JP2797946B2 - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JP2797946B2 JP5350816A JP35081693A JP2797946B2 JP 2797946 B2 JP2797946 B2 JP 2797946B2 JP 5350816 A JP5350816 A JP 5350816A JP 35081693 A JP35081693 A JP 35081693A JP 2797946 B2 JP2797946 B2 JP 2797946B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段（図１及び図２） 作用（図２） 実施例（図１及び図２） 発明の効果
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は情報表示装置に関し、例
えば現在地周辺の地図と移動先に関連する有用な放送情
報をデイスプレイ上に表示するカーナビゲーシヨンシス
テムに適用し得る。
【０００３】
【従来の技術】従来、通信により文字情報をＴＶの画面
上に表示するものとして文字多重放送がある。文字多重
放送は文字や図形で構成される画像情報や付加音声を、
デイジタル信号の形でテレビ信号に多重して伝送し、受
信側でこの信号を復調して、画像情報をデイスプレイ上
に表示し、付加音声をスピーカから再生するシステムで
ある。この文字多重放送の番組には例えば、道路状況を
伝える交通情報や各地方の天気予報、さらに地域のイベ
ント情報等を提供するものがある。
【０００４】ところでこの種の文字多重放送を移動中の
自動車等で受信し、ＧＰＳ(globalpositioning system)
によるカーナビゲーシヨンシステムに用いれば、移動
体の航法支援の際、例えば文字多重放送の交通情報を利
用して交通渋滞を事前に避けるとか、空いている駐車場
を探すというような移動の際に有用な情報として利用す
ることが考えられる。
【０００５】ここでＧＰＳによるカーナビゲーシヨンシ
ステムは、ＧＰＳ衛星から受信した電波より移動体の位
置をコンピユータで計算し、この位置データを地図デイ
スク内の情報と合成して移動体の現在位置や進行方向を
デイスプレイ上に表示するものである。すなわちカーナ
ビゲーシヨンシステムにおいては、ユーザが所定の操作
をすることにより、移動するときに見やすい地図が地図
デイスクより再生され、ユーザは地図を見て移動体の現
在位置を確認しながら走行することができるようになさ
れている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが移動中の自動
車では電波受信状態が悪く、文字多重放送を安定して受
信することが出来ないため、自動車等で用いるのは困難
であつた。
【０００７】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、自動車等の移動体が移動する際に有用な放送波によ
る放送情報を画面上に表示することのできる情報表示装
置を提案しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、測距信号を受信して移動体の現在
位置を検出し、当該移動体の現在位置を示す位置情報を
出力する位置検出手段と、位置検出手段によつて検出さ
れた移動体の位置情報を記憶する記憶手段と、放送局か
ら発信される放送波を受信する受信手段と、放送局の所
在位置を表す位置情報が記録されたデータベース手段
と、放送波から得られる放送情報を表示する表示手段
と、現在の移動体の位置情報と放送局の位置情報とに基
づいて当該移動体において受信可能な放送波を検索し、
現在及び過去の移動体の位置情報に基づいて当該移動体
が停止又は少なくとも低速移動中であることが判定され
たとき、検索された放送波を受信することにより放送情
報を得、現在及び過去の移動体の位置情報に基づいて予
測される移動体の進行方向の放送局からの放送情報を受
信された放送情報の中から選択して表示手段に表示する
制御手段とを設けるようにする。
【０００９】
【作用】現在及び過去の移動体の位置情報に基づいて当
該移動体が停止又は少なくとも低速移動中であることが
判定されたとき、検索された放送波を受信するようにし
たことにより、移動による電波受信感度の悪化を未然に
回避して、安定した受信感度にて放送情報を得ることが
できる。また移動体の位置情報に基づいて進行方向を予
測して当該進行方向の放送情報を選択して表示するよう
にしたことにより、移動体にとつて有用な進行方向の放
送情報を表示することができる。
【００１０】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【００１１】図１において、１は全体として情報表示装
置を示し、文字多重放送により伝送されてくる情報を受
信し、これにより得られる文字情報とユーザの搭乗する
自動車（以下自車という）の現在位置周辺の地図とを情
報表示装置１のデイスプレイ上に表示するようになされ
ている。
【００１２】情報表示装置１はＧＰＳを用いて自車の位
置を測定する位置測定ブロツク２と、ＣＤ−ＲＯＭ（co
mpact disk read only memory)中に記録されている文字
多重放送の放送局の所在位置情報と地図情報とを読み出
す地図読出しブロツク３と、文字多重放送を受信し、そ
こから得た情報を選択及び編集する文字情報受信ブロツ
ク４と、読み出された地図及び編集された文字情報をデ
イスプレイ上に表示する地図表示ブロツク５と、システ
ム全体を制御する制御ブロツク６とから構成されてい
る。
【００１３】制御ブロツク６はシステム制御マイクロコ
ンピユータ７と入力部８とから構成されており、入力部
８はキーボード８Ａ及び赤外線遠隔操作装置（図示せ
ず）の受光素子８Ｂとからなる。この入力部８を介して
情報表示装置１がモード設定される。
【００１４】まず位置測定ブロツク２においては、人工
衛星からのＧＰＳデータをアンテナ９で受信する。受信
したＧＰＳデータをＧＰＳ受信部１０により同調、増幅
及び復調して、ＧＰＳデコーダ１１によりこのＧＰＳデ
ータを解読し、ＣＰＵ１２によつてこのＧＰＳデータか
ら自車の現在位置を計算するようになされている。すな
わち位置測定ブロツク２においては、情報表示装置１が
カーナビゲーシヨンモードのとき、３個のＧＰＳ衛星か
ら伝送されてくるスペクトラム拡散信号でなる測距信号
から各衛星の軌道情報、時計情報をアンテナ９で受信
し、３個の衛星と位置を測定すべき移動体との間の測距
信号の伝播時間を知ることによつて、移動体の位置を算
出している。
【００１５】アンテナ９で受信した人工衛星からの信号
はＧＰＳ受信器８で増幅、同調及び復調され、ＧＰＳデ
コーダ１１で信号中の航法メツセージが解読される。さ
らに、この解読された航法メツセージをＣＰＵ１２に送
出する。ＣＰＵ１２は各衛星より受信したこれらのデー
タに基づいて、自車の現在位置を計算し、この現在位置
データをシステム制御マイクロコンピユータ７に送出す
る。現在位置データが送出されてくると、システム制御
マイクロコンピユータ７はＣＰＵ１２より送出された現
在位置データを内部メモリに記録すると共にＣＤ−ＲＯ
Ｍ１３内のアドレスデータに変換する。
【００１６】ＣＤ−ＲＯＭ１３には、デイスプレイ上に
表示する地図の表示データと共に文字多重放送を送信す
る放送局の所在位置データが記録されている。地図デー
タは各縮尺レベルで全国をカバーし得るようになつてい
る。
【００１７】次に地図読出しブロツク３おいては、シス
テム制御マイクロコンピユータ７の制御によつてアドレ
スデータを基にＣＤ−ＲＯＭ１３からレーザピツクアツ
プ装置１４を介して地図データを読み出す。読み出され
たデイジタル信号の地図データはデイジタル信号処理回
路１５で信号処理される。デイジタル信号処理回路１５
で信号処理された地図データは地図表示ブロツク５に送
出される。
【００１８】次に文字情報受信ブロツク４では、文字多
重放送からの放送信号がアンテナ１６によつて受信され
る。受信された放送信号はチユーナー１７によつて同調
がとられ番組選局された後、復調回路１８で復調され
る。さらに放送信号は波形等価回路１９で波形を整形さ
れた後、データ分離回路２０に送出される。データ分離
回路２０ではクロツク発生回路２１で発生される基準パ
ルスを用いて放送信号から文字放送データを分離する。
このようにして分離された文字放送データはＣＰＵ２２
に送出される。ここで文字多重放送を受信する際、シス
テム制御マイクロコンピユータ７の制御により放送局の
所在位置データと自車の現在位置データとを基にアンテ
ナ１６の向きが文字多重放送を送信する放送局の方向に
向けられる。
【００１９】ＣＰＵ２２では文字放送データから表示デ
ータへの変換処理と、システム制御マイクロコンピユー
タ７からの制御によつて表示データの番組編集がなされ
る。ここでシステム制御マイクロコンピユータ７は内部
メモリに記録された自車の位置データから自車の進行方
向を予測し、その進行方向先の地域をカバーする放送局
を検索し、この放送局のデータを基に番組の編集がなさ
れる。次に編集が終了した表示データは一旦番組ＲＡＭ
２３に記録され、文字情報を表示するときに再度読み出
