JP2793142B2 - 版板を自動的に交換する装置 - Google Patents

版板を自動的に交換する装置

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JP2793142B2
JP2793142B2 JP7020685A JP2068595A JP2793142B2 JP 2793142 B2 JP2793142 B2 JP 2793142B2 JP 7020685 A JP7020685 A JP 7020685A JP 2068595 A JP2068595 A JP 2068595A JP 2793142 B2 JP2793142 B2 JP 2793142B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F27/00Devices for attaching printing elements or formes to supports
    • B41F27/12Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes
    • B41F27/1206Feeding to or removing from the forme cylinder

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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Screen Printers (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷機、特に枚葉紙オフ
セット印刷機の版板を自動的に交換する装置であって、
版胴に供給される版板が、駆動される搬送ローラと対向
圧着ローラとの間で搬送される形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の枚葉紙オフセット印刷機では版胴
の版板を交換するためには、時間のかかる多数の操作を
手により実施しなければならない。例えば使用済みとな
った版板は印刷開始部及び印刷終了部の緊定条片の締め
付け解除して版胴から取り除かれなければならず、新
しい版板は逆の作業手順でまず印刷開始部の緊定条片内
へ挿入され、次いでその印刷終了部締め付けて緊
なければならない。それゆえ、枚葉紙オフセット印刷機
の装備替えのための時間を短縮するためには、一連の半
自動的若しくは全自動的な版板交換システムが開発され
なければならない。
【0003】DE4215969A1号特許明細書によ
れば、半自動的な版板交換システムが公知であり、この
システムでは版胴にアプローチ可能な導入レールが設け
られており、この導入レールを介して、新しい版板の印
刷開始部の縁が版胴の対応する緊定条片内に導入される
ようになっている。印刷胴の前で鉛直方向に走行可能に
取り付けられていて印刷胴に作業員が触れることを防止
する保護装置はそのことのためにその上端に隙間を備え
ており、この隙間から、搬出すべき版板が作業員により
取り出し可能であり、かつ導入レールのアプローチの
後、この隙間を介して、新たに供給すべき版板が作業員
により印刷開始部の緊定条片内へ導入される。版胴への
装置の締め付け及び緊定は適当な遠隔操作可能な操作手
段により行われる。
【0004】EP0431575A2号並びにDE41
30359A1号特許明細書によれば、自動的な版板交
換のためのマガジンが公知であり、このマガジンでは、
版胴への新しい版板の供給のために、直線走行可能なサ
ッカが設けられている。新しい版板の見当正しい供給を
保証するために、EP0431575A2号特許明細書
ではマガジン内に降下可能な見当ピンが設けられてお
り、この見当ピンに新しい版板が見当合わせされる。
【0005】この公知版板マガジンの欠点とするところ
は、比較的複雑な、ひいては故障しやすい構造を有して
いることである。それゆえ、供給されるべき新しい版板
をこの版板交換システムにより見当正しく版胴に供給す
ることができるためには、版板がマガジン内への挿入時
に細心の注意をもって、ひいては多くの時間をかけて見
当合わせされなければならない。さらに欠点とするとこ
ろは、このマガジンが版板交換位置で印刷装置間のスペ
ースを塞ぎ、従って作業員がそれらのアプローチ運動及
