JP3582302B2 - 地図表示装置、情報選択受信方法及び記録媒体 - Google Patents

地図表示装置、情報選択受信方法及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車に搭載して使用する地図表示装置、情報選択受信方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、GPS(Global Positioning System)を利用した自動車用のナビゲーション装置が広く普及している。この種のナビゲーション装置では、GPSアンテナで受信した複数の人工衛星からの信号を基に現在位置の緯度情報と経度情報とを計算し、CD−ROM等の記録媒体から読出した現在位置周辺の道路情報及び地名情報等からなる地図データを展開してモニタディスプレイで表示するようにしている。
【0003】
しかしながら、上記GPSにおいて、各衛星から受信される信号には、例えばその信号到達時間を変化させてしまう電離層遅延誤差や対流圏遅延誤差等、様々な誤差要因が含まれるため、これら誤差要因を含む衛星信号に基づき計測される移動位置には、必然的に誤差が生じることになる。
【0004】
そこで、地球上での正確な位置が予め明らかな固定基準局において、上記GPSにより基準局位置を計測し、該計測位置と上記予め明らかな基準局位置との差に応じた補正信号を作成し、作成した補正信号を例えばFMデータ多重放送として送信することにより、移動体側では、複数の衛星信号を受信してその移動位置を計測すると共に、この計測された移動位置を、上記FM放送として多重化されて受信された補正信号に応じて補正することで、きわめて高精度に当該移動体の現在位置を得るようにしたディファレンシャル方式のGPS、所謂D−GPSが考えられている。
【0005】
したがって、このD−GPSに対応したナビゲーション装置では、FM多重チューナを外付けあるいは内蔵することにより、移動位置をきわめて高い精度で検出することができる。
【0006】
ところで、近時、渋滞情報等の提供を行なうVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報通信システム)サービスが一部の地域で始動した。このサービスは、渋滞、事故、規制等の交通情報を文字、簡易図形、あるいは地図の形で、FMデータ多重放送、光ビーコンあるいは電波ビーコンにより提供するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記D−GPS方式に対応したナビゲーション装置で、さらに上記VICSのサービスをFMデータ多重放送により受信するものとすると、1台のFM多重チューナによってD−GPSの補正情報とVICSの交通情報とを受信しなければならない。
【0008】
そのため、上記D−GPSの補正情報とVICSの交通情報が同一の周波数のFM放送電波に多重化されている場合は問題ないが、上記D−GPSの補正情報とVICSの交通情報が異なる周波数のFM放送電波に多重化されている場合には、手動で受信周波数を切換えてこれら2種類の情報を得るか、あるいは2台のFM多重チューナを備えるようにしなければならない。上記前者の手動で受信周波数を切換える方法は操作が非常に繁雑で実用的ではなく、また上記後者の2台のFM多重チューナを備えるものは装置の大型化、高コスト化を招くことになる。
【0009】
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、1台のFM多重チューナにより受信周波数が異なる場合でもD−GPSとVICSのように異なる種別のナビゲーション情報を必要に応じて選択して受信することが可能な地図表示装置、この地図表示装置に適用される情報選択受信方法、及び該地図表示装置用プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、異なる縮尺の地図情報を記憶した記憶手段と、この記憶手段に記憶した地図情報の中から任意の縮尺の地図情報を選択する選択手段と、この選択手段により選択された地図情報を上記記憶手段から読出し、展開表示させる地図表示手段と、自己位置を取得する取得手段と、特定の縮尺の地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得手段により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信手段と、この受信手段により受信された第1の種別情報を、上記特定の縮尺の地図情報と共に上記地図表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、上記受信手段により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得手段により取得された自己位置の位置補正を行う位置補正手段と、この位置補正手段により位置補正された自己位置又は上記取得手段により取得された自己位置を、上記地図情報と共に上記地図表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、上記選択手段により選択された地図情報の縮尺が上記特定の縮尺であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により上記特定の縮尺であると判断された場合、上記受信手段に第1の種別情報を受信させる第1の受信制御手段と、上記判断手段により上記特定の縮尺でないと判断された場合、上記受信手段に第2の種別情報を受信させる第2の受信制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記判断手段は、上記選択手段により選択された地図情報が特定の縮尺範囲より小さな縮尺を有する詳細な地図情報であるか否かを判断する手段を含み、上記第1の受信制御手段は、上記判断手段により詳細な地図情報でないと判断された場合、上記受信手段に第1の種別情報を受信させ、上記第2の受信制御手段は、上記判断手段により詳細な地図情報であると判断された場合、上記受信手段に第2の種別情報を受信させることを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明は、地図情報を記憶した記憶手段と、この記憶手段に記憶されている地図情報を読出し、展開表示させる地図表示手段と、自己位置を取得する取得手段と、地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得手段により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信手段と、上記取得手段により取得される自己位置を設定登録するための設定登録指示操作がなされたか否かを判断する判断手段と、この判断手段により設定登録指示操作がなされていないと判断された場合、上記受信手段に第1の種別情報を受信させる第1の受信制御手段と、この第1の受信制御手段が上記受信手段に受信させた第1の種別情報及び上記取得手段により取得された自己位置を、上記地図情報と共に上記地図表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、上記判断手段により設定登録指示操作がなされたと判断された場合、上記受信手段に第2の種別情報を受信させる第2の受信制御手段と、この第2の受信制御手段が上記受信手段に受信させた第2の種別情報に基づき、上記取得手段により取得された自己位置の位置補正を行う位置補正手段と、この位置補正手段により位置補正された自己位置を設定登録する設定登録手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、上記位置補正手段により位置補正された自己位置を上記地図情報と共に上記地図表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、上記受信手段は、上記第1の種別情報及び第2の種別情報を異なる無線電波の受信周波数で受信することを特徴とする。
【0019】
請求項6記載の発明は、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、上記第1の種別情報は交通情報であることを特徴とする。
【0021】
請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、上記第2の種別情報はD−GPSの補正情報であることを特徴とする。
【0023】
請求項8記載の発明は、異なる縮尺の地図情報を記憶した記憶部と、この記憶部に記憶されている地図情報を表示する表示部と、自己位置を取得する取得部と、特定の縮尺の地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信部とを備えた地図表示装置に適用される情報選択受信方法であって、上記記憶部に記憶されている地図情報の中から任意の縮尺の地図情報を選択するステップと、上記選択された地図情報の縮尺が上記特定の縮尺であるか否かを判断するステップと、上記特定の縮尺であると判断された場合、上記受信部に第1の種別情報を受信させるステップと、上記受信部により受信された第1の種別情報及び上記取得部により取得された自己位置を、上記特定の縮尺の地図情報と共に上記表示部に表示させるステップと、上記特定の縮尺でないと判断された場合、上記受信部に第2の種別情報を受信させるステップと、上記受信部により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行うステップと、上記位置補正された自己位置を、上記特定の縮尺ではない地図情報と共に上記表示部に表示させるステップとを有することを特徴とする。
【0025】
請求項9記載の発明は、地図情報を記憶した記憶部と、この記憶部に記憶されている地図情報を表示する表示部と、自己位置を取得する取得部と、地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信部とを備えた地図表示装置に適用される情報選択受信方法であって、上記取得部により取得される自己位置を設定登録するための設定登録指示操作がなされたか否かを判断するステップと、上記設定登録指示操作がなされていないと判断された場合、上記受信部に第1の種別情報を受信させるステップと、上記受信部により受信された第1の種別情報及び上記取得部により取得された自己位置を、上記地図情報と共に上記表示部に表示させるステップと、上記設定登録指示操作がなされたと判断された場合、上記受信部に第2の種別情報を受信させるステップと、上記受信部により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行うステップと、上記位置補正された自己位置を設定登録するステップとを有することを特徴とする。
【0027】
請求項10記載の発明は、異なる縮尺の地図情報を記憶した記憶部と、この記憶部に記憶されている地図情報を表示する表示部と、自己位置を取得する取得部と、特定の縮尺の地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信部とを備えた地図表示装置が有するコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、上記記憶部に記憶されている地図情報の中から任意の縮尺の地図情報を選択する処理と、上記選択された地図情報の縮尺が上記特定の縮尺であるか否かを判断する処理と、上記特定の縮尺であると判断された場合、上記受信部に第1の種別情報を受信させる処理と、上記受信部により受信された第1の種別情報及び上記取得部により取得された自己位置を、上記特定の縮尺の地図情報と共に上記表示部に表示させる処理と、上記特定の縮尺でないと判断された場合、上記受信部に第2の種別情報を受信させる処理と、上記受信部により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行う処理と、上記位置補正された自己位置を、上記特定の縮尺ではない地図情報と共に上記表示部に表示させる処理とを実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0029】
請求項11記載の発明は、地図情報を記憶した記憶部と、この記憶部に記憶されている地図情報を表示する表示部と、自己位置を取得する取得部と、地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信部とを備えた地図表示装置が有するコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、上記取得部により取得される自己位置を設定登録するための設定登録指示操作がなされたか否かを判断する処理と、上記設定登録指示操作がなされていないと判断された場合、上記受信部に第1の種別情報を受信させる処理と、上記受信部により受信された第1の種別情報及び上記取得部により取得された自己位置を、上記地図情報と共に上記表示部に表示させる処理と、上記設定登録指示操作がなされたと判断された場合、上記受信部に第2の種別情報を受信させる処理と、上記受信部により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行う処理と、上記位置補正された自己位置を設定登録する処理とを実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下本発明をGPS及びFMデータ多重放送を利用した自動車用ナビゲーション装置に適用した場合の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0034】
図1は本装置全体の回路構成を示すもので、GPS受信機能として車体のルーフ上に設置されたGPSアンテナ1と、このGPSアンテナ1が受信した複数のGPS衛星からのL1帯(1.57542GHz)のC/Aコードデータを逆拡散LSIにより復調、解読して現在地の緯度、経度、高さ、時刻等を割出すGPSブロック2とを有している。
【0035】
GPSブロック2はグラフィックブロック3に接続されており、このグラフィックブロック3には、他にもFMアンテナ10、後述する各種入力キーを有するキーブロック15、道路情報及び地名情報を含んだ地図データを記録した記録媒体である地図CD−ROM5が装着されたCDブロック6、例えばカラーLCDパネル及びその駆動回路で構成される表示装置を有するモニタブロック18、及びガイド音声データをアナログ化するためのD/A変換部20がそれぞれ接続されている。
【0036】
グラフィックブロック3には、ROM7から読出された動作プログラム及びRAM8に記憶される種々データに基づいて装置全体を制御するCPU4が設けられている。
【0037】
また、グラフィックブロック3内では、上記FMアンテナ10で受信したFM電波を復調して所望の放送局のFM復調信号を得、得たFM復調信号に多重されているデータをデコードするFM多重受信機11、このFM多重受信機11でのデータ処理とチューニング制御とを行なうFM多重データ処理/チューニング制御部12、主として上記GPSブロック2、キーブロック15、CDブロック6、FM多重データ処理/チューニング制御部12、及び計時動作を行なうタイマ部19と上記CPU4との間のデータの入出力制御を行なうCPU周辺回路ゲートアレイ(G/A)9、及びグラフィックコントローラ17が上記ROM7、RAM8及びCPU4と共にバス接続して設けられ、さらにグラフィックコントローラ17にはビデオRAM16が接続される。
【0038】
上記地図CD−ROM5には、縮尺レベルの異なる複数、例えば9レベルの地図データが記録されており、そのうち縮尺の大きな上位3レベルの地図データを広域を対象としたもの、縮尺のちいさな下位3レベルの地図データを詳細なもの、中位3レベルをその中間に位置するものとして設定すると共に、特に中位3レベルの地図データには各道路の交差点毎に認識コードを付加するなどして、詳細は後述するが、VICSの交通情報のレベル3のデータをリンクさせて表示させることができるものとする。
【0039】
CPU4は、道路走行時において、上記GPSブロック2から現在地の緯度、経度のデータすなわち位置データが他の高さ、時刻等を表わすデータと共に送られてくると、FM多重受信機11、FM多重データ処理/チューニング制御部12を介してFMデータ多重放送のD−GPSに基づく誤差情報のデータが送られてくる場合にこれを用いて上記位置データを補正し、補正した位置データによりCPU周辺回路G/A9を介して現在地周辺の任意縮尺による地図データをCDブロック6から呼出し、表示データとしてビデオRAM16が接続されたグラフィックコントローラ17に送出する一方、同じくFM多重受信機11、FM多重データ処理/チューニング制御部12を介してFMデータ多重放送のVICSに基づく交通情報が送られてくる場合に、その時点で表示している地図の縮尺がVICSに対応した縮尺範囲のものであれば、送られてきた交通情報を展開して上記グラフィックコントローラ17に送出し、ビデオRAM16の表示データにリンクさせる。
【0040】
グラフィックコントローラ17では、CPU4から送られてきた交通情報をリンクした地図データをビデオRAM16上に展開して1画面毎の表示データを作成し、作成した表示データを上記モニタブロック18に送出して交通情報及び地図を表示させる。
【0041】
また、現在地の位置データと現在地近傍の地図データとにより予め設定された状態、例えば設定した誘導経路中の曲がり角に近付いている状態等でガイドメッセージのために必要な音声データをROM7に記憶されているものの中から組合わせて読出し、上記D/A変換部20に送出するもので、このD/A変換部20でアナログ化された音声データがアンプ21で適宜増幅された後にスピーカユニット22により拡声出力されることで、上記モニタブロック18での表示と併せてナビゲーション動作の音声によるガイドメッセージがこの装置の使用者に発せられることとなる。
【0042】
なお、上記ROM7には、CPU4の動作プログラムやガイドメッセージのための音声データの他に、VICSの交通情報のデータやD−GPSの補正情報のデータをFM放送電波に多重化したデータとして提供している各地の放送局の周波数とそのサービスの対象となるエリアの位置情報等を予め登録設定しているものとする。
【0043】
図2は上記キーブロック15を主として構成するリモコンユニット30の外観構成を示すもので、図2(a)が左側面図、図2(b)が上面図である。
リモコンユニット30は、リモコン本体ケース31がケーブルにより接続されたワイヤードリモートコントローラであり、図2(a)に示すようにリモコン本体ケース31の左側面にスライドスイッチにより電源のオン/オフを行なう電源スイッチ32が設けられる。
【0044】
また、図2(b)に示すようにリモコン本体ケース31の上面には、電源LED33、NAVI/CDキー34、TVキー35、FM DATAキー36、MENUキー37、カーソルキー38、ENTERキー39、ポジションキー(図では「POS」と示す)40、縮尺変更/チューニングキー41、MARKキー42、POINTキー43、HOMEキー44及びVIDEOキー45を備える。
【0045】
電源LED33は、上記電源スイッチ32で電源がオンとされた際に赤色で点灯する。
NAVI/CDキー34は、本装置でナビゲーション動作を行なう場合あるいは本実施の形態では説明を省略するがCDブロック6に音楽用のCDを装着して音楽鑑賞を行なう場合に操作するキーである。
【0046】
TVキー35は、本実施の形態では説明を省略するがグラフィックブロック3に図示しないテレビチューナを接続して上記モニタブロック18及びスピーカユニット22にてテレビ鑑賞を行なう場合に操作するキーであり、FM DATAキー26は、上記FM多重受信機11及びFM多重データ処理/チューニング制御部12を介して得られるFMデータ多重放送の文字情報を上記モニタブロック18にて表示させる場合に操作するキーである。
【0047】
MENUキー37はメニュー画面の表示を指示するキー、カーソルキー38はメニュー画面等でモニタブロック18の表示画面上に表示されるカーソルの上下左右各方向への移動を指示するリング状のキー、ENTERキー39は上記カーソルキー38の移動により表示画面上のカーソルで指し示されるアイコン等を操作指示するためのキーである。
【0048】
また、ポジションキー40は上記アンテナ1及びGPSブロック2により割出された現在地の緯度、経度等を表示させるためのキー、縮尺変更/チューニングキー41はナビゲーション動作時に表示される地図の縮尺の変更指示を行なう一方、テレビあるいはラジオ受信動作時にアップ/ダウンチューニングを指示するキーである。
【0049】
さらに、MARKキー42は地図データの任意位置に経路誘導機能での自車の通過位置等をマーキングするためのキー、POINTキー43は経路誘導機能の動作時に目的地の設定及び目的地側への画面スクロール等を指示するキー、HOMEキー34は同じく経路誘導機能の動作時に現在地の設定及び現在地側への画面スクロール等を指示するキーである。
【0050】
そして、VIDEOキー35はグラフィックブロック3に図示しないビデオカメラ等を接続して上記モニタブロック18にてビデオ鑑賞を行なう場合に操作する一方、ナビゲーション動作時に上記FM多重受信機11及びFM多重データ処理/チューニング制御部12を介して送られてくるD−GPSに基づく誤差情報のデータとVICSに基づく交通情報のデータの一方を他方にダイレクトに切換える場合に操作するキーである。
【0051】
次いで上記第1の実施の形態の動作について説明する。
図3は、FMアンテナ10、FM多重受信機11、FM多重データ処理/チューニング制御部12を介して例えば82.5[MHz]のFMデータ多重放送の電波に多重化されているVICSによる交通情報のデータを受信し、受信した該交通情報のデータを地図情報にリンクして表示させているナビゲーション動作時に、リモコンユニット30の縮尺変更/チューニングキー41操作による地図情報の縮尺を変更する指示がなされた場合、あるいは自車の走行速度に応じて自動的に地図データの縮尺を変更する判断がなされた場合での、例えば80.0[MHz]のFMデータ多重放送の電波に多重化されているD−GPSによる補正情報のデータへの受信切換動作を示すもので、動作の制御処理はCPU4により行なわれる。
【0052】
その動作当初には、GPSアンテナ1、GPSブロック2を介して現在地の位置情報の受信を待機し(ステップA1)、受信したと判断した時点で、その受信した位置データに基づき、そのときに設定されている縮尺レベルでの現在地を含む近傍の地図データをCDブロック6に装着されている地図CD−ROM5から読出し、表示データとしてグラフィックコントローラ17によりビデオRAM16に展開記憶させる。また、同時に、FMアンテナ10、FM多重受信機11、FM多重データ処理/チューニング制御部12を介してFMデータ多重放送の電波に多重化されているVICSの交通情報を展開して上記グラフィックコントローラ17に送出し、ビデオRAM16にすでに記憶されている地図データの表示データにリンクさせる。
【0053】
この場合、具体的には、VICSの交通情報のデータはレベル1〜3の3つのレベルを有し、レベル1は文字情報、レベル2は簡易図形、レベル3は中位の縮尺レベルを有する地図データ中に直接リンクしたものとなっており、ここではレベル3のデータを地図データ中の各交差点に付された認識コードや道路の上り/下り方向等に応じて直接リンクして地図上に反映させるさせるものとする。
【0054】
しかるに、グラフィックコントローラ17は、ビデオRAM16上に展開記憶されている、VICSの交通情報のデータをリンクさせた地図データをモニタブロック18にて表示出力させる(ステップA2)。
【0055】
図4(A)はこのときモニタブロック18で表示出力される地図データの内容を例示するもので、図示する如くモニタブロック18の画面中左下部に「VICS」の交通情報のデータを「82.5MHz」の周波数のFMデータ多重放送で受信していることを特定の受信マークRM1で示したり、地図データ中のほぼ中央下部側の道路上に自車の位置と進行方向とを示す自車マークSCを表示すると共に、地図データ中の道路の一部を交通情報に対応して例えば渋滞中であることを示す矢印Dと共に他の道路と色を変えて表示するなど、VICSのレベル3のデータをリンクしてその時点での交通情報を正確に反映させた地図データとなっている。
【0056】
こうした地図データの表示状態で、地図の縮尺レベルを変更させるための指示入力がなされたか否か、すなわち、リモコンユニット30の縮尺変更/チューニングキー41が操作されたか否か、あるいは自車の走行速度の範囲帯域が変化したか否かを判断し(ステップA3)、縮尺レベルを変更させるための指示入力がなされていないと判断した場合には、
再び上記ステップA1からの処理に戻って、上記と同様にVICSの交通情報をリンクした地図の表示動作を繰返し実行する。
【0057】
また、このステップA3で地図の縮尺レベルを変更させるための指示入力がなされたと判断した場合には、続いてその指示に応じた変更後の地図データの縮尺レベルが、VICSの交通情報のデータをリンクさせることができない、詳細地図を示す下位の縮尺レベルであるか否かを判断する(ステップA4)。
【0058】
ここで、変更後の地図データの縮尺レベルが依然としてVICSの交通情報のデータをリンクさせることができるレベルであると判断した場合には、上記変更指示された縮尺レベルでの現在地を含む近傍の地図データをあらためてCDブロック6に装着されている地図CD−ROM5から読出し、再び上記ステップA1からの処理に戻って、上記と同様にVICSの交通情報をリンクした地図の表示動作を繰返し実行する。
【0059】
しかしながら、上記ステップA4で変更後の地図データの縮尺レベルがVICSの交通情報のデータをリンクさせることができない、詳細地図を示す下位の縮尺レベルであると判断した場合には、FM多重データ処理/チューニング制御部12によりそれまでFM多重受信機11で受信させていたFMデータ多重放送の周波数をVICSのものからD−GPSのものに切換えて選局させ(ステップA5)、VICSの交通情報のデータに代えてD−GPSの補正情報のデータを受信させる。
【0060】
そして、その補正情報のデータを用いてGPSアンテナ1、GPSブロック2を介して受信した自車の現在地の位置情報を補正し、補正した正確な位置データに基づいて、上記変更指示された縮尺レベルでの現在地を含む近傍の地図データをあらためてCDブロック6に装着されている地図CD−ROM5から読出し、表示データとしてグラフィックコントローラ17によりビデオRAM16に展開記憶させ、モニタブロック18に表示させて(ステップA6)、以上でこの図3によるVICSの交通情報のデータの受信状態からD−GPSの補正情報のデータへと受信切換を行なう動作処理を終了する。
【0061】
図4(B)はこのときモニタブロック18で表示出力される地図データの内容を例示するもので、図示する如くモニタブロック18の画面中左下部に「D−GPS」の補正情報のデータを「80.0MHz」の周波数のFMデータ多重放送で受信していることを特定の受信マークRM2で示すと共に、詳細な地図データ中のほぼ中央下部側の道路上に正確に自車の位置と進行方向とを示す自車マークSCを表示するなど、詳細な地図、換言すれば自車の位置の誤差が反映されてマップマッチング等の他の手法を用いないと道路以外の位置に自車が表示され易い地図にあっても、自車の位置を地図中の現在走行している道路上に正確に表示させることができる。
【0062】
このように、表示している地図データの縮尺レベルがVICSの交通情報のデータをリンクして表示させることができるものからできないものへと変更され、且つ変更後の地図データの縮尺レベルが位置の誤差が影響しやすい詳細な地図データの縮尺レベルであった場合には、FM多重データ処理/チューニング制御部12によりFM多重受信機11で選局、受信させていたFMデータ多重放送の周波数をVICSのものからD−GPSのものに自動的に切換設定することで、本装置の操作を簡略化して、受信周波数の切換えという自動車運転時に行なわなくてはならない手動操作としては非常に繁雑で、きわめて危険な行為を自動化することができる。
【0063】
なお、上記動作ではVICSの交通情報のデータからD−GPSの補正情報のデータへと受信周波数を切換える場合についてのみ説明したが、その反対のD−GPSの補正情報のデータからVICSの交通情報のデータへと受信周波数を切換える場合、すなわち表示している地図データの縮尺レベルが下位の詳細なものから中位のものへと変更指示された場合についても、その地図データの縮尺レベルに基づいて受信周波数を切換設定するものとし、その詳細な説明は省略する。
【0064】
(第2の実施の形態)
以下本発明をGPS及びFMデータ多重放送を利用した自動車用ナビゲーション装置に適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0065】
なお、本装置全体の回路構成については上記図1に示したもの、装置に備えられるキーブロック15を主として構成するリモコンユニット30の外観構成については図2に示したものとそれぞれ同様であるものとして、同一部分には同一符号を付してその説明は省略するものとする。
【0066】
次いでこの第2の実施の形態の動作について説明する。
図5は、現在自車が走行している地点がVICSの交通情報のデータを受信可能なサービスを行なっているエリア内に位置し、実際にFMアンテナ10、FM多重受信機11、FM多重データ処理/チューニング制御部12を介して例えば82.5[MHz]のFMデータ多重放送の電波に多重化されている当該エリア向けのVICSの交通情報のデータを受信し、受信した該交通情報のデータを地図情報にリンクして表示させているナビゲーション動作状態から、自車の走行移動によって当該エリアを外れ、、例えば80.0[MHz]のFMデータ多重放送の電波に多重化されているD−GPSによる補正情報のデータへの受信切換動作を示すもので、動作の制御処理はCPU4により行なわれる。
【0067】
その動作当初には、GPSアンテナ1、GPSブロック2を介して現在地の位置情報の受信を待機し(ステップB1)、受信したと判断した時点で、その受信した位置データに基づき、そのときに設定されている縮尺レベルでの現在地を含む近傍の地図データをCDブロック6に装着されている地図CD−ROM5から読出し、表示データとしてグラフィックコントローラ17によりビデオRAM16に展開記憶させる。また、同時に、FMアンテナ10、FM多重受信機11、FM多重データ処理/チューニング制御部12を介してFMデータ多重放送の電波に多重化されているVICSの交通情報を展開して上記グラフィックコントローラ17に送出し、ビデオRAM16にすでに記憶されている地図データの表示データにリンクさせる。
【0068】
この場合、具体的には、VICSの交通情報のデータはレベル1〜3の3つのレベルを有し、レベル1は文字情報、レベル2は簡易図形、レベル3は中位の縮尺レベルを有する地図データ中に直接リンクしたものとなっており、ここではレベル3のデータを地図データ中の各交差点に付された認識コードや道路の上り/下り方向等に応じて直接リンクして地図上に反映させるさせるものとする。
【0069】
しかるに、グラフィックコントローラ17は、ビデオRAM16上に展開記憶されている、VICSの交通情報のデータをリンクさせた地図データをモニタブロック18にて表示出力させる(ステップB2)。
【0070】
図6中の中央の矩形(5)内はこのときモニタブロック18で表示出力される地図データの内容を例示するもので、図示する如くモニタブロック18の画面中左下部に「VICS」の交通情報のデータを「82.5MHz」の周波数のFMデータ多重放送で受信していることを特定の受信マークRM1で示したり、地図データ中のほぼ中央下部側の道路上に自車の位置と進行方向とを示す自車マークSCを表示すると共に、地図データ中の道路の一部を交通情報に対応して例えば渋滞中であることを示す矢印Dと共に他の道路と色を変えて表示するなど、VICSのレベル3のデータをリンクしてその時点での交通情報を正確に反映させた地図データとなっている。
【0071】
こうした地図データを表示している状態で、自車の現在地の位置情報がROM7に予め登録されているVICSの交通情報のデータのサービスに対象となるエリアを外れていないか否か判断し(ステップB3)、外れていないと判断した場合には、再び上記ステップB1からの処理に戻って、上記と同様にVICSの交通情報をリンクした地図の表示動作を繰返し実行する。
【0072】
また、このステップB3で自車の現在地の位置情報がVICSの交通情報のデータのサービスに対象となるエリアを外れていると判断した場合には、それ以上VICSの交通情報のデータを地図データにリンクさせて表示させても意味がないため(受信できないためVICS局を選局していても意味がなく無駄であるため)、FM多重データ処理/チューニング制御部12によりそれまでFM多重受信機11で受信させていたFMデータ多重放送の周波数をVICSのものからD−GPSのものに切換えて選局させ(ステップB4)、VICSの交通情報のデータに代えてD−GPSの補正情報のデータを受信させる。
【0073】
そして、その補正情報のデータを用いてGPSアンテナ1、GPSブロック2を介して受信した自車の現在地の位置情報を補正し、補正した正確な位置データに基づく自車マークSCをモニタブロック18に表示させて(ステップB5)、以上でこの図5によるVICSの交通情報のデータの受信状態からD−GPSの補正情報のデータへと受信切換を行なう動作処理を終了する。
【0074】
図6中の中央の矩形(5)を除く他の各矩形(1)〜(4),(6)〜(9)はいずれも上記(5)の状態からモニタブロック18で表示出力される地図データの内容を地図データの部分を省略して例示するもので、実際にはモニタブロック18の画面中左下部に「D−GPS」の補正情報のデータを「80.0MHz」の周波数のFMデータ多重放送で受信していることを特定の受信マークRM2で示すと共に、地図データ中のほぼ中央下部側の道路上に正確に自車の位置と進行方向とを示す自車マークSCを表示する。
【0075】
このように、自車の現在地がVICSの交通情報のデータのサービスを行なっているエリアから外れた場合には、FM多重データ処理/チューニング制御部12によりFM多重受信機11で選局、受信させていたFMデータ多重放送の周波数をVICSのものからD−GPSのものに自動的に切換設定することで、本装置の操作を簡略化して、受信周波数の切換えという自動車運転時に行なわなくてはならない手動操作としては非常に繁雑で、きわめて危険な行為を自動化することができる。
【0076】
なお、上記動作では、提供されているVICSの交通情報のデータが意味のないものとなった場合の交通情報のデータからD−GPSの補正情報のデータへと受信周波数を切換える切換選択を説明したが、提供されているVICSの交通情報のデータの受信ができなくなった場合に同様に切換えるようにしてもよい。
【0077】
また、同じく上記動作ではVICSの交通情報のデータからD−GPSの補正情報のデータへと受信周波数を切換える場合についてのみ説明したが、その反対のD−GPSの補正情報のデータからVICSの交通情報のデータへと受信周波数を切換える場合、すなわち自車の現在地がVICSの交通情報のデータのサービスを行なっていないエリアから行なっているエリアに入った場合についても、その位置情報に基づいて受信周波数を切換設定するものとし、その詳細な説明は省略する。
【0078】
(第3の実施の形態)
以下本発明をGPS及びFMデータ多重放送を利用した自動車用ナビゲーション装置に適用した場合の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0079】
なお、本装置全体の回路構成については上記図1に示したもの、装置に備えられるキーブロック15を主として構成するリモコンユニット30の外観構成については図2に示したものとそれぞれ同様であるものとして、同一部分には同一符号を付してその説明は省略するものとする。
【0080】
次いでこの第3の実施の形態の動作について説明する。
図7は、FMアンテナ10、FM多重受信機11、FM多重データ処理/チューニング制御部12を介して例えば82.5[MHz]のFMデータ多重放送の電波に多重化されているVICSによる交通情報のデータを受信し、受信した該交通情報のデータを地図情報にリンクして表示させているナビゲーション動作時に、リモコンユニット30のHOMEキー44の操作により自車の現在地を経路誘導機能でのスタート地点として設定する指示入力がなされた場合、あるいはMARKキー42の操作により自車の現在地を装置に登録すべくマーキングして当該位置になんらかのシンボルマークを張り付けた如く表示させる指示入力がなされた場合での、例えば80.0[MHz]のFMデータ多重放送の電波に多重化されているD−GPSによる補正情報のデータへの受信切換動作を示すもので、動作の制御処理はCPU4により行なわれる。
【0081】
その動作当初には、GPSアンテナ1、GPSブロック2を介して現在地の位置情報の受信を待機し(ステップC1)、受信したと判断した時点で、その受信した位置データに基づき、そのときに設定されている縮尺レベルでの現在地を含む近傍の地図データをCDブロック6に装着されている地図CD−ROM5から読出し、表示データとしてグラフィックコントローラ17によりビデオRAM16に展開記憶させる。また、同時に、FMアンテナ10、FM多重受信機11、FM多重データ処理/チューニング制御部12を介してFMデータ多重放送の電波に多重化されているVICSの交通情報を展開して上記グラフィックコントローラ17に送出し、ビデオRAM16にすでに記憶されている地図データの表示データにリンクさせる。
【0082】
この場合、具体的には、VICSの交通情報のデータはレベル1〜3の3つのレベルを有し、レベル1は文字情報、レベル2は簡易図形、レベル3は中位の縮尺レベルを有する地図データ中に直接リンクしたものとなっており、ここではレベル3のデータを地図データ中の各交差点に付された認識コードや道路の上り/下り方向等に応じて直接リンクして地図上に反映させるさせるものとする。
【0083】
しかるに、グラフィックコントローラ17は、ビデオRAM16上に展開記憶されている、VICSの交通情報のデータをリンクさせた地図データをモニタブロック18にて表示出力させる(ステップC2)。
【0084】
図8(A)はこのときモニタブロック18で表示出力される地図データの内容を例示するもので、図示する如くモニタブロック18の画面中左下部に「VICS」の交通情報のデータを「82.5MHz」の周波数のFMデータ多重放送で受信していることを特定の受信マークRM1で示したり、地図データ中のほぼ中央下部側の道路上に自車の位置と進行方向とを示す自車マークSCを表示すると共に、地図データ中の道路の一部を交通情報に対応して例えば渋滞中であることを示す矢印Dと共に他の道路と色を変えて表示するなど、VICSのレベル3のデータをリンクしてその時点での交通情報を正確に反映させた地図データとなっている。
【0085】
こうした地図データの表示状態で、リモコンユニット30のHOMEキー44の操作による自車の現在地を誘導経路のスタート地点として設定する指示入力がなされたか、あるいはMARKキー42の操作による自車の現在地をマーキング登録する指示入力がなされたかを判断する(ステップC3)。
【0086】
ここで上記HOMEキー44あるいはMARKキー42の操作による指示入力がなされていないと判断した場合には、再び上記ステップC1からの処理に戻って、上記と同様にVICSの交通情報をリンクした地図の表示動作を繰返し実行する。
【0087】
また、このステップC3で上記HOMEキー44あるいはMARKキー42の操作による指示入力がなされたと判断した場合には、そのときにGPSブロック2から受信した自車の現在地の位置データを読出してRAM8に一時記憶させた後に(ステップC4)、FM多重データ処理/チューニング制御部12によりそれまでFM多重受信機11で受信させていたFMデータ多重放送の周波数をVICSのものからD−GPSのものに切換えて選局させ(ステップC5)、VICSの交通情報のデータに代えてD−GPSの補正情報のデータを受信させる。
【0088】
そして、その補正情報のデータを用いてRAM8に記憶させた自車の現在地の位置データを補正し(ステップC6)、補正した正確な位置データに基づいてビデオRAM16に展開記憶されている地図データ中に自車マークSCの表示データを書込み設定した上でモニタブロック18により表示出力させる(ステップC6)。
【0089】
このとき、併せて上記操作されたキーがHOMEキー44であり、自車の現在地を経路誘導機能でのスタート地点として設定するための指示入力がなされた場合であれば、地図データの自車マークSCにはスタート地点であることを示すマークの表示データを自車マークSCの表示データに付加して書込み設定した上でモニタブロック18により表示出力させ、また操作されたキーがMARKキー42であり、自車の現在地を装置に登録すべくマーキングして当該位置になんらかのシンボルマークを張り付けた如く表示させるための指示入力がなされた場合であれば、地図データの自車マークSCにマーキング位置であることを示すマークの表示データを自車マークSCの表示データに付加して書込み設定した上でモニタブロック18により表示出力させるものとする。
【0090】
図8(B)はこのときモニタブロック18で表示出力される地図データの内容を例示するもので、図示する如くモニタブロック18の画面中左下部に「D−GPS」の補正情報のデータを「80.0MHz」の周波数のFMデータ多重放送で受信していることを特定の受信マークRM2で示すと共に、地図データ中のほぼ中央下部側の道路上に上記図4(A)の場合に比して正確に補正した自車の位置と進行方向とを示す自車マークSCを表示すると共に、さらにこの自車マークSCに対して、HOMEキー44が操作され、自車の現在地を経路誘導機能でのスタート地点として設定するための指示入力がなされたことを示すマークSTを付加して表示している。
【0091】
その後、FM多重データ処理/チューニング制御部12によりそれまでFM多重受信機11で受信させていたFMデータ多重放送の周波数を再びD−GPSのものからVICSのものに切換えて選局させ(ステップC8)、D−GPSの補正情報のデータに代えてVICSの交通情報のデータを受信するように復帰させ(ステップC8)、以上でこの図7によるVICSの交通情報のデータの受信状態からD−GPSの補正情報のデータへと一時的に受信切換を行なう動作処理を終了する。
【0092】
このように、例えば自車の現在地の位置データを設定/登録する場合など、特に正確な位置指定が必要であると思われる操作を行なった場合には自動的にD−GPSの補正情報のデータを一時的に切換選択して地図データ中の自車の現在地の位置データを自動的に正確に補正させ、処理終了後は再びVICSの交通情報のデータを受信するように切換選択して復帰するようにしたので、受信周波数の切換えという自動車運転時に行なわなくてはならない手動操作としては非常に繁雑できわめて危険な行為を2度にわたって自動化し、使用者の負担を軽減することができる。
【0093】
なお、第1乃至第3の各実施の形態においては、VICSの交通情報のデータとD−GPSの補正情報のデータとで受信周波数が異なる場合について例示したが、たとえ同一周波数であっても、その周波数で放送している複数の番組を同時に受信することができないような装置にあっては、受信周波数ではなく受信番組を切換設定するようにして、同様の処理を行なわせることができる。
【0094】
また、上記第1乃至第3の実施の形態において記載した手法は、ナビゲーション装置に実行させるための動作プログラムとしてROM7に固定的に記憶されているものとして説明したが、これに限らず、例えばCDブロック6に装着された地図CD−ROM5の一部にオペレーティングシステムとして記憶され、これをROM7に代わるEEPROMやフラッシュメモリ等の電気的に書換可能なメモリに書込んだ上で動作させてもよいし、さらに該動作プログラムを記録した媒体としてはCD−ROMに限定するものではなく、他の記録媒体、例えば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(DVD、データMD等)、半導体メモリなどに書込んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能であり、また自動車搭載用のナビゲーション装置のみならず、これらの各種装置を装着することによりパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置に適用することも可能であるものとする。
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
【0095】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、受信条件が異なる場合でも異なる種別の情報をその時点で表示させている地図の縮尺に応じて選択して受信し、地図情報に反映させることが可能となる。
【0096】
また、特に受信周波数の切換えという、自動車運転時に行なわなくてはならない手動操作としては非常に繁雑で、きわめて危険な行為を自動化することができるので、充分実用化にて適したものとすることができる。
【0097】
また、特定の縮尺範囲の地図情報を選択表示させている場合にのみその地図情報に関連した第1の種別の情報を受信して地図情報に反映させる一方、該特定の縮尺範囲を外れる縮尺の地図情報を選択表示させている場合には他の種別の情報を受信して地図情報に反映させるため、特定の縮尺範囲の地図情報に対してのみ有効な第1の種別の情報を選択するための手間を大幅に軽減することができる。
【0098】
また、特に地図情報の縮尺に大きく関連している交通情報を選択するための手間を大幅に軽減することができる。
【0099】
また、表示させている地図情報の縮尺に対応して第2の種別の情報を選択受信させ、表示している地図情報に反映して自装置の表示位置を正確に補正させることができる。
【0100】
また、特に小さな縮尺を有する詳細な地図情報を選択して表示させている場合、すなわち自装置位置の誤差が大きく影響する地図情報中において、これを正しく補正し、位置補正を有効に利用した表示を行なわせることができる。
【0101】
また、第1の種別の情報の提供サービスの範囲に応じてこの第1の種別の情報の受信を切換選択するため、特定のサービス範囲に対してのみ有効な第1の種別の情報を選択するための手間を大幅に軽減することができる。
【0102】
また、例えば自装置の位置の登録や設定等、正確な位置指定が必要な操作を行なった場合に自動的に第2の種別の情報を切換選択して地図情報中の自装置位置を自動的に正確に補正するようにしたので、位置補正を行なうための第2の種別の情報を切換選択して有効に使用するための手間を大幅に軽減することができる。
【0103】
また、地図表示装置で受信条件が異なる場合でも異なる種別の情報をその時点で表示させている地図の縮尺に応じて選択して受信させ、地図情報に反映させることが可能となる。
【0104】
また、地図表示装置で例えば自装置の位置の登録や設定等、正確な位置指定が必要な操作を行なった場合に自動的に第2の種別の情報を切換選択させて地図情報中の自装置位置を自動的に正確に補正させるようにしたので、位置補正を行なうための第2の種別の情報を切換選択させて有効に使用するための手間を大幅に軽減させることができる。
【0105】
また、地図表示装置で受信条件が異なる場合でも異なる種別のナビゲーション情報をその時点で表示させている地図の縮尺に応じて選択して受信させ、地図情報に反映させることが可能となる。
【0106】
また、地図表示装置で例えば自装置の位置の登録や設定等、正確な位置指定が必要な操作を行なった場合に自動的に第2の種別の情報を切換選択させて地図情報中の自装置位置を自動的に正確に補正させるようにしたので、位置補正を行なうための第2の種別の情報を切換選択させて有効に使用するための手間を大幅に軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る回路構成を示すブロック図。
【図2】図1のキーブロックを構成するリモコンユニットの外観を示す図。
【図3】同実施の形態に係る処理内容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係る動作を説明する図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る処理内容を示すフローチャート。
【図6】同実施の形態に係る動作を説明する図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る処理内容を示すフローチャート。
【図8】同実施の形態に係る動作を説明する図。
【符号の説明】
1…GPSアンテナ
2…GPSブロック
3…グラフィックブロック
4…CPU
5…地図CD−ROM
6…CDブロック
7…ROM
8…RAM
9…CPU周辺回路ゲートアレイ(G/A)
10…FMアンテナ
11…FM多重受信機
12…FM多重データ処理/チューニング制御部
15…キーブロック
16…ビデオRAM
17…グラフィックコントローラ
18…モニタブロック
19…タイマ部
20…D/A変換部
21…アンプ
22…スピーカユニット
30…リモコンユニット
31…リモコン本体ケース
32…電源スイッチ
33…電源LED
34…NAVI/CDキー
36…FM DATAキー
42…MARKキー
44…HOMEキー
45…VIDEO(VICS/D−GPS)キー

Claims (11)

  1. 異なる縮尺の地図情報を記憶した記憶手段と、
    この記憶手段に記憶した地図情報の中から任意の縮尺の地図情報を選択する選択手段と、
    この選択手段により選択された地図情報を上記記憶手段から読出し、展開表示させる地図表示手段と、
    自己位置を取得する取得手段と、
    特定の縮尺の地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得手段により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信手段と、
    この受信手段により受信された第1の種別情報を、上記特定の縮尺の地図情報と共に上記地図表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    上記受信手段により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得手段により取得された自己位置の位置補正を行う位置補正手段と、
    この位置補正手段により位置補正された自己位置又は上記取得手段により取得された自己位置を、上記地図情報と共に上記地図表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、
    上記選択手段により選択された地図情報の縮尺が上記特定の縮尺であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により上記特定の縮尺であると判断された場合、上記受信手段に第1の種別情報を受信させる第1の受信制御手段と、
    上記判断手段により上記特定の縮尺でないと判断された場合、上記受信手段に第2の種別情報を受信させる第2の受信制御手段と
    を具備したことを特徴とする地図表示装置。
  2. 上記判断手段は、上記選択手段により選択された地図情報が特定の縮尺範囲より小さな縮尺を有する詳細な地図情報であるか否かを判断する手段を含み、
    上記第1の受信制御手段は、上記判断手段により詳細な地図情報でないと判断された場合、上記受信手段に第1の種別情報を受信させ、
    上記第2の受信制御手段は、上記判断手段により詳細な地図情報であると判断された場合、上記受信手段に第2の種別情報を受信させる
    ことを特徴とする請求項1記載の地図表示装置。
  3. 地図情報を記憶した記憶手段と、
    この記憶手段に記憶されている地図情報を読出し、展開表示させる地図表示手段と、
    自己位置を取得する取得手段と、
    地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得手段により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信手段と、
    上記取得手段により取得される自己位置を設定登録するための設定登録指示操作がなされたか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により設定登録指示操作がなされていないと判断された場合、上記受信手段に第1の種別情報を受信させる第1の受信制御手段と、
    この第1の受信制御手段が上記受信手段に受信させた第1の種別情報及び上記取得手段により取得された自己位置を、上記地図情報と共に上記地図表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    上記判断手段により設定登録指示操作がなされたと判断された場合、上記受信手段に第2の種別情報を受信させる第2の受信制御手段と、
    この第2の受信制御手段が上記受信手段に受信させた第2の種別情報に基づき、上記取得手段により取得された自己位置の位置補正を行う位置補正手段と、
    この位置補正手段により位置補正された自己位置を設定登録する設定登録手段と
    を具備したことを特徴とする地図表示装置。
  4. 上記位置補正手段により位置補正された自己位置を上記地図情報と共に上記地図表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項3 記載の地図表示装置。
  5. 上記受信手段は、上記第1の種別情報及び第2の種別情報を異なる無線電波の受信周波数で受信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の地図表示装置。
  6. 上記第1の種別情報は交通情報であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の地図表示装置。
  7. 上記第2の種別情報はD−GPSの補正情報であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の地図表示装置。
  8. 異なる縮尺の地図情報を記憶した記憶部と、この記憶部に記憶されている地図情報を表示する表示部と、自己位置を取得する取得部と、特定の縮尺の地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信部とを備えた地図表示装置に適用される情報選択受信方法であって、
    上記記憶部に記憶されている地図情報の中から任意の縮尺の地図情報を選択するステップと、
    上記選択された地図情報の縮尺が上記特定の縮尺であるか否かを判断するステップと、
    上記特定の縮尺であると判断された場合、上記受信部に第1の種別情報を受信させるステップと、
    上記受信部により受信された第1の種別情報及び上記取得部により取得された自己位置を、上記特定の縮尺の地図情報と共に上記表示部に表示させるステップと、
    上記特定の縮尺でないと判断された場合、上記受信部に第2の種別情報を受信させるステップと、
    上記受信部により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行うステップと、
    上記位置補正された自己位置を、上記特定の縮尺ではない地図情報と共に上記表示部に表示させるステップと
    を有することを特徴とする情報選択受信方法。
  9. 地図情報を記憶した記憶部と、この記憶部に記憶されている地図情報を表示する表示部と、自己位置を取得する取得部と、地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信部とを備えた地図表示装置に適用される情報選択受信方法であって、
    上記取得部により取得される自己位置を設定登録するための設定登録指示操作がなされたか否かを判断するステップと、
    上記設定登録指示操作がなされていないと判断された場合、上記受信部に第1の種別情報を受信させるステップと、
    上記受信部により受信された第1の種別情報及び上記取得部により取得された自己位置を、上記地図情報と共に上記表示部に表示させるステップと、
    上記設定登録指示操作がなされたと判断された場合、上記受信部に第2の種別情報を受信させるステップと、
    上記受信部により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行うステップと、
    上記位置補正された自己位置を設定登録するステップと
    を有することを特徴とする情報選択受信方法。
  10. 異なる縮尺の地図情報を記憶した記憶部と、この記憶部に記憶されている地図情報を表示する表示部と、自己位置を取得する取得部と、特定の縮尺の地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信部とを備えた地図表示装置が有するコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
    上記記憶部に記憶されている地図情報の中から任意の縮尺の地図情報を選択する処理と
    上記選択された地図情報の縮尺が上記特定の縮尺であるか否かを判断する処理と、
    上記特定の縮尺であると判断された場合、上記受信部に第1の種別情報を受信させる処理と、
    上記受信部により受信された第1の種別情報及び上記取得部により取得された自己位置を、上記特定の縮尺の地図情報と共に上記表示部に表示させる処理と、
    上記特定の縮尺でないと判断された場合、上記受信部に第2の種別情報を受信させる処理と、
    上記受信部により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行う処理と、
    上記位置補正された自己位置を、上記特定の縮尺ではない地図情報と共に上記表示部に表示させる処理と
    を実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  11. 地図情報を記憶した記憶部と、この記憶部に記憶されている地図情報を表示する表示部と、自己位置を取得する取得部と、地図情報に付加するための第1の種別情報、及び上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行なうための第2の種別情報を選択的に受信可能な受信部とを備えた地図表示装置が有するコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
    上記取得部により取得される自己位置を設定登録するための設定登録指示操作がなされたか否かを判断する処理と、
    上記設定登録指示操作がなされていないと判断された場合、上記受信部に第1の種別情報を受信させる処理と、
    上記受信部により受信された第1の種別情報及び上記取得部により取得された自己位置を、上記地図情報と共に上記表示部に表示させる処理と、
    上記設定登録指示操作がなされたと判断された場合、上記受信部に第2の種別情報を受信させる処理と、
    上記受信部により受信された第2の種別情報に基づき、上記取得部により取得された自己位置の位置補正を行う処理と、
    上記位置補正された自己位置を設定登録する処理と
    を実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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