JP2505773Y2 - 傾斜を設けたl形溝 - Google Patents
傾斜を設けたl形溝Info
- Publication number
- JP2505773Y2 JP2505773Y2 JP1989095958U JP9595889U JP2505773Y2 JP 2505773 Y2 JP2505773 Y2 JP 2505773Y2 JP 1989095958 U JP1989095958 U JP 1989095958U JP 9595889 U JP9595889 U JP 9595889U JP 2505773 Y2 JP2505773 Y2 JP 2505773Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped groove
- side wall
- head
- sidewalk
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、傾斜を設けたL形溝に関するものであり、
更に詳しくは、道路の側部又は道路と歩道との間に設け
られ、雨水等の排水を行うと共に、自動車が車庫等に入
るとき、L形溝への乗り上げに対してショックを和ら
げ、乗入れ易くしたL形溝に関する。
更に詳しくは、道路の側部又は道路と歩道との間に設け
られ、雨水等の排水を行うと共に、自動車が車庫等に入
るとき、L形溝への乗り上げに対してショックを和ら
げ、乗入れ易くしたL形溝に関する。
[従来の技術] 従来、コンクリートL形及び鉄筋コンクリートL形
は、通常L形溝と呼ばれ、一般には歩車道の区別のある
路面の排水のための側溝として用いられている。したが
って、このL形溝は、雨天における雨水等の排水目的で
道路の両側に設けられているが、このようなL形溝は、
車庫等の場所においては、歩道側にある側壁を低くして
自動車が入り易いように設計されており、更にこれらの
両側に配置されるL形溝は、前記側壁の頭部の高さを一
方の端部から他方の端部に向かって低くして、自動車が
入り易くされていると共に車輪の側面をこするのを防止
している。例えば、第3図に示されている如く側壁の頭
部4の高さを一方の端部2から他方の端部3に向かって
低くしたものであり本出願前周知である。
は、通常L形溝と呼ばれ、一般には歩車道の区別のある
路面の排水のための側溝として用いられている。したが
って、このL形溝は、雨天における雨水等の排水目的で
道路の両側に設けられているが、このようなL形溝は、
車庫等の場所においては、歩道側にある側壁を低くして
自動車が入り易いように設計されており、更にこれらの
両側に配置されるL形溝は、前記側壁の頭部の高さを一
方の端部から他方の端部に向かって低くして、自動車が
入り易くされていると共に車輪の側面をこするのを防止
している。例えば、第3図に示されている如く側壁の頭
部4の高さを一方の端部2から他方の端部3に向かって
低くしたものであり本出願前周知である。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前述の第3図に示されているようなL
形溝1は、自動車が車庫等へ入るような場合には、非常
にゆっくりと走行させるにもかかわらず、L形溝1へ乗
り上げたとき、段差の大きさを感じさせ、運転者を不安
にさせることがしばしばあり、したがって自動車を車庫
に入れ難く問題となっていた。
形溝1は、自動車が車庫等へ入るような場合には、非常
にゆっくりと走行させるにもかかわらず、L形溝1へ乗
り上げたとき、段差の大きさを感じさせ、運転者を不安
にさせることがしばしばあり、したがって自動車を車庫
に入れ難く問題となっていた。
そこで、本考案者等は、従来のL形溝1の前記問題点
を検討した結果、本考案に至ったもので、したがって、
本考案の目的は、自動車が車庫等に入るとき、L形溝へ
の乗り上げに対してショックを和らげ、乗入れ易くした
L形溝を提供することにある。
を検討した結果、本考案に至ったもので、したがって、
本考案の目的は、自動車が車庫等に入るとき、L形溝へ
の乗り上げに対してショックを和らげ、乗入れ易くした
L形溝を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] したがって、本考案の前記目的は、 1)歩道側にある側壁と車道側にある流水部とを有する
L形溝において、下記の(a)と(b)の組合せを有す
ることを特徴とするL形溝。
L形溝において、下記の(a)と(b)の組合せを有す
ることを特徴とするL形溝。
(a)側壁の頭部の一方の端部を他方の端部に向かって
低く形成してなり、かつ該側壁を対角線方向に切り欠い
てなり、更に上面が前記他方の端部に近づくにつれ断面
上部が歩道側から車道側に段差を感じることなく緩く傾
斜しているL形溝。
低く形成してなり、かつ該側壁を対角線方向に切り欠い
てなり、更に上面が前記他方の端部に近づくにつれ断面
上部が歩道側から車道側に段差を感じることなく緩く傾
斜しているL形溝。
(b)側壁を他方の端部の頭部表面の幅が長手方向に対
して同じ幅を有し、かつ頭部全体の高さを他方の端部の
頭部と同じ高さを有し、更に上面が歩道側から車道側に
段差を感じることなく緩く傾斜しているL形溝によって
達成された。
して同じ幅を有し、かつ頭部全体の高さを他方の端部の
頭部と同じ高さを有し、更に上面が歩道側から車道側に
段差を感じることなく緩く傾斜しているL形溝によって
達成された。
[実施例] 以下、本考案を図面を用いて詳細に説明するが、本考
案はこれらの例に限定されるものではない。
案はこれらの例に限定されるものではない。
第1図は、本考案のL形溝11の正面図を示しており、
該L形溝は鉄筋コンクリート製であり、歩道側にある側
壁6と車道側にある流水部5とからなっている。側壁6
は該側壁の頭部4の一方の端部2を他方の端部3に向か
って低く形成してなり、かつ該側壁6を対角線7の方向
に切り欠いてなり、他方の端部3の断面の上部では緩い
傾斜8を形成して車道側にある流水部5に接続してい
る。この対角線は、一方の端部の車道側の端部の角から
