JP2820216B2 - 自動二輪車のラジエター - Google Patents
自動二輪車のラジエターInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
ーに関するものである。
設け、該ラジエターとエンジン間で冷却水を循環させて
エンジンの冷却を行うようにしたものがある。図8はこ
のような従来の自動二輪車の車体前部の横断面図を示
し、図中、100はエンジン、101は前輪で、ラジエ
ター102はエンジン100の左右に対称に一対設けら
れている。(左右対称なので図面左側のものは省略す
る)103は車体の前部から側部にかけて設けたカウリ
ングで、このカウリング103は、図8に示すように車
体前部ではエンジン100の側方、及び下方に位置し、
前記ラジエター102はこのカウリング103とエンジ
ン100の間に位置する。(尚、カウルの内側に小型の
ラジエターを設けたものとしては、例えば特開平2−7
4484号公報がある)
構造では、ラジエター102の容量アップのためにラジ
エター102の上下長さを下方に延長しようとすると、
このラジエター102の下端がカウリング103の側部
103aと下部103bの間の斜部分103cに干渉し
てしまい、この斜め部分103cを下方に下げなければ
ならなくなる。従ってこのような従来の構造では、自動
二輪車のバンク角を大きく取ることができなくなるとい
う不具合があった。そこで図9のようにラジエター10
2を中心部分でラジエター102の幅方向線Lを中心に
折り曲げて形成し、バンク角を確保することも考えられ
るが、このように単純にラジエター102を折り曲げて
形成したのでは、ラジエター102がエンジン100に
干渉してしまう虞れがある。
本発明は、ラジエターを、水管の軸に斜めの線を折曲げ
線にして水管をく字状に曲げ、水管の一端のタンクに対
して他端のタンクを非平行にして、どの向きから見ても
2本のタンクが非平行となるようにし、後部下部が車体
中、後部下部が車体中心に近づくように3次元的に折曲
げたものであることを特徴とする。
ジエターは容易にエンジンを迂回する形態となり、併せ
てラジエターの容量を拡大することができる。 そして、
後部下部を車体中心へ近づけたことにより、このような
ラジエターにカウリングを沿わせれば、カウリングは車
体下部並びに後部に行くにしたがって漸次幅を狭めるこ
とができ、この結果、大きなバンク角を確保することが
できる。
づいて説明する。図1は自動二輪車の側面図、図2は同
正面図、図3は自動二輪車の要部拡大側面図を示す。こ
れらの図中、1は左右の車体フレーム、2は車体フレー
ム1に支持される燃料タンク、3はフロントフォーク、
4はフロントフォーク3に支持される前輪、5はリヤア
ーム、6はリヤアーム5に支持される後輪、7はシー
ト、8はハンドルを示す。前記左右の車体フレーム1、
1内には図3に示すようにエンジン10を配置し、この
エンジン10は、前後にシリンダ10a、10bが突出
するいわゆるV型エンジンである。車体の前部乃至側部
にかけてはカウリング11を装着し、図1に示すように
該カウリング11は、上部11aと下部11bから構成
し、又、図2に示すように該カウリング11は、車体上
部が最も幅が大きく、下にいくにしたがって漸次幅が狭
くなり、且つ、車体後方にいくにしたがって漸次幅が狭
くなるように形成されている。このカウリング11の前
面には上下、左右に大きな幅を有する冷却風導入用の開
口12を形成し、カウリング11の側面には冷却風排出
用の開口13、13を形成する。
ー14、14を配設し、図4は屈曲加工前のラジエター
14の正面図、図5は屈曲加工後のラジエター14の側
面図、図6は屈曲加工後のラジエター14の斜視図を示
す。前記ラジエター14は、ブラケットB1、B2を介
して車体フレーム1、エンジン10に取付けられてお
り、又、上下にタンク15、16を有し、これらのタン
ク15、16は上下方向に延出する水管17…で連通さ
れている。この水管17はラジエター14の幅方向に一
定間隔をもって複数配置されており、これらの水管17
…を横方向に延出する多数のフィン18…で連結する。
前記タンク15の側面には、エンジン10側に連通し、
エンジン10側からの冷却水をタンク15内に導入する
連結管19を設け、又、タンク15の上面には冷却水注
入口20を設ける。又、タンク16下面には該タンク1
6内の冷却水をエンジン10側に供給する連結管21を
設ける。
から下部がエンジン10側に屈曲し、これによりラジエ
ター14の容量が大きく取れるようになっている。そし
てこの屈曲は図4に示すようにラジエター14に斜めの
線L1(水管17を斜めに切断する線)を折曲げ中心と
して3次元的に折曲げるようにしたものである。従っ
て、ラジエター14の下部は図7に示すように全体的に
エンジン10側に向けて傾斜するとともに後部14aが
前部14bよりも更にエンジン10側に近づくように3
次元的に屈曲する。
ず、ラジエター14の下部を全体的にエンジン10側に
屈曲させるので、図8に示した従来例のように容量アッ
プのために単純にラジエター102を下方へ延長した構
造に比べてラジエター14の下方(地面側)への突出量
を可及的に小さくすることができる。従ってカウリング
11の側方と下方の間の斜め部分11cを上方に位置さ
せることが可能になり、バンク角を十分に取ることが可
能になる(図7中、L2はバンク角ラインを示す)。
又、その一方で、ラジエター14は前述のように3次元
的に屈曲することからラジエター14下部全てが同一の
角度でエンジン10側へ突出するのを避けることがで
き、特にラジエター14下部の前部14bのエンジン1
0側への突出は最低限度にとどまる。従って図9に示し
た従来例のようにラジエター102を単純にエンジン1
00側に屈曲させた構造では、ラジエター102がエン
ジン100と干渉するが、本実施例の構造ではこのよう
な不具合が生じることがなく、ラジエター14を屈曲さ
せてもラジエター14がエンジン10と干渉するのを防
ぐことができる。又、ラジエター14を前述のように屈
曲させることで、このラジエター14をカウリング11
に合致した形状(後方にいくに従って漸次幅が狭くなる
形状)にすることができ、ラジエター14をカウリング
11の内面に沿わせて配置することが可能となる。従っ
てエンジン10とカウリング11の間の隙間が小さくて
もラジエター14の配置が可能となる。
エターを、3次元的に折曲げたので、ラジエターは容易
にエンジンを迂回する形態となり、併せてラジエターの
容量を拡大することができる。 そして、後部下部を車体
中心へ近づけたことにより、このようなラジエターにカ
ウリングを沿わせれば、カウリングは車体下部並びに後
部に行くにしたがって漸次幅を狭めることができ、この
結果、大きなバンク角を確保することができる。
断面図。
車の前部の横断面図の斜視図。
車の前部の横断面図の斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体前部及びエンジンをカウリングで囲
い、このカウリング内に且つ車体の左右にラジエターを
配置した自動二輪車において、前記ラジエターは、水管
の軸に斜めの線を折曲げ線にして水管をく字状に曲げ、
水管の一端のタンクに対して他端のタンクを傾斜させ
て、どの向きから見ても2本のタンクが非平行となるよ
うにし、後部下部が車体中心に近づくように3次元的に
折曲げたものであることを特徴とした自動二輪車のラジ
エター。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5064265A JP2820216B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 自動二輪車のラジエター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06270870A JPH06270870A (ja) | 1994-09-27 |
JP2820216B2 true JP2820216B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=13253206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5064265A Expired - Fee Related JP2820216B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 自動二輪車のラジエター |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2820216B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JPH0194091A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-12 | Suzuki Motor Co Ltd | オートバイのラジエター |
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JPH02190223A (ja) * | 1989-01-18 | 1990-07-26 | Nippondenso Co Ltd | ラジエータの製造方法 |
JPH02145587U (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-11 | ||
JP3183526B2 (ja) * | 1991-03-20 | 2001-07-09 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のラジエータ配置構造 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP5064265A patent/JP2820216B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06270870A (ja) | 1994-09-27 |
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