JP2801872B2 - コンクリート製品成形用型枠装置 - Google Patents

コンクリート製品成形用型枠装置

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JP2801872B2
JP2801872B2 JP7225543A JP22554395A JP2801872B2 JP 2801872 B2 JP2801872 B2 JP 2801872B2 JP 7225543 A JP7225543 A JP 7225543A JP 22554395 A JP22554395 A JP 22554395A JP 2801872 B2 JP2801872 B2 JP 2801872B2
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由紀夫 杉田
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新貝工業株式会社
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    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B21/00Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles
    • B28B21/56Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles incorporating reinforcements or inserts
    • B28B21/566Climbing elements

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート製品成
形用型枠装置に係り、たとえば、マンホール等の筒状の
コンクリート製品の壁面部にこのコンクリート製品内に
出入りする際のステップ体を突設するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンクリート製品成形用
型枠装置としては、たとえば、特公平6−61748号
公報に記載されているように、内型を構成する突部間成
型内型にステップ取付装置を設け、このステップ取付装
置は、本体型と、この本体型に内側から外側に向けて下
降傾斜する底面部を有する凹所状の複数の開放部をそれ
ぞれ形成し、この各開放部にステップが対向する壁面を
成型する複数の分型をそれぞれ配設し、この各分型を前
記本体型に回動自在に軸支した一対の舌片にて本体型の
脱型方向と異なる方向である開放部の傾斜した底面部に
沿って進退可能で、進出時にはステップが通過する間隙
を本体型の上面との間に形成するように本体型に支持
し、前記本体型に前記一対の舌片及び係合片を介して前
記各分型をそれぞれの開放部内に収納して支持するロッ
ク機構を回動自在に設けた構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構成
では、各分型は一対の舌片にて開放部の下降傾斜した底
面部に沿って自重により各開放部の下方に突出するた
め、この各分型をそれぞれの開放部内に収納状態に保持
する必要からロック機構を設けるものであるが、型合せ
時にはステップを装着した各分型をそれぞれ側方から押
さえる一方で、本体型の上方からロック機構を回動操作
する必要があるので、この型合せ時には少なくとも二人
の人手を必要とし、型合せ作業に手数を要しコストダウ
ンを図る上で好ましくなく、また、脱型時には、各ステ
ップが相対的にそれぞれの分型を押すことになるので、
その押圧力が大きく各分型の脱型移動が困難になるとと
もに、その脱型移動の際の押圧力が大きいことから各ス
テップや各分型を損傷することがあり、さらに、各分型
は一対の舌片にて本体型に支持されているため、コンク
リートのトロカス等が付着する型合せ部すなわち、各分
型と本体型との間の掃除が容易でなく手を挟むおそれが
ある、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、型本体に分割型体を型合せする際にステップ体
等の各突出体を一対の支持体にてそれぞれ簡単かつ確実
に挟持することができるとともに、分割型体の各案内口
を成形板にてそれぞれ確実に閉塞することができ、ま
た、脱型時には、分割型体を離型して後退した際に各突
出体の挟持を確実に解除して簡単に脱型することがで
き、さらに、成形板及び分割型体に付着するコンクリー
トのトロカス等を排除する掃除が容易であるコンクリー
ト製品成形用型枠装置を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のコンクリ
ート製品成形用型枠装置は、上下方向の型嵌合口を開口
した型本体と、この型本体に進退可能に設けられ型合せ
時に型本体の前記型嵌合口に嵌合しこの型本体の成形面
に連続する成形面を有しかつこの成形面の上下方向に間
隔をおいて複数の案内口をそれぞれ開口した分割型体
と、前記型本体と前記分割型体とにより成形されるコン
クリート製品の壁面部から一体に突設される複数の突出
体と、前記分割型体の各案内口にそれぞれ進退可能に設
