JP2791512B2 - 画像領域指定方法 - Google Patents

画像領域指定方法

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JP2791512B2
JP2791512B2 JP3056087A JP5608791A JP2791512B2 JP 2791512 B2 JP2791512 B2 JP 2791512B2 JP 3056087 A JP3056087 A JP 3056087A JP 5608791 A JP5608791 A JP 5608791A JP 2791512 B2 JP2791512 B2 JP 2791512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,台紙上に作成された
版下文字,イラスト,ロゴ,図形等を含む画像(以下,
「版下画像」と呼ぶ。)の2値画像データに基づいて,
版下画像に含まれる所望の画像領域を指定する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】商品カタログやちらし広告などの製版印
刷においては,画像内の文字や図形を様々な色に塗分け
たり,文字を太らせたりするための画像処理が行なわれ
ている。このような画像処理を行なうために,まず,台
紙上に所定の文字,イラスト,ロゴ,図形等を配置して
版下を作成し,その版下を画像読取り装置によって読取
ることにより,2値画像を得る。そして,この2値画像
の一部の領域(文字や図形が占める領域など)について
選択的に色づけ等の処理が行なわれる。
【0003】色付け等の処理を行なう領域(以下「指定
領域」と呼ぶ。)を指定する方法としては次のようなも
のが考えられる。 (a)指定領域の内部の1点をマウスなどのポインティ
ングデバイスで指定する。 (b)指定領域と交差するように矩形,円,直線などの
図形を指定するとともに,指定領域の色を指定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法(a)で
は,画像上の1点を指定するだけでよいので,指定が簡
単にできるという利点がある。しかし,指定した点が偶
然にピンホールになっている場合には,指定領域をうま
く指定できないという問題がある。また,細線上を指定
したい場合も,なかなか的確に指定できないという問題
がある。また,上記の方法(b)では,図形を指定する
のにポインティングデバイスで画像上の少なくとも2点
を指定し,更に指定領域の色を指定しなければならな
い。すなわち,指定領域を特定するために,少なくとも
3つのパラメータ(2点の位置と,指定領域の色)を指
定しなければならないという問題がある。
【0005】この発明は,従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり,所望の指定領域
を少ないパラメータで,かつ,正確に指定することがで
きる画像領域の指定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め,この発明による方法は,画像を表すランレングスデ
ータに基づいて,前記画像内の一部の領域を指定領域と
して指定するための画像領域の指定方法であって, (a)画像内の少なくとも一点を指定点として指定する
とともに,指定の対象となる領域の色を対象色として指
定し, (b)前記ランレングスデータを処理することによっ
て,各指定点を中心とする所定形状の矩形であって,前
記対象色を有する画素に接する矩形を近傍矩形として決
定し, (c)前記ランレングスデータを処理することによっ
て,前記近傍矩形と,前記近傍矩形に外接する円とに囲
まれた領域を近傍エリアとして設定するとともに,当該
近傍エリアに含まれる前記対象色の画素を対象画素とし
て特定し, (d)前記対象画素に連結する前記対象色の画素で構成
される領域を指定領域として特定する。
【0007】
【作用】各指定点に基づいて近傍矩形が決定され,さら
に,近接矩形とこの近傍矩形に外接する円とに囲まれた
領域が近傍エリアとして設定される。すなわち,1つの
指定点を指定するだけで近傍エリアが決定される。そし
て,近傍エリア内に存在する対象色の画素を対象画素と
して特定し,対象画素に連結する画素で構成される領域
を指定領域として特定する。したがって,少なくとも1
つの指定点と,1つの対象色を指定するだけで指定領域
を指定できる。なお,複数の指定点と1つの対象色とを
指定すると,各指定点に対応する指定領域を指定でき
