JP2816059B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
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Description
し、さらに詳しくは、導電性支持体上に形成せしめた感
光層の中にエナミン基含有化合物を含有せしめる電子写
真感光体に関するものである。
感光体の感光層には、無機物質であるセレン、硫化カド
ミウム、アモルファスシリコン、酸化亜鉛などが広く使
用されているが、近年有機物質の光導電性材料を電子写
真感光体として用いる研究が多く行なわれている。
基本的な性質を掲げると(1)暗所においてコロナ放電
による電荷の帯電性が高いこと、(2)得られたコロナ
帯電による電荷が暗所において減衰の少ないこと、
(3)光の照射によって電荷が速やかに散逸すること、
(4)光の照射後の残留電荷が少ないこと、(5)繰り
返し使用時による残留電位の増加、初期電位の減下が少
ないこと、(6)気温、湿度により電子写真特性の変化
が少ないこと、などである。
ン、硫化カドミウムなどは、基本的な性質の面では感光
体としての条件を備えているが、製造上の問題、例えば
毒性が強い、皮膜性が困難である、可塑性が余りない、
製造コストが高いなどの欠点を有している。更に将来的
に見るならば、資源の枯渇により、生産に限りのあるこ
れら無機物質よりも、また、毒性による公害の面におい
ても、無機物質から有機物質の感光体の使用が望まれて
いる。これらの点に鑑みて、近年有機物質からなる電子
写真感光体の研究が盛んに行なわれ、種々の有機物質を
用いた電子写真感光体が提案され、実用化されているも
のもある。
て、透明性が良く、軽量で成膜性も容易で、正、負の両
帯電性を有しており、感光体の製造も容易であるなどの
利点を有する。今までに提案されている有機系の電子写
真感光体の代表的なものとして、例えば、ポリビニルカ
ルバゾール及びその誘電体があるが、これらは必ずしも
皮膜性や可塑性、溶解性、接着性などが充分でなく、ま
た、ポリビニルカルバゾールをピリリュウム塩色素で増
感したもの(特公昭48−25658)や、ポリビニル
カルバゾールと2.4.7‐トリニトロフロレノンで増
感したもの(米国特許第3484237号)などの改良
されたものもあるが、先に掲げた感光体としての要求さ
れる基本的な性質、更には機械的強度、高耐久性などの
要求を満足するものは、未だ充分に得られていない。
度で高耐久性を有する電子写真感光体を提供することで
ある。特に、温湿度に対する安定性に優れ、かつ帯電特
性が高く、繰り返し使用でも光感度の低下がほとんど起
らない電子写真感光体を提供することである。
の高感度及び高耐久性を有する光導電性物質の研究を行
なった結果、特定の構造を有するN‐フェニル,N‐ナ
フチルエナミン誘導体が有効であることを見いだし、本
発明を完成するに至った。すなわち、
に形成せしめた感光層中に、下記一般式(I)で示され
るN‐フェニル,N‐ナフチルエナミン誘導体を含有せ
しめたことを特徴とする。
基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有して
もよいアラルキル基、もしくは置換基を有してもよい複
素環基であり、更にA,Bは互いに環を形成してもよい
(たゞし、A,Bがともに水素、低級アルキル基の場合
は除く)。また、R1 ,R2 は水素、低級アルコキシ
基、低級アルキル基、もしくはハロゲンであり、更にR
1 とR2 は互いに環を形成してもよい。R3 とR4 は水
素、低級アルキル基、置換基を有してもよいアリール
基、もしくは置換基を有してもよい複素環基である(た
ゞし、R3 ,R4 がともに水素の場合は除く)。]
導電性支持体上に形成せしめた感光層中に、下記一般式
(II)で示されるN‐フェニル,N‐4‐ビニルナフチ
ルエナミン誘導体(以下、ビニルナフチルエナミン誘導
体という)を含有せしめたことを特徴とする。
シ基、低級アルキル基、もしくはハロゲンであり、更に
R1 とR2 は互いに環を形成してもよい。R3 とR4 は
水素、低級アルキル基、置換基を有してもよいアリール
基、置換基を有してもよい複素環基である(たゞし、R