けられ前記各突出体を上下方向から挟持する一対の支持
体及びこの一対の支持体にそれぞれ設けられ前記分割型
体の案内口を閉塞するとともに、この分割型体の成形面
に連続する成形板を有しかつこの一対の支持体及び成形
板を開閉自在に支持した複数の支持機構と、この複数の
支持機構に対応して前記分割型体に設けられ前記型本体
に前記分割型体を前進させて型合せする際に前記各支持
機構をそれぞれ作動して一対の支持体にて前記各突出体
それぞれ挟持させ、この分割型体を前記型本体から
型して後退した際に前記各支持機構を作動して一対の支
持体をそれぞれ開き前記突出体の挟持を解除させる複数
の支持機構開閉手段とを具備したものである。
【0006】そして、型合せ時には各支持機構の一対の
支持体を分割型体の各案内口から前方に突出した状態
で、この各一対の支持体の間に突出体をそれぞれ配置
し、型本体に分割型体を型合せする方向に前進すること
により、この分割型体の各支持機構開閉手段にて各支持
機構が作動されるとともに、この各支持機構にて一対の
支持体を閉じる方向に回動される。そうして、型本体
型嵌合口に分割型体が嵌合されるとともに、この各支持
機構の一対の支持体にてステップ体等の突出体が挟持さ
れ、かつ、この各成形板にて分割型体の各案内口が閉塞
されて型合せされ、この突出体の埋設部が分割型体の前
方に向かって突出される。
【0007】また、脱型時には型本体から分割型体を離
型して所定の位置まで後退した際には、この分割型体の
各支持機構開閉手段にて各支持機構が作動されるととも
に、この各支持機構にて一対の支持体が開く方向に回動
され、この各一対の支持体による各突出体の挟持が解除
される。そして、分割型体及び各支持機構を所定の位置
まで後退することにより脱型される。
【0008】請求項2記載のコンクリート製品成形用型
枠装置は、請求項1記載のコンクリート製品成形用型枠
装置において、分割型体は、この分割型体を固着して進
退自在に設けられた支柱と、この支柱に設けられ各支持
機構に係合してこの支持機構の一対の支持体及び成形板
をそれぞれ開閉する複数の支持機構開閉手段とを有する
ものである。そして、支柱にて分割型体が進退動される
ことにより、この支柱に設けた複数の支持機構開閉手段
にて各支持機構の一対の支持体及び成形板がそれぞれ開
閉される。
【0009】請求項3記載のコンクリート製品成形用型
枠装置は、請求項2記載のコンクリート製品成形用型枠
装置において、支持機構開閉手段は、支柱に平行に突設
され支持機構を進退自在に挿通した上下のガイドピンか
らなるものである。そして、支柱の各部に突設した上下
のガイドピンに沿って各支持機構を進退動することによ
り、この各部の上下のガイドピンにて各支持機構がその
一対の支持体を開閉する方向に作動される。
【0010】請求項4記載のコンクリート製品成形用型
枠装置は、請求項3記載のコンクリート製品成形用型枠
装置において、支持機構は、成形板を有する一対の支持
体にそれぞれ後方に向かって突設され分割型体の上下の
ガイドピンに係合する前側に係合縁部及び後側に傾斜係
合縁部を有する左右の支持アームと、この一対の支持体
の左右の支持アームをそれぞれ交差させた交差部を回動
自在に軸支した支軸と、前記一対の支持体の左右の支持
アームの互いに反対方向に向かって突出した後端部を上
下回動可能に支持した案内支軸とを有するものである。
【0011】そして、分割型体の各部の上下のガイドピ
ンが一対の支持体の左右の支持アームの前側の係合縁部
にそれぞれ係合することにより、この各部の左右の支持
アームが支軸を中心としてそれぞれ回動されるととも
に、この各部の一対の支持体が突出体を挟持する方向に
それぞれ回動される。
【0012】また、分割型体の各部の上下のガイドピン
が一対の支持体の左右の支持アームの後側の傾斜係合縁
部にそれぞれ係合することにより、この各部の左右の支
持アームが支軸を中心としてそれぞれ回動されるととも
に、この各部の一対の支持体が突出体の挟持を解除する
方向にそれぞれ回動される。
【0013】請求項5記載のコンクリート製品成形用型
枠装置は、請求項1記載のコンクリート製品成形用型枠
装置において、複数の突出体は、ステップ体からなるも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0015】1は架台で、この架台1は左右に所定の間
隔をおいて相対して配設された内型用の前後方向のガイ
ドレール2を有し、この左右のガイドレール2の前端部
間には前側枠3が一体に固着されている。また、前記左
右のガイドレール2の前後部には外型用の左右方向のガ
イドレール4がそれぞれ外方に向かって平行に一体に配
設されている。さらに、前記左右のガイドレール2上に
は環状底板5を有する環状底型6が一体に固着されてい
る。
【0016】また、前記内型用のガイドレール2の左右
部に配設された外型用の前後のガイドレール4には支持
体7に回転自在に軸架されたガイドローラ8がそれぞれ
移動自在に係合され、この左右部の前後の支持体7には
内側面を平面視円弧状の成形面9aとした上下方向の略半
円筒状に形成された分割外型9がそれぞれ支持されてい
る。そして、前記左右の分割外型9は前後のガイドレー
ル4に沿って左右方向に移動自在に支持され、この左右
