JPH07103777A - 走行位置表示装置 - Google Patents

走行位置表示装置

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JPH07103777A
JPH07103777A JP5247866A JP24786693A JPH07103777A JP H07103777 A JPH07103777 A JP H07103777A JP 5247866 A JP5247866 A JP 5247866A JP 24786693 A JP24786693 A JP 24786693A JP H07103777 A JPH07103777 A JP H07103777A
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JP
Japan
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vehicle position
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map
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JP5247866A
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Inventor
Fumio Kosuge
文夫 小菅
Hiroshi Ogawa
浩 小川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自車位置を地図とともに表示装置に表示する
走行位置表示装置に関し、表示地図の縮尺を自動的に変
更し、自車の現在位置と目的地とを同一の画面に表示で
きるようにする。 【構成】 自車位置検出手段51からの自車位置19と
目的地入力手段52に予め入力された目的地26との間
の距離を信号処理手段53で計算し、現在の表示縮尺で
表示手段55の表示画面に自車位置と目的地とを同時に
表示可能かを判定手段54にて判定し、自車位置19と
目的地26とを同時に表示できないと判定された際に、
同時に表示できる表示縮尺に自動変更する縮尺自動変更
手段56により、表示地図の縮尺を自動的に変更し、自
車の現在位置と目的地とを同一の画面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の現在位置を
地図とともに表示装置に表示する走行位置表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は車載用の走行位置表示装置の概要
を示している。図2において、1は方位センサであり、
この方位センサ1は自動車の絶対走行方位を検出する地
磁気センサ及び自動車の相対走行方位を検出する光ジャ
イロが使用される。2は車輪の回転数に応じたパルスを
発生する距離センサ、3はブレーキスイッチ、パーキン
グスイッチなどのオン・オフ信号、電源電圧監視用信号
などの各種センサ信号である。4は方位センサ1,距離
センサ2などのセンサ信号を処理するセンサ信号処理
部、5はGPS(Global Positioning System)レシー
バであり、このGPSレシーバ5は複数の衛星から送信
される電波を受信し演算することにより受信点の位置
(緯度、経度)を求めることができるものである。6は
CDーROMドライブであり、このCDーROMドライ
ブ6は、地図データが記録されたCDーROM7から地
図データを読出すものである。8は車室内に設置される
表示・操作部であり、この表示・操作部8は、地図及び
自動車の現在走行位置、方位等を表示する液晶ディスプ
レイ8A、この液晶ディスプレイ8Aの前面に設けられ
たタッチパネル8Bとからなり、タッチパネル8Bには
表示地図の拡大、縮小などを指示するためのスイッチ、
経路探索を指示するスイッチ、液晶ディスプレイ8Aに
表示された地名の中から目的地を選択するスイッチ、目
的地の住所を入力するためのスイッチなどが具備されて
いる。9は装置本体であり、この装置本体9はトランク
ルームなどに設置される。
【0003】次に装置本体9の構成について説明する。
10は各種の演算を行うCPU(中央処理装置)、11
はCPU9で行う各種の演算のプログラムが記憶された
ROM(リードオンリーメモリ)、12は方位センサ
1、距離センサ2、GPSレシーバ5、CDーROMド
ライブ6等からのデータやCPU10での演算結果等を
記憶するメモリ(DRAM)、13は装置本体9への電
源供給が停止した際にも必要なデータを保持しておくた
めのバックアップ用メモリ(SRAM)、14は液晶デ
ィスプレイ8Aに表示する文字、記号などのパターンが
