート成形により、合成樹脂のロータと一体成形する
と共に、ロータの外周部には、ハウジング内面と当接し
てクリック用ばねとして作用する腕部分を一体に突出形
成した構造のものが、実開昭61−16825号公報に開示さ
れている。
[発明が解決しようとする課題] 上記ロータリスイッチの構成によれば、コード板をイ
ンサート成形により合成樹脂のロータと一体成形するこ
とで、コード板とロータを一部品として扱える利点があ
り、またロータ底面とコード板とが同一高さにできるの
で、接点用端子とのあいだに良好な接触が得られるが、
ロータのクリック用ばねに問題がある。
上記のように、ロータの外周部に、クリック用ばねと
して作用する腕部分を一体成形した構造のものは、ばね
部材を別に成形して組付ける場合に比べ、材料費や工数
を軽減できる点で有利であるが、前記合成樹脂の腕部分
は、金属ばね材に比べて、ばね弾性に著しく劣る。ま
た、合成樹脂による前記腕部分は、温度の影響を受けや
すく、かつ経時的な劣化が早い。
[発明の目的] 本発明は、上記構成のロータリスイッチの問題点につ
いてなされたものであって、コード板のインサート成形
の利点を活かし、しかもロータのクリック用ばねに金属
ばねを使用しても、コストならびに工数の増加を招くこ
とのないロータリスイッチならびにその製造方法を提供
することを主たる目的としているものである。
[課題を解決するための手段] 本発明によるロータリスイッチは、ハウジングとロー
タとを備え、前記ロータの底面部位に金属コード板がイ
ンサート成形により一体に設けられ、前記コード板に連
続して形成してあるばね部材が、クリック用ばねとして
形付けされてロータの外周側に組付けられている構成に
特徴を有するものである。
さらに、本発明によるロータリスイッチの製造方法
は、金属板素材に、接点パターンのコード板とクリック
用ばねとなる部分を連続状態に成形するプレス工程と、
前記コード板に合成樹脂を一体成形してロータを作るイ
ンサート成形工程と、前記クリック用ばね部分を、コー
ド板と連続した状態で所要の形状に加工する形付け工程
と、形付けしたクリック用ばね部分をロータの外周側に
組付ける工程と、クリック用ばね組付けロータを金属板
素材から分離して単品とする工程と、単品とされたクリ
ック用ばね組付けロータをハウジングに組立てる工程と
から成ることを要旨しているものである。
[作用] 上記構成のロータリスイッチにあっては、ロータのク
リック用ばねは、ロータにインサート成形されたコード
板に連続されているので、ロータへの組付け作業は容易
である。また、クリック用ばねは金属材であるから、ク
リック作用に必要なばね弾性が得られる。
また、上記ロータリスイッチの製造方法にあっては、
金属素材に、接点パターンのコード板とクリック用ばね
となる部分を連続して成形するので、ロータリスイッチ
として完成するまでの工数の大幅な低減ができる。
[実施例] 図面は、本発明の実施例を示すもので、第1図および
第2図はロータリスイッチの構成を示し、第3図ないし
第7図はロータリスイッチの主要な製造工程を示したも
のである。
第1図および第2図において、1はロータリスイッチ
を構成しているハウジング、2はロータ、3はベースで
あって、すべて合成樹脂で形成されている。
前記ロータ2の底面部位には、インサート成形によ
り、接点パターンの金属コード板4が一体に設けられて
いる。一方、ロータ2の外周部位には、ハウジング1の
内側に当接するようにした金属製のクリック用ばね5が
組付けられている。このクリック用ばね5は、前記コー
ド板4を金属板素材からプレス加工で打ち抜く際に、連
続して打ち抜いたもので、コード板4をインサート成形
したあと、所要の形状に形付してからロータ2に組付け
たものである。なお、6は接点ばね、7は端子である。
次に、前記構成のロータリスイッチの製造方法を、第
3図ないし第7図に基づいて説明する。
まず、第3図に示すように、金属板素材Aにプレス加
工を施し、所要の接点パターンを有するコード板4と、
クリック用ばね5となる部分を連続状態に打ち抜く。図
中、a1はキャリア部分、a2,a3,a4は連結部分である。金
