JP6619772B2 - バス停留所用縁石ブロック - Google Patents

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Description

本発明は、バス停留所近傍の歩道と車道の境界位置に設置固定されるバス停留所用縁石ブロックに関するものである。
バスの停留所では、乗客の乗降容易性を確保するために、バス車両をできるだけ歩道側に寄せて停車したい。
しかしながら、バス車両を歩道に寄せすぎると、歩道と車道の境界に設置された縁石ブロックの立壁部の車道側面にタイヤのサイドウォールが接触して傷つくことがあり、場合によってはこの傷が原因でパンクしてしまうこともある。
このようなタイヤの傷つきを防止するため、欧州では、縁石ブロックの立壁部の車道側面を、歩道側に向かって傾斜する傾斜面に形成して、バス車両が歩道側に寄せてもタイヤのサイドウォールが立壁部に接触しづらくタイヤが傷つきにくくなるようにしたバス停留所用の縁石ブロックが提案されている(特許文献1参照)。
欧州特許出願公開第544202号公報
本発明は、この特許文献1のようなバス停留所用の縁石ブロックの改良に係るもので、特許文献1と同様にタイヤが傷つきにくく、また、タイヤが乗上げ可能な走行用張出部に振動を付与する突起を備えて運転者に適正な停車位置を報知でき、加えて振動付与突起付きの走行用張出部が車道の舗装の支障とならない実用性に優れたバス停留所用縁石ブロックを提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
バス停留所1近傍の歩道2と車道3の境界位置に設置固定されるバス停留所用縁石ブロックであって、ブロック体4の立壁部5の車道3側面に、垂直に対して歩道2側へ25〜35°傾斜した傾斜壁面部6が設けられ、このブロック体4の前記傾斜壁面部6の下部に、バス車両7のタイヤ8が乗り上げて走行可能な走行用張出部9が設けられ、この走行用張出部9の上面は、車道3側から歩道2側に至るにつれて徐々に高さを増す傾斜上面11に形成されていると共に、この傾斜上面11は、バス車両7走行方向に間隔を置いて多数凹みが並設する形状に形成されて、この多数の凹み間がタイヤ8に振動を付与する振動付与突起10として構成され、この振動付与突起10の上面が前記傾斜上面11であることにより、多数の前記凹みの上面とこの多数の凹み間の傾斜上面11との高さの差が、前記歩道2側程大きくなるように構成されていることを特徴とするバス停留所用縁石ブロックに係るものである。
また、前記振動付与突起10は、上面が水平に対して歩道2側へ10〜12°傾斜した前記傾斜上面11に形成されていることを特徴とする請求項1記載のバス停留所用縁石ブロックに係るものである。
また、前記ブロック体4の上壁部12が、バス車両7乗降用のステップ部12として構成されていると共に、このステップ部12は、前記走行用張出部9にタイヤ8を乗り上げたバス車両7の乗降口床面13と同一高さ若しくは乗降口床面13に近い高さを有するように構成されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のバス停留所用縁石ブロックに係るものである。
また、前記ステップ部12に、滑り止め用突起14が多数散在状態に設けられていることを特徴とする請求項3記載のバス停留所用縁石ブロックに係るものである。
また、前記ブロック体4の前記傾斜壁面部6の上部に、バス車両7の下部若しくはバス車両7の外側へせり出して開口する乗降口開閉ドア16を避けるための凹部15が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバス停留所用縁石ブロックに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、バス車両を歩道側へ寄せすぎてもタイヤが傷つきにくく、また、バス車両のタイヤが走行用張出部に乗り上げると、振動付与突起により振動と音が発生してタイヤが歩道側に寄るほど振動と音が大きくなるので、この振動と音の変化によりバス車両を乗客が乗降し易いバス停留所の適正な停車位置に停車させることが容易に可能となり、しかも、走行用張出部の上面は、車道側が最も低くなる傾斜上面に形成されているため、歩道側へ寄せすぎたバス車両を車道側へ戻すハンドル操作が容易に行われてバス車両を適正な停車位置に寄せるための微調整操作が容易に可能となる上、車道舗装時にこの傾斜上面の車道側端部にロードローラーが乗り上げても、振動付与突起が車道形成の支障とならず、この傾斜上面の車道側端部と略面一に均されてきれいに舗装されることとなるなど、極めて実用性に優れたバス停留所用縁石ブロックとなる。
