JPH0318405Y2 - - Google Patents

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JPH0318405Y2
JPH0318405Y2 JP1986134571U JP13457186U JPH0318405Y2 JP H0318405 Y2 JPH0318405 Y2 JP H0318405Y2 JP 1986134571 U JP1986134571 U JP 1986134571U JP 13457186 U JP13457186 U JP 13457186U JP H0318405 Y2 JPH0318405 Y2 JP H0318405Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば半導体のような塵埃を極端
にきらう荷(物品)の搬送や保管に採用されるク
リーンルーム内の荷取扱い設備に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の設備としては、たとえば実願昭
59−177707号で見られるように、箱状の本体で囲
まれた荷保管装置をクリーンルーム内に設置し、
そしてレール装置と、このレール装置に案内され
る自走台車とにより構成した荷搬送装置の搬送経
路終端を前記本体内にのぞませて構成している。
前記荷保管装置は棚と搬入装置とからなり、ここ
で搬入出装置の作業スピードは遅いものである。
したがつて搬送経路は通常、主搬送経路から分岐
して形成され、その作業は、主搬送経路上で走行
してきた自走台車を分流し搬送経路に移してその
終端に停止させ、そして搬入出装置によつて棚と
自走台車との間で荷の受け渡しを行なうことによ
つて、作業スピードに支障のないように行なつて
いる。
考案が解決しようとする問題点 上記のような従来形式によると、荷保管装置の
作業は、自走台車に対して搬入出装置による受け
渡しを終えたのち、この自走台車が主搬送経路に
退出し、かつ次の自走台車が主搬送経路から分流
して搬送経路終端に到達するまでは行なえず、し
たがつて搬入出装置の作業スピードを充分にカバ
ーできるサイクルタイムではあるけれども、全体
の作業能率は悪いものであつた。また両経路間
に、分流、合流のための乗り移し装置が必要であ
り、この乗り移し装置はクリーンルーム内に設け
ることから、それ相応のクリーン対策、すなわち
設備が必要であつた。さらに搬入出装置は、搬入
作業と搬出作業の一方づつしか作業を行なえない
ことから、その作業の切換えの時間もロス時間と
なる。
本考案の目的とするところは、分岐搬送経路を
形成することなく、主搬送経路上の自走台車と荷
保管装置との間で荷の受け渡しを行なえ、しかも
荷の搬入作業と搬出作業とをほぼ同時に行なえる
クリーンルーム内の荷取扱い設備を提供する点に
ある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決すべく本考案のクリーンルー
ム内の荷取扱い設備は、レール装置と、このレー
ル装置に案内される自走台車とによりクリーンル
ーム内の荷搬送装置を構成し、この荷搬送装置の
搬送経路を、箱状の本体で囲まれた荷保管装置の
側方に通過形成するとともに、本体の側方に搬送
経路のスーテシヨンを形成し、前記本体に形成し
た開口を通して、自走台車と荷保管装置との間で
荷の受け渡しを行なう移載装置を設け、この移載
装置を、昇降自在で、かつ搬送経路方向とは直交
する横方向に移動自在な可動枠と、この可動枠に
設けた移動方向に複数の支持装置とから構成して
いる。
作 用 かかる本考案構成によると、自走台車をステー
シヨンに停止させたのち、移載装置を作動させる
ことにより、開口を通して自走台車に対する荷の
積み卸しを行なえる。また荷保管装置の棚に対す
る荷の出し入れは、搬入出装置の所期の作業スピ
ードによつて、移載装置側との間で支障なく行な
われる。さらに可動枠の移動ストロークの制御で
複数の支持装置を使い分けることにより、1つの
支持装置で自走台車上の荷を卸した直後に、別の
支持装置で支持してなる荷の積み付けを行なえ
る。
実施例 以下に本考案の一実施例を第1図〜第3図に基
づいて説明する。
1はクリーンルームで、天井側からフイルター
を通してクリーンエアを下吹きし、下降するクリ
ーンエアをメツシユ形式の床を通して床下に吸引
するように構成してある。2はクリーンルーム1
内に設置した矩形箱状の本体で、その内部には荷
保管装置3が設置される。この荷保管装置3は、
上下方向ならびに水平方向に複数の収納空間4を
区画形成した棚5と、目的とする収納空間4との
間で荷6を出し入れ自在で、かつフオーク形式の
