JPH0247705Y2 - - Google Patents

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JPH0247705Y2
JPH0247705Y2 JP1984086251U JP8625184U JPH0247705Y2 JP H0247705 Y2 JPH0247705 Y2 JP H0247705Y2 JP 1984086251 U JP1984086251 U JP 1984086251U JP 8625184 U JP8625184 U JP 8625184U JP H0247705 Y2 JPH0247705 Y2 JP H0247705Y2
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JP1984086251U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物を新築、或いは、改築する場合
において、建物外周に沿つて設けられる枠組足場
のうち、コーナー部(出隅部、入隅部)に設けら
れて、平面視において互いに傾斜する姿勢で建物
壁に沿つて位置する二つの枠組足場を連結するコ
ーナー用の枠組足場に関する。
〔従来技術〕
従来のコーナー用枠組足場3′は、第5図に示
すように、二つの枠組足場2,2のうちの一方2
の延長上に建枠18を設け、この建枠18の両脚
18a,18bと一方の枠組足場2の端部に位置
する建枠8の両脚8a,8bとの相対応するもの
同士をブレース19a,19bを介して固定連結
するとともに、前記両建枠18,18における水
平枠部18c,18c間に亘つて布枠20を掛け
渡し連結して、構成されていた。要約すると、一
方の枠組足場2を延長し、この延長部分をもつて
構成されていた。また、実公昭40−23890号公報
においてみられるように、二つの枠組足場のうち
コーナー側の端に位置する二つの建枠を、それら
のあいだで内側の支柱を兼用する状態に構成する
とともに、二つの建枠の外側の支柱同士をブレー
スで連結して、コーナー用の建枠を形成し、その
コーナー用の建枠における水平の連結杆にわたつ
て歩み板を架設したものも知られている。
加えて、実公昭58−12988号公報においてみら
れるように、建枠を、それの支柱の一方が内側
に、かつ、他方が外側に位置する状態でコーナー
に配置し、二つの枠組足場のうちコーナー側の端
に位置する二つの建枠とコーナー用の建枠とを足
場用のブリツジで連結したものも知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、前記従来のコーナー用枠組足場の
うち第1のものによるときは、一方の枠組足場の
延長として構成される故に、その一方の枠組足場
の割付け方によつて、端部が他方の枠組足場の外
側辺と面一にならず、外方に出つ張つたり、或い
は、反対に内方に引つ込んだりして、コーナー部
の外側に、人が当るような凹凸を作り易く、外部
養生の安全性が劣る。しかも、前記両建枠の内側
部を固定連結する内側ブレースが他方の枠組足場
との通路を横断位置する故に、この内側ブレース
が妨げとなつて、他方の枠組足場との間での通行
が非常に不便である。その上、前記内側ブレース
の組付け、撤去作業を行なうためのスペースを確
保する上で、他方の枠組足場端とそれの内側辺と
を密接させることができず、どうしても、他方枠
組足場端と内側辺との間に大きな隙間が生じてし
まうので、その隙間からの人や道具等の脱落を防
止する上で、第5図中二点鎖線で示すように、他
方枠組足場との間に脱落防止用の足場板21を掛
け渡す必要があり、そのため、脱落防止はできて
も、脱落防止用足場板につまずいて作業者が転ぶ
といつた別の面で安全性が損なわれる。加えて、
強度を確保する上で、第5図中二点鎖線で示すよ
うに、繋ぎ補強材22を設けて他方枠組足場に連
結させる必要があるから、前記脱落防止用足場板
を設けなければならないことの相乗によつて、使
用する資材が多く、コストが高く付く。また、第
2のものによるときは、二つの枠組足場の外側辺
延長線の交差部よりも、建枠の連結杆にわたつて
掛け渡したコーナー用の歩み板の外側辺が内側に
位置して、コーナー用足場の通路幅が狭くなる。
更に、第3のものによるときは、二つの枠組足
場の建枠とコーナー用の建枠との水平部にわたつ
