JPH0790542B2 - コンクリート成型枠のステップ取付装置 - Google Patents
コンクリート成型枠のステップ取付装置Info
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- JPH0790542B2 JPH0790542B2 JP5055673A JP5567393A JPH0790542B2 JP H0790542 B2 JPH0790542 B2 JP H0790542B2 JP 5055673 A JP5055673 A JP 5055673A JP 5567393 A JP5567393 A JP 5567393A JP H0790542 B2 JPH0790542 B2 JP H0790542B2
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- Japan
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- mold
- molding frame
- concrete
- main body
- molding
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B21/00—Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles
- B28B21/56—Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles incorporating reinforcements or inserts
- B28B21/566—Climbing elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sewage (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホール等のコンク
リート成型体の壁部にステップを取付けるコンクリート
成型枠のステップ取付装置に関する。
リート成型体の壁部にステップを取付けるコンクリート
成型枠のステップ取付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】コンクリート成型体としては、例えば、
図７に示すようなマンホール１がある。このマンホール
１は、円筒状に形成され、内壁部にステップＳが複数架
設されて梯子が形成されている。このステップＳはコ字
状に形成され、その端部が壁部内に埋設されている。
図７に示すようなマンホール１がある。このマンホール
１は、円筒状に形成され、内壁部にステップＳが複数架
設されて梯子が形成されている。このステップＳはコ字
状に形成され、その端部が壁部内に埋設されている。
【０００３】一般に、このマンホール１を成型する成型
枠は、分割されて脱型する外型と、分割されて脱型する
内型とを備えている。
枠は、分割されて脱型する外型と、分割されて脱型する
内型とを備えている。
【０００４】この成型枠において、従来のステップ取付
装置は、図８に示すように、内型の一部に設けられ、ス
テップＳの取付面２が開放されマンホール１の内壁の一
般面を成型する本体型３と、上記本体型３の開放部４に
嵌込まれてステップＳの取付面２を成型する一対の分型
５とを備えている。一対の分型５には、ステップＳの両
端部を共同して保持する切欠き部５ａが設けられてい
る。
装置は、図８に示すように、内型の一部に設けられ、ス
テップＳの取付面２が開放されマンホール１の内壁の一
般面を成型する本体型３と、上記本体型３の開放部４に
嵌込まれてステップＳの取付面２を成型する一対の分型
５とを備えている。一対の分型５には、ステップＳの両
端部を共同して保持する切欠き部５ａが設けられてい
る。
【０００５】そして、型組時に、ステップＳを開放部４
へ臨ませるとともに、分型５を開放部４に手作業で嵌込
んでステップＳを保持し、固定金具７を介してボルト８
で本体型３に固定する。その後、流動コンクリートを外
型と内型との間に流し込み、所要時間養生させる。製品
取出し時には、外型及び内型を脱型させ、マンホール１
の製品を得る。この内型の脱型に際しては、先ず、ボル
ト８を外して固定金具７と分型５を取り外し、その後、
本体型３を脱型させるようにしている。
へ臨ませるとともに、分型５を開放部４に手作業で嵌込
んでステップＳを保持し、固定金具７を介してボルト８
で本体型３に固定する。その後、流動コンクリートを外
型と内型との間に流し込み、所要時間養生させる。製品
取出し時には、外型及び内型を脱型させ、マンホール１
の製品を得る。この内型の脱型に際しては、先ず、ボル
ト８を外して固定金具７と分型５を取り外し、その後、
本体型３を脱型させるようにしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のステップ取付装置にあっては、型組時に、固定金具
７やボルト８を用いて、逐一手作業で分型５を取り付
け、製品取出し時に、同様に手作業で取り外しを行なわ
なければならないし、しかも、狭い内型の中へ入らなけ
れば操作出来ないので、作業が煩雑になっており、作業
効率が悪いという問題があった。また、分型５が分離し
ており、分型５を固定する固定金具７やボルト８が必要
になるので、それだけ部品管理も煩雑になっているとい
う問題があった。
来のステップ取付装置にあっては、型組時に、固定金具
７やボルト８を用いて、逐一手作業で分型５を取り付
け、製品取出し時に、同様に手作業で取り外しを行なわ
なければならないし、しかも、狭い内型の中へ入らなけ
れば操作出来ないので、作業が煩雑になっており、作業
効率が悪いという問題があった。また、分型５が分離し
ており、分型５を固定する固定金具７やボルト８が必要
になるので、それだけ部品管理も煩雑になっているとい
う問題があった。
【０００７】本発明は上記の問題点にかんがみてなされ
たもので、その課題は、分型を容易に型組し、脱型させ
ることができるようにする点にある。
たもので、その課題は、分型を容易に型組し、脱型させ
ることができるようにする点にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、被成型体の壁部にコ字
状のステップの端部を埋設させて該ステップを取付ける
コンクリート成型枠のステップ取付装置において、被成
型体の壁部の一般面を成型する本体型と、本体型に設け
られステップの取付面に対応した窓部と、互いに接合さ
れて上記窓部を閉塞してステップの取付面を成型する一
対の分型と、各分型を上記窓部を閉塞する閉塞位置から
互いに拡開方向に後退移動可能に上記本体型に支持する
支持機構と、各分型を移動させる移動機構と、各分型の
互いに対面する部位に設けられ後退時にステップを受け
入れるとともに閉塞位置において共同してステップを挾
持する挾持部とを備えたものである。
るための本発明の技術的手段は、被成型体の壁部にコ字
状のステップの端部を埋設させて該ステップを取付ける
コンクリート成型枠のステップ取付装置において、被成
型体の壁部の一般面を成型する本体型と、本体型に設け
られステップの取付面に対応した窓部と、互いに接合さ
れて上記窓部を閉塞してステップの取付面を成型する一
対の分型と、各分型を上記窓部を閉塞する閉塞位置から
互いに拡開方向に後退移動可能に上記本体型に支持する
支持機構と、各分型を移動させる移動機構と、各分型の
互いに対面する部位に設けられ後退時にステップを受け
入れるとともに閉塞位置において共同してステップを挾
持する挾持部とを備えたものである。
【０００９】
【作用】この手段によれば、型組時には、一対の分型間
にステップを介装し、移動機構により分型を閉塞位置に
すれば、ステップは挾持部に挾持される。この状態で、
コンクリートを流し込んで被成型体を成形する。また、
製品取出し時には、移動機構により、分型を後退させれ
ば、分型は互いに拡開方向に後退するので、ステップが
分型間に形成された間隙を相対的に通過し、しかも、分
型は支持機構によって本体型に支持されているので、容
易に分型が脱型させられる。
にステップを介装し、移動機構により分型を閉塞位置に
すれば、ステップは挾持部に挾持される。この状態で、
コンクリートを流し込んで被成型体を成形する。また、
製品取出し時には、移動機構により、分型を後退させれ
ば、分型は互いに拡開方向に後退するので、ステップが
分型間に形成された間隙を相対的に通過し、しかも、分
型は支持機構によって本体型に支持されているので、容
易に分型が脱型させられる。
【００１０】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に
係るコンクリート成型枠のステップ取付装置を説明す
る。
係るコンクリート成型枠のステップ取付装置を説明す
る。
【００１１】図１乃至図６は、実施例に係るコンクリー
ト成型枠のステップ取付装置を示してある。この実施例
が適用されるコンクリート成型枠は、上述したと同様
に、図７に示す被成型体としてのマンホール１を成型す
るものである。このマンホール１は、円筒状に形成さ
れ、内壁部にステップＳが複数架設されて梯子が形成さ
れる。このステップＳの両端部は、直角に折曲形成さ
れ、コンクリート成型体に埋設される。
ト成型枠のステップ取付装置を示してある。この実施例
が適用されるコンクリート成型枠は、上述したと同様
に、図７に示す被成型体としてのマンホール１を成型す
るものである。このマンホール１は、円筒状に形成さ
れ、内壁部にステップＳが複数架設されて梯子が形成さ
れる。このステップＳの両端部は、直角に折曲形成さ
れ、コンクリート成型体に埋設される。
【００１２】実施例が適用されるコンクリート成型枠
は、図２乃至図５に示すように、鉄板の成形体であり、
２分割されレール１０上を移動して脱型する外型１１
と、レール１０上に支持され、分割されて内側へ後退し
て脱型する内型１２とを備えている。即ち、内型１２
は、後述の駆動機構により後退する移動内型１３と、半
周以下の円周面を成型する固定内型１４と、他の円周面
を成型するとともに上記固定内型１４にヒンジ１５を介
して連続しヒンジ１５部から折れ曲がって後退する可動
内型１６とから構成されている。
は、図２乃至図５に示すように、鉄板の成形体であり、
２分割されレール１０上を移動して脱型する外型１１
と、レール１０上に支持され、分割されて内側へ後退し
て脱型する内型１２とを備えている。即ち、内型１２
は、後述の駆動機構により後退する移動内型１３と、半
周以下の円周面を成型する固定内型１４と、他の円周面
を成型するとともに上記固定内型１４にヒンジ１５を介
して連続しヒンジ１５部から折れ曲がって後退する可動
内型１６とから構成されている。
【００１３】この成型枠において、実施例に係るステッ
プ取付装置２０は、図１，図５及び図６に示すように、
移動内型１３に設けられており、マンホール１の壁部の
一般面を成型する本体型２１と、ステップＳの取付面２
（図６（ｂ））を成型する一対の分型２３，２３とを備
えている。分型２３の組は、図２及び図４に示すよう
に、ステップＳの数に対応して、複数組（実施例では２
段）設けられている。本体型２１には、ステップＳの取
付面２に対応した窓部２２が設けられている。
プ取付装置２０は、図１，図５及び図６に示すように、
移動内型１３に設けられており、マンホール１の壁部の
一般面を成型する本体型２１と、ステップＳの取付面２
（図６（ｂ））を成型する一対の分型２３，２３とを備
えている。分型２３の組は、図２及び図４に示すよう
に、ステップＳの数に対応して、複数組（実施例では２
段）設けられている。本体型２１には、ステップＳの取
付面２に対応した窓部２２が設けられている。
【００１４】一対の分型２３は、上下に設けられてお
り、互いに接合されて上記窓部２２を閉塞してステップ
Ｓの取付面２を成型する型板２４を有している。また、
各分型２３は窓部２２を閉塞する閉塞位置Ａ（図６
（ａ））から互いに拡開方向に後退する後退位置Ｂ（図
６（ｂ））まで移動可能になっており、本体型２１の窓
部２２から該移動方向に連設された傾斜壁２５を摺接す
る摺接板２６を備えている。
り、互いに接合されて上記窓部２２を閉塞してステップ
Ｓの取付面２を成型する型板２４を有している。また、
各分型２３は窓部２２を閉塞する閉塞位置Ａ（図６
（ａ））から互いに拡開方向に後退する後退位置Ｂ（図
６（ｂ））まで移動可能になっており、本体型２１の窓
部２２から該移動方向に連設された傾斜壁２５を摺接す
る摺接板２６を備えている。
【００１５】３０は各分型２３を閉塞位置Ａから互いに
拡開方向に後退移動可能に支持する支持機構である。こ
の支持機構３０は、上記型板２４及び摺接板２６の裏面
側に設けた左右一対のブロック３１から夫々側方にガイ
ドピン３２を突設するとともに、本体型２１に該ガイド
ピン３２をガイドする長孔状のガイド孔３３を形成した
ガイド板３４を取付けて構成されている。ガイド孔３３
は、分型２３の拡開方向に傾斜形成されている。３５は
案内機構であり、上記摺接板２６から一対の案内ピン３
６を突設し、本体型２１の傾斜壁２５に該案内ピン３６
を案内する長孔状の案内孔３７を形成して構成されてい
る。
拡開方向に後退移動可能に支持する支持機構である。こ
の支持機構３０は、上記型板２４及び摺接板２６の裏面
側に設けた左右一対のブロック３１から夫々側方にガイ
ドピン３２を突設するとともに、本体型２１に該ガイド
ピン３２をガイドする長孔状のガイド孔３３を形成した
ガイド板３４を取付けて構成されている。ガイド孔３３
は、分型２３の拡開方向に傾斜形成されている。３５は
案内機構であり、上記摺接板２６から一対の案内ピン３
６を突設し、本体型２１の傾斜壁２５に該案内ピン３６
を案内する長孔状の案内孔３７を形成して構成されてい
る。
【００１６】図３及び図４に示すように、４０は各分型
２３を夫々独立して閉塞位置Ａから後退移動させ、後退
位置Ｂから閉塞位置Ａに前進移動させる移動機構であ
る。即ち、上の分型２３用及び下の分型２３用の移動機
構４０が夫々設けられている。今、一方の移動機構４０
について説明すると、この移動機構４０は、本体型２１
にスパナ等で回動可能に軸支された回動軸４１と、回動
軸４１と分型２３とを接続するリンク機構４２とからな
る。リンク機構４２は、回動軸４１に固定された第一リ
ンク４３と、一端が第一リンク４３に軸支され他端が分
型２３に軸支された第二リンク４４とからなり、回動軸
４１及び第一リンク４３の図３中Ｒ１方向の回動により
第二リンク４４を引っ張って分型２３を後退位置Ｂに
し、回動軸４１及び第一リンク４３の図３中Ｒ２方向の
回動により第二リンク４４を押して分型２３を閉塞位置
Ａにするものである。リンク機構４２の接続部には遊び
が設けられており、分型２３の拡開方向である斜めの方
向への移動を許容している。
２３を夫々独立して閉塞位置Ａから後退移動させ、後退
位置Ｂから閉塞位置Ａに前進移動させる移動機構であ
る。即ち、上の分型２３用及び下の分型２３用の移動機
構４０が夫々設けられている。今、一方の移動機構４０
について説明すると、この移動機構４０は、本体型２１
にスパナ等で回動可能に軸支された回動軸４１と、回動
軸４１と分型２３とを接続するリンク機構４２とからな
る。リンク機構４２は、回動軸４１に固定された第一リ
ンク４３と、一端が第一リンク４３に軸支され他端が分
型２３に軸支された第二リンク４４とからなり、回動軸
４１及び第一リンク４３の図３中Ｒ１方向の回動により
第二リンク４４を引っ張って分型２３を後退位置Ｂに
し、回動軸４１及び第一リンク４３の図３中Ｒ２方向の
回動により第二リンク４４を押して分型２３を閉塞位置
Ａにするものである。リンク機構４２の接続部には遊び
が設けられており、分型２３の拡開方向である斜めの方
向への移動を許容している。
【００１７】また、図１に示すように、各分型２３に
は、互いに対面する部位に設けられ後退時にステップＳ
を受け入れるとともに閉塞位置Ａにおいて共同してステ
ップＳを挾持する挾持部４５が設けられている。この挾
持部４５は、ステップＳの端部を挾持するよう分型２３
の型板２４に形成した切欠きで構成されている。
は、互いに対面する部位に設けられ後退時にステップＳ
を受け入れるとともに閉塞位置Ａにおいて共同してステ
ップＳを挾持する挾持部４５が設けられている。この挾
持部４５は、ステップＳの端部を挾持するよう分型２３
の型板２４に形成した切欠きで構成されている。
【００１８】図３及び図４に示すように、５０は移動内
型１３（本体型２１及び分型２３）を後退させる駆動機
構である。この駆動機構５０は、本体型２１に固定シャ
フト５１を設け、上記固定型１４にスパナ等で回動可能
に軸支された回動シャフト５２を設け、この固定シャフ
ト５１と回動シャフト５２とをリンク機構５３で連結し
ている。リンク機構５３は、回動シャフト５２に固定さ
れた第一リンク５４と、一端が第一リンク５４に軸支さ
れ他端が固定シャフト５１に軸支された第二リンク５５
とからなり、回動軸４１及び第一リンク５４の回動によ
り、第二リンク５５を介して移動内型１３を進退動させ
るものである。また、５６は可動内型１６をヒンジ１５
部から折り曲げて後退させるリンク機構である。
型１３（本体型２１及び分型２３）を後退させる駆動機
構である。この駆動機構５０は、本体型２１に固定シャ
フト５１を設け、上記固定型１４にスパナ等で回動可能
に軸支された回動シャフト５２を設け、この固定シャフ
ト５１と回動シャフト５２とをリンク機構５３で連結し
ている。リンク機構５３は、回動シャフト５２に固定さ
れた第一リンク５４と、一端が第一リンク５４に軸支さ
れ他端が固定シャフト５１に軸支された第二リンク５５
とからなり、回動軸４１及び第一リンク５４の回動によ
り、第二リンク５５を介して移動内型１３を進退動させ
るものである。また、５６は可動内型１６をヒンジ１５
部から折り曲げて後退させるリンク機構である。
【００１９】従って、このコンクリート成型枠によって
マンホール１を成型するときは、以下のようになる。
マンホール１を成型するときは、以下のようになる。
【００２０】先ず、成型に先立つ型組においては、ステ
ップ取付装置２０において分型２３を後退させステップ
Ｓを下の分型２３の挾持部４５に載置し、次に、図６
（ａ）に示すように、移動機構４０の回動軸４１をＲ２
方向に回動させて、分型２３を前進させ窓部２２を閉塞
する閉塞位置Ａに位置決めする。これにより、ステップ
Ｓは挾持部４５に挾持されて、型板２４からその端部の
み突出する。この状態で、外型１１及び内型１２を成型
位置に位置決めし、その後、流動コンクリートを外型１
１と内型１２との間に流し込み、所要時間養生させる。
ップ取付装置２０において分型２３を後退させステップ
Ｓを下の分型２３の挾持部４５に載置し、次に、図６
（ａ）に示すように、移動機構４０の回動軸４１をＲ２
方向に回動させて、分型２３を前進させ窓部２２を閉塞
する閉塞位置Ａに位置決めする。これにより、ステップ
Ｓは挾持部４５に挾持されて、型板２４からその端部の
み突出する。この状態で、外型１１及び内型１２を成型
位置に位置決めし、その後、流動コンクリートを外型１
１と内型１２との間に流し込み、所要時間養生させる。
【００２１】製品取出し時には、先ず、外型１１を脱型
させる。次に、図６（ｂ）に示すように、移動機構４０
の回動軸４１をＲ１方向に回動させる。この場合、ステ
ップＳは被成型体にその端部が埋設されて固定されてい
るので動くことがなく、また、分型２３は互いに拡開方
向に後退するので、ステップＳから離間し、ステップＳ
が分型２３間に形成された間隙Ｃを相対的に通過し、容
易に分型２３が脱型させられる。
させる。次に、図６（ｂ）に示すように、移動機構４０
の回動軸４１をＲ１方向に回動させる。この場合、ステ
ップＳは被成型体にその端部が埋設されて固定されてい
るので動くことがなく、また、分型２３は互いに拡開方
向に後退するので、ステップＳから離間し、ステップＳ
が分型２３間に形成された間隙Ｃを相対的に通過し、容
易に分型２３が脱型させられる。
【００２２】また、この場合、支持機構３０のガイドピ
ン３２がガイド板３４のガイド孔３３にガイドされると
ともに、案内機構３５の案内ピン３６が本体型２１の傾
斜壁２５の案内孔３７に案内されて移動するので、ぐら
つくことなく確実に移動し、そのため、ステップＳを押
圧して損傷したりする事態が防止される。また、支持機
構３０によって分型２３が本体型２１から分離すること
がなく、そのため、逐一分型２３を手で取り扱わなくて
も、移動機構４０の回動軸４１を回動させるだけで良い
ので、それだけ、作業効率が良くなる。
ン３２がガイド板３４のガイド孔３３にガイドされると
ともに、案内機構３５の案内ピン３６が本体型２１の傾
斜壁２５の案内孔３７に案内されて移動するので、ぐら
つくことなく確実に移動し、そのため、ステップＳを押
圧して損傷したりする事態が防止される。また、支持機
構３０によって分型２３が本体型２１から分離すること
がなく、そのため、逐一分型２３を手で取り扱わなくて
も、移動機構４０の回動軸４１を回動させるだけで良い
ので、それだけ、作業効率が良くなる。
【００２３】次に、駆動機構５０の回動シャフト５２を
回動させて移動内型１３を後退させる。この場合、ステ
ップＳは被成型体にその端部が埋設されて固定されてい
るので動くことがなく、また、分型２３は互いに拡開方
向に後退しているので、ステップＳが分型２３間及び窓
部２２を相対的に通過し、容易に本体型２１が脱型させ
られる。その後、リンク機構５６により可動内型１６を
ヒンジ１５部から折り曲げて後退させ、この状態で、マ
ンホール１をクレーン等で吊り上げて、内型１２から脱
型する。
回動させて移動内型１３を後退させる。この場合、ステ
ップＳは被成型体にその端部が埋設されて固定されてい
るので動くことがなく、また、分型２３は互いに拡開方
向に後退しているので、ステップＳが分型２３間及び窓
部２２を相対的に通過し、容易に本体型２１が脱型させ
られる。その後、リンク機構５６により可動内型１６を
ヒンジ１５部から折り曲げて後退させ、この状態で、マ
ンホール１をクレーン等で吊り上げて、内型１２から脱
型する。
【００２４】なお、上記実施例は、マンホール成型枠に
適用したものであるが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、防火水槽等の他のコンクリート成型品用の成
型枠に用いて良い。
適用したものであるが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、防火水槽等の他のコンクリート成型品用の成
型枠に用いて良い。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート成型枠のステップ取付装置によれば、型組時には、
移動機構により分型を閉塞位置にしてステップを挾持で
き、脱型時には、分型を移動機構により後退移動させる
だけで、ステップの通過する間隙を形成できるので、ス
テップを分型に干渉させることなく窓部を通過させて脱
型できる。そのため、移動機構の操作によって分型を容
易に型組し、脱型させることができるとともに、しか
も、分型と本体型とが分離しないので、作業効率が大幅
に向上する。
ート成型枠のステップ取付装置によれば、型組時には、
移動機構により分型を閉塞位置にしてステップを挾持で
き、脱型時には、分型を移動機構により後退移動させる
だけで、ステップの通過する間隙を形成できるので、ス
テップを分型に干渉させることなく窓部を通過させて脱
型できる。そのため、移動機構の操作によって分型を容
易に型組し、脱型させることができるとともに、しか
も、分型と本体型とが分離しないので、作業効率が大幅
に向上する。
【図１】本発明の実施例に係るコンクリート成型枠のス
テップ取付装置を示す要部斜視図である。
テップ取付装置を示す要部斜視図である。
【図２】実施例に係るステップ取付装置が適用されるコ
ンクリート成型枠を示す斜視図である。
ンクリート成型枠を示す斜視図である。
【図３】実施例に係るステップ取付装置をこれが適用さ
れるコンクリート成型枠の内型とともに示す平面図であ
る。
れるコンクリート成型枠の内型とともに示す平面図であ
る。
【図４】実施例に係るステップ取付装置をこれが適用さ
れるコンクリート成型枠の内型とともに示す側面断面図
である。
れるコンクリート成型枠の内型とともに示す側面断面図
である。
【図５】実施例に係るステップ取付装置をこれが適用さ
れるコンクリート成型枠の内型とともに示す正面図であ
る。
れるコンクリート成型枠の内型とともに示す正面図であ
る。
【図６】実施例に係るステップ取付装置の分型の閉塞位
置の状態（ａ）及び後退位置の状態（ｂ）を示す要部図
である。
置の状態（ａ）及び後退位置の状態（ｂ）を示す要部図
である。
【図７】本発明が適用されるコンクリート成型枠が成型
するコンクリート成型体の一例を示す斜視図である。
するコンクリート成型体の一例を示す斜視図である。
【図８】従来のコンクリート成型枠のステップ取付装置
の一例を示す斜視図である。
の一例を示す斜視図である。
Ｓ ステップ １ マンホール（被成型体） ２ 取付面 ２０ ステップ取付装置 ２１ 本体型 ２２ 窓部 ２３ 分型 ３０ 支持機構 ４０ 移動機構 Ａ 閉塞位置 Ｂ 後退位置 ４５ 挾持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０３Ｆ 5/02 7150−2Ｄ
Claims (1)
- 【請求項１】 被成型体の壁部にコ字状のステップの端
部を埋設させて該ステップを取付けるコンクリート成型
枠のステップ取付装置において、被成型体の壁部の一般
面を成型する本体型と、本体型に設けられステップの取
付面に対応した窓部と、互いに接合されて上記窓部を閉
塞してステップの取付面を成型する一対の分型と、各分
型を上記窓部を閉塞する閉塞位置から互いに拡開方向に
後退移動可能に上記本体型に支持する支持機構と、各分
型を移動させる移動機構と、各分型の互いに対面する部
位に設けられ後退時にステップを受け入れるとともに閉
塞位置において共同してステップを挾持する挾持部とを
備えたことを特徴とするコンクリート成型枠のステップ
取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5055673A JPH0790542B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | コンクリート成型枠のステップ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5055673A JPH0790542B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | コンクリート成型枠のステップ取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06262617A JPH06262617A (ja) | 1994-09-20 |
| JPH0790542B2 true JPH0790542B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=13005402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5055673A Expired - Fee Related JPH0790542B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | コンクリート成型枠のステップ取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790542B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2801872B2 (ja) * | 1995-09-01 | 1998-09-21 | 新貝工業株式会社 | コンクリート製品成形用型枠装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0619255B2 (ja) * | 1988-07-08 | 1994-03-16 | 工業技術院長 | 液晶を用いた光空間位相変調素子による非球面測定用干渉法及び干渉計 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5055673A patent/JPH0790542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06262617A (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
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