JP2809294B2 - 無人搬送台車と無人搬送台車を用いた生産システム - Google Patents

無人搬送台車と無人搬送台車を用いた生産システム

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JP2809294B2
JP2809294B2 JP4311440A JP31144092A JP2809294B2 JP 2809294 B2 JP2809294 B2 JP 2809294B2 JP 4311440 A JP4311440 A JP 4311440A JP 31144092 A JP31144092 A JP 31144092A JP 2809294 B2 JP2809294 B2 JP 2809294B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工場内を無人で自動
的に移動する無人搬送台車と、この無人搬送台車を用い
て種々の加工や組立等を行う生産システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、工場内での製品の組み立
てラインは、コンベア等の固定搬送装置により種々の部
材を搬送し、各工程または作業ステーション毎に組み付
け用の部品を用意し、所定の加工または組み付け作業等
を行っていた。そして、各部品は、必要に応じて、作業
者が部品棚等の収納箇所に取りに行っていた。
【0003】また、特開昭62−225807号、特開
平3−55135号公報等に開示されているように、所
定の部材や部品の収納部を有し、工場内で生産ラインに
沿って走行する無人搬送台車も提案されている。この無
人搬送台車は、その収納部に各種の部材や部品を載せて
各作業ステーションに供給し、作業ステーションで所定
の部品を各部材に組み付ける様にした生産ラインに用い
られている。この無人搬送台車は、部材に組み付ける部
品を、予め部品補充ステーションにおいて必要量だけ台
車内の収納部に補充し、各作業ステーションで、作業者
が、その部品を台車の収納部から取り出して組み付ける
ものである。そして、この無人搬送台車は、床面に設け
られたガイドウェイに沿って走行し、無線通信や、所定
箇所毎に設けられたセンサー及び光通信装置等のデータ
通信装置によって走行制御が行われるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の前者
の場合、コンベアの位置が固定されており、さらに、部
材に組み付ける部品は所定の部品棚等にまとめて設けら
れているため、組み立てに際して、作業者は、所定の部
品を取り付ける作業箇所と部品棚との間を往復しなが
ら、ベルトコンベアに沿って製品の組立を行っていた。
従って、作業者の移動工数が多く、部品の搬送作業も作
業者にとって負担の大きいものであった。さらに、工場
内のスペースも広いものが必要となり、スペース効率も
良くないものであった。
【0005】また、上記従来の技術の後者の場合、無人
搬送台車に、部材と必要な部品を載せ、無人搬送台車が
所定の作業ステーションと部品及び部材の供給箇所とを
往復するものであり、その台車自体の上で組立等を行う
ことはできないものであった。特に、建材等の大きな部
材を加工組み立てする場合、その部材を台車から降ろし
たり載せたりする作業が極めて面倒なものである。一方
無人搬送台車や作業ステーションにに必要充分な作業台
を設けると、その作業ステーションや台車の作業台が大
きくなり過ぎ、工場内を移動する無人搬送台車のための
通行スペースも多く必要とし、スペース効率が悪くなる
という問題もある。
【0006】この発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
て成されたもので、作業者の工数を低減するとともに、
作業スペースの削減も図ることができる無人搬送台車と
無人搬送台車を用いた生産システムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、走行装置を
有した台車の上部に所定の部材を載置して作業が可能な
部材載置部を設け、この部材載置部の下方に上記部材に
組み付けられる部品が収納される部品収納部を設け、こ
の台車の上記部材載置部の下方には、この台車 の進行方