の分割外型9を型合せした際には円筒状の外型体10が構
成されるとともに、左右の成形面9a,9aにて一連の円筒
状の成形面9bが形成されるようになっている。
【0017】さらに、前記内型用の左右のガイドレール
2には台車体11の前後左右に回転自在に軸架されたガイ
ドローラ12がそれぞれ移動自在に係合され、この台車体
11の前枠13の中心部には雌ねじ孔14が前後方向に貫通し
て形成されている。また、前記雌ねじ孔14の前方に位置
して前記前側枠3には挿通孔15が貫通して形成されてい
る。
【0018】また、前記挿通孔15には操作螺杆16が回転
自在に挿通され、この操作螺杆16に形成された雄ねじ部
17が前記雌ねじ孔14に回転自在に螺合され、この操作螺
杆16の前端部には前記挿通孔15より大径の六角ナット状
の操作部18が前記前側枠3の前側部に位置して一体に突
設されている。そして、前記操作部18にて操作螺杆16を
回転操作することにより、前記台車体11が前記左右のガ
イドレール2に沿って前後方向に進退されるようになっ
ている。
【0019】つぎに、前記内型用の左右のガイドレール
2上には内型体19が配設されている。この内型体19は、
前側部に上下方向の型嵌合口20を開口した型本体として
の内型本体21と、この内型本体21の前記型嵌合口20に係
脱自在に嵌合される進退自在の分割型体22と、この分割
型体22の前側部に取り付ける突出体としてのステップ体
23を支持する支持機構24とを有して構成されている。
【0020】前記内型本体21は、その外側面を成形面21
a として略円筒状に形成され、下端部が前記環状底型6
内に開閉自在に嵌合され、その後側部には上下方向に所
定の間隔をおいて複数の取付片25がそれぞれ水平状に一
体に突設され、この各取付片25には上下方向の取付軸26
が貫通され、この取付軸26は、その下端部が前記左右の
ガイドレール2の後端部間に固着された図示しない枠体
上に固着されて一体に立設されている。
【0021】また、前記内型本体21の型嵌合口20は、そ
の開口端部に相対して固着された後方に向かって拡開傾
斜した上下方向の係合片27にて形成されている。そし
て、前記取付軸26を中心として前記内型本体21が弾性変
形により開閉され、製品成型時には拡開されて内型本体
21の下端部が前記環状底型6の内周面に密着して環状底
板5の内周縁部に液密に接合して型合せされ、製品取出
し時には内側に向かって絞り込まれて環状底板5の内周
縁部から離型されるようになっている。
【0022】つぎに、前記分割型体22は、その外側面を
平面視円弧状の成形面22a として形成され、前記内型本
体21内に位置して前記台車体11上に一体に立設された支
柱28に上下方向に配設固定した複数の支持板29を介して
一体に固着されている。すなわち、前記支柱28の前側部
には上下方向に所定の間隔をおいて略三日月形状に形成
された複数の支持板29がそれぞれ前方に向かって水平状
に一体に突設され、この各支持板29の前方に向かって膨
らんだ弧状前縁部及びこの弧状前縁部に連続した左右の
テーパー状の両側縁部に沿って前記分割型体22が一体に
固着され、この分割型体22の左右の両側縁部が前記内型
本体21の左右の係合片27に係脱自在に係合する上下方向
の係合片30として後方に向かって拡開傾斜して形成され
ている。
【0023】そして、前記分割型体22の左右の係合片30
を前記内型本体21の左右の係合片27に後方から圧入する
ことにより、前記内型本体21が拡開されて内型本体21の
下端部が前記環状底型6の内周面に密着して環状底板5
の内周縁部に液密に接合して型合せされるとともに、こ
の分割型体22の成形面22a が内型本体21の成形面21aに
連続して円筒状の成形面21b を構成するようになってい
る。
【0024】また、前記分割型体22の成形面22a には上
下方向に間隔をおいて前記ステップ体23を取付ける左右
方向に長い矩形状の複数の案内口31がそれぞれ開口され
ている。また、前記支柱28には上下方向に前記各案内口
31に対向した位置に前後方向に貫通した断面略矩形状の
貫通孔32がそれぞれ形成され、この各貫通孔32の上下面
部には左右方向の略中間部に位置して突条33がそれぞれ
相対して一体に突設され、この上下の突条33間には前後
方向に長いガイド溝34を有するガイド板35が水平状に一
体に突設されている。そして、前記各ガイド板35にて前
記各貫通孔32がそれぞれ左右に区分されている。
【0025】また、前記各貫通孔32の外側部に位置して
前記支柱28の左右部には取付板36がそれぞれ一体に固着
され、この各部の左右の取付板36の後方に向かって突出
された突出端部間には前記各支持機構24を作動する支持
機構開閉手段37がそれぞれ設けられている。この各部の
支持機構開閉手段37は、前記各部の左右の取付板36の突
出端部間の上下に所定の間隔をおいてそれぞれ平行に回
転自在に軸架された左右方向のガイドピン38a ,38b か
らなっている。
【0026】さらに、前記突出体としてのステップ体23
は、ステップ部23a 、このステップ部23a の両端部から
平行に折曲形成された支持部23b 及びこの両側部の支持
部23b の基端部にコンクリート製品に埋設される埋設部
23c を有して平面視コ字形状に形成されている。
【0027】つぎに、前記ステップ体23を支持する支持
