JPH0312909Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0312909Y2
JPH0312909Y2 JP4217586U JP4217586U JPH0312909Y2 JP H0312909 Y2 JPH0312909 Y2 JP H0312909Y2 JP 4217586 U JP4217586 U JP 4217586U JP 4217586 U JP4217586 U JP 4217586U JP H0312909 Y2 JPH0312909 Y2 JP H0312909Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
building
corner
members
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4217586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62154138U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4217586U priority Critical patent/JPH0312909Y2/ja
Publication of JPS62154138U publication Critical patent/JPS62154138U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0312909Y2 publication Critical patent/JPH0312909Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、建築工事等に用いられる枠組足場の
コーナー支持枠に関するものである。
「従来の技術」 周知のように、建築工事において建築物の外壁
面に沿つて足場を設ける場合には、一定の規格寸
法で製作された枠組足場を用いることが広く行な
われている。
枠組足場は、第12図及び第13図に示すよう
に、フレーム状に組まれた建枠a……をブレース
部材b……によつて支持して水平方向及び上下方
向に連結して立て、これらの建枠a……相互間
に、枠状の水平部材である布枠c……をかけ渡す
ようにしたものである。この布枠c……には、そ
の上面が歩行可能となるように床材が取り付けら
れていることが一般的である。
ところで、前記のような枠組足場を用いて建築
物dの外壁面全体にわたつて足場を構築する場
合、外壁のコーナー部に対しては次のような処置
が必要であつた。即ち、この枠組足場では互いに
直交(あるいは交差)する方向に対しては互いに
連結することができず、建築物dの外壁面の長さ
とその外壁面に沿う足場の直線部の長さの差(外
壁面の長さが布枠cの長さにより通常は割り切れ
るものではないために生じる)を、前記のように
互いに連結することのできないコーナー部に単管
をクランプ部材により組んでなる足場を設置して
このコーナー部で調節することが一般的であり、
このためコーナー部では第12図及び第13図に
示すようにSで示したような隙間が生じることが
多い。この場合は、布枠c,cの上面に足場板e
を載置して通路を確保し、またこの通路の両側に
は、単管からなる手摺fを取り付けて作業員の歩
行の安全を図つている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、従来のこのような枠組足場コーナー
部においては、コーナー部の通路に前記ブレース
部材bが介在されており、通行の邪魔になるばか
りか、単管をクランプ部材により組んだ足場を用
いるため、その組み立て、分解に手間がかかり、
かつ足場板eと手摺fとの間に隙間Lが生じ易く
不安が残り、枠組足場のコーナー部の布枠c上に
足場板eをかけ渡すため、その端部に段が生じ歩
行者がつまずき易いという欠点があつた。
本考案は、従来のものがもつ以上のような問題
点を解決した枠組足場のコーナー支持枠を提供す
ることを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、前記目的を達成させるために次のよ
うな構成としている。即ち、管内にロツドの一端
側を摺動自在に嵌入されて伸縮自在とされ、かつ
両端に取り付け部材が設けられ、互いに離間対向
させられて前記管の一端側を連結部材により連結
された一対の横架部材と、前記管の一端側部に垂
下可能にかつ回動自在に取り付けられた支柱とか
らなる枠組足場のコーナー支持枠の前記横架部材
を、対向させて立てられた脚柱を水平部材により
連結され、かつ支持部材によつて支持されて互い
に対向して立設された一対の建枠の前記水平部材