向の前後の側面及び進行方向と平行な側面が連通した状
態で開放された開放部を形成し、この開放部に上記部材
を載置し搬送可能な載置部材を設け、上記台車が走行す
る経路の所定箇所に設けられた作業ステーションの固定
作業台上面と上記部材載置部上面とが面一になるように
形成した無人搬送台車である。
【0008】またこの発明は、走行装置を有した台車の
上部に部材を載置する部材載置部が設けられ、この部材
載置部の下方に部品収納部が設けられた無人搬送台車を
有し、この無人搬送台車が走行する経路が分岐して並列
に複数の作業ステーションを設け、この作業ステーショ
には上記部材載置部と面一となる複数の固定作業台を
各々設け、この固定作業台に設けられた作業テーブルを
上下させる昇降装置を設け、上記無人搬送台車が通過す
る際に上記作業テーブルが下降し無人搬送台車の側面に
形成された開放部の高さに位置し、上記複数の作業ステ
ーションをはさんで、一方の側に上記無人搬送台車に所
定の部品を供給する部品供給部を設け、他方の側に組み
立てられた製品を出荷する搬出部を設け、上記無人搬送
台車が、上記部品供給部と製品を出荷する搬出部との間
を循環可能に設けられている生産システムである。
【0009】またこの発明は、上記台車の走行経路が、
上記部品供給部と搬出部との間で複数の作業ステーショ
ンをはさんで平行に形成された複数の走行レーンからな
り、上記部品供給部及び搬出部で無人搬送台車が方向転
換可能に上記一対の走行レーンが形成され、上記部品供
給部と作業ステーションとの間の走行レーンは上記作業
ステーションの同じ側に設けられて、上記無人搬送台車
が互いに対向して走行し上記部品供給部の手前で互いに
交差して走行する生産システムである。さらに、上記作
業ステーションに設けられた固定作業台には、この固定
作業台に設けられた部材載置部を上下させる昇降装置が
設けられた生産システムである。
【0010】
【作用】この発明の無人搬送台車は、台車の上部の部材
載置部と、作業ステーションの固定作業台とが面一にな
り、この両者の上で、部材に所定の作業を施すことがで
きるものである。
【0011】またこの発明の生産システムは、無人搬送
台車に部材と部品とを載せ、その無人搬送台車に載せら
れた部材と部品とを各作業ステーションで組み立て、搬
出部に送ることにより一連の作業が完了し、効率よくフ
レキシブルな生産が可能であり、スペース効率も良くな
るものである。
【0012】
【実施例】以下この発明の一実施例について図面に基づ
いて説明する。この実施例は、アルミ建材の組立工場に
おける生産システムについてのもので、ここで用いられ
る無人搬送台車10は、図3に示すように、台車11に
走行装置12が設けられ、台車11の上部に部材が載置
される平面状の部材載置部14が取り付けられている。
この部材載置部14の下方には、部材を組み立てる際に
使用する部品を収納する部品収納部16が設けられてい
る。この台車11の側面の中央部には、水平方向に伸び
た一対の載置部材17,18が設けられ、長尺材等をこ
の載置部材17,18間に掛け渡して載せることができ
る。この載置部材17,18の先端部とその上方の部材
載置部14との間が凹状に形成され、その周囲に障害物
のない開放部20となっている。
【0013】この無人搬送台車10は図1に示すよう
に、工場内に形成された走行ガイド22に沿って走行
し、走行ガイド22が設けられた走行経路の所定箇所に
は、アルミ建材の組立作業を行う複数の作業ステーショ
ン24が設けられている。各作業ステーション24に
は、図2に示すような固定作業台26が設けられてい
る。固定作業台26は、作業を行う作業テーブル28
と、この作業テーブル28を昇降自在に支持した複数の
支持部材30と、この支持部材30を昇降させるエアー
シリンダ装置等の昇降装置32と、これらが取りつけら
れた基台部34とから成っている。支持部材30は、基
台部34に固定されたガイド筒36に挿通され、昇降装
置32の上下動をガイドしている。また、作業テーブル
28は、上昇位置で、無人搬送台車10の部材載置部1
4と面一になる高さに設定され、下降位置で凹部20の
高さになるように設けられている。
【0014】無人搬送台車10が走行する走行ガイド2
2は、無人搬送台車10に所定の部材及び部品を載せる
部品供給部40と、これら部品や部材を載せた無人搬送
台車10が、各作業ステーションに向かうための部品積