機構24は、前記分割型体22の各案内口31毎にそれぞれ配
設されている。この各案内口31毎の支持機構24は、前記
ステップ体23を支持して前記各案内口31に対して進退自
在に配設される上下一対の板状の支持体39をそれぞれ有
し、この一対の支持体39の前端縁部には互いに重合した
際に前記各案内口31を閉塞する平面視円弧状の成形板40
がそれぞれ垂直状に一体に固着され、この上下の成形板
40の外面部は各案内口31を閉塞した際には前記分割型体
22の成形面22a に連続するようになつている。
【0028】また、前記上下の支持体39の左右部には前
記ステップ体23のステップ部23a の左右部を上下方向か
ら支持する位置決め用の支持突起41がそれぞれ相対して
一体に突設されている。また、前記上下の成形板40の左
右部には前記ステップ体23の左右の支持部23b を上下方
向から挟持する挟持凹部42がそれぞれの縁部に相対して
形成されている。
【0029】また、前記上下の支持体39の内で、上部の
支持体39には、前記支柱28に形成されたガイド板35の左
右部の貫通孔32に挿入可能の間隔をおいて左右部から後
方に向かって細巾板状の支持アーム43がそれぞれ平行に
一体に突設されている。この左右の支持アーム43は、後
方に向かって略水平状に延在した水平状部44及びこの水
平状部44に連続して後上方に向かって傾斜して突出した
傾斜状部45を有して形成されている。
【0030】そして、前記左右の支持アーム43の前側の
水平状部44の上下縁部には前記支柱28に軸架された上下
のガイドピン38a ,38b に係合する略水平状の係合縁部
46が形成されているとともに、前記左右の支持アーム43
の後側の傾斜状部45の上下縁部には前記支柱28に軸架さ
れた上下のガイドピン38a ,38b に係合する傾斜係合縁
部47がそれぞれ形成されている。
【0031】また、前記下部の支持体39には、前記左右
の支持アーム43の外側部に位置して前記支柱28に突設さ
れたガイド板35の左右部の貫通孔32に挿入可能の間隔を
おいて左右部から後方に向かって細巾板状の支持アーム
48がそれぞれ平行に一体に突設されている。この左右の
支持アーム48は、後方に向かって略水平状に延在した水
平状部49及びこの水平状部49に連続して後下方に向かっ
て傾斜して突出した傾斜状部50を有して形成されてい
る。
【0032】そして、前記左右の支持アーム48の前側の
水平状部49の上下縁部には前記支柱28に軸架された上下
のガイドピン38a ,38b に係合する略水平状の係合縁部
51が形成されているとともに、前記左右の支持アーム48
の後側の傾斜状部50の上下縁部には前記支柱28に軸架さ
れた上下のガイドピン38a ,38b に係合する傾斜係合縁
部52が形成されている。
【0033】また、前記左右の支持アーム43の先端部に
は前記上部の支持体39の左右の支持突起41との間で前記
ステップ体23のステップ部23a を挟持する弧状の支持突
部43a がそれぞれ下方に向かって突設されている。ま
た、前記左右の支持アーム48の先端部には前記下部の支
持体39の左右の支持突起41との間で前記ステップ体23の
ステップ部23a を挟持する弧状の支持突部53がそれぞれ
上方に向かって突設されている。
【0034】さらに、前記上部の支持体39の左右の支持
アーム43及びこの左右の支持アーム43の外側部に配設し
た前記下部の支持体39の左右の支持アーム48が前記支柱
28に突設されたガイド板35の左右の貫通孔32内に進退自
在に挿通され、前記ガイド板35のガイド溝34内に進退自
在に挿通した左右方向の支軸54の両端部には前記左右の
支持アーム43,48の水平状部44,49をそれぞれ交差させ
た交差部が上下方向にそれぞれ回動自在に軸支されてい
る。また、前記上下の支持体39に突設した左右の支持ア
ーム43,48は前記支柱28に突設した各部の上下のガイド
ピン38a ,38bの間に進退自在に挿通されている。
【0035】そして、前記上下の支持体39に突設した左
右の支持アーム43,48は、前記支軸54にて軸支した位置
で交差され、上部の左右の支持アーム43の傾斜状部45が
上方に向かって突出されるとともに、下部の支持アーム
48の傾斜状部50が下方に向かって突出され、この上下の
傾斜状部45,50の突出端部に形成されたそれぞれの上下
方向に長い案内溝55には左右方向の案内支軸56が挿通さ
れている。そうして、この案内支軸56にて左右の支持ア
ーム43,48の後端部が上下回動可能に支持されている。
【0036】したがって、上下の支持体39に突設した左
右の支持アーム43,48は前記支軸54を中心として上下の
支持体39を開閉するように回動自在に軸支されて全体的
には挟み形状に形成されている。そして、この左右の支
持アーム43,48の水平状部44,49の上下の係合縁部46,
51が前記上下のガイドピン38a ,38b に係合した際には
前記上下の支持体39が前記ステップ体23を挟持するよう
に閉じ、左右の支持アーム43,48の傾斜状部45,50の上
下の傾斜係合縁部47,52が前記上下のガイドピン38a ,
38b に係合した際には前記上下の支持体39が前記ステッ
プ体23の挟持を解除するように開くようになっている。