3 ,R4 がともに水素の場合は除く)。A,Bは水素、
低級アルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置
換基を有してもよいアラルキル基、もしくは置換基を有
してもよい複素環基であり、更にA,Bは互いに環を形
成してもよい(たゞし、A,Bがともに水素、低級アル
キル基の場合は除く)。]一般式(II)で示されるビニ
ルナフチルエナミン誘導体の好ましい化合物としては、
つぎの一般式(III)および(IV)で示される化合物をあ
げることができる。
あり、R1 ,R2 ,R 3 ,R4 は前記と同様である。)
感光体が電荷移動物質と電荷発生物質を含有し、当該電
荷移動物質が、前記一般式(II)で示されるビニルナフ
チルエナミン誘導体である電子写真感光体が好ましい。
導電性支持体上に形成せしめた感光層中に下記一般式
(V)で示されるエナミン基含有ヒドラゾン化合物を含
有せしめた事を特徴とする。
シ基、低級アルキル基、もしくはハロゲンであり、更に
R1 とR2 は互いに環を形成してもよい。R3 とR4 は
水素、低級アルキル基、置換基を有してもよいアリール
基、もしくは置換基を有してもよい複素環基である(た
ゞし、R3 ,R4 がともに水素の場合は除く)。A,B
は低級アルキル基、置換基を有してもよいアリール基、
置換基を有してもよいアラルキル基、もしくは置換基を
有してもよい複素環基であり、更にA,Bは互いに環を
形成してもよい。]
ドラゾン化合物の好ましい化合物としては、つぎの一般
式(VI)および(VII)で示される化合物をあげることが
できる。
必要な残基であり、R1 ,R2 ,R3 ,R4 は前記と同
様である。)
記感光体が電荷移動物質と電荷発生物質を含有し、当該
電荷移動物質が、前記一般式(V)で示されるエナミン
基含有ヒドラゾン化合物である電子写真感光体が好まし
い。
ビニルナフチルエナミン誘導体は、通常、以下の反応式
(1),(2),(3),(4)のプロセスで合成され
る。
以外は各記号は一般式(II)と同義である。)
ブ中の加熱反応で、第2級アミンを得る。(2)におい
て、該第2級アミンとアルデヒドをP‐トルエンスルホ
ン酸、無水酢酸を触媒として加熱反応することによりエ
ナミン化合物を得る。(3)において、塩化ホスホリル
の存在下、該エナミン化合物にN,Nジメチルホルムア
ミドを反応させるいわゆるビルスマイヤー反応によっ
て、ホルミル化合物を得る。(4)において、アルカリ
性触媒の存在下、該ホルミル化合物に置換基A,Bを含
む化合物を反応させ目的のビニルナフチルエナミン誘導
体を得る。
ナミン基含有ヒドラゾン化合物は、以下の反応式
(1),(2),(3),(4′)のプロセスで合成さ
れる。
ブ中の加熱反応で、第2級アミンを得る。(2)におい
て、該第2級アミンとアルデヒドをP‐トルエンスルホ
ン酸、無水酢酸を触媒として加熱反応することによりエ
ナミン化合物を得る。(3)において、塩化ホスホリル
の存在下、該エナミン化合物にN,Nジメチルホルムア
ミドを反応させるいわゆるビルスマイヤー反応によっ
て、ホルミル化合物を得る。(4′)において酸の存在
下、該ホルミル化合物にN‐ジ置換ヒドラジン化合物を
反応させて目的のエナミン基含有ヒドラゾン化合物を得
る。
般式(II)で示されるビニルナフチルエナミン誘導体の
具体的な例として、例えば、一般式(II)の置換基がそ
れぞれつぎの表1〜3に示すような、例示化合物が挙げ
られるが、これによって本発明の化合物が限定されるも
のではない。
示す基を表し、Phはフェニル基を表す。
優れ、かつコスト面、合成面でも問題点の少ないのはR
1 がメチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、ク
ロル、メチレンジオキシ基であり、R2 は水素、R3 ,
R4 は両方がフェニル基、A,Bは両方がフェニル基ま
たは一方がフェニル基もしくはナフチル基であり、具体
的には表1〜表3において*印で示した例示化合物No.
14、No. 16、No.24、No. 25、No. 26、No.
27、No. 34、No. 47、No. 49、No. 50、No.
51、No. 65などである。
トリフェニルアミン、9‐(4‐メトキシフェニル)‐
3‐(4‐メトキシスチリル)カルバゾール、4‐
(3,5‐ジメチルスチリル)‐4′‐メチルトリフェ
ニルアミンなどのスチリル化合物、ヒドラゾン化合物、
オキサゾール化合物、トリフェニルアミン化合物、エナ
ミン化合物などを混合することにより、高性能性が発揮
する場合も考えられる。
(V)で示されるエナミン基含有ヒドラゾン化合物の具
体的な例として、例えば一般式(V)の置換基がそれぞ
れつぎの表4〜6に示すような例示化合物が挙げられる
が、これによって本発明の化合物が限定されるものでは
ない。
優れ、かつコスト面、合成面でも問題点の少ないのはR
1 が電子供与基であり、R3 ,R4 がアリール基、A,
Bがメチル基、又はアリール基であり、具体的には表4
〜表6において*印で示した例示化合物No. 115、N
o. 116、No. 118、No. 126、No. 127、No.
139、No. 140、No. 145、No. 149などで
ある。
リル)アミノ)ベンズアルデヒド〕‐N′,N′‐ジフ
ェニルヒドラゾン、P‐ジエチルアミノベンズアルデヒ
ド−N′,N′‐ジフェニルヒドラゾン、4‐〔N‐
(2,2,‐ジフェニルビニリデン)‐N‐フェニルア
ミノベンズアルデヒド〕‐N′‐メチル,‐N′‐フェ
ニルヒドラゾンなどの他のヒドラゾン化合物、ジ‐(P
‐トリル)フェニルアミン、ジフェニル‐(2‐フロレ
ニル)アミンなどのトリアリールアミン化合物、4‐
(4‐クロロスチリル)‐4′‐メチルトリフェニルア
ミン、4‐メトキシ‐4′‐(4‐メトキシスチリル)
トリフェニルアミンなどのスチリル化合物、その他ピラ
ゾリン化合物、オキサゾール化合物などを含有させても
よい。
化合物を1種類あるいは2種類以上含有することによ
り、極めて高性能を発揮する。
6で説明する。
質(2)を結合剤樹脂に配合した感光層(4)が、導電
性支持体(1)上に形成された感光体である。
した層(6)と、電荷移動物質(2)を含有した層
(5)を、導電性支持体(1)上に積層さすことにより
形成された感光体である。
逆に形成された感光体である。図4は、図1の感光体表
面にさらに表面保護層(7)を設けた感光体である。
(4)の間に中間層(8)を設けたものであり、中間層
(8)は、塗工性の改善、支持体の平滑性の向上、機械
的な保護、電荷注入性改善などのために設けられる。
(6)と導電性支持体(1)の間に中間層(8)を設け
たものであり、中間層(8)の設置は図5の場合とほゞ
同じ理由である。これら表面保護層および中間層に用い
られる材料として、表面保護層としては後述の重合体フ
ィルム形成結合剤が用いられる。
ては、金属ドラム、金属板、導電性加工を施した紙、プ
ラスチックフィルムなどをあげることができる。
物質としては、前述の一般式(I)で示されるN‐フェ
ニル,N‐ナフチルエナミン誘導体が適用される。詳細
には、一般式(II)で示されるN‐フェニル、N‐4-
ビニルナフチルエナミン誘導体もしくは一般式(V)で
示されるエナミン基含有ヒドラゾン化合物である。具体
的には前述の表1〜6の例示化合物などである。
生物質としては、つぎに示す増感染料、顔料が示され
る。この増感染料としては、メチルバイオレット、クリ
スタルバイオレット、ナイトブルー、ビクトリアブルー
などで代表されるトリフェニルメタン系染料、エリスロ
シン、ローダミンB、ローダミン3R、アクリジンオレ
ンジ、フラペオシンなどに代表されるアクリジン染料、
メチレンブルー、メチレングリーンなどに代表されるチ
アジン染料、カプリブルー、メルドラブルーなどに代表
されるオキサジン染料、その他シアニン染料、スチリル
染料、ピリリウム塩染料、チオピリリウム塩染料などが
ある。
顔料を共存さすことにより更に高い効率で電荷を発生さ
せる場合が多い。光吸収によって極めて高い効率で電荷
を発生させる光導電性の顔料としては、各種金属フタロ
シアニン、無金属フタロシアニン、ハロゲン化無金属フ
タロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、ペリレンイ
ミド、ペリレン酸無水物などのペリレン系顔料、ビスア
ゾ系顔料、トリスアゾ系顔料などのアゾ系顔料、その他
キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料などがあ
る。特に無金属フタロシアニン顔料、チタロニウムフタ
ロシアニン顔料、フロレン、フロレノン環を含有するビ
スアゾ顔料、芳香族アミンからなるビスアゾ顔料、トリ
スアゾ顔料などを用いたものは、高い感度を与え優れた
電子写真感光体を形成する。
し使用に対しての残留電位の増加、帯電電位の低下、感
度の低下などを防止する目的で種々の化学物質を添加す
る場合が必要となってくる。これら添加する物質として
は、1‐クロロアントラキノン、ベンゾキノン、2,3
‐ジクロロナフトキノン、ナフトキノン、4,4′‐ジ
ニトロベンゾフェノン、4,4′‐ジクロロベンゾフェ
ノン、4‐ニトロベンゾフェノン、4‐ニトロベンザル
マロンジニトリル、α‐シアノ‐β‐(P‐シアノフェ
ニル)アクリル酸エチル、9‐アントラセニルメチルマ
ロンジニトリル、1‐シアノ‐1‐(P‐ニトロフェニ
ル)‐2‐(P‐クロルフェニル)エチレン、2,7‐
ジニトロフルオレノンなどの電子吸引性化合物があげら
れる。その他、感光体中への添加物として、酸化防止
剤、カール防止剤、レベリング剤などを必要に応じて添
加することができる。
‐ナフチルエナミン誘導体、またはビニルナフチルエナ
ミン誘導体もしくはエナミン基含有ヒドラゾン化合物、
すなわち電荷移動物質は、導電性支持体上へフィルム形
成能を有する結合剤樹脂の助けを借りて皮膜にする。
述の電荷発生物質、および結合剤樹脂に可塑性を付与す
る物質を加えて均一な感光体皮膜にするのが望ましい。
としては、利用分野に応じて種々のものがあげられる。
すなわち、複写機用もしくはプリンター用感光体の分野
では、ポリスチレン、ポリビニルアセタール、ポルスル
ホン、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイド、
ポリエステル、アルキッド樹脂、ポリアクリレートなど
が好ましい。これらは、単独または、2種以上混合して
用いてもよい。中でも、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト、ポリアクリレート、ポリフェニレンオキサイドなど
の樹脂は、体積抵抗値が1013Ω以上であり、また、皮
膜性、電位特性などにも優れている。
ル,N‐ナフチルエナミン誘導体に対して重量比で0.
2〜20倍で好ましくは0.5〜5倍の範囲である。
0.5倍未満の場合は、化合物が感光体表面より析出し
てくるという欠点が生じ、また、5倍をこえると著しく
感度低下をまねく。
性結合剤が必要である。アルカリ性結合剤とは、水もし
くはアルコール性のアルカリ性溶剤(混合系含む)に可
溶な酸性基、例えば酸無水物基、カルボキシル基、フェ
ノール性水酸基、スルホン酸基、スルホンアミド基、ま
たはスルホンイミド基を有する高分子物質である。
0以上の高い値を持っていることが好ましい。これらの
酸価の高い高分子物質すなわち結合剤樹脂はアルカリ性
溶剤に易溶もしくは容易に膨潤化する。これら結合剤樹
脂としては、例えばスチレン:無水マレイン酸共重合
体、酢酸ビニル‐無水マレイン酸共重合体、酢酸ビニル
‐クロトン酸共重合体、メタクリル酸:メタクリル酸エ
ステル共重合体、フェノール樹脂、メタクリル酸:スチ
レン‐メタクリル酸エステル共重合体などが示される。
また、これら結合剤樹脂の量は前記複写機用感光体の場
合とほゞ同じでよい。
フロレノン、下記の式
ン、下記の式
(4′‐ニトロベンジリデン)フロレンなどの電子吸引
性物質を加えてもよい。また、表面保護層の厚みは0.
1μ〜3μ程度が望ましい。
ド、ニトロセルロース、ポリビニルアルコール、カゼイ
ン、ヒドロキシエチルセルロースなどの合成樹脂、天然
樹脂が用いられる。場合によっては導電性カーボンブラ
ック、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化アルミニウムなど
を加えてもよい。また、膜厚は0.2μ〜10μ程度が
好ましい。
て、上記の種々の添加物質と共にN-フェニル・N- ナ
フチルエナミン誘導体を適当な溶剤中に溶解または分散
して、塗布液とし、これを先に述べた導電性支持体上に
塗布・乾燥して感光体を製造する。
キシレン、モノクロルベンゼン、などの芳香族炭化水
素、ジオキサン、ジメトキシメチルエーテル、ジメチル
ホルムアミド、塩化メチレンなどの溶剤の単独または2
種以上の混合溶剤または必要に応じてアルコール類、ア
セトニトリル、メチルエチルケトンなどの溶剤を更に加
えて使用することができる。
N‐ナフチルエナミン誘導体、またはビニルナフチルエ
ナミン誘導体もしくはエナミン基含有ヒドラゾン化合物
を用いる態様には種々の方法が考えられる。たとえば、
該誘導体もしくは化合物を電荷移動物質とし、電荷発生
物質や電子吸引性化合物を添加して、結合剤樹脂中に溶
解もしくは分散させたものを感光層として導電性支持体
上に塗布した感光体を示すことができる。(図1参照)
荷移動層とからなる積層構造の感光層とする。すなわ
ち、(増感)染料もしくは顔料を主体とした電荷発生層
の上に、該誘導体もしくは化合物を、必要によって、酸
化防止化合物や電子吸引性化合物を添加して結合剤樹脂
中に溶解もしくは分散させこれを電荷移動層として積層
して感光層として、この感光層を導電性支持体上に積層
した感光体を示すことができる。(図2参照)
明するが、本発明はこれらにより、なんら限定されるも
のではない。実施例で使用する例示化合物の合成例を下
記する。
ン),N‐(P‐トリル)アミノ〕,α‐ナフトアルデ
ヒド(下記構造式)の合成
‐(P‐トリル)アミノ〕ナフタレンを10倍モルのジ
メチルホルムアミドに溶かし、氷冷下、1.2倍モルの
オキシ塩化リンと3倍モルのジメチルホルムアミド混合
液中に加え、次いで浴温80℃で反応させる。次にこの
反応液を氷水中に加え、続いて4N‐水酸化ナトリウム
水溶液で全体のpHを7以上にし、析出した固体を取り
出し十分水洗を行なう。このようにして得られた固体を
イソプロパノールより再結晶を行ない白色粉末(融点
163.0〜162.5℃)を得る。収率は83.5%
である。
に溶かしこれにフェニルメチルホスホン酸ジエチルをア
ルデヒドと等モルを加える。これにカリウム‐t‐ブト
キシサイド1.5倍モルを室温下で加え攪拌を行なう。
このようにして得た反応液を水中で希釈し、析出した結
晶を取り出し、十分水洗を行なう。このようにして得ら
れた固体をメタノールより再結晶を行ない黄白色の針状
結晶(融点80.5〜82.0℃)を得る。収率は7
8.5(%)である。
‐フェニルヒドラジンを等モルイソプロピルアルコール
中に加え、加熱攪拌することにより、白色粉末が直ちに
得られる。この粉末を酢酸エチルより再結晶を行ない粒
状の白色結晶(126.5〜128.0℃)を得る。収
率は91.7(%)である。他の例示化合物も上記合成
例に準じて容易に合成することができる。
は、静電記録紙試験装置(川口電機製SP−428)に
より電子写真特性を評価した。測定条件は(加電圧:−
6KV,スタティック No. 3)であり、白色光照射
(照射光=5 lux)による−700から−100Vに減
衰さすに要する露光量E100 (ルックス・秒)及び初期
電位Vo (−ボルト)を測定した。更に同装置を用い
て、加電−除電(除電光:白色光で40ルックスで1秒
照射)を1サイクルとして、1万回同様の操作を行なっ
た後の初期電位Vo (−ボルト)及びE100 (ルックス
・秒)を測定した。これらのVo 及びE100 の変化で、
連続使用時の劣化の度合を調べた。これらの結果を表
7、表8に示す。
クB)の1%テトラヒドロフラン(THF)溶液中に、
式
加え、ついで直径1.5mmのガラスビーズと一緒にペイ
ントコンディショナー(レッドレベル社製)中で約2時
間分散を行ない電荷発生物質溶液を得た。
(膜厚80μ)を導電性支持体として、その支持体上に
上記で得られた溶液をドクターブレイド法により塗布
し、乾燥して、電荷発生層を作製した。乾燥後の膜厚は
0.2μであった。この電荷発生層の上に、合成例1で
得られた例示化合物No. 26の1gをポリアクリレート
(ユニチカ製U−100)1.2gを塩化メチレンに溶
かした15%の溶液をスキージングドクターにより塗布
し、乾燥膜厚20μの電荷移動層を作製し、電子写真感
光体を得た。(図2参照)特性評価を表7に示す。
にかえる以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光
体を得た。特性の評価を表7に示す。
トゲンブルー8120)0.4gを塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体(積水化学社製エスレックスM)0.3g
を溶かした酢酸エチル溶液30ml中に加え、ペイントコ
ンディショナー中で約20分間分散を行ないドクターブ
レイド法によりアルミ蒸着のポリエステルフィルム上に
塗布し、乾燥後の膜厚0.4μになるように電荷発生層
を形成させた。
の化合物(融点90.5〜92.0℃)を含有したポリ
アクリレートの電荷移動層を積層して2層構成からなる
電子写真感光体を作製した。この感光体の780nmの分
光感度を電位半減に要したエネルギー(E1/2 )及び初
期電位(Vo )を求めたところ、Vo =720ボルト、
E1/2 =2.3(エルグ/cm2 )と非常に感度の高い、
かつ高帯電性の感光体であった。またシャープ社製レー
ザープリンター(WD−580P)を改造し、ドラム部
にこの感光体をはりつけ、連続コピーを1万回行ない、
初期電位低下、感度の低下の度合を調べた。その結果は
Vo =700(ボルト)、E1/2 =2.2(エルグ/cm
2 )と第1回目と比べて大きな値の変動は見られなかっ
た。
とし、その上に部分ケン化した酢酸ビニルポリマーを塗
布し0.8μ中間層を形成した。この上に、
よびポリカーボネート樹脂(K−1300 帝人化成
(株)製)10gをクロルベンゼン20g、塩化メチレ
ン100gとともにボールミルポットに入れ24時間分
散しこの分散液に例示化合物No.34(融点 83.5
〜85.0℃)8gを溶解させ感光液を調製し、塗布、
乾燥して一層型(図5参照)の感光層(膜厚18μ)を
形成し、電子写真感光体を作製した。このようにして得
た一層型感光体について、電子写真特性を評価した。測
定条件は(加電圧:+6KV、スタテックNo. 3)で行
なう以外は前記実施例1と同様である。その結果は、V
o =690(ボルト)、E100 =4.0(ルックス
秒)、560nmでの分光感度は3.3(エルグ/cm2 )
であった。また、実施例1と同様にして(たゞし、加電
圧+6KV)1万回目の測定した結果、Vo の低下は
8.7%、感度低下2.0%と非常に安定した測定デー
タを得た。
レン:エチルメタクリレート=3:1重量比酸価値=1
70)と例示化合物No. 16(融点 82.5〜84.
0℃)を2:1の重量比で配合し、N,N′‐ジエチル
バルビツール酸を例示化合物の5%および4‐(P‐ジ
エチルアミノフェニル)‐2,6‐ジフェニルチオピリ
リュウムパークロレート(チオピリリュウム塩色素)を
例示化合物の0.5%の割合でそれぞれ加え、全体とし
て10%のジオキサン溶液とした。この溶液をスキージ
ングドクターにより砂目立した表面酸化のアルミ板上に
塗布し、乾燥して、膜厚7μの感光層を形成し一層型の
電子写真感光体を作製した。
電子写真性評価を行なった。 評価条件:加電圧−6KV、スタティック−3 初期電
位−410(ボルト)光半減露光量4.4(ルックス・
秒) この感光体を現像材(トナー)で可視像化し、ついでア
ルカリ性処理液(6%トリエタノールアミン、10%炭
酸アンモニウムと20%の平均分子量190〜210の
ポリエチレングリコール)で処理すると、トナー非付着
部は容易に溶出した。さらにケイ酸ソーダを含んだ水で
水洗することによって、印刷原版を容易に作製すること
ができた。
と約10万枚の印刷にも耐えることがわかった。トナー
可視像を得るための最適露光量は500ルックスで1.
0秒間であった。(光源:ハロゲンランプ)印刷原版を
作製する際、版下材料を用いずダイレクト製版により行
なった。
ックB)1%のテトラヒドロフラン(THF)溶液中
に、式
量加え、ついでペイントコンディショナー(レッドレベ
ル社製)中で直径1.5mmのガラスビーズと一緒の状態
で約2時間分散を行ない電荷発生物質溶液を得た。
(膜厚80μ)を導電性支持体として、その支持体上に
上記で得られた溶液をドクターブレード法により塗布
し、乾燥し、膜厚0.2μの電荷発生層を作製した。こ
の電荷発生層の上に、合成例2で得られた例示化合物N
o. 115の1gをポリアリレート樹脂(ユニチカ製U
−100)1.2gを塩化メチレンに溶かした15%の
溶液をスキージングドクターにより塗布し、乾燥膜厚2
0μの電荷移動層を形成し、積層型の電子写真感光体を
作製した。特性の評価を表8に示す。
o. 124、No. 146、とする以外は、実施例9と同
様にして電子写真感光体を得た。特性の評価を表8に示
す。
せた。この電荷発生層の上に例示化合物No. 118(融
点136.5〜138.0℃)を含有したポリアリレー
トの電荷移動層を積層して2層構成からなる電子写真感
光体を作製した。この感光体の780nmの分光感度を電
位半減に要したエネルギー(E1/2 )及び初期電位(V
o )を求めたところ、Vo =920ボルト、E1/2 =
2.8(エルグ/cm2 )と非常に感度の高い、かつ高帯
電性の感光体であった。またシャープ社製レーザープリ
ンター(WD−580P)を改造し、ドラム部にこの感
光体をはりつけ、連続コピーを1万回行ない、初期電位
低下、感度の低下の度合を調べた。その結果はVo =9
05(ボルト)、E1/2 =2.7(エルグ/cm2 )と第
1回目と比べて大きな値の変動は見られなかった。
とし、その上に部分ケン化した酢酸ビニルポリマーを塗
布し0.8μの中間層を形成した。この上に
よびポリカーボネート(K−1300帝人化成(株)
製)10gをクロルベンゼン20g、塩化メチレン60
gとともにボールミルポットに入れ24時間分散しこの
分散液に例示化合物No. 145(融点 133〜135
℃)8gを溶解させ感光液を調製し、塗布、乾燥して一
層型(図5参照)の感光層(膜厚18μ)を形成し、電
子写真感光体を作製した。
て、電子写真特性を評価した。測定条件は(加電圧:+
6KV,スタテックNo. 3)で行う以外は前記実施例1
と同様である。その結果は、Vo =780(ボルト)、
E100 =4.2(ルックス・秒)、560nmでの分光感
度は3.6(エルグ/cm2 )であった。実施例1と同様
にして(たゞし、加電圧+6KV)1万回目で測定結
果、Vo の低下は7.5%、感度低下2.5%と非常に
安定した測定データを得た。
レン:エチルメタクリレート=3:1 重量比酸価値=
170)と例示化合物No. 115を2:1の重量比で配
合し、N,N′‐ジエチルバルビツール酸を例示化合物
の5%および4‐(P‐ジエチルアミノフェニル)‐
2,6‐ジフェニルチオピリリュウムパークロレート
(チオピリリュウム塩色素)を例示化合物の0.5%の
割合でそれぞれ加え、全体として10%のジオキサン溶
液とした。この溶液をスキージングドクターにより砂目
立した表面酸化のアルミ板上に塗布し、乾燥して、膜厚
7μの感光層を形成し一層型の電子写真感光体を作製し
た。このようにして作製した感光体について前述のSP
−428による電子写真性評価を行なった。
−3 初期電位−420(ボルト)光半減露光量5.2
(ルックス・秒) この感光体を現像材(トナー)で可視像化し、ついでア
ルカリ性処理液(6%トリエタノールアミン、5%炭酸
アンモニウムと20%の平均分子量190〜210のポ
リエチレングリコール)で処理すると、トナー非付着部
は容易に溶出した。さらにケイ酸ソーダを含んだ水で水
洗することによって、印刷原版を容易に作製することが
できた。この原版を用いてオフセット印刷を行なうと約
10万枚の印刷にも耐えることがわかった。トナー可視
像を得るための最適露光量は500ルックスで1.1秒
間であった。(光源:ハロゲンランプ)印刷原版を作製
する際、版下材料を用いずダイレクト製版により行なっ
た。
に対する安定性に優れ、かつ、帯電特性が高く、繰り返
し使用でも光感度の低下が起らない。
Claims (9)
- 【請求項1】 導電性支持体上に形成せしめた感光層中
に、下記一般式(I)で示されるN‐フェニル,N‐ナ
フチルエナミン誘導体を含有せしめたことを特徴とする
電子写真感光体。 【化1】 [ここで、A,Bは、水素、低級アルキル基、置換基を
有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアラル
キル基、もしくは置換基を有してもよい複素環基であ
り、更にA,Bは互いに環を形成してもよい(たゞし、
A,Bがともに水素、低級アルキル基の場合は除く)。
また、R1 ,R2 は水素、低級アルコキシ基、低級アル
キル基、もしくはハロゲンであり、更にR1 とR2 は互
いに環を形成してもよい。R3 とR4 は水素、低級アル
キル基、もしくは置換基を有してもよいアリール基、も
しくは置換基を有してもよい複素環基である(たゞし、
R3,R4 がともに水素の場合は除く)。] - 【請求項2】 導電性支持体上に形成せしめた感光層中
に、下記一般式(II)で示されるN‐フェニル,N‐4
‐ビニルナフチルエナミン誘導体を含有せしめたことを
特徴とする電子写真感光体。 【化2】 [式中、R1 ,R2 は水素、低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、もしくはハロゲンであり、更にR1 とR2 は
互いに環を形成してもよい。R3 とR4 は水素、低級ア
ルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を
有してもよい複素環基である(たゞし、R3 ,R4 がと
もに水素の場合は除く)。A,Bは水素、低級アルキル
基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有して
もよいアラルキル基、もしくは置換基を有してもよい複
素環基であり、更にA,Bは互いに環を形成してもよい
(たゞし、A,Bがともに水素、低級アルキル基の場合
は除く)。] - 【請求項3】 前記一般式(II)で示される化合物が下
記一般式(III)で示される化合物である請求項2記載の
電子写真感光体。 【化3】 (式中、Zは5員環、6員環を形成するに必要な残基で
あり、R1 ,R2 ,R3 ,R4 は請求項2と同義であ
る。) - 【請求項4】 前記一般式(II)で示される化合物が下
記一般式(IV)で示される化合物である請求項2記載の
電子写真感光体。 【化4】 (式中R1 ,A,Bは請求項2と同義である。) - 【請求項5】 前記感光体が電荷移動物質と電荷発生物
質を含有し、当該電荷移動物質が、前記一般式(II)で
示されるN‐フェニル,N‐4‐ビニルナフチルエナミ
ン誘導体である請求項2記載の電子写真感光体。 - 【請求項6】 導電性支持体上に形成せしめた感光層中
に下記一般式(V)で示されるエナミン基含有ヒドラゾ
ン化合物を含有せしめた事を特徴とする電子写真感光
体。 【化5】 [式中、R1 ,R2 は水素、低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、もしくはハロゲンであり、更にR1 とR2 は
互いに環を形成してもよい。R3 とR4 は水素、低級ア
ルキル基、置換基を有してもよいアリール基、もしくは
置換基を有してもよい複素環基である(たゞし、R3 ,
R4 がともに水素の場合は除く)。A,Bは低級アルキ
ル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、もしくは置換基を有してもよい
複素環基であり、更にA,Bは互いに環を形成してもよ
い。] - 【請求項7】 前記一般式(V)で示されるエナミン基
含有ヒドラゾン化合物が下記一般式(VI)で示される化
合物である請求項6記載の電子写真感光体。 【化6】 (式中、Zは5員環、6員環を形成するに必要な残基で
あり、R1 ,R2 ,R3 ,R4 は請求項6と同義であ
る。) - 【請求項8】 前記一般式(V)で示されるエナミン基
含有ヒドラゾン化合物が下記一般式(VII)で示される
化合物である請求項6記載の電子写真感光体。 【化7】 (式中、R1,A,Bは請求項6と同義である。) - 【請求項9】 前記感光体が電荷移動物質と電荷発生物
質を含有し、当該電荷移動物質が、前記一般式(V)で
示されるエナミン基含有ヒドラゾン化合物である請求項
6記載の電子写真感光体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21735992A JP2816059B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 電子写真感光体 |
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-
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