記憶されたメモリ(漢字、フォントROM)、15は地
図データや自車の現在位置データなどに基づいて表示画
像を形成するための画像プロセッサ、16は画像プロセ
ッサ15から出力される地図データ、現在位置データ及
び漢字、フォントROM14から出力される町名、道路
名などの漢字、フォントを合成して液晶ディスプレイ8
Aに表示する画像を記憶するメモリ(VRAM)、17
はVRAM16の出力データを色信号に変換するための
RGB変換回路であり、変換された色信号がRGB変換
回路17から液晶ディスプレイ8Aに出力される。18
は通信インターフェースである。
【0004】図4はCD−ROM7に記憶されているデ
ータのフォーマットであり、20はディスクラベル、2
1は描画パラメータ、22は図葉管理情報、23,24
は図葉であり、この図葉には背景データ、文字データ、
道路データなどが記憶されており、日本全国の地形図を
緯度、経度によって分割した単位地図毎のデータが記憶
されている。図葉には広い地域を粗く記述した図葉(レ
ベル2)から狭い地域を詳細に記述した図葉(レベル
0)が設定されている。各図葉は同一の地域を記述した
地図表示レベルA,B,Cから構成されている。地図表
示レベルA,B,Cは、AよりB,BよりCがより詳細
に記述されている。また各地図表示レベルA,B,C
は、地図表示レベル管理情報と複数のユニットから構成
されている。ユニットは各地図表示レベルの地域を複数
に分割した分割地域を記述したものであり、各ユニット
はユニットヘッダ、文字レイヤ、背景レイヤ、道路レイ
ヤ、オプションレイヤなどから構成される。文字レイヤ
には地図に表示される地名、道路名、施設名などが記録
され、背景レイヤには道路、施設などを描画するための
データが記録され、また道路レイヤには、図5に示すよ
うに、交差点を含む道路を記述する座標点(ノード)と
線(リンク)に関するデータ、例えばノードのノード番
号、緯度、経度、リンクのリンク番号、リンク距離など
が記憶されている。図5において、丸印(○)はノード
を示し、ノード間の線はリンクを示している。また、ノ
ード番号:4の黒丸(●)は交差点ノードを示している
ものである。なお、道路レイヤに記録されたデータは地
図表示には直接関与せず、マップマッチング等の道路網
情報として使用されるものである。
【0005】図2において、方位センサ1の出力及び距
離センサ2の出力がセンサ処理部4を介してCPU10
に送られる。CPU10では自車の現在位置の演算が行
われ、現在位置の緯度、経度が求められる。またGPS
レシーバ5からのデータに基づき現在位置の補正が行わ
れる。このようにして求められた現在位置に基づき現在
位置に対応するユニットの地図データがCDーROMド
ライブ6によってCDーROM7から読出され、この地
図データが通信インターフェース18を介してメモリ
(DRAM)12に格納される。DRAM12に格納さ
れた地図データの一部分はCPU10により読出され、
画像プロセッサ15で画像データに変換され画像メモリ
16に書き込まれる。画像メモリ16に格納された画像
データはRGB変換回路17で色信号に変換され液晶デ
ィスプレ8Aに送られ、現在位置を中心として所定範囲
の地図が表示される。またDRAM12から読出された
地図データに文字コード、記号コードが含まれている
と、これら文字コード、記号コードに対応するパターン
が漢字、フォントROM14から読出されるため、液晶
ディスプレイ8Aに地図とともに地名などの文字、学校
などの記号が表示されるものである。また自動車の走行
に伴って順次求められる走行速度、走行方位に基づき、
液晶ディスプレイ8Aに表示される現在位置が順次変更
されていくものである。
【0006】次に、上記従来例の地図表示動作について
図8とともに説明する。図8に示す地図表示の処理が始
まる前の段階でタッチパネル8Bのスイッチを操作する
ことにより、目的地が入力されている。図8において、
ステップAで液晶ディスプレイ8Aに表示する地図の縮
尺を選択する。ステップBでは選択された縮尺の地図表
示データをCD−ROM7より読出す。CD−ROM7
により読出されたデータに基づいてステップCで液晶デ
ィスプレイ8Aに地図を描画する。次にステップDでC
D−ROM7より道路レイヤに記録されている道路ネッ
トワークデータを読込み、この道路ネットワークデータ
と、CPU10で演算により求められた現在位置データ
より自車の位置、方位を決定し(ステップE)、ステッ
プFで液晶ディスプレイ8Aに表示されている地図上の
ほぼ中央に自車マーク19を表示するものである。次に
ステップGで予め入力された目的地の位置が液晶ディス
プレイ8Aの表示地図内にあるか否か判定され、イエス
と判定されれば、ステップHに進み、目的地のマーク2
