JP2814071B2 - 歩車道用ブロック及び中央分離帯用ブロック - Google Patents

歩車道用ブロック及び中央分離帯用ブロック

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JP2814071B2
JP2814071B2 JP7311612A JP31161295A JP2814071B2 JP 2814071 B2 JP2814071 B2 JP 2814071B2 JP 7311612 A JP7311612 A JP 7311612A JP 31161295 A JP31161295 A JP 31161295A JP 2814071 B2 JP2814071 B2 JP 2814071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩道と車道との境界に
設置する歩車道用ブロックの改良に関する発明及び車道
の中央分離体に設置する中央分離帯用ブロックの改良に
関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、歩道と車道を分離するために設置
されている歩車道用ブロック、又は、車道の中央分離体
に設置されている中央分離帯用ブロック等は、コンクリ
−トのみを用いて製造されているブロックである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンクリ−トのみからなる歩道と車道の境界用の歩車道
用ブロック及び中央分離帯に設置される中央分離帯用ブ
ロックは、長期間設置されているために風化により滑ら
かであったブロックの表面に凹凸ができたり、又は走行
中の自動車の車輪がブロックに接触し破損するために滑
らかであったブロックの表面が、長年の車輪の接触によ
り表面に凹凸になってしまう。
【0004】そして、歩車道用ブロック及び中央分離帯
用ブロックの表面が凹凸になると、走行中の自動車の車
輪が接触した場合に、ブロックの表面に凹凸があると自
動車が歩道や中央分離体に乗り上げたり、又は中央分離
帯を飛び越えて反対側車線に飛び込んで大事故となるこ
とがあるとの欠点があった。
【0005】そこで、本願発明は、歩車道用ブロック及
び中央分離帯用ブロックの突部及び左右突部の表面を滑
らかにすることにより、車輪が接触しても歩車道用ブロ
ック及び中央分離帯用ブロックに乗り上げることがなく
なるとともに事故を防止することができる歩車道用ブロ
ック及び中央分離帯用ブロックを提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右突出部及
び上面を平坦に形成し、一方向に水平に突出する突部を
設けるとともに通水孔を設けた起立部からなるT型ブロ
ックの前記突部に、表面は滑らかに形成されているとと
もに、裏面には湾曲状の係止部材が設けられている湾曲
部材を固定したことを特徴とする歩車道用ブロック及び
左右突出部及び上面を平坦に形成し、両方向に水平に突
出する左右突部を設けるとともに通水孔を設けた起立部
からなるT型ブロックの前記左右突部に、表面は滑らか
に形成されているとともに裏面には湾曲状の係止部材を
設けた湾曲部材を固定したことを特徴とする中央分離帯
用ブロックの構成とした。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1〜図4までは、本発明である歩車道用ブロック
の1実施例の外観及び断面図を示す。即ち、図1は本発
明である歩車道用ブロックの第1実施例の斜視図、図2
は本発明である歩車道用ブロックの第1実施例の平面
図、図3は本発明である歩車道用ブロックの第1実施例
の側面図である。
【0008】本例の歩車道用ブロックは、歩道と車道の
境界に設置し、歩道を通行している歩行者を自動車から
保護するためのブロックである。本歩車道用ブロック1
は、図1、図2及び図3に示すように、左右突出部3、
4及び上部の水平方向に突部5aが設けられている起立
部5からなるT型ブロック2と、前記突部5aに固定さ
れ表面が滑らかに形成されている湾曲部材6とから構成
されている。前記湾曲部材6の素材としては、タイル、