【0037】また、前記支軸54には前記ガイド板35と前
記左右の支持アーム43の水平状部44との間に位置して位
置決め用のカラー57がそれぞれ回転自在に軸架されてい
る。また、前記案内支軸56には連動片58が後方に向かっ
て突設され、この連動片58に一端部を取着したワイヤロ
ープや鎖等の索条59の他端部が前記内型本体21の取付軸
26を支持した取付片25に取着されている。そして、前記
索条59は前記内型本体21の型嵌合口20に分割型体22を嵌
合してこの分割型体22の案内口31内に上下の支持体39の
成形板40を嵌合して型合せした際に緊張され、この索条
59にて上下の支持体39の成形板40を位置決めするように
なっている。
【0038】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
【0039】外型用ガイドレール4に沿って移動する前
後の支持体7にて左右の分割外型9をそれぞれ内型体19
から離間する方向の外方に向かって移動して開いた状態
において、操作部18にて操作螺杆16を回動操作すると、
この操作螺杆16にて台車体11が左右の内型用ガイドレー
ル2に沿って前後動されるとともに、この台車体11上の
分割型体22が内型本体21内の後部に移動されたところで
操作螺杆16の回動操作を停止する。
【0040】つぎに、分割型体22の支柱28に支持した各
支持機構24をそれぞれ前方に向かって大きく引き出す
と、この各支持機構24の成形板40を有する上下の支持体
39がそれぞれの案内口31の前方に突出され、この各支持
機構24の支軸54が支柱28に突設した各ガイド板35のガイ
ド溝34の最前部にそれぞれ係合され、この各支持機構24
の上下の支持体39の支持アーム43,48の上下の傾斜係合
縁部47,52が支柱28に突設した各部の上下のガイドピン
38a ,38b にそれぞれ係合して絞り込まれる。
【0041】また、各部の上下のガイドピン38a ,38b
に支持アーム43,48の上下の傾斜係合縁部47,52がそれ
ぞれ係合して絞り込まれるとともに、この各部の上下の
支持アーム43,48が支軸54を中心として互いに反対方向
にそれぞれ回動され、その先端部の各案内口31の前方に
突出された成形板40を有する上下の支持体39がそれぞれ
開回動され、この上下の支持体39の間がそれぞれ開口さ
れる。
【0042】そして、下部の各支持体39上にステップ体
23をそれぞれ載置し、この各ステップ体23のステップ部
23a を左右の支持突起41と左右の支持アーム48の支持突
部53との間にそれぞれ配置するとともに、この各ステッ
プ体23の左右の支持部23b を下部の各成形板40の左右の
挟持凹部42内にそれぞれ嵌合し、この左右の支持部23b
の先端部の埋設部23c を下部の各成形板40の前方にそれ
ぞれ突出させる。この左右の埋設部23c は型合せ時には
コンクリートを打設するキャビティ内に突出する状態で
支持される。
【0043】つぎに、操作部18にて操作螺杆16を回動操
作すると、この操作螺杆16にて台車体11が左右の内型用
ガイドレール2に沿って前方に向かって移動され、この
台車体11上の分割型体22の左右の係合片30が内型本体21
の型嵌合口20の左右の係合片27に係合されるとともに、
この分割型体22の左右の係合片30が内型本体21の左右の
係合片27を左右方向に押し開きながら前進され、この分
割型体22の成形面22aの下端部が環状底型6の環状底板
5の前側内縁部に液密に係合される。
【0044】また、分割型体22の左右の係合片30にて内
型本体21の左右の係合片27が左右方向に押し開かれる
と、この内型本体21が取付軸26を中心として左右方向に
弾性変形して押し開かれ、この内型本体21の成形面21a
の下端部が環状底型6の環状底板5の内周縁部に液密に
係合されるとともに、この内型本体21の成形面21a と分
割型体22の成形面22a とにより円筒状の成形面21b が構
成される。
【0045】また、台車体11にて分割型体22の左右の係
合片30が内型本体21の左右の係合片27を押し開きながら
前進されると、この台車体11上の支柱28に突設した各部
の上下のガイドピン38a ,38b が各支持機構24の上下の
支持アーム43,48の上下の傾斜係合縁部47,52から上下
の係合縁部46,51にそれぞれ係合して前進される。
【0046】そして、この各部の上下のガイドピン38a
,38b にて各部の上下の支持アーム43,48がそれぞれ
絞り込まれるとともに、この各部の上下の支持アーム4
3,48が支軸54を中心として互いに接近方向にそれぞれ
回動され、その先端部の成形板40を有する上下の支持体
39がそれぞれ閉回動され、この各部の上下の支持アーム
43,48にてステップ体23のステップ部23a 及び左右の支
持部23b がそれぞれ上下方向から挟持される。
【0047】すなわち、ステップ体23のステップ部23a
の左右部が各部の上下の支持アーム43,48の左右上下の
支持突起41及び支持突部43a ,53a にてそれぞれ挟持さ
れるとともに、ステップ体23の左右の支持部23b が左右
上下の挟持凹部42にてそれぞれ挟持され、このステップ
体23の左右の埋設部23c が上下の成形板40の前方に突出
され、この各部の上下の成形板40の対向する上下縁部が
