JPH032596Y2 - - Google Patents

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JPH032596Y2
JPH032596Y2 JP20382885U JP20382885U JPH032596Y2 JP H032596 Y2 JPH032596 Y2 JP H032596Y2 JP 20382885 U JP20382885 U JP 20382885U JP 20382885 U JP20382885 U JP 20382885U JP H032596 Y2 JPH032596 Y2 JP H032596Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築物等の施工時に組み立てた枠組
足場を解体して、その建枠を高所から地上に降ろ
す場合に、枠組足場上で使用する建枠集積用の治
具に関するものである。
〔従来の技術〕
門形の建枠、ブレース及び足場板等で構成され
枠組足場を解体し、それらを高所から地上に降ろ
す場合において、解体した建枠Cは、例えば第6
図に示したように、解体中の足場の頂部またはそ
の下の段等の集積場所となる足場板G上に適当数
積み重ねた後、それらに玉掛ワイヤを掛けてロー
プ等で手降ろしするか、またはクレーン等で降ろ
している。
そして、足場板G上に対する解体した建枠Cの
集積は、第6図に鎖線で示したように、解体した
建枠Cを、その支柱Dが足場板Gの長さ方向と同
方向になるようにして、つまり門形の建枠Cの内
側に作業者Mが入り、両手で左右の支柱Dを持つ
て、集積場所まで運び、それを第6図に実線で示
したように、支柱Dを足場板Gの幅方向にして積
み重ねている。集積した建枠Cに対して玉掛ワイ
ヤを掛けるときは、作業者Mが建枠Cの内側に入
つてその作業を行つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように、従来は、集積場所に運ぼだ建枠
Cの方向を、狭い足場板G上に90度回してから積
み重ねているから、作業能率が悪いと共に、作業
の安全性にも問題があつた。そして、集積した建
枠Cに玉掛ワイヤを掛けるときは、集積した建枠
Cを乗り越えて、その内側に入るといつた不安定
な動作が必要であり、殊に、建枠Cは足場板G上
に積み重ねたのみであるから、建枠Cを乗り越え
る際、爪先が引つ掛かる等して、それらが崩れる
おそれがあり、建枠Cの飛来落下による事故、墜
落事故につながることがあつた。
本考案は、上記のような問題を解決するもので
あつて、解体した建枠の集積作業を安全にかつ能
率よく行うこと、及び集積した建枠に対する玉掛
ワイヤを掛ける作業を安全に、しかも能率よく行
うことができる集積治具を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の建枠集積治具は、枠組足場の足場板上
に、その幅方向に置かれて、建枠が載置される支
承部材の両端部に、建枠の幅よりもやや大きい間
隔をおいて一対の支持ポールを立設し、前記枠組
足場の建枠における両支柱の上端に嵌込み接続さ
れる一対の接続部材を、前記支承部材に連結部材
で連結してことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の治具は、次のようにして使用される。
一対の集積治具を用意し、これを解体中の枠組
建枠の頂部あるいはその下段の足場板の上に搬入
し、各治具の接続部材を枠組足場の建枠(組み立
てられている建枠)における左右両支柱の上端に
嵌込み接続し、各々の支承部材を足場板上に、そ
の幅方向に向けて位置固定状態に置く。そして一
対の支持ポール間において支承部材上に、解体し
た門形の建枠を足場板の長手方向と平行に、つま
り当該建枠の支柱が支承部材と直交状態になるよ
うに載置し、かつ適数を集積するもので、それら
を一対の支持ポールが両側から支持して、崩れる
ことを阻止する。集積した建枠に玉掛ワイヤを掛
けるときは、作業者が門形建枠の下端側(開口
部)から建枠の内側に入り、支承部材によつて形
成される建枠と足場板との間隙にワイヤを挿通す
るものである。
〔実施例〕
本考案の建枠集積治具の実施例を第1〜4図に
基づいて説明する。
第1図において、1は山形鋼等で形成された支
承部材で、その両端部に、建枠の幅よりもやや大
きい間隔をおいて一対の支持ポール2a,2bが
立設されている。
前記支持ポール2a,2bは、第1図の拡大部
Aと第2図に示されたように、それぞれの端部に
固着し、かつ支承部材1に回転可能に挿通した支
軸3によつて、互いに近くなる方向と遠くなる方
向とに揺動可能に支承部材1に取り付けられてい
る。
第2図において、4は支承部材1の両端のそれ
ぞれに溶接などで固着されたナツト、5は各ナツ
ト4にねじ込まれ、かつ支承部材1を貫通したロ
ツクボルトで、支持ポール2a,2bを起立させ
たときに、それらの下端部に設けた係止孔6(第
1図拡大部A参照)に前記ロツクボルト5を挿入
して、支持ポール2a,2bに起立した状態を維
持させるように構成されている。また、支持ポー
ル2a,2bに固着した各支軸3は、それぞれ支
承部材1に対して軸芯方向に移動可能な長さにし
て、支持ポール2a,2bを折りたたんだ際、そ
れらの位置をずらせて、支持ポール2a,2bの
両方を支障なく折りたたむことが可能になつてい
る。
第1図において、7は支承部材1両端部に固着
し、その一側に突設した連結部材で、それぞれの