載台車用レーン41と、各作業ステーションで組み立て
られた製品を無人搬送台車10に載せて搬出部である梱
包場38へ送る完成品用レーン42と、製品を搬出した
空の無人搬送台車10を部品供給部40に送り返す返送
レーン43とから成っている。梱包場38に設けられた
走行ガイド22は、完成品用レーン42と返送レーン4
3とに接続されているとともに、この梱包場38に一時
的に無人搬送台車10を留めておくことができる様にル
ープ部44が形成されている。そして、走行ガイド22
は、8の字状に形成され、部品供給部40と作業ステー
ション24との間の、部品積載台車用レーン41と返送
レーン43とは、互いに隣接して作業ステーション24
に対して同じ側に形成されている。そして、返送レーン
43は、部品供給部40の手前で、部品積載台車用レー
ン41と交差して部品供給部40に向かっている。
【0015】部品供給部40には、図6に示すように、
組み立てられる部材や部品が一時的に保管されている部
材ストレージ46が設けられ、この部材ストレージ46
の側方に部材等を昇降させるリフター47が設けられて
いる。部材ストレージ46及びリフター47に接するよ
うにローラコンベア48が設けられ、このローラコンベ
ア48上に、各種部品を収容して無人搬送台車10に載
せるためのパレット50が載せられている。ローラコン
ベア48は無人搬送台車10側にわずかに傾斜して設け
られ、先端部にストッパー52と、ストッパー52を進
退自在に駆動するシリンダ53が取り付けられている。
さらに、パレット50を押し出す押出部材54と、この
押出部材54を上下させるシリンダ56及び押出部材5
4によりパレットを押し出すシリンダ58が設けられて
いる。このパレット50は、部材ストレージ46の下方
に設けられたパレットストレージ51から供給される。
また、返送レーン43から返ってきた無人搬送台車10
の空のパレット50を回収するパレット回収台車60
が、短いローラコンベア62を介して部品供給部40の
無人搬送台車10の側方に位置している。
【0016】この実施例の無人搬送台車10及び生産シ
ステムの動作作用について以下に説明する。先ず、無人
搬送台車10には、図4に示すように、部品供給部40
で、所定の部材70が部材載置部14及び、載置部材1
7,18間に載せられ、さらに必要な部品72を収納し
たパレット50が部品収納部16に載せられる。これら
部材70及び部品72の載置作業は、図示しない自動供
給装置により行われる。パレット50は、空の無人搬送
台車10が来る度に、ストッパー52が解除され、押出
部材54により、部品収納部16上に押し出される。
【0017】所定の部材70等が載せられた無人搬送台
車10は、自動的に、複数の作業ステーション24のう
ちの空いている作業ステーション24に移送され、所定
の組立作業が行われる。また、作業ステーション24が
全て塞がっている場合には、部品積載台車用レーン41
上で、無人搬送台車10が待機している。
【0018】各作業ステーション24へ無人搬送台車1
0が侵入する際には、作業テーブル28が昇降装置32
により下降し、無人搬送台車10の開放部20に位置す
る。これによって、無人搬送台車10の部材載置部14
と作業テーブル28とが干渉することなく、狭いスペー
スでも容易に無人搬送台車10を作業ステーション24
に向けて旋回させることができる。
【0019】各作業ステーション24での組立作業は、
無人搬送台車10の部材載置部14と、固定作業台24
の作業テーブル28上で行われる。この部材載置部14
と作業テーブル28とは面一に形成され、互いに側縁部
が接するように無人搬送台車10を固定することによ
り、この両者の上で比較的広いスペース上で組立作業を
行うことができる。
【0020】組み上げられた製品74は、図5に示すよ
うに部材載置部14上に載せられ、完成品用レーン42
に送られ、梱包場38に向かう。作業ステーション24
から完成品用レーン42に出る際にも、作業テーブル2
8は昇降装置32により下降し、無人搬送台車10の開
放部20の位置に下り、無人搬送台車10の旋回時に、
作業テーブル28が部材載置部14と干渉しないように
なっている。
【0021】梱包場38では、所定の梱包作業が行わ
れ、完成品74が出荷される。また、完成品74を載せ