また、請求項2記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮できる傾斜上面を備えた振動付与突起を、簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成のバス停留所用縁石ブロックとなる。
また、請求項3記載の発明においては、乗客がステップ部を利用してバス車両の乗降口より乗降し易い一層実用性に優れた構成のバス停留所用縁石ブロックとなる。
また、請求項4記載の発明においては、降雨や積雪などによりステップ部が濡れていても、滑り止め用突起によりステップ部が滑りにくい安全性に優れたバス停留所用縁石ブロックとなる。
また、請求項5記載の発明においては、バス車両の下部がブロック体に接触して傷つくことや、小型のバス車両などに採用されている開口時にバス車両の外側にせり出す乗降口開閉ドアがブロック体に接触して傷ついたり開閉不良を生じたりすることを回避できる一層実用性に優れた構成のバス停留所用縁石ブロックとなる。
実施例1を示す斜視図である。 実施例1の要部を示す部分拡大側面図である。 実施例1の振動付与突起を示す部分拡大説明図である。 実施例1の使用状態を示す説明側断面図である。 実施例1の使用状態において、バス車両の乗降口開閉ドアが開口した様子を示す説明側断面図である。 実施例1のステップ部を示す部分拡大説明斜視図である。 実施例2の要部を示す部分拡大側面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明のバス停留所用縁石ブロックを、バス停留所1近傍の歩道2と車道3の境界位置に設定固定する。
このバス停留所1に、バス車両7が歩道2側(ブロック体4の立壁部5の車道3側面)に寄せて停車するが、この際、バス車両7のタイヤ8がブロック体4の走行用張出部9に乗り上げると、バス車両7の走行方向に沿ってこの走行用張出部9の上面に多数並設状態に設けられている振動付与突起10によりタイヤ8に振動が付与され、この振動と振動に伴って発生する音をバス車両7の運転者が感知することができる。
即ち、この振動と音により、タイヤ8が走行用張出部9に乗り上げてバス車両7がブロック体4の立壁部5の車道3側面に近づいていることが、バス車両7の運転者に報知される。
また、振動付与突起10は、その上面が車道3側から歩道2側に至るほど徐々に高さを増す傾斜上面11であることにより、バス車両7のタイヤ8がブロック体4の立壁部5の車道3側面に近付くほど、タイヤ8に付与される振動とその発生音が大きくなる。
従って、バス車両7の運転者は、この振動と音の変化を感知することにより、ブロック体4の立壁部5の車道3側面との距離を意識しつつバス車両7を十分に歩道2側へと寄せて、バス停留所1の適正な(乗客がバス車両7に乗降し易い)停車位置に停車させることが可能となる。
また、この際、バス車両7を歩道2側へ寄せすぎても、ブロック体4の立壁部5の車道3側面に設けられている傾斜壁面部6が垂直に対して歩道2側へ25〜35°傾斜していることで、タイヤ8のサイドウォールがこの傾斜壁面部6には接触しにくく、傷つきにくい。
また、バス車両7が歩道2側へ寄りすぎた場合には、バス車両7をハンドル操作により車道3側へ戻すことになるが、この際、傾斜上面11上にあるタイヤ8を、傾斜上面11の傾斜下方側(車道3側)に向けることが容易に行われるので、バス車両7を適正な位置に寄せるための微調整操作を行い易い。
また、本発明のバス停留所用縁石ブロックには、車道3と隣接する走行用張出部9上に振動付与突起10が多数並設状態に設けられているが、この多数の振動付与突起10は、その上面が車道3側が最も低くなる傾斜上面11であることにより、車道3形成時にこの傾斜上面11の車道3側端部にロードローラーが乗り上げたとしても、転圧される車道3の端部上面は、並設する多数の振動付与突起10に倣った凸凹形状とはならず、この傾斜上面11の車道3側端部と略面一に均されてきれいに舗装されることとなる。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図6に基づいて説明する。
本実施例は、バス停留所1近傍の歩道2と車道3の境界位置に設置固定されるバス停留所用の縁石ブロックに係るもので、具体的には、図1に示すようなバス車両7の走行方向に沿った長さを有する平面視長方形状の横長ブロック体4であって、長さ方向と直交する断面形状が略L字形状のコンクリート製ブロック体4に構成(一体成形)されている。以下、本実施例では、このブロック体4の長さ方向を前後方向と定めて説明する。
また、ブロック体4は、その立壁部5の前後壁面と歩道2側壁面とが、垂直壁面に形成され、立壁部5の車道3側壁面には、垂直に対して歩道2側へ傾斜する傾斜壁面部6が設けられている。
また、このブロック体4の傾斜壁面部6は、立壁部5の車道3側面の全域に設けられており、図2に示すように、歩道2側への傾斜角度αが、垂直に対して25〜35°に設定されている。更に具体的には、この傾斜壁面部6は、垂直に対して歩道2側に27°傾斜した傾斜面に形成されている。
