JP2818646B2 - 基準電圧源または基準電流源用の高速始動機能を備えた集積回路 - Google Patents

基準電圧源または基準電流源用の高速始動機能を備えた集積回路

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JP2818646B2
JP2818646B2 JP7246624A JP24662495A JP2818646B2 JP 2818646 B2 JP2818646 B2 JP 2818646B2 JP 7246624 A JP7246624 A JP 7246624A JP 24662495 A JP24662495 A JP 24662495A JP 2818646 B2 JP2818646 B2 JP 2818646B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路に関する
ものである。さらに特定するならば、本発明は、集積回
路の基準電圧または基準電流の発生器をスタンバイモー
ドとする場合に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在多くの集積回路は、ノーマルモード
と消費電力の低いスタンバイモードとで動作する。集積
回路が、集積回路の有する通常機能の全てを実行する必
要のない場合に、スタンバイモードがとられる。その場
合、集積回路は、通常機能を復活させる必要のある事象
が現れるのを監視するだけでよい。このスタンバイモー
ドでは、通常機能が不必要に電流を消費しないのが望ま
しい。そのために、現在スタンバイモードにおいて電流
を不必要に消費する可能性のある幾つかの回路アームを
遮断することが一般的になっている。スタンバイモード
は、回路の内部ノードまたは回路の外部アクセス端子に
現れる論理信号の所定の論理状態、すなわち0または1
によって規定される。この論理信号は、集積回路の各種
アームにおける電流消費を遮断するスイッチを制御する
ために使用される。
【0003】本発明は、そのような集積回路における基
準電圧または基準電流の発生器をスタンバイモードとす
る場合に関するものである。これらの発生器は、集積回
路のその他の要素の動作に必要とされる安定したレベル
の電圧または電流を供給する回路要素である。集積回路
のその他の機能と同様、スタンバイモードではこれらの
基準レベル発生器の電流消費を遮断するのが適当であ
る。しかしながら、集積回路が再び通常動作モードに戻
る時には、それらの基準レベル発生器も非常に迅速に、
制御された方法で(特に発振なしで)再始動されなけれ
ばならない。実際、ノーマルモードが回復される途中で
これらの発生器が、制御されていないランダムな状態を
出力することがないようにすることが不可欠である。同
様に、集積回路がパワーオンリセット動作を受ける時、
すなわち電源を遮断した後で再び集積回路に給電する
際、これらの基準レベル発生器は、制御されていないレ
ベルを出力してはならない。
【0004】従って、これら基準レベル発生器の電流消
費を、“POR−STBY”と呼ばれる論理信号で制御
するシステムが考案された。この信号が1である時、シ
ステムはスタンバイモードとなる。信号が0の時、シス
テムはノーマルモードである。さらにこの信号は1から
0への遷移を受ける。この遷移は、短時間または長時間
の給電停止後に集積回路の電源電圧が十分なレベルに戻
った時、パワーオンリセット回路によって行われるもの
である。CMOS技術における基準電圧(または基準電
流)発生器は一般に、少なくとも1つの電流循環アーム
を有し、このアームには直列に接続されたNチャネルト
ランジスタとPチャネルトランジスタが備えられてお
り、2つのトランジスタのうちの1つはそのゲートを自
らのドレインに接続されている。一般に、この種のアー
ムが少なくとも2本存在し、これら2本のアームが、基
準レベル発生器の構造の基礎である電流の相互のコピー
を行うように組み合わされている。
【0005】図1は4つのトランジスタP1、P2(P
チャネルトランジスタ)およびN1、N2(Nチャネル
トランジスタ)を有する基準レベル発生器の典型的な例
を示している。2つのPチャネルトランジスタのゲート