た無人搬送台車10を、梱包待ちの状態でループ部44
にも待機させることができる。そして、完成品74が搬
出された空の無人搬送台車10は返送レーン43を通っ
て再び部品供給部40に戻される。
【0022】この実施例の無人搬送台車10によれば、
大型の部材を載せて容易に移動することができ、作業ス
テーション24の作業テーブル28とともに、比較的広
い作業スペースを形成することができる。また側方に開
放部20が形成されているので、作業テーブル28を下
降させることにより、作業ステーション24へ旋回する
際にも最小のスペースで旋回することができる。
【0023】また、台車11の両方の側面の各々側方に
開放された開放部20のうち、作業ステーション24と
は反対側の開放部20を長尺材の載置部として用い、作
業ステーション24側の開放部20は空間部のままにし
ておくのが好ましい。これによって、無人搬送台車10
上の長尺材等も、固定作業台26の作業テーブル28と
干渉することなく固定作業台26の側方まで走行するこ
とができる。この場合作業者は、作業ステーション24
の台車11の走行路側に居ることにより、長尺材等の部
材も取り易く作業を容易に行うことができる。さらにこ
れによって、図1に示す様に、部品積載台車用レーン4
1を8字状に返送レーン41と交差させていることと合
わせて、部品供給部40での部品供給及び梱包場での梱
包作業を各走行レーンの外側で行うことができる。
【0024】また、この実施例の生産システムによれ
ば、無人搬送台車10を用いて部材70等を搬送し、作
業者は作業ステーション24での組立作業に専念するこ
とができ、効率よく組立を行うことができる。しかも、
無人搬送台車10の走行スペースは、作業ステーション
24をはさんだ走行用の各レーン41〜43を形成する
だけで良く、旋回スペースも上述のように最小のRにす
ることができ、スペース効率も良いものである。さら
に、作業ステーション24特品供給部40との間で、部
品積載台車用レーン41と返送レーン43とを交差させ
て部品供給部40に無人搬送台車10を送るようにして
いるので、全体のレイアウトも最小の配置にすることが
でき、工場のスペースを有効に使用することができる。
【0025】尚、この発明の無人搬送台車は、作業テー
ブルとなり得る部材載置部を有したものであれば良く、
その形状や、走行形態は適宜選択できるものである。ま
た、この発明の生産システムは、無人搬送台車を用い
て、所定の作業ステーションで作業を行い、所定の搬送
経路に沿って、無人搬送台車が走行するものであり、作
業ステーションの形態や数は任意に設定可能であり、複
数の走行経路が組み合わされたものでも良い。
【0026】
【発明の効果】この発明の無人搬送台車は、部材載置部
の下方に部品収納部を設け、この台車の側面には側方に
開放された開放部が形成され、この台車が走行する経路
の所定箇所に設けられた作業ステーションの固定作業台
上面と上記部材載置部上面とが面一に形成されているの
で、作業ステーションでの作業を、部材載置部と固定作
業台との双方のスペースを利用して行うことができ、作
業効率を大きく向上させることができる。しかも、作業
終了後は、無人搬送台車が出て行くので、作業ステーシ
ョンには、比較的コンパクトな固定作業台のみとなり、
作業ステーションのスペース効率も向上させることがで
きる。
【0027】またこの発明の生産システムは、無人搬送
台車の走行経路に並列に複数の固定作業台が設けられた
作業ステーションを設け、この複数の固定作業台をはさ
んで、一方の側に、上記無人搬送台車へ所定の部品を供
給する部品供給部を設け、他方の側に、組み立てられた
製品を出荷する搬出部を設けたので、無人搬送台車を用
いて効率よく製品の組立等を行うことができ、作業スペ
ースも少なくて良く、作業効率も良いものにすることが
できる。
【0028】さらに、この発明の生産システムの無人搬
送台車の走行レーンは、部品供給部と作業ステーション
との間の走行レーンが、上記作業ステーションの同じ側
に設けられ、上記無人搬送台車が互いに対向して走行
し、部品供給部の手前で互いに交差しているので、無駄
なスペースをとることがなく、全体のスペース効率も良
いものにすることができる。また、作業ステーションの
作業テーブルを昇降自在とし、無人搬送台車の旋回時等
に作業テーブルが無人搬送台車の部材載置部と干渉しな