先端にパイプからなる接続部材8が固着立設され
ている。この接続部材8は、第1図の拡大部Bに
示したように、建枠の支柱Dの上端に設けられた
接続棒Eに嵌込み可能に構成されている。9は接
続棒Eに接続部材8を固定するロツクピンで、接
続部材8に貫通して設けたピン孔10と接続棒E
に設けたピン孔Fとに挿通される。
11は支承部材1の下側に固着突設された複数
の支脚である。
上記の支承部材1は、第3〜4図に示したよう
に、例えばその一対の足場板G上に、その幅方向
にして載置し、かつ各接続部材8を、組み立てら
れている建枠Cの各支柱Dの上端の接続棒E(第
1図拡大部B参照)に嵌込み接続し、かつピン孔
10、Fにロツクピン9を挿通して抜止めし、接
続部材8と連結部材7とで支承部材1を建枠Cに
固定する。一方、各支承部材1の支持ポール2
a,2bを起立させ、ロツクボルト5で各支承部
材1に固定する。
そして、第3図に鎖線で、第4図に実線でそれ
ぞれ示したように、解体した建枠Cを、その支柱
Dを足場板Gの長さ方向にして、一対の支承部材
1,1上に集積する。すなわち、第6図に鎖線で
示したように、解体した建枠Cを運ぶ状態のまま
で、それを集積するものであつて、作業性がよい
から能率がよく、かつ安全に分解した建枠Cを集
積することができる。集積した建枠Cに玉掛ワイ
ヤを掛けるときは、建枠Cの下端側(門形建枠の
開口部)から建枠C内に入ることができ、集積し
た建枠Cを跨がなくて済むので、安全に作業がで
きる。
支持ポール2a,2bは、前記実施例のよう
に、折りたたみ可能に支承部材1に取り付けてお
けば、その嵩を小さくすることができ、持ち運び
などを容易にすることに対して適するが、支持ポ
ール2a,2bを支承部材1に固着した構成とし
て実施ることも可能である。支柱脚11には支承
部材1のレベルを出すためのアジヤストボルトを
取り付けて実施してもよく、或いは支脚11に代
えて、支承部材1にアジヤストボルトを取り付け
てもよい。
支脚11は、第5図に示したように除くことも
可能であつて、この場合は、支承部材1を足場板
G上に直接載置することが可能な連結部材7と接
続部材8を設ける。
また連結部材7を二重管構造等により長さ調節
(伸縮固定)自在な構成とすれば、支柱長さの異
なる建枠でも安定よく集積することができる。
〔考案の効果〕
本考案は上述した構成よりなるため、次の効果
を奏し得るのである。
即ち、本考案の集積治具は、その支承部材を足
場板上に、その幅方向に載置すると共に、接続部
材を枠組足場の建枠(組み立てられた建枠)の各
支柱上端に嵌込み接続して、前記支承部材を足場
板上に固定状態とし、その上に解体した建枠を、
その支柱を支承部材と直交方向にして、つまり足
場板の長手方向と平行にして集積するものであつ
て。従つて、解体した建枠を足場板上で持ち運ぶ
状態のまま、支持ポールによつて荷崩れが阻止さ
れた状態に支承部材上に安定よく集積することが
でき、建枠の方向を変えることが不要であるか
ら、能率よく、かつ安全に建枠を集積することが
可能である。
集積した建枠に玉掛ワイヤを掛ける場合は、建
枠の下端側(門形建枠の開口部)からその内側に
入ることが可能であつて、集積した建枠を乗り越
えるといつた不安定で危険な動作が不要である
か、安全にかつ容易にワイヤを掛けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る枠組足場に集
積治具の実施態様を例示し、第1図は斜視図、第
2図は平面図、第3図は使用状態の斜視図、第4
図は同平面図、第5図は本考案の別実施例を示す
側面図である。第6図は従来例の平面図である。 1…支承部材、2a,2b…支持ポール、7…
連結部材、8…接続部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠組足場の足場板上に、その幅方向に置かれ
    て、建枠が載置される支承部材の両端部に、建枠
    の幅よりもやや大きい間隔をおいて一対の支持ポ
    ールを立設し、前記枠組足場の建枠における両支
    柱の上端に嵌込み接続される一対の接続部材を、
    前記支承部材に連結部材で連結してなる枠組足場
    の建枠集積治具。
JP20382885U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH032596Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20382885U JPH032596Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20382885U JPH032596Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62110437U JPS62110437U (ja) 1987-07-14
JPH032596Y2 true JPH032596Y2 (ja) 1991-01-24

Family

ID=31169524

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JP20382885U Expired JPH032596Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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