JPH0545452B2 - - Google Patents

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JPH0545452B2
JPH0545452B2 JP62160692A JP16069287A JPH0545452B2 JP H0545452 B2 JPH0545452 B2 JP H0545452B2 JP 62160692 A JP62160692 A JP 62160692A JP 16069287 A JP16069287 A JP 16069287A JP H0545452 B2 JPH0545452 B2 JP H0545452B2
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JP
Japan
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axle case
axle
hydraulic pump
hst
case
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JP62160692A
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JPS644520A (en
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Koichiro Fujisaki
Ryota Oohashi
Hidesuke Nemoto
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は走行作業車輌において、車軸の変速駆
動装置として用いられる小型のHST一体形車軸
駆動装置の構成に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、車軸の変速駆動ミツシヨンケースに
付設してHST変速装置を設けた技術は公知とさ
れているのである。
例えば、特開昭61−263835号公報や、米国特許
4513834号明細書の如くである。
しかし、上記特開昭61−263835号公報に記載の
技術においては、車軸ケースの分割面において、
車軸を車受支持しておらず、車軸ケースの分割面
に直交する方向に車軸を配置しているのである。
故に、車軸を軸受する為の軸受孔が、分割される
車軸ケースの両方に必要となるのである。
また、米国特許4513834号明細書に記載の技術
においては、HST変速装置がミツシヨンケース
の外部に付設されており、全体のHST一体型車
軸駆動装置を小型にコンパクトに構成することが
出来ないという不具合があつた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、車軸を支持する車軸ケース内に
HST変速装置を内装し、該車軸ケースからは、
左右の車軸と油圧ポンプ軸と斜板回動軸を突出
し、該車軸ケースのみでHST一体形車軸駆動装
置を構成したのである。
この為に、車軸ケースを車軸の軸心線の近傍を
通過する水平線により上下に2分割し、該分割面
において軸とHST変速装置を支持固定したもの
である。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次の該目的
を達成する為の構成を説明する。
一対の車軸6L,6Rの軸心と、油圧ポンプP
及び油圧モーターMの弁座を兼ねるマニホールド
10とを、同一平面内に配置して、車軸ケース1
1により支承すると共に、該車軸ケース11を上
記平面において分離可能に接合される2つの部分
から構成したものである。
(ホ) 実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は本発明のHST一体形車軸駆動装置を
付設したトラクターの全体側面図、第2図は
HST一体形車軸駆動装置の全体斜視図、第3図
は同じく側面断面図、第4図はHSTセツトを外
した状態の下部車軸ケース11bの部分の平面
図、第5図は同じく側面断面図、第6図は斜板回
動軸8の部分の分解図、第7図は油圧ポンプPの
断面図である。
第1図においてモア装置Rを装着したトラクタ
ーの全体構成について説明する。
駆動輪である前輪1と、操向輪である後輪2の
間に機体を支持し、垂直クランク軸を突出したエ
ンジンEを載置している。
該エンジンEの垂直クランク軸に出力プーリー
3が固設されている。該出力プーリー3より水平
に張設したVベルト5を介してHST一体形車軸
駆動装置の入力プーリー4に動力伝達している。
該入力プーリー4は、HST一体形車軸駆動装
置の油圧ポンプPのポンプ軸9に固設されてい