ステンレス等を用いることが好ましい。
【0009】起立部5の上部には、図3に示すように、
水平方向に突部5aが形成されていて、前記突部5aに
湾曲部材6が固定されている。この湾曲部材6の表面は
滑らかに形成されている。このように湾曲部材6の表面
が滑らかに形成されているのは、走行中の自動車15の
車輪16が歩車道用ブロック1に接触しても歩車道用ブ
ロック1に乗り上げることがなく、安全に走行できるよ
うにするためである。符号2bは通水孔であり、この通
水孔2bを通り車道に溜った雨水が側溝に流されるので
車道に雨水が溜ることがなくなる。
【0010】図2aは本発明である歩車道用ブロックの
第1実施例に鉄筋を組み込んだ状態の平面図である。こ
のように、本発明である歩車道用ブロック1の内部に鉄
筋2aを組み込むことにより、歩車道用ブロック1自体
の強度が増し、長期間設置しておくことができるように
なる。
【0011】図4は本発明である歩車道用ブロックに鉄
筋を組み込んだ状態の縦断面図である。起立部5に水平
方向に突設されている突部5aに湾曲部材6を固定する
ためには、湾曲部材6の背面に設けられている係止部材
6aを突部5a内に埋め込むことにより突部5aに湾曲
部材6を堅牢に固定することができる。即ち、湾曲部材
6の裏面に設けられた湾曲状の係止部材6aと湾曲部材
6間に歩車道用ブロック1の材料である生コンクリ−ト
が流入し固化するからである。
【0012】図5〜図8までは、本発明である中央分離
帯ブロックの外観及び断面図を示している。即ち、図5
は中央分離帯ブロックの斜視図、図6は中央分離帯ブロ
ックの平面図、図6aは中央分離帯ブロック内に鉄筋を
組み込んだ状態の平面図、図7は中央分離帯ブロックの
側面図、図8は中央分離帯ブロック内に鉄筋を組み込ん
だ状態の縦断面図である。
【0013】図5は本発明である中央分離帯用ブロック
の斜視図、図6は本発明である中央分離帯用ブロックの
平面図、図7は本発明である中央分離帯用ブロックの側
面図である。
【0014】図5及び図6に示すように、左右突出部
9、10及び上部の左右水平方向に左右突部11a、1
1bが設けられている起立部11からなるT型ブロック
2と、前記左右突部11a、11bに固定され表面が滑
らかに形成されている左右湾曲部材12、13とから構
成されている。湾曲部材12、13の素材としては、タ
イル、ステンレス等を用いることが好ましい。
【0015】本例の中央分離帯ブロックは、図9に示す
ように、車道の中央にある中央分離帯として設置し、車
道を走行している自動車15の車輪が走行中に接触して
も、表面が滑り易いように加工されている湾曲部材1
2、13であるために、車輪が中央分離帯用ブロック7
に接触しても乗り上げることがなく、反対車線に突入す
ることがないのである。
【0016】図7に示すように、起立部11の上部に
は、左右水平方向に突出する左右突部11a、11bが
突設されていて、当該突部11a、11bに左右湾曲部
材12、13が固定されている。この左右湾曲部材1
2、13の表面は滑らかに形成されている。
【0017】このように湾曲部材12、13の表面が滑
らかに形成されているのは、車道14を走行中の自動車
15の車輪16が中央分離帯用ブロック7に接触しても
中央分離帯用ブロック7に乗り上げることがなく、安全
に走行できるようにするためである。符号2bは通水孔
であり、この通水孔2bを通り車道に溜った雨水が側溝
に流されるので車道に雨水が溜ることがなくなる。
【0018】図6aは、本発明である中央分離帯用ブロ
ック内に鉄筋を組み込んだ状態の平面図である。このよ
うに、本発明である中央分離帯用ブロック7の内部に鉄
筋7aを組み込むことにより、中央分離帯用ブロック7
自体の強度が増し、長期間設置し使用することができる
ようになる。
【0019】図8は、本発明である中央分離帯用ブロッ
ク内に鉄筋を組み込んだ状態の側面図である。起立部1
1に水平方向に突設されている左右突部11a、11b
に左右湾曲部材12、13を固定するためには、左右湾
曲部材12、13の背面に設けられている係止部材12
a、13aを突部11a、11b内に埋め込むことによ
り左右突部11a、11bに堅牢に固定される。