る。このように,まず近傍矩形を決定し,次に近傍エリ
ア内を検索して対象画素を特定する処理は,特にランレ
ングスデータに基づいたデータ処理に適しており、処理
を早く行なうことができる。
【0008】
【実施例】A.装置の構成 図1は,本発明の一実施例を適用して画像領域の指定と
指定領域の色づけ処理とを行なう画像処理装置の概略構
成を示すブロック図である。この画像処理装置は,次の
ような構成要素を有している。
【0009】(a)画像入力装置1:台紙上に作成され
た版下画像を読み取って,その2値画像を得る装置であ
り,平面型スキャナなどで構成される。 (b)ランレングス変換装置2:画像入力装置1が作成
した画素ごとの2値画像のデータをランレングスデータ
に変換する。 (c)画像メモリ3:ランレングスデータで表現された
画像データを記憶する。 (d)制御演算装置4:画像処理装置全体の制御や,所
定の演算を行なう。
【0010】(e)マウス5:オペレータが指定点や対
象色の指定や,その他の指示を行なうために用いる。マ
ウスのかわりにスタイラスペンなどを用いてもよい。 (f)システム色テーブルメモリ6:画像内の互いに分
離された領域の色を表わすデータを記憶する。詳細は後
述する。 (g)ピクセルデータ変換装置7:ランレングスデータ
を画素(ピクセル)ごとの画像データに変換する。 (h)表示画像メモリ8:後述するカラーモニタに表示
する画像の画像データを記憶する。 (i)カラーパレット9:表示画像メモリ8から供給さ
れる画像データに含まれている色番号を,R(レッ
ド),G(グリーン),B(ブルー)の輝度信号に変換
する。 (j)カラーモニタ10:カラー画像を表示する。 (k)表示制御装置11:カラーモニタ10におけるカ
ラー画像の表示を制御する。 (l)補助メモリ12:各種の処理の過程で必要となる
一時的な情報を記憶する。
【0011】B.処理の手順 図2は,この発明の一実施例を適用して,画像の色づけ
処理を行なう手順を示すフローチャートである。色づけ
処理とは,指定領域を特定の色で一様に塗りつぶす処理
である。ステップS1では,まず台紙上に文字や図形を
配置して版下を準備する。図3は,版下BCの例を示す
平面図である。この版下BCは,白色の台紙BSの上に
文字Aと矩形や三角形の図形とが黒色で描かれている。
【0012】ステップS2では,版下BCを画像入力装
置1で読取ることにより,版下BCの2値画像データD
bを得る。この2値画像データDbは,版下画像内の各
画素が黒か白かを示すデータである。ステップS3で
は,2値画像データDbが画像入力装置1からランレン
グス変換装置2に送られ,ここで,ランレングスデータ
Drに変換される。図4と図5とは,ランレングスデー
タDrの構成を示すための説明図である。図4は,版下
画像のうち,文字Aの部分のみを拡大して示している。
図において,鉛直方向を主走査方向Y,水平方向を副走
査方向Xと仮定している。また,台紙上の主走査方向Y
の座標範囲は,0から150まであると仮定している。
【0013】図5は,この版下画像についての副走査座
標XiにおけるランレングスデータDriの構成を示し
ている。ランレングスデータDriは,4つの連続した
データDri(1)〜Dri(4)(以下,「単位ラン
レングスデータ」と呼ぶ。)から構成されている。各単
位ランレングスデータDri(1)〜Dri(4)はそ
れぞれ32ビットで構成されており,最上位1ビット
(MSB)はその単位ランレングスデータが黒か白かを
示す白黒指定データDwbであり,次の15ビットは後
述するシステム色の番号を示すシステム色データDs
c,下位の16ビットはその単位ランレングスの開始点
の主走査座標を示す座標データDrcになっている。
【0014】図4に示すように,副走査座標Xiでは,
主走査座標Yが0から99までの区間が白色,100か
ら119までの区間が黒色,120から150までの区
間が白色である。3つの単位ランレングスデータDri
(1)〜Dri(3)は,上記の3つの区間の開始点の
主走査座標と,その区間が白色か黒色かを示している。
また4つめの単位ランレングスデータDri(4)の主
走査座標の値は,最大値(=150)となっており,こ
の主走査線に関するランレングスデータが終了したこと
を示している。なお,この時点ではシステム色が決定さ
れていないので,ランレングスデータの中のシステム色
データDscは特に意味のない値となっている。
【0015】以上のようにして得られたランレングスデ
ータDrは,ランレングス変換装置2から画像メモリ3