にかけ渡すものとしている。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第11
図に基づいて説明する。第1図は、建築物の外壁
に沿つて設けられたコーナー用枠組足場1と、こ
のコーナー用枠組足場1に直交状に設けられたコ
ーナー用枠組足場2から布枠を外した状態の足場
とを示す斜視図である。
まず、コーナー用枠組足場1について説明する
と、一対の建枠3,4が対向して立設されてい
る。これらの建枠3,4は、対向して立てられた
鋼管からなる2本の脚柱5が水平部材6により連
結されてなるものである。
建枠3,4はコーナー支持枠7により連結され
ている。このコーナー支持枠7は、横架部材8
と、連結部材9と、支柱10とからなつている。
横架部材8は、外管11内に内管(ロツド)1
2の一端側が摺動自在に嵌入されて伸縮自在とさ
れ、外管11の外側端部と内管12の外側端部と
にそれぞれ取り付け部材(U字金具)(フツク)
13が設けられ、建枠幅より若干狭い幅に互いに
離間対向させられて前記外管11の一端側部を連
結部材(単管)9により連結されたものである。
取り付け部材13は、外管11の外側端部または
内管12の外側端部に溶接により一体的に取り付
けられており、前記水平部材6に手つ掛けること
ができれば、U字管であつてもフツクであつても
よい。
支柱10は、第1図、第4図、第5図、第7図
に示すように、横架部材8の外管11の一端側部
に一体的に設けられたブラケツト14にピン15
を介して回動自在にかつ垂下可能に取り付けられ
ている。また、横架部材8の上部即ち、支柱10
と反対側には、ジヨイントピン16が横架部材8
と直交状に固定して取り付けられている。なお、
8aはハンドル付きピンである。
そして、垂下された支柱10はその下端の下側
に位置するジヨイントピン16に嵌合して連結さ
れ、建枠3,4は、横架部材8の両端の取り付け
部材13を水平部材6にそれぞれ引つ掛けられる
ことにより連結されている。
また、コーナー用枠組足場1の外側に位置する
垂下された支柱10と建枠3の脚柱5との間に
は、第1図に示すようにブレース部材(支持部
材)17が取り付けられ、両支柱10と建枠4の
脚柱5との間には、それぞれ伸縮ブレース部材
(支持部材)18が取り付けられ、これらブレー
ス部材17、伸縮ブレース部材18により建枠
3,4が支持されている。
ブレース部材17は、鋼棒または鋼管が交差状
に配設されてなるもので、このブレース部材17
は各端部を支柱10、建枠3の脚柱5の内側に突
出して設けられたピンを介して取り付けられてい
る。
伸縮ブレース部材18は、第1図、第8図に示
すように、鋼棒または鋼管の一端にねじが切られ
てなる2本の端部部材8a,18aと、同じく両
端にねじが切られた中間部材18b,18bと、
それら端部部材18a及び中間部材18bのねじ
に螺合されたターンバツクル18c,18cとか
らなるもので、ターンバツクル18c,18bを
回転させることにより、伸縮ブレース部材18の
長さが伸縮調節されるようになされている。各伸
縮ブレース部材18はそれらの端部部材18aの
一端を支柱10、建枠4の脚柱5に内方へ突出し
て取り付けられたピンを介して支柱10、建枠4
の脚柱5に取り付けられ、これら建枠3,4を支
持している。
前記のようにブレース部材17、伸縮ブレース
部材18により支持されて立てられた建枠3,4
の水平部材6,6相互間には伸縮布枠19,20
がかけ渡されている。これらの伸縮布枠19,2
0は、第9図ないし第11図に示すように、外枠
21の内方を内枠22が摺動自在となるように構
成されている。外枠21、内枠22は、それぞれ
鉄板を曲げ加工して形成された枠体21a,22
aの上面にエキスパンドメタル等の金網からなる
床材21b,22bが取り付けられ、枠体21
a,22aの下面には補強材21c,22cが取
り付けられている。また、これら伸縮布枠19,
20の両端部には、つかみ金具23が取り付けら
れている。なお、これら伸縮布枠19,20の合
計幅寸法は、従来の布枠(第12図及び13図に
示した布枠c)と同一とすることが望ましい。
以上のように構成された伸縮布枠19,20
は、コーナー支持枠7の連結部材9に載せられた
上、つかみ金具23を建枠3,4の水平部材6に
引つ掛けることにより、建枠3,4の水平部材6
にかけ渡されている。コーナー用枠組足場1は以
上のように構成されている。
次に、コーナー用足場2について説明すると、
このコーナー用枠組足場2は前記コーナー用枠組
足場1の一方側に鉤形に設けられている。即ち、
建枠3の脚柱5と2本の支柱10の一方側の支柱
10に対向して建枠24が立設されている。この
建枠24は前記建枠3,4と同一構成のものであ
る。
建枠3の前記一方の脚柱5と建枠24の一方の
脚柱5とには伸縮ブレース部材25が取り付けら
れ、2本の支柱10の前記一方の支柱10と建枠
24の他方の脚柱5とには伸縮ブレース部材26
が取り付けられている。これら伸縮ブレース部材
25,26はそれぞれ前記伸縮ブレース部材18
と同一構成のもので、伸縮ブレース部材18と同
様にピン(図示せず)を介して前記脚柱5、支柱
10に取り付けられている。
また、コーナー用枠組足場1の一方の横架部材
8と建枠24の水平部材6とには、第2図に示す
ように伸縮布枠27が一方の横架部材8と建枠2
4の水平部材6との間隔に合わせて適宜伸縮調節
された上、そのつかみ金具23を横架部材8、水
平部材6に引つ掛けられて取り付けられている。
以上のようにコーナー用枠組足場が構成されてい
る。
しかして、前記のように構成された枠組足場の
コーナー支持枠7を使用する場合には、最初に建
枠3,4を立設し、コーナー支持枠7の横架部材
8を適宜伸縮させて、建枠3,4の水平部材6,
6に取り付け部材13を引つ掛けてかけ渡し、支
柱10を垂下させてその下のジヨイントピン16
に接続し、建枠3,4を支持する。
次に建枠3、支柱10間の所定箇所にブレース
部材17を取り付け、支柱10、建枠4間の所定
箇所に伸縮ブレース部材18を適宜伸縮調節して
取り付け建枠3,4を支持する。
次に、コーナー支持枠7の連結部材9に伸縮布
枠19,20を載せて建枠3,4の水平部材6,
6に、伸縮布枠19,20を適宜伸縮調節して取
り付ければよい。
また、コーナー用枠組み足場1の分解後、コー
ナー支持枠7の支柱10はピン15を中心に第5
図に2点鎖線により示したように回動させて運
搬、保管にべんりな状態とする。
本実施例によれば、横架部材8を適宜伸縮調節
することにより一対の建枠3,4間隔に合わせて
コーナー支持枠7をこれら一対の建枠3,4に取
り付けてこれらを支持することができ、コーナー
用枠組足場1の一方側に位置する建枠3、支柱1
0間のブレース部材の設置を省いて枠組足場のコ
ーナー部における作業員の通行の妨げを解消する
ことができ、従つて、コーナー用枠組足場1,2
と従来の規格寸法の枠組足場を組み合わせて用い
ることにより、建築物の外壁面の長さに対して最
適な長さの足場を構築することができ、従来建築
物のコーナー部において生じていた隙間をなくす
ことができ、種々の寸法の枠組足場のコーナー部
に適用することができ、また伸縮布枠19,2
0,27は床材を有しているので、伸縮布枠1
9,20,27の上面をそのまま作業用通路とし
て使用することができ、通路の段部をなくすこと
ができるので作業員がつまずくのを防止すること
ができ、従来の合板足場使用時のような足場の損
傷損耗が殆どなくなり足場の分解、組み立てが容
易となる。
なお、前記実施例においては、伸縮布枠上の通
路の両側にブレース部材17または伸縮ブレース
部材18を設けたが、これに限られることなく、
これらの代わりに例えば外管内に内管の一方側部
を摺動自在に嵌入してなる伸縮手摺(支持部材)
を設けてもよい。
「考案の効果」 本考案によれば、管内にロツドの一端側を摺動
自在に嵌入されて伸縮自在とされ、かつ両端に取
り付け部材が設けられ、互いに離間対向させられ
て前記管の一端側を連結部材により連結された一
対の横架部材と、前記管の一端側部に垂下可能に
かつ回動自在に取り付けられた支柱とからなり、
対向させて立てられた脚柱を水平部材により連結
され、かつ支持部材によつて支持されて互いに対
向して立設された一対の建枠の前記水平部材に前
記横架部材をかけ渡すものであるから、横架部材
を適宜伸縮調節することにより一対の建枠間隔に
合わせてコーナー支持枠をこれら一対の建枠に取
り付けてこれらを支持することができ、従来の通
路に介在されたブレース部材を省いて枠組足場の
コーナー部における作業員の通行の妨げを解消す
ることができ、建築物の外壁面の長さに対して最
適な長さの足場を構築することができ、従来建築
物のコーナー部において生じていた隙間をなくす
ことができ、種々の寸法の枠組足場のコーナー部
に適用することができ、通路の段部をなくして作
業員がつまずくのを防止することができ、従来の
合板足場を使用しないから足場の損傷損耗が殆ど
なくなり、足場の分解、組み立てが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は本考案の一実施例を示
すもので、第1図はコーナー用枠組足場を示す斜
視図、第2図はコーナー用枠組足場を示す平面
図、第3図は平面図、第4図は正面図、第5図は
側面図、第6図は要部の側面図、第7図はジヨイ
ントピン、支柱の取り付け状態を示す側面図、第
8図はブレース部材の取り付け状態を示す側面
図、第9図は伸縮布枠の平面図、第10図は第9
