JP2004297423A - 人工衛星からの情報を利用する情報処理方法及び情報処理端末 - Google Patents

人工衛星からの情報を利用する情報処理方法及び情報処理端末 Download PDF

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Abstract

【課題】自動車などの移動体は高速で移動体に対して、時間ととも変化する必要な情報を提供可能とする。
【解決手段】地球を周回し代わる代わる所定のサービスエリアに望む人工衛星302a〜
302cから情報を得て処理する。情報処理においては、位置に関する位置情報を得て(ステップ614)、人工衛星302a〜302cが送る情報から前記位置情報に応じて情報を選択し(ステップ746,766)、前記選択した情報を出力する(150)。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人工衛星からの情報を利用する情報処理方法び情報処理端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の人工衛星を用いた情報サービスが提案されている。人工衛星によるサービスを考えると、対象となる地域範囲内において、高仰角の方向に長い時間にわたって安定して可視となることが必要である。この要求は、特に、高速で移動する自動車などの移動体に大きい。そのため、例えば、特開2000−332670号公報に提案されているように、地球に対して傾斜角を有する人工衛星を複数配置し、代わる代わるサービス範囲内で、可視になるようにしてサービスを行う技術が考えられた。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−332670号公報
【0004】
【発明が解決しようする課題】
この技術では、人工衛星から提供するサービスとして、TV放送や音声放送等が示されている。また、人工衛星から提供するサービスとして、デパート,スーパーマーケット等の店舗情報,美術館・博物館の展示情報,映画館・劇場・演舞場の上演内容が挙げられている。
【0005】
しかしながら、自動車などの移動体は高速で移動しているので、時間とともに、位置が変化しており、その時、その時で、必要な情報が変化する。上記の従来技術では、このような点に考慮がなく、必要な情報について、位置変化に対応することができなかった。
【0006】
本発明の目的は、位置変化に対応できることが可能な情報処理方法及び情報処理端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、地球を周回し代わる代わる所定のサービスエリアに望む人工衛星から情報を得て処理するものであって、位置に関する位置情報を得て、人工衛星が送る情報から前記位置情報に応じて情報を選択し、前記選択した情報を出力するように構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1に実施例の概念を機能ブロックにより示し、その後、図2に示される詳細ブロック図により詳細に説明する。
【0009】
図1は、地上波ラジオチューナ部162,CD再生部163及びパワーアンプ部164等が内蔵されているオーディオ装置160に、TV/FMチューナ部152等が内蔵される画像表示装置150,携帯電話インタフェース装置140,MDチェンジャ130,チューナ部101及びデコーダ部102等が内蔵されるデジタル放送受信装置100及び中央処理部113及びメモリ部114が内蔵されるカーナビゲーション装置110が共通バス301,302,303,304,305により接続されていることを示す。共通リモコン207から送信される各車載機器への制御指令は、オーディオ装置160に内蔵されているバスインタフェース部166が受信した後に制御信号に変換し、共通バスライン301,302,303,304,305に含まれる制御信号系統ラインを介して、各車載機器内部に内蔵されているバス用インタフェース部153,143,133,112,122に伝送され、各バス用インタフェース部166,153,143,133,112,122にて制御指令を解読し、当該バス用インタフェース部153,143,133,112,122が内蔵されている車載機器が制御される。ここで例えばMDチェンジャ130内部に収納されているMD(Mini Disk)再生の制御指令が出た場合には、MDチェンジャ130内部のバス用インタフェース部133が制御指令を解読し、MDチェンジャ130内部の指定されたマガジンに収納されているMDの指定されたトラックを再生する。再生されたオーディオ信号は、共通バスライン301,302,303,304,305に含まれるオーディオ信号系統を介してオーディオ装置160に内蔵されているバスインタフェース部166に伝送され、カーステレオ内部のパワーアンプ部164を経て車載スピーカ167,168により再生される。この際の音量,音質,左右の音量バランスなどは共通リモコン207から送信される制御信号をバスインタフェース部166が受信した後に制御信号に変換してオーディオ装置160の該当する部分を制御することにより制御しても良いし、オーディオ装置160の前面パネルに付属するスイッチ類により制御しても良い。
【0010】
さらに説明する。共通バスライン301,302,303,304,305は、オーディオ信号2系統(ステレオ用Lチャンネル,Rチャンネル),情報信号1系統,制御信号1系統を各車載機器で共有することが出来るように設計・製造される。IEEE1394やI2Cバスなど、既存のコンピュータ・家庭用のバスを利用しても良い。
【0011】
共通バス301,302,303,304,305にはオーディオ信号のために、少なくともステレオ用Lチャンネル,Rチャンネル伝送用の2系統が備えられる。またDVDビデオ,DVDオーディオの5.1 チャンネル再生のために前記2系統に加え、四チャンネル分の四系統を追加しても良い。各車載機器は制御命令に基づき、各車載機器から出力されるオーディオ信号を当該共通バスのオーディオ信号系統に出力される場合もあるが、その出力音量のバランスは、共通バス301,302,303,304,305の制御信号系統からの制御指令に拠るものとする。
【0012】
情報信号1系統では、機能別に各車載機器に割り当てられた識別符号(例えばCD再生部163は「1」、地上波ラジオチューナ部162は「2」、TV/FMチューナ部152は「3」、携帯電話インタフェース142は「4」、MDチェンジャ130は「5」、デジタル放送受信装置100は「6」、カーナビゲーション装置110は「7」など)、各機器の動作状況を示す識別符号(例えばMDチェンジャ130の電源オン/オフ状態,CD再生部163で再生中のCDのトラック番号,再生中のCDのトラック再生時間、など),各機器の世代情報(バージョン情報)を示す識別符号,現在走行中の位置情報(緯度,経度,高度),カーナビゲーション装置110に入力されている目的地の位置情報(緯度,経度,高度),カーナビゲーション装置110内部に記憶されている経路情報(複数の主要通過点の緯度,経度,高度)が共通バス301,302,303,304,305により共有される。ここで、現在走行中の位置情報(緯度,経度,高度),目的地の位置情報(緯度,経度,高度),経路情報(複数の主要通過点の緯度,経度,高度)は、カーナビゲーション110が共通バス301,302,304,305の情報信号系統に出力するものとする。もしくは、携帯電話141や簡易型携帯電話(図2に記載)により認識される現在の位置情報を携帯電話インタフェース装置142(図2に記載)が共通バス301,302,303,304,305の情報信号系統に出力しても良い。
【0013】