また、この傾斜壁面部6は、前記走行用張出部9の車道3側端部の上面に対して、130mm程度の高さを有すると共に、下端から上端までが55mm程度の奥行幅(左右方向幅)を有するように構成されている。
本実施例のブロック体4は、上記したように断面略L字状であって、前記傾斜壁面部6の下部に車道3側(図面右側)へ張出す部位を有しており、この張出部位が、車道3を走行するバス車両7のタイヤ8が乗り上げて走行可能な走行用張出部9として構成されている。即ち、本実施例のブロック体4は、傾斜壁面部6の下部に走行用張出部9が一体的に設けられている。
具体的には、走行用張出部9は、厚みのある板状であって、前記傾斜壁面部6の下部から車道3側へ100〜120mm程度(好ましくは110mm程度)張出す形状に成形されている。
また、この走行用張出部9は、ブロック体4の高さ寸法の2/5程度(150mm程度)の厚み(高さ)を有する形状に構成されている。
また、本実施例では、この走行用張出部9の上面に、この走行用張出部9に乗り上げたバス車両7のタイヤ8に振動を付与する振動付与突起10が、バス車両7走行方向に沿って多数並設状態に設けられている(図1参照)。
具体的には、振動付与突起10は、図3に示すように、バス車両7走行方向(ブロック体4の前後方向)の幅L1が50〜65mm程度、バス車両7走行方向と直交する方向(ブロック体4の左右方向)の幅L2が90mm程度の平面視長方形状の突起に形成されており、この振動付与突起10が、100〜140mm程度の並設間隔Sを置いて走行用張出部9の上面に多数並設する形状に、前記ブロック体4が一体成形されている。
また、この振動付与突起10の並設間隔Sは、タイヤ8の外径が小さめな小型バス車両7の運行区間に採用されるものは100〜110mm程度、タイヤ8の外径が大きめな大型バス車両7の運行区間に採用されるものは130〜140mm程度に設定されることが好ましく、このように構成することにより、タイヤ8に良好な振動が付与されることが出願人の試験により確認されている。
また、この振動付与突起10は、その上面が、車道3側から歩道2側に至るにつれて徐々に高さを増す傾斜上面11に形成されていると共に、この傾斜上面11の水平に対する傾斜角度βは、10〜12°に設定されている。
更に詳しくは、この振動付与突起10の上面は、水平に対して歩道2側へ11°程度傾斜した前記傾斜上面11に形成されており、歩道2側の端部上面の高さHが、車道3側の端部上面より8〜18mm程度高くなるように構成されている。
従って、振動付与突起10は、バス車両7のタイヤ8がブロック体4の立壁部5の車道3側面に近付くほどタイヤ8に付与される振動とその発生音が大きくなるように構成されており、バス車両7の運転者は、この振動と音の変化を感知することにより、ブロック体4の立壁部5の車道3側面との距離を意識しつつバス車両7を十分に歩道2側へと寄せて、バス停留所1の適正な(乗客がバス車両7に乗降し易い)停車位置に停車させることが可能となるように構成されている。
また、この走行用張出部9の上面と前記傾斜壁面部6とは、R40程度の凹湾曲面を介して連設されており、この連設湾曲面にタイヤ8が乗り上げても、そのサイドウォールが直ちに傾斜壁面部9に接触しないように設計されている(図4,図5参照)。
また、本実施例は、前記ブロック体4の上壁部12が、バス車両7乗降用のステップ部12として構成されていると共に、前記ステップ部12には、このステップ部12が雨などでぬれていても乗客が滑らないようにするための滑り止め用突起14が多数散在状態に設けられ(一体成形され)ている。
この滑り止め用突起14は、図6に示すような円錐台形状に形成されていると共に、大径底部の中心に対して小径上部の中心が車道3側へ偏心した変形の円錐台形状に形成され、この偏心した上面を有することによって、この滑り止め用突起14は、バス車両7の乗降口から降車する乗客がステップ部12に脚を載せた際に最も高い滑り止め摩擦力を発揮するように構成されている。
更に詳しくは、この滑り止め用突起14は、高さが2mm程度、底部の直径が8mm程度、上部の直径が2mm程度であって、上部中心が底部中心に対して車道3側に2mm程度偏心した円錐台形状に形成されており、隣接する滑り止め用突起14との間に30mm程度の間隔を有するようにして多数散在状態に設けられている。
また、このステップ部12は、車道3側に向かって緩やかに傾斜(2%勾配)する傾斜面に形成されていると共に、前記傾斜壁面部6側辺を除いた他の三辺には、額縁状に漏止凸条17が一体成形されていて、このステップ部12上の水が車道2(傾斜壁面部6)側へと排水され易くなるように構成されている。
また、本実施例では、ブロック体4が施工現場に設置された際に、前記ステップ部12が車道3から200mm程度高い位置に配設されるようにブロック体4の形状を設定して、このステップ部12が、前記走行用張出部9にタイヤ8を乗り上げたバス車両7の乗降口床面13に近い高さとなるように構成されている(図4,図5参照)。
