JPH11103330A - 赤外線データ送信方法ならびに装置 - Google Patents
赤外線データ送信方法ならびに装置Info
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- JPH11103330A JPH11103330A JP9263621A JP26362197A JPH11103330A JP H11103330 A JPH11103330 A JP H11103330A JP 9263621 A JP9263621 A JP 9263621A JP 26362197 A JP26362197 A JP 26362197A JP H11103330 A JPH11103330 A JP H11103330A
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- packets
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、あらかじめ送信すべきパケット数
をデータ記憶回路に書き込み、更に、プリアンブル送信
制御のためにカウンタを内部に設けることにより、back
to backの送信を実現する赤外線データ送信方法なら
びに装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、データ記憶回路8にデータの
送受信に必要な物理的パラメータならびに送信すべきパ
ケットの数がシステムにより設定され、DMA回路6に
よってシステムにより生成される送信データを連続的に
読み出し、データバッファ4を介して得られるデータを
赤外光に変換して外部へ送信するとともに、プリアンブ
ル通信制御回路9が実際に送信されたパケットの数をカ
ウントし、あらかじめ設定されたパケットの数に達した
ことを検知し、送信が完了したことを割り込み要因生成
回路7によりシステムに通知する。
をデータ記憶回路に書き込み、更に、プリアンブル送信
制御のためにカウンタを内部に設けることにより、back
to backの送信を実現する赤外線データ送信方法なら
びに装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、データ記憶回路8にデータの
送受信に必要な物理的パラメータならびに送信すべきパ
ケットの数がシステムにより設定され、DMA回路6に
よってシステムにより生成される送信データを連続的に
読み出し、データバッファ4を介して得られるデータを
赤外光に変換して外部へ送信するとともに、プリアンブ
ル通信制御回路9が実際に送信されたパケットの数をカ
ウントし、あらかじめ設定されたパケットの数に達した
ことを検知し、送信が完了したことを割り込み要因生成
回路7によりシステムに通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線データ送信
方法ならびに装置、具体的には、複数のパケットを連続
で送信することができる赤外線データ送信方法、ならび
にその方法を実現する装置に関する。
方法ならびに装置、具体的には、複数のパケットを連続
で送信することができる赤外線データ送信方法、ならび
にその方法を実現する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PC(Personal Computer),PD
A(Personal Digital Assistants ), デジタルカメラ
等の情報機器間でワイヤレスにデータ転送を行なうニー
ズが高まり、そのデータ転送方法の一つとして赤外線デ
ータ通信が注目されている。
A(Personal Digital Assistants ), デジタルカメラ
等の情報機器間でワイヤレスにデータ転送を行なうニー
ズが高まり、そのデータ転送方法の一つとして赤外線デ
ータ通信が注目されている。
【0003】IrDA(Infrared Data Association )
は、この赤外線データ転送方式の標準化を行なってお
り、現在ではIrDA1.1規格がこれら情報機器間の
データ転送規格の標準になっている。IrDA1.1で
は複数のパケットを連続して送信する(以下これをBack
to Backの送信と呼ぶ)ことを認めている。これはパケ
ット間の空き時間を無くし、これにより、より効率的に
データ転送を行なおうとするものである。
は、この赤外線データ転送方式の標準化を行なってお
り、現在ではIrDA1.1規格がこれら情報機器間の
データ転送規格の標準になっている。IrDA1.1で
は複数のパケットを連続して送信する(以下これをBack
to Backの送信と呼ぶ)ことを認めている。これはパケ
ット間の空き時間を無くし、これにより、より効率的に
データ転送を行なおうとするものである。