に供給され,記憶される。ステップS4では,上記のラ
ンレングスデータDrに基づいて,制御演算装置4が版
下画像の領域分離処理を行なう。領域分離処理とは,版
下画像内において,黒色部と白色部の境界線によって分
離された互いに独立の領域を区別し,区別された各領域
に異なる番号(システム色番号)Nsを割り当てる処理
のことを言う。
【0016】図6は,領域分離処理によって分離された
各画像領域を示す説明図である。版下画像は6個の画像
領域(以下,「分離領域」と呼ぶ。)R1〜R6に分離
される。各分離領域R1〜R6には1から6までのシス
テム色番号Nsがそれぞれ割り当てられている。このシ
ステム色番号Nsは,各単位ランレングスデータDri
のシステム色データDscとして登録される(図5)。
なお,各分離領域に割り当てられる番号をシステム色番
号と呼ぶのは,この番号が制御演算装置4(「システ
ム」)によって自動的に与えられる番号であり,色を表
わす番号としても使えるからである。例えば,領域分離
された版下画像をカラーモニタ10に表示する際に,各
システム色番号Nsを互いに異なる色に対応させること
によって,各領域R1〜R6を互いに異なる色で表示す
ることができる。
【0017】領域分離処理は,例えば次のようにして行
なう。図7は,領域分離処理に用いる処理ウインドウW
を示す図である。斜線を施した画素Paは処理の対象と
なっている画素を示し,他の画素Pb〜Peは画素Pa
の周辺画素である。
【0018】この処理ウインドウWを主走査方向Yに沿
って副走査方向Xの小さい方から順次移動させていく。
そして,画素Paが例えば黒色の時,周辺画素Pb〜P
eに黒色の画素がない場合には,画素Paに新たなシス
テム色番号Nsを割り当てる。一方,周辺画素Pb〜P
eのいずれかが黒色の画素である場合には,すでにその
黒色の周辺画素に割り当てられているシステム色番号N
sを,画素Paのシステム色番号Nsとする。
【0019】処理対象の画素Paが白色の場合も同様で
ある。ただし,画素Paが白色の場合,斜め方向に隣接
する画素Pc,Peが白色で他の画素Pb,Pdが黒色
であるときには,画素Pc,Peと処理対象の画素Pa
とに異なるシステム色番号Nsを割り当てる。このよう
にすることにより,白色の画素が斜め方向にのみ隣接し
ている場合には,これらの画素が互いに異なる領域を形
成していると認識される。こうすれば,黒色の独立した
領域と白色の独立した領域とが互いに交差しているよう
な領域分離を避けることができる。
【0020】このように,処理ウインドウWを移動さ
せ,独立した各領域に順次異なるシステム色番号Nsを
与えていく過程において,同一の領域に2つ以上のシス
テム色番号Nsが与えられる場合がある。図8ないし図
11は,このような場合の処理の手順を示す説明図であ
る。
【0021】まず,版下画像は,図8に示すように黒色
の領域Raと,この領域Raによって互いに分離された
3つの白色の領域Rb,Rc,Rdとで構成されている
ものとする。処理ウインドウWを主走査方向Yに沿って
副走査方向Xの小さい方から順次移動させて行くと,図
9に示すように,各領域Ra〜Rdに互いに異なるシス
テム色番号Nsが割り当てられていく。
【0022】図9において,各画素内に書込まれている
数字は,その画素に割り当てられたシステム色番号Ns
を示す。また,数字が書込まれていない画素は,まだシ
ステム色番号Nsが割り当てられていないことを示す。
図9に示されているように,黒色の領域Raには,シス
テム色番号Ns=2が割り当てられた画素と,Ns=4
が割り当てられた画素とが存在する。処理ウインドウW
が図9の位置にきたとき,処理対象画素Paに隣接する
画素のうち,画素Pbのシステム色番号Nsの値は2で
あり,画素PdとPeのシステム色番号Nsの値は4で
ある。この場合は「Ns=2とNs=4とが同一のシス
テム色を表わすこと」を補助メモリ12に一時的に記憶
しておき,処理対象画素Paには小さい方のシステム色
番号Ns=2を割り当てる。これを図8の全画素に対し
て行なうと,図10のシステム色画像(システム色で塗
り分けられた画像)および図12の同一システム色テー
ブルISTが得られる。
【0023】同一システム色テーブルISTは,システ
ム色番号Ns=2とNs=4とが同一のシステム色を表
わしており(すなわち,同一の画像領域に割り当てられ
ており),またNs=5とNs=6も同一のシステム色
を表わしていることを示している。なお,この同一シス
テム色テーブルISTは補助メモリ12に収納されてい
