JP2799482B2 - 枠組足場の枠用手摺 - Google Patents

枠組足場の枠用手摺

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JP2799482B2
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博亮 ▲葛▼畑
東二郎 伊藤
純平 込山
正重 米田
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G5/00Component parts or accessories for scaffolds
    • E04G5/14Railings
    • E04G5/147Railings specially adapted for mounting prior to the mounting of the platform
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E04G5/144Railings specific for the lateral, i.e. short side of a scaffold

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  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Movable Scaffolding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築、土木の工事現場
等で使用する仮設材としての枠組足場で、枠の開口を閉
塞する端部枠用手摺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枠組足場は、例えば図6に示すようにH
型枠の建枠1を適宜間隔で並列させ、この建枠1同士を
布板(足場板)2および筋かい3で連結してなる。
【0003】さらに詳細に述べると、建枠1は鋼管によ
る左右の建地材1aとこれを中間でで連結する鋼管によ
る水平材1bとで一体にH型に構成される。そして、布
板2をその端のフック(図示せず)により、相対向して
並ぶ建枠1相互の水平材1b間に掛渡して足場として組
立てていく。
【0004】また、建枠1の建地材1aはその側部に係
止突起を突設してあり、筋かい3は端にこの係止突起を
差入れる貫通孔を有する杆の結合であり、該係止突起に
端部を掛着することで筋かい3は相対向して並ぶ建枠1
相互間の側面に掛け渡される。
【0005】なお、この筋かい3は2本のバーを中央で
相互に軸着して、X形に予め組んだ交差筋かいとして形
成される。
【0006】さらに、前記建枠1は間隔を存して横方向
に並べるだけでなく、端部を差込む連結ピンで建地材1
aの上下端を結合することにより上下方向にも段積して
その高さを増していき、これに応じて作業通路となる布
板2も複数階の床をなすようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示す
ような建枠1を左右の建地材1aの中央を水平材1bで
連結してなるH型枠とすれば最上階の布板2上の脇には
この建地材1aの上半部分が突き出ることになる。適宜
間隔で対向して並ぶ建枠1の建地材1a相互には側部の
開口を塞ぐものとしてチエーンや手摺材を渡すようにし
ているが、この建枠1が端部に位置するものの場合は、
チエーンを渡して塞ぐ以外に布板2による歩行路の端に
なる左右の建地材1a間に形成される開口を塞ぐ適宜な
部材は今まで無かった。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、筋かい形手摺を同時に簡単かつ容易に設置できる枠
組足場の枠用手摺を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、左右の建地材とこれを連結する水平材とで一
体に構成される建枠の前記建地材間に配設する交差筋か
い形手摺と、この交差筋かい形手摺を構成する杆の上端
部に左右両端部を軸着し、中央で分割する管体の分割部
分の端部近傍に突設した結合片相互を軸着してヒンジと
し、中央で山折りにのみ折り畳み可能とした水平手摺杆
とからなること、または、この構成に加えて、水平手摺
杆は、中央で分割する管体の端部に衝合用の閉塞板を設
けたことを要旨とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、相互に重なる
ように折畳んでいる交差筋かい形手摺をX字形になるよ
うに広げると、この交差筋かい形手摺に軸着された中央
で山折りに折り畳み可能な水平手摺杆も折れている状態
から伸ばされて交差筋かい形手摺上部に水平に掛渡され
るようになる。従って、交差筋かい形手摺をH型枠の前
記建地材間に配設すれば、同時に水平手摺杆もセットで
きることになる。
