JP2501330B2 - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は動力伝達装置に関し、更に詳細には、オイル
ポンプ、オイルモータ等を用いて構成した動力伝達装置
に関する。
ポンプ、オイルモータ等を用いて構成した動力伝達装置
に関する。
(従来の技術) 例えば芝刈機、耕耘機等の各種車両には、左右の車軸
に減速し適宜速比に変速したエンジンや電動機等の動力
源の動力を伝達する動力伝達装置が設けられる。
に減速し適宜速比に変速したエンジンや電動機等の動力
源の動力を伝達する動力伝達装置が設けられる。
そして動力伝達装置をオイルポンプ、オイルモータを
用いて構成したものでは主としてオイルポンプ、オイル
モータにより変速を行い、複数のギヤからなる減速機構
により減速を行っている。
用いて構成したものでは主としてオイルポンプ、オイル
モータにより変速を行い、複数のギヤからなる減速機構
により減速を行っている。
このような油圧式の動力伝達装置では、従来、オイル
ポンプ、オイルモータの冷却性を確保するため、減速機
構を収容するミッション室外にこれらオイルポンプ、オ
イルモータをそのケースを大気に露出させて配設し、更
にケースにフィンを突設させる等している。
ポンプ、オイルモータの冷却性を確保するため、減速機
構を収容するミッション室外にこれらオイルポンプ、オ
イルモータをそのケースを大気に露出させて配設し、更
にケースにフィンを突設させる等している。
(発明が解決しようとする問題点) そのため従来の動力伝達装置では、減速機構を収容す
るミション室とは別の箇所にオイルポンプ、オイルモー
タを配設しなけらばならないため、動力伝達装置は大型
化せざるを得ず、またケースの形成も複雑化してコスト
高になる不具合があった。
るミション室とは別の箇所にオイルポンプ、オイルモー
タを配設しなけらばならないため、動力伝達装置は大型
化せざるを得ず、またケースの形成も複雑化してコスト
高になる不具合があった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本
発明の目的は、オイルポンプ、オイルモータの冷却性を
確保しつつコンパクト化を図り、更にはコストダウンを
図ることができる動力伝達装置を提供するにある。
発明の目的は、オイルポンプ、オイルモータの冷却性を
確保しつつコンパクト化を図り、更にはコストダウンを
図ることができる動力伝達装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため本発明の構成は、複数ギヤ
(127),(139)により動力源の動力を減速する減速機
構(31)と、 動力源の動力で駆動されるオイルポンプ(27)と、 前記オイルポンプ(27)により駆動され左右の車軸
(21)に対応して設けられた二つのオイルモータ(29)
とを備え、 前記オイルポンプ(27)、オイルモータ(29)の少な
くとも一方は可変容量形であり、 前記オイルポンプ(27)、オイルモータ(29)は内ケ
ース(120)で画成された閉塞空間(115),(117)内
に収容され、 前記内ケース(120)、減速機構(31)はミッション
ケース(33)で画成され潤滑油が封入されたミッション
室(45),(47)に収容されている、 ことを特徴とする。
(127),(139)により動力源の動力を減速する減速機
構(31)と、 動力源の動力で駆動されるオイルポンプ(27)と、 前記オイルポンプ(27)により駆動され左右の車軸
(21)に対応して設けられた二つのオイルモータ(29)
とを備え、 前記オイルポンプ(27)、オイルモータ(29)の少な
くとも一方は可変容量形であり、 前記オイルポンプ(27)、オイルモータ(29)は内ケ
ース(120)で画成された閉塞空間(115),(117)内
に収容され、 前記内ケース(120)、減速機構(31)はミッション
ケース(33)で画成され潤滑油が封入されたミッション
室(45),(47)に収容されている、 ことを特徴とする。
(作用) 内ケース(120)はミッション室(45)、(47)内の
潤滑油で冷却され、また、内ケース(120)内の熱は容
積の大きなミッションケース(33)を経て外部に放出さ
れる。
潤滑油で冷却され、また、内ケース(120)内の熱は容
積の大きなミッションケース(33)を経て外部に放出さ
れる。
従って、冷却性を確保しつつ減速機構(31)と共にオ
イルポンプ(27)、オイルモータ(29)をミッション室
(45),(47)に収容でき、動力伝達装置(13)のコン
パクト化を図れる。