いようにしたので、無人搬送台車の旋回スペースを小さ
くすることができ、全体のスペース効率をさらに向上さ
せるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の生産システムの一実施例の各部の配
置を示す配置図である。
【図2】この実施例の生産システムの固定作業台の側面
図である。
【図3】この発明の無人搬送台車の一実施例の斜視図で
ある。
【図4】この実施例の無人搬送台車に部材を載せた状態
の斜視図である。
【図5】この実施例の無人搬送台車に完成品を載せた状
態の斜視図である。
【図6】この実施例の生産システムの部品供給部の正面
図である。
【符号の説明】
10 無人搬送台車 11 台車 12 走行装置 14 部材載置部 16 部品収納部 17,18 載置部材 24 作業ステーション 26 固定作業台 28 作業テーブル 38 梱包場 40 部品供給部 41 部品積載台車用レーン 42 完成品用レーン 43 返送レーン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(12)を有した台車(11)
    の上部に所定の部材(70)を載置して作業が可能な部
    材載置部(14)を設け、この部材載置部(14)の下
    方に上記部材(70)に組み付けられる部品(72)が
    収納される部品収納部(16)を設け、この台車(1
    1)の上記部材載置部(14)の下方には、この台車
    (11)の進行方向の前後の側面及び進行方向と平行な
    側面が連通した状態で開放された開放部(20)を形成
    し、この開放部(20)に上記部材(70)を載置し搬
    送可能な載置部材(17,18)を設け、上記台車(1
    1)が走行する経路の所定箇所に設けられた作業ステー
    ション(24)の固定作業台(26)上面と上記部材載
    置部(14)上面とが面一になるように形成したことを
    特徴とする無人搬送台車。
  2. 【請求項2】 走行装置(12)を有した台車(11)
    の上部に部材(70)を載置する部材載置部(14)が
    設けられ、この部材載置部(14)の下方に部品収納部
    (16)が設けられた無人搬送台車(10)を有し、こ
    の無人搬送台車(10)が走行する経路(41,42,
    43)が分岐して並列に複数の作業ステーション(2
    4)を設け、この作業ステーション(24)には上記部
    材載置部(14)と面一となる複数の固定作業台(2
    6)を各々設け、この固定作業台(26)に設けられた
    作業テーブル(28)を上下させる昇降装置(32)を
    設け、上記無人搬送台車(10)が通過する際に上記作
    業テーブル(28)が下降し無人搬送台車(10)の側
    面に形成された開放部(20)の高さに位置し、上記複
    数の作業ステーション(24)をはさんで、一方の側に
    上記無人搬送台車(10)に所定の部品(72)を供給
    する部品供給部(40)を設け、他方の側に組み立てら
    れた製品(74)を出荷する搬出部(38)を設け、
    記無人搬送台車(10)が、上記部品供給部(40)と
    製品(74)を出荷する搬出部(38)との間を循環可
    能に設けられていることを特徴とする無人搬送台車を用
    いた生産システム。
  3. 【請求項3】 上記台車(11)の走行経路は、上記部
    品供給部(40)と搬出部(38)との間で複数の作業
    ステーション(24)をはさんで平行に複数の走行レー
    ン(42,43)が設けられ、上記部品供給部(40)
    及び搬出部(38)で無人搬送台車(10)が方向転換
    可能に上記各走行レーン(42,43)が形成され、上
    記部品供給部(40)と作業ステーション(24)との
    間の複数の走行レーン(41,43)は、上記作業ステ
    ーション(24)の同じ側に設けられて上記無人搬送台
    車(10)が互いに対向して走行し、部品供給部(4
    0)の手前で互いに交差していることを特徴とする請求
    項2記載の無人搬送台車を用いた生産システム。
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