JP2806583B2 - 入出力チャネル装置 - Google Patents
入出力チャネル装置Info
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- JP2806583B2 JP2806583B2 JP34291989A JP34291989A JP2806583B2 JP 2806583 B2 JP2806583 B2 JP 2806583B2 JP 34291989 A JP34291989 A JP 34291989A JP 34291989 A JP34291989 A JP 34291989A JP 2806583 B2 JP2806583 B2 JP 2806583B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入出力チャネル装置に関する。
第5図は入出力チャネル装置の従来例の構成を示すブ
ロック図、第2図および第3図はそれぞれ、ASCII変換
とバイナリ変換の場合の主記憶装置2側のワードデータ
と周辺制御装置3側のバイトデータとの対応関係例を示
す図である。
ロック図、第2図および第3図はそれぞれ、ASCII変換
とバイナリ変換の場合の主記憶装置2側のワードデータ
と周辺制御装置3側のバイトデータとの対応関係例を示
す図である。
入出力チャネル装置31は主記憶装置側インタフェース
制御部32とI/Oインタフェース制御部33とデータ変換回
路34とカウンタ35よりなり、主記憶装置2と周辺制御装
置3との間のデータ転送を行なう。主記憶装置側インタ
フェース制御部32は、入出力チャネル装置31と主記憶装
置2の間で転送されるワードデータのバイト数をカウン
タ35に設定し、データ変換がASCII変換か、またはバイ
ナリ変換がをデータ変換回路34に指示して主記憶装置2
のアクセスを行なう。I/Oインタフェース制御部33は入
出力チャネル装置31と周辺制御装置3の間のデータ転送
を制御してその転送タイミングをカウンタ35に通知し、
カウンタ35は入力された転送タイミング毎に設定された
バイト数から1を減じて、残数が0になったときI/Oイ
ンタフェース制御部33に通知することによりI/Oインタ
フェース制御部33はデータ転送を終了する。データ変換
回路34は主記憶装置側インタフェース制御部32の指示に
したがい、第2図に示すように、ASCII変換が指示され
た場合、主記憶装置2からの読出しに対しては主記憶装
置2から転送されるワードデータ(9ビット/バイト×
4)を分割し、先頭ビットの0を除いて周辺制御装置3
へ転送するバイトデータ(8ビット/バイト×4)に変
換し、周辺制御装置3からの書込みに対しては逆に先頭
ビットの0を追加してデータの組立てを行なっている。
この場合、該ワードデータの有効なデータ長と該バイト
データの有効なデータ長は一致する。しかし、第3図に
示すようにバイナリ変換が指示された場合は、主記憶装
置2からの読出しに対しては2ワード分のワードデータ
(9ビット/バイト×4×2)からバイトデータ(8ビ
ット/バイト×9)へデータの分割を行ない、周辺制御
装置3からの書込みに対しては逆にデータの組立てを行
なっており、この場合、2ワードのワードデータについ
て考えるとそのバイト数は8であり、これに対応するバ
イトデータのバイト数は9となりバイト数が異なること
になる。このため、カウンタ35に、I/Oインタフェース
制御部33から通知される転送タイミングに対してカウン
トを行なわない制御状態を設けることにより、ワードデ
ータの有効なデータ長とバイトデータの有効なデータ長
を一致させている。
制御部32とI/Oインタフェース制御部33とデータ変換回
路34とカウンタ35よりなり、主記憶装置2と周辺制御装
置3との間のデータ転送を行なう。主記憶装置側インタ
フェース制御部32は、入出力チャネル装置31と主記憶装
置2の間で転送されるワードデータのバイト数をカウン
タ35に設定し、データ変換がASCII変換か、またはバイ
ナリ変換がをデータ変換回路34に指示して主記憶装置2
のアクセスを行なう。I/Oインタフェース制御部33は入
出力チャネル装置31と周辺制御装置3の間のデータ転送
を制御してその転送タイミングをカウンタ35に通知し、
カウンタ35は入力された転送タイミング毎に設定された
バイト数から1を減じて、残数が0になったときI/Oイ
ンタフェース制御部33に通知することによりI/Oインタ
フェース制御部33はデータ転送を終了する。データ変換