それぞれ液密に係合される。
【0048】そして、分割型体22の成形面22a の下端部
が環状底型6の環状底板5の前側内縁部に液密に係合さ
れるとともに、この分割型体22の各案内口31内に各部の
上下の成形板40が嵌合され、この各部の上下の成形板40
にて分割型体22の各案内口31が液密に閉塞される。ま
た、分割型体22の各案内口31が液密に閉塞されると同時
に、この分割型体22の支柱28に突設した各ガイド板35の
ガイド溝34の後端部には各部の左右の支持アーム43,48
を軸着した支軸54がそれぞれ当接して位置決めされる。
【0049】そうして、各部の上下の成形板40の成形面
40a が分割型体22の成形面22a に連続され、したがっ
て、各部の上下の成形板40の成形面40a 、分割型体22の
成形面22a 及び内型本体21の成形面21a にて一連の円筒
状の成形面21b を有する内型体19が構成される。
【0050】つぎに、外型用ガイドレール4に沿って移
動する前後の支持体7にて左右の分割外型9がそれぞれ
内型体19に向かって移動されると、この左右の分割外型
9の対向する接合部9cがそれぞれ接合され、この各接合
部9cを固着手段にて液密に着脱可能に固着されるととも
に、この左右の分割外型9の成形面9aの下端部が環状底
型6の環状底板5の外周縁部に液密に係合される。そし
て、左右の分割外型9にて一連の成形面9bを有する円筒
状の外型体10が構成される。
【0051】したがって、内型体19の一連の円筒状の成
形面21b 、外型体10の一連の成形面9b及び環状底型6の
環状底板5にてコンクリート打設用の上方を開口した円
筒状のキャビティが構成され、このキャビティ内には分
割型体22の各支持機構24の上下の支持体39に挟持された
各ステップ体23の左右の埋設部23c がそれぞれ突出され
る。
【0052】そして、キャビティ内に流動性コンクリー
トを十分に打設することにより、この流動性コンクリー
ト内に各ステップ体23の左右の埋設部23c がそれぞれ埋
設され、この流動性コンクリートが固化するまでの所要
時間養生する。
【0053】つぎに、内型体19と外型体10とにより成形
されたコンクリート製品Aを取り出す場合には、まず左
右の分割外型9の各接合部9cの固着を解除して脱型する
とともに、前後の支持体7にて左右の分割外型9を内型
体19から離間する方向の外方に向かってそれぞれ移動し
て左右に開く。
【0054】また、操作部18にて操作螺杆16を前記内型
体19の型組込み時とは反対方向に回動操作すると、この
操作螺杆16にて台車体11が左右の内型用ガイドレール2
に沿って後退移動されるとともに、この台車体11上の支
柱28に突設した各部の上下のガイドピン38a ,38b が各
支持機構24の上下の支持アーム43,48の上下の係合縁部
46,51にそれぞれ係合して後退され、かつ、この各支持
機構24の上下の支持アーム43,48を軸着した支軸54に支
柱28の各部のガイド板35のガイド溝34を介して後退され
る。
【0055】この際、コンクリート製品Aに各ステップ
体23の左右の埋設部23c が埋設固化されているととも
に、この各ステップ体23のステップ部23a が各支持機構
24の上下の支持体39の左右の支持突起41にて支持されて
いるため、この各支持機構24から独立して支柱28にて分
割型体22のみが後退され、この分割型体22の成形面22a
がコンクリート製品Aの壁面から離型される。
【0056】また、支柱28の各部の上下のガイドピン38
a ,38b が各支持機構24の上下の支持アーム43,48の上
下の係合縁部46,51から上下の傾斜係合縁部47,52にそ
れぞれ係合して後退されるとともに、この各部の上下の
ガイドピン38a ,38b にて各部の上下の支持アーム43,
48がそれぞれ絞り込まれる。そして、各部の上下の支持
アーム43,48が支軸54を中心として互いに反対方向にそ
れぞれ回動され、その先端部の成形板40を有する上下の
支持体39がそれぞれ開回動される。
【0057】そして、各部の上下のガイドピン38a ,38
b にて各部の上下の支持アーム43,48の先端部の成形板
40を有する上下の支持体39がそれぞれ大きく開回動さ
れ、この上下の支持体39の左右の支持突起41及び成形板
40の左右の挟持凹部42による各ステップ体23の各部の挟
持がそれぞれ解除される。
【0058】さらに、支柱28にて分割型体22が後退され
ると、各支持機構24の支軸54に支柱28に突設されたガイ
ド板35のガイド溝34の前端部が係合した状態で、この分
割型体22及び各支持機構24が一体となって後退される。
【0059】また、分割型体22が後退されると、この分
割型体22の左右の係合片30が内型本体21の左右の係合片
27から外れ、この左右の係合片27の支持が解除されると
ともに、各支持機構24の上下に開回動された上下の支持
体39の成形板40が各部のステップ体23の位置から後退さ
れる。そして、内型本体21の左右部を、この内型本体21
の後側部を支持した取付軸26を中心として内側に向かっ
て弾性変形させて絞り込むことにより、この内型本体21
がコンクリート製品Aの壁面から離型されて脱型され
る。
【0060】また、クレーン等にてコンクリート製品A
を吊り上げて内型体19上から取り出すことにより、内壁