る。
【0024】次に,制御演算装置4は補助メモリ12に
記憶されている同一システム色テーブルISTを参照し
て,同一の画像領域内にあるにもかかわらず,異なるシ
ステム色番号が割り当てられている画素に対して,共通
のシステム色番号(例えば同一システム色番号のなかで
最も小さいシステム色番号)を割当て直す処理を,図1
0の画像に対して行なう。その結果として,図11のよ
うに,すべての領域Ra〜Rdに互いに異なるシステム
色番号Nsが1つずつ割り当てられた画像が得られる。
【0025】なお,以上の説明は,ピクセル画像に対す
る処理について行なったが,図5のようにランレングス
圧縮された画像データで表わされる画像に対しても同様
に処理できる。ランレングス圧縮された画像データに基
づいて領域分離処理を行なう場合には,隣接する2本の
走査線のランレングスデータが読み出される。2本の走
査線のうち,座標原点に近い走査線上に図7の処理ウィ
ンドウWの左側の周辺画素Pc,Pd,Peが存在し,
2本目の走査線上に周辺画素Pbと処理対象画素Paが
存在するものとみなされる。
【0026】そして,2本の走査線のランレングスデー
タを同時に調べてゆき,1本目の走査線において,分離
領域の境界(すなわちランレングスの境界)が画素Pc
とPdとの間,または,画素PdとPeとの間にきたと
きに,上述の方法と同様に,周辺画素Pb〜Peの色と
処理対象画素Paの色とを比較して,処理対象画素Pa
のシステム色番号を割り当てる。また,2本目の走査線
上において,周辺画素Pbと処理対象画素Paとの間
に,分離領域の境界がきたときにも,同様にして処理対
象画素Paのシステム色番号を割り当てる。
【0027】こうして,常に2本の走査線上のランレン
グスデータを比較しながらシステム色番号を割り当てて
ゆくことにより,ランレングス圧縮された画像データに
基づいて,領域分離処理を行なうことができる。
【0028】上記の領域分離処理を行なうことにより,
図3の版下画像の各領域が互いに分離されるとともに,
単一の領域内の画素には,同一のシステム色番号Nsが
割り当てられる。この結果,各領域R1〜R6に,シス
テム色番号Nsが1から6まで順番に割り当てられる。
このようにして求められたシステム色番号Nsは,各単
位ランレングスデータ内のシステム色データDsc(図
5)に書き込まれる。そして,そのランレングスデータ
Drは,画像メモリ3に供給され格納される。
【0029】制御演算装置4は,システム色番号Nsと
表示色(この場合は黒または白)との対応を示すシステ
ム色テーブルを作成し,これをシステム色テーブルメモ
リ6に格納する。図13(a)はこのシステム色テーブ
ルSCTを示す概念図である。システム色テーブルSC
Tはシステム色番号Nsと表示色番号Ndとから構成さ
れている。Nd=0は白色,Nd=1は黒色を示してい
る。
【0030】ステップS5では,オペレータが処理対象
となる領域を指定するため,版下画像上で指定点の位置
を指定するとともに,処理対象となる領域の色(対象
色)を指定する。このとき,まず領域分離された版下画
像が,カラーモニタ10上にモノクロで表示される。
(システム色番号Nsを用いてカラーで表示してもよ
い。)オペレータはカラーモニタ10を見ながらマウス
5を移動させて図14に示すように指定点PS(Xs,
Ys)の位置を指定する。指定点PSは白丸で示されて
いるが,実際には「x]マークなどで表示されるように
してもよい。
【0031】オペレータは指定点PSを指定するととも
に,黒色を対象色として指定し,黒色の領域が処理対象
となることを指定する。これは,例えばカラーモニタ1
0上に表示された白と黒の一方を選ぶメニューのうち,
黒の選択枝をマウスなどを用いて指定する。この結果,
版下画像内の黒色の領域R2,R4,R6のうちで,指
定点PSの近傍エリア(近傍エリアの求め方は以下に詳
述する。)に含まれる領域が指定領域となる。
【0032】ステップS6では,以下に詳述するよう
に,制御演算装置4の演算処理によって近傍エリアが決
定されるとともに,近傍エリアに少なくとも一画素含ま
れる対象色の領域が指定領域として特定される。図15
はステップS6の処理手順を示すフローチャートであ
る。ステップS61では,指定点PSを中心とする正方
形であって,対象色を有する領域R2,R4,R6のい
ずれかに接する正方形(以下,「近傍矩形」と呼ぶ。)
SCを求める(図14)。図16は指定点PSの周囲の
画像を拡大した図である。近傍矩形SCの一辺の長さは
(2w+1)画素であり,以下の処理では,この約1/