イルポンプ(27)、オイルモータ(29)をミッション室
(45),(47)に収容でき、動力伝達装置(13)のコン
パクト化を図れる。
また、従来のフィン等を要することなくオイルポンプ
(27),オイルモータ(29)の冷却性を確保できるの
で、従来のフィン等を省いてコストダウンを図れる。
(27),オイルモータ(29)の冷却性を確保できるの
で、従来のフィン等を省いてコストダウンを図れる。
(実施例) 以下、本発明は好適一実施例を添付図面に従って説明
する。
する。
第1図は乗用芝刈機の要部切欠き平面図、第2図は動
力伝達装置の断面展開図、第3図は第2図のA−A線矢
視図にB−B線断面を組合せた図、第4図は第2図のC
−C線矢視図にD−D線矢視図を組合せた図を示す。
力伝達装置の断面展開図、第3図は第2図のA−A線矢
視図にB−B線断面を組合せた図、第4図は第2図のC
−C線矢視図にD−D線矢視図を組合せた図を示す。
(1)は乗用芝刈機、(3)は前輪、(5)は後輪、
(7)はカッターハウジング、(9)は座席、(11)は
ハンドルで、左右の後輪(5),(5)間に動力伝達装
置(13)を配設する。
(7)はカッターハウジング、(9)は座席、(11)は
ハンドルで、左右の後輪(5),(5)間に動力伝達装
置(13)を配設する。
乗用芝刈機1には動力源としてエンジンが搭載され、
エンジンの動力は動力伝達装置(13)の入力軸(15)に
ベルト(17)、プーリ(19)を経て入力され、エンジン
動力の一部は動力伝達装置(13)を経て左右の車軸(2
1),(21)に伝達され、左右の後輪(5),(5)を
駆動し、また、エンジン動力の一部は入力軸(15)から
プーリ(23)、ベルト(25)を経てカッターハウジング
(7)内の芝刈用のカッターに伝達され、カッターを回
転駆動する。
エンジンの動力は動力伝達装置(13)の入力軸(15)に
ベルト(17)、プーリ(19)を経て入力され、エンジン
動力の一部は動力伝達装置(13)を経て左右の車軸(2
1),(21)に伝達され、左右の後輪(5),(5)を
駆動し、また、エンジン動力の一部は入力軸(15)から
プーリ(23)、ベルト(25)を経てカッターハウジング
(7)内の芝刈用のカッターに伝達され、カッターを回
転駆動する。
前記動力伝達装置(13)はオイルポンプ(27)と、該
オイルポンプ(27)により駆動される二つのオイルモー
タ(29),(29)と、各オイルモータ(29)と左右の車
軸(21)間に設けられた減速機構(31),(31)と、ミ
ッションケース(33)等を備え、左右の車軸(21),
(21)は同軸上に配設する。
オイルポンプ(27)により駆動される二つのオイルモー
タ(29),(29)と、各オイルモータ(29)と左右の車
軸(21)間に設けられた減速機構(31),(31)と、ミ
ッションケース(33)等を備え、左右の車軸(21),
(21)は同軸上に配設する。
前記ミッションケース(33)は基板(35)の平坦な左
右取付面(35A),(35B)に夫々パッキン(36),(3
8)を介してボルトで締結された左ケース(37)と右ケ
ース(39)とを備え、実施例ではミッションケース(3
3)は左右のケース(37),(39)と基板(35)の外周
部分により構成され、第3図、第4図中(41),(43)
は左右のケース(37),(39)のボルト取付部を示す。
右取付面(35A),(35B)に夫々パッキン(36),(3
8)を介してボルトで締結された左ケース(37)と右ケ
ース(39)とを備え、実施例ではミッションケース(3
3)は左右のケース(37),(39)と基板(35)の外周
部分により構成され、第3図、第4図中(41),(43)
は左右のケース(37),(39)のボルト取付部を示す。
前記両ケース(37),(39)により基板(35)の左右
に夫々ミッション室(45),(47)を画成し、左右のミ
ッション室(45),(47)は基板(35)に形成した貫通
孔で連通させる。前記ミッション室(45),(47)には
潤滑油を封入し、前記オイルポンプ(27)、オイルモー
タ(29),(29)、減速機構(31)、左右の車軸(2
1),(21)の内端部は該ミッション室(45),(47)
に収容する。
に夫々ミッション室(45),(47)を画成し、左右のミ
ッション室(45),(47)は基板(35)に形成した貫通
孔で連通させる。前記ミッション室(45),(47)には
潤滑油を封入し、前記オイルポンプ(27)、オイルモー
タ(29),(29)、減速機構(31)、左右の車軸(2
1),(21)の内端部は該ミッション室(45),(47)
に収容する。
前記入力軸(15)は左ケース(37)の外端に取着した
ブラケット(49)、軸受(51)、オイルシール(53)を
介して上下方向に延出させて配設する。
ブラケット(49)、軸受(51)、オイルシール(53)を
介して上下方向に延出させて配設する。
前記オイルポンプ(27)はその駆動軸(55)を車軸
(21)に平行させて基板(35)の左取付面(35A)に配
設し、実施例ではオイルポンプ(27)として斜板式可変
容量アキシャルピストンポンプを用いた。
(21)に平行させて基板(35)の左取付面(35A)に配
設し、実施例ではオイルポンプ(27)として斜板式可変
容量アキシャルピストンポンプを用いた。
前記オイルポンプ(27)は基板(35)の左端取付面
(35A)にパッキン(56)を介してボルトで取付けるポ
ンプケース(57)と、ポンプケース(57)に挿通されエ
ンジン動力で回動される駆動軸(55)と、駆動軸(55)
の軸心に対して傾斜してポンプケース(57)に取り付け
られた斜板(59)と、駆動軸(55)とスプライン係合し
駆動軸(56)と一体回動するシリンダブロック(61)
と、シリンダブロック(61)に組み込まれ斜板(59)の
スラスト軸受(63)上を移動して往復運動を行う複数の
ピストン(65)と、吸込ポート(67)及び吐出ポート
(69)が形成された弁板(71)を備え、第2図中(68)
は軸受、(70)はオイルシールを示す。
(35A)にパッキン(56)を介してボルトで取付けるポ
ンプケース(57)と、ポンプケース(57)に挿通されエ
ンジン動力で回動される駆動軸(55)と、駆動軸(55)
の軸心に対して傾斜してポンプケース(57)に取り付け
られた斜板(59)と、駆動軸(55)とスプライン係合し
駆動軸(56)と一体回動するシリンダブロック(61)
と、シリンダブロック(61)に組み込まれ斜板(59)の
スラスト軸受(63)上を移動して往復運動を行う複数の
ピストン(65)と、吸込ポート(67)及び吐出ポート
(69)が形成された弁板(71)を備え、第2図中(68)
は軸受、(70)はオイルシールを示す。
前記斜板(59)は軸(73)、レバー(75)等を介して
変速操作子に連結し、斜板(59)の駆動軸(55)に対す
る傾斜角を変速操作子の操作により任意の値に設定でき
るように構成する。従ってオイルポンプ(27)で変速装
置が構成され、実施例では前進、ニュートラル、後進の
三段階に切換え可能である。
変速操作子に連結し、斜板(59)の駆動軸(55)に対す
る傾斜角を変速操作子の操作により任意の値に設定でき
るように構成する。従ってオイルポンプ(27)で変速装
置が構成され、実施例では前進、ニュートラル、後進の
三段階に切換え可能である。
前記駆動軸(55)の左端は左ケース(37)の軸受部
(77)で支持し、駆動軸(55)は左端寄りに取着したベ
ベルギヤ(79)を入力軸(15)のベベルギヤ(81)と噛
合させることで駆動する。
(77)で支持し、駆動軸(55)は左端寄りに取着したベ
ベルギヤ(79)を入力軸(15)のベベルギヤ(81)と噛
合させることで駆動する。
前記駆動軸(55)の右端は基板(35)の軸受孔(83)
を挿通させ、基板(35)の右取付面(35B)側に突出さ
せる。そして実施例では該部分にオイルポンプ(27)の
吸込ポート(67)にオイルを供給するギヤ式のオイルポ
ンプ(トロコイドポンプ)(85)を設けた。
を挿通させ、基板(35)の右取付面(35B)側に突出さ
せる。そして実施例では該部分にオイルポンプ(27)の
吸込ポート(67)にオイルを供給するギヤ式のオイルポ
ンプ(トロコイドポンプ)(85)を設けた。
前記オイルポンプ(85)は駆動軸(55)と一体回動す
るギヤ(87)と、該ギヤ(87)を収容するケース(89)
と、吸込ポート(91)及び吐出ポート(93)等を備え
る。
るギヤ(87)と、該ギヤ(87)を収容するケース(89)
と、吸込ポート(91)及び吐出ポート(93)等を備え
る。
前記左右のオイルモータ(29)は基板(35)の左右取
付面(35A),(35B)に各出力軸(95)を車軸(21)に
平行させて同軸上に配設し、実施例ではオイルモータ
(29)として斜板式固定容量アキシャルピストンモータ
を用いた。
付面(35A),(35B)に各出力軸(95)を車軸(21)に
平行させて同軸上に配設し、実施例ではオイルモータ
(29)として斜板式固定容量アキシャルピストンモータ
を用いた。
前記オイルモータ(29)はモータケース(97)と、モ
ータケース(97)内に配設された出力軸(95)と、出力
軸(95)の軸心に対して傾斜してモータケース(97)に