は互いに接続されており、ソースは電位Vddの電源端子
Aに接続されている。2つのNチャネルトランジスタの
ゲートは互いに結合されており、ソースはグランド端子
Bに接続されている。P1のドレインとN1のドレイン
は接続されて第1の電流アームを構成している。P2の
ドレインとN2のドレインは接続されて第2の電流アー
ムを構成している。P1のゲートはそれ自身のドレイン
に接続されており、第1の基準電圧Vref Pを与える第
1の出力S1を構成している。N2のゲートはそれ自身
のドレインに接続されて、第2の基準電圧Vref Nを与
える第2の出力S2を構成している。
【0006】従って、図1の回路は基準電圧の2重発生
器である。これは、集積回路のN型トランジスタとP型
トランジスタそれぞれの閾値電圧に近い2つの基準電圧
を発生する必要がある場合に使用される。その他にも1
つまたはそれ以上の基準電圧を発生する発生器の例は数
多く存在する。図2は、スタンバイモードで図1の基準
レベル発生器の電力消費を断ち、論理信号POR−ST
BYの後縁で再始動させるための、これまでに提案され
た例を示したものである。この後縁とはスタンバイ後ま
たは電源電圧Vddを回復する動作の後に現れる。
【0007】この提案は以下のようなものである。2つ
のトランジスタQ1とQ2を、アームP1、N1とアー
ムP2、N2にひとつずつ挿入する。これらのトランジ
スタは、スタンバイモードでオフで、ノーマルモードで
導通状態である。これらのトランジスタは、例えばトラ
ンジスタP1およびP2と端子A(Vdd)との間に挿入
されて信号POR−STBYによって制御されるPチャ
ネルトランジスタであるか、あるいはN1およびN2と
グランドとの間に挿入されて上記制御信号POR−ST
BYの反転論理信号NPOR−STBYによって制御さ
れるNチャネルトランジスタである。低閾値電圧トラン
ジスタD1を用いて2つの基準出力S1とS2を短絡さ
せ、スタンバイ中、これら2つの基準出力に中間共通電
位を出力させる。制御信号POR−STBYとトランジ
スタP1およびP2のゲートとの間、または反転制御信
号NPOR−STBYとトランジスタN1およびN2の
ゲートとの間にコンデンサCを配置する。
【0008】トランジスタQ1およびQ2が電力消費を
遮断する。トランジスタD1は、パワーオンリセット時
または再始動動作時に、出力S1とS2とが同一の平均
レベルからスタートすることを可能にする。コンデンサ
Cは、パワーオンリセット動作(POR−STBYの後
縁における)時に回路を極端にアンバランスにし、特に
基準レベル発生器を構成するトランジスタの抵抗性が高
い場合(しばしば見られるケースである)に、基準レベ
ル発生器がその通常状態を回復するのが遅くなりすぎな
いようにする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この回路には、出力ノ
ードS1およびS2がスタンバイモードで浮動電位であ
るという欠点があることが見出されている。この電位が
Vref NとVref Pの間のちょうど真ん中のレベルにな
るとすれば、これは許容可能である。しかしこれは確か
ではない。さらに、コンデンサCは集積回路上でかなり
の空間を占める。結局、この回路は、POR−STBY
の後縁の時点において電源電圧Vddが十分に高いという
条件で動作する。電源電圧が非常に低い場合でも動作す
る回路、特に、給電遮断後、低レベルのVdd(約2V)
についてパワーオンリセット動作が保証されるような回
路の開発が求められつつある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この問題の包括的な解決
方法を提供するために、特に給電遮断後または一定のス
タンバイ期間の後、基準レベル発生器を迅速かつ確実に
再始動させるために、本発明は以下のような提案を行う
ものである。第1に、これまで行われているように、基
準レベル発生器のアームとグランドまたは電源端子(V
dd)との間にトランジスタを介在させる。第2に、スタ
ンバイモードで基準レベル発生器の出力を基準電位に接
続する。実際には、これら基準電位は端子AおよびBの
