JP2799863B2 - 昇華熱転写記録用受像媒体 - Google Patents
昇華熱転写記録用受像媒体Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、昇華熱転写記録方式に用いられる受像媒体
に関する。
に関する。
[従来技術] 昇華型転写記録方式は優れた中間調記録が可能で、カ
ラー写真に近いフルカラーハードコピーを提供するもの
として、近年注目されている。
ラー写真に近いフルカラーハードコピーを提供するもの
として、近年注目されている。
この記録に用いられる受像体としては、昇華性染料に
対して強い染着性を示す熱可塑性のポリエスエル樹脂が
主に単独で用いられている。しかし、上記樹脂は耐熱性
が低いため、記録時に転写体(カラーシート)と融着す
る問題があった。そのために、従来上記樹脂のかわりに
耐熱性結着材、ラジカル重合性の樹脂と熱可塑性樹脂を
混合した組成物等からなる染着層を有する受像体(例え
ば、特開昭58−212994号公報、同58−215398号公報等)
や、熱可塑性樹脂の染着層上に硬化性樹脂の耐熱層を設
けた受像体(特開昭61−127392号公報)が提案されてい
る。
対して強い染着性を示す熱可塑性のポリエスエル樹脂が
主に単独で用いられている。しかし、上記樹脂は耐熱性
が低いため、記録時に転写体(カラーシート)と融着す
る問題があった。そのために、従来上記樹脂のかわりに
耐熱性結着材、ラジカル重合性の樹脂と熱可塑性樹脂を
混合した組成物等からなる染着層を有する受像体(例え
ば、特開昭58−212994号公報、同58−215398号公報等)
や、熱可塑性樹脂の染着層上に硬化性樹脂の耐熱層を設
けた受像体(特開昭61−127392号公報)が提案されてい
る。
しかしながら、耐熱性を上げ、融着防止の効果はある
が、その代償として、記録濃度(染着性)の低下の問題
が生じている。
が、その代償として、記録濃度(染着性)の低下の問題
が生じている。
[目的] 本発明は熱融着がなく、かつ記録濃度の高い受像体を
提供することを目的とする。
提供することを目的とする。
[構成] 上記の目的を達成するために本発明は、昇華性染料を
付着させる染着層を基材上に設けた昇華性熱転写記録用
受像媒体において、高剥離性および/または耐熱性の樹
脂からなる微細多孔質中に昇華性染料に対して染着しや
す物質を満たした構造の染着層としたことを特徴とする
昇華熱転写記録用受像媒体を提供するものである。
付着させる染着層を基材上に設けた昇華性熱転写記録用
受像媒体において、高剥離性および/または耐熱性の樹
脂からなる微細多孔質中に昇華性染料に対して染着しや
す物質を満たした構造の染着層としたことを特徴とする
昇華熱転写記録用受像媒体を提供するものである。
次に、図面に従い具体的構成および作用を説明する。
第1図に示すように本発明の受像媒体1は基材3と染
着層2を有し、その染着層2は高剥離性および/または
耐熱性の樹脂(B)からなる微細多孔質組織中に昇華性
染料に対して染着しやすい物質(A)を含んでいる。第
1図のように、サーマルヘッド7からの熱により昇華転
写記録媒体4の染料転写層6中の昇華性染料が昇華およ
び拡散し、受像媒体1の染着層2に転移するわけである
が、特に昇華性染料に対して染着しやすい物質に染着
し、高い記録濃度が得られ、一方、染着層中には高剥離
性および/または耐熱性の樹脂からなる微細多孔質組織
が形成されているので熱融着は生じない。
着層2を有し、その染着層2は高剥離性および/または
耐熱性の樹脂(B)からなる微細多孔質組織中に昇華性
染料に対して染着しやすい物質(A)を含んでいる。第
1図のように、サーマルヘッド7からの熱により昇華転
写記録媒体4の染料転写層6中の昇華性染料が昇華およ
び拡散し、受像媒体1の染着層2に転移するわけである
が、特に昇華性染料に対して染着しやすい物質に染着
し、高い記録濃度が得られ、一方、染着層中には高剥離
性および/または耐熱性の樹脂からなる微細多孔質組織
が形成されているので熱融着は生じない。
ここで上記(A)については、昇華性染料に対して染
着しやすい物質であれば特に限定はないが、低ガラス転
移温度で、低融点の物質が好ましく、例えば、ポリエス
テル系樹脂、アクリル系樹脂ポリアミド系樹脂で、ガラ
ス転移温度80℃以下、より好ましくはガラス転移温度60
℃以下、また、融点または軟化点が150℃以下のものが
好ましい。
着しやすい物質であれば特に限定はないが、低ガラス転
移温度で、低融点の物質が好ましく、例えば、ポリエス
テル系樹脂、アクリル系樹脂ポリアミド系樹脂で、ガラ
ス転移温度80℃以下、より好ましくはガラス転移温度60
℃以下、また、融点または軟化点が150℃以下のものが
好ましい。
上記(B)については、高剥離性および/または耐熱
性の樹脂であれば特に限定されるものではない。
性の樹脂であれば特に限定されるものではない。
高剥離性の樹脂としては、シリコーン樹脂、フッ素樹
脂、メラミン樹脂等が挙げられるが、本発明者らの検討
結果としては、シリコーン樹脂が特に優れていた。
脂、メラミン樹脂等が挙げられるが、本発明者らの検討