設けられた斜板(101)と、出力軸(95)とスプライン
係合し出力軸(95)と一体回動するシリンダブロック
(103)と、シリンダブロック(103)に組み込まれ斜板
(101)のスラスト軸受(105)上を移動して往復運動を
行う複数のピストン(107)と、インレットポート(10
9)及びアウトレットポート(111)が形成された弁板
(113)を備える。
ータケース(97)内に配設された出力軸(95)と、出力
軸(95)の軸心に対して傾斜してモータケース(97)に
設けられた斜板(101)と、出力軸(95)とスプライン
係合し出力軸(95)と一体回動するシリンダブロック
(103)と、シリンダブロック(103)に組み込まれ斜板
(101)のスラスト軸受(105)上を移動して往復運動を
行う複数のピストン(107)と、インレットポート(10
9)及びアウトレットポート(111)が形成された弁板
(113)を備える。
基板(35)の左取付面(35A)に取付けるオイルモー
タ(29)のケース(97A)は前記オイルポンプ(27)の
ケース(57)と一体に形成し、基板(35)の右取付面
(35B)に取付けるオイルモータ(29)のケース(97B)
は前記ギヤ式のオイルポンプ(85)を覆う大きさで形成
する。ケース(97B)はパッキン(114)を介してボルト
で右取付面(35B)に取付け、第3図、第4図中(10
6),(108)はケース(97A),(97B)のボルト取付部
を示す。
タ(29)のケース(97A)は前記オイルポンプ(27)の
ケース(57)と一体に形成し、基板(35)の右取付面
(35B)に取付けるオイルモータ(29)のケース(97B)
は前記ギヤ式のオイルポンプ(85)を覆う大きさで形成
する。ケース(97B)はパッキン(114)を介してボルト
で右取付面(35B)に取付け、第3図、第4図中(10
6),(108)はケース(97A),(97B)のボルト取付部
を示す。
前記ケース(97A),(97B)により基板(35)の左右
に夫々空間部(115),(117)を画成し、両空間部(11
5),(117)は基板(35)に形成した不図示の貫通孔に
より連通させ、空間部(115),(117)にはオイルポン
プ(27),(85)、オイルモータ(29)用のオイルを封
入し、右側のケース(97B)の下部には下方に膨出する
オイル溜り(119)を形成する。従って実施例ではポン
プケース(57)とモータケース(97)が一体化された前
記ケース(97A)と、基板(35)の内側部分と、ギヤ式
オイルポンプ(85)を覆うオイルモータ(29)のケース
(97B)とで、オイルポンプ((27),(85)、オイル
モータ(29),(29)を閉塞空間(115),(117)内に
収容する内ケース(120)が構成されている。
に夫々空間部(115),(117)を画成し、両空間部(11
5),(117)は基板(35)に形成した不図示の貫通孔に
より連通させ、空間部(115),(117)にはオイルポン
プ(27),(85)、オイルモータ(29)用のオイルを封
入し、右側のケース(97B)の下部には下方に膨出する
オイル溜り(119)を形成する。従って実施例ではポン
プケース(57)とモータケース(97)が一体化された前
記ケース(97A)と、基板(35)の内側部分と、ギヤ式
オイルポンプ(85)を覆うオイルモータ(29)のケース
(97B)とで、オイルポンプ((27),(85)、オイル
モータ(29),(29)を閉塞空間(115),(117)内に
収容する内ケース(120)が構成されている。
前記各出力軸(95)の内端は基板(35)の軸受孔(12
1)で支持し、両内端面(95A),(95A)は軸受孔(12
1)内で当接させ、第2図中(122)は軸受、(124)は
オイルシールを示す。
1)で支持し、両内端面(95A),(95A)は軸受孔(12
1)内で当接させ、第2図中(122)は軸受、(124)は
オイルシールを示す。
また、各出力軸(95)の外端は夫々左ケース(37)と
右ケース(39)の軸受部(123)で軸受(125)を介して
支持し、各出力軸(95)の外端寄りには小径の減速ギヤ
(127)を取付ける。
右ケース(39)の軸受部(123)で軸受(125)を介して
支持し、各出力軸(95)の外端寄りには小径の減速ギヤ
(127)を取付ける。
前記左右の車軸(21)は内端を基板(35)の軸受孔
(121)で支持すると共に、内端寄りを夫々左右の外ケ
ース(35),(37)の軸受部(131)で軸受(135)、オ
イルシール(137)を介して支持する。各車軸(21)の
内端面(21A)は軸受孔(129)内で当接させ、各車軸