て歩み板等の足場板を掛け渡した際、一方の枠組
足場における建枠とコーナー用の建枠とにわたつ
て掛け渡した足場板と、他方の枠組足場における
建枠とコーナー用の建枠とにわたつて掛け渡した
足場板とが端部において上下に重なり、段が出来
て、つまづき等の原因となる。
本考案の目的は、前述した従来の諸欠点を一掃
しようとする点にある。
〔問題を解決するための手段〕
本考案によるコーナー用枠組足場の特徴構成
は、平面視において互いに傾斜する姿勢に位置す
る二つの枠組足場の外側辺延長線の交差部又はそ
の近くと、内側辺延長線の交差部又はその近くと
に亘る鳥居型のコーナー建枠を設けるとともに、
このコーナー建枠に対して前記両枠組足場の最手
方向に適宜間隔を隔てた両側箇所夫々に鳥居型建
枠を設け、前記コーナー建枠の外側脚を前記両側
建枠の外側脚夫々に固定連結するブレースとコー
ナー建枠の内側脚を両側建枠の内側脚夫々に固定
連結するブレースとを設け、かつ、前記コーナー
建枠の水平枠部と両側建枠の水平枠部とに亘つて
夫々、布枠を掛け渡し連結し、それら布枠夫々の
うちコーナー建枠の水平枠部に連結される側の端
辺を前記水平枠部に沿つた傾斜状態に形成してあ
る点にあり、それによる作用効果は次の通りであ
る。
〔作用〕
両外側辺が両枠組足場の外側辺の延長上に位
置するから、コーナー部の外側部を凹凸のないす
つきりとしたものにできる。前述した従来の、
一方の枠組足場延長上に設ける建枠に相当するコ
ーナー建枠を両側建枠にブレースを介して固定連
結し乍らも、前記のブレースが両組立足場との間
での通路に出ず、通路の両側に沿つて位置するか
ら、ブレースによる両組立足場との間での通行の
妨げがない。両側建枠が対応する側の枠組足場
の延長上に位置するから、両側建枠を対応する側
の枠組足場における端部の建枠に夫々、ブレース
を介して連結することのみをもつて、両枠組足場
に固定連結することができるとともに、両側建枠
とそれに対応する枠組足場の端部建枠との水平枠
部間に亘つて布枠を掛け渡し連結するだけで、両
枠組足場との間で通行できるように連結すること
ができる。前記両側建枠の水平枠部間に亘つて
布枠を斜めに掛け渡し連結するのではなく、コー
ナー用建枠を設け、このコーナー用建枠と両側建
枠との水平枠部間に亘つて布枠を掛け渡し連結し
てあるから、丈夫であり、かつ、通路巾を大きく
できる。布枠の端辺をコーナー建枠の水平枠部
に沿つた傾斜状態に形成してあるため、両側建枠
の一方とコーナー建枠とにわたる布枠及び、他方
の両側建枠とにわたる布枠とが重なることがなく
て、段ができない。足場板となる布枠両側建枠
とコーナー建枠とを連結してあるため、両側建枠
とコーナー建枠とを連結するための部材が少なく
て済む。
〔考案の効果〕
従つて、安全で、使用勝手が良く、しかも、使
用資材数が少なくて安価なコーナー用枠組足場を
提供できた。
〔実施例〕
第3図に示すように、建物1のコーナー部(出
隅部及び入隅部)の外側に位置して、平面視にお
いて互いに傾斜する姿勢で建物壁に沿つて位置す
る二つの枠組足場2,2…を連絡するコーナー用
足場3であつて、これは、次のように構成されて
いる。
つまり、第1図、第2図にも示すように、前記
二つの枠組足場2,2の外側辺延長線の交差部と
内側辺延長線の交差部とに亘る鳥居型のコーナー
建枠4を設けるとともに、このコーナー建枠4に
対して前記両枠組足場2,2の長手方向に適宜間
隔を隔てた両側箇所夫々に鳥居型の建枠5,5を
設け、前記コーナー建枠4の外側脚4aを前記両
側建枠5,5の外側脚5a,5a夫々に固定連結
するX字形のブレース6a,6aと、コーナー建
枠4の内側脚4bを両側建枠5,5の内側脚5
b,5b夫々に固定連結するX字形のブレース6
b,6bとを設け、かつ、前記コーナー建枠4の
水平枠部4cと両側建枠5,5の水平枠部5c,
5cとに亘つて夫々、布枠7,7を掛け渡し連結
して、構成されている。
そして、前記両側建枠5,5の両脚5a,5b
と、前記両枠組足場2,2における端部の建枠
8,8の両脚8a,8b…との対応するもの同士
をX字形のブレース9a,9b…を介して固定連
結するとともに、前記両側建枠5,5と前記連部
建枠8,8との水平枠部5c,8c…間に亘つて
布枠10,10…をかけ渡し連結して、前記両枠
組足場2,2に連結されている。
前記両側建枠5,5は、枠組足場2における建
枠8と同一構造のものであり、コーナー建枠4に
おいては、外側脚4aが平行に位置する二本の支
柱11,11をもつて構成されている。前記コー
ナー建枠4と両側建枠5,5との間に亘つて掛け
渡し連結される布枠7,7は、コーナー建枠4側
の端部同士が上下に重ならないようにするため、
端辺がコーナー建枠4の水平枠部4cに沿つた傾
斜状態に形成されている。
前記枠組足場2は、その長手方向に間隔を隔て
て並置した複数の建枠8…の隣接する外側脚8
a,8a…同士及び内側脚8b,8b…同士を
夫々、X字形のブレース12,12…を介して固
定連結するとともに、隣接する建枠8,8…の水
平枠部8c,8c…間に亘つて布枠13…を掛け
渡し連結して構成されており、かつ、布枠13と
して、長さの異なる2種のものを用意して、それ
を選択使用することにより、長さ調整自在で、そ
の長さ調節により、端部建枠8を、それとコーナ
ー用枠組足場3における両側建枠5,5との間に
布枠10を掛け渡し連結できる箇所に位置させ得
るべく構成されている。
14…は、枠組足場2…における建枠8…の適
宜のものと建物1との間に、枠組足場2を建物1
に対して位置決めすべく架設したターンバツクル
である。
〔別実施例〕 枠組足場2を長さ調節自在に構成するに、布
枠13の1つを、第4図に示すように、二つの
枠15A,15Bのスライドにより長手方向に
伸縮自在なものに構成し、この布枠13の伸縮
により長さ調節自在に構成する。16は、一方
の枠15Aに長手方向に適宜間隔を隔てて形成
した複数の孔17…の隣接する2つに選択的に
挿通することにより、布枠13を有段階の任意
の長さに固定するUボルトである。
前記コーナー建枠4の外側脚4aを、1本の
支柱から成るものに構成する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図は要部の平面図、第2図は要部の斜視図、第
3図は全体の概略平面図である。第4図は別実施
例を示す要部の斜視図である。第5図は従来例を
示す全体の概略平面図である。 2……枠組足場、4……コーナー建枠、5……
両側建枠、4a,5a……外側脚、4b,5b…
…内側脚、4c,5c……水平枠部、6a,6b
……ブレース、7……布枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面視において互いに傾斜する姿勢に位置する
    二つの枠組足場2,2の外側辺延長線の交差部又
    はその近くと、内側辺延長線の交差部又はその近
    くとに亘る鳥居型のコーナー建枠4を設けるとと
    もに、このコーナー建枠4に対して前記両枠組足
    場2,2の長手方向に適宜間隔を隔てた両側箇所
    夫々に鳥居型建枠5,5を設け、前記コーナー建
    枠4の外側脚4aを前記両側建枠5,5の外側脚
    5a,5a夫々に固定連結するブレース6a,6
    aと、コーナー建枠4の内側脚4bを両側建枠
    5,5の内側脚5b,5b夫々に固定連結するブ
    レース6a,6aとを設け、かつ、前記コーナー
    建枠4の水平枠部4cと両側建枠5,5の水平枠
    部5c,5cとの間に亘つて夫々布枠7,7を掛
    け渡し連結し、それら布枠7,7夫々のうちコー
    ナー建枠4の水平枠部4cに連結される側の端辺
    を前記水平枠部4cに沿つた傾斜状態に形成して
    あるコーナー用枠組足場。
JP8625184U 1984-06-11 1984-06-11 コ−ナ−用枠組足場 Granted JPS611545U (ja)

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JPS611545U JPS611545U (ja) 1986-01-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812988U (ja) * 1981-07-17 1983-01-27 三洋電機株式会社 絶縁シ−トの取付装置

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JPS611545U (ja) 1986-01-08

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