JP2812836B2 - 無段変速装置 - Google Patents

無段変速装置

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JP2812836B2
JP2812836B2 JP4109242A JP10924292A JP2812836B2 JP 2812836 B2 JP2812836 B2 JP 2812836B2 JP 4109242 A JP4109242 A JP 4109242A JP 10924292 A JP10924292 A JP 10924292A JP 2812836 B2 JP2812836 B2 JP 2812836B2
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    • F16H47/00Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing
    • F16H47/02Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the volumetric type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
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    • B60K17/105Units comprising at least a part of the gearing and a torque-transmitting axle, e.g. transaxles

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型の動力式芝刈機等
の作業機に用いられる、油圧ポンプモータ式の無段変速
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無段変速装置を用いた農
業機械として、実公昭58―32984号が開示されて
いる。この技術は、入力軸、出力軸が直角となるよう
に、油圧ポンプ、油圧モータの各シリンダを区画並設し
ているが、2個のシリンダ間には、隔壁、ベアリング等
の部品が介在している。又、油圧ポンプの吐出量制御を
行う斜板の軸受け部には、斜板とは別体の支持部材を設
け、これにケースを固定して斜板を支えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術は、油
圧ポンプへの入力軸、油圧モータの出力軸を直角に配置
しているが、油圧ポンプ、油圧モータの2つのシリンダ
の間の空間には、隔壁、ベアリング等の部品が介在し、
2つのシリンダが隣接していない。このため、変速装置
のケースの外形が大きくなる。以上の他、ポンプ吐出量
制御を行う斜板の支持構造も複雑である。
【0004】本発明は、以上の課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、この種無段変速装置の
更なる外形のコンパクト化、構造の簡素化、部品点数の
削減等を図ることができる、無段変速装置を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、請求項1では、プランジャー式の油圧ポン
プ、及び油圧モータを備え、エンジンの駆動力を車輪等
に伝達する無段変速装置において、油圧ポンプの入力軸
と油圧モータの出力軸とは、互いに離間し、且つ互いに
直交するように1個のケース内に配設し、該入力軸の周
りには、油圧ポンプの複数のシリンダを、その軸線が該
入力軸と平行となるように設け、又該出力軸の周りに
は、油圧モータの複数のシリンダをその軸線が該出力軸
と平行となるように設け、油圧ポンプのシリンダ、及び
油圧モータのシリンダは、ケースのカバーを兼ねる夫々
独立した油圧分配用基板を備え、油圧ポンプの室に配設
されたポンプ吐出量調整用斜板は、両側に支軸部を備
え、該支軸部の一端部をケース側に、他端部を油圧モー
タ側の油圧分配用基板をなすカバーで支持し、支軸部を
支点として回動調節可能に構成した無段変速装置であ
る。請求項2では、請求項1において、油圧モータの出
力軸は、油圧モータ室をなすケースの両側に延出され、
出力軸の両端部から出力を取り出せるようにした。 請求
項3では、請求項1において、油圧モータ側の油圧分配
用基板には、弧状の分配溝を対称的に2個備え、該各分
配溝を横切る方向に2個の油路を配設した。 請求項4で
は、請求項1において、油圧ポンプにはフィルタが設け
られ、該フィルタは、ケースと、油圧モータ側油圧分配
用基板、及び油圧モータのシリンダプレートの少なくと
も一部で固定するようにした。
【0006】
【作用】上記手段によれば、1個のケースに油圧ポンプ
のシリンダ、油圧モータのシリンダが隣接して直交する
ように並設され、従って、油圧ポンプの入力軸、油圧モ
ータの出力軸は離間して直交するように配設でき、シリ
ンダ、軸の配置が立体化できるので、シリンダ相互を上
下等に配置でき、外形のコンパクト化が図れ、部品点数