【0004】従来の赤外線データ転送方式は、システム
のメモリ上にリングと呼ばれるディスクリプタ領域を用
意し、これを利用してDMA転送を行なっているものが
多い。リングは、送信データバイト長(Txcount )、送
信データの開始アドレス(DataAddress )、送信レディ
ビット(Txstatus)等の情報から構成され、これら情報
はソフトウエアによって書き込まれる。
のメモリ上にリングと呼ばれるディスクリプタ領域を用
意し、これを利用してDMA転送を行なっているものが
多い。リングは、送信データバイト長(Txcount )、送
信データの開始アドレス(DataAddress )、送信レディ
ビット(Txstatus)等の情報から構成され、これら情報
はソフトウエアによって書き込まれる。
【0005】送信リングの構成の一例を図4に示す。上
述した情報の他に、送信アンダライン発生通知ビット
(Txstatus[1] )が付加されている。Txstatus[2:7] は
未使用ビットである。、実際には、図4に示したリング
を複数繋げて使用する。この際、図5に示す様にリング
は循環して使用する。このリングを用いたデータ転送
は、例えば以下に列挙する手順で行なわれる。
述した情報の他に、送信アンダライン発生通知ビット
(Txstatus[1] )が付加されている。Txstatus[2:7] は
未使用ビットである。、実際には、図4に示したリング
を複数繋げて使用する。この際、図5に示す様にリング
は循環して使用する。このリングを用いたデータ転送
は、例えば以下に列挙する手順で行なわれる。
【0006】(1)ソフトウエアは、送信すべきパケッ
トに対応するリングの送信命令ビットをセットする。
トに対応するリングの送信命令ビットをセットする。
【0007】(2)ソフトウェアは、DMA転送のトリ
ガとなるレジスタをライトしてデータ転送のトリガをか
ける。
ガとなるレジスタをライトしてデータ転送のトリガをか
ける。
【0008】(3)ハードウエアはDMAによりリング
をリードして、送信レディビットをリードすることによ
りこのディスクリプタに対応するパケットを送信するか
どうかを判断し、もし送信する必要がある様ならば、送
信すべきデータを指定されたメモリアドレスから読み出
し、指定されたデータバイト長の送信する。
をリードして、送信レディビットをリードすることによ
りこのディスクリプタに対応するパケットを送信するか
どうかを判断し、もし送信する必要がある様ならば、送
信すべきデータを指定されたメモリアドレスから読み出
し、指定されたデータバイト長の送信する。
【0009】(4)送信が完了したらハードウエアは送
信完了割り込みを発生し、このパケットに対応するリン
グに書き込みを行ない送信命令レディビットをクリアす
る。また、FIFOアンダーランの様な送信時のエラー
が発生した場合には、その情報も書き込む。
信完了割り込みを発生し、このパケットに対応するリン
グに書き込みを行ない送信命令レディビットをクリアす
る。また、FIFOアンダーランの様な送信時のエラー
が発生した場合には、その情報も書き込む。
【0010】(5)次のパケットに対応するリングをリ
ードし、もしも送信命令ビットがセットされているなら
ば上記(3)−(4)の処理を繰り返し、セットされて
いないならばこの時点でDMA処理を終了する。
ードし、もしも送信命令ビットがセットされているなら
ば上記(3)−(4)の処理を繰り返し、セットされて
いないならばこの時点でDMA処理を終了する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】IrDA1.1で定義
されているFIR(データ転送速度は4Mbps)において、
パケット構成は図3の様に定義されており、このうち、
プリアンブル部(PREAMBLE)、スタートフラグ部(ST
A)、FCS(Frame Check Sequence)部、及びストップ
フラグ部(STO)はハードウエアで付加する様に決め
られている。
されているFIR(データ転送速度は4Mbps)において、
パケット構成は図3の様に定義されており、このうち、
プリアンブル部(PREAMBLE)、スタートフラグ部(ST
A)、FCS(Frame Check Sequence)部、及びストップ
フラグ部(STO)はハードウエアで付加する様に決め
られている。
【0012】ところが従来方式では、あるパケットの送
信が完了した後、次のパケットの送信レディビットがイ
ネーブルであることを赤外線送信装置が認識するまでの
間、即ち、上記手順の(4)−(5)の間、赤外光を発
光することが出来ない。従って、図6に示す様に各パケ
ット間にある一定以上の空き時間が発生してしまう。図
6は、時間軸上に実際の送信データ(赤外線信号)を表
示したものであって、t1は、N番目のパケットのST