他方の端部の歩道側の角に向って低く傾斜している。し
たがって、他方の端部の断面上部が歩道側から車道側に
緩く傾斜している。
該L形溝は鉄筋コンクリート製であり、歩道側にある側
壁6と車道側にある流水部5とからなっている。側壁6
は該側壁の頭部4の一方の端部2を他方の端部3に向か
って低く形成してなり、かつ該側壁6を対角線7の方向
に切り欠いてなり、他方の端部3の断面の上部では緩い
傾斜8を形成して車道側にある流水部5に接続してい
る。この対角線は、一方の端部の車道側の端部の角から
他方の端部の歩道側の角に向って低く傾斜している。し
たがって、他方の端部の断面上部が歩道側から車道側に
緩く傾斜している。
これによりL形溝11は、流水部5により雨水等の排水
を行うことができると共に両側では車輪がL形溝11に乗
り上げても段差を感じることがなく、安心して車庫入れ
ができる。
を行うことができると共に両側では車輪がL形溝11に乗
り上げても段差を感じることがなく、安心して車庫入れ
ができる。
第2図は、本考案の中央部に施設されるL形溝12であ
り、側壁6の頭部4は、他方の端部3の頭部表面の幅が
長手方向に対して同じ幅を有し、かつ頭部(4)全体の
高さを他方の端部3の頭部と同じ高さに合わせたもので
ある。即ち頭部の一方の端部から他方の端部まで同じ高
さを有し、断面上部の傾斜8は緩く傾斜しており、車道
側にある流水部5に接続している。これにより運転者は
自動車を車庫に入れる場合、段差を感じることがなく、
安心して車庫入れができる。
り、側壁6の頭部4は、他方の端部3の頭部表面の幅が
長手方向に対して同じ幅を有し、かつ頭部(4)全体の
高さを他方の端部3の頭部と同じ高さに合わせたもので
ある。即ち頭部の一方の端部から他方の端部まで同じ高
さを有し、断面上部の傾斜8は緩く傾斜しており、車道
側にある流水部5に接続している。これにより運転者は
自動車を車庫に入れる場合、段差を感じることがなく、
安心して車庫入れができる。
[本考案の作用及び効果] 本考案は、(a)のL形溝と(b)のL形溝を有する
ことにより、歩道の端部施設される(a)のL形溝で
は、L形溝へ乗り上げたときでも、段差による衝撃がな
く段差を感じることがなく、また中央部に施設される
(b)のL形溝では、段差を感じることがなく、したが
って衝撃がなくかつ乗り入れ易いという顕著な効果を奏
するものである。
ことにより、歩道の端部施設される(a)のL形溝で
は、L形溝へ乗り上げたときでも、段差による衝撃がな
く段差を感じることがなく、また中央部に施設される
(b)のL形溝では、段差を感じることがなく、したが
って衝撃がなくかつ乗り入れ易いという顕著な効果を奏
するものである。
第1図は本考案のL形溝の正面図であり、第2図は本考
案の中央部に施設されるL形溝の正面図である。また第
3図は、従来のL形溝の正面図である。 符号の説明 1、11、12……L形溝、4……頭部、5……流水部 6……側壁、7……対角線
案の中央部に施設されるL形溝の正面図である。また第
3図は、従来のL形溝の正面図である。 符号の説明 1、11、12……L形溝、4……頭部、5……流水部 6……側壁、7……対角線
Claims (1)
- 【請求項1】歩道側にある側壁と車道側にある流水部と
を有するL形溝において、下記の(a)と(b)の組合
せを有することを特徴とするL形溝。 (a)側壁の頭部の一方の端部を他方の端部に向かって
低く形成してなり、かつ該側壁を対角線方向に切り欠い
てなり、更に上面が前記他方の端部に近づくにつれ断面
上部が歩道側から車道側に段差を感じることなく緩く傾
斜しているL形溝。 (b)側壁を他方の端部の頭部表面の幅が長手方向に対
して同じ幅を有し、かつ頭部全体の高さを他方の端部の
頭部と同じ高さを有し、更に上面が歩道側から車道側に
段差を感じることなく緩く傾斜しているL形溝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095958U JP2505773Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 傾斜を設けたl形溝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095958U JP2505773Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 傾斜を設けたl形溝 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336008U JPH0336008U (ja) | 1991-04-09 |
JP2505773Y2 true JP2505773Y2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=31645189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989095958U Expired - Lifetime JP2505773Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 傾斜を設けたl形溝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505773Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507071Y2 (ja) * | 1971-04-21 | 1975-03-01 |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP1989095958U patent/JP2505773Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336008U (ja) | 1991-04-09 |
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