び離反運動によりけがをこうむらないためには、不経済
な付加的な保護装置を設けなければならないことにあ
る。
【0006】DE3940796C2号特許明細書によ
れば、印刷装置の前に懸架される版板マガジンが公知で
あり、この版板マガジンは古い版板並びに新しく供給す
べき版板のための貯蔵室を有している。このマガジンは
版胴に向かった下部分で湾曲しており、さらにこのマガ
ジンの下部分には、駆動される搬送ローラ、対向圧着ロ
ーラ、並びに使用済みの版板の取り出しのための旋回可
能な放出フィンガが設けられている。版板の交換若しく
は供給のための前述の装置全体がマガジンの下方領域内
に、従って版胴の近くに配置されている。それゆえ、こ
のマガジンを印刷装置の鉛直方向案内により走行可能に
懸架することは不可能である。むしろ、マガジンは平行
な揺動クランクを介して運転位置からサービス位置へ旋
回可能である。マガジンはこの旋回運動時に印刷装置間
のスペース内への運動をも行い、このことは、作業員を
保護するために付加的な安全手段を必要とする。このマ
ガジンでも、新しく供給される版板は予め正確に位置決
めされなければならない。それというのは、さもなけれ
ば、版胴への見当正しい供給が保証されないからであ
る。見当正しい位置のチェックのために、この装置はさ
らに版板のためのいわゆるボジションセンサを備えてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は請求項
1の上位概念に記載の装置を、版胴への版板の見当正し
い供給を常時保証するように構成技術的に簡単に改良す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の構成は、駆動される搬送ローラと、対応する対向圧
着ローラとが版胴の軸線方向で運動可能に支承されてい
ることにある。本発明の別の構成は請求項2以下に記載
されている。
【0009】
【発明の効果】搬送ローラの軸方向の運動性により、版
胴の側見当に関して不正確にマガジン内に挿入された版
板の自動的な向き調整が行われる。
【0010】本発明の別の構成によれば、搬送ローラ
が、印刷開始部に付属する緊定条片内への新しい版板の
導入時に版形の長さ(版胴の周方向の版形長さ)のほ
ぼ半分のところで版板に作用するように配置される。
【0011】さらに、搬送ローラの搬送方向が、印刷開
始部の緊定条片のつかみ領域の導入方向に対して角度を
成すように方向決めされている。
【0012】この手段により、版胴の周方向見当に関し
て不正確にマガジン内へ挿入された版板も、版形の幅に
わたる版板の種々異なるたわみに基づき正確に緊定条片
内に導入することができる。
【0013】本発明に基づく装置は、極めてコンパクト
にかつわずかなスペース要求で、印刷胴の前で鉛直方向
に走行する保護装置の上方に配置されることができ、か
つ版胴へアプローチ可能な案内装置を介して新しい版板
の供給を行う。本発明に基づく搬送ローラは保護装置の
上部に組み込まれてもよく、又は特に取り外し可能な又
は離反旋回可能な載着物として形成されることもでき
る。
【0014】
【実施例】次に図面に即して本発明の実施例を説明す
る。
【0015】図1及び図2は版胴1を備えた枚葉紙オフ
セット印刷機の印刷装置の一部を示し、版胴1は軸平行
な溝2内に、印刷開始部DAに対応する前方の緊定条片
3を支持している。この前方の緊定条片3は公知形式
で、新しく供給すべき版板11の、印刷開始部DAに対
応する縁のためのつかみ領域4として版形幅の隙間を有
している。つかみ領域4は、ここには図示されていない
遠隔制御可能な操作手段により開かれると共に、新らし
い版板11の挿入後これをつかむために閉鎖される。版
胴1の下方にはゴムブランケット胴5が示されている。
図1及び図2に示された印刷胴1,5の前には保護装置
6が鉛直方向で走行可能に配置されている。そのことの
ために、この保護装置はそれぞれ両側で、ここには図示
されていないがそれぞれサイドフレーム壁に取り付けら
れた鉛直案内機構を介して懸架されている。
【0016】保護装置6の内側には版胴1に面して、軸
方向で互いに間隔をおいた2つのストッパ7が配置され
ている。新しく供給された版板11は保護装置6の上側
に設けた隙間を通して押し入れられ、版板の前縁がこの
ストッパに衝突する。保護装置6の上側に設けたこの隙
間は2つの案内板8,9により形成されている。使用済