【0020】図9は、本発明である歩車道用ブロックで
ある歩車道用ブロック及び中央分離帯用ブロックを歩道
と車道間及び車道の中央に設置した状態の一部縦断面図
である。図に示すように、本発明である歩車道用ブロッ
ク1は、T型ブロック2の左右突出部3、4の上面が車
道14の表面と面一になるように埋設設置する。
【0021】このように、道路14の表面と面一に設置
すると、湾曲部材6が丁度自動車15の車輪16の側面
に接触することとなるので、万が一車輌15が歩車道用
ブロック1に接触しても、湾曲部材6の表面が滑らかに
加工されているために車輪15が歩車道用ブロック1を
乗り越えて歩道上に車輪15が乗り上がることがなくな
る。
【0022】また、図9に示すように、道路14の中央
に設置される中央分離帯用ブロック7も同様に、中央分
離帯用ブロック7の左右突出部9、10の上面が車道1
4の表面と面一となるように車道に埋設し設置する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような構成で
あるから以下の効果が得られる。第1に、自動車の車輪
が接触しても、ブロックに乗り上げることがないとの効
果がある。
【0024】第2に、歩道と車道の境界に設置されてい
る歩車道用ブロック及び中央分離帯用ブロックに接触し
た自動車が前記ブロックに乗り上げて歩道又は反対車線
に飛び込むことがなくなり、大事故の発生を防止するこ
とができるとの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である歩車道用ブロックの斜視図であ
る。
【図2】本発明である歩車道用ブロックの平面図であ
る。
【図2a】本発明である歩車道用ブロックに鉄筋を組み
込んだ状態の平面図である。
【図3】本発明である歩車道用ブロックの側面図であ
る。
【図4】本発明である歩車道用ブロックに鉄筋を組み込
んだ状態の縦断面図である。
【図5】本発明である中央分離帯用ブロックの斜視図で
ある。
【図6】本発明である中央分離帯用ブロックの平面図で
ある。
【図6a】本発明である中央分離帯用ブロック内に鉄筋
を組み込んだ状態の平面図である。
【図7】本発明である中央分離帯用ブロックの側面図で
ある。
【図8】本発明である中央分離帯用ブロック内に鉄筋を
組み込んだ状態の側面図である。
【図9】本発明である歩車道用ブロックで及び中央分離
帯用ブロックを歩道と車道間及び車道の中央に設置した
状態の一部縦断面図である。
【符号の説明】
1 歩車道用ブロック 2 T型ブロック 2a 鉄筋 2b 通水孔 3 左突出部 4 右突出部 5 起立部 5a 突部 5b 上面 6 タイル 6a 係止部材 7 中央分離帯用ブロック 8 T型ブロック 8a 鉄筋 9 左突出部 10 右突出部 11 起立部 11a 左突部 11b 右突部 11c 上面 12 タイル 12a 係合部材 13 タイル 13a 係合部材 14 車道 15 自動車 16 車輪 17 歩道

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右突出部及び上面を平坦に形成し、一
    方向に水平に突出する突部を設けるとともに通水孔を設
    けた起立部からなるT型ブロックの前記突部に、表面は
    滑らかに形成されているとともに、裏面には湾曲状の係
    止部材が設けられている湾曲部材を固定したことを特徴
    とする歩車道用ブロック。
  2. 【請求項2】 鉄筋を組み込んだことを特徴とする請求
    項1記載の歩車道用ブロック。
  3. 【請求項3】左右突出部及び上面を平坦に形成し、両方
    向に水平に突出する左右突部を設けるとともに通水孔を
    設けた起立部からなるT型ブロックの前記左右突部に、
    表面は滑らかに形成されているとともに裏面には湾曲状
    の係止部材を設けた湾曲部材を固定したことを特徴とす
    る中央分離帯用ブロック。
  4. 【請求項4】 鉄筋を組み込んだことを特徴とする請求
    項3記載の中央分離帯用ブロック。
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