の削減、加工の容易化等が図れ、且つポンプ吐出量調整
用斜板の両側の支軸部の一端部をケース側に、他端部を
油圧モータ側の油圧分配用基板をなすカバーで支持し、
支軸部を支点として回動調節可能としたので、斜板を支
持するための特別な軸受け部品を省略することができ
る。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。図1は本発明にかかる無段変速装置の外
形を示す外観平面図、図2は図1の矢視2方向の図、図
3は無段変速装置の要部の横断平面図で、図2の3―3
線断面図、図4は図1、図3の4―4線断面図で、油圧
ポンプ部分の断面図、図5は図3の5―5線断面図、図
6は図1の6―6線断面図で、油圧モータ部分の断面
図、図7は図4の7―7線断面図、図8は図4の8―8
線に沿って示した油圧油圧ポンプ゜室のカバーの内面
図、図9は油圧ポンプ制御斜板の外観斜視図、図10は
変速装置のケース、カバー等の分解斜視図、図11は無
段変速装置の実施の一例を示す芝刈機の説明的平面図で
ある。
【0008】図11において、101は芝刈機を示し、
四隅に車輪102…を備え、この間にカッターハウジン
グ103が設けられ、ハウジング103上にエンジン1
04が配設され、エンジン104の出力軸に設けたプー
リ105と、車輪102…の内の後輪102―1、10
2―1への動力伝達と、変速を行う無段変速装置のプー
リとをベルト106で連結し、無段変速装置の入力側に
エンジン動力を伝達する。
【0009】図1、図2に示す1は本発明にかかる無段
変速装置を示し、装置1のケース2は外側に冷却フィン
3…を備えて1個で全一体に形成され、内部に図3で示
すように油圧ポンプ室4、油圧モータ室5を隣接して、
並設し、且つ各室の軸方向が直交するように配設され、
油圧ポンプ室4と油圧モータ室5は相互に連通してい
る。ケース2のカバーを取り外した分解斜視図を図10
で示した。
【0010】油圧ポンプ室4は、上、一側部をケース2
の半部、底部を油圧分配用基板をなすカバー6で画成さ
れ、他側部を油圧モータ室5のカバー11で塞がれてい
る。ケース2の天井部の一部には、ボス部7を設け、入
力軸8の一部をボス部7に嵌装した軸受け9を介して回
転自在に支持し、入力軸8の先端部はカバー6の中央部
で回転自在に支持している。入力軸のケース2の外側延
出基部にはプーリ10が固設され、上記したエンジン側
のプーリ105とベルト106で連結されている。
【0011】油圧ポンプ゜室4内には、斜板12が内装
され、斜板12の中央部を上記入力軸が遊合、貫通し、
斜板12の一端部には支持軸部12―1を一体に延設
し、支持軸部12―1は、ケース2の一部の側部に設け
た膨出凹部2―1に回転自在に支持する。斜板12の他
端部には、操作軸部12―2が一体に、且つ上記支持軸
部12―1と同心に延設され、該操作軸部12―2は長
く形成されている。
【0012】カバー11には、操作軸部12―2を回転
自在に支持する軸受け部11―1が形成され、操作軸部
12―2の基端部にはコントロールレバー13をボルト
14で固着し、レバー13は、図2に示すように係止バ
ネ15で定位置に保持され、レバー13をコントロール
ケーブル16で引張、回動させることにより、斜板12
は支持軸部12―1、操作軸部12―2を中心として回
転し、ポンプの吐出量を調節するように構成されてい
る。
【0013】斜板12の中央部にはスラストベアリング
17が設けられ、これに図3に示すように放射状に配設
した複数のポンプ用プランジャ18…の頭部が図4のよ
うに当接し、プランジャ18…は、入力軸8の中間部に
スプライン係合等されたシリンダ部材19の各シリンダ
穴19―1…内に、バネ20を介して付勢され、摺動自
在に嵌合されている。
【0014】油圧ポンプ室4の底部をなすカバー6に
は、図3、図4、図5、図8に示すような油溝、及び油
通路を設ける。カバー6の室4内を向く面には、弧状の
吸入溝21、吐出溝22を対称的に配設し、内部には吸
入通路23、吐出通路24を貫設し、油は、カバー6の
接続通路25、吸入通路23、連通路23―1、弧状の
吸入溝21を介して回転するシリンダ穴19―1の該当
するものの底部から通孔19―2を介して吸入され、当
該シリンダが吐出溝22にいたって、吐出溝22、連通
路24―1、吐出通路24に圧油が供給され、図5に示
すように、カバー6とカバー11との接合部に設けた圧
油通路26に圧油は供給される。以上で油圧ポンプPを
構成する。
【0015】図3、図6は油圧モータMを示し、ケース
2の一部、及びカバー11の一部に、上記油圧ポンプ室
4の入力軸8とは直交する方向に貫通する出力軸27を
回転自在に支持する軸受け部2―2、11―2が設けら
れ、油圧モータ室5内の天井部には斜板28が嵌装、固
定され、油圧モータ室5内に臨む出力軸27の中間部に
は、放射状に複数のシリンダ穴29―1…を有するシリ
ンダ部材29がスプライン係合等され、各シリンダ穴2
9―1…内には、プランジャ30…がバネ31で付勢さ
れ、摺動自在に嵌合されている。
【0016】プランジャ30…は、頭部が斜板28に当