2の長さw(以下,長さwを「1/2幅」と呼ぶ。)に
基づいて演算処理が行なわれる。
【0033】図17はステップS61の処理手順をさら
に詳細に示すフローチャートである。ステップS611
では,1/2幅wの初期値wiが決定される。初期値w
iは指定点PSから版下画像BCの周辺までの4つの距
離Xs.Ys,(Xmax−Xs),(Ymax−Y
s)のうちの最大値として定義される(図14参照)。
【0034】ステップS612ではラインカウンタnと
ラインカウンタフラグFとを0に初期化する。ラインカ
ウンタnは,副走査方向Xの位置を示すカウンタであ
り,指定点PSの位置でラインカウンタnの値が0にな
るように定義されている。指定点PSよりも原点Oに近
い副走査位置ではラインカウンタnの値がマイナスにな
り,指定点PSよりも原点Oから遠い副走査位置ではプ
ラスになる。ラインカウンタフラグFは,ラインカウン
タnがゼロまたはマイナスの走査線位置について処理が
行なわれている場合に0となり,プラスの走査線位置に
ついて処理が行なわれている場合には1となるフラグで
ある。
【0035】ステップS613ではラインカウンタnで
示される副走査位置の走査線上において,(Ys−w)
から(Ys+w)の範囲内に対象色の画素が存在するか
否かが調べられる。言い換えれば,指定点PSを中心と
して1/2幅wの範囲に対象色の画素があるか否かが調
べられる。ステップS613の結果がYesの場合に
は,ステップS614において対象色の画素の中で,指
定点PSと最も近い画素の座標Ynを求める。そして,
1/2幅wの値を|Ys−Yn|で置き換える。ステッ
プS613では指定点PSを中心として1/2幅wの範
囲にある対象色の画素の存在を調べたので,|Ys−Y
n|の値は1/2幅wよりも常に小さい。従って,ステ
ップS614では1/2幅wの値がより小さな値に更新
されている。
【0036】ステップS615では,ラインカウンタn
の値の絶対値|n|と1/2幅wとが比較される。|n
|<wの場合には,次の走査線において,より小さな1
/2幅wが求められる可能性がある。そこで,ステップ
S616を実行してラインカウンタnの値を1つ増加さ
せ(または1つ減少させ),これによってラインカウン
タnの値を次の走査線位置に合わせる。そして,ステッ
プS613以下の処理を再度実行する。なお,ステップ
S613において(Ys−w)から(Ys+w)の範囲
内に対象色の画素が存在しない場合(ステップS613
の結果がNoの場合)には,ステップS614を省略し
てステップS615を実行する。
【0037】ステップS615においてw≦|n|であ
れば,その方向(ラインカウンタnのマイナス方向また
はプラス方向)において,より小さな1/2幅wが求め
られる可能性がない。そこで,次のステップS617に
移行する。
【0038】ステップS617において,ラインカウン
タフラグFがゼロであれば,引き続きラインカウンタn
がプラスの走査線についての上述の処理を行なう。すな
わち,ステップS617でラインカウンタnとラインカ
ウンタフラグFとを1に設定し,ステップS613〜S
616の処理を実行する。
【0039】こうして,ラインカウンタnの値がゼロ,
マイナス,およびプラスの走査線についてステップS6
13〜S616の処理を順次実行し終わった時点におい
て,近傍矩形SCの1/2幅wが決定されている。言い
換えると,近傍矩形SCが決定されている。
【0040】図15に戻り,ステップS61で以上のよ
うに近傍矩形SCが決定されると,ステップS62にお
いて1/2幅wがその初期値wi(ステップS611で
設定された値)と比較される。w=wiの場合には,近
傍矩形SCが存在しなかったことを意味するので,この
指定点PSについての処理を終了し,図2のステップS
9に移行する。
【0041】一方,ステップS62でw≠wiの場合に
は,ステップS63で1/2幅wが0に等しいか否かが
調べられる。w=0の場合には,指定点PSの画素が対
象色になっているので,その画素を対象画素として決定
し,その座標を補助メモリ12に記憶する。なお,対象
画素の座標の利用の仕方については,さらに後述する。
一方,ステップS63においてw≠0の場合には,ステ
ップS65以下の処理が実行される。
【0042】ステップS65では,近傍矩形SCに基づ
いて近傍エリアが決定され,近傍エリア内において対象
色の画素の存在が調べられる。近傍エリアは,図16に
示すように,近傍矩形SCと,近傍矩形SCの外接円C