(21)の外端には後輪(5)を取着する。
(121)で支持すると共に、内端寄りを夫々左右の外ケ
ース(35),(37)の軸受部(131)で軸受(135)、オ
イルシール(137)を介して支持する。各車軸(21)の
内端面(21A)は軸受孔(129)内で当接させ、各車軸
(21)の外端には後輪(5)を取着する。
前記各車軸(21)のケース(37),(39)寄りの箇所
には前記減速ギヤ(127)に噛合する大径の減速ギヤ(1
39)と取付け、減速ギヤ(127),(139)によりエンジ
ンの動力を減速する減速機構(31)が構成される。
には前記減速ギヤ(127)に噛合する大径の減速ギヤ(1
39)と取付け、減速ギヤ(127),(139)によりエンジ
ンの動力を減速する減速機構(31)が構成される。
前記各減速ギヤ(139)の内側面側には車軸(21)の
制動を行うブレーキ機構(141)を配置する。
制動を行うブレーキ機構(141)を配置する。
前記ブレーキ機構(141)は、基板(35)に取着され
たケース(143)と、ケース(143)で支持されたアンカ
ピン(145)と、アンカピン(145)に支持されたブレー
キシュー(147)と、ケース(143)で支持されブレーキ
(147)を拡開させるカム(149)とを備え、カム(14
9)は継手(151)、ロッド(153)、継手(155)、ロッ
ド(157)、レバー(159)等を介してブレーキ操作子に
連結されている。
たケース(143)と、ケース(143)で支持されたアンカ
ピン(145)と、アンカピン(145)に支持されたブレー
キシュー(147)と、ケース(143)で支持されブレーキ
(147)を拡開させるカム(149)とを備え、カム(14
9)は継手(151)、ロッド(153)、継手(155)、ロッ
ド(157)、レバー(159)等を介してブレーキ操作子に
連結されている。
次にオイルポンプ(27),(85)、オイルモータ(2
9)の油路について説明する。
9)の油路について説明する。
前記ギヤ式のオイルポンプ(85)の吸込ポート(91)
にオイルを供給する吸込路(161)はオイル溜り(119)
に開口させて基板(35)に形成し、該開口にはフィルタ
ー(163)を取着する。
にオイルを供給する吸込路(161)はオイル溜り(119)
に開口させて基板(35)に形成し、該開口にはフィルタ
ー(163)を取着する。
前記ギヤ式のオイルポンプ(85)の吐出ポート(93)
からの吐出オイルを導く吐出路(165)は基板(35)の
前後方向のほぼ中央で上方に延出させ、上部を前方に延
出する前分岐路(167)と、後方に延出する後分岐路(1
69)に形成し、吐出路(165)中にはリリーフ弁(171)
を設ける。
からの吐出オイルを導く吐出路(165)は基板(35)の
前後方向のほぼ中央で上方に延出させ、上部を前方に延
出する前分岐路(167)と、後方に延出する後分岐路(1
69)に形成し、吐出路(165)中にはリリーフ弁(171)
を設ける。
一方、左右のオイルモータ(29)のインレットレット
ポート(109),(109)間と、アウトレットポート(11
1),(111)間は左右方向、即ち基板(35)の厚み方向
に延出する油路(173),(175)で夫々連通させる。
ポート(109),(109)間と、アウトレットポート(11
1),(111)間は左右方向、即ち基板(35)の厚み方向
に延出する油路(173),(175)で夫々連通させる。
また、オイルポンプ(27)の吸込ポート(67)と前記
油路(175)は基板(35)の中央よりも前方で上下方向
に形成した前油路(177)で連通させ、オイルポンプ(2
7)の吐出ポート(69)と前記油路(173)は基板(35)
の中央よりも後方で上下方向に形成した後油路(179)
で連通させる。
油路(175)は基板(35)の中央よりも前方で上下方向
に形成した前油路(177)で連通させ、オイルポンプ(2
7)の吐出ポート(69)と前記油路(173)は基板(35)
の中央よりも後方で上下方向に形成した後油路(179)
で連通させる。
そして、前記前油路(177)の上部を前分岐路(167)
に、後油路(179)の上部を後分岐路(169)に夫々チェ
ック弁(181),(183)を介して連通させる。
に、後油路(179)の上部を後分岐路(169)に夫々チェ
ック弁(181),(183)を介して連通させる。
次に動力伝達装置(13)の作動について説明する。
エンジン(9)の動力での駆動軸(55)が回動し、ま
ずギヤ式のオイルポンプ(85)によりオイルが吸込路
(161)、吐出路(165)、前分岐路(167)を経て前油