回路34は主記憶装置側インタフェース制御部32の指示に
したがい、第2図に示すように、ASCII変換が指示され
た場合、主記憶装置2からの読出しに対しては主記憶装
置2から転送されるワードデータ(9ビット/バイト×
4)を分割し、先頭ビットの0を除いて周辺制御装置3
へ転送するバイトデータ(8ビット/バイト×4)に変
換し、周辺制御装置3からの書込みに対しては逆に先頭
ビットの0を追加してデータの組立てを行なっている。
この場合、該ワードデータの有効なデータ長と該バイト
データの有効なデータ長は一致する。しかし、第3図に
示すようにバイナリ変換が指示された場合は、主記憶装
置2からの読出しに対しては2ワード分のワードデータ
(9ビット/バイト×4×2)からバイトデータ(8ビ
ット/バイト×9)へデータの分割を行ない、周辺制御
装置3からの書込みに対しては逆にデータの組立てを行
なっており、この場合、2ワードのワードデータについ
て考えるとそのバイト数は8であり、これに対応するバ
イトデータのバイト数は9となりバイト数が異なること
になる。このため、カウンタ35に、I/Oインタフェース
制御部33から通知される転送タイミングに対してカウン
トを行なわない制御状態を設けることにより、ワードデ
ータの有効なデータ長とバイトデータの有効なデータ長
を一致させている。
上述した従来の入出力チャネル装置は、主記憶装置と
の間で転送される有効データのデータ長と、周辺制御装
置との間で転送される有効データのデータ長とを一致さ
せる制御が複雑であり、かつ第4図に示すような9ビッ
トのワードデータと6ビットのキャラクタデータとの間
のキャラクタ変換を行なう場合は、余分なバイトカウン
ト制御のための回路が必要となり、ハードウェア量が増
加するという欠点がある。
の間で転送される有効データのデータ長と、周辺制御装
置との間で転送される有効データのデータ長とを一致さ
せる制御が複雑であり、かつ第4図に示すような9ビッ
トのワードデータと6ビットのキャラクタデータとの間
のキャラクタ変換を行なう場合は、余分なバイトカウン
ト制御のための回路が必要となり、ハードウェア量が増
加するという欠点がある。
本発明の入出力チャネル装置は、 入力されたコマンドにしたがいデータ変換の種類を決
定する変換決定回路と、 変換決定回路より指示されたデータ変換の種類にした
がい、主記憶装置との間で転送されるデータと周辺制御
装置との間で転送されるデータのバイトの分割または組
立てを行なって、バイト長を転送先の有効バイト長に揃
えるデータ変換回路と、 データ変換回路と周辺制御装置の間で転送されるデー
タを一時保持するバッファと、 入力された主記憶装置側データのバイト数を、変換決
定回路の指示により対応する周辺制御装置側データのバ
イト数に変換するバイト数変換回路と、 主記憶装置側データのバイト数が設定され、主記憶装
置側の1バイト転送のタイミング毎に該バイト数設定値
から1を減算し、その残数が0になったときそのことを
通知する第1のカウンタと、 バイト数変換回路から前記周辺制御装置側データのバ
イト数が設定され、周辺制御装置側の1バイト転送のタ
イミング毎に該バイト数設定値から1を減算し、その残
数が0になったときそのことを通知する第2のカウンタ
と、 変換決定回路にデータ変換の種類を指示するコマンド
を、またバイト数変換回路と第1のカウンタに、転送す
る主記憶装置側データのバイト数をそれぞれ設定した
後、主記憶装置からの読出しのときは第1のカウンタに
前記タイミングを出力しながら主記憶装置からの読出し
を行ない、主記憶装置への書込みのときは第2のカウン
タより残数0の通知を受けて読出し時と同様に前記タイ
ミングを出力しながら書込みを行ない、それぞれ第1の
カウンタから残数0の通知を受けたとき動作を終了する
主記憶装置側インタフェース制御部と、 第2のカウンタにバイト数が設定された後、主記憶装
置への書込みのときは第2のカウンタに前記タイミング
を出力しながら周辺制御装置からのデータ取込みを行な
い、主記憶装置からの読出しのときは、第1のカウンタ
より残数0の通知を受けて書込み時と同様に前記タイミ
ングを出力しながら周辺制御装置へのデータ読出しを行
ない、それぞれ第2のカウンタから残数0の通知を受け
たとき動作を終了するI/Oインタフェース制御部とを有
している。
定する変換決定回路と、 変換決定回路より指示されたデータ変換の種類にした
がい、主記憶装置との間で転送されるデータと周辺制御
装置との間で転送されるデータのバイトの分割または組
