JPH10249840A - 管状コンクリート構造物成型用鋼製型枠 - Google Patents

管状コンクリート構造物成型用鋼製型枠

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JPH10249840A
JPH10249840A JP7464897A JP7464897A JPH10249840A JP H10249840 A JPH10249840 A JP H10249840A JP 7464897 A JP7464897 A JP 7464897A JP 7464897 A JP7464897 A JP 7464897A JP H10249840 A JPH10249840 A JP H10249840A
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栄 丸山
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敏 古賀
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 管状コンクリート用型枠の内外型枠をモジュ
ール化し、大小寸法の型枠を構成でき、かつ組立解体を
容易にできるようにする。 【解決手段】 内径枠13は、略矩形の4辺のうち3辺
の中間に位置する3つの中間分割型枠パネル26と、4
隅部に位置する2つの第1コーナ部分割型枠パネル25
と、2つの第2コーナ部分割型枠パネル27とを着脱自
在に連結し、脱型用クランク機構31を介して可動する
脱型分割型枠パネル28を有して構成される。 外型枠12は、各辺同士が相互に連結,分離可能で、か
つ複数の型枠パネル板を横方向に着脱自在に連結してな
る分割外型枠パネルで構成されている。この分割外型枠
パネルは、台座14に設けられたガイドレール17,1
8に沿って移動する可動フレーム19により、台座14
の各辺と平行に、かつ台座14の各辺から接近,離間で
きる方向に可動的に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート二次
製品であるボックスカルバート、コンクリート管等の管
状コンクリート構造物を成型するに必要な鋼製型枠に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンクリート二次製品であるボ
ックスカルバートは、当該ボックスカルバートの形状に
対応する成形用空間を形成すべく設けられる内型枠と、
外型枠と、上型枠と、下型枠とからなる鋼製型枠内にコ
ンクリートを充填することにより製造される。
【0003】すなわち、図36と図37に示すボックス
カルバート1の製造用型枠は、従来図38に示すように
前記ボックスカルバート1の4つの外側面を形成する4
枚の外型枠パネル2と、4つの内側面を形成する4枚の
内型枠パネル3と、矩形の1枚の下面型枠パネル4と、
矩形の1枚の上面型枠パネル5とから構成され、型枠は
この合計10個の型枠パネル部品からなる。そして、ボ
ックスカルバート1を1個製作する毎に、この10個の
型枠パネル部品の組立,解体作業を行なうもので、例え
ば、合計6枚の型枠パネル部品からなる内側型枠パネル
3と外側型枠パネル2の型枠パネル部品の解体は、図3
8の矢印方向に移動させることで行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】製造されるボックスカ
ルバートは、その大きさ、形状,たて,よこ,厚み等の
寸法関係が種々であるが、従来のボックスカルバート成
形用の型枠パネル部品は、同一種類のみ可能な構造であ
るため、コンクリート製品であるボックスカルバートの
大きさが変わる度に、前の型枠の転用ができず、その大
きさに対応した型枠が必要とされていた。そのため、多
種類の形状,寸法の型枠を準備する必要があり、無駄な
コストがかった。さらに、従来の型枠では、コンクリー
ト製品を一回製造するごとに当該型枠を組立,解体する
に際し、型枠全部を毎回組立て、解体する必要があるの
で、その作業に時間と手間がかるという問題があった。
【0005】本発明は、型枠を含む構成部品の部品化と
モジュールを図ることで前記の課題を解決したボックス
カルバート,コンクリート管など、管状コンクリート製
品の鋼製型枠を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、台座と、内型
枠と、外型枠とを具備する管状コンクリート構造物成型
用鋼製型枠において、前記外型枠は、各辺同士が相互に
連結,分離可能で、それぞれ複数の型枠パネル板を横方
向に着脱自在に連結してなる外型枠パネルとから構成さ
れ、この外型枠パネルは、前記台座に設けられたガイド
レールに沿って移動する可動ブラケットにより、台座の
各辺と平行に、かつ台座の各辺から離れる方向に可動的
に設けられている構成を特徴とする。本発明において、
前記ガイドレールは、断面略箱形の鋼材で構成され、そ
れぞれ複数本平行に設けられる上段と下段の前記ガイド
レールが直角に配置されていて、レール開口両端は台座
の各辺に開放されており、走行車輪を介して前記ガイド
レールの開口両端から出入できる前記可動ブラケットに
前記外型枠パネルが着脱自在に設けられており、外型枠
のコーナー部において、前記各辺の外型枠パネルの端部
同士が着脱式の固着金具で連結分離可能に設けられてい
る。本発明において、前記外型枠パネルは、それぞれ幅
寸法が、同一又は大小相違するものの中から選択された
複数の型枠パネル板を、その両側縁に設けられた縦補強
リブの当接面においてボルト,ナットの固着手段で着脱
自在に連結することで構成される。
【0007】本発明は、台座と、内型枠と、外型枠とを
具備する管状コンクリート構造物成型用鋼製型枠におい
て、前記内型枠は、その一つの辺の中間部とその両側部
とが分割されていて、この一つの辺における前記中間部
によって構成され、かつハンドル操作可能な分割パネル
脱型用クランク機構に連係されて内方に移動可能に設け
られた脱型用分割型枠パネルと、前記一つの辺の対向辺
に位置する分割型枠パネルの両端部に蝶着手段で枢支さ
れており、かつ前記脱型用クランク機構により前記蝶着
手段の枢軸を支点として回動し、その回動先端部が前記
脱型用分割型枠パネルと圧接可能な回動分割型枠パネル
とから構成を特徴とする。本発明において、前記一つの
辺の対向辺に位置する分割型枠パネル及び、この型枠パ
ネルと蝶着手段で枢着されている回動分割型枠パネルの
うち、前記蝶着手段は、左右の分割パネル部材が連結軸
で回動可能に連結されてなるコーナー部分割型枠パネル
で構成され、前記分割型枠パネルと前記回動分割型枠パ