O送信完了時刻を、t2は、N+1番目のパケットのPR
EAMBLE送信開始時刻を示す。このため、データ転送の際
にパケット間のオーバーヘッドが生じ、より効率的なデ
ータ転送を行なうことが出来なかった。
信が完了した後、次のパケットの送信レディビットがイ
ネーブルであることを赤外線送信装置が認識するまでの
間、即ち、上記手順の(4)−(5)の間、赤外光を発
光することが出来ない。従って、図6に示す様に各パケ
ット間にある一定以上の空き時間が発生してしまう。図
6は、時間軸上に実際の送信データ(赤外線信号)を表
示したものであって、t1は、N番目のパケットのST
O送信完了時刻を、t2は、N+1番目のパケットのPR
EAMBLE送信開始時刻を示す。このため、データ転送の際
にパケット間のオーバーヘッドが生じ、より効率的なデ
ータ転送を行なうことが出来なかった。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、あらかじめ送信すべきパケット数をデータ記憶回
路に書き込み、更に、プリアンブル送信制御のためにカ
ウンタを内部に設けることにより、back to backの送
信を実現するものであり、このことにより、複数パケッ
トを連続で送信することが可能となり、より効率良くデ
ータ転送を行なう赤外線データ送信方法ならびに装置を
提供することを目的とする。
あり、あらかじめ送信すべきパケット数をデータ記憶回
路に書き込み、更に、プリアンブル送信制御のためにカ
ウンタを内部に設けることにより、back to backの送
信を実現するものであり、このことにより、複数パケッ
トを連続で送信することが可能となり、より効率良くデ
ータ転送を行なう赤外線データ送信方法ならびに装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の赤外線データ送
信装置は、データの送受信に必要な物理的パラメータな
らびに送信すべきパケットの数がシステムにより設定さ
れるデータ記憶手段と、システムにより生成される送信
データを連続的に読み出し、そのデータを一時格納する
データバッファと、データバッファを介して得られるデ
ータを赤外光に変換して外部へ送信する赤外光変換手段
と、実際に送信されたパケットの数をカウントし、あら
かじめ設定されたパケットの数に達したことを検知し、
送信が完了したことをシステムに通知する通信制御手段
とを具備することを特徴とする。
信装置は、データの送受信に必要な物理的パラメータな
らびに送信すべきパケットの数がシステムにより設定さ
れるデータ記憶手段と、システムにより生成される送信
データを連続的に読み出し、そのデータを一時格納する
データバッファと、データバッファを介して得られるデ
ータを赤外光に変換して外部へ送信する赤外光変換手段
と、実際に送信されたパケットの数をカウントし、あら
かじめ設定されたパケットの数に達したことを検知し、
送信が完了したことをシステムに通知する通信制御手段
とを具備することを特徴とする。
【0015】本発明の赤外線データ送信方法は、データ
送信時に赤外光の物理的パラメータ、及び送信パケット
数をデータ記憶回路に設定し、この設定をトリガとして
プリアンブル部とスタートフラグを送信するステップ
と、メモリを連続的にリードして得られるデータを送信
するステップと、送信バイト長カウンタにより、実際の
送信バイト数があらかじめ定められた送信バイト長に達
したか否かを判別し赤外線送信を制御するステップと、
送信バイト長カウンタが閾値に達した場合にはデータ送
信が完了した後にストップフラグを送信するステップ
と、ストップフラグの送信が完了した後に送信完了割り
込みを生成し、メモリ上のディスクリプタ領域に送信情
報をライトするステップと、送信パケット数カウンタに
より、実際の送信パケット数があらかじめ設定された送
信パケット数に達したか否かを判別し赤外線送信を継続
するか否かを判断するステップと、赤外線送信を継続す
る必要がある場合は直ちにプリアンブル部を送信するス
テップとがプログラムされ、プロセッサユニットはこの
プログラムを順次読み出し実行することにより、複数の
パケットを連続して送信することを特徴とする。
送信時に赤外光の物理的パラメータ、及び送信パケット
数をデータ記憶回路に設定し、この設定をトリガとして
プリアンブル部とスタートフラグを送信するステップ
と、メモリを連続的にリードして得られるデータを送信
するステップと、送信バイト長カウンタにより、実際の
送信バイト数があらかじめ定められた送信バイト長に達
したか否かを判別し赤外線送信を制御するステップと、
送信バイト長カウンタが閾値に達した場合にはデータ送
信が完了した後にストップフラグを送信するステップ
と、ストップフラグの送信が完了した後に送信完了割り
込みを生成し、メモリ上のディスクリプタ領域に送信情