6を表示地図上に表示し、ステップGでノーと判定され
れば本処理を終了する。図9、図10は図8におけるス
テップGでノーと判定された場合の液晶ディスプレイ8
Aの表示例を示しており、自車の現在位置が表示画面の
ほぼ中央に自車マーク19で表示されているものの目的
地は表示されていものである。
【0007】このように、上記従来例では、タッチパネ
ル8Bの操作で目的地を入力しても、選択された縮尺で
は、図9、図10に示すように、液晶ディスプレイ8A
に表示された地図に目的地が表示できない場合があり、
現在位置からどの程度の距離走行すれば目的地に達する
か否かが分からなく、目的地も同一の画面上に表示する
ためには、表示画面に表示されたタッチパネルの広域切
換用スイッチを操作することにより、より広域の地図に
切換えなければならなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記の通り、従来例に
おいては、選択した縮尺によっては、画面上に自車位置
と目的地とを同時に表示できないことがあり、目的地ま
で表示しようとする場合には、広域切換用のスイッチを
手動操作して広域の地図に切換えて表示しなければなら
ない欠点があった。
【0009】本発明の第1の発明は、上記従来の欠点を
除去するものであり、液晶ディスプレイに表示する地図
の縮尺を手動操作によって切換えることなく、自車の現
在位置と目的地とを同一の表示画面に自動的に表示でき
るように、地図の縮尺を自動変更することができる走行
位置表示装置を提供することを目的とするものである。
【0010】本発明の第2の発明は、自車の現在位置と
目的地とを同一画面に表示する際に、自車位置を表示画
面の下方に表示できる走行位置表示装置を提供すること
を目的とするものである。
【0011】本発明の第3の発明は、目的地を入力する
ことにより現在位置から目的地までの経路を自動的に探
索する経路探索機能を有する走行位置表示装置におい
て、自車の現在位置と、目的地と、目的地までの経路と
を同一画面に表示できる走行表示装置を提供することを
目的とするものである。
【0012】本発明の第4の発明は、自車の現在位置と
目的地とを同一画面に表示できる表示モードを選択でき
る走行位置表示装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0013】本発明の第5の発明は、自車の現在位置
と、経由地と、目的地と、経由地を経由する目的地まで
の経路を同一画面上に表示できる走行表示装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
上記目的を達成するために、自車位置を検出する自車位
置検出手段と、地図データが記憶された記憶手段と、上
記自車位置検出手段で検出された自車位置に対応する地
図データを上記記憶手段から読出し読出された地図デー
タに基づいて地図を表示手段に表示するとともに、上記
自車位置検出手段で検出された自車位置を上記表示手段
に表示する信号処理手段と、目的地を入力する目的地入
力手段と、上記目的地入力手段で入力された目的地と自
車位置との間の距離を計算し、現在の表示縮尺で上記表
示手段の表示画面に自車位置と目的地とを同時に表示可
能か判定する判定手段と、この判定手段で自車位置と目
的地とを同時に表示できないと判定された際に同時に表
示できる表示縮尺に自動変更する縮尺自動変更手段とを
具備したことを特徴とするものである。
【0015】本発明の第2の発明は、自車位置を検出す
る自車位置検出手段と、地図データが記憶された記憶手
段と、上記自車位置検出手段で検出された自車位置に対
応する地図データを上記記憶手段から読出し読出された
地図データに基づいて表示手段に地図を表示するととも
に、上記自車位置検出手段で検出された自車位置を表示
手段の表示地図の下方位置に表示する信号処理手段と、
目的地を入力する目的地入力手段と、上記目的地入力手
段で入力された目的地と自車位置との間の距離を計算
し、現在の表示縮尺で上記表示手段の表示画面に自車位
置と目的地とを同時に表示可能か判定する判定手段と、
この判定手段で自車位置と目的地とを同時に表示できな
いと判定された際に同時に表示できる表示縮尺に自動変
更する縮尺自動変更手段とを具備したことを特徴とする
ものである。
【0016】本発明の第3の発明は、自車位置を検出す
る自車位置検出手段と、地図データが記憶された記憶手
段と、上記自車位置検出手段で検出された自車位置に対
応する地図データを上記記憶手段から読出し読出された
地図データに基づいて表示手段に地図を表示するととも
に、上記自車位置検出手段で検出された自車位置を上記
表示手段の表示地図の下方位置に表示する信号処理手段
と、目的地を入力する目的地入力手段と、上記自車位置