ネルは、いずれもそれぞれ幅寸法が同一又は大小相違す
るものの中から選択された複数の型枠パネル板を、その
両側縁に設けられた縦補強リブの当接面において、ボル
ト,ナットによる固着手段で着脱自在に連結構成され、
各型枠パネルは前記コーナー部分割型枠に対してもそれ
ぞれの縦補強リブの当接面においてボルト,ナットによ
る固着手段で着脱自在に連結構成される。また本発明に
おいて、前記脱型用クランク機構は、脱型用分割型枠パ
ネルに内外側屈折リンクの外端部が枢支され、内端が水
平支持フレームに枢支された上下それぞれ2組設けた関
節リンクと、前記内外側屈折リンクを枢支する上下部に
おけるそれぞれのナット部材に逆ねじ部が螺合する操作
軸と、前記外側屈折リンクと前記回動分割型枠パネルと
の間を枢結する第1リンクと、前記水平支持フレームと
前記回動分割型枠パネルとから構成するとよい。
【0008】本発明は、台座と、内型枠と、外型枠と、
上部架構とを具備する管状コンクリート構造物成型用鋼
製型枠において、前記内型枠は、その一つの辺の中間部
とその両側部とが分割されていて、この一つの辺におけ
る前記中間部によって構成され、かつハンドル操作可能
な分割パネル脱型用クランク機構に連係されて内方に移
動可能に設けられた脱型用分割型枠パネルと、前記一つ
の辺の対向辺に位置する分割内型枠パネルの両端部に蝶
着手段で枢支されており、かつ前記脱型用クランク機構
により前記蝶着手段の枢軸を支点として回動し、その回
動先端部が前記脱型用分割型枠パネルと圧接可能な回動
分割型枠パネルとから構成され、前記外型枠は、各辺同
士が相互に連結,分離可能で、それぞれ複数の型枠パネ
ル板を横方向に着脱自在に連結してなる外型枠パネルと
から構成され、この外型枠パネルは、前記台座に設けら
れたガイドレールに沿って移動する可動ブラケットによ
り、台座の各辺と平行に、かつ台座の各辺から離間し、
かつ近接する方向に可動的に設けられている構成を特徴
とする。
【0009】本発明によると、外型枠のコンクリート製
品からの離型解体及び、組立が容易な構成とされてお
り、かつ各外型枠を構成する型枠パネルは連結,分離可
能な型枠パネル板で構成されているので、成型するコン
クリート製品の大小寸法に対応して、外型枠パネルの寸
法を変えて容易に対応させることができ、型枠のモジュ
ール化,共通化により少ない型枠部材で多数種類のコン
クリート製品の成型に対応できる。
【0010】本発明によると、内型枠のコンクリート製
品からの離型解体及び、組立が容易な構成とされてお
り、かつ各内型枠を構成する型枠パネルは連結,分離可
能な型枠パネル板で構成されているので、成型するコン
クリート製品の大小寸法に対応して、内型枠パネルの寸
法を変えて容易に対応させることができ、型枠のモジュ
ール化,共通化により少ない型枠部材で多数種類のコン
クリート製品の成型に対応できる。
【0011】さらに、本発明によると、内外両型枠のコ
ンクリート製品からの離型解体及び、組立が容易な構成
し、かつ各内外型枠を構成する型枠パネルを連結,分割
可能な型枠パネル板で構成することにより、成型するコ
ンクリート製品の大小寸法に対応して、内外両型枠パネ
ルの寸法を変えて一層容易に対応させることができ、型
枠のモジュール化,共通化により一層少ない型枠部材で
多数種類のコンクリート製品の成型に対応できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は発明の実施の形態に係るボッ
クスカルバート成型用鋼製型枠7を示す概略斜視図であ
る。図1において、鋼製型枠7は、台座14上に外型枠
12と内型枠13を組立て、上部に上部架構15を配設
して構成されるべく分解図で示されている。図2には、
コンクリート製品(ボックスカルバート11)に対し、
外型枠12と内型枠13を外方と内方に移動して解体さ
せる方向が2点鎖線で示されている。
【0013】図3には、鋼製型枠7の前記各型枠部品の
概略図が平面図と正面図で示されている。すなわち、鋼
製型枠7は、同図(A),(B)に平面図と正面図で示
す台座14と、同図(C),(D)に平面図と正面図で
示す外型枠12と、同図(E),(F)に平面図と正面
図で示す内型枠13と、同図(G),(H)に平面図と
正面図で示す上部架構(雄リング)15の各部品とから
構成されている。
【0014】図3(A),(B)に示すように台座14
は、平面からみて外側縁角部が直角で、内側縁角部が斜
面の矩形枠からなる台座本体16と、この台座本体16
の内側に高さ及び、配設方向を90°変えて、それぞれ
2本ずつ平行で断面箱形(角パイプ)の外型枠用ガイド
レール17,18が設けられている。この上下段に分け
て直角配置に設けられた角形パイプからなる外型枠用ガ
イドレール17,18内には、走行車輪(後述する)を
介して可動フレーム19が各ガイドレール17,18の
両端からそれぞれ進入,退出自在に設けられていて、各
可動フレーム19の外端部にはそれぞれ着脱式固定金具
(後述する)を介して、各辺に位置する外型枠12の下
端が着脱自在に固着される。
【0015】図3(C),(D)に示すように外型枠1
2は、平面形状が台座本体16の平面形状と略同つま
り、矩形であって、その各辺を構成する外型枠パネル2
2の下部が台座本体16の各辺の上面外寄り部位に配置
されるよう、この外型枠パネル22の下端は、ガイドレ
ール17,18に沿って水平方向に進退移動する可動フ
レーム19に着脱自在に固着される。また、外型枠12
の角部において、直角方向に隣合って位置する各外型枠
パネル22の間は、上下方向に設けられる複数のクラン
プ用金具(詳細は後述)で着脱自在に連結される。さら
に、各4辺を構成する各外型枠パネル22は、図
(C),(D)に示されるように複数枚の縦方向に分割
した分割パネル板24をボルト,ナットを用いて横方向
に着脱自在に連結して構成されている。
【0016】したがって、前記構成において、平面矩形
状の外型枠12の各辺の外型枠パネル22は、コンクリ
ート製品(ボックスカルバート)の脱型時、ガイドレー
ル17,18に沿って進退移動する可動フレーム19と
一体に台座14の各辺と平行を保って、この各辺から離
れる方向に移動させることができ、それによりコンクリ
ート製品を脱型させることができる。また、製品の寸法
がより小さいもの又は、より大きいものを製造するとき
は、外型枠12の各辺の外型枠パネル22を構成する相
互に連結,分割可能な分割パネル板24の数を増減する
ことで、外型枠パネル22の幅方向の寸法を変える。こ
のようにして大小に変化した各辺の外型枠パネル22同
士を矩形になるように結合して、大小に変化した外型枠
12を容易に構成できる(なお、詳細は後述する)。