みの版板12を保護装置6の上側で搬出することができ
るように、別の案内板10が設けられており、この案内
板10は案内板9と共に第2の隙間を形成している。新
しい版板11及び使用済みの版板12のために案内板
8,9,10により形成された隙間は保護装置6の上側
で、処理すべき版板の最大の版形幅に比して大きい長さ
を有している。
【0017】保護装置6の上方でしかも案内板8,9,
10の上方には、軸方向に互いに間隔をおいた対向圧着
ローラ13,14がそれぞれ1対設けられている。図1
から図4までに示すように、1対の駆動される搬送ロー
ラ15が1対の対向圧着ローラ13又は1対の対向圧着
ローラ14に選択的に当接するように旋回可能に懸架さ
れている。搬送ローラ15の駆動は搬送ローラ15が図
1から図4でみて逆時計回りに回転するように行われ
る。
【0018】図1によれば、新しく供給された版板11
が1対の対向圧着ローラ13と搬送ローラ15との間の
隙間並びに案内板8,9により形成された隙間を通して
保護装置6内に進入してストッパ7により停止される。
公知形式通り、使用済みの版板12は、印刷終了部に対
応して配置された保持装置(ここには図示されていな
い)の解離後に、版胴1の逆回転(図示の通常の回転方
向とは逆方向の回転)により案内板9,10の隙間を通
して保護装置6から搬出される。その際、版胴1は図1
に示された位置まで逆回転される。この位置は新しい版
板11の導入のためにも役立てられる。次いで、対向圧
着ローラ14への搬送ローラ15の当接が行われ、版板
12が搬送ローラ15の回転により、緊定条片3の開い
たつかみ領域4から引き出される。
【0019】版板12の搬出時にその走行方向でみて前
縁(図示せず)が案内板9,10の間の隙間、ひいては
搬送ローラ15と対向圧着ローラ14との食い込みニッ
プ領域内に到達することができるように、案内板9は図
1及び図2に示したように、保護装置6内に引き込まれ
ている。案内板9の端部には、たわみ可能な案内舌片1
6が互いに間隔をおいて取り付けられており、この案内
舌片16に沿って版板12の前記前縁が滑動可能であ
る。図示のインキ装置ローラの前に存在する走入保護部
材17が同様に案内機能を担っている。
【0020】図1及び図2に示したように、版胴1の前
には図示されていない軸を中心として旋回可能な導入レ
ール18が配置されており、この導入レール18は図1
ではその基本位置に在る。この導入レール18はストッ
パ7の領域に切欠を備えており、これにより、導入レー
ル18の旋回する端部がストッパに妨げられずに版板1
1の前縁をつかむことができる。
【0021】版胴1へ向かって導入レール18が旋回す
ることにより(図2)、版板11はその前縁でストッパ
7から受け取られ、その際、導入レール18は印刷開始
部DAのところに版胴1の外輪郭とあいまって、版板1
1の前縁を緊定条片3の開いているつかみ領域内へ導入
するためのホッパ状領域を形成する。
【0022】図2に示したように、導入レール18の旋
回により、版板は(対向圧着ローラ13への搬送ローラ
15の当接の後)その下方領域内で版胴1へ向かって湾
曲させられる。その際、たわみ可能な案内舌片16は同
様にたわむ。次いで再び搬送ローラ15が制御され、そ
の結果、版板11の前縁が、開いている緊定条片3(つ
かみ領域4)内に導入され、しかる後に版板11の締め
付けが行われる。導入レール18は再びその基本位置へ
戻し旋回させられ(図1)、締め付けられた版板11が
版胴1の正回転(矢印方向)により版胴の外套面の回り
に張設され、次いで版板11の印刷終了部の締め付けと
緊定とが図示されていない手段により行われる。
【0023】版胴1上の版板11の張設時に、版板の走
行方向でみて後端部が保護装置内の部分により損傷を受
けないように、保護装置6の内側には軸方向に互いに間
隔をおいて棒状のブラシ19が配置されている。
【0024】図3から図6までには、保護装置6の上側
で、対向圧着ローラ13,14と、その間に旋回可能に
配置されて駆動される搬送ローラ15との取り付け方が
図示されている。図5及び図6から判るように、1対の
搬送ローラ15が1つの共通の回転駆動軸21に取り付
けられており、この回転駆動軸はその一端に回転駆動装
置28を備えている。回転駆動軸21は両方の端部で、
それぞれ1つの旋回レバー24の旋回可能な端部に軸受
けを介して支承されている。有利にはこの場合、自動調
心軸受けが使用されており、この結果、回転駆動軸21
のたわみも許容される。両方の旋回レバー24自体は1
つの共通の旋回軸23の端部に取り付けられてこれに回
動不能に結合されている。
【0025】図5に示されているように、共通の旋回軸
23はそれぞれ保護装置6の上方に取り付けられたフレ
ーム部分22に軸受けを介して懸架されている。図6の
図示では、フレーム部分22は上面図でU字形を有して
おり、かつそれぞれ2つの対向して位置する壁から成っ
ており、この壁に対向圧着ローラ13,14が支承され
ており、かつこれら両方の壁を結合せしめる支持アーム
が設けられている。旋回軸23により旋回レバー24を
介して旋回させられる駆動軸21はフレーム部分22の
支持アームに設けたそれぞれ1つの切欠25を通して貫
通案内されており、これにより、搬送ローラ15はフレ
ーム部分22の壁に支承されたいずれかの対向圧着ロー
ラ13,14に選択的に当接可能である。それゆえ、図
3及び図4から判るように、搬送ローラ15は、旋回軸
23の旋回により、使用済みの版板12の搬出のために
対向圧着ローラ14に又は新しい版板11の供給のため
に対向圧着ローラ13に選択的に当接することができ
る。さらに、搬送ローラ15は図示されていない中間位
置へも旋回可能であり、この中間位置では対向圧着ロー
ラ13にも対向圧着ローラ14にも当接しない。
【0026】両方のフレーム部分22における旋回軸2
3の支承は、フレーム部分22に関して旋回軸23の軽
やかな回転運動のみならず図5及び図6で二重矢印によ
って示すように軸方向の運動性が可能であるように行わ
れる。このことのために、有利には旋回軸23が自動調
心軸受け内に位置するそれぞれ1つのニードル軸受けを
介してフレーム部分22の支持アームに支承される。
【0027】旋回軸23と駆動軸21に配置された搬送
ローラ15とが常に、位置決めされた基本位置を占める
ことができるように、旋回軸23の両端にはそれぞれ旋
回レバー24とフレーム部分22との間にばね26が配
置されている。それゆえ、旋回軸23の上述の懸架によ
り、搬送ローラ15はその共通の駆動軸21と共に軸方
向で遊動的に支承されている。駆動軸21の駆動装置2
8はその際同様に相応の軸方向運動を行う。
【0028】旋回軸23の回転のために、保護装置6
の、駆動装置28とは逆の側に旋回駆動装置27が配置
されており、この旋回駆動装置は、図示されたユニット
を形成している旋回軸23、旋回レバー24並びに駆動
軸21の軸方向の運動性が妨げられないように旋回軸2
3に連結されている。この旋回駆動装置27は有利には
圧縮空気により操作される回転翼モータ又は対状に配置
された空気力シリンダから成ることができる。駆動装置
28は有利には電動機として形成される。さらに駆動装
置28は、対向圧着ローラ14への搬送ローラ15の当
接時に使用済みの版板12が保護装置6から引き出し可
能となるようにフリーホイールを介して駆動軸21に作
用する。使用済みの版板12のための保持手段は図示さ
れていないが、使用済みの版板12は対向圧着ローラ1
3からの搬送ローラ15の離反時でも保護装置6(図
1)の内部に保持される。
【0029】図3、図4及び図6に示したように、1対
の搬送ローラ15に対応して配置された対向圧着ローラ
13,14は同様にそれぞれ1つの軸20を介してフレ
ーム部分22に支承されている。新しい版板11の供給
に役立つ対向圧着ローラ13は(図4参照)、図9に示
したように、同様に軸方向に運動可能に、フレーム部分
22に配置したそれぞれ1つの軸20に支承されてい
る。この場合もやはり、軸20に関してほぼブッシュと
して形成された対向圧着ローラ13の軽やかな回転性の
みならず軸方向の運動性を可能ならしめる軸受け(ニー
ドル軸受け)が使用されている。図9によれば、各対向
圧着ローラ13は2つのばね31を介して位置決めされ
ている。ばねの他方の端部はフレーム部分22に支持さ
れている。図9から判るように、対向圧着ローラ13は
樽状の輪郭を備えている。搬送ローラ15もこの種のク
ラウニング状の外輪郭を有しており、さらに、対向圧着
ローラ14もこのような形状に成形されることができ
る。
【0030】有利には、フレーム部分22に支承された
軸20は駆動軸21に関するその向きを調節可能であ
て、軸20の軸線と駆動軸21の軸線とが互いに平行で
ないようにすることができる。このことを達成するため
に、軸20はその一方又は両方の端部で偏心ブッシュを
介してフレーム部分22の壁内に適当なはめあいにより
挿入される(図9には図示されていない)。このように
搬送ローラ15に対して対向圧着ローラの向きを斜めに
することにより、版板11の有利な幅出し作用が搬送時
に得られる。
【0031】図7によれば、駆動軸21上の搬送ローラ
15の軸方向の間隔は、版板11の前縁に設けた打ち抜
き部の間隔と同じである。この打ち抜き部は版胴1(緊
定条片3のつかみ領域内)に配置した見当ピン29と協
働する。それゆえ、新しく供給される版板11の前進駆
動力は打ち抜き部30の真上で周方向に導入される。
【0032】さらに本発明によれば、搬送ローラ15が
版板11の版形長さ(版胴1の周方向における版形長
さ)のほぼ半分で前進駆動力を導入し、さらに版板11
が搬送ローラ15により搬送方向Fで搬送され、この搬
送方向は、緊定条片3の開いているつかみ領域4内へ版
板11の前縁を導入する導入方向Eに対して角度Wを成
して延びている。それゆえ、角度Wは図8に誇張して図
示されているように、搬送方向Fとつかみ領域4の向き
とによって形成されている。これにより、本発明に基づ
いて設けられた搬送ローラ15及び対応する対向圧着ロ
ーラ13の軸方向の運動性に関連して、新しく供給すべ
き版板11がその打ち抜き部30により見当ピン29に
当接した際に、この版板の自動的な修正、ひいては見当
正しい装着が行われる。このことが原理的に図7及び図
8に示されている。
【0033】図7には、破線により見当正しい位置に関
して若干回動した向きにある版板11が示されている。
(破線で示された)この版板11がその打ち抜き部30
で版胴1の見当ピン29に当接するまで搬送されると、
まず図7で左側に図示されている打ち抜き部30が見当
ピン29に当接する。版板11が万一破線で示されてい
るように横方向にずれていても、このずれは、搬送ロー
ラ15とこれに対応する対向圧着ローラ13との軸方向
の運動性により補償される。版板11が図8で示したよ
うに搬送ローラ15及び対向圧着ローラ13と見当ピン
29との間で湾曲して延びているため、両方の見当ピン
29への打ち抜き部30の衝突時に版板は縁bの領域に
比して縁aの領域で若干強くたわむ。この互いに異なる
たわみは、版板11が湾曲した搬送面上に位置せずに搬
送ローラ15とつかみ領域との間で自由に湾曲している
ことにより可能である。これにより、新しく供給される
べき版板11は、保護装置6内(ストッパ上)で、図示
されていないサイドストッパにより大まかにしか位置決
めされていない場合でも正確に版胴1の見当(緊定条片
3)内に走入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷機胴の前で鉛直方向に走行可能な保護装置
に取り付けた本発明装置の版板搬出位置を原理的に断面
して示す図である。
【図2】本発明装置の版板供給位置を原理的に断面して
示す図である。
【図3】保護装置の上方に配置した搬送ローラの配置を
版板搬出位置で示す図である。
【図4】保護装置の上方に配置した搬送ローラの配置を
版板供給位置で示す図である。
【図5】搬送装置の懸架機構の構成を示す側面図であ
る。
【図6】搬送装置の懸架機構の構成を示す上面図であ
る。
【図7】搬送ローラの本発明に基づく構成により自動的
に行われる向き調整の原理を示す正面図である。
【図8】搬送ローラの本発明に基づく構成により自動的
に行われる向き調整の原理を示す側面図である。
【図9】搬送ローラに対応して配置された対向圧着ロー
ラの詳細断面図である。
【符号の説明】
1 版胴、 2 溝、 3 緊定条片、 4 つかみ領
域、 5 ゴムブランケット胴、 保護装置、 7 ス
トッパ、 8,9,10 案内板、 11 新しい版
板、 12 使用済み版板、 13,14 対向圧着ロ
ーラ、 15 搬送ローラ、 16 案内舌片、 17
走入保護部材、 18 導入レール、19 ブラシ、
20 軸、 21 駆動軸、 22 フレーム部分、
23旋回軸、 24 旋回レバー、 25 切欠、
26 ばね、 27 旋回駆動装置、 28 駆動装
置、 29 見当ピン、 30 打ち抜き部、 31
ばね、 DA 印刷開始部、 E 導入方向、 F 搬
送方向、 W 角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコラ プピック ドイツ連邦共和国 ホイゼンスタム フ ランツ−ラウ−シュトラーセ 32 (72)発明者 ヘルムート シルト ドイツ連邦共和国 シュタインバッハ− タウヌス イム ヴィンゲルツグルント 148 (72)発明者 ベルトールド ザイプ ドイツ連邦共和国 ロートガウ フライ ヘル−フォン−シュタイン−シュトラー セ 35 (56)参考文献 特開 平3−187749(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 27/12

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機、特に枚葉紙オフセット印刷機の
    版板を自動的に交換する装置であって、版胴に供給され
    る版板が、駆動される搬送ローラと対向圧着ローラとの
    間で搬送される形式のものにおいて、駆動される搬送ロ
    ーラ(15)と、対応する対向圧着ローラ(13)とが
    版胴(1)の軸線方向で運動可能に支承されていること
    を特徴とする版板を自動的に交換する装置。
  2. 【請求項2】 搬送ローラ(15)並びに対向圧着ロー
    ラ(13)が、版板(11)が版胴(1)に当接した状
    態で版胴(1)の周方向における版板(11)の版形
    長さのほぼ中央に作用するように構成されている請求項
    1記載の装
  3. 【請求項3】 搬送ローラ(15)と対向圧着ローラ
    (13)とにより版板(11)に与えられる搬送方向
    (F)が、予め規定された角度位置へ回転した版胴
    (1)の緊定条片(3)のつかみ領域(4)内へ版板
    (11)の前縁を導入する導入方向(E)に対して角度
    を成して延びている請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 搬送ローラ(15)並びに対向圧着ロー
    ラ(13)がクラウニング状の輪郭を有している請求項
    1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 対向圧着ローラ(13)の軸(20)
    軸線搬送ローラ(15)の駆動軸(21)の軸線に対
    して平行でないように調節可能である請求項1から4ま
    でのいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 搬送ローラ(15)が、回転駆動装置
    (28)を備えた1つの共通の回転駆動軸(21)に配
    置されており、かつ、この回転駆動軸(21)がその両
    端で旋回レバー(24)を介して、軸方向に運動可能に
    支承された旋回軸(23)に結合されている請求項1か
    ら5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 軸方向に運動可能な搬送ローラ(15)
    並びに対向圧着ローラ(13)がばね(26,31)に
    より基本位置へ位置決めされている請求項1から6まで
    のいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 搬送ローラ(15)並びに対向圧着ロー
    ラ(13,14)が、印刷胴(1,5)の前で鉛直方向
    に走行可能に設けられていて印刷胴に作業員が触れるこ
    とを防止する保護装置(6)の上側に配置されている請
    求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 搬送ローラ(15)並びに対向圧着ロー
    ラ(13,14)が、取り外し可能なユニットとして保
    護装置(6)の上側に配置されている請求項8記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 搬送ローラ(15)並びに対応する対
    向圧着ローラ(13)が、供給される版板(11)の前
    縁に設けられ版胴(1)に設けた見当ピン(29)と協
    働する打ち抜き部(30)と同じ軸方向間隔を有してい
    る請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
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