される。ＣＰＵ２２により文字情報を表示するときには
漢字ＲＯＭ２４から表示に用いる漢字キヤラクタのフオ
ントを読み出し、ビデオＲＡＭ２５に記録されているビ
ツトパターンデータに基づいて並べて、地図表示ブロツ
ク５の加算器に送出する。
【００２０】次に地図表示ブロツク５においては、表示
制御マイクロコンピユータ２６によつて地図読出しブロ
ツク３から地図データが送出される。ここで表示制御マ
イクロコンピユータ２６の制御により表示制御部２７を
介して、地図データのうち表示データが表示ＲＡＭ２８
に書き込まれ、地図データのうち色データが色ＲＡＭ２
９に書き込まれる。
【００２１】この表示データ及び色データはデイスプレ
イ上に地図を表示する際、表示制御マイクロコンピユー
タ２６により表示制御部２７を介して読み出される。読
み出された表示データ及び色データは、デイジタル−ア
ナログ変換回路３０に送出され、デイジタル信号からア
ナログ信号に変換される。アナログ信号に変換された表
示データ及び色データは表示制御部２７から発振される
同期信号Ｓにより同期がとられ、加算器３１を介してデ
イスプレイ３２に送出される。
【００２２】加算器３１においては、システム制御マイ
クロコンピユータ７の制御に従つて文字情報受信ブロツ
ク４から文字表示データが送出される。これにより加算
器３１において、文字表示データに表示データ及び色デ
ータからなる地図データが加えられデイスプレイ３２に
送出され、デイスプレイ３２上にて文字情報及び地図が
カラー表示される。
【００２３】以上の構成おいて、情報表示装置１は、図
２に示す情報表示手順ＳＰ１に従つて情報表示を行う。
すなわちシステム制御マイクロコンピユータ７はステツ
プＳＰ１から入つてステツプＳＰ２において、入力部８
のキーボード８Ａ又は受光素子８Ｂを介してユーザによ
りシステム起動スイツチがオンされるのを待つ。システ
ムが起動されるまでの間はステツプＳＰ２において、待
機状態となる。システム制御マイクロコンピユータ７は
システムが起動されるとステツプＳＰ３において、ユー
ザによりカーナビゲーシヨンモードがオンされるのを待
つ。カーナビゲーシヨンモードがオンになると、ステツ
プＳＰ４に移る。
【００２４】システム制御マイクロコンピユータ７はス
テツプＳＰ４において位置測定ブロツク２からの位置デ
ータを基に自車の現在位置を計測し、計測が終了すると
ステツプＳＰ５に移る。次にステツプＳＰ５において、
前回計測した自車の位置と現在位置とを比較して、自車
に移動があつた場合、ステツプＳＰ６に移る。ステツプ
ＳＰ６では、デイスプレイ上の地図ポイントに自車の現
在位置をプロツトする。この場合自車は走行中というこ
となので受信操作は行われずにステツプＳＰ２に戻る。
【００２５】ステツプＳＰ５で自車に移動がないと判断
されると、ステツプＳＰ７に移り、システム制御マイク
ロコンピユータ７は自車の現在位置で受信できる放送局
を自車の現在位置とＣＤ−ＲＯＭ１３内に記録された放
送局の所在位置データから検索する。さらに受信できる
放送局の受信周波数を検索する。
【００２６】システム制御マイクロコンピユータ７はス
テツプＳＰ８において、検索した放送局の受信周波数が
受信可能か否かを自車の現在位置から放送局の所在位置
までの距離等から判断し、受信できる放送波がなかつた
場合にはステツプＳＰ９に移る。ステツプＳＰ９では放
送波の受信ができない等をデイスプレイ３２上に表示し
て、ステツプＳＰ２に戻る。放送波が受信できた場合は
次のステツプＳＰ１０に移る。
【００２７】システム制御マイクロコンピユータ７はス
テツプＳＰ１０において、受信できる放送局の方向にア
ンテナ１６を向ける。これにより文字多重放送の番組が
感度良く受信されＣＰＵ２２を介して番組ＲＡＭ２３に
取り込まれる。
【００２８】上述のステツプＳＰ７〜ステツプＳＰ１０
での処理は 100〔msec〕以内になされ、この制限時間以
内にステツプＳＰ７〜ステツプＳＰ１０での処理が全て
完了しなかつた場合は、処理途中で次のステツプＳＰ１
１に移る。その際、ステツプＳＰ７〜ステツプＳＰ１０
での処理がどの段階まで終了したかを処理経過データと
してシステム制御マイクロコンピユータ７内のメモリに
記録しておく。
【００２９】ステツプＳＰ１１においては、システム制
御マイクロコンピユータ７によつて位置測定ブロツク２
から得られる自車の位置データを基に自車が移動開始し
たか否かが判断され、移動開始した場合にはステツプＳ
Ｐ１２に移りステツプＳＰ７〜ステツプＳＰ１０での処
理経過データを消去すると共に受信操作を打ち切り、ス
テツプＳＰ２に戻る。自車が移動開始していない場合、
ステツプＳＰ１３に移り、ここでステツプＳＰ７〜ステ