立てを行なって、バイト長を転送先の有効バイト長に揃
えるデータ変換回路と、 データ変換回路と周辺制御装置の間で転送されるデー
タを一時保持するバッファと、 入力された主記憶装置側データのバイト数を、変換決
定回路の指示により対応する周辺制御装置側データのバ
イト数に変換するバイト数変換回路と、 主記憶装置側データのバイト数が設定され、主記憶装
置側の1バイト転送のタイミング毎に該バイト数設定値
から1を減算し、その残数が0になったときそのことを
通知する第1のカウンタと、 バイト数変換回路から前記周辺制御装置側データのバ
イト数が設定され、周辺制御装置側の1バイト転送のタ
イミング毎に該バイト数設定値から1を減算し、その残
数が0になったときそのことを通知する第2のカウンタ
と、 変換決定回路にデータ変換の種類を指示するコマンド
を、またバイト数変換回路と第1のカウンタに、転送す
る主記憶装置側データのバイト数をそれぞれ設定した
後、主記憶装置からの読出しのときは第1のカウンタに
前記タイミングを出力しながら主記憶装置からの読出し
を行ない、主記憶装置への書込みのときは第2のカウン
タより残数0の通知を受けて読出し時と同様に前記タイ
ミングを出力しながら書込みを行ない、それぞれ第1の
カウンタから残数0の通知を受けたとき動作を終了する
主記憶装置側インタフェース制御部と、 第2のカウンタにバイト数が設定された後、主記憶装
置への書込みのときは第2のカウンタに前記タイミング
を出力しながら周辺制御装置からのデータ取込みを行な
い、主記憶装置からの読出しのときは、第1のカウンタ
より残数0の通知を受けて書込み時と同様に前記タイミ
ングを出力しながら周辺制御装置へのデータ読出しを行
ない、それぞれ第2のカウンタから残数0の通知を受け
たとき動作を終了するI/Oインタフェース制御部とを有
している。
このように、主記憶装置側データのバイト数を設定し
カウントするためのカウンタと、周辺制御装置側データ
のバイト数を設定しカウントするためのカウンタとを別
々に設け、かつ、データ転送回路中のバッファを用い
て、主記憶装置からの読出しが終了してから周辺制御装
置への転送を行ない、または周辺制御装置からのデータ
の取込みが終了してから主記憶装置への書込みを行なう
ことにより、データバイト長をそれぞれ転送先の有効バ
イト長に一致させる制御が容易に実現でき、キャラクタ
変換のための特別なハードウェアも不要とすることがで
きる。
カウントするためのカウンタと、周辺制御装置側データ
のバイト数を設定しカウントするためのカウンタとを別
々に設け、かつ、データ転送回路中のバッファを用い
て、主記憶装置からの読出しが終了してから周辺制御装
置への転送を行ない、または周辺制御装置からのデータ
の取込みが終了してから主記憶装置への書込みを行なう
ことにより、データバイト長をそれぞれ転送先の有効バ
イト長に一致させる制御が容易に実現でき、キャラクタ
変換のための特別なハードウェアも不要とすることがで
きる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の入出力チャネル装置の一実施例の構
成を示すブロック図、第4図は、9ビットのワードデー
タと6ビットのキャラクタデータとの間のキャラクタ変
換の場合のデータ対応関係を示す図である。なお、第2
図および第3図に示したASCII変換例とバイナリ変換例
も本実施例の説明に用いる。
成を示すブロック図、第4図は、9ビットのワードデー
タと6ビットのキャラクタデータとの間のキャラクタ変
換の場合のデータ対応関係を示す図である。なお、第2
図および第3図に示したASCII変換例とバイナリ変換例
も本実施例の説明に用いる。
入出力チャネル装置1は、主記憶装置側インタフェー
ス制御部4とI/Oインタフェース制御部5とデータ変換
回路6とバッファ7と2個のカウンタ8および9とバイ
ト数変換回路10と変換決定回路11よりなり、主記憶装置
2と周辺制御装置3との間のデータ転送を、有効データ
のデータ長を一致させて行なう。主記憶装置側インタフ
ェース制御部4は制御線22を介して主記憶装置2からバ
ッファ7までの間のワードデータ転送に関する制御を行
なう。I/Oインタフェース制御部5は制御線23を介して
周辺制御装置3とバッファ7の間のバイトデータ転送に
関する制御を行なう。変換決定回路11はデータパス17を
介して主記憶装置側インタフェース制御部4から送られ
てくるデータ転送に関するコマンドを受けてデータ変換
の種類を決定する。バイト数変換回路10はデータパス15
