JP3007426U - 舗装ブロック - Google Patents

舗装ブロック

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JP3007426U
JP3007426U JP1994011029U JP1102994U JP3007426U JP 3007426 U JP3007426 U JP 3007426U JP 1994011029 U JP1994011029 U JP 1994011029U JP 1102994 U JP1102994 U JP 1102994U JP 3007426 U JP3007426 U JP 3007426U
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JP
Japan
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road surface
end portion
flat
pavement
pavement block
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JP1994011029U
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English (en)
Inventor
剛次 伊藤
Original Assignee
高圧コンクリート工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 車輛、とくに車椅子やベビーカーなどが、
車乗り入れ部や横断歩道の移行部に設けられている段差
や勾配路面を、滑らかに通行できる舗石ブロックを提供
する。 【構 成】 舗装ブロック本体1の上部の上端部2、お
よび下端部3はそれぞれ上水平面2a、下水平面3a、
その中間部4は緩やかな傾斜曲面4aによって形成され
たもので、上端部2から下端部3まで滑らかに連続した
勾配面を有する構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は段差や勾配のある路面に敷設する舗装ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
歩道と車道に段差があって、横断歩道の移行部や乗り入れ部を歩道内に設ける 場合、アスファルトやコンクリートあるいは舗装平板などの舗装材を用いて、段 差に見合った勾配路面を平面的に現場施工している。
【0003】 このように、段差がある路面間を移行する路面としては、平面的な勾配路面の 構成に頼っているのが一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
段差がついている2つの平坦路面の間を、同じく平面である勾配路面を間に入 れて接合しているのであるから勾配路面と平坦路面とは、ある傾斜角度をもって 接している訳である。従って、この段差路面を通過しようとする車輪は接合部に おいて、路面と連続的な接触となっていない。即ち、進行方向の勾配路面に衝突 する状況となる。この衝突の際の衝撃は車輪が支えている重量とスピードが大き くなる程、大きくなり滑らかな通行の妨げとなっていた。
【0005】 とくに、自転車、ベビーカーおよび車椅子など人の力で動かす車にとっては、 路面の接合部分が滑らかな通行の妨げとなっていた。
【0006】 そこで本考案は、勾配路面と平坦路面との接合部分における衝撃を緩和し、滑 らかな通行のための舗装ブロックを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
勾配を有する舗装ブロックの上端部と下端部は、平面あるいは平面に近い曲面 であって、これと接続する中間部は、側断面形状が緩やかなS宇形をした曲面か らなる傾斜曲面となっていて、上端部から下端部に至る全体が曲面を含む緩やか な勾配(傾斜)をもって構成される舗装ブロツク。
【0008】
【作 用】
平坦路面から、本考案による舗装ブロックに乗り入れると、まず、水平面もし くは水平と近似の上端部(又は下端部)から続いて、緩やかな傾斜曲面、さらに 下端部(又は上端部)へと車輪が勾配路面に常に接しながら転がるようになり、 滑らかに通行できる。
【0009】 従って、勾配路面と平坦路面との接合部分が解消されることになり、通行中の 車輪が路面から受ける衝撃は小さなものとなる。
【0010】 一方、勾配路面にとって、車輪から受ける衝撃が緩和されることから、路面を 構成している舗装ブロック本体と、これに接続している平坦路面のずれや舗装材 の損傷を防止することができる。
【0011】
【実 施 例】
図1において、1は舗装ブロック本体で、この舗装ブロック本体1の水平断面 形状が長方形であって、底部は平面であるのに対し、上部の上端部2および下端 部3はそれぞれ上水平面2a、下水平面3a、その中間部4は側断面形状が緩や かなS宇形をした曲面からなる、傾斜曲面4aとなっていて、上平面2a、およ び下平面3aと傾斜曲面4aが滑らかに連続して上部全面が一連の緩やかな勾配 面となる構成。
【0012】 側面には敷設時の目地幅確保のための半円柱状凸部5を2〜3本突設してある 。
【0013】 また、図2に示すように水平断面形状を扇形(上端部2へ、または下端部3へ 狭くなる楔形)としてもよい。このようにすると、円弧状に敷設できる。
【0014】 あるいは、路面のコーナー用としては図3に示すように、水平断面形状が正方 形をしたブロック本体の上部に二方面の勾配をつけてもよく、大きさ、勾配の異 なる何種類かを用意することによって、あらゆる場所への対応が可能となる。
【0015】
【考案の効果】
上記構成の舗装ブロックによるときは、平坦路面から該舗装ブロックの上端部 (又は下端部)の水平面もしくは近似水平面に支障なく乗入れることができる。 続いて緩やかな傾斜曲面、さらに下端部(又は上端部)へと車輪が勾配路面に 常に接しながら、転がるので滑らかな通行が可能となる。
【0016】 従って、平坦路面から勾配路面を通行中の車輪は路面から受ける衝撃は小さな ものとなり、衝撃による不快感は緩和される。
【0017】 とくに、自転車、ベビーカーおよび車椅子などにとって、滑らかに通行できる ようになり安全となる。
【0018】 一方、勾配路面にとっても、車輪から受ける衝撃が緩和されることから、路面 を構成している舗装ブロック本体と、これに接続している平坦路面の舗装材の損 傷を防止することができる。
【0019】 舗装ブロック本体は、工場生産のプレキャスト製品であるため、形状、色彩、 表面仕上げなどに所定の品質を保ち、かつ、周辺の景観と調和させることが容易 となる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図 2】同実施例による扇形の舗装ブロックの斜視図
である。
【図 3】同実施例による勾配が二方向の舗装ブロック
の斜視図である。
【図 4】同実施例による施工例の側断面図である。
【図 5】従来技術による施工例の側断面図である。
【符号の説明】 1 舗装ブロック本体 2 上端部 2a 上水平面 3 下端部 3a 下水平面 4 中間部 4a 傾斜曲面 5 半円柱状凸部 6 歩道 7 車道 8 すりつけ 9 敷石ブロック 10 切り下げブロック 11 エプロン 12 車輪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 勾配を有する舗装ブロックの上端部と下
    端部は、平面あるいは平面に近い曲面であって、これと
    接続する中間部は、側断面形状が緩やかなS字形をした
    曲面からなる傾斜曲面となっていて、上端部から下端部
    に至る全体が曲面を含む緩やかな勾配(傾斜)をもっ
    て、構成されたことを特徴とする舗装ブロック。
JP1994011029U 1994-08-02 1994-08-02 舗装ブロック Expired - Lifetime JP3007426U (ja)

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JP1994011029U JP3007426U (ja) 1994-08-02 1994-08-02 舗装ブロック

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JP1994011029U JP3007426U (ja) 1994-08-02 1994-08-02 舗装ブロック

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Family

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