報をライトするステップと、送信パケット数カウンタに
より、実際の送信パケット数があらかじめ設定された送
信パケット数に達したか否かを判別し赤外線送信を継続
するか否かを判断するステップと、赤外線送信を継続す
る必要がある場合は直ちにプリアンブル部を送信するス
テップとがプログラムされ、プロセッサユニットはこの
プログラムを順次読み出し実行することにより、複数の
パケットを連続して送信することを特徴とする。
【0016】このことにより、Back to Backのデータ転
送を実現する赤外線データ送信方法ならびにこれを実現
する赤外線データ送信装置を構築できる。
送を実現する赤外線データ送信方法ならびにこれを実現
する赤外線データ送信装置を構築できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の赤外線送信装置の
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【0018】図において、符号1は赤外線発光装置であ
る。赤外線発光装置1は電気信号を赤外線信号に変換す
る。符号2はデータ符号化回路である。データ符号化回
路2は通信方式に対応したデータの符号化を行なう。符
号3はパラレル−シリアルデータ変換回路(P/S)で
ある。これはパラレルデータをシリアルデータに変換す
る。符号4はデータバッファである。データバッファ4
はメモリから読み出したデータをバッファリングする。
符号5はデータ送信完了検出回路である。これはデータ
がデータバッファ4からパラレル−シリアル変換回路3
に読みだされる毎にデータ送信完了検出回路5内蔵の送
信バイト長カウンタをインクリメントし、あらかじめ定
められているバイト長に達した時にデータ符号化回路2
にトリガを与える。符号6はDMA回路である。DMA
回路6は、メモリへに対するリードライトアクセスを制
御する。
る。赤外線発光装置1は電気信号を赤外線信号に変換す
る。符号2はデータ符号化回路である。データ符号化回
路2は通信方式に対応したデータの符号化を行なう。符
号3はパラレル−シリアルデータ変換回路(P/S)で
ある。これはパラレルデータをシリアルデータに変換す
る。符号4はデータバッファである。データバッファ4
はメモリから読み出したデータをバッファリングする。
符号5はデータ送信完了検出回路である。これはデータ
がデータバッファ4からパラレル−シリアル変換回路3
に読みだされる毎にデータ送信完了検出回路5内蔵の送
信バイト長カウンタをインクリメントし、あらかじめ定
められているバイト長に達した時にデータ符号化回路2
にトリガを与える。符号6はDMA回路である。DMA
回路6は、メモリへに対するリードライトアクセスを制
御する。
【0019】符号7は割り込み要因生成回路である。割
り込み要因生成回路7はデータ送信完了後にシステムに
対し送信完了を通知する。符号8はデータ記憶回路であ
る。データ記憶回路8は入出力レジスタとして用いられ
る。符号9はプリアンブル送信制御回路である。プリア
ンブル送信制御回路9は、DMA転送のトリガが発生し
た際にデータ符号化回路2に対してプリアンブル送信の
トリガを与え、割り込み要因生成回路7から割り込みが
発生する毎に内蔵の送信パケット数カウンタをインクリ
メントし、あらかじめ定められているパケット数に達し
た時にデータ符号化回路2にプリアンブル送信停止のト
リガを与える。
り込み要因生成回路7はデータ送信完了後にシステムに
対し送信完了を通知する。符号8はデータ記憶回路であ
る。データ記憶回路8は入出力レジスタとして用いられ
る。符号9はプリアンブル送信制御回路である。プリア
ンブル送信制御回路9は、DMA転送のトリガが発生し
た際にデータ符号化回路2に対してプリアンブル送信の
トリガを与え、割り込み要因生成回路7から割り込みが
発生する毎に内蔵の送信パケット数カウンタをインクリ
メントし、あらかじめ定められているパケット数に達し
た時にデータ符号化回路2にプリアンブル送信停止のト
リガを与える。
【0020】11、12、13は、システム側装置の主
要な構成を示すもので、本発明の赤外線送信方法がプロ
グラムとして格納される他、リング領域が割り当てられ
とともに生成される送信パケットが格納されるメモリ1
1と、プログラム命令を実行するマイクロプロセッサ1
2から成り、バスブリッジ13ならびにローカルバス1
0を介して赤外線通信装置1乃至9に接続される。
要な構成を示すもので、本発明の赤外線送信方法がプロ
グラムとして格納される他、リング領域が割り当てられ
とともに生成される送信パケットが格納されるメモリ1
1と、プログラム命令を実行するマイクロプロセッサ1
2から成り、バスブリッジ13ならびにローカルバス1
0を介して赤外線通信装置1乃至9に接続される。
【0021】図2は、本発明実施例の動作を説明するた
めに引用したフローチャートであり、具体的にはプログ
ラムとしてメモリ11に格納される。
めに引用したフローチャートであり、具体的にはプログ
ラムとしてメモリ11に格納される。
【0022】以下、図1に示す本発明実施例の動作につ
いて図2を参照しながら詳細に説明する。
いて図2を参照しながら詳細に説明する。
【0023】まず、マイクロプロセッサ12は、あらか
じめ設定されてある送受信選択、転送速度、転送方式等
から成る物理的パラメータ情報ならびに送信パケット数
をデータ記憶回路8に書き込み、その後、DMA回路6
のトリガをかける(ステップS1)。DMA回路6のト
リガは、データ記憶回路8の特定の領域に対して書き込
みを行なうことにより実現する。このトリガを受けてプ
リアンブル送信制回路9は、データ符号化回路2及びD
MA回路6にトリガをかける。データ符号化回路2はプ
リアンブル信号の送信を開始(ステップS2)し、続い
てスタートフラグの送信を行なう。赤外光発光回路1は
データ符号化回路2の出力電気信号を赤外線信号に変換
する。
じめ設定されてある送受信選択、転送速度、転送方式等
から成る物理的パラメータ情報ならびに送信パケット数
をデータ記憶回路8に書き込み、その後、DMA回路6
のトリガをかける(ステップS1)。DMA回路6のト
リガは、データ記憶回路8の特定の領域に対して書き込
みを行なうことにより実現する。このトリガを受けてプ
リアンブル送信制回路9は、データ符号化回路2及びD
MA回路6にトリガをかける。データ符号化回路2はプ
リアンブル信号の送信を開始(ステップS2)し、続い
てスタートフラグの送信を行なう。赤外光発光回路1は
データ符号化回路2の出力電気信号を赤外線信号に変換
する。
【0024】一方、DMA回路6はメモリ11のリング
領域から読み出し(ステップS3)を行ない、続いてこ
のパケットに対応するデータ領域を読み出す(ステップ
S4)。読み出されたデータはデータバッファ4に保存
され、更にパラレル−シリアル変換回路3によって1バ
イトずつ読み出され、符号化回路2、赤外光発光回路1
を介して赤外光として送信される(ステップS5)。
領域から読み出し(ステップS3)を行ない、続いてこ
のパケットに対応するデータ領域を読み出す(ステップ
S4)。読み出されたデータはデータバッファ4に保存
され、更にパラレル−シリアル変換回路3によって1バ
イトずつ読み出され、符号化回路2、赤外光発光回路1
を介して赤外光として送信される(ステップS5)。
【0025】また、パラレル−シリアル変換回路3がデ
ータバッファ4から1バイトずつデータを読み出す毎、
データ送信完了検出回路5は送信バイト長カウンタをイ
ンクリメントしていき、あらかじめリング領域から読み
出した送信バイト長の値に達したか否かをチェック(ス
テップS6)し、達した時点でデータ符号化回路2に全
データの読み出しが完了したことを通知する。データ符
号化回路2は最終バイトの送信が完了した時点でストッ
プフラグ(STO)を送信(ステップS7)し、割り込
み要因生成回路7に割り込み発生のトリガを与える(ス
テップS8)。そして、割り込みを受信したマイクロプ
ロセッサ12はメモリ11上のリング領域に送信情報を
書き込む(ステップS9)。
ータバッファ4から1バイトずつデータを読み出す毎、
データ送信完了検出回路5は送信バイト長カウンタをイ
ンクリメントしていき、あらかじめリング領域から読み
出した送信バイト長の値に達したか否かをチェック(ス
テップS6)し、達した時点でデータ符号化回路2に全
データの読み出しが完了したことを通知する。データ符
号化回路2は最終バイトの送信が完了した時点でストッ
プフラグ(STO)を送信(ステップS7)し、割り込
み要因生成回路7に割り込み発生のトリガを与える(ス
テップS8)。そして、割り込みを受信したマイクロプ
ロセッサ12はメモリ11上のリング領域に送信情報を
書き込む(ステップS9)。
【0026】プリアンブル送信制御回路9は割り込み要
因生成回路7からデータ送信完了の通知を受け、これを
受けて内蔵の送信パケット数カウンタをインクリメント
する。そして、この実際の送信パケット数があらかじめ
データ記憶回路8に書き込まれた送信パケット数より小
さい場合には、再び符号化回路2に対してPREAMBLE送信
のトリガをかける(ステップS10)。符号化回路2は
このトリガを検知した場合は、STOを送信後にすぐに
PREAMBLEを送信する。
因生成回路7からデータ送信完了の通知を受け、これを
受けて内蔵の送信パケット数カウンタをインクリメント
する。そして、この実際の送信パケット数があらかじめ
データ記憶回路8に書き込まれた送信パケット数より小
さい場合には、再び符号化回路2に対してPREAMBLE送信
のトリガをかける(ステップS10)。符号化回路2は