【0017】次に、図3(E),(F)に示すように内
型枠13は、平面形状が台座本体16の平面形状と同
一、つまり略矩形であって、その各辺を構成する各内型
枠パネル23の下部が台座本体16の各辺の上面内寄り
部位に配置される。また、略矩形の4辺を構成する内型
枠パネル23は、図(E),(F)に示されるように複
数枚の縦方向に分割した複数の分割パネル板をボルト,
ナットを用いて横方向に着脱自在に連結して構成される
もので、具体的には、略矩形の4辺のうち3辺の中間に
位置する3つの中間分割型枠パネル26と、4隅部に位
置する2つの第1コーナ部分割型枠パネル25と、2つ
の第2コーナ部分割型枠パネル27とを着脱自在に連結
し、さらに、次に述べる脱型用クランク機構31を介し
て可動する脱型分割型枠パネル28を有して構成され
る。
【0018】前記構成の内型枠13は、外型枠12の内
側に所定の間隙、つまり、コンクリート充填用空間を形
成して配設される。そして、内型枠13の各辺の分割型
枠パネルは、コンクリート製品(ボックスカルバート)
の脱型時、この内型枠13の内側、つまり縮径方向に移
動させて脱型するためパネル相互がぶつからないように
してこの内型枠13の矩形を崩す必要がある。しかし、
同時に各辺のすべての分割型枠パネルを各辺と平行に縮
径方向に移動させたのでは、前述のとおり各辺の分割型
枠パネル間でぶつかって脱型できない。そこで、本発明
では、図(E),(F)に示される分割パネル脱型用ク
ランク機構31の操作軸109をハンドル操作すること
で、矩形の一辺の中間に位置する脱型分割型枠パネル2
8をまず内側に移動させ、それに連動し、かつ若干のタ
イミング遅れてその両側に形成される回動分割内型枠パ
ネル29を、第1コーナ部分割型枠パネル25の連結軸
30を中心に内側に強制的に回動させることで、容易に
内型枠13をコンクリート製品から離型させることがで
きる構成としている。(図2参照)
【0019】図3(G),(H)に示すように、上部架
構(雄リング)15は、ボックスカルバートの雄側の一
端を形成する型枠で、平面形状が台座本体16の平面形
状と同一形状であって、その各辺を構成する架構パネル
の各辺が前記矩形の外型枠12の上端に載置され、かつ
上部架構15の内側面には下部拡径の傾斜面が形成され
ていて、この傾斜面の上縁と内型枠13の上端縁の間に
はコンクリート投入用間隙が形成される。(詳細は後述
する)
【0020】本発明に係る鋼製型枠7の概要は前記の通
りで、台座14と、外型枠12と、内型枠13と、上部
架構15とを相互に組立,解体することで所定形状のボ
ックスカルバートを製造できる。そして、内型枠13と
外型枠12を構成する分割型枠パネルを分離又は連結し
て増減することで、この内外型枠の大きさを簡単に変え
ることができ、それで、大小各種のボックスカルバート
などの管状コンクリート製品を容易,確実に製造でき
る。なお、このとき、台座14と、上部架構15だけは
ボックスカルバートの大きさが変わる毎に、それに対応
した大きさのものに取替えるものである。
【0021】次に、図4以下によって台座14と、内型
枠13と、外型枠12と、上部架構15の各構成を順に
説明する。
【0022】図4〜図11には台座14に関連する構造
が示されている。この台座14における台座本体16の
下端には、H形鋼をウエブが垂直になるように配置し
て、それを4角に組むことで下段矩形フレーム32が組
まれている。下段矩形フレーム32の上面には、みぞ形
鋼をその開口を横向きにして2本平行に配置し、かつ矩
形に組んでなる中段内側矩形フレーム33と、同じくみ
ぞ形鋼をその開口を横向きにして矩形に組んでなる中段
外側矩形フレーム33aとが設けられている。
【0023】中段外側矩形フレーム33aの上面には所
定の間隔をあけて、長寸垂直板内側矩形フレーム34
と、短寸垂直板外側矩形フレーム35とが設けられ、か
つ溶接にて固着されている。前記内側と外側の矩形フレ
ーム34,35の上部には、内側上部水平面36と外側
下部水平面37とが傾斜面38で接続されてなる雌部形
成用上段矩形フレーム39が設けられている。
【0024】また、それぞれ2本づつ平行にかつ、相互
に直角配設された角パイプからなる外枠用上段ガイドレ
ール17と外枠用下段ガイドレール18は、上下段に分
けて設けられているが、これは直角配置の各ガイドレー
ル17,18が相互にぶつからないようにするためであ
る。また上下段の各ガイドレール17,18の両端部は
みぞ形鋼からなる中段内側矩形フレーム33と中段外側
矩形フレーム33aの各々の垂直配置のウエブ部分の上
寄り部分と下寄り部分を貫通しており、かつガイドレー
ル17,18の開口端部はウエブ外側面と揃った位置に
設けられている。
【0025】そして、図9〜図11に示すように各ガイ
ドレール17,18の両端部からその内部に向けて、先
端部に複数の走行車輪40を有する、所定長さの帯板状
の可動フレーム19が引出自在に挿入されており、その
外端部にはL形連結金具41の下端部がボルト結合で固
着されて可動ブラケットが構成されている。また、ガイ
ドレール17,18の開口端部の両側において、中段外
側矩形フレーム33aの垂直ウエブ外面には平行支持板
42が固着されていて、これにガイドローラ43が設け
られており、このガイドローラ43に可動フレーム19
の下面は支持されて、ガイドローラ43と前記走行車輪
40との相互作用で上段ガイドレール17の開口端部か
ら円滑に引出し、または挿入することができる。
【0026】上段ガイドレール17と直角配置の下段ガ
イドレール18に挿入,引出しされる可動フレーム19
の挿入,引出し構造も図9〜図11に示した支持構造と
同じであるので、これについての説明は省略する。
【0027】また、外型枠パネル22を構成する分割パ
ネル板24(後述する)には、その両側縁に沿って上下
方向に伸長し、かつ外方に突出する縦補強リブ44と、
その下端部において外側に向かって突出し、かつ横方向
で、しかも上下平行に伸長する下部平行横補強リブ45
が設けられていて、間隔をおいて2枚平行に設けられた
前記L形連結金具41の上端部折曲げ部41aは前記分
割パネル板24の縦補強リブ44を挾んだ配置で、かつ
下部平行横補強リブ45の間の溝部に挿入されている。
そして、縦補強リブ44のピン穴46と、L形連結金具
41のピン穴46に連結ピン47を挿入することで、外
型枠パネル22がL形連結金具41に連結され、このL
形連結金具41を介して可動フレーム19に結合され、
可動フレーム19を介して外型枠パネル22を型枠の縮
径方向と拡径方向つまり、台座14の各辺から平行に近
づけたり遠ざける方向に移動させることができる。ま
た、外型枠パネル22の下端内側面は台座14の上段矩