接し、各シリンダ穴29―1…の底部には、連通路29
―2…が夫々設けられている。油圧モータ室5の底部を
なすカバー11には、上記圧油通路26と連通する圧油
通路32を貫設し、一方、圧油通路32と平行して離間
する吐出通路33を、カバー11内に貫設し、カバー1
1の油圧モータ室5内面には、上記平行して離間並設さ
れた圧油通路32、吐出通路33に両端部がかかるよう
に、対称形状の弧状の吸入溝34、吐出溝35を離間し
て配設する。これを図7で明示した。
【0017】各溝34,35には、下方の各通路32,
33と溝34,35の夫々を個別に繋ぐ連通路34―
1,35―1が設けられ、圧油通路32、即ち吸引側通
路からシリンダ穴29―1の該当するものに圧油を吸入
し、斜板28の作用で出力軸27を回転させ、吐出溝3
5、吐出通路33にいたってシリンダ内の圧油を吐出
し、吐出通路33は油圧ポンプ室4のカバー11側に画
成したフィルタ室36に接続される。
【0018】ところで、図7においては、吐出溝35の
連通路35―1を図の左側に、又、吸入溝34の連通路
34―1を図の右側に配設したが、図7における連通路
35―1を右側に穿孔することで、吐出溝35が上記と
は逆に吸入側となり、吸入溝34の連通路34―1を左
側に穿孔することで、吸入溝34が上記とは逆に吐出側
となり、出力軸の回転方向が逆転する。従って、連通路
34―1,35―1の穿孔位置を変えることにより、ポ
ンプの入力回転方向、及び斜板の傾きが一定の条件下
で、回転方向を正・逆選択することができる。この場
合、逆転専用の回転を得るべく、特別な変速機構等を必
要としない。
【0019】尚、出力軸27は、ケース2の左右に延出
され、従って、出力軸の延出部27―1,27―1の両
端を出力部として、そのまま利用することができる。
【0020】ところで、上記油圧ポンプ室4のカバー1
1側端面と、カバー11との間には、図4、図7、図1
0で示す如きシート状フィルタ37を介設する。フィル
タ37は、カバー11の油圧ポンプ室4側の半部に設け
たフィルター室36を区画形成する。油圧ポンプ室4、
油圧モータ室5は図3に示すように連通する構造で、油
圧ポンプ室4、油圧モータ室5の間に隔壁等が無いため
シート状フィルタ37を支持する際に、油圧ポンプ室
4、油圧モータ室5相互の連通部は支持が不確実とな
る。
【0021】そこで、本発明では、油圧モータ室5の底
をなすカバー11に設けるシリンダプレート38におい
て、該シリンダプレート38の油圧ポンプ室4側の辺部
38―1を、フィルタ37の室4,5の連通側の周部3
7―1にラップさせ、挟み込んで、支持させるようにし
た。即ち、フィルタ室36の、油圧ポンプ室4、油圧モ
ータ室5の連通部を除く他の部分の周辺部で、フィルタ
37をケース2との間で挟み込み、油圧ポンプ室4、油
圧モータ室5の連通部を、シリンダプレート38の一部
で挟み込むようにした。
【0022】以上で画成したフィルタ室36にモータか
ら吐出された作動油は送られ、フィルタ37で濾過され
て油圧ポンプ室4内から流入した作動油と合流して上記
作動を循環、反復する。
【0023】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
従来のこの種無段変速装置では、ケースを1個とし、入
力軸、出力軸をケースに画成したポンプ、モータに連結
し、入力軸、出力軸の配設、ポンプのシリンダ、モータ
のシリンダの配置を直交させたとしても、2つのシリン
ダ外側部が隣接せず、間に隔壁、ベアリング等の部品が
介在するため、小型化を図る場合にも限界があるが、本
発明では、油圧ポンプの入力軸と油圧モータの出力軸と
は、互いに離間し、且つ互いに直交するように1個のケ
ース内に配設し、該入力軸の周りには、油圧ポンプの複
数のシリンダを、その軸線が該入力軸と平行となるよう
に設け、又該出力軸の周りには、油圧モータの複数のシ
リンダをその軸線が該出力軸と平行となるように設け
ので、ケース内に設けるポンプのシリンダ、モータのシ
リンダは、上下等任意にスペースレイアウトを追及して
隣接、並設することができ、又軸も直交するように設け
るので、軸配設上必要なスパンに離間させれば良く、従
って、無段変速装置の外形を、従来に比し画期的に小型
化することができる。
【0024】上記大幅な小型化が達成できる結果、無段
変速装置を用いる作業機の小型化、軽量化が図れ、特に
ケースが1個であり、且つ本発明では、ポンプ吐出量調
整用斜板の両側の支軸部の一端部をケース側に、他端部
を油圧モータ側の油圧分配用基板をなすカバーで支持
し、支軸部を支点として回動調節可能としたので、斜板
を支持するための特別な軸受け部品を省略したことから
部品点数が削減することができ、又、油圧分配用基板を
なすカバーを油圧ポンプ室、油圧モータ室と分割して形
成したので、従来のように1個の基板、カバーに油圧通
路、溝等を加工するの比し、加工が容易化し、コストダ
ウンが図れる。又、組み立て性においても、部品点数が
少ないこと、各部品が小さくなり、軽量であるので、組
み立て性が向上し、トータルとして製作が容易で、コス
トダウンが更に図れる。
【0025】次に、出力軸がケースの両側に延出し、出