このトリガを検知した場合は、STOを送信後にすぐに
PREAMBLEを送信する。
【0027】このようにして、実際の送信パケット数が
あらかじめデータ記憶回路8に書き込まれた送信パケッ
ト数に達するまで同様の処理を繰り返し、達した時点で
処理を終了(ステップS11)することによりback to
backのデータ送信が可能となる。
あらかじめデータ記憶回路8に書き込まれた送信パケッ
ト数に達するまで同様の処理を繰り返し、達した時点で
処理を終了(ステップS11)することによりback to
backのデータ送信が可能となる。
【0028】尚、本発明実施例において、赤外線送信装
置はDMAにより装置とシステム側メモリとの間のデー
タ転送を行なうものとしたが、これに制限されるもので
なく、ポーリング等により代替しても構わない。また、
本発明実施例では、送信パケット数を入出力レジスタに
書き込むことによりBack to Backの送信を実現している
が、これに制限されるものではなく、同様の情報をあら
かじめ送信リングにセットしてあっても同様の機能を実
現することが出来る。
置はDMAにより装置とシステム側メモリとの間のデー
タ転送を行なうものとしたが、これに制限されるもので
なく、ポーリング等により代替しても構わない。また、
本発明実施例では、送信パケット数を入出力レジスタに
書き込むことによりBack to Backの送信を実現している
が、これに制限されるものではなく、同様の情報をあら
かじめ送信リングにセットしてあっても同様の機能を実
現することが出来る。
【0029】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、あらかじめ
送信すべきパケット数をデータ記憶回路に書き込み、更
に、プリアンブル送信制御のための手段としてカウンタ
を内部に設けることにより、back to backの送信を実
現するものであり、このことにより、複数パケットを連
続で送信することが可能となり、より効率良くデータ転
送を行なうことが可能になる。
送信すべきパケット数をデータ記憶回路に書き込み、更
に、プリアンブル送信制御のための手段としてカウンタ
を内部に設けることにより、back to backの送信を実
現するものであり、このことにより、複数パケットを連
続で送信することが可能となり、より効率良くデータ転
送を行なうことが可能になる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図、
【図2】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャート、
フローチャート、
【図3】IrDA1.1準拠FIRのパケット構成を示
す図、
す図、
【図4】送信リングの構成例1を示す図、
【図5】送信リングの構成例2を示す図、
【図6】実際の赤外線信号を時間軸上に示した図、
1…赤外光発光装置、2…データ符号化回路、3…パラ
レルシリアル変換回路、4…データバッファ、5…デー
タ送信完了検出回路、6…DMA回路、7…割り込み要
因生成回路、8…データ記憶回路、9…プリアンブル送
信制御回路、10…ローカルバス、11…メモリ、12
…マイクロプロセッサ(MPU)、13…バスブリッ
ジ。
レルシリアル変換回路、4…データバッファ、5…デー
タ送信完了検出回路、6…DMA回路、7…割り込み要
因生成回路、8…データ記憶回路、9…プリアンブル送
信制御回路、10…ローカルバス、11…メモリ、12
…マイクロプロセッサ(MPU)、13…バスブリッ
ジ。
Claims (4)
- 【請求項1】 データの送受信に必要な物理的パラメー
タならびに送信すべきパケットの数がシステムにより設
定されるデータ記憶手段と、システムにより生成される
送信データを連続的に読み出し、そのデータを一時格納
するデータバッファと、データバッファを介して得られ
るデータを赤外光に変換して外部へ送信する赤外光変換
手段と、実際に送信されたパケットの数をカウントし、
あらかじめ設定されたパケットの数に達したことを検知
し、送信が完了したことをシステムに通知する通信制御
手段とを具備することを特徴とする赤外線データ送信装
置。 - 【請求項2】 上記赤外光変換手段は、データバッファ
を介して得られるデータをシリアルデータに変換するパ
ラレルシリアル変換回路と、シリアルデータをIrDA
規格に準じたデータとして符号化を行うデータ符号化回
路と、ここで符号化されたデータを赤外線信号に変換す
る赤外光発光装置から成ることを特徴とする請求項1記
載の赤外線データ送信装置。 - 【請求項3】 上記通信制御手段は、データバッファか
らパラレルシリアル変換回路にパケットデータが読み出
される毎、送信バイト長カウンタを更新してあらかじめ
定められた閾値に達したときにデータ符号化回路に動作