形フレーム39の外側縁48に密に接合しており、後述
の充填コンクリートが接合部から漏出しない構造とされ
ている。
【0028】次に、外型枠12の詳細構造は図12〜図
15に示すとおりである。矩形の外型枠12の各辺を構
成する4つの外型枠パネル22は、それぞれ複数枚の縦
方向に分割した分割パネル板24を複数枚横方向に着脱
自在に連結して構成されるもので、各分割パネル板24
の両側縁には、外方に突出する縦補強リブ44が設けら
れるとともに、上端には上部横補強リブ49が外側に突
出して設けられ、下端には前述の下部平行横補強リブ4
5が設けられている。また、各分割パネル板24の下端
において、下部平行横補強リブ45の間には、後述する
内型枠13と外型枠12を所定間隔に保って結合する金
具(後述する)を挿通するための横長孔50が設けられ
ている。
【0029】外型枠パネル22は、前述のとおり、複数
枚の分割パネル板24を横に接合一体化して構成される
もので、その接合手段は、隣合う分割パネル板24の縦
補強リブ44のボルト挿入孔51にボルト52を挿入
し、ボルト52にナットを螺合することで一体的にかつ
着脱可能に接合される。また、各分割パネル板24にお
ける対向して配置接合する縦補強リブ44の接合面に
は、図15に示されるように、縦方向にパッキン53の
嵌合凹部54が設けられ、さらに、その隣りには係合凹
部55と、これに係合する係合突条56が設けられてい
る。したがって、対向する縦補強リブ44間をボルト5
2とナットで締結するとき、前記係合凹部55と係合突
条56が係合することで両補強リブ44,44は確実に
位置決めされて内外方向にずれ動かない。またパッキン
53の圧縮変形で両補強リブ44,44間の隙間が密閉
されて充填コンクリートがパネル接合部から漏出しな
い。
【0030】外型枠パネル22の複数の分割パネル板2
4の横幅は、例えば図13に示すように中間に配置のパ
ネル板の横幅が、その両側に配置のパネル板の横幅より
も大であり、このように大小幅の異なる分割パネル板2
4の組合わせを変え、または分割パネル板の使用枚数を
変えることで、外型枠パネル22の幅寸法を任意に変え
ることができ、このようにして、外型枠パネル22で構
成される外型枠12の大きさや、矩形の各辺の寸法関係
を任意かつ容易に変更できる。
【0031】さらに、図14に示すように外型枠パネル
22を矩形に組立てる場合、そのコーナ部には縦方向に
伸びるL形コーナ金具57が設けられ、このL形コーナ
金具57に設けられたコーナ部締結金具58で、外型枠
パネル22の角部同士が緊締される。つまり、直角に交
わる外型枠パネル22の各分割パネル板24の一端縁の
縦補強リブ44には、図14に横断面図で示すように平
面略L形のコーナ金具57の一方の折曲げ部57aが当
てがわれ、相互間がボルト,ナットで固着されている。
前記L形コーナ金具57の一方の折曲げ部57aの側面
に支持板59が溶接で固着され、この支持板59にコー
ナ部締結金具58のコ字形金具60の一端が支軸61で
枢支される。
【0032】したがって、外型枠12のコーナ部におい
て、直角に交わる各外型枠パネル22の同じく直角に位
置する各縦補強リブ44の間にL形コーナ金具57が配
置され、コ字形金具60を図14の位置に回動させ、そ
の先端の雌ねじ穴62に螺合した締付けボルト63の先
端を、他方の外型枠パネル22の縦補強リブ44の側面
係合部64に押付けることで、外型枠12のコーナ部に
おいて、直角方向から交わる外型枠パネル22間を強固
に結合し、かつ製品脱型時には分離することができる。
【0033】次に、内型枠13の詳細構造は図16〜図
29に示される。すなわち、コーナ部が面取り(斜面)
とされた矩形の内型枠13の各辺を構成する内型枠パネ
ルは、図16,図17に示されるように略矩形の4辺の
うちの3辺の中間に位置する3つの縦方向分割の中間分
割型枠パネル26と、2つのコーナ部に配置される2つ
の第1コーナ部分割型枠パネル25と、他の2つのコー
ナ部に配置される2つの第2のコーナ部分割型枠パネル
27と、2つの可動分割パネル65と、1つの脱型分割
型枠パネル28とから構成される。また、前記2つの可
動分割型枠パネル65と、前記2つの第2コーナ部分割
型枠パネル27は、いずれも分割パネル脱型用クランク
機構31に連動連結される。
【0034】第1コーナ部分割型枠パネル25の連結軸
30から可動分割パネル65の間が、回動分割型枠パネ
ル29とされていて、前記連結軸30を支点として前記
クランク機構31により回動することができる。
【0035】さらに説明すると、図16、図19〜図2
1に示すように、中間分割型枠パネル26は、その両端
縁に沿って内側に向って突出し、かつ上下方向に伸長す
る縦補強リブ66と、この両側縁の縦補強リブ66間に
平行に伸長する中間の縦補強リブ67と、同じく、パネ
ルの上下端において内側に向って突出し、かつ横方向に
伸長する上下部の横補強リブ68,69が設けられてい
る。
【0036】また、3つの中間分割型枠パネル26の間
に位置する2つの第1コーナ部分割型枠パネル25は、
図16,図27〜図29に示すように上下方向に伸長す
る連結軸30で左右の分割パネル部材25aを蝶番式に
回動自在に連結して構成されている。すなわち、左右の
各分割パネル部材25aは、平面からみてその中間より
少し外端寄りの部位イがそれぞれ内側に向けて45°に
折り曲げてあり、かつ各分割パネル部材25aの外端縁
には、内側に向けて突出し、かつ上下方向に伸長する縦
補強リブ66aが設けられ、同じくパネルの上下端にお
いて、内側に突出し、かつ水平配置の横補強リブ70,
71が設けられている。
【0037】上下の横補強リブ70,71の内端縁72
は、型枠解体時に連結軸30を中心に左右の分割パネル
部材25aを内側に回動しても相互にぶつからないよう
にするため、連結軸30よりも内側位置を相互に拡げる
よう斜面に切落してある。また、前記連結軸30は、各
分割パネル部材25aの内側面に上下方向に伸長する縦
補強リブ73に設けられた左右の各軸支持板74aの軸
孔を重ね合わせ、この軸孔に連結軸30を挿通させ、係
止具で係止してあり、これで左右の分割パネル部材25
aは連結軸30により回動自在に、かつ型枠組立て時、
コーナ部において両側縁が斜面ロを介して90°の角度
をなすように連結構成されている。
【0038】前記第1コーナ部分割型枠パネル25と、
中間分割型枠パネル26とは必要に応じて着脱自在に連
結されるもので、その接合手段は、各パネル板の側縁に
位置する縦補強リブ69,66をそれぞれの接合面に上
下方向に沿って設けた凹条部74と凸条部75を係合さ
せることで相互の位置ずれを阻止したうえ、前記縦補強
リブ66,66aに開設されているボルト挿入孔にボル
ト76を挿入し、そのボルトにナット77を締結するこ
とで前記各パネル間を着脱自在に、かつ一体的に接合さ
れるようになっている。また、前記のボルト,ナットに
よる締結に加え、図27に示すように、U字部材78の
両端の雌ねじ穴80にボルト79を螺合してなるクラン
プ金具81を使用し、このクランプ金具81の一対のボ
ルト79の先端で縦補強リブ66,66aの上下方向の
挾持必要個所における両側面を押さえ、型枠組立時の仮
固定及び、コンクリート充填時における接合面の開きを
確実に阻止するように構成されている。
【0039】次に、図16,図17等において、脱型用
分割型枠パネル28の両側に位置する可動分割型枠パネ
ル65は、その一側縁に沿って内側に突出し、かつ上下
方向に伸長する縦補強リブ82と、パネルの上下端縁に
おいて、内側に向って突出し、かつ水平に配設され、か
つ平面からみて斜面を有する上下部の横補強リブ83と
を有している。
【0040】前記可動用分割型枠パネル65と第2コー
ナ部型枠パネル27とは、必要に応じて着脱自在に連結
されるもので、その接合手段は、各パネル板の側縁に位
置する縦補強リブ82,84をそれぞれの接合面に上下
方向に沿って設けた凹条部85と凸条部86を係合させ
ることで相互の位置ずれを阻止したうえ、前記縦補強リ
ブ82,84に開設されているボルト挿入孔にボルト8
7を挿入し、そのボルトにナットを締結することで前記
各パネル間を着脱自在に、かつ一体的に接合されてい
る。
【0041】次に、脱型分割型枠パネル28を内型枠内
方に強制移動させ、かつ回動分割内型枠パネル29を連
結軸30を支点として回動させる分割パネル脱型用クラ
ンク機構31を図16,図17、図22〜図27によっ
て説明する。
【0042】脱型分割型枠パネル28は、矩形の内型枠
13の一辺において前述のように両側の可動分割型枠パ
ネル65との中間に位置して、かつこれと傾斜接触面8
8で接している。この脱型分割型枠パネル28の上下端
縁において、内向きにかつ水平に支持板89,90が固
着されていて、この上下の支持板89,90の間に所定
間隔をおいて上下方向に伸長する垂直支持板91が平行
に設けられ、この垂直支持板91に貫通させた支持ピン
92に上下でダブルとなっており、それが上部と下部に
2組設けられた関節リンク93のそれぞれの外側屈折リ
ンク93aの端部が枢支されている。また、この上下部
の枢着部の近傍において、前記垂直支持板91の上下部
に設けられた前記水平支持アーム167にはまた第1リ
ンク94の一端が連結ピン95で枢着されている。第1
リンク94の他端は、第2コーナ部分割型枠パネル27
の内面に固着した水平補強リブ96にボルト97で連結
されている連結板98に連結ピン99で枢着されてい
る。
【0043】前記の連結ピン99には、平面からみて略
ハの字を形成する配置の第2リンク100の外端が枢支
されている。第2リンク100の内端は水平支持枠10
1の両端部に連結ピン102で枢支されている。前記上
下部に配置されている各水平支持枠101は、垂直支持
フレーム103の上下端に固着されている。また、各水
平支持枠101の外側面に設けられた垂直平行支持板1
04に支軸105が支持され、この支軸105に前述の
上部と下部に2組設けられた関節リンク93のそれぞれ
の内側屈折リンク93bの端部が枢支されている。
【0044】また、前記関節リンク93の外側屈折リン
ク93aと内側屈折リンク93bの他端部同士は、上側
ナット部材106と下側ナット部材107のそれぞれの
側部から突出した突出軸108に枢支されている。前記
上下対をなすナット部材106,107の各ねじ穴部に
は操作軸109の上下部にそれぞれ設けられた逆ねじ作
用部110が螺合している。操作軸109の上端は角軸
部111とされていて、この角軸部111に操作ハンド
ル(図示せず)が着脱自在に設けられている。
【0045】コンクリート製品の成形時において、内型
枠13を矩形に組立てた状態は図16に示すとおりであ
る。この状態でコンクリート製品が成形された後、脱型
するには、前記操作軸109をその上端の角軸部111
に操作ハンドルを装着して所定方向に回動する。それに
より、上下部において、それぞれ上下対をなしているナ
ット部材106,107が相互に離れる方向に移動し、
関節リンク93が屈折する。さらに操作軸109を回動
すると、それに伴って第1リンク94と第2リンク10
0が図24から図25に概略図で示すように変形し、ま
ず脱型分割型枠パネル28が矩形内型枠の中心方向に移
動すると共に、それに連動し、かつ若干のタイミング遅
れて両側に位置する可動分割型枠パネル65と第2コー
ナ部分割型枠パネル27と中間分割型枠パネル26と第
1コーナ部分割型枠パネル25の一方の分割パネル部材
25aとが一体となって(これらを総称して回動分割型
枠パネル29という)、図16において、2つの第1コ
ーナ部型枠パネル25の連結軸30を中心に矩形の内型
枠13の内寄りに回動し、成形されたコンクリート製品
の内側において内型枠13を強制的に脱型させる。ま
た、次に異なる大きさのコンクリート製品を成形すると
きは、必要に応じて各型枠パネル板の接続用ボルトとナ
ットを螺脱して、各型枠パネル板の間を分離し、組合せ
を変えて再び連結するとよい。
【0046】内型枠13を組立てるには、この内型枠1
3を構成する各分割型枠パネルを前記と逆の順序で組立
てる。つまり、操作軸109を脱型時と逆に回転操作
し、分割パネル脱型用クランク機構31を動作させ、第
2コーナ部分割型枠パネル27の連結軸30を支点とし
て回動分割型枠パネル29を図16の組立時の位置に回
動して移動させ、最後にもう一度操作軸109を回転操
作して関節リンク93を最大限伸長させ、脱型分割型枠
パネル28を最大限前進させて、両側の可動分割型枠パ
ネル65の傾斜接触面88と圧接させて内型枠13の矩
形状が完成する。
【0047】また、外型枠12と内型枠13の下端部に
おいて、両型枠の間隔を保持する間隔保持具の構造が図
7,図8に示されている。各図において、所定の間隔を
あけて、かつ、台座14の内外側縁に側面を当接して平
行に配設されている内型枠13と外型枠12の下部にお
いて、両型枠に横長孔112,113が設けられ、ま
た、台座14の上段の内外側矩形フレーム34,35の
各垂直部に同じく開孔114,115が設けられてお
り、前記横長孔112,113と開孔114,115に
長尺ボルト116が挿入されていて、この長尺ボルト1
16で内型枠13と外型枠12が所定間隔に締結保持さ
れている。
【0048】さらに説明すると、外型枠パネル22の下
端外側の平行横リブ45の外端に、止めねじ117を用
いてボルト挿入孔118を有する外側支持板119が固
着されている。このボルト挿入孔118に長尺ボルト1
16を挿入し、この長尺ボルト116をボルト挿入孔1
18に挿入したうえ、当該ボルトに固着した鍔120が
前記支持板119に当接せられる。内型枠パネル23の
下端内側の平行横リブ121の内端にもボルト挿入孔1
22を有する内側支持板123が設けられていて、かつ
内側支持板123の内側面において、ボルト挿入孔12
2を囲む位置にボルト挿通孔124を有する側面コ字形
のナット回転止め金具125の両端が固着されている。
【0049】したがって、図7に示すように内外側支持
板119,123の各ボルト挿入孔118,122に跨
って長尺ボルト116を挿入したうえ、ナット回転止め
金具125の内側に配設したナット126に長尺ボルト
116の先端のねじ部を螺合して締結し、さらに、図8
に示すようにナット126の平行面に当てがうようにし
て割りピン127をナット回転止め金具125の上下平
行部125aのピン挿入孔125bに挿入係止させるこ
とで、前記ナット126を回り止めさせる。それによ
り、内型枠13と外型枠12の下端部を台座14の内外
側面に当てがったうえ、所定間隔に確実に固定保持で
き、解体も容易である。
【0050】次に、ボックスカルバートの雄側の端部を
形成する上部架構15の詳細構造は、図30〜図33に
示すとおりである。すなわち、上部架構15は外型枠1
3の平面形状と同じ矩形であり、また、その断面形状
は、上方が内側に傾斜した傾斜内側板128と、上下の
水平板129,130と外側板131とが略箱形に組ま
れた形状であって、その接合部を溶接して構成されてい
る。この上部架構15は図32,図33に示すT字形金
具132と連結金具138により外型枠12の上端縁1
2aに固定される。
【0051】すなわち、上部架構15の下部水平板13
0の外端下面が外型枠12の上端面に当てがわれてお
り、また、外型枠12の上端外側縁に設けられた上部横
補強リブ49の上面に平面T字形金具132が載置され
ている。このT字形金具132の当接板133が上部架
構15の外側板131の外側面に当接され、外側板13
1と当接板133に設けられたボルト孔にボルト134
を挿入し、そのボルト134にナット135を締結する
ことで、前記外側板131と当接板133とが一体的に
固着されている。
【0052】さらに、T字形金具132の連結板136
には軸孔が設けられていて、この軸孔と、外型枠12の
上部横補強リブ49に載置した連結金具138の平行2
股部139に開設の軸孔とに支軸137を挿通すること
で、この連結金具138とT字形金具132とが前記支
軸137を介して連結されている。
【0053】上部横補強リブ49の外端には側面コ字状
の挾持金具140が配設されていて、この挾持金具14
0の両端の雌ねじ部にそれぞれ締結ボルト141が螺合
されており、上側の締結ボルト141を締結し、その先
端で上部横補強リブ49の上面に載置の連結金具138
の基端部上面138aを押付け固定している。また、下
側の締結ボルト141を締付けて、その先端で当て板1
42を上部横補強リブ49の下面に押付け固定してい
る。
【0054】したがって、前記構成の連結金具138を
用い、挾持金具140の上下の締結ボルト141を締付
けることで、図32,図33のように上部架構15を外
型枠12の上端縁に固定でき、この状態で、図に示すよ
うに内型枠13と外型枠12と、上部架構15の傾斜内
側板128及び、下部水平板130とで囲まれる成型用
空間において、コンクリート充填によりボックスカルバ
ートの雄側端部を成型できる。
【0055】また、脱型時、挾持金具140の上下の締
結ボルト141を緩めることにより、この挾持金具14
0と連結金具138が付属した状態で上部架構15を外
型枠12の上端から取外し、解体することができる。
【0056】外型枠12と内型枠13の上端部におい
て、両型枠の間隔を保持する上部間隔保持具の構造は図
34,図35に示されている。各図において、所定の間
隔をあけて平行に配設されている内型枠13と外型枠1
2の上方において、両型枠に跨って連結杆143が配設
されており、連結杆143の外端部144に設けられた
横軸孔145に横軸146が挿入されている。この横軸
146はまた平行起立板147の上部に設けられた横軸
孔145に挿入されていて、この横軸146を介して平
行起立板147と連結杆143とは回動可能に連結され
ている。
【0057】平行起立板147の下端は水平連結板14
8で連結されており、この水平連結板148の下面が外
型枠パネル22の上部横補強リブ49の上面に載置さ
れ、その上面の凹溝149に水平連結板148の下面の
凸部150が係合しており、かつこの水平連結板148
を上部横補強リブ49の上面に固定するための挾持金具
151が配設されている。つまり、挾持金具151の両
端の雌ねじ部にそれぞれ締結ボルト152が螺合されて
おり、上側の締結ボルト152を締結してその先端で上
部横補強リブ49の上面に載置した水平連結板148の
上面を押付け固定している。また、下側の締結ボルト1
52を締付けて、その先端で当て板153を上部横補強
リブ49の下面に押付けて着脱自在に固定している。
【0058】連結杆143の他端156の下面には、凹
部154を下面に有する係合部材155が固着されてお
り、かつ、連結杆143と係合部材155とを貫通して
ボルト挿入孔157が開設されており、このボルト挿入
孔157に固定ボルト158が挿入されている。また、
内型枠13の上端内側に設けられた上部横補強リブ66
の上面に水平係合板159が載置されており、この水平
係合板159の先端部159aの上面に設けられた山形
凸部160が前記係合部材155の凹部154に下から
係合しており、かつボルト挿入孔157に挿入した固定
ボルト158が前記山形凸部160を上下方向に貫いて
設けられた雌ねじ穴161に螺合している。さらに、水
平係合板159の基端部159bの下面の突起162が
上部横補強リブ66の上面の凹溝163に係合してお
り、かつ前記水平係合板159を上部横補強リブ66の
上面に固定するための挾持金具164が配設されてい
る。
【0059】つまり、挾持金具164の両端の雌ねじ部
にそれぞれ締結ボルト165が螺合されており、上側の
締結ボルト165を締結することでその先端で上部横補
強リブ66の上面に載置した水平係合板159の基端部
上面を固定している。また、下側の締結ボルト165を
締付けて、その先端で当て板166を上部横補強リブ6
6の下面に押付けて着脱自在に固定している。
【0060】したがって、コンクリート製品の型枠脱型
時は、前記内型枠13と外型枠12のそれぞれの挾持金
具164,151の上下の締結ボルト165,152を
緩めることで、連結杆143の両端を内,外型枠13,
12の上端から離脱させ、内型枠13と外型枠12をそ
れぞれ内側と外側に移動させて型枠をコンクリート製品
から離型させることができる。
【0061】以上、本発明の実施の形態を図1〜図35
を参照して説明したが、本発明は実施の形態に限定され
ず、各部の構成を当業者が設計変更して実施することも
本発明の範疇に入るものである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る管状
コンクリート構造物成型用鋼製型枠によると、内型枠と
外型枠の一方又は両型枠のコンクリート製品からの離型
及び組立が容易な構成とされており、かつ各内型枠や外
型枠を構成する分割型枠パネルは連結,分割可能な型枠
パネル板で構成されているので、成型する管状コンクリ
ート製品の大小寸法に対応して型枠パネルの寸法を変え
て容易に対応させることができ、型枠のモジュール化,
共通化により部品加工生産性の向上と軽量化が図れると
共に、少ない型枠部材で多数種類のコンクリート製品の
成型に容易に対応でき、管状コンクリート製品の作業性
の効率化と製作コストの低減化を図れるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るボックスカルバート成
型用型枠の概念図の分解斜視図である。
【図2】前記型枠における内外型枠の離型方向を概念的
に示す斜視図である。
【図3】A〜B,C〜D,E〜F,G〜Hは、それぞれ
型枠を構成する台座と、外枠と、内枠と、上部架構の平
面図と正面図である。
【図4】台座の平面図である。
【図5】図4の中央部断面図である。
【図6】図4における図5と直角の方向の断面図であ
る。
【図7】台座の上部において、内外型枠の下端部の固定
構造を示す断面図である。
【図8】図7におけるナットの廻り止め構造を示す拡大
斜視図である。
【図9】台座に対し外型枠を内外方向に水平移動可能に
支持する支持構造を示す断面図である。
【図10】図9の右側面図である。
【図11】ガイドレール内において、左右から伸びる可
動フレームの先端部の筋違いを示す平面説明図である。
【図12】外型枠の平面図である。
【図13】図12の正面図である。
【図14】外型枠パネルの型枠角部の連結構造を示す横
断面説明図である。
【図15】隣合う外型枠パネルの接合部の拡大横断面図
である。
【図16】内型枠の平面図である。
【図17】図16における回動分割内型枠パネルの一部
を示す部分図である。
【図18】図16におけるAーA線に沿う断面図であ
る。
【図19】中間内型枠パネルの内側面図である。
【図20】図19の型枠パネルの平面図である。
【図21】図19の型枠パネルの側面図である。
【図22】分割パネル脱型用クランク機構の平面説明図
である。
【図23】図21の側面説明図である。
【図24】内型枠の分割パネル脱型用クランク機構の原
理図であり、型枠組立時を示す。
【図25】内型枠の分割パネル脱型用クランク機構の原
理図であり、型枠解体初期を示す。
【図26】第2コーナ部分割型枠パネルの連結部平面図
である。
【図27】図26の斜め上方からの内側斜視図である。
【図28】第1コーナ部分割型枠パネルの内側面図であ
る。
【図29】図28の平面図である。
【図30】上部架構の平面図である。
【図31】図30のBーB断面図である。
【図32】上部架構の外型枠パネル上端への固定構造を
示す平面図である。
【図33】図32の断面図である。
【図34】内外型枠の上端部の間隔保持構造を示す平面
図である。
【図35】図34のCーC線断面図である。
【図36】ボックスカルバートの斜視図である。
【図37】ボックスカルバートの断面図である。
【図38】従来のボックスカルバート成形用型枠の概要
分離斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックスカルバート 2 外型枠パネル 3 内型枠パネル 4 下面型枠パネル 5 上面型枠パネル 7 鋼製型枠 11 ボックスカルバート 12 外型枠 13 内型枠 14 台座 15 上部架構 16 台座本体 17 外枠用上段ガイドレール 18 外枠用下段ガイドレール 19 可動フレーム 22 外型枠パネル 23 内型枠パネル 24 分割パネル板 25 第1コーナ部分割型枠パネル 25a 分割パネル部材 26 中間分割型枠パネル 27 第2コーナ部分割型枠パネル 28 脱型分割型枠パネル 29 回動分割内型枠パネル 30 連結軸 31 分割パネル脱型用クランク機構 32 下段矩形フレーム 33 中段内側矩形フレーム 33a 中段外側矩形フレーム 34 長寸垂直板内側矩形フレーム 35 短寸垂直板内外側矩形フレーム 36 内側上部水平面 37 外側下部水平面 38 傾斜面 39 雌部形成用上段矩形フレーム 40 走行車輪 41 L形連結金具 42 平行支持板 43 ガイドローラ 44 縦補強リブ 45 横補強リブ 46 ピン穴 47 連結ピン 48 外側縁 49 上部横補強リブ 50 横長孔 51 ボルト挿入孔 52 ボルト 53 パッキン 54 嵌合凹部 55 係合凹部 56 係合突条 57 L形コーナ金具 58 コーナ部締結金具 59 支持板 60 コ字形金具 61 支軸 62 雌ねじ穴 63 締付ボルト 64 側面係合部 65 可動分割型枠パネル 66 縦補強リブ 67 縦補強リブ 68 上部横補強リブ 69 下部横補強リブ 70 横補強リブ 71 横補強リブ 72 内端縁 73 縦補強リブ 74 凹条部 75 凸条部 76 ボルト 77 ナット 78 U字部材 79 ボルト 80 雌ねじ穴 81 クランプ金具 82 縦補強リブ 83 横補強リブ 84 縦補強リブ 85 凹条部 86 凸条部 87 ボルト 88 傾斜接触面 89 支持板 90 支持板 91 垂直支持板 92 支持ピン 93 関節リンク 94 第1リンク 95 連結ピン 96 水平補強リブ 97 ボルト 98 連結板 99 連結ピン 100 第2リンク 101 水平支持枠 102 連結ピン 103 垂直支持フレーム 104 垂直平行支持板 105 支軸 106 上側ナット部材 107 下側ナット部材 108 突出軸 109 操作軸 110 逆ねじ作用部 111 角軸部 112 横長孔 113 横長孔 114 開孔 115 開孔 116 長尺ボルト 117 止めねじ 118 ボルト挿入孔 119 外側支持板 120 鍔 121 平行横リブ 122 ボルト挿入孔 123 内側支持板 124 ボルト挿入孔 125 ナット回転止め金具 126 ナット 127 割りピン 128 傾斜内側板 129 水平板 130 水平板 131 外側板 132 T字形金具 133 当接板 134 ボルト 135 ナット 136 連結板 137 支軸 138 連結金具 139 平行2股部 140 挾持金具 141 締結ボルト 142 当て板 143 連結杆 144 外端部 145 横軸孔 146 横軸 147 平行起立板 148 水平連結板 149 凹溝 150 凸部 151 挾持金具 152 締結ボルト 153 当て板 154 凹部 155 係合部材 156 他端 157 ボルト挿入孔 158 固定ボルト 159 水平係合板 160 山形凸部 161 雌ねじ穴 162 突起 163 凹溝 164 挾持金具 165 締結ボルト 166 当て板 167 水平支持アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 敏 東京都千代田区内神田2−11−1 ニスコ 建設株式会社内 (72)発明者 中野 大治 東京都千代田区内神田2−11−1 ニスコ 建設株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座と、内型枠と、外型枠とを具備する
    管状コンクリート構造物成型用鋼製型枠において、前記
    外型枠は、各辺同士が相互に連結,分離可能で、それぞ
    れ複数の型枠パネル板を横方向に着脱自在に連結してな
    る外型枠パネルとから構成され、この外型枠パネルは、
    前記台座に設けられたガイドレールに沿って移動する可
    動ブラケットにより、台座の各辺と平行に、かつ台座の
    各辺から離れる方向に可動的に設けられている構成を特
    徴とする管状コンクリート構造物成型用鋼製型枠。
  2. 【請求項2】 前記ガイドレールは、断面略箱形の鋼材
    で構成され、それぞれ複数本平行に設けられる上段と下
    段の前記ガイドレールが直角に配置されていて、レール
    開口両端は台座の各辺に開放されており、走行車輪を介
    して前記ガイドレールの開口両端から出入できる前記可
    動ブラケットに、前記外型枠パネルが着脱自在に設けら
    れており、外型枠のコーナー部において、前記各辺の外
    型枠パネルの端部同士が着脱式の固着金具で連結分離可
    能に設けられている請求項1に記載の管状コンクリート
    構造物成型用鋼製型枠。
  3. 【請求項3】 前記外型枠パネルは、それぞれ幅寸法
    が、同一又は大小相違するものの中から選択された複数
    の型枠パネル板を、その両側縁に設けられた縦補強リブ
    の当接面においてボルト,ナットの固着手段で着脱自在
    に連結することで構成されることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の管状コンクリート構造物成型用鋼製型
    枠。
  4. 【請求項4】 台座と、内型枠と、外型枠とを具備する
    管状コンクリート構造物成型用鋼製型枠において、前記
    内型枠は、その一つの辺の中間部とその両側部とが分割
    されていて、この一つの辺における前記中間部によって
    構成され、かつハンドル操作可能な分割パネル脱型用ク
    ランク機構に連係されて内方に移動可能に設けられた脱
    型用分割型枠パネルと、前記一つの辺の対向辺に位置す
    る分割型枠パネルの両端部に蝶着手段で枢支されてお
    り、かつ前記脱型用クランク機構により前記蝶着手段の
    枢軸を支点として回動し、その回動先端部が前記脱型用
    分割型枠パネルと圧接可能な回動分割型枠パネルとから
    構成されることを特徴とする管状コンクリート構造物成
    型用鋼製型枠。
  5. 【請求項5】 前記一つの辺の対向辺に位置する分割型
    枠パネル及び、この型枠パネルと蝶着手段で枢着されて
    いる回動分割型枠パネルのうち、前記蝶着手段は、左右
    の分割パネル部材が連結軸で回動可能に連結されてなる
    コーナー部分割型枠パネルで構成され、前記分割型枠パ
    ネルと前記回動分割型枠パネルは、いずれもそれぞれ幅
    寸法が同一又は大小相違するものの中から選択された複
    数の型枠パネル板を、その両側縁に設けられた縦補強リ
    ブの当接面において、ボルト,ナットによる固着手段で
    着脱自在に連結構成され、各型枠パネルは前記コーナー
    部分割型枠に対してもそれぞれの縦補強リブの当接面に
    おいてボルト,ナットによる固着手段で着脱自在に連結
    構成されいる請求項4記載の管状コンクリート構造物成
    型用鋼製型枠。
  6. 【請求項6】 前記脱型用クランク機構は、脱型用分割
    型枠パネルに内外側屈折リンクの外端部が枢支され、内
    端が水平支持フレームに枢支された上下それぞれ2組設
    けた関節リンクと、前記内外側屈折リンクを枢支する上
    下部におけるそれぞれのナット部材に逆ねじ部が螺合す
    る操作軸と、前記外側屈折リンクと前記回動分割型枠パ
    ネルとの間を枢結する第1リンクと、前記水平支持フレ
    ームと前記回動分割型枠パネルとから構成される請求項
    4又は5に記載の管状コンクリート構造物成型用鋼製型
    枠。
  7. 【請求項7】 台座と、内型枠と、外型枠と、上部架構
    とを具備する管状コンクリート構造物成型用鋼製型枠に
    おいて、前記内型枠は、その一つの辺の中間部とその両
    側部とが分割されていて、この一つの辺における前記中
    間部によって構成され、かつハンドル操作可能な分割パ
    ネル脱型用クランク機構に連係されて内方に移動可能に
    設けられた脱型用分割型枠パネルと、前記一つの辺の対
    向辺に位置する分割内型枠パネルの両端部に蝶着手段で
    枢支されており、かつ前記脱型用クランク機構により前
    記蝶着手段の枢軸を支点として回動し、その回動先端部
    が前記脱型用分割型枠パネルと圧接可能な回動分割型枠
    パネルとから構成され、前記外型枠は、各辺同士が相互
    に連結,分離可能で、それぞれ複数の型枠パネル板を横
    方向に着脱自在に連結してなる外型枠パネルとから構成
    され、この外型枠パネルは、前記台座に設けられたガイ
    ドレールに沿って移動する可動ブラケットにより、台座
    の各辺と平行に、かつ台座の各辺から離間し、かつ近接
    する方向に可動的に設けられている構成を特徴とする管
    状コンクリート構造物成型用鋼製型枠。
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