JP3060219U - 低段差型歩車道境界ブロック - Google Patents

低段差型歩車道境界ブロック

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JP3060219U JP1998009430U JP943098U JP3060219U JP 3060219 U JP3060219 U JP 3060219U JP 1998009430 U JP1998009430 U JP 1998009430U JP 943098 U JP943098 U JP 943098U JP 3060219 U JP3060219 U JP 3060219U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩道面と車道面との間に低い段差と畝が形成
される歩車道境界ブロックに関し、外観に優れ施工が容
易な歩車道境界を構築可能にする。 【解決手段】 ブロックは、畝2と当該畝の下部両側に
突出する車道側エプロン3と歩道側エプロン4とを一体
に有する非対称ハット形の断面を備え、畝2は下方が幅
広くなる方向に傾斜した側面5を両側に備え、車道側エ
プロン3は歩道側エプロン4より幅広くかつその上面に
水勾配11を備えている。歩道側エプロン4の上面を車
道側エプロン3の上面より高くする。また歩道側エプロ
ンを設けないで、畝2の歩道側側面の下方の車道側エプ
ロン3と対向する部分の側面を垂直側面とし、当該垂直
側面と傾斜した歩道側側面5との間に緩いV形の稜線が
形成されるようにしても良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、車道と歩道との境界を示す段差ないし畝を形成するのに用いるコ ンクリート二次製品に関するもので、特に歩道側の路面と車道側の路面とに低い 段差があり、かつ当該段差のある歩道と車道との間に畝が形成されるコンクリー トブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
繁華街や郊外の広い道路では、図16に示すように歩道12と車道21との間 に段差22を設けて歩車道の境界としている。このような施工は、マウンドアッ プ施工と呼ばれており、片台形または低いL形断面の縁石ブロックと呼ばれるコ ンクリートブロック23を並べて歩車道の境界を形成する。車道21の路面は車 道側に延びるエプロン3の上面と同一面とし、歩道21の路面はブロックの畝2 の上面と同一面とする。この種のブロック(以下この明細書では段差型歩車道境 界ブロックと言い、略して段差型ブロックと言う)は、エプロン3が車道側に幅 広く設けられており、その上面に2度ないし6度の水勾配が設けられている。ま た畝2の車道側の上辺7には、大きなアールRが設けられている。ブロックのエ プロン3を幅広く形成しているのは、ブロックの座りを安定させるためと、ブロ ックの下に設けられる側溝への集水口8をエプロン部分に設けることができるよ うにするためである。
【0003】 比較的狭い道路や人通りの少ない道路では、図17に示すフラット施工と呼ば れる歩車道境界を形成している。境界の畝を形成する台形ブロック24は、現場 打ちコンクリート25で基礎部分を固めながら並べた後、歩道12及び車道21 をこの現場打ちコンクリート25の上面と同一面にして形成する。フラット施工 では、歩道面と車道面とは同一面で、道路上の雨水は歩道12の外側に設けた側 溝へと流れる。車道21の水はブロックの継ぎ目またはブロックに適宜設けた通 水孔を通って歩道12側へと流れる。
【0004】 このフラット型の歩車道境界の施工を容易にするために、図18に示す断面ハ ット形のブロック26が提案されている。このブロック26は、畝2の両側すな わち車道側と歩道側とに比較的狭い幅のエプロン3、4を設けている。エプロン 3、4の上面は同一平面となっており、歩道12及び車道21の路面をこのエプ ロンの上面と同一面とすることにより、歩道と車道との間に段差のない路面が形 成される。このハット形のブロックを以下無段差型歩車道境界ブロック、略して 無段差型ブロックと言う。
【0005】 歩道と車道との間に低い段差を設けた路面(低段差型の路面)を形成すること もある。従来この種の路面は、図19に示すように、前述した台形ブロック24 を用いて形成している。すなわち現場打ちコンクリート25の上面を歩道12側 と車道21側とで異なる高さとし、歩道12側の路面が車道21側に比べて少し 高く、かつ歩道と車道との境界に畝2のある路面を形成する。この種の路面は道 路に沿って車庫や駐車場が並んでいる場合のように、車両が歩道を横断できるよ うにするときに多く用いられる。車両が横断する部分には、高さの低いブロック を用いて畝2が形成されないようにする。台形ブロック24は畝2の両側面5、 5が傾斜した面となっており、かつその歩道側及び車道側の両上辺にアールRが 形成されている。
【0006】 歩道と車道との間に低い段差を設けた路面は、前述した段差型ブロック23を 用いて構築されることもある。この場合は歩道の路面を段差型ブロックの畝の上 面より低い位置に形成する(図16の想像線参照)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
歩道を車道より少し高くした低段差型の路面は、車道の水が歩道上を流れない という利点と、車の出入口や小路の出入口で歩道面が大きく上下するのを避ける ことができるという利点がある。すなわちフラット施工の路面では、車道の雨水 が歩道面上を流れるので、雨の日は歩きにくく、マウンドアップ施工の路面では 車の出入口や小路の出入口で歩道面が大きくアップダウンするので、それらが連 続すると非常に歩きにくく、乳母車や車椅子の通行が困難である。
【0008】 ところが従来工法による低段差型の路面は、施工や外観の点で問題があった。 すなわち台形ブロック24を用いるものでは、基礎を現場打ちコンクリートで作 るため、施工に手間と時間を要する。また段差型ブロック23を用いるものでは 、歩道と車道との間に形成される畝の幅が狭かったり、畝の歩道側上辺にアール が形成されていなかったり、畝の歩道側側面に勾配が形成されていなかったりし て、強度や外観の点で劣るという問題があった。
【0009】 そこでこの考案は、外観的にも優れた低段差型の歩車道境界を構築することが できる、施工が容易な歩車道境界ブロックを提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の低段差型歩車道境界ブロックは、畝2と当該畝の下部両側に突 出する車道側エプロン3と歩道側エプロン4とを一体に有する非対称ハット形の 断面を備え、畝2は下方が幅広くなる方向に傾斜した側面5を両側に備え、車道 側エプロン3は歩道側エプロン4より幅広くかつその上面に水勾配11を備えて いることを特徴とするものである。
【0011】 請求項2記載の低段差型歩車道境界ブロックは、畝2と当該畝の下部両側に突 出する車道側エプロン3と歩道側エプロン4とを一体に有する非対称ハット形の 断面を備え、畝2は下方が幅広くなる方向に傾斜した側面5を両側に備え、車道 側エプロン3は歩道側エプロン4より幅広くかつその上面に水勾配11を備え、 歩道側エプロン4の上面が車道側エプロン3の上面より高いことを特徴とするも のである。
【0012】 請求項3記載の低段差型歩車道境界ブロックは、畝2と当該畝の下部両側に突 出する車道側エプロン3と歩道側エプロン4とを一体に有する非対称ハット形の 断面を備え、畝2は下方が幅広くなる方向に傾斜した側面5を両側に備え、車道 側エプロン3は歩道側エプロン4より幅広くかつその上面に水勾配11を備え、 歩道側エプロン4の上面が車道側エプロン3の上面より高く、歩道側エプロン4 の上面と畝2との境目に流水溝13が形成されていることを特徴とするものであ る。
【0013】 請求項4記載の考案は、請求項1、2又は3記載の低段差型歩車道境界ブロッ クにおいて、ブロック長手方向の畝2の長さがエプロン3、4の長さより短く、 ブロックの長手一端に畝長さとエプロン長さの差に相当する長さのエプロンの延 在部15が形成されていることを特徴とするものである。
【0014】 請求項5記載の低段差型歩車道境界ブロックは、畝2と畝2の下部片側に突出 する車道側エプロン3とを一体に有する低いL形断面を備え、畝2は下方が幅広 くなる方向に傾斜した側面5を両側に備え、車道側エプロン3の上面に水勾配を 備えていることを特徴とするものである。
【0015】 請求項6記載の低段差型歩車道境界ブロックは、畝2と畝2の下部片側に突出 する車道側エプロン3とを一体に有する低いL形断面を備え、畝2は下方が幅広 くなる方向に傾斜した側面5を両側に備え、車道側エプロン3の上面に水勾配を 備え、畝2の歩道側側面の下方の車道側エプロン3と対向する部分の側面が垂直 側面16であり、当該垂直側面と畝の傾斜した歩道側側面5との間に緩いV形の 稜線17が形成されていることを特徴とするものである。
【0016】 請求項7記載の低段差型歩車道境界ブロックは、畝2と畝2の下部片側に突出 する車道側エプロン3とを一体に有する低いL形断面を備え、畝2は下方が幅広 くなる方向に傾斜した側面5を両側に備え、車道側エプロン3の上面に水勾配を 備え、畝2の歩道側側面の下方の車道側エプロン3と対向する部分の側面が垂直 側面16であり、当該垂直側面と畝の傾斜した歩道側側面5との間に緩いV形の 稜線17が形成されており、当該稜線17の高さが車道側エプロン3の上面より 高い位置にあることを特徴とするものである。
【0017】 請求項8記載の低段差型歩車道境界ブロックは、畝2と畝2の下部片側に突出 する車道側エプロン3とを一体に有する低いL形断面を備え、畝2は下方が幅広 くなる方向に傾斜した側面5を両側に備え、車道側エプロン3の上面に水勾配を 備え、畝2の歩道側側面の下方の車道側エプロン3と対向する部分の側面が垂直 側面16であり、当該垂直側面と畝の傾斜した歩道側側面5との間に緩いV形の 稜線17が形成されており、前記垂直側面16に凹部18が形成されていること を特徴とするものである。
【0018】 請求項9記載の考案は、請求項5、6、7または8記載の低段差型歩車道境界 ブロックにおいて、ブロック長手方向の畝2の長さがエプロン3の長さより短く 、ブロックの長手一端に畝長さとエプロン長さの差に相当する長さのエプロンの 延在部15が形成されていることを特徴とするものである。
【0019】
【考案の実施の形態】
図1はこの考案の第1実施例を示す斜視図である。ブロック1は長手方向(道 路の延在方向)に細長く、等しい長さの畝2と車道側エプロン3と歩道側エプロ ン4とを一体に備え、車道側エプロン3の幅が歩道側エプロン4の幅より広い非 対称ハット形断面を備えている。畝2の両側の側面5、5は、下方ほど畝幅が広 くなる方向の傾斜面となっており、これら側面5と畝の上面6とが交叉する車道 側及び歩道側上辺7には、アール(角を丸めた円弧)Rが設けられている。車道 側エプロン3の上面には、畝2側が低くなる方向の2度ないし6度の水勾配が設 けられており、車道側エプロン4の幅は側溝の集水口8(図16参照)が設けら れる程度に幅広となっている。
【0020】 歩道側エプロン4の上面9は、図2に示すように、車道側エプロン3の上面1 1と略同じ高さに形成してもよく、また図3に示すように、車道側エプロンの上 面11より高く形成してもよい。図2の場合は、歩道側エプロン4の上面を覆う ようにして歩道12が形成される。これはたとえば歩道の上面を車道との段差に 相当する厚さの表層材(タイル等)で形成する場合に有用である。図3の構造の 場合は、歩道の路面は歩道側エプロン4の上面9と同一面に形成することもでき るし、また図2の場合のように、歩道側エプロン4の上面9を覆う歩道面を形成 することもできる。
【0021】 歩道側エプロン4の上面を歩道の路面と同一面に形成するときは、図4に示す ように、歩道側エプロンの上面9と畝2の境目に細い流水溝13を形成すること ができる。この流水溝13は歩道に降った雨水を集め、ブロックの繋ぎ目または 畝の適宜位置に設けた通水孔を通して車道側に流下させる。なお、図4に示すブ ロックでは畝の両側側面5、5が凸円弧となっており、その断面形状は紡錘形と なっている。
【0022】 図5はこの考案の第2実施例を示したもので、車両の出入口の両側部分に設け られるブロックの一方を示した斜視図である。車両の出入口部分では、車両が歩 道を横断できるように畝2を有しないブロック(図8に示すように頂面を円弧に した低い突起14を有するブロックを含む)を歩車道境界ブロックとして用いる 。図5のブロックはエプロンの延在部15を設けた端部に畝を有しないブロック 19を連接し、反対側に図1に示した畝を有するブロックを連接する。畝2を有 する部分の断面形状は、図2、3、4、6及び7に示した形状のいずれもが可能 である。図6のブロックは歩道側エプロンの上面9が畝側が低くなる方向の2度 ないし6度の水勾配が設けられており、図7のブロックは、畝頂部の断面形状が 半円形である。なお図8に示した畝のないブロック19の断面は、畝を有する部 分の断面が図3に示す断面の場合の例である。
【0023】 エプロンの延在部15側の畝2の端部の形状は、種々の形状が可能である。図 9ないし11にその例を示す。