【0011】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、交差筋かい形手摺をX字形になるように広げ
た際に水平手摺杆は端部の閉塞板同士が衝合して一本の
棒のようにしっかりと伸ばされ安定感のある手摺とな
る。
【0012】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の枠組足場の枠用手摺の1実施
例を示す正面図である。
【0013】枠組足場は、従来と同じく図5、図6に示
すように鋼管による左右の建地材1aとこれを上端で連
結する鋼管による水平材1bとで一体に構成されるが、
この水平材1bは左右の建地材1aの中央を連結して全
体をH型枠とする建枠1で組立てるものである。
【0014】図6中、6は水平材1bより下方の下半部
分に配置する方杖又は八字形の補強材である。
【0015】本発明の手摺は、図1に示すH型枠とする
建枠1の建地材1a間に配設するもので、交差筋かい形
手摺4と、この交差筋かい形手摺4を構成する杆4aの
上端部に左右両端部を軸着して架け渡す水平手摺杆5と
からなる。
【0016】水平手摺杆5は、中央で分割する管体5a
の結合で構成されるもので、図3にも示すようにこの分
割部分である管体5aの端部に衝合用の閉塞板10を設
けた。
【0017】さらに、該閉塞板10の近傍に建地材1a
の周面から結合片11を突設させ、この結合片11を重
ね合わせてリベット12で軸着してヒンジとした。な
お、この結合片11は下方へ向けて設け、水平手摺杆5
は中央で山折りにのみ折り畳めるようにしている。
【0018】そして、かかる水平手摺杆5は端部をフラ
ンジとし、この部分を前記交差筋かい形手摺4の杆4a
の上端のフランジ9の根本付近に設けた軸着ブラケット
13にリベット止めする。
【0019】次に使用法について説明すると、交差筋か
い形手摺4を畳むには、図4に示すように杆4a相互が
平行に重なり合うようにするが、このようにした場合、
水平手摺杆5も中央で山折りに折り畳まれる。
【0020】これが収納時の状態であるが、畳まれた交
差筋かい形手摺4をX字形になるように広げると水平手
摺杆5も折れている状態から伸ばされて直線となる。こ
の場合、水平手摺杆5は管体5aの端部の閉塞板10同
士が衝合して下方へは折れない一本の棒のようにしっか
りとしたものとなる。
【0021】このように交差筋かい形手摺4を広げなが
ら、杆4aの下端および上端をそれぞれ建地材1aの周
面に固定する。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明の枠組足場の枠
用手摺は、歩行路の端になる建枠の開口を塞ぐものとし
て、筋かい形手摺を同時に簡単かつ容易に設置できる便
利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の枠組足場の枠用手摺の1実施例を示す
正面図である。
【図2】本発明の枠組足場の枠用手摺の1実施例を示す
要部の拡大正面図である。
【図3】水平手摺杆の折り畳み部分の正面図である。
【図4】本発明の枠組足場の枠用手摺の1実施例を示す
畳んだ状態の正面図である。
【図5】枠組足場の概要を示す視図である。
【図6】枠組足場でのH型枠の正面図である。
【符号の説明】
1…建枠 1a…建地材 1b…水平材 2…布板 3…筋かい 4…交差筋かい形手摺 4a…杆 5…水平手摺杆 5a…管体 6…補強材 10…閉塞板 11…結合片 12…リベット 13…軸着ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 東二郎 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 込山 純平 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 米田 正重 東京都江戸川区松島1−15−7 江戸川 機鋼株式会社内 (56)参考文献 実開 平7−38426(JP,U) 実開 昭55−33910(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 1/26 E04G 1/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の建地材とこれを連結する水平材と
    で一体に構成される建枠の前記建地材間に配設する交差
    筋かい形手摺と、この交差筋かい形手摺を構成する杆の
    上端部に左右両端部を軸着し、中央で分割する管体の分
    割部分の端部近傍に突設した結合片相互を軸着してヒン
    ジとし、中央で山折りにのみ折り畳み可能とした水平手
    摺杆とからなることを特徴とする枠組足場の枠用手摺。
  2. 【請求項2】 水平手摺杆は、中央で分割する管体の端
    部に衝合用の閉塞板を設けた請求項1記載の枠組足場の
    枠用手摺。
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