を介して主記憶装置側インタフェース制御部4から送ら
れてくるバイト数を受け、制御線19を介して変換決定回
路11から指定されたデータ変換の種類に応じたバイト数
に変換する。カウンタ8はデータパス15を介して主記憶
装置側インタフェース制御部4から送られてくるバイト
数が設定され、別途に制御線24で主記憶装置側インタフ
ェース制御部4から示される1バイトの転送タイミング
毎に、設定されたバイト数から1を減じ、設定値が0に
なったことを制御線20で主記憶装置側インタフェース制
御部4とI/Oインタフェース制御部5に通知する。カウ
ンタ9はデータパス16を介して送られてくるバイト数が
設定され、制御線25でI/Oインタフェース制御部5から
示される1バイトの転送タイミング毎に、設定されたバ
イト数から1を減じ、設定値が0になったことを制御線
21でI/Oインタフェース制御部5と主記憶装置インタフ
ェース制御部4に通知する。データ変換回路6はデータ
パス12を介して主記憶装置2から、もしくはデータパス
13を介してバッファ7より送られてくるデータを制御線
18を介する変換決定回路11の指示により変換する。バッ
ファ7はデータパス13もしくはデータパス14を介して送
られてくるデータを一時保持する。
ス制御部4とI/Oインタフェース制御部5とデータ変換
回路6とバッファ7と2個のカウンタ8および9とバイ
ト数変換回路10と変換決定回路11よりなり、主記憶装置
2と周辺制御装置3との間のデータ転送を、有効データ
のデータ長を一致させて行なう。主記憶装置側インタフ
ェース制御部4は制御線22を介して主記憶装置2からバ
ッファ7までの間のワードデータ転送に関する制御を行
なう。I/Oインタフェース制御部5は制御線23を介して
周辺制御装置3とバッファ7の間のバイトデータ転送に
関する制御を行なう。変換決定回路11はデータパス17を
介して主記憶装置側インタフェース制御部4から送られ
てくるデータ転送に関するコマンドを受けてデータ変換
の種類を決定する。バイト数変換回路10はデータパス15
を介して主記憶装置側インタフェース制御部4から送ら
れてくるバイト数を受け、制御線19を介して変換決定回
路11から指定されたデータ変換の種類に応じたバイト数
に変換する。カウンタ8はデータパス15を介して主記憶
装置側インタフェース制御部4から送られてくるバイト
数が設定され、別途に制御線24で主記憶装置側インタフ
ェース制御部4から示される1バイトの転送タイミング
毎に、設定されたバイト数から1を減じ、設定値が0に
なったことを制御線20で主記憶装置側インタフェース制
御部4とI/Oインタフェース制御部5に通知する。カウ
ンタ9はデータパス16を介して送られてくるバイト数が
設定され、制御線25でI/Oインタフェース制御部5から
示される1バイトの転送タイミング毎に、設定されたバ
イト数から1を減じ、設定値が0になったことを制御線
21でI/Oインタフェース制御部5と主記憶装置インタフ
ェース制御部4に通知する。データ変換回路6はデータ
パス12を介して主記憶装置2から、もしくはデータパス
13を介してバッファ7より送られてくるデータを制御線
18を介する変換決定回路11の指示により変換する。バッ
ファ7はデータパス13もしくはデータパス14を介して送
られてくるデータを一時保持する。
次に、本実施例の動作について図面を参照して説明す
る。
る。
まず、データ転送に先立って、主記憶装置側インタフ
ェース制御部4はデータパス17を介して変換決定回路11
にデータ変換の種類を指示するコマンドを、またデータ
パス15を介してバイト数変換回路10とカウンタ8にワー
ドデータのバイト数を、それぞれ送出する。変換決定回
路11は送られてきたコマンドを取込んで解析し、ASCII
変換からバイナリ変換かキャラクタ変換かを決定し、バ
イト数変換回路10とデータ変換回路6にそれぞれ通知す
る。バイト数変換回路10は送られてきたバイト数を取込
み、通知されたデータ変換の種類に応じてバイト数の変
換を行なう。この場合、変換後のバイト数は、ASCII変
換の場合は、ワードデータのバイト数をMとしASCII変
換後のバイト数をNAとすると、NA=Mとなり、バイナリ
変換が指示された場合は、バイナリ変換後のバイト数を
NBとすると、NB=9×M/8となり、キャラクタ変換が指
示された場合は、キャラクタ変換後のバイト数をNCとす
ると、NC=9×M/6となる。このようにしてバイト数を
変換し、変換されたバイト数はカウンタ9に取込んでデ
ータ転送を開始する。