【0024】 図12及び13はこの考案の第3実施例を示す斜視図及び断面図である。この 第3実施例のブロックは、図1に示す第1実施例のブロックの歩道側エプロン4 の幅を零にした断面形状であり、低いL形断面となっている。車道側エプロン3 と対向するブロックの側面は、垂直側面16となっている。畝2の形状及び車道 側エプロン3の形状は、第1実施例の当該部分の形状と変わらない。すなわち畝 2の両側面5、5は下方ほど畝幅が広くなる方向の傾斜面であり、歩道側及び車 道側の畝の上辺7にアールRが設けられており、車道側エプロン3は幅広でその 上面11には水勾配が設けられている。畝2の傾斜した歩道側側面5と車道側エ プロンと対向する部分の垂直側面16との間には、断面でわずかにく字状に屈曲 した稜線17が形成される。この稜線17の位置は、通常は歩道の路面の高さと し、従って当該稜線17は車道側エプロン3の上面より高い位置に形成される。
【0025】 垂直側面16には、図13に示すように、ブロックの長手方向に細長い凹部1 8を設けておくことができる。この凹部18に歩道側の現場打ちコンクリート等 の基礎部材が入りこむことにより、ブロックの浮き上がりや沈降を防止できる。 このような凹部18は、車道側エプロン3の側端面や第1実施例のブロックの歩 道側エプロンの側端面に設けることもでき、それにより上記と同様な作用を達成 させることができる。図14のブロックは畝の頂部断面形状を半円形としたもの である。
【0026】 図15はこの考案の第4実施例を示す斜視図で、図13のブロックと連接して 使用する車両の出入口部分に設けられるブロックの例である。この第4実施例の ブロックは、第2実施例のブロックの歩道側エプロン4の幅を零にした形状に相 当し、ブロックの長手方向一端に畝2を有しないエプロンの延在部15が形成さ れている。畝2の形状、車道側エプロン3の形状及びエプロンの延在部15の形 状は、第2実施例及び第3実施例で説明した当該部分の形状と同様である。
【0027】 上記実施例に基づいて説明したこの考案の歩車道境界ブロックを用いることに より、歩道と車道との間に低い段差があり、かつ車両の横断部分を除く歩道と車 道の間に畝が形成された路面の歩車道の境界部分の施工を、容易かつ短時間で行 うことができるようになる。そして形成された路面は、歩行者の安全性及び美観 に優れ、特に歩道側路面の凹凸を小さくでき、乳母車や車椅子の通行も容易であ り、歩道に雨水が流れるのを防止でき、かつ歩道上の雨水の流出も速やかである 。また段差型ブロックを代用して低段差型の路面を形成するものではないから、 ブロック、特に畝の形状を低段差型の路面に適したものとすることができ、歩行 者の安全性及び外観に優れた低段差型の路面を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のブロックを示す斜視図
【図2】歩道側エプロンの他の例を示す断面図
【図3】歩道側エプロンの更に他の例を示す断面図
【図4】流水溝を示す断面図
【図5】第2実施例のブロックを示す斜視図
【図6】畝の端部の形状を示す断面図
【図7】畝の端部の他の形状を示す断面図
【図8】低い突起を有するブロックの断面図
【図9】畝の端部形状を示す正面図
【図10】畝の他の端部形状を示す正面図
【図11】畝の更に他の端部形状を示す斜視図
【図12】第3実施例のブロックを示す斜視図
【図13】第3実施例のブロックを示す断面図
【図14】畝の端部の他の形状を示す断面図
【図15】第4実施例のブロックを示す斜視図
【図16】マウンドアップ施工を示す断面図
【図17】フラット施工を示す断面図
【図18】断面ハット形のブロックを用いて形成した歩
車道境界を示す断面図
【図19】台形ブロックを用いて形成した低段差型路面
の断面図
【符号の説明】
2 畝 3 歩道側エプロン 4 車道側エプロン 5 側面 13 流水口 11 上面 15 エプロンの延在部 16 垂直側面 17 稜線 18 凹部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畝(2)と当該畝の下部両側に突出する車
    道側エプロン(3)と歩道側エプロン(4)とを一体に有する
    非対称ハット形の断面を備え、畝(2)は下方が幅広くな
    る方向に傾斜した側面(5)を両側に備え、車道側エプロ
    ン(3)は歩道側エプロン(4)より幅広くかつその上面に水
    勾配(11)を備えていることを特徴とする、低段差型歩車
    道境界ブロック。
  2. 【請求項2】 畝(2)と当該畝の下部両側に突出する車
    道側エプロン(3)と歩道側エプロン(4)とを一体に有する
    非対称ハット形の断面を備え、畝(2)は下方が幅広くな
