JPH06262658A - 射出成形装置のクランプ装置及びクランプ方法 - Google Patents

射出成形装置のクランプ装置及びクランプ方法

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JPH06262658A
JPH06262658A JP5264526A JP26452693A JPH06262658A JP H06262658 A JPH06262658 A JP H06262658A JP 5264526 A JP5264526 A JP 5264526A JP 26452693 A JP26452693 A JP 26452693A JP H06262658 A JPH06262658 A JP H06262658A
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injection molding
clamping
mold part
molding apparatus
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Siebolt Hettinga
シーボルト・ヘッティンガ
James K Ober
ジェームズ・ケイ・オーバー
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/20Opening, closing or clamping
    • B29C33/202Clamping means operating on closed or nearly closed mould parts, the clamping means being independently movable of the opening or closing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/66Mould opening, closing or clamping devices mechanical
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/641Clamping devices using means for straddling or interconnecting the mould halves, e.g. jaws, straps, latches
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/221Injection mold closing and locking clamp, wedge or retention means

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて大きい力が不要であり、その結果、極
めて大型のクランプが不要となる射出成形装置の鋳型装
置をクランプする装置及び方法を提供することである。 【構成】 クランプ装置が射出鋳型装置の第一及び第二
の鋳型部分16、18の間の分割線22に沿ってのみ配
置された射出成形装置をクランプするクランプ装置及び
方法である。クランプ装置12、14は、プラスチック
物品の射出成形中、第一及び第二の鋳型部分16、18
をその閉位置に保持すると共に、プラスチック物品の射
出成形後、第一及び第二の鋳型部分16、18をその開
位置に向けて分離させる。このクランプ装置が分割線2
2にのみ配置され、第一及び第二の鋳型部分16、18
の双方と物理的に接触するように構成されることによ
り、従来の重量のあるプラテン、タイバー及び高価なク
ランプ装置を不要にする一方、必要な場合、分割線22
に沿って均一又は異なるクランプ圧力を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形装置の鋳型部
分を相互にクランプし、密封された鋳型キャビティを形
成するクランプ装置及びクランプ方法に関し、特に自己
密封型で、使用するエネルギ量が少なく、コンパクトな
寸法で、しかも標準的な鋳型クランプよりもはるかに低
廉に購入し、作動させることの出来る、射出成形装置を
クランプするためのクランプ装置及びその方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機械は、一般に、二つの部分か
ら成る鋳型部分を備えており、その一方の鋳型部分は固
定型であり、その二つの鋳型部分を相互にクランプした
ときに形成される鋳型キャビティ内に成形材料を射出す
るスプルー口を備えている。もう一方の鋳型部分は、固
定鋳型部分から離れた開位置と、二つの鋳型部分が相互
に付勢されて、密封接触状態に係合し、鋳型キャビティ
を形成する閉位置との間を略移動することが出来る。
【0003】成形材料は、高圧にて、鋳型キャビティ内