ェース制御部4はデータパス17を介して変換決定回路11
にデータ変換の種類を指示するコマンドを、またデータ
パス15を介してバイト数変換回路10とカウンタ8にワー
ドデータのバイト数を、それぞれ送出する。変換決定回
路11は送られてきたコマンドを取込んで解析し、ASCII
変換からバイナリ変換かキャラクタ変換かを決定し、バ
イト数変換回路10とデータ変換回路6にそれぞれ通知す
る。バイト数変換回路10は送られてきたバイト数を取込
み、通知されたデータ変換の種類に応じてバイト数の変
換を行なう。この場合、変換後のバイト数は、ASCII変
換の場合は、ワードデータのバイト数をMとしASCII変
換後のバイト数をNAとすると、NA=Mとなり、バイナリ
変換が指示された場合は、バイナリ変換後のバイト数を
NBとすると、NB=9×M/8となり、キャラクタ変換が指
示された場合は、キャラクタ変換後のバイト数をNCとす
ると、NC=9×M/6となる。このようにしてバイト数を
変換し、変換されたバイト数はカウンタ9に取込んでデ
ータ転送を開始する。
いま、データ転送が主記憶装置2からの読出しの場
合、主記憶装置側インタフェース制御部4の指示で主記
憶装置2からデータパス12を介してワードデータが送出
される。データ変換回路6は変換決定回路11から通知さ
れた種類にしたがいデータ分割を行なった後、データパ
ス13を介してバッファ7にバイトデータを送出する。そ
の間、カウンタ8が主記憶装置側インタフェース制御部
4から入力された主記憶装置2とバッファ7の間のデー
タ転送のタイミング毎に設定値から1を減算し、残数が
0になれば主記憶装置側インタフェース制御部4とI/O
インタフェース制御部5に通知する。この通知により、
I/Oインタフェース制御部5はバッファ7からデータパ
ス14を介して周辺制御装置3へバイトデータの転送を開
始する。転送中、カウンタ9がI/Oインタフェース制御
部5から入力されたバッファ7と周辺制御装置3との間
のデータ転送のタイミング毎にその設定値から1を減算
して、残数が0になればI/Oインタフェース制御部5と
主記憶装置側インタフェース制御部4にその旨を通知し
てワードデータの読出しを終了する。
合、主記憶装置側インタフェース制御部4の指示で主記
憶装置2からデータパス12を介してワードデータが送出
される。データ変換回路6は変換決定回路11から通知さ
れた種類にしたがいデータ分割を行なった後、データパ
ス13を介してバッファ7にバイトデータを送出する。そ
の間、カウンタ8が主記憶装置側インタフェース制御部
4から入力された主記憶装置2とバッファ7の間のデー
タ転送のタイミング毎に設定値から1を減算し、残数が
0になれば主記憶装置側インタフェース制御部4とI/O
インタフェース制御部5に通知する。この通知により、
I/Oインタフェース制御部5はバッファ7からデータパ
ス14を介して周辺制御装置3へバイトデータの転送を開
始する。転送中、カウンタ9がI/Oインタフェース制御
部5から入力されたバッファ7と周辺制御装置3との間
のデータ転送のタイミング毎にその設定値から1を減算
して、残数が0になればI/Oインタフェース制御部5と
主記憶装置側インタフェース制御部4にその旨を通知し
てワードデータの読出しを終了する。
また、データ転送が主記憶装置2への書込みの場合、
I/Oインタフェース制御部5の指示で周辺制御装置3か
らデータパス14を介してバイトデータがバッファ7に取
込まれる。その間、カウンタ9が入力されたバッファ7
と周辺制御装置3との間のデータ転送のタイミング毎に
その設定値から1を減算して、残数が0になればその旨
をI/Oインタフェース制御部5と主記憶装置側インタフ
ェース制御部4に通知する。この通知により、主記憶装
置側インタフェース制御部4はバッファ7からデータパ
ス13を介してバイトデータの転送を開始し、データ変換
回路6は制御線18で通知された変換種類にしたがいデー
タの組立てを行なった後、データパス12を介して主記憶
装置2へワードデータを送出する。その間、カウンタ8
がバッファ7と主記憶装置2の間のデータ転送のタイミ
ング毎にその設定値から1を減算して、残数が0になれ
ば主記憶装置側インタフェース制御部4とI/Oインタフ
ェース制御部5へ通知してワードデータの書込みを終了
する。
I/Oインタフェース制御部5の指示で周辺制御装置3か
らデータパス14を介してバイトデータがバッファ7に取
込まれる。その間、カウンタ9が入力されたバッファ7
と周辺制御装置3との間のデータ転送のタイミング毎に