図のX−X線に沿う断面図、第11図は第9図の
XI−XI線に沿う断面図、第12図及び第13図は
従来の枠組足場コーナー部の一例を示すもので、
第12図は平面図、第13図は側面図である。 3,4,24……建枠、5……脚柱、6……水
平部材、8……横架部材、9……連結部材、10
……支柱、11……外管、12……内管(ロツ
ド)、13……取り付け部材(U字金具)、17…
…ブレース部材、18,25,26……伸縮ブレ
ース部材、19,20,27……伸縮布枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管内にロツドの一端側を摺動自在に嵌入されて
    伸縮自在とされ、かつ両端に取り付け部材が設け
    られ、互いに離間対向させられて前記管の一端側
    を連結部材により連結された一対の横架部材と、
    前記管の一端側部に垂下可能にかつ回動自在に取
    り付けられた支柱とからなり、対向させて立てら
    れた脚柱を水平部材により連結され、かつ支持部
    材によつて支持されて互いに対向して立設された
    一対の建枠の前記水平部材に前記横架部材をかけ
    渡されることを特徴とする枠組足場のコーナー支
    持枠。
JP4217586U 1986-03-22 1986-03-22 Expired JPH0312909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4217586U JPH0312909Y2 (ja) 1986-03-22 1986-03-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4217586U JPH0312909Y2 (ja) 1986-03-22 1986-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62154138U JPS62154138U (ja) 1987-09-30
JPH0312909Y2 true JPH0312909Y2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=30857836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4217586U Expired JPH0312909Y2 (ja) 1986-03-22 1986-03-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0312909Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035980A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Juzen:Kk 足場用補助部材および仮設足場の組立方法
JP2009215844A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Takahashi Akihiro 枠組足場のコーナユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62154138U (ja) 1987-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11241497A (ja) 枠体及び枠体を組付けた構造体
JP7316728B2 (ja) 日除け
JPS6348753Y2 (ja)
JPH10280669A (ja) 足場ユニット
JPH0312909Y2 (ja)
JPH051547Y2 (ja)
JP2013124541A5 (ja)
KR200417988Y1 (ko) 안전발판
KR100636409B1 (ko) 철거푸집 작업틀
JPH0453394Y2 (ja)
JP2519196B2 (ja) 一側足場
JPH0874412A (ja) 建築用足場及びその構築方法
JPH03206265A (ja) 階段用仮設手摺り装置
JP2992882B2 (ja) 梁型枠装置
JPS5812992Y2 (ja) 滑揚型枠装置の伸縮性吊足場
KR200355444Y1 (ko) 철거푸집 작업틀
JPH0416858Y2 (ja)
JP7181374B1 (ja) 安全通路
JP2792831B2 (ja) 支保工
JPH0311298Y2 (ja)
JPH0420915Y2 (ja)
JP2508058Y2 (ja) 足場装置
JPH0752879Y2 (ja) 折畳みのできる外部足場のユニット
JPH03287977A (ja) 型枠工法及び型枠装置
JPH0332675Y2 (ja)