ツプＳＰ１０での処理が完了していないときにはステツ
プＳＰ７に戻り、ステツプＳＰ７〜ステツプＳＰ１０で
の処理経過データに基づいて、次の段階の処理を引き続
き行う。またステツプＳＰ７〜ステツプＳＰ１０での処
理が全て完了されていたときには、処理はステツプＳＰ
１４に移る。
【００３０】ステツプＳＰ１４においては、システム制
御マイクロコンピユータ７により、システム動作時から
システム制御マイクロコンピユータ７内のメモリに記録
されている現在位置までの通過経路から現在以降の進行
方向を予測する。さらにシステム制御マイクロコンピユ
ータ７は文字多重放送から取り込んだ番組の中から進行
方向先の地域を放送地域としてカバーする放送局を探し
出し、該放送局の番組を選択及び編集して、地図表示ブ
ロツク５の加算器３１に送出する。これによりユーザは
進行方向先の天気及び交通の情報を進行方向先へ到達す
る前に入手することができ、この情報を基に行き先を変
更することもできる。
【００３１】加算器３１では地図読出しブロツク３から
送出される現在位置周辺の地図と、文字情報受信ブロツ
ク４から送出される文字情報とが合わされデイスプレイ
３２に送出される。これにより表示制御マイクロコンピ
ユータ２６によつてデイスプレイ３２上に表示される現
在位置周辺の地図と自車位置とに加え、受信された文字
多重放送による文字情報が表示される。
【００３２】以上の構成によれば、自車の停車時に文字
多重放送を受信するようにし、さらにＧＰＳによつて得
られる自車の現在位置データとＣＤ−ＲＯＭ内の放送局
の所在位置データとに基づいて、車載するアンテナの方
向を進行方向にある文字多重放送の放送局の方向に向け
ることができる。これにより自動車等の移動体において
安定した受信感度にて文字多重放送を受信することがで
きる。さらに記録された自車の通過経路に基づいて自車
の進行方向の予測をすることによつて、自車の進行方向
先にある地域の文字多重放送の放送局を推測することが
できる。これにより、既に受信して記録された文字多重
放送の中から自車の進行方向先にある放送局からの文字
多重放送の番組を選択して、進行方向先のイベント、交
通情報及び天気等の文字多重放送の情報をリアルタイム
で得ることができ、交通渋滞を事前に回避する等、移動
する際の情報として利用することができる。
【００３３】なお上述の実施例においては、複数の送信
局から発信される受信可能な文字多重放送を予め受信し
て、番組ＲＡＭに記録し、後で有用な番組を選択及び編
集する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
文字多重放送を受信する前に記録してきた自車の通過経
路のデータを基に自車の予測される進行方向を予測し
て、この進行方向のデータを基に進行方向先の地域を放
送地域としてカバーする放送局を検索した後、該放送局
による有用な文字多重放送を受信するようにしても良
い。
【００３４】また上述の実施例においては、文字多重放
送の放送局の位置を地図データと共にＣＤ−ＲＯＭ内に
記録した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、放送局の位置データを例えばＩＣカード等の外部記
録媒体に記録するようにしても良く、また受信可能な文
字多重放送の放送局がある方向を受信部において受信し
た文字多重放送の受信感度によつて判断し、これを基に
選局するようにしても良い。
【００３５】また上述の実施例においては、受信する文
字多重放送の番組を自車の進行方向先の放送地域をカバ
ーする放送局のものとしているが、本発明はこれに限ら
ず、自車の現在位置周辺の放送局から発せられる番組で
も良い。また上述の実施例においては、移動体の停車時
に文字多重放送を受信する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、移動体が低速で走行しているときに
受信するようにしても良い。
【００３６】さらに上述の実施例においては、文字多重
放送による文字情報をデイスプレイ上に表示された地図
上に重ねて表示した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、文字情報のみをデイスプレイ上に表示する
ようにしても良い。さらに上述の実施例においては、情
報を提供する放送媒体として文字多重放送を用いた場合
について述べたが、情報を提供する放送媒体として、例
えばＦＭ情報放送等の放送媒体を受信対象としても良
い。
【００３７】また上述の実施例においては、ＧＰＳ衛星