結果としては、シリコーン樹脂が特に優れていた。
シリコーン樹脂としては、下記繰返し単位を有するも
のが挙げられ、 R,R′:CH3,C6H5等 アルキッド変性シリコーン樹脂、エポキシ変性シリコー
ン樹脂、アクリル変性シリコーン樹脂等の各種変性シリ
コーン樹脂も含まれる。
のが挙げられ、 R,R′:CH3,C6H5等 アルキッド変性シリコーン樹脂、エポキシ変性シリコー
ン樹脂、アクリル変性シリコーン樹脂等の各種変性シリ
コーン樹脂も含まれる。
また、硬化剤等を配合し、硬化させたものでも良い。
耐熱性の樹脂としては、ガラス転移温度100℃以上
で、融点、軟化点200℃以上の樹脂が好ましい。耐熱性
の樹脂の具体例としては、例えば、エポキシ樹脂、シリ
コーン樹脂、キシレン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フラン樹
脂等の熱硬化性樹脂、また、比較的高い耐熱性を示す酢
酸セルロース、酪酢酸セルロース、ポリサルフォン、ポ
リカーボネート、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂が挙げ
られる。それぞれ、硬化剤または架橋剤等を配合し、硬
化または紫外線硬化しても良い。
で、融点、軟化点200℃以上の樹脂が好ましい。耐熱性
の樹脂の具体例としては、例えば、エポキシ樹脂、シリ
コーン樹脂、キシレン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フラン樹
脂等の熱硬化性樹脂、また、比較的高い耐熱性を示す酢
酸セルロース、酪酢酸セルロース、ポリサルフォン、ポ
リカーボネート、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂が挙げ
られる。それぞれ、硬化剤または架橋剤等を配合し、硬
化または紫外線硬化しても良い。
基材については、紙、合成紙、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエステルフィルム等が挙げられる。
ム、ポリエステルフィルム等が挙げられる。
また、上記(A),(B)には、界面活性剤、各種微
粒子(SiO2,TiO2,CaCO3等の無機微粒子やフッ化カーボ
ン、テフロン等の有機微粒子)、紫外線吸収剤、酸化防
止剤等を適宜含有させても良い。
粒子(SiO2,TiO2,CaCO3等の無機微粒子やフッ化カーボ
ン、テフロン等の有機微粒子)、紫外線吸収剤、酸化防
止剤等を適宜含有させても良い。
また、多孔質樹脂組織形成補助剤として、オイルが用
いられても良い。上記した樹脂と非相溶性で非揮発性の
もので、例えば、綿実油、菜種油、鯨油、ラノリンオイ
ル等の動物油、あるいはモーターオイル、スピンドル油
等の鉱物油が挙げられる。
いられても良い。上記した樹脂と非相溶性で非揮発性の
もので、例えば、綿実油、菜種油、鯨油、ラノリンオイ
ル等の動物油、あるいはモーターオイル、スピンドル油
等の鉱物油が挙げられる。
[実施例] 次に、実施例を挙げて本発明を説明する。なお、
「部」および「%」は重量基準である。
「部」および「%」は重量基準である。
実施例1 上記混合溶液を十分混合分散させ、次いで を十分混合分散させたものを(A)に加え約1時間混合
分散し、染着層溶組成物の塗剤を作製した。
分散し、染着層溶組成物の塗剤を作製した。
この塗剤をワイヤーバーを用いて、厚さ約150μmの
合成紙(ユポFPG−150、王子油化合成紙)上に塗布し、
乾燥温度75℃で1分間乾燥して、厚さ約5μmの染着層
を形成し、本発明の受像媒体を作製した。その表面を40
0倍の光学顕微鏡にて観察したところ、2〜10μm程度
の孔径を持つ多孔質状態が観察された。
合成紙(ユポFPG−150、王子油化合成紙)上に塗布し、
乾燥温度75℃で1分間乾燥して、厚さ約5μmの染着層
を形成し、本発明の受像媒体を作製した。その表面を40
0倍の光学顕微鏡にて観察したところ、2〜10μm程度
の孔径を持つ多孔質状態が観察された。
一方、昇華転写シートとしては、下記処方のインク層
をバック層としてシリコーン硬化樹脂膜約1μmを設け
た6μm厚のPETフィルム上に、約2μm塗布して、転
写媒体を得た。
をバック層としてシリコーン硬化樹脂膜約1μmを設け
た6μm厚のPETフィルム上に、約2μm塗布して、転
写媒体を得た。
こうして得られた転写媒体のインク層が受像媒体の染
着層と対面するように重ね合わせ、転写媒体の裏面から
サーマルヘッドで加熱エネルギーを変えて画像記録を行
ったところ、第2図および表1に示すように高記録濃度
で、かつ熱融着のない結果が得られた。サーマルヘッド
の記録密度は6ドット/mmであり、記録出力は0.42W/ド
ットであった。
着層と対面するように重ね合わせ、転写媒体の裏面から
サーマルヘッドで加熱エネルギーを変えて画像記録を行
ったところ、第2図および表1に示すように高記録濃度
で、かつ熱融着のない結果が得られた。サーマルヘッド
の記録密度は6ドット/mmであり、記録出力は0.42W/ド
ットであった。
実施例2 実施例1と同じく(A)処方と(B)処方を用意し、
約1時間混合分散して(A)と(B)の染着用塗剤を得
た。
約1時間混合分散して(A)と(B)の染着用塗剤を得
た。
同様にして合成紙上に厚さ約5μmの染着層を形成し、
本発明の受像媒体とした。その表面は、400倍の光学顕
微鏡にて1〜10μmの多孔質状態が観察された。同様に
して、画像記録を行なったところ、第2図および表1の
ように、高記録濃度で、かつ熱融着のない結果が得られ
た。
本発明の受像媒体とした。その表面は、400倍の光学顕
微鏡にて1〜10μmの多孔質状態が観察された。同様に
して、画像記録を行なったところ、第2図および表1の
ように、高記録濃度で、かつ熱融着のない結果が得られ
た。
実施例3 上記混合溶液を十分混合分散させ、次いで を十分混合分散させたものを(A)に加え約1時間混合
分散し、染着層用組成物の塗剤を作製した。
分散し、染着層用組成物の塗剤を作製した。
この溶剤をワイヤーバーを用いて、厚さ約150μmの
合成紙(ユポFPG−150、王子油化合成紙)上に塗布し、
乾燥温度75℃で1分間乾燥して、厚さ約5μmの染着層
を形成し、本発明の受像媒体を作製した。その表面を40
0倍の光学顕微鏡にて観察したところ、2〜10μm程度
の孔径を持つ多孔質状態が観察された。
合成紙(ユポFPG−150、王子油化合成紙)上に塗布し、
乾燥温度75℃で1分間乾燥して、厚さ約5μmの染着層
を形成し、本発明の受像媒体を作製した。その表面を40
0倍の光学顕微鏡にて観察したところ、2〜10μm程度
の孔径を持つ多孔質状態が観察された。
一方、昇華転写シートとしては、下記処方のインク層
をバック層としてシリコーン硬化樹脂膜約1μmを設け
た6μm厚のPETフィルム上に、約2μm塗布して、転
写媒体を得た。
をバック層としてシリコーン硬化樹脂膜約1μmを設け
た6μm厚のPETフィルム上に、約2μm塗布して、転
写媒体を得た。
こうして得られた転写媒体のインク層が受像媒体の染
着層と対面するように重ね合わせ、転写媒体の裏面から
サーマルヘッドで加熱エネルギーを変えて画像記録を行
ったところ、第2図および表1に示すように高記録濃度
で、かつ熱融着のない結果が得られた。サーマルヘッド
の記録密度は6ドット/mmであり、記録出力は0.42W/ド
ットであった。
着層と対面するように重ね合わせ、転写媒体の裏面から
サーマルヘッドで加熱エネルギーを変えて画像記録を行
ったところ、第2図および表1に示すように高記録濃度
で、かつ熱融着のない結果が得られた。サーマルヘッド
の記録密度は6ドット/mmであり、記録出力は0.42W/ド
ットであった。
実施例4 実施例3と同じく(A)処方と(B)処方を用意し、
約1時間混合分散して(A)と(B)の染着用塗剤を得
た。
約1時間混合分散して(A)と(B)の染着用塗剤を得
た。
同様にして合成紙上に厚さ約5μmの染着層を形成し、
本発明の受像媒体とした。その表面は、400倍の光学顕
微鏡にて1〜10μmの多孔質状態が観察された。同様に
して、画像記録を行なったところ、第2図および表1の
ように、高記録濃度で、かつ熱融着のない結果が得られ
た。
本発明の受像媒体とした。その表面は、400倍の光学顕
微鏡にて1〜10μmの多孔質状態が観察された。同様に
して、画像記録を行なったところ、第2図および表1の
ように、高記録濃度で、かつ熱融着のない結果が得られ
た。
比較例1 ポリエステル樹脂:バイロン200 20部 (Tg67℃、軟化点163℃/東洋紡績製) 溶剤:メチルエチルケトン 60部 トルエン 40部 比較例2 ポリエステル樹脂:バイロン560 20部 (Tg7℃、軟化点110℃/東洋紡績製) 溶剤:メチルエチルケトン 40部 トルエン 40部 比較例3 セルロースアセテートブチレート (融点230〜240℃/関東化学製) 10部 溶剤:メチルエチルケトン 60部 トルエン 40部 以上の処方を同様にして合成紙上に厚さ約5μmの染着
層を形成し、同様に画像記録した結果も第2図および表
1に示した。比較例1,2は熱融着し、光学画像濃度と印
加パルス幅との関係は測定できなかった。
層を形成し、同様に画像記録した結果も第2図および表
1に示した。比較例1,2は熱融着し、光学画像濃度と印
加パルス幅との関係は測定できなかった。
以上により本発明の構成の受像媒体であると、飽和記
録画像濃度1.50以上が得られ、かつ熱融着が起こらない
結果が得られた。
録画像濃度1.50以上が得られ、かつ熱融着が起こらない
結果が得られた。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本発明の受像媒体は
昇華性染料に対して染着しやすい物質を包むように高剥
離性および/または耐熱性の樹脂が多孔質化組織を形成
しているので、従来あった熱融着を防止する代償に記録
濃度が低下する問題を解決し、その結果、熱融着がな
く、かつ記録濃度の高い受像体を得ることができる。
昇華性染料に対して染着しやすい物質を包むように高剥
離性および/または耐熱性の樹脂が多孔質化組織を形成
しているので、従来あった熱融着を防止する代償に記録
濃度が低下する問題を解決し、その結果、熱融着がな