その設定値から1を減算して、残数が0になればその旨
をI/Oインタフェース制御部5と主記憶装置側インタフ
ェース制御部4に通知する。この通知により、主記憶装
置側インタフェース制御部4はバッファ7からデータパ
ス13を介してバイトデータの転送を開始し、データ変換
回路6は制御線18で通知された変換種類にしたがいデー
タの組立てを行なった後、データパス12を介して主記憶
装置2へワードデータを送出する。その間、カウンタ8
がバッファ7と主記憶装置2の間のデータ転送のタイミ
ング毎にその設定値から1を減算して、残数が0になれ
ば主記憶装置側インタフェース制御部4とI/Oインタフ
ェース制御部5へ通知してワードデータの書込みを終了
する。
以上説明したように本発明は、ワードデータのバイト
数をカウントするカウンタと、データ変換後のバイトデ
ータのバイト数をカウントするカウンタを別々に備え、
かつ、主記憶装置または周辺制御装置の一方の転送動作
の終了後に他方を動作させることにより、主記憶装置と
入出力チャネル装置との間のデータ転送における有効デ
ータのデータ長と周辺制御装置と該入出力チャネル装置
との間のデータ転送における有効データのデータ長の一
致をとる制御が容易に実現でき、キャラクタ変換のため
の特別なバイトカウント制御回路を設ける必要もなく、
入出力チャネル装置を簡素にすることができる効果があ
る。
数をカウントするカウンタと、データ変換後のバイトデ
ータのバイト数をカウントするカウンタを別々に備え、
かつ、主記憶装置または周辺制御装置の一方の転送動作
の終了後に他方を動作させることにより、主記憶装置と
入出力チャネル装置との間のデータ転送における有効デ
ータのデータ長と周辺制御装置と該入出力チャネル装置
との間のデータ転送における有効データのデータ長の一
致をとる制御が容易に実現でき、キャラクタ変換のため
の特別なバイトカウント制御回路を設ける必要もなく、
入出力チャネル装置を簡素にすることができる効果があ
る。
第1図は本発明の入出力チャネル装置の一実施例の構成
を示すブロック図、第2図,第3図および第4図はそれ
ぞれ、ASCII変換とバイナリ変換とキャラクタ変換の場
合の、主記憶装置2側のワードデータと周辺制御装置3
側のバイトデータとの対応関係例を示すフォーマットイ
メージ、第5図は従来の入出力チャネル装置の構成を示
すブロック図である。 1……入出力チャネル装置、 2……主記憶装置、 3……周辺制御装置、 4……主記憶装置側インタフェース制御部、 5……I/Oインタフェース制御部、 6……データ変換回路、 7……バッファ、 8……カウンタ、 9……カウンタ、 10……バイト数変換回路、 11……変換決定回路、 12,13,14,15,16,17……データパス、 18,19,20,21,22,23,24,25……制御線。
を示すブロック図、第2図,第3図および第4図はそれ
ぞれ、ASCII変換とバイナリ変換とキャラクタ変換の場
合の、主記憶装置2側のワードデータと周辺制御装置3
側のバイトデータとの対応関係例を示すフォーマットイ
メージ、第5図は従来の入出力チャネル装置の構成を示
すブロック図である。 1……入出力チャネル装置、 2……主記憶装置、 3……周辺制御装置、 4……主記憶装置側インタフェース制御部、 5……I/Oインタフェース制御部、 6……データ変換回路、 7……バッファ、 8……カウンタ、 9……カウンタ、 10……バイト数変換回路、 11……変換決定回路、 12,13,14,15,16,17……データパス、 18,19,20,21,22,23,24,25……制御線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 史博 愛媛県松山市衣山4丁目760番地 四国 日本電気ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 長峰 信雄 東京都港区西新橋3丁目20番4号 日本 電気エンジニアリング株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 13/12
Claims (1)
- 【請求項1】主記憶装置と周辺制御装置の間のデータ転
送を制御する入出力チャネル装置であって、 入力されたコマンドにしたがいデータ変換の種類を決定
する変換決定回路と、 変換決定回路より指示されたデータ変換の種類にしたが
い、主記憶装置との間で転送されるデータと周辺制御装
置との間で転送されるデータのバイトの分割または組立