を利用して自動車等の移動体の位置を測定した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばロラン等
の位置検出手段を利用して移動体の位置を測定するよう
にしてもよい。
【００３８】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、現在及び
過去の移動体の位置情報に基づいて当該移動体が停止又
は少なくとも低速移動中であることが判定されたとき、
検索された放送波を受信するようにしたことにより、安
定した受信感度にて放送情報を得ることができ、また移
動体の位置情報に基づいて予測される進行方向の放送情
報を選択して表示するようにしたことにより、移動体に
とつて有用な進行方向の放送情報を表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による情報表示装置の一実施例の全体構
成を示すブロツク図である。
【図２】情報表示手順を示すフロチヤートである。
【符号の説明】
１……情報表示装置、２……位置測定ブロツク、３……
地図読出しブロツク、４……文字情報受信ブロツク、５
……地図表示ブロツク、６……制御ブロツク、７……シ
ステム制御マイクロコンピユータ、９、１６……アンテ
ナ、１０……ＧＰＳ受信器、１１……ＧＰＳデコーダ、
１２、２２……ＣＰＵ、１３……ＣＤ−ＲＯＭ、１４…
…レーザーピツクアツプ装置、１５……デイジタル信号
処理回路、１７……チユーナー、１８……復調回路、１
９……波形等価回路、２０……データ分離回路、２１…
…クロツク発生回路、２３……番組ＲＡＭ、２４……漢
字ＲＯＭ、２５……ビデオＲＡＭ、２６……表示制御マ
イクロコンピユータ、３２……デイスプレイ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01C 21/00 G09B 29/00 G08G 1/00 G01S 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】測距信号を受信して移動体の現在位置を検
    出し、当該移動体の現在位置を示す位置情報を出力する
    位置検出手段と、上記位置検出手段によつて検出された上記移動体の位置
    情報を記憶する記憶手段と、 放送局から発信される放送波を受信する受信手段と、 上記放送局の所在位置を表す位置情報が記録されたデー
    タベース手段と、 上記放送波から得られる放送情報を表示する表示手段
    と、上記位置検出手段で検出された現在の上記移動体の位置
    情報と上記データベース手段に記録されている上記放送
    局の位置情報とに基づいて当該移動体において受信可能
    な上記放送波を検索し、上記位置検出手段で検出された
    現在の上記移動体の位置情報及び上記記憶手段に記憶さ
    れている過去の上記移動体の位置情報に基づいて当該移
    動体が停止又は少なくとも低速移動中であることが判定
    されたとき、上記検索された上記放送波を上記受信手段
    によつて受信することにより当該放送波から上記放送情
    報を得、上記位置検出手段で検出された現在の上記移動
    体の位置情報及び上記記憶手段に記憶されている過去の
    上記移動体の位置情報に基づいて予測される上記移動体
    の進行方向の上記放送局からの放送情報を受信された上
    記放送情報の中から選択して上記表示手段に表示する 制
    御手段とを具えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項２】上記受信手段はアンテナを有し、当該アン
    テナを介して上記放送波を受信する際、上記制御手段は
    上記移動体の位置情報及び上記放送局の位置情報とに基
    づいて当該放送局の方向を検出し、検出した上記放送局
    の方向に上記アンテナを向けることを特徴とする請求項
    １に記載の情報表示装置。
  3. 【請求項３】上記放送情報は文字情報でなることを特徴
    とする請求項１に記載の情報表示装置。
  4. 【請求項４】上記データベース手段に上記放送局の位置
    情報に加えて複数の地図情報を記録しておき、上記制御手段は、 上記位置検出手段によつて検出した現
    在の上記移動体の位置情報に基づいて当該移動体の現在
    位置周辺の上記地図情報を検索して上記表示手段に表示
    すると共に、選択した上記放送情報を上記表示手段に上
    記地図情報と共に表示することを特徴とする請求項１に
    記載の情報表示装置。
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