制御信号1系統では、各車載機器に対して前記機能別に各車載機器に割り当てられた識別符号に応じて、各機器に対する動作命令(例えば機器のオン/オフ,再生するMDのMDチェンジャ内部のマガジン番号,マガジン内収納先,再生するCDのトラック番号,音量,ボリュームの上げ下げ、など)が共通バス301,302,303,304,305により共有される。
【0014】
前記共通バス301,302,303,304,305は、各信号が混同されることの無いように色分け、模様分けされたケーブルと、前記ケーブルの両端に取り付けられる端子と、各車載機器内部に設けられるバス用インタフェース部166,153,143,133,112,122により構成される。またケーブルの代わりに無線LAN,Bluetoothを用いても良い。その場合、前記オーディオ信号2系統,情報信号1系統,制御信号1系統は、別々のチャンネルを用いて送受信すれば良い。また光通信を用いることも出来る。その場合すべてのバス関連情報を物理的には一本のケーブルでやり取りすることも出来る。
【0015】
さらに各機器を個別に車載電源に接続すると、電源ケーブルが煩雑になるため、電源ラインも共通バスに含めても良い。
【0016】
共通リモコン207には各車載機器に対して、機能別に各車載機器に割り当てられた識別符号(例えばCD再生部163は「1」、地上波ラジオチューナ部162は「2」、TV/FMチューナ部152「3」、携帯電話インタフェースは「4」、MDチェンジャ130は「5」、デジタル放送受信装置100は「6」、カーナビゲーション装置110は「7」など)、各車載機器の製造メーカ毎に割り当てられた識別符号(例えばA社は「a」、B社は「b」など)、各機器に対する動作命令(例えば機器のオン/オフ、再生するMDのCDチェンジャ内部のマガジン番号,マガジン内収納先,再生するCDのトラック番号,ボリュームの上げ下げ、など)を送信するための機能と、前記機能を実現するために必要なスイッチ・ボタン類を具備する。また共通リモコン207には各車載機器の機能と製造メーカを内部に登録出来る機能を有する。
【0017】
共通リモコン207から送信される識別符号や動作命令などを含む制御信号は、バスインタフェース部166において受信し、ここで共通バス制御信号に変換されて共通バス301,302,303,304,305に出力される。前記バスインタフェース部166は、それ自体が一つの筐体に収納されても良いし、車載スピーカ167,168、に接続されていてパワーアンプ部164を含む車載機器内部に収納しても良いし、他の車載機器内部に収納しても良い。バス制御をマスター・スレーブ式に行っても良いし、互いに協調して制御するようにしても良い。またそれぞれの車載機器がマスタとなれるように設定出来るようにしておいても良い。バスラインは接続する機器数の拡張に備えて終端をオープンにしても良い。
【0018】
カーナビゲーション装置110には音声認識部120(図2に図示)を有しており、共通リモコン207の代わりに、人の音声による車載機器への動作命令をマイク310を介して音声認識部120により認識した後、共通バス制御信号に変換して、バスインタフェース部166を介して共通バス301,302,303,304,305に出力しても良い。すなわち、オーディオ装置160は共通バス301,302,303,304,305を介して音声信号をカーナビゲーション装置110より受けとり、各機器を制御する。
【0019】
共通リモコン207は機能別に各車載機器に割り当てられた識別符号,各車載機器の製造メーカ毎に割り当てられた識別符号,各機器に対する動作命令を送信するための機能と、前記機能を実現するために必要なスイッチ・ボタン類を具備するため、各車載機器にリモコン信号受信部が搭載されていれば、各車載機器を個別に制御することも出来る。
【0020】
カーナビゲーション装置110に含まれる画像表示装置150にインターネット用ブラウザを内蔵し、画像表示装置150と携帯電話141とを接続すればインタネットを用いて情報の検索,電子メール,通信が出来る。インタネット用のインタフェースを簡便に行うために、共通バス301,302,304,305に情報信号を1系統追加しても良い。この時共通バスは少なくともオーディオ信号2系統,情報信号2系統,制御信号1系統より構成されている。携帯電話141は携帯電話インタフェース部142(図2に示される)に接続し、他の機器を前記共通バス301,302,303,304,305で接続すれば良い。
【0021】
図2に、図1の詳細図として、デジタル放送受信装置200とカーナビゲーション装置110とMDチェンジャ130と携帯電話インタフェース装置140と画像表示装置150とオーディオ装置160に関する機能ブロック図を示し、各装置間は機器制御用情報,位置情報,機器動作情報,オーディオ信号,ビデオ信号を共有するデータバスにより接続されていることを示す。
【0022】
共通バスの適用により、ユーザ(運転者,車両の所有者)は異なる製造メーカの車載機器であっても、複数の車載機器を簡単に接続することが出来るようになる。これにより車載機器の選択が容易になると同時に、カーステレオ本体はA社製品,CDプレーヤはB社製品といったように、ユーザの好みや予算に応じた製品の選択が可能になる。
【0023】
オーディオ信号を共通バスで管理することが出来るようになるので、MDプレーヤによりMDの音声を再生している時でも、カーナビゲーション装置からの誘導音声とMDプレーヤからの音声の両方を共通バスのオーディオ信号系統に流しておけば、両方を重畳してプリメインアンプ部,スピーカを通して再生することが出来る。またカーナビゲーション装置からの誘導音声が出力される時には、誘導音声の出力を大きく増幅しMDプレーヤからの音声出力を小さく増幅するように動作させれば、カーナビゲーション装置の誘導音声を聞き取り易くすることが出来る。これによりカーナビゲーション装置からの誘導音声を聞き逃すことも無いようにすることが出来る。
【0024】
共通リモコン207の適用により、ユーザは予め制御する車載機器の製造メーカと当該車載機器の機能を共通リモコンに登録することにより、異なる製造メーカの車載機器であっても複数の車載機器を一元的に制御することが出来る。これにより車の中に複数のリモコンが装備され、必要な時に必要なリモコンを探す手間が省ける。また複数のリモコンが車の中に散らかってしまうことを防ぐことが出来る。
【0025】
共通バスに含まれる情報系統で共有される現在走行中の位置情報により、以下の機能を実現することが出来る。
【0026】
AM放送,FM放送,地上波デジタル放送を受信して聴取しながら走行している際に、受信可能なエリアから除々に外れて聞こえにくくなった場合に、現在走行中の位置情報に基づき最寄りの放送局で、同一の番組を放送している系列放送局に自動的に切り替えることが出来る。
【0027】
限られた地域内でのみ聴取可能な、AM放送周波数帯域の上限に近い周波数(1620kHz付近)などを用いて放送されている交通情報放送を優先的に聴取する動作モードを、AM放送用チューナなどが含まれる機器に設けておけば、現在走行中の位置情報に基づき当該放送が放送されている地域に入った段階で自動的に当該交通情報放送の受信・聴取を始めることが出来る。
【0028】
衛星デジタル放送または地上波デジタル放送を受信しながら走行している際に、現在走行中の位置情報に基づき、放送内容の中から走行中の周辺情報のみを選択的に受信し、視聴することが出来る。
【0029】
カーナビゲーション装置110は、米国のNAVSTAR衛星群を用いたGPS(Global Positioning System)に代表される三次元位置決めシステムからの電波を用いて自己の位置を決定することの出来る装置である。GPS用アンテナ111からの信号はGPS受信部112により処理され、三次元位置(緯度,経度,高度)の情報、及び進行方向の方角,進行速度に関する情報が得られる。これらの情報は中央処理部113において、メモリ部114内部の記録媒体115に記録されている地図データと照合される。この情報は共通バス305,304,303,302を介して画像表示装置150に送られ、画像表示装置150上で地図上に自己の走行位置と進行方向が判るように重畳された形で画像表示装置150に出力される。なお、三次元位置決めに当たっては、GLONASS,Galileoと云った他の三次元位置決め用衛星群からの電波を用いても良いし、携帯電話,簡易型携帯電話に拠っても良い。このとき、画像情報はバス用インタフェース部305から、バス用インタフェース205,バス用インタフェース133,バス用インタフェース部143及びバス用インタフェース部153を介して、画像表示装置150に送られる。また、オーディオ情報は、さらに、バス用インタフェース部166を介してオーディオ装置160に送られる。なおカーナビゲーション装置110には、この設定された目的地等を設定入力するためのデータ入力部123を有しており、目的地に基づいて経路を探索する機能を有している。
【0030】
携帯電話インタフェース装置140では、インタフェース部142を介して携帯電話141と情報を授受する。インタフェース部142は制御部144によって制御される。携帯電話インタフェース装置142は携帯電話などを介して経路探索した結果を入手し、経路情報を記憶する。すなわち、設定された目的地は、バス用インタフェース部166,バス用インタフェース部153,バス用インタフェース141,バス用インタフェース133,バス用インタフェース112及びバス用インタフェース143を介して携帯電話インタフェース装置140に伝達され、経路探索結果が携帯電話を介して情報入手される。このようにカーナビゲーション装置110では、FMビーコンアンテナ123を介してFMビーコン情報がFMビーコン部に、光/電波ビーコンアンテナ118を介して、光/電波ビーコン情報が光/電波ビーコン部117に、また、車両インタフェース部116からは車両情報がそれぞれ中央処理部113に取り込まれ、処理される。これと共に、運転者あるいは搭乗者の意思はスピーカ121を介して音声認識部120に取り込まれ、同様に、中央処理部113に取り込まれ処理される。つまりカーナビゲーション装置110内部に、現在の自己の位置情報,経路情報,目的地が保持される。
【0031】
このとき、GPS受信部112により出力された現在の三次元位置(緯度,経度,高度)の情報、及び進行方向の方角,進行速度に関する情報に、目的地までの経路情報及び目的地の位置情報を加えた情報信号211が中央処理部113から出力される。先に述べた通り現在の三次元情報は、携帯電話141あるいは簡易型携帯電話によっても入手できる。
【0032】
デジタル放送受信装置100においては、デジタル放送受信機用アンテナ105にて受信したデジタル放送を、運転者或いは同乗者がデータ入力部を操作し選局すると制御部103に情報が届き、周波数変換/増幅部(あるいは、チューナ部と称する)101にて検波,増幅,復調,誤り訂正,再多重などをし、トランスポートストリーム(TS)の形でデコーダ部102に対して出力する。デコーダ部102では、入力されたTSを鍵管理,信号分離,デコードし、図2(b)に示されるように、ビデオ信号221,オーディオ信号231等の出力種別毎にエンコード後出力する。デコーダ部102の出力は一部メモリ部104に記憶されるが、デコーダ部102及びメモリ部104は制御部103によって制御される。出力に当たっては、カーナビゲーション装置110の中央処理部113から出力された情報信号211をデジタル放送受信装置100内部の制御部103に入力し、ここで自己の現在地,目的地までの経路上または目的地付近に関する放送内容を抽出・選択してやり、デコーダ部102より大別してビデオ信号221,オーディオ信号231およびデータ信号212の三種類の形態で出力することが出来る。例えば目的地付近に関する情報が放送された時、まだ目的地には遠い場合には、当該放送の内容をメモリ部104に保存しておき、随時中央処理部113から入力される現在位置情報に基づき、目的地が近づいた時にデコーダ部102より出力しても良い。予め経路情報が入力されているので、同様にして予定された経路上周辺の地点に関する情報が放送された時点で当該放送の内容をメモリ部104に保存しておき、随時中央処理部113から入力される現在位置情報に基づき、当該地点付近に達した時に出力しても良い。また予定の経路から外れて車両が運行される場合や、経路や目的地が再設定された場合でも同様にして、車両の現在の走行位置や新たに設定された経路・目的地に即した放送内容を得ることが出来る。なお、図13に示す実施例では、バス用インタフェース部106を介してエンコーダ部109に情報が送られ周波数変換/増幅部208を介してデジタルアンテナ201より人工衛星に向けて送信される。
【0033】
デコーダ部102からの出力は大別してビデオ信号221,オーディオ信号231およびデータ信号212の三種類であるが、これらの内のいくつかを組み合わせたものであっても良い。
【0034】
地域性の高い放送では、その内容が文字情報,ビデオ情報,音声情報などの形態が考えられる。例えば経路上の秘湯に関する情報の場合、その位置情報,ビデオによる案内などの形態が考えられる。位置情報はカーナビの地図画面上に重畳して表示されれば非常に便利である。従ってこれらの情報は、データ信号211としてデコーダ部102から出力され、カーナビゲーション装置110内部の中央処理部113に入力され、カーナビの地図画面に重畳された形で画像表示装置150上に表示される。またビデオによる案内などの内容は直接デコーダ部102から出力し、画像表示装置150に入力することで表示しても良いし、その音声についても直接デコーダ部102から出力し、オーディオ装置160に入力することで再生しても良い。
【0035】
なお常通のデジタル音声放送の再生に当たっては、直接デコーダ部102から音声信号を出力し、オーディオ装置160で再生すれば良い。
【0036】
また通常の動画放送,準動画放送,静止画放送などは直接デコーダ部202から出力し、ビデオ信号は画像表示装置150,音声信号は130にそれぞれ入力し再生すれば良い。なお画像表示装置150にスピーカが備えられている場合には、ビデオ信号,音声信号はともに当該画像表示装置に入力し再生すれば良い。
【0037】
デジタル放送受信装置100全体の制御については、制御部103が行う。なお、図13に示す実施例では、周波数変換/増幅部205,デコーダ部102,エンコーダ部209及び周波数変換/増幅部208の制御については、制御部103から出力される制御信号により行われる。
【0038】
カーナビゲーション装置110において地図情報はメモリ部114内部の記録媒体115に記録されているが、デジタル放送により地図情報、あるいは地図情報の内の更新情報を送信することが出来れば、その情報を受信しデコーダ部102,中央処理部113を介して記録媒体115内部の地図情報を書き換えることも出来る。
【0039】
MDチェンジャ130では、複数のMDがMDマガジン132に格絡される。MDマガジン132に格絡されたMDのなかから選択されたものは、MD再生部131で再生される。MDマガジン部132及びMD再生部131は制御部134によって制御される。MDチェンジャ130で再生されたオーディオ信号は、バス用インタフェース部133(及び他のバス用インタフェース部143,153,166)を介してオーディオ装置160に送られスピーカ167及び168から出力される。
【0040】
画像表示装置150では、TV/FMアンテナ155よりTV/FMチューナ部152を介してTV/FM情報を受信する。受信信号に基づいて画像表示部151(例えば5インチTFT液晶画面)に画像が表示される。画像表示部151及びTV/FMチューナ部152は制御部154により制御される。カーナビゲーション装置110及びデジタル送受信装置100からの画像情報をバス用インタフェース122,133,141,153を介して画像表示装置150に伝えられる。なお、TV/FMチューナ部152のオーディオ信号はバス用インタフェース部153,166を介してオーディオ装置160に伝達される。
【0041】
オーディオ装置160では、地上波アンテナ161より地上波ラジオチューナ部162を介して地上波放送が受信される。また、CD再生部163ではCDが再生させる。受信された地上波放送及びCD再生はパワーアンプ部164で増幅されスピーカ167及び168で出力される。地上波ラジオチューナ部151,CD再生部163及びパワーアンプ部164は制御部165によって制御される。また、オーディオ装置160は、各交通情報放送局の位置を予め記憶した放送局位置データベース169、及び、各地上波放送局の周波数を予め記憶した地上波放送局位置周波数データベース170を有している。
【0042】
車両が走行中に、運転手や搭乗者が車両の走行地点に関する情報を意識しないで走行中の地点周辺に関するデジタル放送の内容を選択的に視聴することが出来る。またカーナビゲーション装置に入力した目的地と、カーナビゲーション装置内部に記憶されている経路上の地点に関するデジタル放送の内容を選択的に視聴することが出来る。
【0043】
運転者および搭乗者は、現在地,目的地及びその間を結ぶ経路上の地点に関する交通情報,天気予報,天気の状況,観光スポットに関する情報,地域情報を自動的に選択的に視聴することが出来る。
【0044】
また地図情報を放送することにより、簡単にカーナビゲーション装置用の地図情報を書き換えることが出来る。
【0045】
図3に、衛星群により提供される放送・通信などのサービスを提供する場合のシステム構成を示した図を示す。衛星の数は一機のみ表示しているが、複数の衛星群でシステムは構成される。
【0046】
人工衛星302a〜302cは、姿勢制御系,電源系,通信系,熱制御系などのサブシステムを具備しており、衛星放送を送信する基地局305からの電波を受信する。一方、移動体307は、図1或いは図2に示す全体システムが搭載されており、人工衛星302a〜302cを介して、衛星放送を受信する。
【0047】
移動体307は、衛星放送のみならず、衛星通信の送受信も可能である。移動体307は、人工衛星302a〜302cを介して、基地局306と衛星通信を行う衛星通信用送受信装置を搭載している。
【0048】
また、基地局306は公衆回線のゲートウェイ通信局に設置されており、公衆回線,携帯電話回線に接続されている。
【0049】
図4に、衛星群による放送・通信などのサービスを提供される地球上の限定された領域で、衛星が常時その領域の天頂方向に在る時に運用が行われるような、衛星の数が三機の場合の軌道配置について、地球を中心として軌道を俯瞰した図を示す。
【0050】
本軌道配置例では、軌道面は図4に示すように三面有り、各軌道上に人工衛星302a,人工衛星302b、及び人工衛星302cが一機ずつ配置されている。人工衛星302a,人工衛星302b及び人工衛星302cは、それぞれ軌道303a,軌道303b、及び軌道303c上を約24時間で一周回する。人工衛星302a,人工衛星302b及び人工衛星303cの軌道周期は約24時間であり、かつ、近地点引数が180度以上360度以下の範囲にあり、かつ離心率は0.24 未満の範囲により、かつ軌道傾斜角が37度以上45度以下の範囲内に有るか、または、かつ離心率が0.24 以上0.35 以下の範囲内に有り、かつ軌道傾斜角が40度より大きく44度以下の範囲内としている。三機の人工衛星の軌道の昇交点赤経は120度ずつ離れており、日本国上空の適切な位置にそれぞれの軌道の遠地点が現れるように設定されている。それぞれの人工衛星のそれぞれの軌道に於ける位置関係として、人工衛星302aがその軌道303a上で近地点にある時、人工衛星302bはその軌道303b上で軌道周期の三分の一だけ遅れた真近点離角を採る位置にあり、人工衛星302cはその軌道303c上で軌道周期の三分の一だけ進んだ真近点離角を採る位置にあるように配置している。
【0051】
この軌道配置により、北海道から沖縄にいたる日本本土において、仰角70度以上の方向に人工衛星302a,人工衛星302b、及び人工衛星302cの何れかが常時見える配置となる。人工衛星302a,人工衛星302b及び人工衛星303cはそれぞれ約24時間の周期を持っているため、仰角70度以上の方向に見えるようになるのも、見えなくなるのも周期的で規則的である。この場合、日本本土において人工衛星302a,人工衛星302b及び人工衛星302cは仰角70度以上の方向に一日一回の周期で代わる代わる現れ、それぞれが仰角70度以上の方向に最長8時間最短6時間滞在して見える。これが約24時間の周期で毎日繰り返される。
【0052】
上記した人工衛星302a〜302bはいわゆる準天頂衛星の範疇に含まれるが、人工衛星302a〜302cとして、いわゆる、8の字人工衛星(やはり準天頂人工衛星の範疇に含まれる)を用いてもよい、すなわち、準天頂人工衛星であれば、代替可能である。
【0053】
ここで、8の字人工衛星を説明する前に、GPS衛星に触れる。GPS衛星は軌道傾斜角55度、軌道周期12時間の円軌道(軌道周期が地球の自転周期と1/2同期)を採っている。緯度が55度以下の場所では、仰角は最大90度までであるが、軌道周期が12時間であるため、準天頂人工衛星と比べて高仰角に見える時間長は短くなる。GPS衛星では、軌道高度が19,000〜25,000km(いわゆるMEO軌道)を周回し、移動体向けに測位信号を放送している衛星または衛星群、および静止軌道を利用し移動体向けに測位信号を放送している衛星または衛星群である。例えば、GPS/NAVSTAR,GLONASS,Galileo、運輸多目的衛星を含む。軌道高度が19,000〜25,000kmのMEO軌道を周回し、移動体向けに測位信号を放送している衛星または衛星群の場合、MEOを利用しているため日本での衛星仰角は90度以下に広く分布するが、高仰角に見える時間長は準天頂人工衛星に比べて短い。静止軌道を利用し移動体向けに測位信号を放送している衛星または衛星群の場合、日本からの仰角は場所によって変わるが最大50度程度(東京の場合)であり、時間によって変化しない。
【0054】
一方、準天頂人工衛星は、軌道周期が24時間で(あるいは、軌道周期が地球の自転周期と同期しており)、日本から見て高仰角に長い時間滞在して見える衛星(長楕円軌道衛星、8の字軌道衛星を含む)全般を準天頂人工衛星と呼ぶ。例えば、HEO(長楕円(Highly Elliptic Orbit)の略)を含んでおり、衛星3機でコンステレーションを構成した場合、日本本土四島及び沖縄から見て運用中の衛星はほぼ仰角70度以上に常時見える軌道を想定する。日本の端部(最北端など)を考えると、運用衛星の最低仰角は65度程度になる。
【0055】
上述の通り、準天頂人工衛星は、いわゆる8の字軌道衛星でも良く、この場合は、衛星3機でコンステレーションを構成すると、日本本土四島及び沖縄から見て運用中の衛星はほぼ仰角60度以上に常時見える軌道を想定する。同様に日本の端部(最北端など)を考えると、運用衛星の最低仰角は50度程度になる。測位用の信号の種類としては、GPS信号と同一のもの、並びにD−GPS信号の二種類が想定される。
【0056】
したがって、順天頂人工衛星とは、日本本土4島及び沖縄をサービスエリアとした場合、24時間、好ましくは、仰角が70度以上、少なくとも、仰角が略50度以上(45度以上)の人工衛星群を意味する。GPS衛星2aは軌道傾斜角55度,軌道周期12時間の円軌道(軌道周期が地球の自転周期と1/2同期)を採っている。緯度が55度以下の場所では、仰角は最大90度までであるが、軌道周期が12時間であるため、準天頂人工衛星2b(詳細後述)と比べて高仰角に見える時間長は短くなる。GPS衛星2aでは、軌道高度が19,000〜25,000km(いわゆるMEO軌道)を周回し、移動体向けに測位信号を放送している衛星または衛星群、および静止軌道を利用し移動体向けに測位信号を放送している衛星または衛星群である。例えば、GPS/NAVSTAR,GLONASS,Galileo、運輸多目的衛星を含む。軌道高度が19,000〜25,000kmのMEO軌道を周回し、移動体向けに測位信号を放送している衛星または衛星群の場合、MEOを利用しているため日本での衛星仰角は90度以下に広く分布するが、高仰角に見える時間長は準天頂人工衛星に比べて短い。静止軌道を利用し移動体向けに測位信号を放送している衛星または衛星群の場合、日本からの仰角は場所によって変わるが最大50度程度(東京の場合)であり、時間によって変化しない。
【0057】
図5に、衛星群により提供される放送サービスについて、カルーセル状に繰り返し情報を放送する場合のデータ構成を例示したもので、交通情報放送の場合の例と、店舗情報放送の場合の例を示す。
【0058】
まず、図5(a)に、図3に示される放送局305からの放送内容の例を示す。まず、第1の例として、交通情報を人工衛星群302a〜302cから放送する例を示す。交通放送情報は、都道府県ID401,市区町村ID402,データ種別ID403及びデータ内容404より構成されている。具体的には、東京都千代田区の内容が放送され、次に、東京都中央区の内容が放送され、以降、東京都町田市の内容が放送され…、最後に、東京都小笠原の内容が放送された後に、始めの、東京都千代田区の内容に戻って、放送する。すなわち、循環させて放送するのである。
【0059】
異なるチャンネルでは、例として、店舗情報が放送される。交通放送情報と同様に、都道府県ID401,市区町村ID402,データ種別ID403及びデータ内容424より構成されている。具体的には、レストランAの内容が放送され、次に、デパートBの内容が放送され、以降、美術館Nの内容が放送され…、最後に、旅館Zの内容が放送された後に、始めの、レストランAの内容に戻って、放送する。すなわち、循環させて放送するのである。
【0060】
図6乃至図9を用いて、上述したシステムの動作を説明する。図6に、車載装置群における、共通バスにより接続した時の動作フローチャートの一例で、衛星群により提供される放送・通信のサービスを提供されるためのデジタル放送受信装置やオーディオ装置が、カーナビゲーション装置から出力される位置情報をそれぞれのメモリ部に取り込み、各装置の動作上利用できるようにしている過程、及びデジタル放送受信装置からのオーディオ信号と、カーナビゲーション装置からのガイド音声信号が合成された上でオーディオ装置から出力される過程を示す。図7では、衛星群により提供される放送・通信のサービスを提供されるためのデジタル放送受信装置がそのメモリ内部に記録した情報を、カーナビゲーション装置から出力された位置情報を基に再生する過程を示す。図8では、オーディオ装置で地上波放送を再生している場合に、高速道路などを走行しており交通情報放送は欠かさず聴取するようなモードに設定している場合に、カーナビゲーション装置から出力される位置情報に基づいて自動的に地上波放送から交通情報放送に切り替える過程を示す。図9では、長距離運転中にオーディオ装置で地上波放送を再生している場合に、系列の地上波放送局がある場合に、カーナビゲーション装置から出力される位置情報に基づいて自動的に放送局を切り替えて行く過程を示す。
【0061】
まず、ステップ602で、カーナビゲーション装置110に経由地・目的地・入手希望情報が入力される。この時、画面表示装置156には、図10(a)あるいは図10(b)が表示される。すなわち、カーナビゲーション装置110に備わったカーソルボタン(図示せず)が操作されると、各項目が入力される。
【0062】
出発地・経由地・目的地入力窓1110において、出発地が入力される。初期値として「現在地」が表示される。カーソルボタン(図示せず)を押し続けると、順に、入力枠1111が変化する。さらに、カーソルボタン(図示せず)が操作され、経由地1の入力枠に移動されると、例えば、「横浜町田IC」のように、入力される。さらに、カーソルボタン(図示せず)が操作され、経由地2の入力枠に移動されると、例えば、「小田原IC」のように、入力される。なお、この例では、経由地3の入力枠1114は未入力となっている。カーソルボタン(図示せず)が操作され、目的地の入力枠1115に移動されると、例えば、「山中湖」のように入力される。このように、カーソルボタンを操作することにより、画面表示装置150上で、目的地及び経由地(経由地1〜経由地3)が入力される。
【0063】
時刻表示窓1120には、現在時刻「09:32AM」が示されている。カーソルボタン(図示せず)が操作されて、画面表示装置150上で、到着希望時刻入力枠1124に移動されると、そこには、現在時刻が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると表示された時刻が増加或いは減少する。例えば、「03:30PM」が選択される。
【0064】
カーソルボタン(図示せず)が操作されると、道路表示窓1130の入力に移る。優先道路入口枠1130には初期値として「一般道路」が表示されており、カーソルボタン(図示せず)が操作されると、「高速道路」に変わる。例えば、「高速道路」が選択される。カーソルボタン(図示せず)が操作され、フェリー入力枠1134に移動される。初期値として「利用しない」が表示されており、カーソルボタン(図示せず)が操作されると「利用する」に変わる。例えば、「利用しない」が選択される。カーソルボタン(図示せず)が操作され経路探索入力枠136に移動する。初期値として「時間優先」が表示される。カーソルボタン(図示せず)の操作により「走行距離優先」に変えることができる。例えば、「時間優先」が選択される。
【0065】
カーソルボタン(図示せず)が操作されると食事・道草・観光情報・天気予報・交通情報・渋滞情報入力窓1140に移動する。食事入力枠1142では初期値として「しっかり摂る」が表示される。これは、レストラン・食堂・SA利用を意味している。カーソルボタン(図示せず)を操作すること、順に、「簡単に摂る」及び「購入して摂る」に変わる。前者はSA・PAなどで軽食利用を意味し、後者はコンビニ弁当など利用を意味する。さらにカーソルボタン(図示せず)が操作されると「食事は摂らない」に変化する。例えば、「しっかり摂る」が選択される。
【0066】
カーソルボタン(図示せず)が操作されると道草入力枠1143に移動する。初期値として「目的地・経由地に直行する」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると順に「時間に余裕があればする」から「出来る限りする」に変化する。例えば、出来る限りする」が選択される。なお、「時間に余裕があればする」及び「出来る限りする」が選択されると、道草内容について、カーソルボタン(図示せず)が操作され、「観光地」,「景色の良い所」及び「日帰り温泉」その他から選択することとなる。カーソルボタン(図示せず)が操作されると観光情報入力枠1143に移動する。初期値として「聞く」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると「聞かない」に変わる。例えば、「聞く」が選択される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると天気予報入力枠1145に移動する。初期値として「聞く」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると交通情報入力枠1146に移動する。カーソルボタン(図示せず)が操作されると渋滞情報入力枠1147に移動する。初期値として「聞く」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると「聞かない」に変わる。例えば、「聞く」が選択される。なお、観光・天気・交通・渋滞情報の選択肢として、カーソルボタン(図示せず)の操作により、「高速道路の交通情報サービスを聞く」,「衛星デジタル放送の情報を聞く」及び「地上波デジタル放送の情報を聞く」から選択できるようになっている。また、カーソルボタン(図示せず)の操作により、渋滞情報として、経路上の渋滞個所検索・表示結果に基づき、リアルタイム映像を提供できる場所のリストを表示,選択することができる。
【0067】
さらに入力が続けられる。すなわち、図10(b)に示されるように、今日のプラン2/Nの画面が表示される。出発地・経由地・目的地入力窓1110及び時刻表示窓1120はそのままで、レストラン入力窓1150及び道草情報入力窓1160が表示される。
【0068】
場所入力枠1152では、初期値として「経由地1付近」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると順に「経由地1付近」から「経由地3付近」、そして、「目的地」に変化する。例えば、「経由地2付近」が選択される。
【0069】
カーソルボタン(図示せず)が操作されるとジャンル入力枠1156に移動する。初期値として「日本料理」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると順に「フランス料理」,「イタリア料理」,「中国料理」,「ファミリーレストラン」に変化する。例えば、「日本料理」が選択される。
【0070】
カーソルボタン(図示せず)が操作されると予算入力枠1156に移動する。初期値として「1000円迄」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると順に「1000円−1500円」,「1500円−2500円」,「2500円−5000円」,「500円以上」に変化する。例えば、「1000円−1500円」が選択される。
【0071】
カーソルボタン(図示せず)が操作されると道草種別入力枠1162,1164に移動する。初期値として「日帰り温泉」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると順に「名物おみやげ」…に変化する。例えば、「日帰り温泉」と「名物・おみやげ」が選択される。なお、道草種別入力枠として2種類入力可能であるが(1162,1164)1種類入力の後、道草時間入力枠にスキップ可能になっている。
【0072】
カーソルボタン(図示せず)が操作されると道草時間入力枠1166に移動する。初期値として「0.5 時間未満」が表示される。カーソルボタン(図示せず)が操作されると順に「1.0−2.0時間」,「3.0−3.0時間」,「3.0時間以上」に変化する。例えば、「1.0−2.0時間」が選択される。
【0073】
このようにステップ602に示す動作がカーナビゲーション装置110になされると、外れに応じて、ステップ642において画像表示装置150に入力情報が表示され、経由地・目的地・入手希望情報が入力される。
【0074】
入力された経由地・目的地・入手希望情報は、カーナビゲーション装置110において、ステップ604で、現在位置が測位されて現在地情報が付加され、現在地・経由地/目的地・入手希望情報として出力される。すなわち、デジタル放送受信装置100において、現在地・経由地/目的地・入手希望情報出力が記憶される。それと共に、オーディオ装置160において、ステップ662で、現在地・経由地/目的地・入手希望情報出力は記録される。
【0075】
ステップ608では、カーナビゲーション装置110において、入力された現在地・経由地/目的地・入手希望情報出力情報に基づいて、経路探索され、経路情報が得られる。経路情報は出力され、デジタル放送受信装置100において、ステップ624で記録される。これと共に、オーディオ装置160においてステップ664で記録される。デジタル放送受信装置100では、ステップ624の後、ステップ626で、現在地・経由地/目的地・入手希望情報に関する情報の受信・記録を開始する。
【0076】
カーナビゲーション装置110では、ステップ608の経路探索を基に、ステップ610で、地図・走行軌跡映像データを出力する。画像表示装置150では、地図・走行軌跡映像データを受信して、ステップ644で、カーナビゲーション画像を表示する。
【0077】
カーナビゲーション装置110はステップ610の後に、ステップ612で、誘導を開始し、それを基に、ステップ614でガイド音声を出力する。ステップ614では、オーディオ装置160に対して、ガイド音声を出力する。
【0078】
一方、カーナビゲーション装置110は、ステップ614で、GPS衛星の電波を受信し、自己の位置を測位し、バスを介して各装置に出力する。この出力は、ステップ906まで続けられる。
【0079】
カーナビゲーション装置110のステップ610における地図・走行軌跡映像データは出力され、画像表示装置150において、ステップ644で、画面に表示される。ところで、デジタル放送受信装置100において、ステップ628で、希望する放送が選択される。ステップ628で希望放送が選択されると、ステップ630で、音声・映像を出力する。
【0080】
ステップ630で画像・映像が選択されると、画像表示装置150において、ステップ646で、カーナビゲーション画面表示よりも、デジタル放送受信装置100の出力を優先させて、ステップ648で、画面表示する。デジタル放送受信装置100から音声・映像出力がなければ、ステップ646での選択結果に基づき、そのまま、カーナビゲーション画面を表示し続ける。
【0081】
画像表示装置150におけるステップ646の選択結果はオーディオ装置160に送信される。オーディオ装置160において、ステップ666は、ステップ646の選択結果に基づいて、出力音声を選択する。さらに、ステップ668で、選択された音声をデジタル音声再生する。一方、ステップ670では、カーナビゲーション装置110のステップ614の放送音声再生とを合成、音声合成出力をスピーカ167,168から出力する。
【0082】
このような状態で、移動体307が走行を開始した場合の動作を図10を用いて説明する。カーナビゲーション装置110は、停止状態の場合と同様に、ステップ702で、地図・走行軌跡映像データを出力し、ステップ704で、走行位置情報を出力する。地図・走行軌跡映像データは画像表示装置150に出力され、また、走行位置情報はデジタル放送受信装置100に出力される。
【0083】
デジタル放送受信装置100において、ステップ722では、カーナビゲーション装置110の出力を受けて、現在位置関連情報の有無を判断する。現在位置関連情報がなければ、ステップ724に進む。ステップ724で、現在位置関連情報があれば、ステップ726で、現在位置に関連する情報(音・映像)を画像表示装置150に出力する。また、ステップ722で、現在位置関連情報があれば、同様に、ステップ726で、現在位置に関連する情報(音・映像)を画像表示装置150に出力する。
【0084】
ステップ724で、現在位置関連情報がなければ、ステップ728で、経由地・目的地関連情報の有無を判断する。ステップ728で、経由地・目的地関連情報があれば、ステップ730で、それを記録し、さらに、ステップ732で、受信を継続する。一方、ステップ728で、経由地・目的地関連情報がなければ、ステップ732で、そのまま、受信を継続する。
【0085】
これと同時に、デジタル放送受信装置100では、ステップ724(ステップ630から引き続き)で、音声・映像をオーディオ装置160に出力する。
【0086】
画像表示装置150において、カーナビゲーション装置110におけるステップ702の地図・走行軌跡映像データ出力を受けて、ステップ742で、カーナビゲーション画面を表示する。ステップ744では、デジタル放送受信装置100におけるステップ726の現在位置に関連する情報を受けて、画面表示を選択する。すなわち、デジタル放送受信装置100も出力を優先させて表示し、選択結果をオーディオ装置160に出力する。ステップ746で、走行位置に関する映像情報を表示し、ステップ748で、表示画面を選択し、ステップ750で、カーナビゲーション画面を表示する。図11に画像表示装置150の表示例を示す。図11(a)では、レストラン紹介を示す。ここで示される店舗情報のうち、リアルタイム性を含まない情報については、カーナビゲーションに関わる装置や、図4に示した衛星群により提供される放送・通信などのサービスを提供されるデジタル放送受信装置・デジタル送受信装置などの車載機器のメモリ部(CD−ROM,DVD,HDD,ブリッジメディアなどの記録メディアを含む)に記録されており、リアルタイム性の高い「混み具合」「駐車場の空き」「渋滞の長さ」などの情報は、図4に示した衛星群により提供される放送・通信などのサービスにより提供され、情報提供画面上で合成されて表示される。
【0087】
表示画面として、図11(a)のように、レストランXYZが表示されるとすると、「店名」に加え、「所在地」,「電話番号」、さらには、「メニュー」が価格と共に表示される。加えて、レストランの概観写真が表示される。これらは、例えば、車載機器のメモリ部(CD−ROM,DVD,HDD,ブリッジメディアなどの記録メディアを含む)に記録されていてもよいし、或いは、デジタル表示受信装置100より、情報を入手しても良い。一方、リアルタイム情報が、例として11時35分現在の情報が、店舗の混み具合いとして「入れます」、及び、駐車情報の空き具合として「普通車4台,軽自動車3台」と、表示される。これらのリアルタイム情報は、デジタル表示受信装置100より、逐次受信される。
【0088】
表示画面と例として、図11(b)のように、「ひところ」に代えて「入場料」が、「メニュー」に代えて「由来」を表示しても良い。また、混み具合に代えて、渋滞情報として、「県道×××付近事故渋滞××km」と表示し、さらには、天気等の気象情報を表示しても良い。
【0089】
表示画面の例として、図11(b)のように、リアルタイム情報として、渋滞個所動画像を表示しても良い。渋滞個所動画像は、デジタル表示受信装置100より、逐次受信される。なお、場所として、「東名 大和トンネル」のように、地名を表示し、渋滞として「上り15km」「下り2km」のように表示する。
【0090】
表示画面の選択について、図12を用いて説明する。カーナビゲーション装置に関わる車載機器の画面表示設定や、共通バスにより制御されるオーディオ装置などのオーディオ設定などの、画像表示装置上の画面表示例を示す。カーナビゲーション装置110装置を操作すると、図12(a)のように、画面表示装置
150の表示が変化し、画面表示設定を選択できる。カーナビ画面表示は、三次元/空撮/進行方向を上から選択することができる。なお、図示されていないが、画面表示の選択肢として、ドライブ情報が入った場合、自動的にカーナビ画面から情報画面を切り替えるのか/ドライブ情報音声出力時に手動切り替えするのか、選択することができる。
【0091】
また、図12(b)のように、オーディオ出力設定として、オーディオ出力の優先順位を決めることができ、カーナビ音声/ドライブ情報音声/選択音源から優先順位を決めることができる。また出力方法として、選択音源を切断して出力するのか、選択音源とミックスして出力するのか選択できる。さらには、選択音源とミックスして出力する場合には、選択音源の音量を下げるのか/選択音源の音量を下げないのか/カーナビ・ドライブ情報音声の音量を上げて出力するのか選択することができる。
【0092】
オーディオ装置160において、カーナビゲーション装置110のステップ
702の地図・走行軌跡映像データ出力を受けて、ステップ762で、デジタル放送音声を再生する。ステップ764で、画面表示装置150の表示画面選択を受けて、音声合成出力をスピーカ167,168から出力する。ステップ766で、走行位置に関する音声情報を出力する。このとき、デジタル放送音声を背景に出力する。ステップ768で、デジタル音声を再生する。
【0093】
図8を用いて、記録した情報を、位置情報を基に再生する過程を説明する。カーナビゲーション装置110は、ステップ802で、ステップ702と同様に、地図・走行軌跡映像データを出力する。一方、カーナビゲーション装置110は、ステップ804で、ステップ704と同様に、走行位置情報を出力する。デジタル放送受信装置100は、ステップ822で、カーナビゲーション装置110から走行位置情報を入力し、現在地・経由/目的地・入手希望情報に関連する情報を受信し、記録する。さらには、現在地・経由/目的地・入手希望情報に関連する情報を出力する。デジタル放送受信装置100は、ステップ824で、ステップ724と同様、音声・映像を出力する。画像表示装置150は、ステップ842で、カーナビゲーション装置110の地図・走行軌跡映像データを入力して、カーナビゲーション画面を表示する。オーディオ装置160は、ステップ863で、デジタル放送受信装置100の音声・映像出力を入力して、デジタル放送音声を再生する。オーディオ装置160は、ステップ866で、デジタル放送受信装置100の現在地・経由/目的地・入手希望情報に関連する情報を入力して、ステップ866で、周辺の交通情報放送局圏内か判断し、圏内であれば、ステップ864で、音声を切り替える。圏内でなければ、圏内になるまで、ステップを繰り返す。ステップ868では、現在位置周辺の交通情報放送を出力する。ステップ870で、周辺の交通情報放送局の圏内か判断し、圏内外でなければ、音源を切り替える。圏内であれば、ステップを繰り返す。ステップ874で、デジタル放送音声を再生する。
【0094】
図9に、長距離運転中にオーディオ装置で地上波放送を再生している場合に、系列の地上波放送局がある場合に、カーナビゲーション装置から出力される位置情報に基づいて自動的に放送局を切り替えて行く過程を示す。カーナビゲーション装置110は、ステップ902で、ステップ802と同様に、地図・走行軌跡映像データを出力する。一方、ステップ804で、ステップ704と同様に、走行位置情報を出力する。さらに、ステップ906で、走行位置情報を出力する。デジタル放送受信装置100は、ステップ822で、カーナビゲーション装置110から走行位置情報を入力し、現在地・経由/目的地・入手希望情報に関連する情報を受信し、記録する。さらに、ステップ924で、カーナビゲーション装置110から走行位置情報を入力し、現在地・経由/目的地・入手希望情報に関連する情報を受信し、記録する。画像表示装置150は、ステップ942で、ステップ842と同様に、カーナビゲーション装置110から地図・走行軌跡映像データを入力し、カーナビゲーション画面に表示する。オーディオ装置160は、ステップ962で、地上放送オン層を再生する。ステップ964で、デジタル放送受信装置100からの現在地・経由/目的地・入手希望情報に関連する情報を入力し、最寄の系列放送局圏内か判断する。圏内でなければ、ステップ966で、放送局を切り替え、ステップ968で現在地に最寄の地上波系列局放送を出力する。一方、圏内であれば、そのまま、ステップ968で、現在地に最寄の地上波系列局放送を出力する。ステップ972では、デジタル放送受信装置100からの現在地・経由/目的地・入手希望情報に関連する情報を入力し、最寄の系列放送局圏内か判断する。圏内でなければ、ステップ974で、放送局を切り替え、ステップ976で現在地に最寄の地上波系列局放送を出力する。一方、圏内であれば、そのまま、ステップ976で、現在地に最寄の地上波系列局放送を出力する。ステップ978で、地上波放送音声を再生する。
【0095】
他の実施例を図13を用いて説明する。第1の実施例と異なる部分のみを説明する。したがって、説明を省略した部分については、第1の実施例と同様である。図13は、デジタル送受信装置とカーナビゲーション装置とMDチェンジャと携帯電話インタフェース装置と画像表示装置とオーディオ装置に関する機能ブロック図を示し、各装置間は機器制御用情報,位置情報,機器動作情報,オーディオ信号,ビデオ信号を共有するデータバスにより接続されていることを示す。図13に示されるように、デジタル送受信装置200はデータ入力部207を有し、データ入力部207で入力されたデータは制御部203に取り込まれる。さらに、デジタル送受信装置200はエンコーダ部209及び周波数変換/増幅部208を有し、バス用インタフェース部206からの信号は、エンコーダ部209でエンコードされ、さらに、周波数変換/増幅部208で周波数変換及び増幅され、アンテナ201を介して、送信される。また、チューナ部101の代わりに周波数変換/増幅部205が設けられる。
【0096】
図14に、図13に示した車載装置群を、図2で示した共通バスにより接続した時の動作フローチャートの一例で、図4に示した衛星群により提供される放送・通信のサービスを提供されるためのデジタル送受信装置やオーディオ装置が、カーナビゲーション装置から出力される位置情報をそれぞれのメモリ部に取り込み、各装置の動作上利用出来るようにしている過程、及びデジタル送受信装置を通じて図4に示した衛星群を介してデータの送受信を行い所望の情報を入手し記録する過程と、カーナビゲーション装置からのガイド音声信号が合成された上でオーディオ装置から出力される過程を示す。ステップ1402で、現在地・経由/目的地・入手情報に関連する情報依頼データを送信する。ステップ1404で、現在地・経由/目的地・入手情報に関連する情報依頼データを受信する。
【0097】
図15に、図13に示した車載装置群を、図2で示した共通バスにより接続した時の動作フローチャートの一例で、図5に示した衛星群により提供される放送・通信のサービスを提供されるためのデジタル送受信装置がそのメモリ内部に記録した情報(放送で得られた情報であるか通信で得られた情報であるかを問わない)を、カーナビゲーション装置から出力された位置情報を基に再生する過程を示す。ステップ723の後、ステップ726で、現在地に関する情報(音・映像)を出力し、ステップ744で、表示選択する。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自動車などの高速で移動体する移動体に対して、時間ととも変化する必要な情報が提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム全体の概略ブロック図である。
【図2】システム全体の詳細ブロック図である。
【図3】衛星群により提供される放送・通信などのサービスを提供する場合のシステム構成を示した図である。
【図4】衛星の軌道配置を示す図である。
【図5】カルーセル状に繰り返し情報を放送する場合のデータ構成を示す図である。
【図6】車載装置群を共通バスにより接続した時の動作フローチャート図である。
【図7】車載装置群を共通バスにより接続した時の動作フローチャートの一例である。
【図8】車載装置群を共通バスにより接続した時の動作フローチャートの一例である。
【図9】車載装置群を共通バスにより接続した時の動作フローチャートの一例である。
【図10】目的地・経由地などの情報を入力する場合の画面構成例を示した図である。
【図11】情報提供画面の構成例を示した図である。
【図12】車載機器の画面表示設定やオーディオ設定などの画像表示装置上の画面表示例を示した図である。
【図13】他の例のシステム全体の詳細ブロック図である。
【図14】他の例による車載装置群を共通バスにより接続した時の動作フローチャートの一例である。
【図15】他の例による車載装置群を共通バスにより接続した時の動作フローチャートの一例である。
【符号の説明】
100…デジタル放送受信装置、110…カーナビゲーション装置、140…携帯電話インタフェース部、150…画像表示装置、160…オーディオ装置、302a〜303c…人工衛星。

Claims (11)

  1. 地球を周回し代わる代わる所定のサービスエリアに望む人工衛星から情報を得て処理する情報処理方法であって、位置に関する位置情報を得て、前記人工衛星が送る情報から前記位置情報に応じて情報を選択し、前記選択した情報を出力する情報処理方法。
  2. 請求項1において、前記人工衛星から提供される情報は、時間毎に異なる位置に応じた情報を提供し、且つ、位置に関して循環されている情報処理方法。
  3. 請求項1において、人工衛星からの信号を受けて自己の位置を測位し、前記測位情報に基づいて、前記選択をなす情報処理方法。
  4. 請求項1において、オーディオ信号2系統,情報信号1系統,制御信号1系統を共有して情報を授受する情報処理方法。
  5. 請求項1において、目的位置を予め決めておき、移動に伴って、前記位置に近づいたとき、或いは、到達したときに、前記選択した情報を出力する情報処理方法。
  6. 地球を周回し代わる代わる所定のサービスエリアに望む人工衛星から情報を得て処理する情報処理方法であって、操作者の趣向に関する位置情報を得て、前記人工衛星が送る情報から前記趣向に応じて情報を選択し、前記選択した情報を出力する情報処理方法。
  7. 地球を周回し代わる代わる所定のサービスエリアに望む人工衛星から情報を得て処理する情報処理装置であって、位置に関する位置情報を得て、前記人工衛星が送る情報から前記位置情報に応じて情報を選択し、前記選択した情報を出力する情報処理装置。
  8. 請求項7において、前記人工衛星から提供される情報は、時間毎に異なる位置に応じた情報を提供し、且つ、位置に関して循環されている情報処理装置。
  9. 請求項7において、人工衛星からの信号を受けて自己の位置を測位し、前記測位情報に基づいて、前記選択をなす情報処理装置。
  10. 請求項7において、目的位置を予め決めておき、移動に伴って、前記位置に近づいたとき、或いは、到達したときに、前記選択した情報を出力する情報処理装置。
  11. 地球を周回し代わる代わる所定のサービスエリアに望む人工衛星から情報を得て処理する情報処理方法であって、操作者の趣向に関する位置情報を得て、前記人工衛星が送る情報から前記趣向に応じて情報を選択し、前記選択した情報を出力する情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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