面の上下方向に所定の間隔をおいて複数のステップ体23
をコンクリート製品Aの中心部に向かって一体に突設し
た円筒状のコンクリート製品Aが得られる。
【0061】つぎに、前記実施の形態の作用では、内型
本体21の型嵌合口20に分割型体22を嵌合して型合せする
際には、ステップ体23は各支持機構24の下向きに僅かに
傾斜する下部の支持体39上に載置しても転がり落ちるこ
とがないので、各部の下部の支持体39上にステップ体23
を載置した状態で、分割型体22を前進させて内型本体21
の型嵌合口20に嵌合して型合せするとともに、この分割
型体22の各案内口31内にステップ体23を挟持した上下の
支持体39の成形板40を嵌合して型合せする場合について
説明した。
【0062】しかし、各支持機構24の下向きに僅かに傾
斜する下部の支持体39上に載置した際に転がり落ち易い
突出体、たとえばアンカーボルトの場合には、この各部
の下部の支持体39上にアンカーボルトを載置するととも
に、このアンカーボルトを有する各部の下部の支持体39
及び上部の支持体39を分割型体22の各案内口31に向かっ
て押し込むと、この上下の支持体39の左右の支持アーム
43,48が支柱28の各部の上下のガイドピン38a ,38b に
向かって押し込まれる。
【0063】そして、この各部の上下のガイドピン38a
,38b に各部の左右の支持アーム43,48の上下の係合
縁部46,51が係合されるとともに、この各部の左右の支
持アーム43,48が前記実施の形態の場合と同様に支軸54
を中心としてそれぞれ閉回動され、この先端部の各部の
上下の支持体39にてアンカーボルトが挟持されるととも
に、この各部の上下の支持体39の成形板40が分割型体22
の各案内口31内に液密に嵌合される。
【0064】ついで、台車体11にて前進される支柱28に
て分割型体22を前記実施の形態の場合と同様に前進させ
て内型本体21の型嵌合口20に嵌合して型合せすることに
より、各アンカーボルトは転がり落ちることなく確実に
挟持されて型合せされるとともに、この各アンカーボル
トの埋設部がコンクリートに埋設可能にキャビティ内に
突出される。
【0065】つぎに、前記実施の形態では、支持機構24
はマンホール等の円筒状のコンクリート製品Aの壁面部
に突出体としての複数のステップ体23の左右の埋設部23
c 及び突出体としての複数のアンカーボルトの埋設部を
埋設する型体に用いる場合について説明したが、これに
限らず、複数のステップ体23及び複数のアンカーボルト
を支持する支持機構24は、たとえば、筒状の防火水槽、
筒状のボックス及び雨水枡の壁面部に複数のステップ体
23の左右の埋設部23c 及び複数のアンカーボルトの埋設
部を埋設する型体に用いるようにしてもよく、また、こ
の支持機構24はL型擁癖等を成形する外型体に用いるよ
うにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、型本体に分割
型体を型合せする際にはステップ体等の各突出体を一対
の支持体にてそれぞれ簡単かつ確実に挟持することがで
きるとともに、分割型体の各案内口を成形板にてそれぞ
れ確実に閉塞することができ、その突出体の挟持手段も
簡単であり、したがって、この型合せ作業に多くの人手
や手数を必要とせず、コストメリットが大きいものであ
る。
【0067】また、脱型時には、分割型体を型本体から
離型して後退した際に一対の支持体をそれぞれ開いて
突出体の挟持を確実に解除できるとともに、簡単に脱型
することができ、この際、各突出体を挟持した一対の支
持体を確実に開くため、各突出体や成形板等を損傷する
ことを確実に防止できる。
【0068】さらに、成形板を有する一対の支持体を分
割型体の案内口から前方に引き出すことにより、一対の
支持体間に突出体を簡単にセットすることができ、この
成形板及び分割型体に付着するコンクリートのトロカス
等を排除する掃除を容易に行なうことができる。したが
って、作業性にすぐれたコンクリート製品成形用型枠装
置を提供することができる。
【0069】請求項2の発明によれば、支柱にて分割型
体を進退するとともに、この支柱に設けた複数の支持機
構開閉手段と支持機構との相対的進退動により、各支持
機構の成形板を有する一対の支持体を確実に開閉させる
ことができ、この一対の支持体による各突出体の挟持及
びこの挟持を確実に解除することができる。
【0070】請求項3の発明によれば、支持機構開閉手
段は支持機構を進退自在に挿通した上下のガイドピンか
らなるので、支持機構開閉手段の構成が簡単で製作が容
易であり、この上下のガイドピンと支持機構との相対的
進退動により、支持機構の一対の支持体を確実に開閉さ
せることができる。
【0071】請求項4の発明によれば、分割型体の各部
の上下のガイドピンが一対の支持体の左右の支持アーム
の前側の係合縁部にそれぞれ係合することにより、この
各部の左右の支持アームが支軸を中心としてそれぞれ回
動されるとともに、この一対の支持体にて突出体を確実
に挟持することができる。また、分割型体の各部の上下
のガイドピンが一対の支持体の左右の支持アームの後側
の傾斜係合縁部にそれぞれ係合することにより、この各
部の左右の支持アームが支軸を中心としてそれぞれ回動
されるとともに、この一対の支持体による突出体の挟持