く、かつ記録濃度の高い受像体を得ることができる。
第1図は本発明の昇華熱転写記録用受像媒体に昇華性染
料が転移する機構を説明するための模式的説明図、第2
図は実施例および比較例の受像媒体を用いて画像記録し
た際の光学画像記録濃度と印加パルス幅の関係を示すグ
ラフである。 1……受像媒体、2……染着層、3……基材、4……昇
華転写記録媒体、5……ベースフィルム、6……染料転
写層、7……サーマルヘッド
料が転移する機構を説明するための模式的説明図、第2
図は実施例および比較例の受像媒体を用いて画像記録し
た際の光学画像記録濃度と印加パルス幅の関係を示すグ
ラフである。 1……受像媒体、2……染着層、3……基材、4……昇
華転写記録媒体、5……ベースフィルム、6……染料転
写層、7……サーマルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 勝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭61−164893(JP,A) 特開 昭61−211092(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/38 - 5/40
Claims (1)
- 【請求項1】昇華性染料を付着させる染着層を基材上に
設けた昇華性熱転写記録用受像媒体において、高剥離性
および/または耐熱性の樹脂からなる微細多孔質組織を
設け、その微細多孔質中に昇華性染料に対して染着しや
すい物質を満たした構造の染着層としたことを特徴とす
る昇華熱転写記録用受像媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028159A JP2799863B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 昇華熱転写記録用受像媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028159A JP2799863B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 昇華熱転写記録用受像媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01202497A JPH01202497A (ja) | 1989-08-15 |
JP2799863B2 true JP2799863B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12240975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63028159A Expired - Fee Related JP2799863B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 昇華熱転写記録用受像媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799863B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5028582A (en) * | 1988-04-07 | 1991-07-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Receiving sheets for dye transfer type thermal printing |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58212994A (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-10 | Sony Corp | 昇華転写式カラ−ハ−ドコピ−用印画紙 |
JPS615992A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 定着方法 |
JPS61127392A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 昇華転写用受像体 |
JPS61164893A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 転写型感熱記録用受像体 |
JPS61164892A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 転写型感熱記録用受像体 |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP63028159A patent/JP2799863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01202497A (ja) | 1989-08-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |