JP2010204854A - ユーザ装置、天気情報取得方法および天気情報取得処理プログラム - Google Patents

ユーザ装置、天気情報取得方法および天気情報取得処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが天気情報を必要とする時間や場所などに応じて、天気情報を自動的に取得することを課題とする。
【解決手段】ユーザ装置は、ユーザの移動方向またはユーザ装置の動作内容を検知すると、検知された移動方向または動作内容が、問合せ発生条件のいずれか一つまたは複数に該当する場合には、天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる。例えば、検知された移動方向または動作内容が、「勤務先を出る」、「最寄り駅に向う」、「改札へ入場」のいずれか一つまたは複数に該当する場合には、天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザ装置、天気情報取得方法および天気情報取得処理プログラムに関する。
従来から、気象情報をユーザに提供するサービスが存在する。例えば、各地域の天気に関する情報を収集して、地域ごとの天気情報を提供するサービスをWebにより実現する技術が提案されている。この技術において、例えば、ユーザは、自らが所有する携帯端末などを用いて、天気情報の提供先にアクセスすることで天気情報を取得できる。また、ユーザは、天気情報の提供先から自動配信される天気情報を携帯端末などで受信することにより天気情報を取得する。
"Weather Report"、[online]、ウェザーサービス株式会社、[平成21年2月9日検索]、インターネット<URL:http://www.weather-report.jp>
しかしながら、上記の天気情報を提供するサービスにおいて、ユーザが天気情報を必要とするタイミングや場所などに応じて自動的に取得する技術は存在しない。天気情報をユーザに提供するサービスにおいて、ユーザごとにカスタマイズされたサービスの提供が求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが天気情報を必要とするタイミングや場所などに応じて、天気情報を自動的に取得することが可能なユーザ装置、天気情報取得方法および天気情報取得処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、天気情報提供装置から天気情報を取得するユーザ装置であって、前記天気情報提供装置に対して天気情報の取得を希望する地域を予め設定する設定手段と、前記ユーザ装置を所持するユーザの所定の移動方向または前記ユーザの所定の動作内容を、前記天気情報提供装置に対して天気情報の問合せを行うための問合せ発生条件として記憶する問合せ発生条件記憶手段と、前記ユーザの移動方向または動作内容を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された移動方向または動作内容が、前記問合せ発生条件記憶手段により記憶されている問合せ発生条件のいずれか一つまたは複数に該当する場合には、前記天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる問合せ手段と、前記問合せ手段による問合せの結果として、前記設定手段により予め設定された前記地域に関する天気情報を前記天気情報提供装置から取得する取得手段と、前記取得手段により取得された天気情報をユーザに通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが天気情報を必要とするタイミングや場所などに応じて、天気情報を自動的に取得できる。
図1は、実施例1に係るユーザ装置の特徴を説明するための図である。 図2は、実施例1に係るユーザ装置の構成を示す図である。 図3は、実施例1に係る問合せ発生条件記憶テーブルの構成例を示す図である。 図4は、実施例1に係る通知判断情報記憶テーブルの構成例を示す図である。 図5は、実施例1に係るユーザ装置による処理の流れを説明するための図である。 図6は、実施例1に係る問合せ発生条件記憶テーブルの構成例を示す図である。 図7は、天気情報取得処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明にかかるユーザ装置、天気情報取得方法および天気情報取得処理プログラムの一実施形態を詳細に説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係るユーザ装置の概要および特徴、かかるユーザ装置の構成および処理を順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、この実施例1により本発明が限定されるものではない。
[ユーザ装置の概要および特徴(実施例1)]
実施例1に係るユーザ装置は、天気情報提供装置から天気情報を取得することを概要とする。そして、実施例1に係るユーザ装置の特徴は、ユーザが天気情報を必要とするタイミング(時間や場所など)に応じて、天気情報を自動的に取得する点にある。
以下、図1を参照しつつ、実施例1に係るユーザ装置の特徴について具体的に説明する。図1は、実施例1に係るユーザ装置の特徴を説明するための図である。
同図に示すように、実施例1に係るユーザ装置は、公衆電話網やインターネットなどのネットワークを介して、天気情報提供装置との通信が可能な状態にある。実施例1に係るユーザ装置は、ユーザにより使用される携帯端末であり、天気情報提供装置は、例えば、天気情報を提供するサービス運営側のサーバなどである。
また、実施例1に係るユーザ装置は、天気情報提供装置に対して天気情報の取得を希望する地域を予め設定する。例えば、図1では、ユーザの自宅の最寄り駅である「C駅」を天気情報の取得を希望する地域として事前に設定している。さらに、実施例1に係るユーザ装置は、ユーザ装置を所持するユーザの所定の移動方向または所定の動作内容を、天気情報提供装置に対して天気情報の問合せを行うための問合せ発生条件としてあらかじめ記憶してある。
そして、実施例1に係るユーザ装置は、ユーザの移動方向またはユーザ装置の動作内容を検知すると、検知された移動方向または動作内容が、問合せ発生条件のいずれか一つまたは複数に該当する場合には、天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる。例えば、図1に示すように、検知された移動方向または動作内容が、「勤務先を出る」、「最寄り駅に向う」、「改札へ入場」のいずれか一つまたは複数に該当する場合には、天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる。
実施例1に係るユーザ装置は、天気情報提供装置に対する問合わせの結果として、「C駅」の天気情報を取得し、取得した「C駅」の天気情報をユーザに通知する。
上述してきたようにして、実施例1に係るユーザ装置は、ユーザが天気情報を必要とするタイミングや場所などに応じて、天気情報を自動的に取得できる。
[ユーザ装置の構成(実施例1)]
次に、図2を用いて、実施例1に係るユーザ装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係るユーザ装置の構成を示す図である。同図に示すように、実施例1に係るユーザ装置200は、公衆電話網やインターネットなどのネットワーク1を介して、天気情報提供装置100と通信可能な状態にある。
天気情報提供装置100は、天気情報の提供サービスを運営する側が使用するサーバなどのコンピュータであり、例えば、各鉄道駅の天気情報を収集して管理する。また、天気情報提供装置100は、天気情報の取得を希望する駅の設定をユーザ装置200から受け付けて、ユーザごとに管理する。
ユーザ装置200は、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistants)などの携帯端末である。例えば、ユーザ装置200を所持するユーザは、天気情報提供装置100に対して天気情報の取得を希望する地域を予め設定する。例えば、ユーザは、ユーザ装置200を用いて、天気情報提供装置100にアクセスし、「勤務先最寄り駅A」および「自宅最寄り駅C」(図1参照)を天気情報の取得を希望する場所として事前に設定する。
そして、ユーザ装置200は、図2に示すように、問合せ発生条件記憶テーブル210と、通知判断情報記憶テーブル220と、通信制御部230と、入退出検知機能部240と、移動方向検知機能部250と、改札検知機能部260と、天気情報問合せ機能部270と、天気情報通知判断機能部280と、検知機能動作スケジュール管理部290とを有する。
問合せ発生条件記憶テーブル210は、ユーザ装置200を所持するユーザの所定の移動方向または所定の動作内容を、天気情報提供装置100に対して天気情報の問合せを行うための問合せ発生条件としてあらかじめ記憶する。具体的には、図3に示すように、ユーザの移動方向「最寄り駅に向う」、ユーザの動作内容「勤務先を出る」や「改札へ入場」を問合せ発生条件(問合せトリガー)として記憶する。さらに、各問合せ発生条件の有効時間帯を合わせて記憶し、例えば、「勤務先を出る」という問合せ発生条件の有効時間帯には、ユーザの通常の退出時間と考えられる時間帯を記憶する。図3は、実施例1に係る問合せ発生条件記憶テーブルの構成例を示す図である。
通知判断情報記憶テーブル220は、天気情報提供装置100から取得した天気情報をユーザに通知するか否かを判断するための情報を記憶する。具体的には、図4に示すように、ユーザ装置200を所持するユーザの「勤務先最寄り駅A」および「自宅最寄り駅C」に対応付けて、天気情報を通知すべきか否かを判断するための情報(例えば、「○」であれば通知、「×」であれば非通知を示す)を記憶する。図4は、実施例1に係る通知判断情報記憶テーブルの構成例を示す図である。
通信制御部230は、天気情報提供装置100との間でやり取りされる各種情報に関する通信を制御する。
入退出検知機能部240は、内部に有する入退出カード機能(タイムカード機能)を用いて、ユーザの退出を検知する。例えば、入退出検知機能部240は、入退出カード機能により、ユーザから退出時間の入力があった場合には、ユーザが退出するものとして検知する。
移動方向検知機能部250は、内部に有する移動方向算出機能およびGPS機能を用いて、ユーザの移動方向を検知する。例えば、移動方向検知機能部250は、移動方向算出機能により算出されたユーザの移動方向と、GPS機能により取得された「勤務先最寄り駅A」の位置情報とを比較して、ユーザの移動方向が「勤務先最寄り駅A」に向っている場合には、ユーザが「勤務先最寄り駅A」に向っているものと検知する。
改札検知機能部260は、内部に有する定期券機能などを用いて、ユーザの改札への入場を検知する。例えば、改札検知機能部260は、定期券機能により改札機の入場側読取部との間で電波のやり取りが行われると、ユーザが改札へ入場したものと検知する。
天気情報問合せ機能部270は、入退出検知機能部240、移動方向検知機能部250または改札検知機能部260により検知されるユーザの移動方向および動作内容に基づいて、天気情報提供装置100への天気情報の問合せを行うか否かを判定する。
具体的には、天気情報問合せ機能部270は、入退出検知機能部240により検知されたユーザの動作内容が「勤務先を出る」であった場合には、問合せ発生条件記憶テーブル210(図3参照)に記憶されている問合せ発生条件に該当するので、天気情報提供装置100に対して天気情報を問合せる。
また、天気情報問合せ機能部270は、移動方向検知機能部250により検知されたユーザの移動方向が「最寄り駅へ向う」であった場合、問合せ発生条件記憶テーブル210(図3参照)に記憶されている問合せ発生条件に該当するので、天気情報提供装置100に対して天気情報を問合せる。
また、天気情報問合せ機能部270は、改札検知機能部260により検知されたユーザの動作内容が「改札へ入場」であった場合、問合せ発生条件記憶テーブル210(図3参照)に記憶されている問合せ発生条件に該当するので、天気情報提供装置100に対して天気情報を問合せる。
また、天気情報問合せ機能部270は、問合せ発生条件記憶テーブル210(図3参照)に記憶されている問合せ発生条件が有効時間帯にない場合には、天気情報提供装置100への天気情報の問合せを行うか否かの判定は行わない。
天気情報通知判断機能部280は、天気情報問合せ機能部270による天気情報提供装置100への問合わせの結果、天気情報提供装置100から天気情報を取得すると、取得した天気情報が通知条件を満足するか否かを判断する。
具体的には、天気情報通知判断機能部280は、通知判断情報記憶テーブル220を参照して、例えば、天気情報通知判断機能部280は、天気情報提供装置100から取得した「勤務先最寄り駅A」および「自宅最寄り駅C」の天気情報のうち、少なくともいずれか一方が「雨」であり、通知条件を満足するものと判断した場合には、ユーザに天気情報を通知する。なお、天気情報通知判断機能部280による通知条件を満足するか否かの判断を実行することなく、取得した天気情報はすべて通知するようにすることもできる。
また、天気情報通知判断機能部280は、天気情報のユーザへの通知を決定すると、ディスプレイ281やスピーカ282、バイブレータ283のいずれか一つまたは複数を用いて、画像や音声、振動などによってユーザに天気情報を通知する。例えば、「勤務先最寄り駅A」の天気情報が「雨」の時には、画像および音声でユーザに通知し、「自宅最寄り駅C」の天気情報が「雨」の時には、振動でユーザに通知するなど、様々な方法でユーザに通知する。
また、天気情報通知判断機能部280は、天気情報問合せ機能部270による天気情報提供装置100への問合わせの結果として、天気情報提供装置100から「通知すべき天気情報なし」という情報を取得した場合、あるいは天気情報提供装置100から天気情報が取得できなかった場合には、ユーザに天気情報を通知しない。
検知機能動作スケジュール管理部290は、入退出検知機能部240、移動方向検知機能部250および改札検知機能部260の稼動許可時間を設定して、各機能部の稼動を制御する。検知機能動作スケジュール管理部290は、例えば、入退出検知機能部240による稼動許可時間には、ユーザの通常の退出時間と考えられる時間帯を設定する。
[ユーザ装置による処理(実施例1)]
続いて、図5を用いて、実施例1に係るユーザ装置による処理の流れを説明する。図5は、実施例1に係るユーザ装置による処理の流れを説明するための図である。
同図に示すように、入退出検知機能部240、移動方向検知機能部250または改札検知機能部260は、ユーザの移動方向または動作内容を検知する(ステップS1)。天気情報問合せ機能部270は、入退出検知機能部240、移動方向検知機能部250または改札検知機能部260により検知されるユーザの移動方向および動作内容が、問合せ発生条件に該当するか否かを判定する(ステップS2)。
例えば、天気情報問合せ機能部270は、入退出検知機能部240により検知されたユーザの動作内容が「勤務先を出る」であった場合には、問合せ発生条件記憶テーブル210(図3参照)に記憶されている問合せ発生条件に該当するので(ステップS2肯定)、天気情報提供装置100に対して天気情報を問合せる(ステップS3)。
天気情報問合せ機能部270による天気情報提供装置100への問合わせの結果、天気情報提供装置100から天気情報を取得すると、取得した天気情報が通知条件を満足するか否かを判断する(ステップS4)。
天気情報通知判断機能部280は、例えば、天気情報提供装置100から「勤務先最寄り駅A」および「自宅最寄り駅C」の天気情報を取得すると、通知判断情報記憶テーブル220を参照して、「勤務先最寄り駅A」および「自宅最寄り駅C」の天気情報のうち、少なくともいずれか一方が「雨」であり、通知条件を満足すると判断した場合には(ステップS4肯定)、ユーザに天気情報を通知する(ステップS5)。
ここで、ステップS2の説明に戻ると、天気情報問合せ機能部270は、入退出検知機能部240、移動方向検知機能部250または改札検知機能部260により検知されるユーザの移動方向および動作内容が、問合せ発生条件に該当しない場合には(ステップS2否定)、天気情報提供装置100への問合せは行わずに、そのまま処理を終了する。
また、ステップS4の説明に戻ると、天気情報通知判断機能部280は、天気情報提供装置100から取得した天気情報が、通知条件を満足するものと判断しなかった場合には(ステップS4否定)、ユーザに天気情報を通知せずに、そのまま処理を終了する。
[実施例1による効果]
上述してきたように、実施例1によれば、ユーザ装置200は、ユーザが天気情報を必要とするタイミングや場所などに応じて、天気情報を自動的に取得できる。よって、天気情報をユーザに提供するサービスにおいて、ユーザごとにカスタマイズされたサービスを提供でき、サービスの向上を図ることが可能となる。
また、上記の実施例1において、問合せ発生条件記憶テーブル210は、ユーザの所定の移動方向または所定の動作内容のいずれか一つ又は複数、例えば、ユーザの所定の移動方向または所定の動作内容の組合せを問合せ発生条件として記憶してもよい。例えば、図6に示すように、ユーザの移動方向として検知された(1)「最寄り駅に向う」、ユーザの動作内容として検知された(2)「勤務先を出る」および(3)「改札へ入場」の全てに該当する場合を問合せ発生条件(問合せトリガー)として記憶する。図6は、実施例1に係る問合せ発生条件記憶テーブルの構成例を示す図である。
すなわち、ユーザの通常の退出時間に、「勤務先を出る」→「最寄り駅に向う」→「改札へ入場」という一連の行動が検知された場合には、ユーザが帰宅する可能性が高い。したがって、このようなケースを問合せ発生条件とすることで、ユーザが「自宅最寄り駅C」の天気情報の自動取得を希望している場合において、天気情報提供装置100へ天気情報の問合せを精度よく行うことができる。
なお、上述した問合せ発生条件の構成は、あくまで一例であり、ユーザの移動方向や動作内容を適宜組み合わせて、様々な問合せ発生条件を設定できる。
以下、本発明にかかるユーザ装置、天気情報取得方法および天気情報取得処理プログラムの他の実施形態として実施例2を説明する。
(1)装置構成等
図2に示したユーザ装置200の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、ユーザ装置200の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、入退出検知機能部240、移動方向検知機能部250および改札検知機能部260を物理的に統合した一つの機能部とする。あるいは、天気情報問合せ機能部270および天気情報通知判断機能部280を物理的に統合した一つの機能部とする。
このように、ユーザ装置200の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、ユーザ装置200にて行なわれる各処理機能(図5参照)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)天気情報取得処理プログラム
また、上記の実施例1で説明したユーザ装置200の各種の処理(例えば、図5参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図7を用いて、上記の実施例1と同様の機能を有する天気情報取得処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図7は、天気情報取得処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、ユーザ装置200としてコンピュータ300は、通信制御部310、HDD320、RAM330およびCPU340をバス400で接続して構成される。
ここで、通信制御部310は、各種情報のやり取りに関する通信を制御する。HDD320は、CPU340による各種処理の実行に必要な情報を記憶する。RAM330は、各種情報を一時的に記憶する。CPU340は、各種演算処理を実行する。
そして、HDD320には、図7に示すように、上記の実施例1に示したユーザ装置200の各処理部と同様の機能を発揮する天気情報取得処理プログラム321と、天気情報取得処理用データ322とがあらかじめ記憶されている。なお、この天気情報取得処理プログラム321を適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU340が、この天気情報取得処理プログラム321をHDD320から読み出してRAM330に展開することにより、図7に示すように、天気情報取得処理プログラム321は天気情報取得処理プロセス331として機能するようになる。すなわち、天気情報取得処理プロセス331は、天気情報取得処理用データ322等をHDD320から読み出して、RAM330において自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種処理を実行する。なお、天気情報取得処理プロセス331は、図2に示したユーザ装置200の天気情報問合せ機能部270および天気情報通知判断機能部280において実行される処理に対応する。
なお、上記した天気情報取得処理プログラム321については、必ずしも最初からHDD320に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(3)通信処理方法
上記の実施例1で説明したユーザ装置200により、以下のような天気情報取得処理方法が実現される。
すなわち、前記天気情報提供装置に対して天気情報の取得を希望する地域を予め設定する設定ステップと、前記ユーザの移動方向または動作内容を検知する検知ステップと(例えば、図5のステップS1参照)、前記ユーザ装置を所持するユーザの所定の移動方向または前記ユーザの所定の動作内容を、前記天気情報提供装置に対して天気情報の問合せを行うための問合せ発生条件として記憶する問合せ発生条件記憶手段から前記問合せ発生条件を取り込んで、前記検知ステップにより検知された移動方向または動作内容が前記取り込まれた問合せ発生条件のいずれか一つまたは複数に該当する場合には、前記天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる問合せステップと(例えば、図5のステップS2およびステップS3参照)、前記問合せステップによる問合せの結果として、前記設定ステップにより予め設定された前記地域に関する天気情報を前記天気情報提供装置から取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された天気情報をユーザに通知する通知ステップと(例えば、図5のステップS5参照)とを含んだ天気情報取得処理方法が実現される。
以上のように、本発明にかかる本発明にかかるユーザ装置、天気情報取得方法および天気情報取得処理プログラムは、天気情報提供装置から天気情報を取得することに有用であり、特に、ユーザが天気情報を必要とする時間や場所などに応じて、天気情報を自動的に取得することに適している。
1 ネットワーク
100 天気情報提供装置
200 ユーザ装置
210 問合せ発生条件記憶テーブル
220 通知判断情報記憶テーブル
230 通信制御部
240 入退出検知機能部
250 移動方向検知機能部
260 改札検知機能部
270 天気情報問合せ機能部
280 天気情報通知判断機能部
290 検知機能動作スケジュール管理部
300 コンピュータ
310 通信制御部
320 HDD(Hard Disk Drive)
321 天気情報取得処理プログラム
322 天気情報取得処理用データ
330 RAM(Random Access Memory)
331 天気情報取得処理プロセス
340 CPU(Central Processing Unit)
400 バス

Claims (6)

  1. 天気情報提供装置から天気情報を取得するユーザ装置であって、
    前記天気情報提供装置に対して天気情報の取得を希望する地域を予め設定する設定手段と、
    前記ユーザ装置を所持するユーザの所定の移動方向または前記ユーザの所定の動作内容を、前記天気情報提供装置に対して天気情報の問合せを行うための問合せ発生条件として記憶する問合せ発生条件記憶手段と、
    前記ユーザの移動方向または動作内容を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された移動方向または動作内容が、前記問合せ発生条件記憶手段により記憶されている問合せ発生条件のいずれか一つまたは複数に該当する場合には、前記天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる問合せ手段と、
    前記問合せ手段による問合せの結果として、前記設定手段により予め設定された前記地域に関する天気情報を前記天気情報提供装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された天気情報をユーザに通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とするユーザ装置。
  2. 前記取得手段により取得された天気情報の内容に応じて、当該取得された天気情報をユーザに通知するか否かを決定する通知決定手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記通知決定手段により天気情報を通知することが決定された場合に、前記取得された天気情報をユーザに通知することを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 天気情報提供装置から天気情報を取得する処理を実行するユーザ装置に適用される天気情報取得方法であって、
    前記天気情報提供装置に対して天気情報の取得を希望する地域を予め設定する設定ステップと、
    前記ユーザの移動方向または動作内容を検知する検知ステップと、
    前記ユーザ装置を所持するユーザの所定の移動方向または前記ユーザの所定の動作内容を、前記天気情報提供装置に対して天気情報の問合せを行うための問合せ発生条件として記憶する問合せ発生条件記憶手段から前記問合せ発生条件を取り込んで、前記検知ステップにより検知された移動方向または動作内容が前記取り込まれた問合せ発生条件のいずれか一つまたは複数に該当する場合には、前記天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる問合せステップと、
    前記問合せステップによる問合せの結果として、前記設定ステップにより予め設定された前記地域に関する天気情報を前記天気情報提供装置から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された天気情報をユーザに通知する通知ステップと
    を含んだことを特徴とする天気情報取得方法。
  4. 前記取得ステップにより取得された天気情報の内容に応じて、当該取得された天気情報をユーザに通知するか否かを決定する通知決定ステップをさらに含み、
    前記通知ステップは、前記通知決定ステップにより天気情報を通知することが決定された場合に、前記取得された天気情報をユーザに通知することを特徴とする請求項3に記載の天気情報取得方法。
  5. 天気情報提供装置から天気情報を取得する処理をコンピュータに実行させる天気情報取得処理プログラムであって、
    前記天気情報提供装置に対して天気情報の取得を希望する地域を予め設定する設定手順と、
    前記ユーザの移動方向または動作内容を検知する検知手順と、
    前記ユーザ装置を所持するユーザの所定の移動方向または前記ユーザの所定の動作内容を、前記天気情報提供装置に対して天気情報の問合せを行うための問合せ発生条件として記憶する問合せ発生条件記憶手段から前記問合せ発生条件を取り込んで、前記検知手順により検知された移動方向または動作内容が、前記取り込まれた問合せ発生条件のいずれ一つまたは複数に該当する場合には、前記天気情報提供装置に対して天気情報を問合せる問合せ手順と、
    前記問合せ手順による問合せの結果として、前記設定手順により予め設定された前記地域に関する天気情報を前記天気情報提供装置から取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された天気情報をユーザに通知する通知手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする天気情報取得処理プログラム。
  6. 前記取得手順により取得された天気情報の内容に応じて、当該取得された天気情報をユーザに通知するか否かを決定する通知決定手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記通知手順は、前記通知決定手順により天気情報を通知することが決定された場合に、前記取得された天気情報をユーザに通知することを特徴とする請求項5に記載の天気情報取得処理プログラム。
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