を確実に解除することができる。したがって、分割型体
の各部の上下のガイドピンと各部の一対の支持体の左右
の支持アームとの相対的進退動により、この各部の一対
の支持体を分割型体の型合せ時に突出体を確実に挟持で
きるとともに、分割型体の離型後退した際に突出体の挟
持を確実に解除することができる。
【0072】請求項5の発明によれば、コンクリート製
品の壁面部に複数のステップ体を一体に突設することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すコンクリート製品
成形用型枠装置の分解斜視図である。
【図2】同上コンクリート製品成形用型体の型開き状態
を示す斜視図である。
【図3】同上型枠装置の支持機構の分解斜視図である。
【図4】同上コンクリート製品を成形した内型体を示す
平面図である。
【図5】同上コンクリート製品を成形した内型体の離型
状態を示す平面図である。
【図6】同上一対の支持体間に突出体をセットした支持
機構を示す一部を切欠した断面図である。
【図7】同上一対の支持体間に突出体を挟持した状態を
示す一部を切欠した断面図である。
【図8】同上コンクリート製品成形状態を示す一部を切
欠した断面図である。
【図9】同上内型体の離型状態を示す一部を切欠した断
面図である。
【図10】同上突出体の挟持を解除した状態を示す一部
を切欠した断面図である。
【図11】同上内型体及び支持機構を離型して後退した
状態を示す一部を切欠した断面図である。
【図12】コンクリート製品の斜視図である。
【符号の説明】
21 型本体 21a 成形面 22 分割型体 22a 成形面 23 突出体 23c 埋設部 24 支持機構 28 支柱 31 案内口 37 支持機構開閉手段 38a ,38b ガイドピン 39 支持体 40 成形板 43 支持アーム 46 係合縁部 47 傾斜係合縁部 48 支持アーム 51 係合縁部 52 傾斜係合縁部 54 支軸 56 案内支軸 A コンクリート製品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 21/00 - 21/98 B28B 7/00 - 7/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向の型嵌合口を開口した型本体
    と、 この型本体に進退可能に設けられ型合せ時に型本体の
    記型嵌合口に嵌合しこの型本体の成形面に連続する成形
    面を有しかつこの成形面の上下方向に間隔をおいて複数
    の案内口をそれぞれ開口した分割型体と、 前記型本体と前記分割型体とにより成形されるコンクリ
    ート製品の壁面部から一体に突設される複数の突出体
    と、 前記分割型体の各案内口にそれぞれ進退可能に設けられ
    前記各突出体を上下方向から挟持する一対の支持体及び
    この一対の支持体にそれぞれ設けられ前記分割型体の案
    内口を閉塞するとともに、この分割型体の成形面に連続
    する成形板を有しかつこの一対の支持体及び成形板を開
    閉自在に支持した複数の支持機構と、 この複数の支持機構に対応して前記分割型体に設けられ
    前記型本体に前記分割型体を前進させて型合せする際に
    前記各支持機構をそれぞれ作動して一対の支持体にて前
    記各突出体をそれぞれ挟持させ、この分割型体を前記型
    本体から離型して後退した際に前記各支持機構を作動し
    て一対の支持体をそれぞれ開き前記突出体の挟持を解除
    させる複数の支持機構開閉手段とを具備したことを特徴
    とするコンクリート製品成形用型枠装置。
  2. 【請求項2】 分割型体は、この分割型体を固着して進
    退自在に設けられた支柱と、この支柱に設けられ各支持
    機構に係合してこの支持機構の一対の支持体及び成形板
    をそれぞれ開閉する複数の支持機構開閉手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のコンクリート製品成
    形用型枠装置。
  3. 【請求項3】 支持機構開閉手段は、支柱に平行に突設
    され支持機構を進退自在に挿通した上下のガイドピンか
    らなることを特徴とする請求項2記載のコンクリート製
    品成形用型枠装置。
  4. 【請求項4】 支持機構は、成形板を有する一対の支持
    体にそれぞれ後方に向かって突設され分割型体の上下の
    ガイドピンに係合する前側に係合縁部及び後側に傾斜係
    合縁部を有する左右の支持アームと、この一対の支持体
    の左右の支持アームをそれぞれ交差させた交差部を回動
    自在に軸支した支軸と、前記一対の支持体の左右の支持
    アームの互いに反対方向に向かって突出した後端部を上
    下回動可能に支持した案内支軸とを有することを特徴と
    する請求項3記載のコンクリート製品成形用型枠装置。
  5. 【請求項5】 複数の突出体は、ステップ体からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンクリート製品成形用
    型枠装置。
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