受け渡し具7を有する搬入出装置8とから構成さ
れる。本体2内は、独自に設けたクリーンユニツ
ト、またはクリーンルーム1用のクリーンユニツ
トによつてクリーン度が維持されている。前記搬
入出装置8が作用可能な荷捌き場9が形成され、
この荷捌き場9には入庫受け部10と出庫受け部
11とが並んで形成される。両受け部10,11
の並設方向における本体壁には開口12が形成さ
れ、そして開口12の外方には、この外方を通過
する一定の搬送経路13を形成した荷搬送装置1
4が配設される。この荷搬送装置14は、上面開
放でCの字形のレール装置15と、このレール装
置15に車輪16などを介して支持案内される自
走台車17と、これらレール装置15と自走台車
17とを囲み、かつ上部にスリツト18を有する
ダクト19と、このダクト19の下部に形成され
る吸引路20などから構成し、自走台車17の上
面から立設した連結杆21を、前記ダクト19を
通してクリーンルーム1内に突出させるととも
に、その突出端に荷受け台22を設けている。前
記荷搬送装置14の開口12に対向する箇所はス
テーシヨン23に形成され、そして開口12の部
分で本体2内には、この開口12を通して自走台
車17と荷捌き場9との間で荷6の受け渡しを行
なう移載装置24が設けられる。この移載装置2
4は、荷捌き場9を中にして搬入出装置8とは反
対側に設けた矩形箱状のケース25と、このケー
ス25内に敷設したレール26と、このレール2
6に摺動体27を介して案内される可動台28
と、この可動台28上に搭載した昇降装置29に
連動する昇降体30と、この昇降体30の前面か
ら突設され、かつケース25に形成した前後方向
のスリツト31を通る連結杆32と、この連結杆
32の外端から開口12に向けて連設したフラン
ジ33と、このフランジ33の端部に取付けた可
動枠34と、この可動枠34に設けた移動方向に
2組(複数組)の支持装置35,36とから構成
される。両支持装置35,36は、駆動装置3
7,38を介して互いに接近離間自在な左右一対
の支持腕39,40により構成される。また前後
方向のスリツト31に連通する状態で、開口12
から最も離れた位置に第1縦スリツト41が、中
間位置に第2縦スリツト42が、最も近づいた位
置に第3縦スリツト43が、それぞれ垂設状に形
成されている。なお荷6はケース形状であつて、
一対の側面には被係止突条6aが設けてある。
次に上記実施例の作用を説明する。
出庫しようとする荷6は、搬入出装置8によつ
て棚5の目的とする収納空間4から取出され、荷
捌き場9の出庫受け部11に渡されている。そし
て可動台28の内方移動と、昇降体30の下降動
とにより、互いに離間させている支持腕40を荷
6の両側外方に位置させたのち、支持腕40の互
いの接近動と昇降体30の上昇動とを行なうこと
により、被係止突条6aに支持腕40を下方から
係合させて荷6の持上げを行なう。他方、荷受け
台22上に荷6を載置してなる自走台車17は、
レール装置15に案内されて一定の搬送経路13
上を走行し、そしてステーシヨン23に停止され
る。この状態で、可動台28などを介して可動枠
34を外側に移動させ、開口12を通して搬送経
路13の上方に位置させる。このとき空の支持腕
39は互いに離間しており、荷6の上方でかつ両
側外方に位置している。次いで昇降体30や可動
枠34を介して支持腕39を下降させ、荷6にお
ける被係止突条6aの外方下方に位置させる。そ
して支持腕39の互いの接近動と昇降体30など
を介しての上昇動とを行なうことにより、被係止
突条6aに支持腕39を下方から係合させて、荷
受け台22から荷6の持上げを行なう。次いで第
2縦スリツト42にある連結杆32を第3縦スリ
ツト43に移すように、昇降体30の上昇と、可
動台28の外方移動と、昇降体30の下降とを行
なうこにより、支持腕40で支持している出庫用
の荷6を荷受け台22上に着地し得る。そして支
持腕40を互いに離間動させたのち可動枠34側
を上昇させることにより、出庫用の荷6を載置し
た自走台車17はステーシヨン20から次工程へ
と走行させ得、またステーシヨン20には次の自
走台車17が到着する。入庫用の荷6を支持した
可動枠34は内方へ移動し、そして下降すること
によつて荷6を入庫受け部10に着地させる。そ
して支持腕39を離間動させるのであるが、この
ような作業中に前述した出庫用の荷6に対する保
持作業が行なわれる。その後、可動枠34側は上
昇動される。なお入庫受け部11上の荷6は搬入
出装置8によつて目的とする収納空間4に入庫さ
れる。
第4図〜第6図は別の実施例を示す。
すなわち天井板45上に可動台28や昇降体3