検出手段で検出された自車位置と上記目的地入力手段で
入力された目的地までの経路を探索して上記表示手段に
探索経路を表示する経路探索手段と、上記目的地入力手
段で入力された目的地と自車位置との間の距離を計算
し、現在の表示縮尺で上記表示手段の表示画面に自車位
置と目的地とを同時に表示可能か判定する判定手段と、
この判定手段で自車位置と目的地とを同時に表示できな
いと判定された際に同時に表示できる表示縮尺に自動変
更する縮尺自動変更手段とを具備したことを特徴とする
ものである。
【0017】本発明の第4の発明は、自車位置と目的地
とを同一表示画面に表示するか否かを選択する表示選択
手段を具備したことを特徴とするものである。
【0018】本発明の第5の発明は、自車位置を検出す
る自車位置検出手段と、地図データが記憶された記憶手
段と、上記自車位置検出手段で検出された自車位置に対
応する地図データを上記記憶手段から読出し読出された
地図データに基づいて地図を表示手段に表示するととも
に、上記自車位置検出手段で検出された自車位置を表示
手段に表示する信号処理手段と、目的地と経由地を入力
する入力手段と、上記自車位置検出手段で検出された自
車位置と上記入力手段で入力された経由地を経由する目
的地までの経路を探索して上記表示手段に探索経路を表
示する経路探索手段と、上記入力手段で入力された目的
地、経由地と自車位置との間の距離を計算し、現在の表
示縮尺で上記表示手段の表示画面に自車位置と目的地、
経由地とを同時に表示可能か判定する判定手段と、この
判定手段で自車位置と目的地、経由地とを同時に表示で
きないと判定された際に同時に表示できる表示縮尺に自
動変更する縮尺自動変更手段とを具備してなる走行位置
表示装置。
【0019】
【作用】本発明は上記のような構成であり、本発明の第
1の発明によれば、自車位置検出手段で検出された自車
位置と、目的地入力手段で入力された目的地との間の距
離を計算し、この計算から得られた距離から、自車位置
と目的地とを同時に表示画面内に表示できないと判定さ
れた際には、表示縮尺を自動的に変更し、自車位置と目
的地とを表示画面に同時に表示することができるもので
ある。
【0020】本発明の第2の発明によれば、自車位置と
目的地とを同時に表示画面内に表示できないと判定され
た際には、自車位置が表示画面の下方となるように表示
することにより、同じ縮尺で自車位置と目的地とを同時
に表示できる範囲を拡大するものである。
【0021】本発明の第3の発明によれば、自車位置か
ら目的地までの経路を経路探索手段で探索するととも
に、自車位置と目的地との間の距離を計算し、この計算
から得られた距離から、自車位置と目的地とを同時に表
示画面内に表示できないと判定された際には、表示縮尺
を自動的に変更し、自車位置と、目的地と、選択された
経路とを表示画面に同時に表示することができるもので
ある。
【0022】本発明の第4の発明によれば、表示選択手
段の操作により、自車位置と目的地とを同一画面に表示
するか否かを選択することができるものである。
【0023】本発明の第5の発明によれば、自車位置か
ら経由地を経由する目的地までの経路を経路探索手段で
探索するとともに、自車位置と経由地、目的地との間の
距離を計算し、この計算から得られた距離から、自車位
置と、経由地、目的地とを同時に表示画面内に表示でき
ないと判定された際には、表示縮尺を自動的に変更し、
自車位置と、経由地と、目的地と、経由地を経由する目
的地までの経路とを表示画面に同時に表示することがで
きるものである。
【0024】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1〜図7
とともに説明する。図5は本発明の一実施例の地図表示
処理を示している。図5において、ステップAで表示地
図の縮尺を選択すると、この選択された縮尺に応じて図
葉、地図表示レベルが選択され、さらに自車位置に対応
するユニットが選択され、地図表示データがCD−RO
M7より読込まれる(ステップB)。次のステップCで
はCD−ROM7の道路レイヤに記録されている道路ネ
ットワークデータ(図4)が読込まれ(ステップC)、
この読込まれた道路ネットワークデータとCPU10で
求められた現在位置データとより道路ネットワーク上の
自車位置、方位が決定される(ステップD)。次にステ
ップEで現在の表示モードが、自車の現在位置と予め入
力された目的地とを同一の表示画面に表示するモードで
あるか判定される。ステップEで目的地も含めて表示す
るモードであると判定された場合、ステップFに進みC
PU10で求められた自車位置から目的地までの直線距
離を計算する。次にステップGで現在の縮尺表示で表示
画面内に、目的地が入るか否か判定する。ステップGで
ノーと判定された場合ステップHに進み、CD−ROM
7より同一画面に目的地も表示できる地図表示データを
読込みステップIに進む。なおステップGでイエスと判
定された場合はそのままステップIに進む。ステップI
では、自車位置を示す自車マーク19が地図の中心より
下になるように液晶ディスプレイ8Aに地図を表示す
る。次にステップJで予め入力された目的地を表示地図
上に表示し、さらにステップKで自車マーク19を表示
地図上に表示する。なお、ステップEで自車位置と目的
地とを同一の表示画面に表示しないモードであると判定
された場合には、ステップLで現在位置が地図の中心と
なるように地図を表示する。次のステップMでは目的地
が表示地図内に含まれるか否か判定され、イエスと判定
されるとステップJに進み、またステップMでノーと判
定されればステップKに進むものである。
【0025】図6は、図5におけるステップEでノーと
判定された場合の液晶ディスプレイ8Aの表示例を示し
ている。この場合、表示画面のほぼ中央に自車の現在位
置が自車マーク19として表示され、また同一画面の上
方に目的地のマーク26が表示されているものである。
また、図7は、図5におけるステップEでイエスと判定
された場合の表示例を示しており、この場合、自車の現
在位置が自車マーク19として表示画面の下方に表示さ
れ、また目的地がマーク26で表示画面の上方に表示さ
れているものである。
【0026】このように、本実施例によれば、自車位置
と目的地とを同一の表示地図上に表示するモードを選択
しておけば、手操作によって縮尺を変更することなく、
図6、図7に示すように、自車位置と目的地とを同一画
面に表示できるものであり、現在位置よりどの程度の距
離走行すれば目的地に達するか容易に判断できるもので
ある。
【0027】なお、上記実施例は、予め入力された目的
地のマークを自車マークとともに同一画面内に表示する
例であるが、目的地を入力することにより、現在位置か
ら目的地まで最短時間または最短距離で到達できると予
想される経路を選択し、この選択された経路を表示地図
上に表示する経路探索機能を有する走行位置表示装置に
本発明を採用し、同一画面上に自車の現在位置、目的
地、目的地までの経路を表示するようにしてもよいもの
である。
【0028】また本発明は、目的地の他に1つ又は複数
の経由地を指定して経路探索を行い、経由地を経由して
目的地に到達する経路を表示する走行位置表示装置にも
適用できるものであり、同一画面上に現在位置、経由
地、目的地を表示するとともに、経由地を経由する目的
地までの経路を表示するようにしてもよいものである。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、手
操作によって表示地図の縮尺を変更することなく、現在
位置と目的地とを同一の表示地図上に表示できるように
自動的に縮尺を変更することができるものであり、ユー
ザーの手動による操作が不要となり、より運転に専念で
きる利点を有する。またユーザーは表示地図を見ること
により、現在走行中の道路をどの程度の距離走行すれば
目的地に達するか容易に判断できるものである。また本
発明によれば、自車位置と目的地を同一画面に表示する
際に自車位置を表示画面の下方に表示できるため、詳細
な地図上に自車位置と目的地とを同時に表示できるもの
である。また本発明によれば、自車位置と、目的地、経
由地と、経路探索手段により探索された目的地までの経
路とを同一画面に表示できるものである。また本発明に
よれば、通常の表示モードと、自車位置と目的地とを同
一画面に表示する表示モードとを選択できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の走行位置表示装置のブ
ロック図
【図2】同実施例の詳細ブロック図
【図3】同実施例のCD−ROMのフォーマットを示す
【図4】同実施例のCD−ROMに記録された道路デー
タを示す図
【図5】同実施例における表示処理の流れ図
【図6】同実施例における表示例を示す図
【図7】同実施例における表示例を示す図
【図8】従来例における表示処理の流れ図
【図9】従来例における表示例を示す図
【図10】従来例における表示例を示す図
【符号の説明】
1 方位センサ 2 距離センサ 5 GPSレシーバー 6 CDーROMドライブ 7 CDーROM 8 表示・操作部 8A 液晶ディスプレイ 8B タッチパネル 9 装置本体 10 CPU 15 画像プロセッサ 19 自車マーク 26 目的地マーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車位置を検出する自車位置検出手段
    と、地図データが記憶された記憶手段と、上記自車位置
    検出手段で検出された自車位置に対応する地図データを
    上記記憶手段から読出し読出された地図データに基づい
    て地図を表示手段に表示するとともに、上記自車位置検
    出手段で検出された自車位置を上記表示手段に表示する
    信号処理手段と、目的地を入力する目的地入力手段と、
    上記目的地入力手段で入力された目的地と自車位置との
    間の距離を計算し、現在の表示縮尺で上記表示手段の表
    示画面に自車位置と目的地とを同時に表示可能か判定す
    る判定手段と、この判定手段で自車位置と目的地とを同
    時に表示できないと判定された際に同時に表示できる表
    示縮尺に自動変更する縮尺自動変更手段とを具備してな
    る走行位置表示装置。
  2. 【請求項2】 自車位置を検出する自車位置検出手段
    と、地図データが記憶された記憶手段と、上記自車位置
    検出手段で検出された自車位置に対応する地図データを
    上記記憶手段から読出し読出された地図データに基づい
    て地図を表示手段に表示するとともに、上記自車位置検
    出手段で検出された自車位置を上記表示手段の表示地図
    の下方位置に表示する信号処理手段と、目的地を入力す
    る目的地入力手段と、上記目的地入力手段で入力された
    目的地と自車位置との間の距離を計算し、現在の表示縮
    尺で上記表示手段の表示画面に自車位置と目的地とを同
    時に表示可能か判定する判定手段と、この判定手段で自
    車位置と目的地とを同時に表示できないと判定された際
    に同時に表示できる表示縮尺に自動変更する縮尺自動変
    更手段とを具備してなる走行位置表示装置。
  3. 【請求項3】 自車位置を検出する自車位置検出手段
    と、地図データが記憶された記憶手段と、上記自車位置
    検出手段で検出された自車位置に対応する地図データを
    上記記憶手段から読出し読出された地図データに基づい
    て地図を表示手段に表示するとともに、上記自車位置検
    出手段で検出された自車位置を表示手段の表示地図の下
    方位置に表示する信号処理手段と、目的地を入力する目
    的地入力手段と、上記自車位置検出手段で検出された自
    車位置と上記目的地入力手段で入力された目的地までの
    経路を探索して上記表示手段に探索経路を表示する経路
    探索手段と、上記目的地入力手段で入力された目的地と
    自車位置との間の距離を計算し、現在の表示縮尺で上記
    表示手段の表示画面に自車位置と目的地とを同時に表示
    可能か判定する判定手段と、この判定手段で自車位置と
    目的地とを同時に表示できないと判定された際に同時に
    表示できる表示縮尺に自動変更する縮尺自動変更手段と
    を具備してなる走行位置表示装置。
  4. 【請求項4】 自車位置と目的地とを同一表示画面に表
    示するか否かを選択する表示選択手段を具備してなる請
    求項1,2,3記載の走行位置表示装置。
  5. 【請求項5】 自車位置を検出する自車位置検出手段
    と、地図データが記憶された記憶手段と、上記自車位置
    検出手段で検出された自車位置に対応する地図データを
    上記記憶手段から読出し読出された地図データに基づい
    て地図を表示手段に表示するとともに、上記自車位置検
    出手段で検出された自車位置を表示手段に表示する信号
    処理手段と、目的地と経由地を入力する入力手段と、上
    記自車位置検出手段で検出された自車位置と上記入力手
    段で入力された経由地を経由する目的地までの経路を探
    索して上記表示手段に探索経路を表示する経路探索手段
    と、上記入力手段で入力された目的地、経由地と自車位
    置との間の距離を計算し、現在の表示縮尺で上記表示手
    段の表示画面に自車位置と目的地、経由地とを同時に表
    示可能か判定する判定手段と、この判定手段で自車位置
    と目的地、経由地とを同時に表示できないと判定された
    際に同時に表示できる表示縮尺に自動変更する縮尺自動
    変更手段とを具備してなる走行位置表示装置。
JP5247866A 1993-10-04 1993-10-04 走行位置表示装置 Pending JPH07103777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5247866A JPH07103777A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 走行位置表示装置

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