る。
トラクターの車軸6L,6Rは左右に水平に突
出されているのに対して、油圧ポンプPのポンプ
軸9は垂直クランク軸と平行に垂直に配置してい
るのである。
モア装置6は、第1図に示す如く、フロントモ
ア装置Rとして使用することも出来るし、またミ
ツドモア装置R′としてトラクターの腹部に装着
することもできるのである。
次に第2図から第6図において、HST一体形
車軸駆動装置の具体的な構成について説明する。
本発明においては車軸6L,6Rを支持し、エ
ンジンEの動力を変速しながら駆動する車軸ケー
ス11を、第1図の如く、側面視において平坦に
構成し、これを水平に配置しているのである。
そして該車軸ケース11を、車軸6L,6Rの
軸心線の近傍または、丁度軸心線上で上下に上部
車軸ケース11aと下部車軸ケース11bに2分
割しているのである。
そして該上下の分割線上に、車軸6L,6Rと
減速軸18と、弁座を兼ねるマニホールド10を
挟持し支持しているのである。
該マニホールド10は、HST変速装置の構成
において公知の如く、内部に穿設した油路によ
り、油圧ポンプPと油圧モーターMの間を連結
し、閉回路を構成している。そして該油路は、油
圧ポンプPと油圧モーターMの高圧油と、低圧油
をそれぞれの閉回路に案内する弁と弁座の役目を
兼用しているのである。
即ち車軸6L,6Rと減速軸18の軸受部は、
下部車軸ケース11bの上面に設けた半割軸受面
と、上部車軸ケース11aの下面に設けた半割軸
受面とを接合することにより、1本の軸受穴に構
成しているのである。
また油圧ポンプPと油圧モーターMは、油圧モ
ーターMを下方にし、油圧ポンプPを上方にし
て、間に弁座を兼ねるマニホールド10を介装し
て上下から固設しHSTセツトに構成しているの
である。
該HSTセツトの側面に作動油のチヤージ用に
吸引油路を設け、上下の油圧ポンプPと油圧モー
ターMの間の油路をマニホールド10を介して連
通しているのである。
そして該弁座を兼ねるマニホールド10を平面
視で四角の板に構成し、該マニホールド10を上
部車軸ケース11aと下部車軸ケース11bの間
に挟んで、支持固定しているのである。
即ち、第4図と第5図に示す如く、上部車軸ケ
ース11aの下面に、マニホールド10の挟持固
定座11cを設け、下部車軸ケース11bの上面
に載置固定座11dを設け、該挟持固定座11c
も載置固定座11dも四角形の座としており、こ
の部分にHSTセツトのマニホールド10の部分
を配置して、上部車軸ケース11aと下部車軸ケ
ース11bを接合することにより、車軸6L,6
Rや減速軸18と同様に固定できるのである。
油圧ポンプPの上方は上部車軸ケース11aに
開口を設け、この部分をオイルシールを設けたシ
ール蓋12により閉鎖しているのである。
また該油圧ポンプPの回動斜板25を操作し
て、圧油の吐出方向と吐出量を変更する必要があ
り、該回動斜板25を操作する斜板回動軸8aを
係合溝部のある軸として吐出しているのである。
そして該斜板回動軸8aの配置された部分の上
部車軸ケース11aに開口を設け、第6図の如
く、係合溝部に嵌入する操作レバー軸8bをシー
ル蓋と一体に構成して、外から取付け可能として
いるものである。
また油圧モーターMはマニホールド10の下面
に固設された状態で、内部には固定斜板16とロ
ーター22とピストン23が設けられており、油
圧ポンプPから送油される圧油が、ローター22
に穿設されたシリンダー穴内に流入することによ
り、ピストン23を押出し、固定斜板16に押圧
されることによりローター22の回転力が発生す
るのである。該ローター22の回転力がモーター
軸24に伝送されて、出力歯車13の回転となつ
ているのである。
該HSTセツトを上方から挿入することにより、
出力歯車13が大径歯車14と噛合すべく構成さ
れているのである。
また出力歯車13からデフギヤ装置の間に歯車
減速装置が構成されているのである。
油圧ポンプPは第7図の如く構成されている。
上部車軸ケース11aの外側より操作レバー軸8
bにより操作可能とした斜板回動軸8aを設け、
該斜板回動軸8aにより油圧ポンプPの内部の斜
板25を回動するのである。
前記油圧ポンプ軸9に固定されたローター27
のピストン26が、回動斜板25に押圧状態で回
転することにより圧油を吐出し、また回動斜板2
5の回動により該圧油の吐出方向と吐出量を変更
するものである。
該油圧ポンプPの圧油の吐出方向と吐出量の変
化により、油圧モーターMを前進・中立・後進に
無段変速可能としている。
そして該油圧ポンプPから吐出された圧油はマ
ニホールド10を介して、油圧モーターMのロー
ター22に構成したシリンダー内に案内されてい
る。