に射出され、このため、二つの鋳型部分は、成形材料が
鋳型キャビティから逃げないように確実に密封係合して
いなければならない。従来の射出成形機械は、典型的
に、可動鋳型部分の中央部分に向けて、高圧の液圧力を
加える。この液圧力は、鋳型部分が二つの大きい面の間
に保持された、当該技術分野で周知のラム、プラテン及
びタイバー機構により付与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クランプ荷重は、成形
される部品の表面積の平方インチ当たりの荷重に基づく
ため、大形の部品は大きいプラテン等を必要とし、更
に、鋳型部分を相互に保持するためにより大きい力を必
要とする。かかる大きい構成要素を使用し且つかかる大
きい力を発生させることは、非常な費用がかかり、又、
この大型の装置の作動を許容するためには、広いスペー
スを必要とする。更に、浴槽又は冷凍機のライナーのよ
うな極めて大形の部品は、鋳型部分を相互に付勢させる
ためにかかる大型の装置を必要とし、更に、鋳型部分を
相互に保持するために過度に大きい力を必要とすること
が多く、このため、射出成形法は、最早、かかる大形の
部品を成形するためのコスト的に有利な方法ではない。
【0005】更に、従来技術のクランプ装置は、鋳型部
分をその開位置に向けてクランプ解除し、即ち、分離さ
せることが出来なかった。
【0006】上述した従来技術で経験された問題点は、
本発明により実質的に解決される。従って、本発明の一
つの目的は、極めて大きい力が不要であり、その結果、
極めて大型のクランプが不要となる射出成形装置の鋳型
をクランプする方法を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、異なる圧力で局部的
なクランプ力を付与することの出来る射出成形装置の鋳
型をクランプする方法を提供することである。
【0008】本発明の別の目的は、極めて大形のプラス
チック物品を競争可能なコストで製造することの出来る
射出成形装置の鋳型装置をクランプする方法を提供する
ことである。
【0009】本発明の更に別の目的は、クランプ手段を
使用して鋳型を引き離し、射出成形装置の鋳型装置をク
ランプする方法を提供することである。
【0010】本発明の更に別の目的は、クランプ手段が
コンパクトで且つ自己密封型であり、射出成形装置の移
動及び格納を容易にする、射出成形装置の鋳型をクラン
プする方法を提供することである。
【0011】本発明の更に別の目的は、本明細書に記載
した方法を実施するクランプ装置を提供することであ
る。
【0012】本発明の上記及びその他の目的は、以下の
説明、図面及び特許請求の範囲の記載を参照することに
より明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明により、従来技術
で経験された問題点を解決することが提案される。この
目的のため、固定型である第一の鋳型部分と、開位置か
ら閉位置まで移動することの出来る第二の鋳型部分とを
備える鋳型装置が提供される。その開位置では、可動型
の第二の鋳型部分は固定型の第一の鋳型部分に対して離
間した関係にあり、該閉位置で可動型の第二の鋳型部分
は固定型の第一の鋳型部分と密封係合し、これによりプ
ラスチック物品の射出成形中に射出成形機からプラスチ
ック材料を受け取る鋳型キャビティを形成する。第一の
鋳型部分及び第二の鋳型部分は、分割線に沿って接触状
態に係合される。この分割線に沿ってのみ配置され且つ
第一の鋳型部分及び第二の鋳型部分の双方と接触状態に
あるクランプ手段及びクランプ解除手段が設けられ、該
クランプ手段は、プラスチック物品の射出成形中に第一
及び第二の鋳型部分をその閉位置に保持する一方、クラ
ンプ解除手段は、プラスチック物品の射出成形前及び成
形後に第一及び第二の鋳型部分を分離してその開位置に
する。クランプ手段及びクランプ解除手段を分割線に沿
ってのみ配置し、又、これらクランプ手段及びクランプ
解除手段を第一及び第二の鋳型部分の双方と接触状態に
配置する結果、所望通りに分割線に沿って均一な、又は
異なるクランプ状態とし、これにより、従来技術におけ
る重量のあるプラテン、タイバー及び高価なクランプ装
置を不要とすることが可能となる。
【0014】
【実施例】添付図面において、射出成形装置10をクラ
ンプするクランプ装置及びその方法が示されており、該
射出成形装置10には、射出成形工程中に射出成形装置
10をクランプ位置に保持し、又、射出成形工程後に射
出成形装置10のクランプを解除するクランプ装置1
2、14が設けられている。
【0015】図1には、固定型である第一の鋳型部分1
6及び軌道装置21及び液圧横移動装置23を介して、
開位置から閉位置まで可動の第二の鋳型部分18を有す
るプラスチック射出成形装置10の好適な実施例が示さ
れており、上記開位置にて、可動の第二の鋳型部分18
は、固定型の第一の鋳型部分16に対して離間した関係
にあり、該閉位置にて、可動の第二の鋳型部分18は、
固定型の第一の鋳型部分16と密封係合し、これによ
り、プラスチック物品の射出成形中、プラスチック材料
を受け入れる鋳型キャビティ20を形成する。閉位置に
あるとき、第一の鋳型部分16及び第二の鋳型部分18
は、プラスチック射出成形装置10の外周から張り出す
分割線22に沿って接触状態に係合している。
【0016】プラスチック射出成形装置10のクランプ
及びクランプ解除手段は、第一の鋳型部分16及び第二
の鋳型部分18の双方と接触状態で分割線22に沿って
配置されたクランプ装置12、14として示してある。
これらクランプ装置12、14は、それぞれプラスチッ
ク射出成形装置10の頂部及び底部に示してあるが、ク
ランプ装置12、14に対する分割線22に沿った位置
は、どの箇所に所望のクランプ圧力が必要とされるかで
変更することが出来る。同様に、好適な実施例におい
て、同一の上方クランプ装置12及び下方クランプ装置
14は、それぞれ互いに隣接する位置で示してあるが、
これらクランプ装置12、14の数及び位置は、変更可
能であることを理解すべきである。従って、その他方の
クランプ装置14は、構造及び機能の点で同一であるた
め、頂部クランプ装置12のみを図面に番号で表示し、
本明細書で説明することにする。クランプ装置12、1
4は、プラスチック材料の射出成形中、第一の鋳型部分
16及び第二の鋳型部分18をその閉位置に保持すると
共に、プラスチック物品の射出成形後、第一の鋳型部分
16及び第二の鋳型部分18をその開位置に向けてクラ
ンプ解除する機能を果たすため、クランプ手段及びクラ
ンプ解除手段の双方を提供する。
【0017】クランプ装置12、14は、各々、第一の
鋳型部分16及び第二の鋳型部分18の双方に接触して
おり、これらの鋳型部分16、18の分割線22に沿っ
てのみ配置されることが重要である。このように、これ
らのクランプ装置12、14は、第二の鋳型部分18を
そのクランプ位置(図3参照)とクランプ解除位置(図
2参照)との間で動かすことの出来る一方、第一及び第
二の鋳型部分16、18を互いに整合させ且つ第一及び
第二の鋳型部分16、18の間でクランプ力及びクラン
プ解除力を伝達することが出来る、中心上のクランプ圧
力を提供する。このように、クランプ装置12、14
は、従来技術の重量のあるプラテン及びタイバーを不要
にする一方、プラスチック射出成形装置10の構造をは
るかに簡単なものにする。
【0018】好適な実施例において、クランプ装置1
2、14は、ブラケット24、26を介して、それぞれ
第一の鋳型部分16の頂部及び底部に取り付けられる。
これらクランプ装置12、14の各々は、平行な側板2
8、30と、裏板32と、正面板34と、を備えてお
り、これらは、全て液圧ピストン36及び側板28、3
0を通って伸長するピン38により側板28、30の間
に取り付けられた液圧ピストン36として図示した線形
アクチュエータを収容する。圧力アーム40の大きい端
部44の横断幅に沿って伸長する通路42を有するテー
パー付き金属ブロックから成る圧力アーム40が設けら
れる。通路42の両側には、第二の鋳型部分18の立上
りフランジ50と交互に係合するタブ46、48があ
る。圧力アーム40の小さい端部52は、液圧ピストン
36のシャフト56を受け入れる切欠き54を備えてい
る。圧力アーム40は、その側面に通路を形成する二つ
の穴58、60を更に備えており、該通路は、液圧ピス
トン36のシャフト56を接続して、圧力アーム40と
枢動係合状態にするピン62を受け入れる。又、圧力ア
ーム40には、該圧力アーム40をクランプ装置12、
14の側板28、30に枢動可能に取り付けるピン66
を受け入れる中央穴64が形成されている。該ピン66
は、圧力アームの小さい端部52に作用する上向き及び
下向き圧力を圧力アーム40の大きい端部44に作用す
る正反対の圧力に変換する支点として機能する。
【0019】第二の鋳型部分18の立上りフランジ50
は、圧力アーム40の通路42にかみ合い係合するよう
に嵌まる。好適な実施例において、液圧ピストン36
は、高速度低トルク型式であり、該ピストン36を使用
して、第二の鋳型部分18の立上りフランジ50を動か
し、圧力アーム40の適当なタブ46、48に係脱させ
る。液圧ピストン36が第二の鋳型部分18の立上りフ
ランジ50を付勢して圧力アーム40の通路42に係合
させたとき、圧力アーム40の小さい端部52に作用す
る液圧ピストン36のシャフト56の圧力は、圧力アー
ム40の大きい端部44を第一の鋳型部分16に向けて
枢動させ、又、圧力アーム40のタブ46は、第二の鋳
型部分18を付勢して第一の鋳型部分16に密封係合さ
せる。ピン66が圧力アーム40の大きい端部44に接
近すればする程、第二の鋳型部分18に作用する圧力ア
ーム40の力は増大する。
【0020】鋳型部分16、18が互いにクランプされ
た後、射出ノズル(図示せず)が第一の鋳型部分16の
射出ノズルの入口68と係合され、鋳型キャビティ20
には、プラスチック射出成形材料(図示せず)が充填さ
れる。プラスチック物品(図示せず)が硬化した後、液
圧ピストンシャフト56を引き抜くと、これにより、圧
力アーム40の小さい端部52が液圧ピストン36に向
けて引っ張られる。圧力アーム40が枢動し、タブ48
が第二の鋳型部分18の立上りフランジ50を付勢させ
る一方、該第二の鋳型部分18を第一の鋳型部分16か
ら離す。次に、第二の鋳型部分18は、第一の鋳型部分
16から動いて完全に離れることが出来、次いで、硬化
したプラスチック物品を取り出すことが出来る。
【0021】このように、圧力アーム40は、該圧力ア
ーム40が第一の鋳型部分16及び第二の鋳型部分18
をその閉位置に付勢させるクランプ方向から枢動して、
圧力アーム40が第一の鋳型部分16及び第二の鋳型部
分18を付勢してその開位置に向けて分離させるクラン
プ解除方向にする。一般に、圧力アーム40は、第一の
鋳型部分16及び第二の鋳型部分18の何れか一方とそ
れぞれ接触することが出来、このとき、線形アクチュエ
ータ36は、第一の鋳型部分16及び第二の鋳型部分1
8の他方とそれぞれ接触することになる。
【0022】このように、本発明によるプラスチック物
品を射出成形する方法は、次の段階を備えている。固定
型である第一の鋳型部分16と、開位置から閉位置まで
移動し得る第二の鋳型部分18と、を備える射出成形装
置10が提供される。これら第一の鋳型部分16及び第
二の鋳型部分18がそれぞれその開位置にあるとき、可
動の第二の鋳型部分18は、固定型の第一の鋳型部分1
6に対して離間した関係にある。第一の鋳型部分16及
び第二の鋳型部分18がそれぞれその閉位置にあると
き、可動の鋳型部分18は、固定型の第一の鋳型部分1
6と密封係合して、これにより、プラスチック物品の射
出成形中、プラスチック材料を受け入れる鋳型キャビテ
ィ20を形成する。第一の鋳型部分16及び第二の鋳型
部分18は、その閉位置にあるとき、分割線22に沿っ
て接触状態に係合する。クランプ装置12、14は、分
割線22に沿ってのみ配置されており、第一の鋳型部分
16及び第二の鋳型部分18の双方と接触し、第一の鋳
型部分16及び第二の鋳型部分18をそれぞれその閉位
置に保持する。又、プラスチック物品の射出成形後、第
一の鋳型部分16及び第二の鋳型部分18をそれぞれそ
の開位置に向けてクランプ解除し、即ち、分離させるク
ランプ装置12、14が設けられている。従って、第一
の鋳型部分16及び第二の鋳型部分18をそれぞれその
閉位置に動かすためには、最初に、クランプ装置12、
14を作用させる。次に、クランプ装置12、14が第
一の鋳型部分16及び第二の鋳型部分18をそれぞれそ
の閉位置に維持する間に、射出成形機械からプラスチッ
ク材料を鋳型キャビティ20内に射出する。次に、その
プラスチック材料は、その少なくとも一部を硬化させ、
その後に、クランプ装置12、14を作用させて、第一
の鋳型部分16及び第二の鋳型部分18をそれぞれその
開位置に向けてクランプ解除し、又は移動させ得るよう
にする。最後に、形成されるプラスチック物品をプラス
チック射出成形装置10から取り出す。
【0023】上述のように、クランプ装置12,14の
数及び位置は、特定の作業に所望のクランプ力の程度及
び位置に応じて変更することが出来、そのため、必要な
エネルギの量及び装置が軽減される。このように、クラ
ンプ装置12、14は、射出成形装置10の周りで分割
線22に沿って中心上の均一な、又は異なるクランプ力
を提供することが出来る。
【0024】電子制御装置を使用して、クランプ装置1
2、14をクランプし且つクランプ解除すると共に、射
出成形装置10の周りの分割線22に沿った多数の点で
圧力を変化させることが出来る。
【0025】上記の説明及び図面は、本発明を単に説明
するためのものであり、特許請求の範囲の記載事項によ
り限定される以外、本発明の範囲がこれら記載に限定さ
れることはなく、当業者は、本発明の範囲から逸脱せず
に変形例及び応用例を案出することが可能である。例え
ば、好適な実施例のクランプ装置12、14は、射出成
形装置10の外側に示してあるが、同様のクランプ装置
を射出成形装置10の内側に配置してもよいことが理解
される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クランプ手段及びクランプ解除手段を鋳型の分割線に沿
ってのみ配置し、これらクランプ手段及びクランプ解除
手段を第一及び第二の鋳型部分の双方と接触状態に配置
したから、所望通りに分割線に沿って均一な、又は異な
るクランプ状態を得ることが可能になり、これにより、
従来使用されている重量のあるプラテン、タイバー及び
高価なクランプ装置を使用する必要がなくなるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋳型装置、成形フレーム及びクランプ構造体の
斜視図である。
【図2】成形フレーム、クランプ構造体及び鋳型部分を
開位置で示した断面側面図である。
【図3】成形フレーム、クランプ構造体及び鋳型部分を
閉位置で示した断面側面図である。
【図4】第一の鋳型部分に取り付けられた二つのクラン
プ構造体の背面図である。
【図5】第二の鋳型部分に解放可能に係合した二つのク
ランプ構造体の正面図である。
【図6】圧力アームの斜視図である。
【符号の説明】
10 射出成形装置 12 クランプ
装置 14 クランプ装置 16 第一の鋳
型部分 18 第二の鋳型部分 20 鋳型キャ
ビティ 21 軌道装置 22 分割線 23 液圧横移動装置 24 ブラケッ
ト 26 ブラケット 28 クランプ
装置の側板 30 クランプ装置の側板 32 クランプ
装置の裏板 34 クランプ装置の正面板 36 液圧ピス
トン 38 ピン 40 圧力アー
ム 42 通路 46 タブ 48 タブ 50 立上がり
フランジ 56 シャフト 66 ピン68
入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シーボルト・ヘッティンガ アメリカ合衆国アイオワ州50325,デモイ ン,ノース・ウエスト・ワンハンドレッド イレヴンス・ストリート 2123 (72)発明者 ジェームズ・ケイ・オーバー アメリカ合衆国アイオワ州50325,デモイ ン,ノース・ウエスト・ワンハンドレッド イレヴンス・ストリート 2123

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック物品の射出成形装置におい
    て、 (a)固定型である第一の鋳型部分と開位置から閉位置
    まで動き得る第二の鋳型部分とを備え、前記開位置では
    前記可動の第二の鋳型部分が前記固定の第一の鋳型部分
    に対して離間した関係にあり、前記閉位置では前記可動
    の第二の鋳型部分が前記固定型の第一の鋳型部分と密封
    係合して、前記プラスチック物品の射出成形中にプラス
    チック材料を受け入れる鋳型キャビティを形成し、前記
    第一の鋳型部分及び前記第二の鋳型部分が分割線に沿っ
    て接触状態に係合する、射出成形装置と、 (b)前記分割線に沿ってのみ配置され、かつ前記第一
    の鋳型部分及び前記第二の鋳型部分の双方と接触して位
    置し、前記プラスチック物品の射出成形中に前記第一及
    び第二の鋳型部分を前記閉位置に保持する、クランプ手
    段と、 (c)前記分割線に沿ってのみ配置され、かつ前記第一
    の鋳型部分及び前記第二の鋳型部分の双方と接触して位
    置し、前記プラスチック物品の射出成形後前記第一及び
    第二の鋳型部分を前記開位置に方向に分離させる、クラ
    ンプ解除手段と、 を備えることを特徴とする、射出成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の射出成形装置におい
    て、前記クランプ手段及び前記クランプ解除手段が前記
    第一及び第二の鋳型部分の間で前記分割線に沿った少な
    くとも一つの位置に配置される、前記射出成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の射出成形装置におい
    て、前記クランプ手段及び前記クランプ解除手段が前記
    第一及び第二の鋳型部分の間で前記分割線に沿った幾つ
    かの位置に配置される、前記射出成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の射出成形装置におい
    て、前記クランプ手段及び前記クランプ解除手段が同一
    の構造体的組立体内に配置されている、前記射出成形装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の射出成形装置におい
    て、前記クランプ手段及び前記クランプ解除手段が、前
    記第一及び第二の鋳型部分の双方に作用可能に取り付け
    られたクランプ装置であって、かつ前記第二の鋳型部分
    をクランプ位置とクランプ解除位置との間で動かすこと
    の出来るクランプ装置を備え、前記クランプ装置が、更
    に、前記第一及び第二の鋳型部分を整合させ、かつ前記
    第一及び第二の鋳型部分の間でクランプ力及びクランプ
    解除力を伝達することを可能にする、前記射出成形装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の射出成形装置におい
    て、前記クランプ装置が圧力アームを備え、前記圧力ア
    ームが該圧力アームが前記第一及び第二の鋳型部分を前
    記閉位置に付勢するクランプ方向から枢動してクランプ
    解除方向となり、該クランプ解除方向に前記圧力アーム
    が前記第一及び第二の鋳型部分を付勢して前記開位置に
    向けて分離させる、前記射出成形装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の射出成形装置におい
    て、前記圧力アームが線形アクチュエータにより前記ク
    ランプ方向と前記クランプ解除方向との間で枢動され
    る、前記射出成形装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の射出成形装置におい
    て、前記圧力アームが前記第一及び第二の鋳型部分の一
    方と接触し、前記線形アクチュエータが前記第一及び第
    二の鋳型部分の他方と接触する、前記射出成形装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の射出成形装置におい
    て、前記線形アクチュエータが平行な側板により前記第
    一及び第二の鋳型部分の一方に取り付けられ、前記線形
    アクチュエータが前記平行な側板の間に配置され、かつ
    該側板に接続される、前記射出成形装置。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の射出成形装置におい
    て、前記圧力アームが前記第一及び第二の鋳型部分の一
    方の立上がりフランジとかみ合い係合し得るよう対応す
    る寸法及び形状の通路を有するテーパー付き金属ブロッ
    クを備える、前記射出成形装置。
  11. 【請求項11】 プラスチック物品を射出成形する方法
    において、 (a)固定型である第一の鋳型部分と、開位置から閉位
    置まで動き得る第二の鋳型部分とを備える射出成形鋳型
    装置であって、前記開位置では、前記可動の第二の鋳型
    部分が前記固定型の第一の鋳型部分に対して離間した関
    係にあり、前記閉位置では、前記可動の第二の鋳型部分
    が前記固定型の第一の鋳型部分と密封係合して前記プラ
    スチック物品の射出成形中にプラスチック材料を受け入
    れる鋳型キャビティを形成し、前記第一の鋳型部分及び
    前記第二の鋳型部分が分割線に沿って接触状態に係合す
    る、射出鋳型装置を提供する段階と、 (b)前記分割線に沿ってのみ配置され、かつ前記第一
    の鋳型部分及び前記第二の鋳型部分の双方と接触し、前
    記プラスチック物品の射出成形中に前記第一及び第二の
    鋳型部分を前記閉位置に保持する、クランプ手段を提供
    する段階と、 (c)前記分割線に沿ってのみ配置され、かつ前記第一
    の鋳型部分及び前記第二の鋳型部分の双方と接触し、前
    記プラスチック物品の射出成形後に前記第一及び第二の
    鋳型部分を前記開位置方向に分離させる、クランプ解除
    手段を提供する段階と、 (d)前記クランプ手段を作用させ、前記第一及び第二
    の鋳型部分を前記閉位置に動かす段階と、 (e)前記クランプ手段が前記第一及び第二の鋳型部分
    を前記閉位置に維持し、前記プラスチック材料を前記鋳
    型キャビティ内に射出する段階と、 (f)前記プラスチック材料が少なくとも部分的に硬化
    するのを許容する段階と、 (g)前記クランプ解除手段を作用させ、前記第一及び
    第二の鋳型部分を前記開位置方向に分離させる段階と、 (h)成形されたプラスチック物品を前記鋳型装置から
    取り出す段階と、 を備えることを特徴とする、射出成形方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の射出成形方法にお
    いて、前記クランプ手段を前記射出成形装置の周りの前
    記分割線に沿った多数の箇所で作用させる段階を更に備
    える、前記射出成形方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の射出成形方法にお
    いて、前記射出成形装置の周りで前記分割線に沿った前
    記多数の箇所に異なる程度の圧力を付与する段階を更に
    備える、前記射出成形方法。
JP5264526A 1992-10-22 1993-10-22 射出成形装置のクランプ装置及びクランプ方法 Pending JPH06262658A (ja)

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