    る方向に傾斜した側面(5)を両側に備え、車道側エプロ
    ン(3)は歩道側エプロン(4)より幅広くかつその上面に水
    勾配(11)を備え、歩道側エプロン(4)の上面が車道側エ
    プロン(3)の上面より高いことを特徴とする、低段差型
    歩車道境界ブロック。
  3. 【請求項3】 畝(2)と当該畝の下部両側に突出する車
    道側エプロン(3)と歩道側エプロン(4)とを一体に有する
    非対称ハット形の断面を備え、畝(2)は下方が幅広くな
    る方向に傾斜した側面(5)を両側に備え、車道側エプロ
    ン(3)は歩道側エプロン(4)より幅広くかつその上面に水
    勾配(11)を備え、歩道側エプロン(4)の上面が車道側エ
    プロン(3)の上面より高く、歩道側エプロン(4)の上面と
    畝(2)との境目に流水溝(13)が形成されていることを特
    徴とする、低段差型歩車道境界ブロック。
  4. 【請求項4】 ブロック長手方向の畝(2)の長さがエプ
    ロン(3,4)の長さより短く、ブロックの長手一端に畝長
    さとエプロン長さの差に相当する長さのエプロンの延在
    部(15)が形成されていることを特徴とする、請求項1、
    2または3記載の低段差型歩車道境界ブロック。
  5. 【請求項5】 畝(2)と畝(2)の下部片側に突出する車道
    側エプロン(3)とを一体に有する低いL形断面を備え、
    畝(2)は下方が幅広くなる方向に傾斜した側面(5)を両側
    に備え、車道側エプロン(3)の上面に水勾配を備えてい
    ることを特徴とする、低段差型歩車道境界ブロック。
  6. 【請求項6】 畝(2)と畝(2)の下部片側に突出する車道
    側エプロン(3)とを一体に有する低いL形断面を備え、
    畝(2)は下方が幅広くなる方向に傾斜した側面(5)を両側
    に備え、車道側エプロン(3)の上面に水勾配を備え、畝
    (2)の歩道側側面の下方の車道側エプロン(3)と対向する
    部分の側面が垂直側面(16)であり、当該垂直側面と畝の
    傾斜した歩道側側面(5)との間に緩いV形の稜線(17)が
    形成されていることを特徴とする、低段差型歩車道境界
    ブロック。
  7. 【請求項7】 畝(2)と畝(2)の下部片側に突出する車道
    側エプロン(3)とを一体に有する低いL形断面を備え、
    畝(2)は下方が幅広くなる方向に傾斜した側面(5)を両側
    に備え、車道側エプロン(3)の上面に水勾配を備え、畝
    (2)の歩道側側面の下方の車道側エプロン(3)と対向する
    部分の側面が垂直側面(16)であり、当該垂直側面と畝の
    傾斜した歩道側側面(5)との間に緩いV形の稜線(17)が
    形成されており、当該稜線(17)の高さが車道側エプロン
    (3)の上面より高い位置にあることを特徴とする、低段
    差型歩車道境界ブロック。
  8. 【請求項8】 畝(2)と畝(2)の下部片側に突出する車道
    側エプロン(3)とを一体に有する低いL形断面を備え、
    畝(2)は下方が幅広くなる方向に傾斜した側面(5)を両側
    に備え、車道側エプロン(3)の上面に水勾配を備え、畝
    (2)の歩道側側面の下方の車道側エプロン(3)と対向する
    部分の側面が垂直側面(16)であり、当該垂直側面と畝の
    傾斜した歩道側側面(5)との間に緩いV形の稜線(17)が
    形成されており、前記垂直側面(16)に凹部(18)が形成さ
    れていることを特徴とする、低段差型歩車道境界ブロッ
    ク。
  9. 【請求項9】 ブロック長手方向の畝(2)の長さがエプ
    ロン(3)の長さより短く、ブロックの長手一端に畝長さ
    とエプロン長さの差に相当する長さのエプロンの延在部
    (15)が形成されていることを特徴とする、請求項5、
    6、7または8記載の低段差型歩車道境界ブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7109625B1 (ja) 2021-03-30 2022-07-29 正剛 大嶋 L形ブロックによるセミフラット街渠
JP7291450B1 (ja) 2022-06-24 2023-06-15 正剛 大嶋 歩車道境界ブロックによるセミフラット街渠

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