電源電位である;最後に、トランスファゲートを用い
て、基準レベル発生器のトランジスタの単数または複数
のゲート−ドレイン間接続をそれぞれ遮断する(これら
のゲート−ドレイン間接続は、電源端子AとBとの間に
電流消費経路を作り出す。なぜならば、上記出力が、浮
動状態のままとなる代わりに基準電位に接続されるから
である。) 言い換えれば、グランドまたはVddへの接続のみを切断
するというスタンバイ回路の一般的な原理に反して、こ
の場合は、グランドおよび電源端子(Vdd)への接続を
意図的に付加するが、この付加を補償するために、別の
場所にもう1つのスイッチ(または多数の別のスイッ
チ)を配置する。
【0011】
【発明の実施の形態】従って、本発明は、直列に接続さ
れたNチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタ
を備え、上記2つのトランジスタのうちの一方が基準ト
ランジスタを構成し、ノーマルモードでそのドレインを
それ自身のゲートに接続されており、上記ゲートが基準
レベル発生器の出力に接続されている、少なくとも1つ
の第1の電流循環アームと、上記 電流循環アームと電
源端子との間に置かれたスタンバイモードトランジスタ
と、上記スタンバイモードトランジスタをスタンバイモ
ードでオフにしてノーマルモードでオンにするモード信
号を与えるモード制御入力とを備え、上記モード信号に
よって制御されるトランジスタが上記出力と非浮動基準
電位(好ましくは電源端子またはグランド)との間に接
続され、上記基準トランジスタのゲートとドレインとの
間にパスゲートが挿入され、このパスゲートがスタンバ
イモードでオフとなるように上記モード信号によって制
御されることを特徴とする、(電圧または電流)基準レ
ベル発生器を提案するものである。
【0012】「パスゲート」という言葉は、オンまたは
オフとなって、オンの時に非常に小さい電圧降下を導入
するスイッチを意味するものと理解されたい。実際に
は、パスゲートは、互いに相補的な論理信号(ここでは
モード信号とその反転信号)によって制御される、互い
に反対の導電型を有する2つのトランジスタを並列接続
して構成される。本発明は特に、図1のような、直列に
接続された互いに反対の導電型のトランジスタをそれぞ
れ有する2本の電流循環アームを備えた電圧発生器であ
って、2本のアームのトランジスタが、一方のアームが
もう一方のアームの電流をコピーするように接続されて
いる電圧発生器に適用することができる。
【0013】図1の発生器の場合のように2つの基準出
力が存在するならば、これらの出力はそれぞれスタンバ
イモードで非浮動電位とされることができるが、パスゲ
ートによって、それぞれのアームの基準トランジスタの
ゲート−ドレイン間接続を切断する必要はない。つま
り、以下に説明するように一方の接続のみを切断するこ
とができる。切断される接続は、スタンバイモードで電
流消費経路が導入される可能性のある方の接続である。
これは、まず第1に、スタンバイモードで出力が接続さ
れる非浮動電位によって、第2に、スタンバイモードに
おけるトランジスタの位置によって決定され、これは、
これらのトランジスタが電源端子(グランドまたは電源
電圧Vdd)のいずれか一方に接続されるためである。
【0014】最後に、基準電圧発生器の出力が、スタン
バイモードで、基準電圧発生器の迅速な再始動に最も適
した電位でない電位に接続されることが望ましい場合に
は、以下のプロセスが実行される。つまり、スタンバイ
モードで、基準トランジスタのゲートが、迅速な再始動
またはパワーオンリセット動作に最も適した電位に接続
される。さらに、ノーマルモードでオンでスタンバイモ
ードでオフであるパスゲートが、これらのゲートと基準
電圧発生器の出力との間に配置され、上記の出力が、ノ
ーマルモードでオフでスタンバイモードでオンであるト
ランジスタを介して所望の電位に接続される。以下添付
図を参照して行う詳細な説明により、本発明の特徴およ
び利点が明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1の基本的なブロック図より、図3の基準
電流または基準電圧の発生器が構成される。もう1つの