力軸の両端部を出力部として利用することができるの
で、出力取り出し上便利であり、又、油圧モータ室側の
カバーに設けた吸入、吐出通路に対称的な2個の分配溝
を各油路を横切る方向に配置したので、分配溝の連通路
をなす孔位置を入れ替えるだけで、モータの回転方向を
正・逆入れ替えることができ、ポンプの入力回転方向、
及び斜板の傾きが一定の条件下で、出力軸の回転を正・
逆容易に選択することができる。
【0026】又、本発明では、フィルタを設けてフィル
タ室を画成するに際し、油圧ポンプ゜室、油圧モータ室
が連通し、連通部にフィルタがかかってしまうが、油圧
モータ室のシリンダプレートの一部でフィルタの周を押
さえることができ、フィルタを強固、確実に挟み込む等
で取り付けることができ、フィルタ取付部品は、シリン
ダプレートで構成するので、フィルタ支持用等の特別な
部品を必要とすることが無く、部品点数の削減と、フィ
ルタ支持の容易化が図れる他、モータ側のシリンダプレ
ートを利用してフィルタを取り付けるようにしたので、
ケースのみでフィルターを取り付ける構造に比し、ケー
スの構造が簡素化し、サイズもコンパクト化が更に可能
となる等、多大の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる無段変速装置の外形を示す外観
平面図
【図2】上記図1の矢視2方向の図
【図3】無段変速装置の要部の横断平面図で、図2の3
―3線断面図
【図4】上記図1、図3の4―4線断面図で、油圧ポン
プ部分の断面図
【図5】上記図3の5―5線断面図
【図6】図1の6―6線断面図で、油圧モータ部分の断
面図
【図7】上記図4の7―7線断面図
【図8】上記図4の8―8線に沿って示した油圧ポンプ
室のカバーの内面図
【図9】油圧ポンプ制御斜板の外観斜視図
【図10】上記変速装置のケース、カバー等の分解斜視
【図11】無段変速装置の実施の一例を示す芝刈機の説
明的平面図
【符号の説明】
1…無段変速装置、 2…ケース、 6,11…油圧分
配用基板であるカバー、 8…入力軸、 12…斜板、
12―1、12―2…斜板の支軸部、 13…斜板回
転機構、 19,29…油圧ポンプ、油圧モータのシリ
ンダ部材、 32,33…油路、 34,35…分配
溝、 37…フィルター、 38…シリンダプレート、
P…油圧ポンプ、 M…油圧モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 39/04 - 39/14 F16H 47/02 B60K 17/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャー式の油圧ポンプ、及び油圧
    モータを備え、エンジンの駆動力を車輪等に伝達する無
    段変速装置において、上記油圧ポンプの入力軸と油圧モータの出力軸とは、互
    いに離間し、且つ互いに直交するように1個のケース内
    に配設し、該入力軸の周りには、油圧ポンプの複数のシ
    リンダを、その軸線が該入力軸と平行となるように設
    け、又該出力軸の周りには、油圧モータの複数のシリン
    ダをその軸線が該出力軸と平行となるように設け、 上記油圧ポンプのシリンダ、及び油圧モータのシリンダ
    は、ケースのカバーを兼ねる夫々独立した油圧分配用基
    板を備え 上記油圧ポンプの室に配設されたポンプ吐出量調整用斜
    板は、両側に支軸部を備え、該支軸部の一端部をケース
    側に、他端部を油圧モータ側の油圧分配用基板をなすカ
    バーで支持し、支軸部を支点として回動調節可能に構成
    した、 ことを特徴とする無段変速装置。
  2. 【請求項2】 上記油圧モータの出力軸は、油圧モータ
    室をなすケースの両側に延出され、出力軸の両端部から
    出力を取り出せるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の無段変速装置。
  3. 【請求項3】 油圧モータ側の油圧分配用基板には、弧
    状の分配溝を対称的に2個備え、該各分配溝を横切る方
    向に2個の油路を配設したことを特徴とする請求項1記
    載の無段変速装置。
  4. 【請求項4】 油圧ポンプにはフィルタが設けられ、該
    フィルタは、ケースと、油圧モータ側油圧分配用基板、
    及び油圧モータのシリンダプレートの少なくとも一部で
    固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の無
    段変速装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6796392B2 (en) 2001-04-20 2004-09-28 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Walk-behind, self-propelled working machine

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