0などを配設し、そして天井板45に形成したス
リツト46にフランジ33を通すとともに、天井
板45下のフランジ33に可動枠34を取付けて
いる。
考案の効果 上記構成の本考案によると、自走台車をステー
シヨンに停止させたのち移載装置を作動させるこ
とにより、開口を通して自走台車に対する荷の積
み卸しを行なうことができ、また荷保管装置の棚
に対する荷の出し入れは、搬入出装置の所期の作
業スピードによつて、移載装置側との間で支障な
く行なうことができる。これにより、分岐搬送経
路を設けることなく、一方通行形式の搬送経路上
の自走台車と荷保管装置との間で荷の受け渡しを
能率的に行なうことができるとともに、分流、合
流のための乗り移し装置を不要にできる。特に可
動枠の移動ストロークの制御で複数の支持装置を
使い分けることにより、1つの支持装置で自走台
車上の荷を卸した直後に、別の支持装置で支持し
てなる荷の積み付けを行なうことができ、移載時
間を短かくできるとともに、自走台車の台数削
減、搬送能力の向上をはかることができる。また
移載装置としてリニアアクチユーター方式を採用
することにより省スペース化をはかることができ
る。さらにスライド形式の移載装置を採用するこ
とによつて、開口を小さくできるとともに、本体
と荷搬送装置との距離を自由に取ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は一部切欠き斜視図、第2図は側面図、第3
図は正面図、第4図〜第6図は別の実施例を示
し、第4図は一部切欠き斜視図、第5図は側面
図、第6図は正面図である。 1……クリーンルーム、2……本体、3……荷
保管装置、4……収納空間、5……棚、6……
荷、6a……被係止突条、8……搬入出装置、1
0……入庫受け部、11……出庫受け部、12…
…開口、13……搬送経路、14……荷搬送装
置、15……レール装置、17……自走台車、2
2……荷受け台、23……ステーシヨン、24…
…移載装置、28……可動台、29……昇降装
置、30……昇降体、34……可動枠、35,3
6……支持装置、39,40……支持腕、45…
…天井板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール装置と、このレール装置に案内される自
    走台車とによりクリーンルーム内の荷搬送装置を
    構成し、この荷搬送装置の搬送経路を、箱状の本
    体で囲まれた荷保管装置の側方に通過形成すると
    ともに、本体の側方に搬送経路のステーシヨンを
    形成し、前記本体に形成した開口を通して、自走
    台車と荷保管装置との間で荷の受け渡しを行なう
    移載装置を設け、この移載装置を、昇降自在で、
    かつ搬送経路方向とは直交する横方向に移動自在
    な可動枠と、この可動枠に設けた移動方向に複数
    の支持装置とから構成したことを特徴とするクリ
    ーンルーム内の荷取扱い設備。
JP1986134571U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH0318405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986134571U JPH0318405Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JP1986134571U JPH0318405Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS6341004U JPS6341004U (ja) 1988-03-17
JPH0318405Y2 true JPH0318405Y2 (ja) 1991-04-18

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ID=31035936

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JP1986134571U Expired JPH0318405Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JP2525297B2 (ja) * 1991-06-21 1996-08-14 村田機械株式会社 移載装置
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JPS6341004U (ja) 1988-03-17

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