基本的なブロック図を基にして、本発明の実施方法は以
下の説明より容易に推論される。この種のブロック図に
おいては、電圧と電流とは不可分に関連付けられている
ので、「基準電圧発生器」と「基準電流発生器」という
用語は区別なく使用することができることは理解されよ
う。つまり一方で、ここで与えられる基準電圧は、トラ
ンジスタのゲート−ソース電圧であって、従って、この
トランジスタを流れる電流そのものを意味する。もう一
方では、この基準電圧は、通常、電流源制御のために使
用され、この電流源の役割はトランジスタ中を流れる電
流をコピーすることにある。従ってこの電流は基準電流
である。
【0016】図3では、図1と共通の要素は同じ参照番
号で示されており、図1について行った説明がそのまま
適用される。基準レベル発生器は2本の電流循環アーム
を有し、これらのアームは電源端子A(Vdd)とB(グ
ランド)との間で給電されている。アームは、それぞれ
少なくとも2個の直列接続されたトランジスタ、第1の
アームについてはP1とN1、第2のアームについては
P2とN2を有する。しかしながら、各アームには、2
個より多くのトランジスタ、つまりスタンバイモードの
ために特に追加されるトランジスタ以外のトランジスタ
を備えることができる。N1とN2とはNチャネルトラ
ンジスタであって、P1とP2とはPチャネルトランジ
スタである。
【0017】アームのトランジスタは、一方のアームが
もう一方のアームの電流をコピーするように接続されて
いる。これは標準的な構成であるが、これよりも複雑な
別の構造とすることも可能である。この相互コピー動作
を実行するために、トランジスタP1とP2は、P2が
P1内の電流をコピーする電流ミラーとして接続され、
トランジスタN1とN2は、N1がN2の電流をコピー
する電流ミラーとして接続される。そのために、トラン
ジスタP1とP2は、それらのゲートが互いに接続され
てソースが同じ電位、この場合は端子Aの電位Vddに接
続されている。明らかなように、トランジスタP1は、
ノーマルモードではそのゲートをそれ自身のドレインに
接続されているが、スタンバイモードでは、ゲートがそ
れ自身のドレインから切り離されている。そのために、
P1のゲート−ドレイン間接続にパスゲートPT1が挿
入されている。
【0018】トランジスタN1とN2は、それらのゲー
トが互いに接続されて、ノーマルモードではソースが同
一の電位に接続されている。この電位はグランド電位で
ある。しかしながら、トランジスタN1とN2のソース
−グランド間接続には、トランジスタQ1とQ2が挿入
されている。これらのトランジスタがオンの場合(ノー
マルモード)、N1とN2のソースは事実上グランド電
位であって、2本のアーム(P1、N1)および(P
2、N2)が相互に電流をコピーするという役割を果た
す。これらのトランジスタがオフの場合、2本のアーム
において電流が遮断されて、これらのアームはもはや、
相互に電流をコピーするという役割を行うことはない。
N2のドレインはそれ自身のゲートに接続されている。
基準レベル発生器は、P1とP2のゲート接続およびN
1とN2のゲート接続から得られる出力S1とS2を有
する(出力S1はノーマルモードで基準電圧Vref Pを
与え、出力S2はノーマルモードで基準電圧Vref Nを
与える)。
【0019】この例では、トランジスタQ1とQ2は、
トランジスタN1およびN2とグランドとの間に設置さ
れたNチャネルトランジスタである。それらは同様に、
トランジスタP1およびP2と端子Aとの間に設置され
たPチャネルトランジスタであってもよいことは理解さ
れよう。その場合トランジスタQ1とQ2は図3に示し
た例の場合とは反対の論理レベルによって制御される。
この回路はモード信号POR−STBYのためのモード
制御入力を有する。上記の例では、この信号POR−S
TBYが、スタンバイモードでは論理レベル“1”で、
ノーマルモードでは論理レベル“0”であると仮定され
ている。この信号は、モード変更時、あるいは電源電圧
が一時中断された後で再び十分となったことがパワーオ
ンリセット回路(図示せず)によって検出された時に、
1から0への後縁遷移を受ける。従って、この信号PO