Cとに挟まれた4つの領域要素C1〜C4で構成されて
いる。図18は近傍矩形SCと近傍エリアC1〜C4と
を拡大して示す図である。各近傍エリアC1〜C4内の
画素位置は,それぞれ次のように算出される。
【0043】近傍エリアC1:このエリア内の画素の副
走査座標Xは数式1の範囲で与えられ,主走査座標Yは
副走査座標Xに依存して数式2の範囲で与えられる。
【数1】
【数2】 なお,演算子Numは括弧内の数値の整数をとる演算を
表わす。近傍エリアC2:このエリア内の画素の副走査
座標Xは数式3の範囲で与えられ,主走査座標Yは副走
査座標Xに依存して数式4の範囲で与えられる。
【数3】
【数4】 近傍エリアC3:このエリア内の画素の副走査座標Xは
数式5の範囲で与えられ,主走査座標Yは副走査座標X
に依存して数式6の範囲で与えられる。
【数5】
【数6】 近傍エリアC4:このエリア内の画素の副走査座標Xは
数式7の範囲で与えられ,主走査座標Yは副走査座標X
に依存して数式8の範囲で与えられる。
【数7】
【数8】
【0044】ステップS65では,上記数式1〜数式8
に従って近傍エリアC1〜C4内の画素の座標を算出
し,その座標の画素であって,かつ,ステップS5で指
定された対象色を有する画素PP(図16参照。以下,
「対象画素」と呼ぶ。)を検索する。ランレングスデー
タDrは主走査方向Yに沿ったランレングスを表わすデ
ータなので,上述のように副走査座標Xごとに主走査方
向Yに沿って検索をおこなえば,効率よく検索を行なう
ことができるという利点がある。
【0045】ステップS66で対象画素PPが検索され
ると,ステップS67においてその対象画素PPの座標
を補助メモリ12に記憶しておく。そして,ステップS
68で検索の続きを実行する。こうして,ステップS6
6〜S68を繰り返し,近傍エリアC1〜C4内のすべ
ての画素について対象画素であるか否かが調べられ,対
象画素である場合にはその座標が補助メモリ12に記憶
される。この結果,領域R6の画素のうちで近傍エリア
C1内にある画素の座標が補助メモリ12に記憶される
ことになる。なお,上記のように,まず近傍矩形を決定
し,次に近傍エリア内を検索して対象画素を特定する処
理は,特にランレングスデータに基づいたデータ処理に
適している。すなわち,指定点PSに最も近い対象色の
画素を画像上で検索するよりも,上述のようにして対象
画素を検索する方がランレングスデータの処理が容易で
あり,処理を早く行なうことができるという利点があ
る。
【0046】図2に戻り,ステップS7では指定領域
(ここでは領域R6)を,一様に塗りつぶすための表示
色(例えば赤色)をオペレータが指定する。これは,例
えば表示色のメニューをカラーモニタ10上に表示し,
マウス5を用いて多数の表示色の内から1色を選択する
ようにすればよい。
【0047】ステップS8では,制御演算装置4が,シ
ステム色テーブルメモリ6に記憶されているシステム色
テーブルSCTの表示色番号Ndを書き換える。このた
め,まず,制御演算装置4は,画像メモリ3から対象画
素を含む単位ランレングスデータを読み出す。
【0048】図16の下部に対象画素PPを含む単位ラ
ンレングスデータDrpを示している。対象画素PPは
領域R6に属するので,単位ランレングスデータDrp
中のシステム色データDscの値は6となっている。制
御演算装置4は,このシステム色データDscの値
「6」と,ステップS7で指定された表示色(赤色)に
対応する表示色番号(ここではNd=3とする。)に基
づいて,システム色テーブルSCT(図13(a))を
書き換える。すなわち,システム色番号Ns=6に対応
する表示色番号Ndの値を「3」に書き換える。図13
(b)は,このようにして書き換えられたシステム色テ
ーブルSCTaを示す。また,以上と同じ処理を他の対
象画素についても繰り返す。このようにして得られたシ
ステム色テーブルSCTaは,システム色テーブルメモ
リ6に再び書き込まれる。これによって,実質的に,領
域R6が指定領域として指定されるとともに,指定領域
の色づけ処理が行なわれたことになる。
【0049】ステップS9では,他に色づけ処理すべき
領域があるか否かをオペレータが判断し,あればステッ
プS5に戻り,無ければ処理を終了する。以上の処理に
よって,版下画像内の領域R6を赤色に色付けする処理
が終了する。オペレータは,領域R6を指定領域として
指定する際に,指定領域R6内の1点または指定領域R
6近傍の1点の位置と,対象色との2つのパラメータを
指定するだけでよいので,容易に指定を行なうことがで