次に歯車減速装置の構成を説明すると、モータ
ー軸24上に固設された小径歯車13から、減速
軸18上の大径歯車14に伝達されている。
該減速軸18の他の小径歯車15がデフギア装
置のリングギア7に噛合して構成されている。
該デフギア装置はギアケースを具備しておら
ず、リングギア7の内径の穴がギアケースを兼用
している。該リングギア7の内径にピニオン軸1
7を固定し、該ピニオン軸17の中央部に左右の
車軸6L,6Rの内端部の対向枢支穴を構成して
いる。
そしてピニオン軸17に遊嵌したピニオン1
9,20がデフサイドギア21L,21Rと噛合
し、該デフサイドギア21L,21Rに車軸6
L,6Rの内端のスプラインが嵌合嵌入されてい
る。
第8図は油圧ポンプPと油圧モーターMの各ケ
ースを、上部車軸ケース11a・下部車軸ケース
11bに兼用した実施例の分解平面図、第9図は
同じく側面断面図、第10図は同じく後面断面図
である。
以上のものが油圧ポンプP、油圧モーターMを
各ケースごと上部・下部車軸ケース11a,11
bに内装するものであり、第8〜10図に示すよ
うに油圧ポンプP、油圧モーターMの各ケースを
それぞれ上部車軸ケース11a・下部車軸ケース
11bに兼用させても良い。
マニホールド10は、下部車軸ケース11b側
にのみ形成した載置固定座11dに嵌合固定さ
れ、その上面に油圧ポンプPを設置して油圧モー
ター側と油圧ポンプP間の油路を接続し、開回路
を構成している。
なお、固定斜板16は下部車軸ケース11bの
底部に固着される。
(ヘ) 発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、車軸6L,6Rを車軸ケース11の分
割面に配置したので、分割した車軸ケース面を接
合する部分に車軸6L,6Rの軸受部を構成出来
るので、軸受孔の加工や組立が容易となつたので
ある。
第2に、車軸ケース11として大きなケースを
構成することなく、上部車軸ケース11aと下部
車軸ケース11bに分割可能とし、該車軸ケース
11の接合面に弁座を兼ねるマニホールド10と
車軸6L,6Rを、同一平面内に配置して、締め
付けるだけで、簡単に組立てを行うことが出来る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のHST一体形車軸駆動装置を
付設したトラクターの全体側面図、第2図は
HST一体形車軸駆動装置の全体斜視図、第3図
は同じく側面断面図、第4図はHSTセツトを外
した状態の下部車軸ケース11bの部分の平面
図、第5図は同じく側面断面図、第6図は斜板回
動軸8の部分の分解図、第7図は油圧ポンプPの
断面図、第8図は油圧ポンプPと油圧モーターM
の各ケースを、上部車軸ケース11a・下部車軸
ケース11bに兼用した実施例の分解平面図、第
9図は同じく側面断面図、第10図は同じく後面
断面図である。 P……油圧ポンプ、M……油圧モーター、E…
…垂直クランク軸形エンジン、8……斜板回動
軸、9……ポンプ軸、10……マニホールド、1
1……車軸ケース、11a……上部車軸ケース、
11b……下部車軸ケース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対の車軸6L,6Rの軸心と、油圧ポンプ
    P及び油圧モーターMの弁座を兼ねるマニホール
    ド10とを、同一平面内に配置して、車軸ケース
    11により支承すると共に、該車軸ケース11を
    上記平面において分離可能に接合される2つの部
    分から構成したことを特徴とするHST一体形車
    軸駆動装置。
JP16069287A 1987-06-27 1987-06-27 Hst integral type axle driving device Granted JPS644520A (en)

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JPS644520A JPS644520A (en) 1989-01-09
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Families Citing this family (7)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6938718B1 (en) 1988-02-03 2005-09-06 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Axle driving apparatus
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