R−STBYは、モード変更命令およびパワーオンリセ
ット回路の出力の両方から得られる信号である。
【0020】インバータINV1が、モード信号POR
−STBYの反転論理信号NPOR−STBYを与え
る。トランジスタQ1とQ2は、インバータINV1の
出力NPRO−STBYによって制御される。なぜなら
ば、これらのトランジスタはノーマルモードでオン、ス
タンバイモードでオフでなければならないからである。
パスゲートPT1は、信号POR−STBYおよびNP
OR−STBYによって制御されて、ノーマルモードで
オン、スタンバイモードでオフとなる。
【0021】さらに、出力S1とS2はスタンバイモー
ドで非浮動電位となることになっている。これは、ノー
マルモードに戻る時点でより迅速な再始動を可能にし、
さらに、必要であれば、例えスタンバイモードであって
も、出力S1とS2をそれ以降の段階で論理目的に使用
することを可能にするためである。そのために、トラン
ジスタQ3とトランジスタQ4が、スタンバイモード
で、出力S1、S2の一方をグランドに接続してもう一
方をVddに接続することを可能にする。上記の実施例で
は、トランジスタQ3は出力S1とグランドとの間に接
続されており、それは信号POR−STBYによって制
御されるNチャネルトランジスタである。さらにトラン
ジスタQ4は出力S2と端子A(Vdd)との間に接続さ
れており、これは反転信号NPOR−STBYによって
制御されるPチャネルトランジスタである。
【0022】パス−ゲートPT1の役割は以下のとおり
である。スタンバイモードでパスゲートPT1がP1の
ドレイン−ゲート間接続を遮断しないならば、トランジ
スタP1(ゲートがQ3によって接地接続されているの
でオンである)、P1のドレイン−ゲート間接続、およ
びP1のゲートを接地接続するトランジスタQ3を介し
て、端子Aとグランドとの間に電流の経路が存在するこ
とになる。スタンバイモードでゲート−ドレイン間接続
を遮断することによって、出力S1のグランド接続を妨
害することなく、この電流消費経路を切断することがで
きる。
【0023】トランジスタN2のゲート−ドレイン間接
続に類似のパスゲートを設ける必要はないことに注意さ
れたい。しかしながら、トランジスタQ1とQ2を、N
1およびN2とグランドとの間に接続する代わりにトラ
ンジスタP1およびP2と端子Aとの間に挿入するなら
ば、パスゲートを備えなければならないのはP1のゲー
ト−ドレイン間接続ではなくN2のゲート−ドレイン間
接続である。図3のブロック図では、スタンバイモード
の後のノーマルモードへの移行時でもパワーオンリセッ
ト動作時でも、基準レベル発生器は、高速かつ発振なし
で確実に再始動される。スタンバイモードで基準レベル
発生器の出力がとる値は、S1で0レベルとなってS2
で1レベルとなるのではなく、互いに反対となることも
可能である。あるいは、スタンバイモードでS1とS2
に別の基準レベルを設けることも望ましい。しかしなが
ら、基準レベル発生器の迅速な再始動を確実にするため
に最も適切な電位は、トランジスタP1のゲート(端子
S1)で0電位、およびトランジスタN1のゲート(端
子S2)で電位Vddというものである。
【0024】この場合、図4のブロック図を使用しても
よい。要素は図3と同じであるが、出力S1とS2の下
流にパスゲートPT2とPT3が追加されている。これ
らのパスゲートは、信号POR−STBYとその反転信
号NPOR−STBYによって制御されており、ノーマ
ルモードでオンであって、ごく小さな電圧降下を導入す
る。従って、出力S’1とS’2では、S1およびS2
と実質的に同じ基準電圧Vref PおよびVref Nが得ら
れる。その場合、S’1とS’2は基準レベル発生器の
真の出力として使用される。その場合、出力S’1と
S’2とをスタンバイモードで所望の電位に接続するた
めに、スタンバイモードでのみ導通状態となる2つのト
ランジスタQ5とQ6を追加する。ここで、Q5は、ス
タンバイモードでS’1をVddに接続するPチャンルト
ランジスタである。Q5はNPOR−STBYによって
制御される。さらにQ6は、スタンバイモードでS’2
をグランドに接続するためのNチャネルトランジスタで
ある。Q6はPOR−STBYによって制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の基準電流または基準電圧の発生器
を示すブロック図。
【図2】 スタンバイモードを備えた基準レベル発生器
を示すブロック図。
【図3】 本発明の基準レベル発生器を示すブロック
図。
【図4】 本発明の基準レベル発生器の変形例を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
P1、P2 Pチャネルトランジスタ N1、N2 Nチャネルトランジスタ Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6 トランジスタ S1、S2、S’1、S’2 基準出力 D1 低閾値電圧トランジスタ PT1、PT2、PT3 パスゲート INV1 インバータ Vref P、Vref N 基準電圧 POR−STBY、NPOR−STBY 制御信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05F 3/24 G11C 11/34 H01L 27/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続されたNチャネルトランジス
    タとPチャネルトランジスタを備え、上記2つのトラン
    ジスタのうちの一方が基準トランジスタを構成し、ノー
    マルモードでそのドレインをそれ自身のゲートに接続さ
    れており、上記ゲートが基準レベル発生器の出力に接続
    されている、少なくとも1つの第1の電流循環アーム
    と、上記 電流循環アームと電源端子との間に置かれたスタ
    ンバイモードトランジスタと、 上記スタンバイモードトランジスタをスタンバイモード
    でオフにしてノーマルモードでオンにするモード信号を
    与えるモード制御入力とを備え、 上記モード信号によって制御されるトランジスタが上記
    出力と非浮動基準電位との間に接続され、上記基準トラ
    ンジスタのゲートとドレインとの間にパスゲートが挿入
    され、このパスゲートがスタンバイモードでオフとなる
    ように上記モード信号によって制御されることを特徴と
    する集積回路型の基準レベル発生器。
  2. 【請求項2】 上記非浮動基準電位が基準レベル発生器
    の電源端子であることを特徴とする請求項1に記載の基
    準レベル発生器。
  3. 【請求項3】 互いに反対の形のトランジスタが直列に
    接続されて各々なる2本の電流循環アームを備え、上記
    2本のアームのトランジスタが、一方のアームがもう一
    方のアームの電流をコピーするように接続されているこ
    とを特徴とする請求項1および2のいずれか一項に記載
    の基準レベル発生器。
  4. 【請求項4】 2つの出力と2つの基準トランジスタを
    備え、上記2つの基準トランジスタはそれぞれノーマル
    モードでゲートをそれ自身のドレインと各出力とに接続
    され、上記基準トランジスタの一方のゲート−ドレイン
    間接続のみにパスゲートが挿入されていることを特徴と
    する請求項3に記載の基準レベル発生器。
  5. 【請求項5】 上記基準電位が第1の出力用の第1の電
    源端子と第2の出力用の第2の電源端子とによって構成
    されていることを特徴とする請求項4に記載の基準レベ
    ル発生器。
  6. 【請求項6】 上記基準トランジスタのゲートと基準レ
    ベル発生器のそれに対応する出力との間に、ノーマルモ
    ードでオンでありスタンバイモードでオフであるパスゲ
    ートが挿入され、上記出力が、ノーマルモードでオフで
    ありスタンバイモードでオンであるトランジスタを介し
    て、スタンバイモードで所望の電位に接続されることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の基準レ
    ベル発生器。
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