きるという利点がある。
【0050】なお,ステップS8におけるシステム色テ
ーブルの書換え処理において,領域R6内にある多数の
対象画素について処理を行なってもシステム色テーブル
は図13(b)のままである。このことから,ステップ
S8の処理はすべての対象画素について行なわず,指定
領域R6についてシステム色テーブルの書換えを一度行
なった後は,同じ領域R6に含まれる対象画素について
システム色テーブルを書き換えないようにしてもよい。
【0051】また,次のように処理すれば,さらに簡便
となる。すなわち,ステップS6で対象画素の座標値を
補助メモリ12に記憶する際,各対象画素のシステム色
番号も同時に記憶する。すべての対象画素の座標を記憶
した後に,同一のシステム色番号の対象画素については
1つの画素位置のみを残してすべて消去する。この処理
を加えれば,指定領域として特定された一つのシステム
色番号領域に対して,一つの座標値が抽出されることと
なり,処理効率が向上する。なお,上記の変形の代わり
に,対象画素を検索する際に,それ以前に対象画素が見
いだされた領域についての検索を省略するようにしても
よい。
【0052】色付けがされた画像はつぎのようにしてカ
ラーモニタ10に表示される。まず,画像メモリ3内に
格納されているランレングスデータDrがピクセルデー
タ変換装置7に与えられ,画素ごとの画像データに変換
される。ただし,ランレングスデータDrは,色を表わ
すデータとしてシステム色データDsc(図5)しか含
んでいないので,変換された画像データも色を表現する
データとしてシステム色データ(システム色番号)を有
している。この画像データはピクセルデータ変換装置7
から表示画像メモリ8に与えられる。一方,システム色
テーブルメモリ6からは,システム色テーブルSCTの
内容が表示画像メモリ8に与えられる。すなわち,シス
テム色番号Nsと表示色番号Ndとの対応を示すデータ
が与えられる。この結果,表示画像メモリ8には,各画
素ごとに表示色番号Ndを表わす画像データが記憶され
る。
【0053】表示画像メモリ8に記憶された画像データ
がカラーパレット9に与えられると,カラーパレット9
は,表示色番号Ndに対応した色を表現するためのR,
G,Bの各色の輝度信号を画素ごとに求めて,これをカ
ラーモニタ10に供給する。この結果,カラーモニタ1
0上には表示色番号Ndで表現された色で各領域が色付
けされた画像が映し出される。
【0054】以上のように,領域R6を指定するには,
1つの指定点の位置と,対象色との2つのパラメータを
指定するだけでよいので,容易に指定を行なうことがで
きるという利点がある。特に,指定点が偶然にピンホー
ルになっている場合にも,指定領域をうまく指定できる
という利点がある。
【0055】また,図19に示すように,細線TL1を
指定する際にも細線TL1上を正確に指定する必要がな
く,細線TL1に近い一点PSaを指定すればよいので
指定が容易である。さらに,2本の細線TL1,TL2
が並んでいる場合に,その中間の一点PSbを指定すれ
ば,その近傍エリア内に2つの細線TL1,TL2の画
素が含まれるようになるので,2本の細線を同時に指定
できるという利点もある。
【0056】C.変形例 なお,この発明は上記実施例に限られるものではなく,
その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において
実施することが可能であり,例えば次のような変形も可
能である。
【0057】(1)上記実施例では,ステップS4にお
いて領域分離処理を行なっていたが,領域分離処理を省
略してもよい。領域分離処理を行なわない場合には,図
2の代わりに図20に示す手順に従って処理が行なわれ
る。図20の手順は,図2の手順のステップS4を省略
し,ステップS8をステップS8aに変更したものであ
る。ステップS8aでは,対象画素に連結する画素であ
って,対象色を有する画素(すなわち指定領域内の画
素)を指定色で塗りつぶす。このようにすれば,領域分
離処理を行なわなくても指定領域の塗りつぶしをするこ
とができる。ただし,上記実施例のように領域分離処理
を行なえば,システム色テーブルを書き換えるだけで指
定領域の表示色を一度に書き換えられるという利点があ
る。
【0058】(2)指定領域に対して行なう処理は,色
づけ処理に限らず,他の画像処理であってもよい。例え
ば,指定領域に対して太らせ処理や細らせ処理を施すよ
うにしてもよい。太らせ処理や細らせ処理については,
例えば特開平1−181279号公報や,電子技術総合
研究所研究報告,第835号第25頁〜第64頁(昭和
58年9月)などに開示されている。
【0059】(3)上記実施例では,近傍矩形を正方形
としていたが,正方形に限らず,所定の形状の矩形(2
辺の比が定まった矩形)で近傍矩形を形成してもよい。
【0060】(4)上記実施例では,1つの対象色と1
つの指定点をステップS5で指定していたが,1つの対
象色と複数の指定点を指定し,複数の指定点の近傍でそ
れぞれ指定領域を特定するようにしてもよい。図21
は,この場合の処理手順を示すフローチャートである。
この処理手順は前述したステップS5とS6の処理を変
形したものであり,図2のフローチャートの場合にはス
テップS3とステップS7の間に挿入され,図20のフ
ローチャートの場合にはステップS4とステップS7と
の間に挿入される。
【0061】図21の手順では,まずステップS51で
対象色を指定した後,ステップS52で指定点を1つ指
定し,ステップS6で近傍エリアの決定と対象画素の検
索を行なう。そして,さらに他の領域を指定したい場合
にはステップS53からステップS52にもどり,指定
点を追加して再度ステップS6を実行する。このように
すれば,1つの対象色に対して複数の指定点を指定する
ことにより複数の指定領域を次々と指定できるので,多
数の指定領域を容易に指定できるという利点がある。な
お,ステップS53はステップS52とステップS6と
の間に実行するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の画像領域
指定方法では,1つの対象色と少なくとも1つの指定点
を指定するだけで,指定点に近い対象色の領域を指定領
域として指定できるので,従来に比べて少ないパラメー
タで所望の指定領域を正確に指定することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を適用する画像処理装置の構
成を示すブロック図。
【図2】実施例の手順を示すフローチャート。
【図3】版下画像の一例を示す図。
【図4】ランレングスデータの構成を説明するための説
明図。
【図5】ランレングスデータの構成を示す概念図。
【図6】領域分離処理された画像を示す図。
【図7】領域分離処理のための処理ウインドウを示す平
面図。
【図8】領域分離処理の手順を示す説明図。
【図9】領域分離処理の手順を示す説明図。
【図10】領域分離処理の手順を示す説明図。
【図11】領域分離処理の手順を示す説明図。
【図12】同一システム色テーブルを示す概念図。
【図13】システム色テーブルを示す概念図。
【図14】版下画像内の指定点の一例を示す図。
【図15】ステップS6内の処理手順を示すフローチャ
ート。
【図16】近傍矩形と近傍エリアとを示す説明図。
【図17】ステップS61内の処理手順を示すフローチ
ャート。
【図18】近傍矩形と近傍エリアとを拡大して示す説明
図。
【図19】細線を含む画像上において指定された指定点
の例を示す図。
【図20】この発明の他の実施例の手順を示すフローチ
ャート。
【図21】この発明の変形例の手順を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
BC 版下画像 C1〜C4 近傍エリア CC 外接円 PS 指定点 SC 近傍矩形 R1〜R6 画像領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表すランレングスデータに基づい
    て,前記画像内の一部の領域を指定領域として指定する
    ための画像領域の指定方法であって, (a)画像内の少なくとも一点を指定点として指定する
    とともに,指定の対象となる領域の色を対象色として指
    定し, (b)前記ランレングスデータを処理することによっ
    て,各指定点を中心とする所定形状の矩形であって,前
    記対象色を有する画素に接する矩形を近傍矩形として決
    定し, (c)前記ランレングスデータを処理することによっ
    て,前記近傍矩形と,前記近傍矩形に外接する円とに囲
    まれた領域を近傍エリアとして設定するとともに,当該
    近傍エリアに含まれる前記対象色の画素を対象画素とし
    て特定し, (d)前記対象画素に連結する前記対象色の画素で構成
    される領域を指定領域として特定することを特徴とする
    画像領域指定方法。
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