てを行なって、バイト長を転送先の有効バイト長に揃え
るデータ変換回路と、 データ変換回路と周辺制御装置の間で転送されるデータ
を一時保持するバッファと、 入力された主記憶装置側データのバイト数を、変換決定
回路の指示により対応する周辺制御装置側データのバイ
ト数に変換するバイト数変換回路と、 主記憶装置側データのバイト数が設定され、主記憶装置
側の1バイト転送のタイミング毎に該バイト数設定値か
ら1を減算し、その残数が0になったときそのことを通
知する第1のカウンタと、 バイト数変換回路から前記周辺制御装置側データのバイ
ト数が設定され、周辺制御装置側の1バイト転送のタイ
ミング毎に該バイト数設定値から1を減算し、その残数
が0になったときそのことを通知する第2のカウンタ
と、 変換決定回路にデータ変換の種類を指示するコマンド
を、またバイト数変換回路と第1のカウンタに、転送す
る主記憶装置側データのバイト数をそれぞれ設定した
後、主記憶装置からの読出しのときは第1のカウンタに
前記タイミングを出力しながら主記憶装置からの読出し
を行ない、主記憶装置への書込みのときは第2のカウン
タより残数0の通知を受けて読出し時と同様に前記タイ
ミングを出力しながら書込みを行ない、それぞれ第1の
カウンタから残数0の通知を受けたとき動作を終了する
主記憶装置側インタフェース制御部と、 第2のカウンタにバイト数が設定された後、主記憶装置
への書込みのときは第2のカウンタに前記タイミングを
出力しながら周辺制御装置からのデータ取込みを行な
い、主記憶装置からの読出しのときは、第1のカウンタ
より残数0の通知を受けて書込み時と同様に前記タイミ
ングを出力しながら周辺制御装置へのデータ読出しを行
ない、それぞれ第2のカウンタから残数0の通知を受け
たとき動作を終了するI/Oインタフェース制御部とを有
する入出力チャネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34291989A JP2806583B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 入出力チャネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34291989A JP2806583B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 入出力チャネル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204058A JPH03204058A (ja) | 1991-09-05 |
JP2806583B2 true JP2806583B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=18357537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34291989A Expired - Fee Related JP2806583B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 入出力チャネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2806583B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102034240B1 (ko) * | 2019-06-12 | 2019-10-18 | 국방과학연구소 | 군사용 통신 버스를 통해 송신 또는 수신되는 메시지 처리 장치 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP34291989A patent/JP2806583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102034240B1 (ko) * | 2019-06-12 | 2019-10-18 | 국방과학연구소 | 군사용 통신 버스를 통해 송신 또는 수신되는 메시지 처리 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03204058A (ja) | 1991-09-05 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |