JPH07234633A - 車載用表示装置 - Google Patents
車載用表示装置Info
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- JPH07234633A JPH07234633A JP2516294A JP2516294A JPH07234633A JP H07234633 A JPH07234633 A JP H07234633A JP 2516294 A JP2516294 A JP 2516294A JP 2516294 A JP2516294 A JP 2516294A JP H07234633 A JPH07234633 A JP H07234633A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、車室内に設置する表示装置に関
し、複数の同種、異種の表示画面を表示できるようにす
るものである。 【構成】 リモコン１，２の操作により、切換回路３５
Ａ，３５Ｂが働き、液晶ディスプレイ２９Ａ，２９Ｂの
それぞれに、ナビゲーション装置による地図、道路交通
データの表示、及び、テレビ映像、ビデオ映像等を任意
に選択して表示できるとともに、液晶ディスプレイ２９
Ａ，２９Ｂを回動させることにより、それぞれ任意の方
向に向けることができる。
し、複数の同種、異種の表示画面を表示できるようにす
るものである。 【構成】 リモコン１，２の操作により、切換回路３５
Ａ，３５Ｂが働き、液晶ディスプレイ２９Ａ，２９Ｂの
それぞれに、ナビゲーション装置による地図、道路交通
データの表示、及び、テレビ映像、ビデオ映像等を任意
に選択して表示できるとともに、液晶ディスプレイ２９
Ａ，２９Ｂを回動させることにより、それぞれ任意の方
向に向けることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車室内に設置
し、各種の映像を表示する車載用表示装置に関する。
し、各種の映像を表示する車載用表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の車載用の走行位置表示装置
（ナビゲーション装置）の概要を示している。図５にお
いて、１は方位センサであり、この方位センサ１は自動
車の絶対走行方位を検出する地磁気センサ及び自動車の
相対走行方位を検出する光ジャイロが使用される。２は
車輪の回転数に応じたパルスを発生する距離センサ、３
はブレーキスイッチ、パーキングスイッチなどのオン・
オフ信号、電源電圧監視用信号などの各種センサ信号で
ある。４は方位センサ１，距離センサ２などのセンサ信
号を処理するセンサ信号処理部、５はＧＰＳ（Global P
ositioning System）レシーバであり、このＧＰＳレシ
ーバ５は複数の衛星から送信される電波を受信し演算す
ることにより受信点の位置（緯度、経度）を求めること
ができるものである。６はＣＤーＲＯＭドライブであ
り、このＣＤーＲＯＭドライブ６は、地図データが記録
されたＣＤーＲＯＭ７から地図データを読出すものであ
る。８は車室内に設置される表示・操作部であり、この
表示・操作部８は、地図及び自動車の現在走行位置、方
位等を表示する液晶ディスプレイ８Ａ、この液晶ディス
プレイ８Ａの前面に設けられたタッチパネル８Ｂとから
なり、タッチパネル８Ｂには表示地図の拡大、縮小など
を指示するためのスイッチ、径路探索を指示するスイッ
チ、液晶ディスプレイ８Ａに表示された地名の中から目
的地を選択するスイッチなどが具備されている。９はナ
ビゲーション装置の本体であり、この本体９はトランク
ルームなどに設置される。
（ナビゲーション装置）の概要を示している。図５にお
いて、１は方位センサであり、この方位センサ１は自動
車の絶対走行方位を検出する地磁気センサ及び自動車の
相対走行方位を検出する光ジャイロが使用される。２は
車輪の回転数に応じたパルスを発生する距離センサ、３
はブレーキスイッチ、パーキングスイッチなどのオン・
オフ信号、電源電圧監視用信号などの各種センサ信号で
ある。４は方位センサ１，距離センサ２などのセンサ信
号を処理するセンサ信号処理部、５はＧＰＳ（Global P
ositioning System）レシーバであり、このＧＰＳレシ
ーバ５は複数の衛星から送信される電波を受信し演算す
ることにより受信点の位置（緯度、経度）を求めること
ができるものである。６はＣＤーＲＯＭドライブであ
り、このＣＤーＲＯＭドライブ６は、地図データが記録
されたＣＤーＲＯＭ７から地図データを読出すものであ
る。８は車室内に設置される表示・操作部であり、この
表示・操作部８は、地図及び自動車の現在走行位置、方
位等を表示する液晶ディスプレイ８Ａ、この液晶ディス
プレイ８Ａの前面に設けられたタッチパネル８Ｂとから
なり、タッチパネル８Ｂには表示地図の拡大、縮小など
を指示するためのスイッチ、径路探索を指示するスイッ
チ、液晶ディスプレイ８Ａに表示された地名の中から目
的地を選択するスイッチなどが具備されている。９はナ
ビゲーション装置の本体であり、この本体９はトランク
ルームなどに設置される。
【０００３】次に本体９の構成について説明する。１０
は各種の演算を行うＣＰＵ（中央処理装置）、１１はＣ
ＰＵ１０で行う各種の演算のプログラムが記憶されたＲ
ＯＭ（リードオンリーメモリ）、１２は方位センサ１、
距離センサ２、ＧＰＳレシーバ５、ＣＤーＲＯＭドライ
ブ６等からのデータやＣＰＵ１０での演算結果等を記憶
するメモリ（ＤＲＡＭ）、１３は本体９への電源供給が
停止した際にも必要なデータを保持しておくためのバッ
クアップ用メモリ（ＳＲＡＭ）、１４は液晶ディスプレ
イ８Ａに表示する文字、記号などのパターンが記憶され
たメモリ（漢字、フォントＲＯＭ）、１５は地図データ
や自車の現在位置データなどに基づいて表示画像を形成
するための画像プロセッサ、１６はＣＰＵ１０から出力
される地図データ、現在位置データ及び漢字、フォント
ＲＯＭ１４から出力される町名、道路名などの漢字、フ
ォントを合成して液晶ディスプレイ８Ａに表示する画像
を記憶するメモリ（ＶＲＡＭ）、１７はＶＲＡＭ１６の
出力データを色信号に変換するためのＲＧＢ変換回路で
あり、色信号はＲＧＢ変換回路１７から液晶ディスプレ
イ８Ａに出力される。１８は通信インターフェースであ
る。液晶ディスプレイ８Ａには、図６に示すように自車
の現在位置の周辺地図が町名などとともに表示され、さ
らに表示地図内に自車の現在位置を表示する自車マーク
１９が表示されるものである。
は各種の演算を行うＣＰＵ（中央処理装置）、１１はＣ
ＰＵ１０で行う各種の演算のプログラムが記憶されたＲ
ＯＭ（リードオンリーメモリ）、１２は方位センサ１、
距離センサ２、ＧＰＳレシーバ５、ＣＤーＲＯＭドライ
ブ６等からのデータやＣＰＵ１０での演算結果等を記憶
するメモリ（ＤＲＡＭ）、１３は本体９への電源供給が
停止した際にも必要なデータを保持しておくためのバッ
クアップ用メモリ（ＳＲＡＭ）、１４は液晶ディスプレ
イ８Ａに表示する文字、記号などのパターンが記憶され
たメモリ（漢字、フォントＲＯＭ）、１５は地図データ
や自車の現在位置データなどに基づいて表示画像を形成
するための画像プロセッサ、１６はＣＰＵ１０から出力
される地図データ、現在位置データ及び漢字、フォント
ＲＯＭ１４から出力される町名、道路名などの漢字、フ
ォントを合成して液晶ディスプレイ８Ａに表示する画像
を記憶するメモリ（ＶＲＡＭ）、１７はＶＲＡＭ１６の
出力データを色信号に変換するためのＲＧＢ変換回路で
あり、色信号はＲＧＢ変換回路１７から液晶ディスプレ
イ８Ａに出力される。１８は通信インターフェースであ
る。液晶ディスプレイ８Ａには、図６に示すように自車
の現在位置の周辺地図が町名などとともに表示され、さ
らに表示地図内に自車の現在位置を表示する自車マーク
１９が表示されるものである。
【０００４】図７はＣＤ−ＲＯＭ７に記憶されているデ
ータのフォーマットであり、２０はディスクラベル、２
１は描画パラメータ、２２は図葉管理情報、２３，２４
は図葉であり、この図葉には背景データ、文字データ、
道路データなどが記憶されており、日本全国の地形図を
緯度、経度によって分割した単位地図毎のデータが記憶
されている。図葉には広い地域を粗く記述した図葉（レ
ベル２）から狭い地域を詳細に記述した図葉（レベル
０）が設定されている。各図葉は同一の地域を記述した
地図表示レベルＡ，Ｂ，Ｃから構成されている。地図表
示レベルＡ，Ｂ，Ｃは、ＡよりＢ，ＢよりＣがより詳細
に記述されている。また各地図表示レベルＡ，Ｂ，Ｃ
は、地図表示レベル管理情報と複数のユニットから構成
されている。ユニットは各地図表示レベルの地域を複数
に分割した分割地域を記述したものであり、各ユニット
はユニットヘッダ、文字レイヤ、背景レイヤ、道路レイ
ヤ、オプションレイヤなどから構成される。文字レイヤ
には地図に表示される地名、道路名、施設名などが記録
され、背景レイヤには道路、施設などを描画するための
データが記録され、また道路レイヤには、図８に示すよ
うに、交差点を含む道路を記述する座標点（ノード）と
線（リンク）に関するデータ、例えばノードのノード番
号、緯度、経度、リンクのリンク番号、リンク距離など
が記憶されている。図８において、丸印（○）はノード
を示し、ノード間の線はリンクを示している。また、ノ
ード番号：４の黒丸（●）は交差点ノードを示している
ものである。なお、道路レイヤに記録されたデータは地
図表示には直接関与せず、マップマッチングのための道
路網情報として使用されるものである。
ータのフォーマットであり、２０はディスクラベル、２
１は描画パラメータ、２２は図葉管理情報、２３，２４
は図葉であり、この図葉には背景データ、文字データ、
道路データなどが記憶されており、日本全国の地形図を
緯度、経度によって分割した単位地図毎のデータが記憶
されている。図葉には広い地域を粗く記述した図葉（レ
ベル２）から狭い地域を詳細に記述した図葉（レベル
０）が設定されている。各図葉は同一の地域を記述した
地図表示レベルＡ，Ｂ，Ｃから構成されている。地図表
示レベルＡ，Ｂ，Ｃは、ＡよりＢ，ＢよりＣがより詳細
に記述されている。また各地図表示レベルＡ，Ｂ，Ｃ
は、地図表示レベル管理情報と複数のユニットから構成
されている。ユニットは各地図表示レベルの地域を複数
に分割した分割地域を記述したものであり、各ユニット
はユニットヘッダ、文字レイヤ、背景レイヤ、道路レイ
ヤ、オプションレイヤなどから構成される。文字レイヤ
には地図に表示される地名、道路名、施設名などが記録
され、背景レイヤには道路、施設などを描画するための
データが記録され、また道路レイヤには、図８に示すよ
うに、交差点を含む道路を記述する座標点（ノード）と
線（リンク）に関するデータ、例えばノードのノード番
号、緯度、経度、リンクのリンク番号、リンク距離など
が記憶されている。図８において、丸印（○）はノード
を示し、ノード間の線はリンクを示している。また、ノ
ード番号：４の黒丸（●）は交差点ノードを示している
ものである。なお、道路レイヤに記録されたデータは地
図表示には直接関与せず、マップマッチングのための道
路網情報として使用されるものである。
【０００５】図５において、方位センサ１の出力及び距
離センサ２の出力がセンサ処理部４を介してＣＰＵ１０
に送られる。ＣＰＵ１０では自車の現在位置の演算が行
われ、現在位置の緯度、経度が求められる。またＧＰＳ
レシーバ５からのデータに基づき現在位置の補正が行わ
れる。このようにして求められた現在位置に基づき現在
位置に対応するユニットの地図データがＣＤーＲＯＭド
ライブ６によってＣＤーＲＯＭ７から読出され、この地
図データが通信インターフェース１８を介してメモリ
（ＤＲＡＭ）１２に格納される。ＤＲＡＭ１２に格納さ
れた地図データの一部分はＣＰＵ１０により読出され、
画像プロセッサ１５で画像データに変換され画像メモリ
１６に書き込まれる。画像メモリ１６に格納された画像
データはＲＧＢ変換回路１７で色信号に変換され液晶デ
ィスプレ８Ａに送られ、現在位置を中心として所定範囲
の地図が表示される。またＤＲＡＭ１２から読出された
地図データに文字コード、記号コードが含まれている
と、これら文字コード、記号コードに対応するパターン
が漢字、フォントＲＯＭ１４から読出され、液晶ディス
プレイ８Ａに地図とともに地名などの文字、学校などの
記号が表示されるものである。また自動車の走行に伴っ
て順次求められる走行速度、走行方位に基づき、液晶デ
ィスプレイ８Ａに表示される現在位置が順次変更されて
いくものである。
離センサ２の出力がセンサ処理部４を介してＣＰＵ１０
に送られる。ＣＰＵ１０では自車の現在位置の演算が行
われ、現在位置の緯度、経度が求められる。またＧＰＳ
レシーバ５からのデータに基づき現在位置の補正が行わ
れる。このようにして求められた現在位置に基づき現在
位置に対応するユニットの地図データがＣＤーＲＯＭド
ライブ６によってＣＤーＲＯＭ７から読出され、この地
図データが通信インターフェース１８を介してメモリ
（ＤＲＡＭ）１２に格納される。ＤＲＡＭ１２に格納さ
れた地図データの一部分はＣＰＵ１０により読出され、
画像プロセッサ１５で画像データに変換され画像メモリ
１６に書き込まれる。画像メモリ１６に格納された画像
データはＲＧＢ変換回路１７で色信号に変換され液晶デ
ィスプレ８Ａに送られ、現在位置を中心として所定範囲
の地図が表示される。またＤＲＡＭ１２から読出された
地図データに文字コード、記号コードが含まれている
と、これら文字コード、記号コードに対応するパターン
が漢字、フォントＲＯＭ１４から読出され、液晶ディス
プレイ８Ａに地図とともに地名などの文字、学校などの
記号が表示されるものである。また自動車の走行に伴っ
て順次求められる走行速度、走行方位に基づき、液晶デ
ィスプレイ８Ａに表示される現在位置が順次変更されて
いくものである。
【０００６】図６は、液晶ディスプレイ８Ａの表示例を
示している。道路地図が表示されるとともに、地名、交
差点名、道路名等が表示されるものである。図６におい
て、１９は自動車の自車マークを示しており、この自車
マーク１９は自動車の現在位置と走行方向を示してい
る。
示している。道路地図が表示されるとともに、地名、交
差点名、道路名等が表示されるものである。図６におい
て、１９は自動車の自車マークを示しており、この自車
マーク１９は自動車の現在位置と走行方向を示してい
る。
【０００７】次に、上記従来例の地図表示動作について
図９とともに説明する。図９に示すように、ステップＡ
で液晶ディスプレイ８Ａに表示する地図の縮尺を選択す
る。ステップＢでは選択された縮尺の地図表示データを
ＣＤ−ＲＯＭ７より読出す。ＣＤ−ＲＯＭ７により読出
されたデータに基づいてステップＣで液晶ディスプレイ
８Ａに地図を描画する。次にステップＤでＣＤ−ＲＯＭ
７より道路レイヤに記録されている道路ネットワークデ
ータを読込み、この道路ネットワークデータと、ＣＰＵ
１０で演算により求められた現在位置データより自車の
位置、方位を決定し（ステップＥ）、ステップＦで液晶
ディスプレイ８Ａに表示されている地図上に自車マーク
１９を表示するものである。図６は従来例における液晶
ディスプレイ８Ａでの表示例を示しており、現在自車１
９が道路Ｒを進行いることを表示している。
図９とともに説明する。図９に示すように、ステップＡ
で液晶ディスプレイ８Ａに表示する地図の縮尺を選択す
る。ステップＢでは選択された縮尺の地図表示データを
ＣＤ−ＲＯＭ７より読出す。ＣＤ−ＲＯＭ７により読出
されたデータに基づいてステップＣで液晶ディスプレイ
８Ａに地図を描画する。次にステップＤでＣＤ−ＲＯＭ
７より道路レイヤに記録されている道路ネットワークデ
ータを読込み、この道路ネットワークデータと、ＣＰＵ
１０で演算により求められた現在位置データより自車の
位置、方位を決定し（ステップＥ）、ステップＦで液晶
ディスプレイ８Ａに表示されている地図上に自車マーク
１９を表示するものである。図６は従来例における液晶
ディスプレイ８Ａでの表示例を示しており、現在自車１
９が道路Ｒを進行いることを表示している。
【０００８】しかしながら、上記従来例では、液晶ディ
スプレイ８Ａで地図および自車の現在位置しか表示でき
ない問題があった。
スプレイ８Ａで地図および自車の現在位置しか表示でき
ない問題があった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】前記の通り、従来例に
おいては、車室内に１つの液晶ディスプレイしか設置さ
れていないため、ナビゲーション装置で得られた地図お
よび自車の現在位置しか表示できないものであった。特
に広域の地図を表示したり、狭域の地図を表示したりす
る場合、縮尺を変更する操作を行わなければならないも
のであった。
おいては、車室内に１つの液晶ディスプレイしか設置さ
れていないため、ナビゲーション装置で得られた地図お
よび自車の現在位置しか表示できないものであった。特
に広域の地図を表示したり、狭域の地図を表示したりす
る場合、縮尺を変更する操作を行わなければならないも
のであった。
【００１０】本発明は、上記従来の欠点を除去するもの
であり、複数の表示画面を車室内に設置し、広域地図と
狭域地図とを同時に表示できたり、ナビゲーション装置
で得られた地図と、受信された道路交通関連情報（ＶＩ
ＣＳ情報）又はテレビ映像又はビデオ映像とを異なった
表示画面で同時に表示できる車載用表示装置を提供する
ことを目的とするものである。
であり、複数の表示画面を車室内に設置し、広域地図と
狭域地図とを同時に表示できたり、ナビゲーション装置
で得られた地図と、受信された道路交通関連情報（ＶＩ
ＣＳ情報）又はテレビ映像又はビデオ映像とを異なった
表示画面で同時に表示できる車載用表示装置を提供する
ことを目的とするものである。
【００１１】本発明の他の目的は、簡単な構成で２つの
表示画面を任意の方向に向けることができる車載用表示
装置を提供する点にある。
表示画面を任意の方向に向けることができる車載用表示
装置を提供する点にある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の発明は、
上記目的を達成するために、車室内に設置された２つ以
上の表示画面を有する表示手段と、ナビゲーション手
段、道路交通関連データ受信手段、テレビチューナ手
段、ビデオテープレコーダ手段の内、上記表示手段のそ
れぞれの表示画面に表示する映像を選択する選択手段と
を具備したことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、車室内に設置された２つ以
上の表示画面を有する表示手段と、ナビゲーション手
段、道路交通関連データ受信手段、テレビチューナ手
段、ビデオテープレコーダ手段の内、上記表示手段のそ
れぞれの表示画面に表示する映像を選択する選択手段と
を具備したことを特徴とするものである。
【００１３】本発明の第２の発明は、基台に回動自在に
支持された支持体と、この支持体に回動自在に支持され
た２つの表示画面を有することを特徴とするものであ
る。
支持された支持体と、この支持体に回動自在に支持され
た２つの表示画面を有することを特徴とするものであ
る。
【００１４】
【作用】本発明は上記のような構成であり、選択手段に
よりナビゲーション手段、道路交通関連データ受信手
段、テレビチューナ手段、ビデオテープレコーダ手段の
複数を選択することにより、複数の表示画面それぞれに
同種（例えばナビゲーション手段の縮尺が異なる複数の
画面）または異種の画面（例えばナビゲーション手段の
表示画面と道路交通関連表示画面など）を表示できるも
のである。
よりナビゲーション手段、道路交通関連データ受信手
段、テレビチューナ手段、ビデオテープレコーダ手段の
複数を選択することにより、複数の表示画面それぞれに
同種（例えばナビゲーション手段の縮尺が異なる複数の
画面）または異種の画面（例えばナビゲーション手段の
表示画面と道路交通関連表示画面など）を表示できるも
のである。
【００１５】また、第２の発明では、基台に対して支持
体を回動したり、支持体に対して２つの表示画面を回動
させることにより、表示画面をそれぞれ別個に任意の方
向に向けることができるものである。
体を回動したり、支持体に対して２つの表示画面を回動
させることにより、表示画面をそれぞれ別個に任意の方
向に向けることができるものである。
【００１６】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図１〜図４
とともに説明する。図１〜図３は本実施例の表示装置２
５を示している。図１〜図３において、２６は基台、２
７は断面Ｌ字状の支持体であり、支持体２７は基台２６
に軸２８で回動自在に支持されている。２９Ａ，２９Ｂ
は上記支持体２７に軸３０Ａ，３０Ｂで回動可能に支持
された液晶ディスプレイである。上記基台２６は、例え
ば車室内のインストルメントパネルの上面に固定される
ものである。このように本実施例では、液晶ディスプレ
イ２９Ａ，２９Ｂが２つ設けられるため、例えば一方の
液晶ディスプレイ２９Ａで自車の現在位置周辺の地図を
表示し、他方の液晶ディスプレイ２９Ｂで目的地周辺の
地図を表示したり、または一方の液晶ディスプレイ２９
Ａで自車の現在位置周辺の地図を表示し、他方の液晶デ
ィスプレイ２９Ｂで道路交通情報を表示するなど必要な
２つの映像を表示できるものである。
とともに説明する。図１〜図３は本実施例の表示装置２
５を示している。図１〜図３において、２６は基台、２
７は断面Ｌ字状の支持体であり、支持体２７は基台２６
に軸２８で回動自在に支持されている。２９Ａ，２９Ｂ
は上記支持体２７に軸３０Ａ，３０Ｂで回動可能に支持
された液晶ディスプレイである。上記基台２６は、例え
ば車室内のインストルメントパネルの上面に固定される
ものである。このように本実施例では、液晶ディスプレ
イ２９Ａ，２９Ｂが２つ設けられるため、例えば一方の
液晶ディスプレイ２９Ａで自車の現在位置周辺の地図を
表示し、他方の液晶ディスプレイ２９Ｂで目的地周辺の
地図を表示したり、または一方の液晶ディスプレイ２９
Ａで自車の現在位置周辺の地図を表示し、他方の液晶デ
ィスプレイ２９Ｂで道路交通情報を表示するなど必要な
２つの映像を表示できるものである。
【００１７】図４は本実施例の車載用表示装置を示して
いる。なお、図４において、図５に示す従来例と同一箇
所には同一番号を付している。図４において、１６Ａ，
１６ＢはＣＰＵ１０から出力される地図データ、現在位
置データ及び漢字、フォントＲＯＭ１４から出力される
町名、道路名などの漢字、フォントを合成して液晶ディ
スプレイ２９Ａ，２９Ｂに表示する画像を記憶するメモ
リ（ＶＲＡＭ）、１７Ａ，１７ＢはＶＲＡＭ１６Ａ，１
６Ｂの出力データを色信号に変換するためのＲＧＢ変換
回路であり、色信号はＲＧＢ変換回路１７Ａ，１７Ｂか
ら液晶ディスプレイ２９，２９Ｂに出力される。３１は
ＦＭ多重受信機であり、このＦＭ多重受信機３１はＦＭ
放送局から多重化されて送信される道路交通データを受
信する受信機である。３２はビーコン受信機であり、こ
のビーコン受信機３２は狭域の道路交通データを受信す
るものである。上記道路交通データには、文字表示デー
タ、簡易図形データ、地図表示データなどが含まれるも
のであり、渋滞などの道路交通情報を文字として、図形
として、又は地図上に表示することができるものであ
る。３３はテレビチューナ、３４はビデオテープレコー
ダであり、テレビチューナ３３から出力されるテレビ映
像、ビデオテープレコーダ３４から出力されるビデオ映
像、またはナビゲーション映像（地図および現在位置）
を切換回路３５Ａ，３５Ｂで選択することにより液晶デ
ィスプレイ２９Ａ，２９Ｂで表示できるものである。図
４において、３６はリモコンＣＰＵであり、リモコン
１、リモコン２から送信される信号によって、２つの液
晶ディスプレイ２９Ａ，２９Ｂに表示する映像を切換え
ることができるものである。
いる。なお、図４において、図５に示す従来例と同一箇
所には同一番号を付している。図４において、１６Ａ，
１６ＢはＣＰＵ１０から出力される地図データ、現在位
置データ及び漢字、フォントＲＯＭ１４から出力される
町名、道路名などの漢字、フォントを合成して液晶ディ
スプレイ２９Ａ，２９Ｂに表示する画像を記憶するメモ
リ（ＶＲＡＭ）、１７Ａ，１７ＢはＶＲＡＭ１６Ａ，１
６Ｂの出力データを色信号に変換するためのＲＧＢ変換
回路であり、色信号はＲＧＢ変換回路１７Ａ，１７Ｂか
ら液晶ディスプレイ２９，２９Ｂに出力される。３１は
ＦＭ多重受信機であり、このＦＭ多重受信機３１はＦＭ
放送局から多重化されて送信される道路交通データを受
信する受信機である。３２はビーコン受信機であり、こ
のビーコン受信機３２は狭域の道路交通データを受信す
るものである。上記道路交通データには、文字表示デー
タ、簡易図形データ、地図表示データなどが含まれるも
のであり、渋滞などの道路交通情報を文字として、図形
として、又は地図上に表示することができるものであ
る。３３はテレビチューナ、３４はビデオテープレコー
ダであり、テレビチューナ３３から出力されるテレビ映
像、ビデオテープレコーダ３４から出力されるビデオ映
像、またはナビゲーション映像（地図および現在位置）
を切換回路３５Ａ，３５Ｂで選択することにより液晶デ
ィスプレイ２９Ａ，２９Ｂで表示できるものである。図
４において、３６はリモコンＣＰＵであり、リモコン
１、リモコン２から送信される信号によって、２つの液
晶ディスプレイ２９Ａ，２９Ｂに表示する映像を切換え
ることができるものである。
【００１８】上記本実施例によれば、例えば２つの液晶
ディスプレイ２９Ａ，２９Ｂにそれぞれ縮尺の異なる地
図を表示したり、ナビゲーションの地図と道路交通デー
タ（文字、簡易図形、地図）とを表示したり、ナビゲー
ションの地図とテレビ映像とを表示したり、ナビゲーシ
ョンの地図とビデオ映像を表示したりすることができる
ものである。どの映像をどちらの液晶ディスプレイ２９
Ａ，２９Ｂに表示するかは、リモコンＣＰＵ３６からの
指示に基づいてＣＰＵ１０が制御するものである。
ディスプレイ２９Ａ，２９Ｂにそれぞれ縮尺の異なる地
図を表示したり、ナビゲーションの地図と道路交通デー
タ（文字、簡易図形、地図）とを表示したり、ナビゲー
ションの地図とテレビ映像とを表示したり、ナビゲーシ
ョンの地図とビデオ映像を表示したりすることができる
ものである。どの映像をどちらの液晶ディスプレイ２９
Ａ，２９Ｂに表示するかは、リモコンＣＰＵ３６からの
指示に基づいてＣＰＵ１０が制御するものである。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、車
室内に設置された複数の表示画面に、ナビゲーション手
段の地図画面、道路交通関連データの表示画面、テレビ
放送の画面、ビデオテープレコーダの画面などの同種、
異種の画面を任意に表示できる利点を有する。また本発
明の第２の発明によれば、簡単な構成により２つの表示
画面をそれぞれ独立に任意の方向に向けることができる
利点を有するものである。
室内に設置された複数の表示画面に、ナビゲーション手
段の地図画面、道路交通関連データの表示画面、テレビ
放送の画面、ビデオテープレコーダの画面などの同種、
異種の画面を任意に表示できる利点を有する。また本発
明の第２の発明によれば、簡単な構成により２つの表示
画面をそれぞれ独立に任意の方向に向けることができる
利点を有するものである。
【図１】本発明の第１の実施例における車載用表示装置
の正面図
の正面図
【図２】同実施例の上面図
【図３】同実施例の側面図
【図４】同実施例のブロック図
【図５】従来例のブロック図
【図６】従来例における表示例を示す図
【図７】同従来例におけるＣＤ−ＲＯＭのフォーマット
を示す図
を示す図
【図８】同従来例のＣＤ−ＲＯＭに記録された道路デー
タを示す図
タを示す図
【図９】従来例の表示処理の流れ図
９ ナビゲーション装置の本体 ２５ 表示装置 ２６ 基台 ２７ 支持体 ２８ 軸 ２９Ａ，２９Ｂ 液晶ディスプレイ ３０Ａ，３０Ｂ 軸 ３１ ＦＭ多重受信機 ３２ ビーコン受信機 ３３ テレビチューナ ３４ ビデオテープレコーダ ３５Ａ，３５Ｂ 切換回路
Claims (3)
- 【請求項１】 車室内に設置された２つ以上の表示画面
を有する表示手段と、ナビゲーション手段、道路交通関
連データ受信手段、テレビチューナ手段、ビデオテープ
レコーダ手段の内、上記表示手段のそれぞれの表示画面
に表示する映像を選択する選択手段とを具備してなる車
載用表示装置。 - 【請求項２】 基台に回動自在に支持された支持体と、
この支持体に回動自在に支持された２つの表示画面を有
する表示手段とを具備してなる車載用表示装置。 - 【請求項３】 表示手段は液晶ディスプレイである請求
項１または請求項２記載の車載用表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2516294A JPH07234633A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 車載用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2516294A JPH07234633A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 車載用表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07234633A true JPH07234633A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12158326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2516294A Pending JPH07234633A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 車載用表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07234633A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2792095A1 (fr) * | 1999-04-09 | 2000-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | Systeme de navigation ayant une pluralite de dispositifs d'affichage |
| JP2018049626A (ja) * | 2017-10-02 | 2018-03-29 | 株式会社ユピテル | 電子機器 |
| JP2021101185A (ja) * | 2019-03-12 | 2021-07-08 | 株式会社ユピテル | 装置等 |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP2516294A patent/JPH07234633A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2792095A1 (fr) * | 1999-04-09 | 2000-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | Systeme de navigation ayant une pluralite de dispositifs d'affichage |
| US6351705B1 (en) * | 1999-04-09 | 2002-02-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Navigation system having a plurality of displays |
| JP2018049626A (ja) * | 2017-10-02 | 2018-03-29 | 株式会社ユピテル | 電子機器 |
| JP2021101185A (ja) * | 2019-03-12 | 2021-07-08 | 株式会社ユピテル | 装置等 |
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