属板素材には、黄銅、リン青銅、ベリューム銅、ステン
レス鋼などが用いられ、また、金、銀などのメッキ加工
もできる。
次に、第4図に示すように、前記コード板4に合成樹
脂を一体成形(インサート成形)してロータ2を形成す
る。第4A図は、インサート成形したロータ部分の側面形
状を示したものである。
次に、第4図における連結部分azを切除し、第5図に
示すように、クリック用ばね5をキャリア部分a1から分
離する。
次に、第6図に示すように、クリック用ばね5を、プ
レス加工により、所要の形状に形付けする、第6A図は、
ロータ2の前面に形付けしたクリック用ばねの正面形状
を示したものである。
次に、第7図に示すように、形付けしたクリック用ば
ね5を、連結部分a3で連続した状態で、起立させ、ロー
タ2の外周部に組付ける。第7A図は組付けた状態の側面
形状をしたものである。
このあと、第7図の連結部分a4を切削して、コード板
とクリック用ばねを備えたロータ製品を単品として得
る。第8図は、そのロータ製品の平面形状を示したもの
である。
上記工程によって得られたロータ製品を、第1図に示
すように、ハウジング1内に収容し、ベース3を取付け
ることにより、ロータリスイッチが構成される。
[発明の効果] 以上に述べたように、本発明のロータリスイッチの構
成によれば、コード板に一体にクリック用ばねを一体に
連続形成し、それをロータに組付けてクリック用ばねと
しているので、別に金属ばねを作ってロータに取付ける
ものに比べ、ロータリスイッチの組立て作業の大幅な省
力化が可能である。
また、本発明のロータリスイッチの製造方法によれ
ば、コード板をプレス成形する工程で、コード板にクリ
ック用ばねを一体に連続形成するので、クリック用ばね
を単独に別工程で形成する手数が省けるばかりでなく、
クリック用ばねをコード板に連続した状態で形付けして
からロータに組付けるものであるから、これらの全工程
を連続する自動操作のもとで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すロータリスイッチの縦
断面図、第2図はロータ部分の正面図、第3図ないし第
8図はロータリスイッチの製造工程図、第4A図は第4図
のロータ部分の側面図、第6A図は第6図のロータ部分の
正面図、第7A図は第7図のロータ部分の側面図である。 1……ハウジング、2……ロータ、3……ベース、4…
…コード板、5……クリック用ばね、6……接点ばね、
7……端子、A……金属板素材、a1……キャリア部分、
a2,a3,a4……連結部分。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングとロータとを備え、前記ロータ
    の底面部位に金属コード板がインサート成形により一体
    的に設けられ、前記コード板に連続して形成してあるば
    ね部材が、クリック用ばねとして形付けされてロータの
    外周側に組付けられていることを特徴とするロータリス
    イッチ。
  2. 【請求項2】金属板素材に、接点パターンのコード板
    と、クリック用ばねとなる部分を連続状態に成形するプ
    レス工程と、前記コード板に合成樹脂を一体成形してロ
    ータを作るインサート成形工程と、前記クリック用ばね
    部分をコード板と連続した状態で所要の形状に加工する
    形付け工程と、形付けしたクリック用ばね部分をロータ
    の外周側に組付ける工程と、クリック用ばね組付けロー
    タを金属板素材から分離して単品とする工程と、単品と
    されたクリック用ばね組付けロータをハウジングに組立
    てる工程とから成ることを特徴とするロータリスイッチ
    の製造方法。
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CN117316688B (zh) * 2023-09-08 2024-04-12 浙江金莱勒电气有限公司 一种用于生产隔离开关的锁紧弹簧件的生产方法

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