のトリガを与える送信完了検出回路と、データ符号化回
路に対してプリアンブル送信のトリガを与え、割り込み
要因生成回路から割り込みが発生される毎に送信パケッ
ト数カウンタを更新し、あらかじめ設定されたパケット
数に達したときにデータ符号化回路に対してプリアンブ
ル送信停止のトリガを与えるプリアンブル送信制御回路
と、データ送信完了毎システムに対して送信完了を通知
する割り込み要因生成回路とから成ることを特徴とする
請求項1記載の赤外線データ送信装置。 - 【請求項4】 データ送信時に赤外光の物理的パラメー
タ、及び送信パケット数を第1メモリに設定し、この設
定をトリガとしてプリアンブル部とスタートフラグを送
信するステップと、第2のメモリを連続的にリードして
得られるデータを送信するステップと、送信バイト長カ
ウンタにより、実際の送信バイト数があらかじめ定めら
れた送信バイト長に達したか否かを判別し赤外線送信を
制御するステップと、送信バイト長カウンタが閾値に達
した場合にはデータ送信が完了した後にストップフラグ
を送信するステップと、ストップフラグの送信が完了し
た後に送信完了割り込みを生成し、第2のメモリ上のデ
ィスクリプタ領域に送信情報をライトするステップと、
送信パケット数カウンタにより、実際の送信パケット数
があらかじめ設定された送信パケット数に達したか否か
を判別し赤外線送信を継続するか否かを判断するステッ
プと、赤外線送信を継続する必要がある場合は直ちにプ
リアンブル部を送信するステップとがプログラムされ、
プロセッサユニットはこのプログラムを順次読み出し実
行することにより、複数のパケットを連続して送信する
ことを特徴とする赤外線データ送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9263621A JPH11103330A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 赤外線データ送信方法ならびに装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9263621A JPH11103330A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 赤外線データ送信方法ならびに装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11103330A true JPH11103330A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17392082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9263621A Pending JPH11103330A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 赤外線データ送信方法ならびに装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11103330A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100784964B1 (ko) | 2006-07-19 | 2007-12-11 | 송주환 | 멀티미디어 장치의 원격 제어용 적외선 데이터 전송방법 |
US7353298B2 (en) | 2003-08-04 | 2008-04-01 | Fujitsu Limited | Data transfer processing method |
JP2016171451A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | 通信装置 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP9263621A patent/JPH11103330A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7353298B2 (en) | 2003-08-04 | 2008-04-01 | Fujitsu Limited | Data transfer processing method |
KR100784964B1 (ko) | 2006-07-19 | 2007-12-11 | 송주환 | 멀티미디어 장치의 원격 제어용 적외선 데이터 전송방법 |
JP2016171451A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | 通信装置 |
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