路(177)に供給される。そして、前進時に駆動軸(5
5)の回動によるシリンダロック(61)の回動により各
ピストン(65)が往復動し、オイルを前油路(177)、
吸込ポート(67)から吸込み、吐出ポート(69)、後油
路(179)、油路(173)、インレットポート(109)か
らオイルモータ(29)に供給する。そして、オイルモー
タ(29)の各ピストン(107)を往復動させてシリンダ
ブロック(103)を回動し、シリンダブロック(103)の
回動で出力軸(95)を回動し、エンジンの動力は減速機
構(31)を経て車軸(21)に伝達され、オイルはアウト
レットポート(111)、油路(175)を経て前油路(17
7)に至り、前油路(177)からオイルポンプ(27)の吸
込ポート(67)に循環される。
ずギヤ式のオイルポンプ(85)によりオイルが吸込路
(161)、吐出路(165)、前分岐路(167)を経て前油
路(177)に供給される。そして、前進時に駆動軸(5
5)の回動によるシリンダロック(61)の回動により各
ピストン(65)が往復動し、オイルを前油路(177)、
吸込ポート(67)から吸込み、吐出ポート(69)、後油
路(179)、油路(173)、インレットポート(109)か
らオイルモータ(29)に供給する。そして、オイルモー
タ(29)の各ピストン(107)を往復動させてシリンダ
ブロック(103)を回動し、シリンダブロック(103)の
回動で出力軸(95)を回動し、エンジンの動力は減速機
構(31)を経て車軸(21)に伝達され、オイルはアウト
レットポート(111)、油路(175)を経て前油路(17
7)に至り、前油路(177)からオイルポンプ(27)の吸
込ポート(67)に循環される。
変速はオイルポンプ(27)の斜板(59)の傾斜角を変
化させることで行われ、ニュートラル時には斜板(59)
は基板(35)と平行になり、ピストン(65)は往復動せ
ず、チェック弁(181),(183)は共に閉状態を維持し
てオイルはリリーフ弁(171)からオイル溜り(199)に
戻される。後進時には斜板(59)の傾斜角は前進時の傾
斜角とは逆向きとなり、オイルポンプ(85)から供給さ
れたオイルは前進時とは逆に、後分岐路(169)、後油
路(179)からオイルポンプ(27)の吐出ポート(69)
に吸込まれ、吸込ポート(67)からの吐出され、前油路
(177)、油路(175)からオイルモータ(29)のアウト
レットボート(111)に供給される。そして出力軸(9
5)を前進時とは逆向きに回動し、オイルはインレット
ポート(109)、油路(173)、後油路(179)からオイ
ルポンプ(27)の吐出ポート(69)に循環され、前進、
後進時におけるオイルの循環はオイルポンプ(85)によ
り供給されるオイルで補充しつつ行われる。
化させることで行われ、ニュートラル時には斜板(59)
は基板(35)と平行になり、ピストン(65)は往復動せ
ず、チェック弁(181),(183)は共に閉状態を維持し
てオイルはリリーフ弁(171)からオイル溜り(199)に
戻される。後進時には斜板(59)の傾斜角は前進時の傾
斜角とは逆向きとなり、オイルポンプ(85)から供給さ
れたオイルは前進時とは逆に、後分岐路(169)、後油
路(179)からオイルポンプ(27)の吐出ポート(69)
に吸込まれ、吸込ポート(67)からの吐出され、前油路
(177)、油路(175)からオイルモータ(29)のアウト
レットボート(111)に供給される。そして出力軸(9
5)を前進時とは逆向きに回動し、オイルはインレット
ポート(109)、油路(173)、後油路(179)からオイ
ルポンプ(27)の吐出ポート(69)に循環され、前進、
後進時におけるオイルの循環はオイルポンプ(85)によ
り供給されるオイルで補充しつつ行われる。
また、オイルポンプ(27)によるオイルの流れは左右
のオイルモータ(29),(29)によるオイルの流れの総
和となるので、芝刈機(1)の方向変換時には左右の車
軸(21),(21)に回転差が与えられる。
のオイルモータ(29),(29)によるオイルの流れの総
和となるので、芝刈機(1)の方向変換時には左右の車
軸(21),(21)に回転差が与えられる。
以上において、ミッションケース(33)内の潤滑油で
内ケース(120)を冷却でき、また、内ケース(120)内
の熱は大きなミッションケース(33)を経て外部に放出
されるので、冷却性を確保しつつ減速機構(31)と共に
オイルポンプ(27),(85)、オイルモータ(29),
(29)をミッション室(45),(47)に収容でき、動力
伝達装置(13)のコンパクト化を図ることができる。
内ケース(120)を冷却でき、また、内ケース(120)内
の熱は大きなミッションケース(33)を経て外部に放出
されるので、冷却性を確保しつつ減速機構(31)と共に
オイルポンプ(27),(85)、オイルモータ(29),
(29)をミッション室(45),(47)に収容でき、動力
伝達装置(13)のコンパクト化を図ることができる。
またオイルポンプ(27),(85)、オイルモータ(2
9),(29)の冷却性を確保できるので、従来のフィン
等を省いて内ケース(120)を形成でき、従ってオイル
ポンプ(27),(85)、オイルモータ(29),(29)を
収容する内ケース(120)の構造を簡易化してコストダ
ウンを図ることができる。また、オイルポンプ27,85、
オイルモータ29内ケース120で覆われ、この内ケース120
はミッション室45,47を画成するケース37,39で更に覆わ
れているので、特に、発進、加速時等における動力伝達
系の駆動音を低下させることができ、遮音性に優れる。
9),(29)の冷却性を確保できるので、従来のフィン
等を省いて内ケース(120)を形成でき、従ってオイル
ポンプ(27),(85)、オイルモータ(29),(29)を
収容する内ケース(120)の構造を簡易化してコストダ
ウンを図ることができる。また、オイルポンプ27,85、
オイルモータ29内ケース120で覆われ、この内ケース120
はミッション室45,47を画成するケース37,39で更に覆わ
れているので、特に、発進、加速時等における動力伝達
系の駆動音を低下させることができ、遮音性に優れる。
尚、実施例ではギヤ式のオイルポンプ(85)を用いた
場合について説明したが、ギヤ式のオイルポンプ(85)
を省いてオイルポンプ(27)、オイルモータ(29)によ
り動力伝達装置(13)を構成するようにしてもよい。
場合について説明したが、ギヤ式のオイルポンプ(85)
を省いてオイルポンプ(27)、オイルモータ(29)によ
り動力伝達装置(13)を構成するようにしてもよい。
また、実施例ではオイルポンプ(27)としてアキシャ
ルピストンポンプを用い、オイルモータ(29)としてア
キシャルピストンモータを用いた場合について説明した
が、オイルポンプ(27)オイルモータ(29)の形式は実
施例のものに限らず、他の形成のものを用いてもく、オ
イルポンプ(27)、オイルモータ(29)の少なくとも一
方に可変容量形のものを用いればよい。
ルピストンポンプを用い、オイルモータ(29)としてア
キシャルピストンモータを用いた場合について説明した
が、オイルポンプ(27)オイルモータ(29)の形式は実
施例のものに限らず、他の形成のものを用いてもく、オ
イルポンプ(27)、オイルモータ(29)の少なくとも一
方に可変容量形のものを用いればよい。
また、ミッションケース(33)、内ケース(120)の
構造は実施例のものに限定されず任意で、例えば基体
(35)を用いないで構成してもよい。
構造は実施例のものに限定されず任意で、例えば基体
(35)を用いないで構成してもよい。
また、二つのオイルモータ(29)の各出力軸(95)を
夫々左右の車軸(21)に兼用させてもよく、斯かる場合
には減速機構(31)から取出されるエンジン動力でオイ
ルポンプ(27)を駆動させればよい。
夫々左右の車軸(21)に兼用させてもよく、斯かる場合
には減速機構(31)から取出されるエンジン動力でオイ
ルポンプ(27)を駆動させればよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、オイ
ルポンプ、オイルモータの冷却性を確保しつつコンパク
ト化を図れ、更にはコストダウンを図ることができる動
力伝達装置を得ることができる。
ルポンプ、オイルモータの冷却性を確保しつつコンパク
ト化を図れ、更にはコストダウンを図ることができる動
力伝達装置を得ることができる。
第1図は乗用芝刈機の要部切欠き平面図、第2図は動力
伝達装置の断面展開図、第3図は第2図のA−A線矢視
図にB−B線断面を組合せた図、第4図は第2図のC−
C線矢視図にD−D線矢視図を組合せた図である。 尚図中、(1)は乗用芝刈機、(3)は前輪、(5)は
後輪、(11)はハンドル、(13)は動力伝達装置、(2
1)は車輪、(27),(85)はオイルポンプ、(29)は
オイルモータ、(31)は減速機構、(33)はミッション
ケース、(120)は内ケースである。
伝達装置の断面展開図、第3図は第2図のA−A線矢視
図にB−B線断面を組合せた図、第4図は第2図のC−