また、本実施例では、前記ブロック体4の前記傾斜壁面部6の上部に、バス車両7の下部若しくはバス車両7の外側へせり出して開口する乗降口開閉ドア16を避けるための凹部15が設けられている。
具体的には、前記傾斜壁面部6の上部を、略直角に凹んだ段差形状に形成(一体成形)して、この凹み段差部分を前記凹部15としている。
また、この凹部15は、傾斜壁面部6の上部から連設する横面部18が歩道2側へ55mm程度凹んだ奥行幅(左右幅)を有し、この横面部18と前記ステップ部12との間に存する縦面部19が横面部18から70mm程度の高さを有するように構成されている。
従って、この凹部15により、バス車両7の側壁の下部がブロック体4に接触して傷つくことを回避でき、また、図5に示したような、小型のバス車両7などに採用されている開口時にバス車両7の外側にせり出す乗降口開閉ドア16が、ブロック体4に接触して傷ついたり開閉不良を生じたりすることも回避可能に構成されている。
また、この凹部15の横面部18は、水平に対して車道3側に緩く下り傾斜する(2%勾配程度)傾斜面に形成され、縦面部19は、垂直に対して歩道2側へ6°程度傾斜する傾斜面に形成されており、さらにこの凹部15の横面部18と前記傾斜壁面部6の上部との連設部はR20程度の凸湾曲面に形成され、横面部18と縦面部19との連設部はR10程度の凹湾曲面に形成され、縦面部19と前記ステップ部12との連設部はR10程度の凸湾曲面に形成されていて、ステップ部12上から車道2側へと流れた水が、この横面部18と縦面部19とを介して前記傾斜壁面部6へと排水され易くなるように構成されている(図2参照)。
本発明の具体的な実施例2について図7に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1において、前記ブロック体4が前記凹部15を有しないように構成されている場合である。
また、本実施例の傾斜壁面部6は、実施例1のそれより傾斜角度が緩い傾斜面に形成されている場合を示している。具体的には、本実施例の傾斜壁面部6は、垂直に対する歩道2側への傾斜角度αが32°に設定されている。
他の構成は、前記実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 バス停留所
2 歩道
3 車道
4 ブロック体
5 立壁部
6 傾斜壁面部
7 バス車両
8 タイヤ
9 走行用張出部
10 振動付与突起
11 傾斜上面
12 上壁部・ステップ部
13 乗降口床面
14 滑り止め用突起
15 凹部
16 乗降口開閉ドア

Claims (5)

  1. バス停留所近傍の歩道と車道の境界位置に設置固定されるバス停留所用縁石ブロックであって、ブロック体の立壁部の車道側面に、垂直に対して歩道側へ25〜35°傾斜した傾斜壁面部が設けられ、このブロック体の前記傾斜壁面部の下部に、バス車両のタイヤが乗り上げて走行可能な走行用張出部が設けられ、この走行用張出部の上面は、車道側から歩道側に至るにつれて徐々に高さを増す傾斜上面に形成されていると共に、この傾斜上面は、バス車両走行方向に間隔を置いて多数凹みが並設する形状に形成されて、この多数の凹み間がタイヤに振動を付与する振動付与突起として構成され、この振動付与突起の上面が前記傾斜上面であることにより、多数の前記凹みの上面とこの多数の凹み間の傾斜上面との高さの差が、前記歩道側程大きくなるように構成されていることを特徴とするバス停留所用縁石ブロック。
  2. 前記振動付与突起は、上面が水平に対して歩道側へ10〜12°傾斜した前記傾斜上面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のバス停留所用縁石ブロック。
  3. 前記ブロック体の上壁部が、バス車両乗降用のステップ部として構成されていると共に、このステップ部は、前記走行用張出部にタイヤを乗り上げたバス車両の乗降口床面と同一高さ若しくは乗降口床面に近い高さを有するように構成されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のバス停留所用縁石ブロック。
  4. 前記ステップ部に、滑り止め用突起が多数散在状態に設けられていることを特徴とする請求項3記載のバス停留所用縁石ブロック。
  5. 前記ブロック体の前記傾斜壁面部の上部に、バス車両の下部若しくはバス車両の外側へせり出して開口する乗降口開閉ドアを避けるための凹部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバス停留所用縁石ブロック。
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