C線矢視図にD−D線矢視図を組合せた図である。 尚図中、(1)は乗用芝刈機、(3)は前輪、(5)は
後輪、(11)はハンドル、(13)は動力伝達装置、(2
1)は車輪、(27),(85)はオイルポンプ、(29)は
オイルモータ、(31)は減速機構、(33)はミッション
ケース、(120)は内ケースである。
Claims (1)
- 【請求項1】左右の車軸に減速し適宜速比に変速した動
力源の動力を伝達する動力伝達装置であって、 複数のギヤにより動力源の動力を減速する減速機構と、 動力源の動力で駆動されるオイルポンプと、 前記オイルポンプにより駆動され左右の車軸に対応して
設けられた二つのオイルモータとを備え、 前記オイルポンプ、オイルモータの少なくとも一方は可
変容量形であり、 前記オイルポンプ、オイルモータは内ケースで画成され
た閉塞空間内に収容され、 前記内ケース、減速機構はミッションケースで画成され
潤滑油が封入されたミッション室に収容されている、 ことを特徴とする動力伝達装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3112887A JP2501330B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 動力伝達装置 |
DE19883804423 DE3804423C2 (de) | 1987-02-13 | 1988-02-12 | Stufenlos verstellbares hydrostatisches Getriebe |
FR888801745A FR2610875B1 (fr) | 1987-02-13 | 1988-02-15 | Appareil hydraulique de transmission de puissance |
US07/425,362 US4974472A (en) | 1987-02-13 | 1989-10-19 | Hydraulic power transmission apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3112887A JP2501330B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 動力伝達装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16148087A Division JPS63199128A (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | 油圧式変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63199125A JPS63199125A (ja) | 1988-08-17 |
JP2501330B2 true JP2501330B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=12322786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3112887A Expired - Lifetime JP2501330B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501330B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63199128A (ja) * | 1987-06-29 | 1988-08-17 | Honda Motor Co Ltd | 油圧式変速装置 |
JPH0298259U (ja) * | 1989-01-24 | 1990-08-06 | ||
JPH02150464U (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-26 | ||
JP4208774B2 (ja) * | 2004-06-24 | 2009-01-14 | 株式会社クボタ | 乗用型草刈り機 |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP3112887A patent/JP2501330B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63199125A (ja) | 1988-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |